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第3話 飛行機までの道のり lastupdate 24/OCT/1998
手荷物検査及びボディーチャックは無事終了。搭乗券ホルダーに書かれた39番搭乗口を目指した。
しかしここでちょっと問題があった。いつも利用している航空会社に乗るのと同じつもりで搭乗口39番を探したのだが、見つからなかったのだ。
おかしいなと思いながら、いま来た道を戻ってみると搭乗口39番の案内があった。なんとフロアが違って1階なのである。
私は羽田から飛行機によく乗る機会があるが、いつも2階(手荷物検査と同じフロア)からボーディングブリッジを使用し飛行機に乗りこんでいた。
もちろん、ローカル線などの飛行機がターミナルビルから飛行機までバスで移動することは知っていたし、この「スカイマーク」にしても同じなのは分かっていた。でも待合室も搭乗口もすべて2階にあるものだと思っていた。1階の存在などいままでに気づいたことがない。
後になって搭乗券ホルダーを見ると、搭乗口までの地図が書いてあることに気がついたが、最初からそんなもの見ていなかった。ただ赤字で書かれた「7時10分までに搭乗口にお越しください」しか気に止めて見ることはなかった。
搭乗口及び待合室が1階であることを、もう少し分かりやすく赤文字で大きく書いてくれるとありがたいなと思う。ほか航空会社の福岡行きを乗る機会が多い人は私のように地図を見過ごす人が多いのではないだろうか?。

(左:1階待合室への階段・右:準備中の搭乗口)
1階の待合室は、バス連絡専用となっており2階の待合室に比べるとかなり小さいし日当たりが悪いためか暗い印象がある。お店もあるが全部仮設ワゴンでの販売だった。私の知らない羽田空港の世界がそこにあった。
39番搭乗口は、またまたこれ以上端はありませんという位置にあり、1日3便の飛行機の時刻が書かれたスカイマーク専用カウンターとなっていた。カウンターではすでにスカイマークの制服を着たお姉さんが2人おり搭乗準備中である。自販機で買った缶コーヒーを飲んでる間に搭乗口前にバスが到着した。
7時5分搭乗口がオープンし、私は1番最初にバスに乗り込んだ。その後続々とスカイマークの搭乗客がバスに乗り込む。バスの車内放送はテープで「スカイマーク福岡行きです」と約30秒おきに繰り返していた。車内はあっと言う間に座席定員を超えたが、それでも続々と乗りこんできて、超満員状態となった。
7時13分扉が閉まり、バスが発車した。いよいよ飛行機との初対面が実現する。
私は羽田空港内をバス移動するのは新ターミナル開業後初めてのことなので、これからのバスのルートに大変興味があった。
バスは飛行機を間近に見ながら500メートルぐらい進んだであろうか、全日空の駐機場と思われるものが見えてきた。奥に10機ぐらいの飛行機が並んでいるのが見える。スカイマークの機体はまたこの1番端っこ、奥まったところにあるのだろうと思っていると、突然バスが右に進路を変えた。
その進路先には湾岸高速を越える橋が見える。バスはなんとターミナルビルもまだない沖合いに向かっているのである。
橋を渡り終えると、そこには先ほどよりももっと広い駐機場があった。ジャンボ機が20機ぐらいは駐機出来そうな場所である。下手な空港よりも大きなスペースである。大きなスペースなので奥がよく見えない、スカイマークの機体はどこにあるのだろう?。バス車内でもその機体を探す人が結構いた。
バスは広い駐機場のど真ん中を右に左に飛行機を眺めながら奥へ奥へ進んでいた。駐機スペースの真中まできたであろうかまわりに飛行機がなくなった。でもその奥にたった1機だけ飛行機が止まっているのが見える。車内から「あれだ」と言う声が聞こえた。
ターミナルからこれ以上遠いところはありません。そんなところにスカイマークの飛行機は止まっていた。
ターミナルを出発して、実に約5分。やっと新聞やテレビで見たディレクTVの広告が描かれた飛行機と対面することが出来た。
第4話「いよいよ機内へ、そして離陸!」につづく
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