『Unrequited love』




恋愛って、面倒くさくて嫌いだ。

自分は何もしていないのに、苦しくなったり、泣きたくなったり。

相手に振り回されて、自分のペースを壊されがちで、嫌。

でも、一番嫌いなのは、そんな恋愛にのめり込んでいる自分なのかもしれない…。




初めてあいつに会ったときの第一印象はとにかく小さいということ。
誰かが側にいて守ってやらないと、駄目になっちゃうんじゃないかと思わせる。
そのくらい小さかった。


出来ることなら、俺が守ってやりたかった。
他の誰にも触らせないで。
俺の前でだけ、笑っていて欲しかった。


けどそんな事は許されるはずもなく、
あいつは年上にばかり付いて回っていた。
俺のこの想いなんて気付くはずもなく、
無邪気な笑顔で俺じゃない誰かに笑いかける。

そんなお前が

俺は死ぬほど嫌いだ。

ちっとも俺の気持ちに気付かないお前が

俺は大嫌いだ。

そしてそんなお前を死ぬほど愛してしまっている自分が

一番嫌い。大嫌い。





こんな届かぬ恋心なんて、捨ててしまえたら楽なのに…。










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あとがき兼言い訳

両想いにするか、片思いにするか。
迷った末、二人とも片思いって事にしちゃいました。
一応題名も『Unrequited love』ですしね。
(あ、意味は「片思い」です。)