北海道の岸田姓


北海道

 
北海道の岸田姓の密度分布:色が濃いほど高密度を示す

北海道の岸田姓の件数は585、密度は1.03件/万人で全国の平均よりもやや高い

檜山地方の熊石、江差に多く、 さらには奥尻・利尻にもみられる。
鳥取、丹後、近江の密集地帯から日本海を北上すると、敦賀、三国、輪島、珠洲、氷見等に分散して岸田の集中があり、明治以前からの北方交易との関連が興味深い。
苗字研究家の森岡浩氏によれば、他の日本海側に多い姓も北前船に伴い蝦夷地に広がっているようだ。
江戸時代後半の江差には能登出身の岸田三飢右衛門、岸田五郎右衛門なる回船業者が存在していた。

岸田三右衛門(-明和2)
 能登正院村(現珠洲市)生まれ。江差九艘川町の在郷商人で、松前藩随一の回船業者である他、鰊漁業初期の仕込親方として在郷一円の生産地を支配していた。屋号は柴田屋で、同家は宝暦から天保年間に12艘の弁財船を運行。
岸田五郎右衛門(寛政3−天保12)
 能登山中(現穴水町)に生まれる。享和3年江差へ渡る。同地の富豪岸田三右衛門方に奉公し、岸田姓の襲用を許されて独立し回船業を営み、約千石の和船7艘有す。屋号は榎屋
(北海道史人名字集,河野常吉,昭和54)(江差町史)

旭川空港のある 東神楽町に集中があり、 網走の南の東藻琴村も密度が高い。 十勝地方にも広範囲に分布している。
東神楽町周辺では明治27年に宮内庁東御料地の貸し下げがあり最初の開拓が始まった。このとき1号北4番の入植者には埼玉県出身の岸田弥太郎の名がある。

札幌市の密度は、0.87で道平均より低く全国平均とほぼ同じになっている。

市町村区別密度ランキング

 1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
市町村名熊石町東神楽町江差町東藻琴村奥尻町浦臼町広尾町利尻富士町足寄町浦幌町
岸田密度
(件/万人)
30.325.117.116.114.99.37.67.57.44.6
件数1614215738483

そのほかの地方での分布はこちら


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Yutaka Kishida
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