夜空





夜空は好き。
ニノと初めてのデートは夜空の中の小さな公園。
春なのに寒くて、小さなベンチで寄り添って座って。
ニノと初めてのキスをした。
だから思い出深い・・・夜空。
星が綺麗で、月も俺たちを優しく見つめてた。

「ニノ〜。今日デートしよ!」
「ダルイ・・・」
「最近ニノ冷たい・・」
「俺は冷たくないけど、体温36°あるから」
「・・・そう言うことじゃなくて。態度が!」
「普通・・・」

『そう言うところが冷たいのに』小さな溜め息をついて、心の中でグチった。
最近、本当に冷たい。
何かあるとすぐ『相葉ちゃん、相葉ちゃん』って言ってるし。
俺はなに?
ニノのなに?
欲望を満たすだけの道具?
俺はあんたのいったいナニ________

「相葉ちゃんって可愛いね」
「・・・可愛いね」
「俺より可愛い?」
「松潤の方が可愛いよ・・」
「本当に?」
「たぶん」

たぶんって何だよ!
ニノって良くわかんない・・・
俺の事好きなのかも。

「たぶんは答えじゃない!」
「はいはい」
「ニノの馬鹿!」

そう言って楽屋を飛び出してしまった。
今はPM9:00をまわってる。
春だけど夜は冷える。
俺は体を震わせながら、あの公園に向かった。



小さな公園はあの日のまま・・・
こんな時間に人はいない。
俺の目に映ったのは、小さなベンチ。
俺はベンチに座った。
あの日なら、隣が暖かかった。

『寒いね』

って言うと

『寒いね』

って返事が返ってきて。
それから抱きしめられて・・・キスをした。
俺とニノの初めてのキス。
ずっとニノの腕の中で暖かかった。





でも今は?





今は俺の隣はいない・・・

『寒いね』

って言っても返事が返ってこない。
楽屋を飛び出したのは俺なのに・・・




何でこんなに会いたいの?


抱きしめて欲しい。


今すぐ声が聞きたい。





「ニノ怒ってるかな〜」

でも今すぐ声が聞きたくて、怒られるって分かってたけど電話した。

『・・・もしもし』
『・・・・・』
『松本だろ。何か用?」
『声が聞きたかった・・・』
『・・・今相葉ちゃんと忙しいから』

俺の耳に残るのは受話器から聞こえる機械音。
少しでも話がしたかった。
あの日みたいに『好きだよ』って囁いて欲しかった。

「ニノぉ〜〜」

我慢してたのに、涙が出てきた。
絶対泣かないって決めてたのに・・・

「ニノ・・が・・・ヒック・・好き・・・だか・ら」

俺の声は闇に飲み込まれた。
返ってくる返事もない。



俺の想いも夜空の中へ・・・



月だけは変わらず・・・優しく俺を見つめてた。













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感謝の気持ち

海斗様より頂きました、ニノ潤です。
無理を言って書いてもらい、無理を言って展示させてもらっちゃいましたw
私は逆立ちしても書けないですよっ。(するな)
本当にありがとうございましたw(感謝)