『甘え上手』
『ねぇニーノ。』
言葉と共に寄り掛かってくる重み。
その重みは決して嫌な物ではないけれど。
翔君と松本、そして相葉さんの居ない嵐の楽屋。
きっと多分自分の相手をしてくれる人が居なくて。
淋しくなって俺の所へ来たんだろうけれど。
この人に構って、翔君に睨まれたり、松本に拗ねられたり。
そんな近い未来のヴィジョンが手に取るように見えてくるから。
だから無視。
『…ニノってばーっ。暇だよー。』
自分の頭を俺の肩にグリグリと押し付けてくる大野さん。
その姿が闘牛の牛みたいで少し笑えた。
「大野さん、頭グシャグシャになっちゃうじゃん。」
手で、その頭を止めようとしてみる。
すると大野さんは構ってもらえたことが嬉しいのか、
頭をさらに肩に押し付けてくる。
「もう訳分かんないよ、この人(笑)」
呆れて、笑うことしかできないや。
最近面白すぎだよ。
「ほら、もういい加減に止めなさいって(笑)」
そう言って大野さんの肩に手を掛けた。
その時。
『……ニノ…何してんの…。』
最悪のタイミングで松本が楽屋に帰ってきた。
「え…おい、誤解するなよ?俺はただ…」
『…別に言い訳なんか聞かない。』
「ちょっ…;大野さん、松本説得してよ;」
『翔君のトコにお迎え行ってこよーっと。』
「えぇっ?ちょっ、ちょっと大野さん?!」
撮影が終わったことを知った大野さんはさっさと翔君の元へ行ってしまった。
それ以後、松本は俺を無視し続け、
結局俺はその日一日中、松本の機嫌を必死にとっていた。
はぁ…
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あとがき兼言い訳
ニノ智を書いてみよう!という挑戦の姿勢を見せたのは私にしては珍しい。
でも見事撃沈。
最終的には翔智とニノ潤じゃんって話;
もうちょっと練習したいです、ニノ智。
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