助成金交付団体訪問録(H20)    

   
きらめき財団では、平成20年度に助成金を交付する団体へ訪問し、その活動に参加させていただき、助成事業が適正に行われているかを確認調査しています。平成19年度より継続して交付する団体の訪問も掲載しています。※ 平成19年度の訪問については|こちら|をご覧下さい。

1 ふれあいの森なんでも工房(周南市) 2 萩まちづくりネットワーク (萩市) 3 NPO法人こどもステーション山口 (山口市)
4 シンクロナイズネット (山口市) 5 地域支援ネット「かぜ」(下関市) 6 埴生自治会協議会(山陽小野田市)
7 椹野川流域通貨・連携促進検討協議会(山口市)



  椹野川流域通貨・連携促進検討協議会(H19年度まちづくりファンド助成事業)が巨大大内人形モニュメント「フシノのお殿様」の完成披露除幕式を行われました!

 8/4(月)、JR山口駅に設置された巨大大内人形モニュメント「フシノのお殿様」の完成披露除幕式が行われました。これは、椹野川流域通貨・連携促進検討協議会が平成19年度に県民活動まちづくりファンドで助成を受けて作製されたものです。(作製の経緯等については|こちら|に詳細を載せております。)
作製の進捗状況についてはその都度、写真やメールで伺っておりましたが、平成20年8月に約7ヶ月間の製作期間を経て完成されました。山口では7月から「ディスティネーションキャンペーン」が行われており、夏休みでたくさんの人が訪れるよい時期にお披露目となりました。
 除幕式では、田村会長より、このモニュメントが山口市の大内文化の景観形成の一助となり、椹野川流域交流及び観光や文化のシンボルとして末永く市民に愛されてほしいとの挨拶があり、その後来賓の方によって一斉に紐がひかれ、美しい大内人形が登場しました。
 この大内人形は直径約150センチの木材を組み合わせた球形型で、材料は椹野川流域の間伐材を一部使用して製作されています。
 「フシノのお殿様」と名づけられたこのモニュメントが、山口駅を訪れるたくさんの人へ、山口の歴史、文化のすばらしさを伝えるきっかけとなることを期待しています。
 皆さんもぜひ一度「フシノのお殿様」に会いに行ってみてください。 (担当:森永) 


 



  埴生自治会協議会(スタートアップ助成事業)が第13回埴生ふるさと夏祭り会場にて埴生芝居を公演されました!

 8/2(日)、山陽小野田市埴生の糸根神社にて、第13回埴生ふるさと夏祭りが開催され、その会場で埴生自治会協議会による「埴生芝居」の復活公演が行われました。
 埴生自治会協議会は、平成19年度にまちづくりファンド助成事業に採択され、祭り舞台を製作されました。(※ この記事については|こちら|に詳細を載せております。)この舞台の設置は昭和51年以来中断している埴生芝居の復活のために欠かせないものであり、かつての埴生地域の賑わいを取り戻す起爆剤となることが期待されています。今年度のスタートアップ助成事業で埴生芝居の継続資金(小道具の作製費、歌舞伎ゼミナール受講による研修等)を申請され、採択されました。
 このたび埴生地区の夏祭りで、この埴生芝居復活の最初の公演が行われました。来場者の声を聞いていると、この芝居の復活を喜び、公演に期待し楽しみにされている様子が伺えました。芝居は午後7時20分より開演。この日の演目は「白浪五人男」でした。会員が数十年ぶりに練習し、衣装を身につけて芝居をされたということで、会場は大いに盛り上がり温かい拍手につつまれていました。マイクの故障で口上がよく聞き取れないところもありましたが、演じ手の方の熱意が伝わってきたように思います。
 今後も継続してこの伝承活動を続けられ、演技のクオリティをますます高めていただくとともに、地域を巻き込んだ新たな「埴生芝居」がスタートされることを期待しています。 (担当:森永)




 



  地域支援ネット「かぜ」(ジャンプアップ助成事業2年目)主催の きらきら輝く子ども元気塾in美和 に参加しました!

 7/19(土)〜21(月)、岩国市美和町の旧長谷小学校にて、地域支援ネット「かぜ」主催の「きらきら輝く子ども元気塾in美和」が開催されました。
 地域支援ネット「かぜ」は県民活動ジャンプアップ助成事業2年目の団体で、岩国市美和町地域と下関市豊田地域で、「自然学校」を開校したり、わんぱく塾、チェーンソーアートを楽しむ会など、「自然と歴史を活かしたまちづくり」を推進する事業を行っておられます。
 今回参加したこの企画は今年で2回目の開催。岩国市や広島市等の都市圏から過疎地域へ交流人口を呼び込もうという一面もあります。休校の旧長谷小学校を活用し、地元のふるさとづくり推進協議会や食生活改善推進協議会、老人クラブ、高校生ボランティア等の協力を得ながら、子ども達に2泊3日の体験合宿塾
を行い、「生きる力」を育みます。
 この子ども元気塾の目的は、子ども達の体力、集中力を養うこと。カヌーや川くだり、夜のネイチャーゲーム等で体力を養い、「雨ニモ負ケズ」の朗唱や岩国寿司体験、竹細工づくりで
集中力を身に付けました。参加者は子ども達44名とスタッフ28名、保護者を合わせると100名を超えていました。閉校式では全員で「雨ニモ負ケズ」を堂々と朗唱。3日間の成果を披露し、保護者を感動させていました。
 子ども達が3日間、事故も怪我も病気もなく、「自信」と「体力」を身に付けて日常に戻っていけたのは、スタッフの方の大変な労力があってこそ。
スタッフ間での濃いミーティングや、連携の強化が今回の事業を成功に導いたのだと感じました。年々進化するこの企画。来年が楽しみです。 (担当:重村)





カヌー体験では子ども達の生き生きとした姿が印象的でした。



 シンクロナイズネット(ジャンプアップ助成事業3年目)主催の総会、記念講演、パネルディスカッションに参加しました!

 6/15(日)、山口市湯田温泉のカリエンテ山口にて、シンクロナイズネット主催の平成20年度総会及び記念講演&交流会が開催されました。(参加者は約100名)
 シンクロナイズネットは、民間と行政がシンクロナイズ(同調)し、お互いのパートナーシップを大切にしながら男女共同参画社会の実現を目指すことを目的として活動を行っている団体です。会員は、県内全域で様々なボランティア活動、NPO活動等を行っていらっしゃる実践家の方が多く、シンクロナイズネットという組織を通して、それぞれがそれぞれの立場で「男女共同参画」について考え、取り組まれている様子が伺えました。
 記念講演では内閣府男女共同参画局長の坂東久美子氏が、「男女共同参画社会の実現に向けて〜ワーク・ライフ・バランスの推進を中心に」という演題で、現代社会におけるワーク・ライフ・バランスの重要性を述べられました。ワーク・ライフ・バランスとは耳慣れない言葉ですが、これは「仕事と生活の調和」という意味で、「全ての個人が働きながら、その能力や個性を発揮し、喜びや責任を分かち合う社会」の基盤となる考え方です。現在の不況にある日本ではなかなか難しい課題ですが、ワーク・ライフ・バランスをとることで仕事の責任をより効果的に果たすことができ、家庭や地域生活においても多様な生き方、暮らし方が選択・実現できます。社会全体の「明日への投資」としてぜひ勧めていかなければならないものです。そのためには一人ひとりがやりがいや充実を感じながら「人間らしく」働くことのできる環境づくりを拡げていかなければなりません。 
 講演の後のパネルディスカッションではこの講演を踏まえた「仕事と家庭・地域活動の調和を目指して」をテーマとしたものでした。ワーク・ライフ・バランスを加味した柔軟な職場環境づくりが、職員の責任感や士気を高め、結果として企業の利益につながるということでした。
 恥ずかしながら、私は今回の総会に参加させていただいて初めて、「男女共同参画」ということについて勉強することができました。女性側だけでなく、男性側にも大きなメリットがある取組みであると同時に、社会全体で考えていかなければならない問題なのだと実感しました。  (担当:森永)











  NPO法人こどもステーション山口(ジャンプアップ助成事業3年目)の「こどもまつり〜あおぞらアート」に参加しました!(5/8)

 4/29(火)、山口市のC・S赤レンガ前公園にて、NPO法人こどもステーション主催の「こどもまつり〜あおぞらアート=シーバルクであそぼう〜」が開催されました。
 NPO法人こどもステーション山口は、子ども達が芸術文化に親しんだり、社会体験や社会参画できるような機会を提供し「豊かな子ども時代」を過ごす環境づくりをすすめている団体です。ジャンプアップ助成事業は今回で3年目。この日は、会員、一般参加者を含め約200名の参加がありました。
 会場のC・S赤レンガの広場では、バルーンアートやミニコンサート、ゲーム等が行われたくさんの子どもや家族でにぎわっていました。その他にも野外アートやシーバルク(農業用透明ビニールシートを張り合わせて円柱やテトラなどの巨大な形に作成し、送風機で中に風を通したもの)も登場し、子ども達は日常では味うことのできない不思議な空間での遊びを楽しんでいました。
 まつりの最後には、集団ゲーム「ひっちゃかめっちゃか」(鬼ごっこをしながらのボディーペインティング)が行われ、公園を走り回って自由にペイントを付け合ったりして楽しみました。日頃室内での遊びが多くなった子ども達にとって、このような遊びは思い出に残る素敵なものとなったと思います。
 プログラム全体を通して、子ども達が自由に生き生きと楽しめるように企画されており、笑い声のあふれるすばらしいイベントとなっていました。 (担当:山下)





 萩まちづくりネットワーク(まちづくりファンド助成事業)のミニイベントパーク「せんぎんごうごう広場」のオープニングセレモニーに参加しました!(5/8)

 5/1(木)、萩市の田町商店街にて、萩まちづくりネットワークが建設したミニイベントパーク「せんぎんごうごう広場」のオープニングセレモニーが行われました。
 萩まちづくりネットワークは、「人にやさしいまち」をテーマに観光客に快適な旅を楽しんでもらえる企画や、こどもの居場所、高齢者の集いの場所となるようなまちづくりを進める様々なイベントを行っている団体です。平成19年度にまちづくりファンド助成事業に採択され、新たなまちおこしのスポットとして、地元住民、観光客が気軽に楽しんでもらえる休憩所、イベントスペース(地元物産品の販売や生鮮品の朝市、お祭り等の催し)を建設されました。5/1に、完成披露のセレモニーが行われたので出席しました。式には萩市長をはじめ、行政、商工会議所、地元市民活動団体、住民の方など約20名が出席されていました。
 今回の助成金で、広場の整備と建物が新たに建設されました。広場は全体に芝生が敷き詰められ、木製のテーブルやイスが所々に設置してあり、立ち寄った方が気軽に休憩できたり、交流できたりするスペースとなっています。建物内にはカフェが出店されており、素材にこだわったドリンクやフード、日用雑貨が販売されています。
 この田町商店街は以前に比べるとシャッターの下りた店が少なくなっているということでしたが、人通りが多いとはいえません。この「せんぎんごうごう広場」で様々なイベントを開催し、田町を盛り上げて行っていただければ・・・と思います。「せんぎんごうごう」とは、萩の方言で「皆で集まってワイワイと楽しく話し合う」という意味だそうです。その名のとおりたくさんの方々の、楽しい笑い声のあふれるスペースとなることを期待しております。 (担当:山下)






  



 ふれあいの森なんでも工房(まちづくりファンド助成事業)の施設完成披露式典に出席しました!(4/24)

 4/20(日)、周南市須々万のふれあいの森にて、ふれあいの森なんでも工房が建設した「食工房棟」とバリアフリートイレの完成披露式典が開催されました。
 ふれあいの森なんでも工房は、周南市のふれあいの森を活用し、「元気な子ども、元気な大人を育む森」をコンセプトに様々な体験学習や交流を行うことで、中山間地域づくり、三世代交流棟で多大な成果を上げているグループです。スタッフは全て無償奉仕によるボランティアで、口コミにより今では年間約7000人の方が訪れています。まちづくりファンド助成事業によって、念願であった地産地消や伝統技術の後継を図る「食工房棟」と多目的に会議や食事、体験工房棟が可能な「交流棟」を建設できることとなり、「全国に自慢できる県民活動拠点施設」としての整備が整いました。
 また、財団の助成とは別に、山口県、周南市からの協力でバリアフリートイレや汚水処理施設、遊歩道も建設でき、今回のお披露目となりました。
 食工房のログハウスはボランティアの当会会員のみで建設されたとのことでしたが、それと感じさせないぐらいに立派なものでした。室内の器具等はこれから充実させていくとのことです。また、新たに建設された遊歩道を散策しましたが、花も多く咲いており、車椅子の人でも十分に楽しめるすばらしいものでした。
 このようなすばらしい施設の充実は、会員の方々の無償による地道な力があってこそのものだと感じました。今後の、中山間地域づくりの先進的な活動に大いに注目していきたいです。  (担当:山下)