2010年の活動報告の詳細


12/11(土)南台・富士見小土曜講座「野鳥をみよう」を支援しました

 参加者13名で北山公園&八国山で「野鳥をみよう」を実施しました。温暖化のせいか例年になく落葉が遅かったため、八国山ではなかなか鳥たちを見つけられませんでした。しかし、北山公園ではセキレイ3種を見ることができ、児童たちも「東村山の鳥ハクセキレイ」をしっかり覚えたようでした。最後に北川でのんびりくつろぐカワセミをすぐ近くで見ることができました。


12/4(土)南台・富士見小土曜講座「野鳥をみよう」を支援しました

 参加者13名で中央公園&空堀川で「野鳥をみよう」を実施しました。中央公園をスタートして間もなく、みんなのすぐ頭の上の樹上で休むゴイサギ(幼鳥)を見つけました。フィールドスコープでドアップで観察し、くちばしやギョロ目の迫力を感じました。空堀川ではカモ類等それなりに見ることができましたが、人気だったのはなぜかこんな所にいたアズマヒキガエルでした。彼は狭山丘陵から流されて来たのでしょうか?



12/4(土)クリスマスパーティー+忘年会

 12月4日(土)の夜、MARU茫々亭で北川かっぱの会のクリスマスパーティー+忘 年会を開催しました。少し寒い風が吹いていましたが、焚火で鳥の丸焼き、スズキのホ イル焼き、豚汁などを楽しみました。約20名の参加で、この1年間の思い出話や狭山 丘陵の生物などについて、囲炉裏や焚火を囲み、夜遅くまで語り合いました。20時過 ぎからは岩崎氏のキーボードや中谷氏のギター、また飛び入りでNPO birthの蜂須 賀氏や梅田さんの弾き語りなど、大いに盛り上がりました。


11/23(祝)八国山緑地懇談会に参加

11月23日に第2回都立八国山緑地懇談会(主催:西武・狭山丘陵パートナーズ)が開かれ、かっぱの会から3名が参加しました。

午前中は現地を視察、西入り口広場から尾根道を通り、二つ池を見て回りました。アズマネザサにより生物多様性が失われつつあること、過去に行った更新伐採の遷移が進んでいること等、参加者が認識を共有しました。また、腰掛ベンチ・泥落とし・駐輪場等の新たな設置について説明を受けました。

 午後は多摩湖ふれあいセンターでワークショップ方式による意見交換が行われました。八国山緑地のコンセプトとして、「歴史・人・自然をつなげる里の道」を目指し、@昔ながらの里山景観への環境整備、A散策コースの整備、を公園づくりの方向性とすることが確認されました。そのための方策として、全員で「歴史・人・自然」コース案(見どころ)を出し合い検討しました。また、ふたつ池周辺の保全のためアズマネザサの伐採、高木の更新、鳥類を主とするサンクチュアリ化について検討しました。
より良い八国山実現のため、参加者全員(一般市民・市民団体・行政等約30人)が前向き・協力的な大変有意義な会議でした。

11/7(日)狭山公園たっちゃん池の魚類等調査と清掃を実施

 11月7日(日)、狭山公園宅部池(通称「たっちゃん池」)の魚類等調査と清掃を実施しました。当日、午前中は曇りがちだったものの午後からは晴れ、絶好の作業日和となりました。参加者も多く、北川かっぱの会以外からも各地の環境団体、明治大や実践女子大、麻布大の学生さん、都庁や東村山市役所の方々、一般の市民ボランティアの方々、そして西武狭山丘陵パートナーズの方々など、総勢約50名で魚類等調査と清掃を行いました。今回は池の水をほとんど抜いた状態での作業を想定していましたが、午前中は残っている水の量も多く、堰堤やボートからの投網を中心に魚の捕獲を行いましたが、池底が泥沼状態ということもあり、思うように魚を捕獲することができない状況でした。午後になり、水位が下がってきた段階で、投網が中心でしたが、大量のコイやゲンゴロウブナが、少し間をおいて大量のオオクチバスを捕獲することができました。しかし、残念ながら捕獲終了時間の15時までに水を抜ききることができず、まだ多くの魚類等が池に残っているところで捕獲作業をあきらめざるを得ませんでした。
 今回の魚類等調査+清掃で思ったことがいくつかあります。@池の水位の管理(作業開始時にどこまで水位を下げるのか)の難しさです。3月の北山公園「しょうちゃん池」の掻い掘り時もそうでしたが、魚類等の生息のため前日までに水を抜きすぎるわけにもいかず、かといって効果的な作業を行っていくためには、作業スタート時の水位も下げておく必要があるところです。この加減がとても難しかったと思います。A排水効率を上げるため、ポンプの吸水口がつまらないようにする工夫がとても重要であると思いました。

技術的な問題のほか、B特定外来種は当然のこととして、どの範囲の魚類等を処分するのか、事前にきっちりとコンセンサスを得る必要があったこと、Cカメ類(特に特定外来種)の捕獲の難しさを感じました。D投網を打てる人が限られていたこと。継続的に調査等を実施していくのであれば、かっぱの会として投網師の養成を行なっていく必要があります。これ以外にも反省会ででたことは多数ありました。
 ともあれ、今回は貴重な体験を得ることができ、北川流域のブラックバス等を防除していくための大きな一歩であったと感じています。今後も北川流域が在来生物あふれる自然度の高い川にするために魚類調査を継続していくこと、関係団体と連携して再度、魚類等調査を行っていくことを視野に入れて活動を行っていきたいと思います。

事故やケガもなく無事終了することができ、参加いただいた皆様に深く感謝いたします。お疲れさまでした。



10/17(日)北川クリーンアップ

秋空に恵まれ、比較的暖かい中で、クリーンアップが実施されました。

今回から集合場所が〔北山小前〕〔精心幼稚園勝陣場橋〕に〔桜並木公園〕が集合場所に加わり、定刻10時よりスタートいたしました。

雨振りが続いたので、川の水量が多かったのですが水は澄んでおり、オイカワ、小鮒等元気に泳いでいる姿が確認できました。

下流の落差口降は、従来にまして深く感じました。クリーンアップ前に、草刈(一部を除き)がしてあったので、全体に作業がスムーズに行われました。

今回は、特筆すべき大型ごみは、工事現場で使用していた一輪車で大変重く引き上げるのに大変でしたが、他には大型のごみは少なかったようです。



 9/11(土)北山小「北川の魚とり」、富士見+南台小「トンボとりと北川の魚」を支援しました

9月11日(土)、2つの土曜講座の支援をしました。

011  北山小土曜講座では、北川魚とりと水底生物観察を行いました。北山小の児童とその保護者、合計20名強で、まだ暑さの残る北川で遊びました。北川かっぱの会からは、岡田と櫻井で支援を行いました。約2時間にわたり、北川ウォークと魚とりを楽しみましたが、モツゴやギンブナ、ドジョウ、オイカワ、トウヨシノボリなどに加え、カマツカを採ることができました。一方、残念ながらオオクチバスも採ることができました。014

009  富士見+南台小土曜講座では、午前中は北山公園でトンボとり、午後は北川で北山小と同様、北川魚とりと水底生物観察を行いました。

9名の参加者に対し、北川かっぱの会からは永島と櫻井、岡田で支援を行いました。トンボとりでは、コシアキトンボ、シオカラトンボ、ウスバキトンボなどをとることができましたが、暑さのためか、アカトンボは皆無でした。午後は北川ウォークと魚とりを楽しみましたが、モツゴやギンブナなどに加え、こちらも残念ながらオオクチバスを採ることができました。015_2

 このところ北川で見かけなかったオオクチバスが合計で3尾も採れたことは注目に値します。北川かっぱの会では、北川流域からオオクチバスなど特定外来生物の防除を目指しています。ここ2年くらい北川でほとんど見かけなくなっていたオオクチバスが再度出現したことから、防除策を再検討していく必要があるのではないかと考えます。ともあれ、参加した皆様方、お疲れさまでした



 8/21(土)東村山市「みどりの楽校」を支援しました

 東村山市みどりの楽校「探検講座」を支援しました。当日は真夏の青空が広がり、子ども約20名、保護者やスタッフなど総勢50名弱で、狭山丘陵の自然を満喫しました。

 東村山市みどりの楽校は、次世代を担う子どもたちに、東村山のみどりの豊かさを体験してもらいながら、環境学習の場を提供するもので、ここ何年かは、北山わんぱく夏まつりの時の「八国山むしとりハイク」、8月に「探検講座」、そして1月に「野鳥観察会」を開催しています。8月の探検講座は、数年前まで1泊2日のキャンプを中心とした講座だったのですが、昨年より、日帰りの講座に衣替えをしています。しかし、日帰りとは言っても内容は盛りだくさんで、朝7時から「八国山虫とり」、「北川魚とり」、「縄文火起こし」、「たき火料理」、すいか割と15時まで目一杯、楽しむことができます。「環境学習」とは言いますが、自然の中で楽しく遊ぶことが学習の原点であるという考え方のもと、子どもも夢中で遊ぶのは当然として、大人も童心に還って遊ぶことができます。

015  八国山虫とりハイクでは、八国山のセミの大合唱の中、虫とりを行いました(写真)。今年は残念ながら、カブトムシは捕れませんでした。

 北川魚とりでは、北山公園親水広場から北山小学校付近まで、川をじゃぶじゃぶ歩きながら手網で魚を捕獲しました(写真)017 。最初は魚の捕り方がわからない子どもも、ガサガサのコツをつかむと、だんだん魚が捕れるようなってきました。今回は保護者を中心に北川の川そうじ(ゴミ拾い)に御協力いただきました。数日前の大雨の影響もあってか、結構ゴミの量が多かったようです(写真)。019

 縄文火起こしでは、火をおこすことができないと、たき火料理ができないため、皆必死に火おこしを行いました。結果的にはうまく火をおこすことができ、無事「たき火料理」の部に移ることができました。022 たき火料理では、竹筒でたく「ごはん」、ローストビーフ、すずきのホイル焼き、豚汁などを皆でつくって食べました(写真)。

 今年は、北川かっぱの会からは、校長として中谷さん、八国山虫とりハイクのチーフとして永島さん、北川魚とりのチーフとして岡田さん、他に松村さん、吉田さんも特別参加、たき火料理のチーフとして三島さん、その他全般的なサポート役として和田さん、岩崎さん、そして清水他、多数の人がサポーターとして参加しました。東村山市みどりと環境課からは、小田課長他3名の方からサポートしていただきました。参加の皆様、暑い中、本当にお疲れさまでした。



 8/1(日)「第15回北山わんぱく夏まつり」を開催しました

 8月1日(日)、第15回「北山わんぱく夏まつり」が開催となりました。昨年の悪天とは打って変わって、晴天の下、今回は約1500人が参加し、楽しい夏のひとときをすごしました。東村山市や市教育委員会、各市民団体、ボランティア(特に実践女子大学君塚先生関係の皆様方)など、多くの方々のご協力を得て、盛況の内に終了しました。関係者の皆様方、本当にお疲れさまでした。

 10時からのオープニングでは、実行委員会の挨拶の後、渡部尚東村山市長も来場され、ご挨拶をいただきました。ありがとうございました。

 以下、各イベント等の報告です。

022 北川ウォーク →例年に比べ、参加者数が多かった(特に午前の部)。子どもたちが楽しく魚とりをしている姿が印象的でした。

ザリガニ釣り →例年とおり、北川や北山公園で親子でザリガニ釣りをしている微笑ましい姿があちこちで見られました。

014 八国山虫とりハイク →昆虫とりをしました。中にはカブトムシをゲットした子もいました。

たいけんの里(火起こし) →火をおこすのが、けっこう大変でした。ボランティアの方々も汗だくでした。

009 北川カヌー遊び →例年どおり、大人気でした。乗船開始後15分で受付を閉め切らざるを得ませんでした。今年は実践女子大学の方々のサポートに助けられました。

008 北山水族館・パネル展示 →例年以上に興味深く見ていただいたと思います。なお、北川で当日採取した魚類調査結果は、環境調査結果のページをご覧ください。

紙芝居 →縄文人が楽しくお話しました。子どもたちが楽しそうでした。007

草笛 →草笛の輪が、あずまやからどんどん広がっていくのが印象的でした。015

029 ライブ →エイサー、Tuesday Band、バックビーツとも会場を大いに盛り上げてくれました。やっぱり、青空の下でのライブは最高!027

出店 →どの出店もにぎわっていましたが、来場層が例年と少し変わり、小学校入学前の子どもの割合が高かった傾向にあるようで、出店側の予020 想と少々、異なっていた可能性があります。

多くの方々のサポートにより、全体的には大きなケガや熱中症になる人もなく、皆が楽しく無事終了することができました。どうもありがとうございました。

また来年、お会いしましょう!



 7/17(土)北山小土曜講座「八国山虫とりハイク」を支援しました

梅雨明けとなった7月17日(土)の早朝、北山小土曜講座「八国山虫とりハイク」が開催されました。001 児童とその保護者約30名強、そして北川かっぱの会からは、永島さん、中谷さん、岡田さん、桜井康雄さん、他計5名で、八国山の昆虫をさがしました。、カブトムシ、クワガタ、カナブン、ニイニイゼミ……。雑木林の中に入ると様々な昆虫たちが生息していました。昆虫を捕獲すると子どもたちの歓声がわき、とてもうれしそうな表情となるのが印象的でした。雑木林の中で、うれしそうに虫とりをしていけるような環境を整えていくことが必要だと改めて認識しました。これ以上、昆虫類が減ることだけはストップさせたい、少しでも昆虫類が増える雑木林になってほしい、と強く思った次第です。 昆虫類が多数生息した中で、子供たちが勝手に遊び回るようになれば最高だと思います。……参加した皆様方、お疲れ様でした。



 6/26(土)北山小土曜講座「ホタル観察会」を支援しました


 今回はホタルが激減の年でしたが、近藤さんのせせらぎの里での解説や宅部池のブラックバス問題の話を狭山公園の大畑さんに解説いただくなど充実した内容になりました。参加した子どもさんから感想文をいただきました。

その日の午後から雨がふりはじめてホタルが飛ぶのか心配でしたが、飛んでホッとしました。毎年見てもあきないです。

行ってからくばられたプリントを見たら、ホタルの成虫より幼虫のほうが大きいのにびっくりしました。ブラックバスやウシガエルの話を聞いたり、ホタルを見たりしてとても勉強になったと思いました。(北山小5年 日笠山)



 6/19(土) 「水のふしぎ探検隊」八国山 昆虫ハイクを支援しました。
  
 6月19日、南台・富士見小の土曜講座が行われました。テーマは「八国山虫のふしぎ探検隊」と言ったところです。子ども達が特に興味を示したのはイチモンジカメノコハムシです。カメのような成虫と自分の糞を背中に背負う幼虫の不思議な姿を見ることができました。また、木の枝に擬体するナナフシにも興味津々でした。でも、一番熱中したのはクワの実摘みです(写真)。身近な自然の中で木の実を食べるなんて、今の子ども達には新鮮な体験なのでしょう。虫でなくても思いっきり自然を楽しんでくれればそれで今回は成功です。


 6/6(日) 全国の川・一斉調査に参加しました

6月6日(日)、全国の川・一斉調査に参加し、北川5ヶ所、前川5ヶ所の計10ヶ所の水質や水底生物を調査しました。当日は快晴の下、中学生3人を含む総勢11名で調査を実施。以下、北川を中心に気づいた点を記載します。

@例年と比較し全般的にCOD濃度が高かった(汚れている)。特に北川の「前川合流前」が高かった。また、北川も前川も源流部に近いポイントのCOD濃度がやや高い傾向にある(ここ数年と比べて)。今年は調査前の期間の雨量が少なく、全般的に水量が少なかったことも影響している可能性があります。

A電気伝導度について、狭山公園内は例年とおりの値だったが、大堰下流ポイントから下流部分の値が高い。電気伝導度は、不純物(無機イオン)が多いと数値が高くなる傾向にあるので、何らかの影響があったものと考えられる。

B透明度について、今年度はかなり低い傾向にあった。特に、狭山公園51cm、大堰下61cm、北山公園親水広場前30cm、前川合流前51cmが例年と比べ、かなり低い(なお、前川合流後は、今年透明度が高かった前川中流以降の水が混じったため、108cmだった)。この点についても、今年は調査前の期間の雨量が少なく、全般的に水量が少なかったことが影響している可能性があります。

CNO2−N、NH4−Nについては、ほぼ例年とおりの傾向だった。

D今年から初めて流量の計測を行なったが、不慣れな計測だったため、結果の評価は注意すべきと思われますが、大堰で北山公園へ水を揚げている傾向が見て取れる結果となった。なお、詳細は6/13付「かっぱブログ」を参照ください。



 5/29(土) 北山小土曜講座「ヤゴ救出作戦」を支援しました

5月29日、5月下旬にしては寒い曇天のなかでの開催になりました。
 参加者は子ども25、保護者10、四中生ボランティア1、かっぱの会5、教員4の合計45名の参加でした。

今年は毎年やっている紙芝居「ギンヤンマの一生」はふたりのお母さんにやっていただけました。
 救出された生き物は、ギンヤンマヤゴ515 匹、アカトンボ類ヤゴ722匹、ハグロトンボ?ヤゴ  3匹、
ヤゴ合計1240、その他 サカマキガイ約5(どこから来るのでしょうか?)、アカムシ、ミズムシ、ゲンゴロウの仲間、ウシガエル(約20cm)でした。昨年は1149匹で、昨年より増加していますが、アカトンボとギンヤンマの関係が逆転したかたちになりました。秋にプールにヤゴイカダのほ
かワラを投入したので、その影響があったのかもしれません。

捕獲後のヤゴは、参加の子供たちが持ち帰るほか、約100匹が3年生の教室で飼うことになりました。救出されたヤゴは「元気にトンボになってね」と祈りを込めて北山公園に放たれました。ただ、今年は北山公園が整備中で池や菖蒲田の水位が低く、今年はヤゴが暮らしにくいかもしれません
1ヶ月後のホタル観察会でその後のヤゴの状態を子どもたちにきいたところ約1/3のヤゴが羽化したかんじでした。



5/16(日) 第30回北川クリーンアップ
 

 5月16日、爽やかな快晴に恵まれました。今回も北川上流部、北山小学校、精心幼稚園近くの三箇所に分かれて実施しました。精心幼稚園の集合場所には、毎回、一般参加が少なく市役所職員とかっぱの会の会員で占められていましたが、今回はなんと子供さんが多数参加感激しました。活気があっていいものです。最近雨が降っておらず、川底が滑りやすい状態でした。下流部分は普段全く川掃除をしておりませんが、以外にひどい状態ではありませんでした。今回も毎度おなじみの青大将が顔を見せてくれました(推定2m)。また、沢ガニの死骸(脱皮?)がありました。以前沢ガニが生息していると聞いたことがあり、実際に北川に生息しているようです。北山公園までの間に、落差工が3箇所ありました。とても魚が遡上できる角度ではありません。お金をかけないで魚が自由に遡上できる方法がないか考えていきたいものです。今回は全体的に、まとめてポイというごみは少なく、粗大ごみもそこそこで、無事終了しました。皆さんご苦労様でした。



3/20(土) 北山公園「しょうちゃん池」の掻い掘りを実施しました

 3月20日(土)、北山公園「しょうちゃん池」の掻い掘りを実施しました。

 当日は朝から晴れ渡り、また気温も高めで、絶好の掻い掘り日和となりました。主催者の東村山市(市職員のボランティアも含む)や北川かっぱの会、東村山二中科学部のメンバー、投網師?である調布の飯島さん、カメの研究をしている明大の田村さん、トンボ類研究家であるNPOバースの中川さん、また手賀沼水生生物研究会の藤森さんや井の頭かんさつ会のメンバー、……など約50名の方の参加を得ることができました。

017_2  池の水は前々日の木曜日から抜き初め、極めて水位の低い状態で金曜日の夕方を迎えましたが、思ったよりも「湧水」の流入が多く水位が上がってしまい、当日の朝よりポンプで排水したものの、なかなか水位が下がりませんでした。そんな中、初めは「追い込み漁」のような形で魚を追い込み、大型のコイを初めとして魚の捕獲を開始しました。お昼前には排水ポンプも増設され、あっという間に「干潟」のような状態になりました。このような状態になると、おもしろいように魚類等を捕獲することができるようになりました(魚はヘドロで苦しそうだったが)。排水ポンプの稼働が困難となった13時前まで、約3時間にわたり魚類等の捕獲を行いました。捕獲した魚類等は計測後、隣接の池に放流しました(在来種)。

 
 今回の「掻い掘り」で捕獲した魚類等は、モツゴ約2200尾、ギンブナ約500尾、タモロコ約80尾、トウヨシノボリ約40尾、コイ約40尾(最大全長80p、60〜70pクラスのものが多かった)、アメリカザリガニ36尾、スジエビ33尾、ヌカエビ2尾、ドジョウ6尾、オイカワ1尾、オオクチバス3尾(40pクラス)、ワタカ1尾、ライギョ1尾、タニシ約100、ウシガエル2、ミシシッピアカミミガメ4、クサガメ1、ヤゴ類(シオカワ4、シオカワ属1、ユシアキ12、オオヤマ23)でした(魚等の計測をしてくださった飯島さん、ヤゴ類の同定をしていただいた中川さん他、関係者の皆さま、本当にありがとうございました)。水を抜けきれなかったことから、特にモツゴやギンブナ、ドジョウ、カメ類など捕獲した個体数以上のものが残っていたのではないかとも思われます。また、捕獲したオオクチバスの胃の内容物を調べたところ、ギンブナが出てきました(市役所提供情報)。なお、捕獲した魚類等の詳細(体長等)については、4月17日付「かっぱブログ」またはホームページ(トップページ →調査結果 →ブラックバス関係で参照することができます)。

020_2  結果から、40pクラスの大型のオオクチバスがいたのにもかかわらず、思いの外小さいサイズのオオクチバスがいなかったこと、ブルーギルが確認されなかったこと、思いの外モツゴやギンブナなどが多かったこと等は幸いでしたが、本来、琵琶湖周辺に生息する「ワタカ」や外来種の「ミシシッピアカミミカメ(左写真)」等がいること自体が問題と考えられます。コイについても、出生は明らかではありませんが、最大体長80p程度の個体が池にいたこと自体が大きな問題点であると考えられます。





 今回の調査結果をふまえると、今回の掻い掘りで、在来種を保護していく上で、オオクチバスや大型のコイを捕獲した意義はとても大きかったと思われます。しかし、池の水を完全に抜けきることができなかったこと(今後の反省材料)、他の池では掻い掘り後、オオクチバス等を密放流する者がいる例が多いことから、今後も継続して「しょうちゃん池」を見守っていく必要があると考えます。そして、必要があれば、何年か後に再度「掻い掘り」を行っていく必要があると感じました。当日は読売新聞やJ:COMの記者も来場するなど、極めて注目度の高いイベントとなりました。市役所とうまく連携することができた点が今回の成功の最大のポイントと考えますし、何よりもこの点が全国にアピールするに値する点と考えます。北川かっぱの会としては、今後も市役所と連携しながら北山公園の環境保全活動に取り組んでいきたいと考えています。

参加していただいた皆さま方、本当にお疲れさまでした。



 3/6(土) ブラックバス防除セミナーを開催しました

 3月6日(土)東村山駅前の「サンパルネ」で「ブラックバス防除セミナー」を開催しました(主催;北川かっぱの会、後援;東村山市、協力;西武・狭山丘陵パートナーズ)。

014  セミナーでは、まず狭山公園「たっちゃん池」のブラックバス防除の取組みについて、西武・狭山公園パートナーズ・狭山公園パークセンター所長の植木孝さんより お話をいただきました。北川でのバスの個体数の増加を受け、池の流出口付近に「流出防止ネット」を設置したこと、そのネットが豪雨時に優れた効果を発揮したこと、北川かっぱの会との意見交換会を踏まえ昨年2回の魚類調査を実施したこと、その調査結果を踏まえると今後、強力なバス類(また外来種のカメ類)の防除策を実施していく必要があることなど、とてもわかりやすい説明をしていただきました。続いて北山公園内「しょうちゃん池」の現状についても東村山市等から在来種が瀕死の状況であるとの報告がありました。

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 続いて、NPO生態工房事務局長(全国ブラックバス防除市民ネットワーク理事)の佐藤方博さんよりご講演をいただきました。佐藤さんからは、外来生物による影響、被害、なぜブラックバスを防除していく必要があるのか、法律上の根拠、倫理上の問題など幅広い見地からお話をいただきました。また、都内での実施例、特に光が丘公園での「掻い掘り」実施例について詳しくお話いただきました。さらに狭山公園「たっちゃん池」で、もし掻い掘りを実施した場合のシミュレーション、より効果的に実施していくための実施方法など、とても参考になるものでした。

 質疑応答の時間では、約40分間、次から次へと多数の参加者から質問が出、「掻い掘り」の意義や実際について深く理解することができたのではないかと思います。

 北川かっぱの会ではこのセミナーでの学習を基に、20日に予定されている北山公園内「しょうちゃん池」の掻い掘りに万全の体制で臨んでいこうと考えています。また、狭山公園内「たっちゃん池」の防除策についても継続して検討していきたいと考えています。

 セミナーにご参加いただいた20名弱の皆さま方、ご参加いただきありがとうございました。またご講演をいただいた植木さん、佐藤さん、本当にありがとうございました。



 2/21(日) 八国山緑地懇談会に参加しました

 公園の指定管理者の西武・狭山丘陵パートナーズの主催で、日頃八国山で活動している団体、地域の住民の方や関係行政機関が参加し、より良い八国山緑地にしていこうという趣旨で行われました。
午前中は実際に現地を見学し、アカマツの再生への取り組みを始めいくつかの取り組みや問題点等について説明を受けまし
Dcf_0024た。
 午後は多摩湖ふれあいセンターで、公園管理運営についての意見交換です。管理運営のコンセプトとしては、「歴史・人・自然をつなげる里の道」=里山の価値を次世代につなげる、ということで全員で共有化しました。
そして、ワークショップ形式で各人・各団体の意見や要望を伝えました。
 北川かっぱの会は北川の清流復活と流域の緑の保全のための活動を行っていますが、八国山は北川にとって貴重な水源林であるとともに、流域の生物多様性の核として大変重要な場所です。
今後もこのような場が持たれる予定なので、かっぱの会としても積極的に参画したいと考えます。






 2/20(土) 北川かっぱの会の総会を開催しました

 2月20日(土)、廻田公民館で総会を開催しました。

 2010年度の重点的な活動方針として、@流域のブラックバス防除対策(掻い掘り等)を推進していくこと、A環境学習の内容を充実(備品の購入、学習内容の充実等)させ次世代の育成を図ること、B継続して環境調査を実施し,データを基に、流域の環境保全を推進していくこと、が提案されました。これら@〜Bの課題を解決していくために、C流域のみどりの保全と北川の水量確保等の問題解決のために「川端会議」や「狭山三公園懇談会」等に積極的に参加していくこと、D情報発信力を強化(環境情報版の設置や「北川流域の環境を守ろう」ネームプレート、夏まつり告知用垂れ幕の作製等)していくこと、E関係団体との交流、連携を図り、併せてF財務体質の改善を行っていくことが提案されました。

特に意見があったのか、下記の点です。

@流域のブラックバス防除対策(掻い掘り等) →市や西武狭山丘陵パートナーズと連携しながら、北山公園「しょうちゃん池」、狭山公園「たっちゃん池」の「掻い掘り」を事前の準備、協議を含め、万全の体制で臨んでいく必要があること、「掻い掘り」後は定期的(年1回程度)な魚類調査を実施していく必要があること、密放流防止策について検討していく必要があること等

A環境学習の内容を充実させ次世代の育成を図ること →北山小や土曜講座の保護者との連携策について引き続き調整していく必要があること、「八国山たいけんの里」との連携策について強化していく方向で様々な取組みを行っていく必要があること

B継続して環境調査を実施 →環境調査実施の基本的な考え方(各調査(魚類、底生生物、水質、昆虫、鳥類など)とも年1回は必ず定期調査を実施し、データの蓄積を図っていく必要があること、調査実施にあたっては外部の力(中学校や高校のクラブなど)を借りていく方向で調整を行っていくこと等)を整理していく必要があること

C「川端会議」や「狭山三公園懇談会」等に積極的に参加していくこと →狭山公園内北川の親水化について具合的に提言(イメージ図の作成)を行っていくこと、アユを北山公園まで遡上させていくために落差工の解消について再度提言を行っていく必要があること等

D情報発信力を強化 →環境情報版の設置について調整を行っていく必要があること、わかりやすいホームページに改善していく必要があること、かっぱブログの執筆者を広げていく必要があること、活動する人の底辺の拡大のためには「人脈」の活用が最も重要であること等

E財務体質の改善 →会員からの会費のみで総務費と広報費、夏まつり関係費用の一部をまかなっていく原則を守っていくこと、備品の購入・講師謝金等はできるだけ助成金を活用していく方向とすべきなこと、寄付金の募集をもっと広報していくこと等

 以上のような状況ですが、修正後の議案書(2009年度活動報告、2010年度活動方針)については、ホームページ(トップページ →北川かっぱの会とは →総会議案書で参照することができます)。なお、会費を納入していただいている会員の皆様方には決算書、予算書、新役員のメンバーについて、かっぱ通信83号の送付時に併せてお知らせする予定です(4月25日発送)。


 2/14(日) 東村山市みどりの楽校「野鳥観察会」

2月14日(日)、かっぱの会が協力しているみどりの楽校の野鳥観察会が、八国山・北山公園で行われました。見通しの良い冬の雑木林はバードウォッチングには最適です。ルリビタキ(写真)やシロハラなど冬鳥達もいろいろやって来て、参加者に姿を見せてくれました。

オオタカも一瞬ですが観察することができ、今年も多くの鳥達の姿を楽しむことができました。しかし、気になることもありました。特定外来種のガビチョウ・ソウシチョウが異常に多いのです。在来の生態系に与えるダメージが懸念されます。


 1/30(土)〜31(日) 第5回外来魚情報交換会に参加しました

 滋賀県彦根市で開催された「第5回外来魚情報交換会(主催;琵琶湖を戻す会、他)」に北川かっぱの会からSiが参加してきました(西武・狭山丘陵パートナーズからもNaさんが参加)。北は北海道から南は沖縄まで、昼間は100名を超える参加者が、また夜の懇親会も約60名の参加者が、熱い議論、情報交換を行いました。バス類の駆除方法(の試行錯誤の状況)やバス類の生態の解明、新たな外来魚(チャネルキャットフィッシュやオオタナゴ等)との戦い、行政の対応策、市民団体の対応策、バス加工食品(今年は練り物)の試食など、今年もとても盛りだくさんの内容だったと思います。

 北川かっぱの会としては、今年の大きな目標の一つとして考えている2つの池の「掻い掘り」を中心としたバス防除策を円滑に進めていくため、主に情報収集のために参加しましたが、得たものはとても多かったと感じています。私が特に感じたのは以下の点です(特に真新しい視点ではありませんが‥‥)。

@ 継続した調査を実施していく必要があること →昨年、「たっちゃん池」で2回の魚類調査を実施しましたが、これからも定期的に魚類調査(+外来植物調査)を行い、そのデータを基に、外来種の防除策を継続して実施していく必要があること

A 市民へのアピールは「池や川をどういう姿に戻していくのか」という点をクリアにしていく必要があること(アピールの仕方を工夫していく必要があること)。また、特に子どもたちへのアピールを考えていく必要があること(環境学習の視点から)

B 密放流の防止を効果的に行なっていくためには、できるだけ多くの市民を見方につけていく努力が必要なこと、などです。

 いずれも一朝一夕で達成することのできるようなテーマではありませんが、情報交換会でいろいろな方々のお話をお聞きし、また対話していく中で、「がんばってやっていこう!」と思わせるような、大きな元気をもらったような気がします。各地の事例では、様々な努力の結果、バス類の個体数が減ってきたという報告もあり、がんばれば在来魚が戻ってくる!という希望をもつことができると思いました。

 北川かっぱの会では、3月6日(土)に「ブラックバスセミナー」を開催し、その後、北山公園内「しょうちゃん池」、狭山公園内「たっちゃん池」のバス駆除を実践していきたいと考えています。皆様の参加をお待ちしております。



 1/9(土)  狭山公園懇談会に参加しました

 1月9日(土)、第1回 都立狭山公園懇談会に参加しました。この懇談会は、よりよい狭山公園としていくために、その管理運営のあり方などについて、利用者(利用団体等)と意見交換を行おうとするものです(設置主体;東京都、主催;西武・狭山丘陵パートナーズ)。北川かっぱの会としては、会単独では解決することのできない問題に対応していくため、懇談会に積極的に参加していこうと考えております。

 第1回目となる今回は、午前中に狭山公園内をぐるっとひとめぐりし、公園の現状を見学しました。北川かっぱの会がかねてより提案している「たっちゃん池」のブラックバス対策や狭山公園内北川の親水化(自然護岸化)についても説明を行いました。また、たっちゃん池周辺部の湧水地の復元等についても意見交換が行われました。

 午後は会場を多摩湖ふれあいセンターに移し、各団体の活動や狭山公園の管理運営状況についての報告や意見交換などが行われました。

 今回は北川かっぱの会の3名の他、狭山公園友の会、東村山の自然を愛し守る会、地元の各自治会長さんなど合計20名強、主催者関係で10名強の参加があり、とても盛況でした。また、東京都建設局と水道局から各2名のご担当の方も来られ意見交換を行うことができてよかったと思います。特に意見交換(ワークショップ形式)では、狭山公園に対する夢を語り、そしてその夢を参加者全員で共有していくことができた点がとてもよい企画だったと思います。

 今回の現地見学や意見交換会の雰囲気から考えれば、「たっちゃん池」のブラックバス対策については、さらに推進(掻い堀りを実施すべき)し、狭山公園内北川の親水化(自然護岸化)については、今後この懇談会の中で継続して検討していく、という方向性かな、と感じました。



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