【2000年】〔十二月〕〔十一月〕〔十月〕〔九月〕〔八月〕〔七月〕
〔六月〕〔五月〕〔四月〕〔三月〕〔二月〕〔一月〕
12/1(金)神田の古書即売展&古本屋街へ。
○岡本昆石『異国漫遊 瓜太郎物語 後篇』(春陽堂/明治27年)
――明治のSF。前篇、手に入るかなあ。
○渋沢青花『大正の『日本少年』と『少女の友』』(千人社/昭和57年)
――少年少女雑誌編集者の回想録。
○ゾラー『星占いミステリー』(鶴書房/発行年不明)
――十二宮推理小説集。奥付に発行年がない。70年代だと思うけど。
○マーティン・ケイディン『600万ドルの男 サイボーグ4』(三笠書房/1978年)
○マイク・ヤーン『600万ドルの男 謎のリモコン人間』(三笠書房/1978年)
――ご存知TVドラマのノヴェライズ。
○睦月影郎『夢幻魔境の怪人』(イースト・プレス/平成12年)
――夢野久作を主人公にしたオムニバス短編集。
○大澤修・大貫正義『優人毘亜論(ゆうとぴあろん) 第一部 釈迦』
(クリエート・システム/昭和59年)
――天上界と地上界とで並行して話が進む宗教小説。続き、欲しー(笑)
12/2(土)高円寺の古書即売展へ。
○太田喜直訳『婦人の冷感症』『(同)第二巻』(第一書院/昭和22年)
――性研究書。ガリ版刷り。
○『ドナルドのずっこけたんてい』(講談社/昭和61年)
――絵本。ドナルドダックがホームズの格好してる。
12/3(日)ホームズクラブの集まりへ。
オークションがあり、進行を務める。自分でも数冊落札。
○(フランスの古雑誌×8冊)
――百年近く前のもの。ドイルの短篇が訳載されている。こんなん買うの、俺だけ。
○ライリー&マカリスター“THE BEDSIDE, BATHTUB&ARMCHAIR COMPANION TO SHERLOCK
HOLMES”
(Continuum/1999)
――邦訳『ミステリハンドブック シャーロック・ホームズ』と中身が微妙に違う。
○フロスト“6 MESSIAHS”(Avon/1995)
――扶桑社から邦訳あり。ペイパーバック版は持ってなかったので。
2次会の喫茶店、3次会の飲み会へ。
○古屋兎丸『Garden』(イースト・プレス/2000年)
――これは帰りに古本屋で買ったコミック。
12/4(月)原稿執筆。肩凝りが酷く医者へ。ついでに近所の古本屋。
○種村季弘編『ドイツ幻想小説傑作集』(白水uブックス/1985年)
――二冊で百円だった。もう一冊は人に譲る本。
12/5(火)週刊文春アンケート回答。SFマガジンコラム「SF奇書天外」執筆。
12/6(水)中野サンプラザ古本市へ。
○木曽秀夫 案・画/小沢正 文『宇宙船ソラホリス』(ブリタニカ出版/1979年)
――SF(というかファンタジイ)絵本。ソラリスではない。「空を掘る」の意。
一水会ついでにブックスサカイ深夜プラス1で新刊。
○『幻想文学(59)』(アトリエOCTA)
――ボルヘス&ラテンアメリカ幻想特集。
○『IN・POCKET』(11月号/講談社)
――深夜プラスワン店長浅沼氏が児玉清、香山二三郎と座談会してる。
12/7(木)ジョギングで北烏山のブックオフへ。
○塚本晃『2025年地球横転す』(医事日報/1996年)
――トンデモなSF。帯でジェームス三木が「スピルバーグに読ませたい」だと(笑)
○松下幸『テレクラ殺人』(文芸社/1998年)
――私家版ミステリ。サービス券のおかげで実質二冊で52円(笑)。
○倉阪鬼一郎『首のない鳥』(祥伝社)
――届いた謹呈本。書き下ろしジェットコースター・ホラー。
度会好一『ヴィクトリア朝の性と結婚』読了。非常に参考になった。
12/8(金)マッサージ屋で「吸玉」をやる。全身まだらの「まだらのヒト」になる(笑)
12/9(土)高円寺の古書即売展へ。
○『日本少年 大正8年秋季増刊 お伽の國』(実業之日本社)
――色々な童話の後日譚。桃太郎は雉子に乗って金星征服へ!
○武智鉄二『妖談 霞ヶ関ビル十三階』(都市出版社/1971年)
――地球とシンメトリーな世界を描くSFっぽいヘンテコ小説。
12/10(日)38歳になる。謹呈本届く。
○清水義範『銀河がこのようにあるために』(早川書房)
――SFマガジン掲載の長篇に加筆訂正した作品。
12/11(月)長篇が終わらず、編集から厳しい督促。
12/12(火)吉祥寺の新刊書店へ。
○中村融・山岸真編『20世紀SF(1)1940年代 星ねずみ』(河出文庫)
――名作SFアンソロジー。アシモフ、ブラウン他。SFファン買うべし。
○浅暮三文『夜聖の少年』(徳間デュアル文庫)
――これは届いた謹呈本。デュアル文庫最新刊。ほか5冊。
上京した作家T氏らと呑み会。結局朝まで。
12/13(水)長篇執筆。押井守『BLOOD THE LAST VAMPIRE 獣たちの夜』読了。
12/14(木)長篇執筆。
中村融・山岸真編『20世紀SF(1)1940年代 星ねずみ』読了。
寒いのでドンキホーテへガスファンヒーターを買いに行く。温い。謹呈本届く。
○中村融・山岸真編『20世紀SF(2)1950年代 初めの終わり』(河出文庫)
――名作SFアンソロジー。もう2巻が出てしまった。
12/15(金)徹夜明けにヤケクソで五反田の古書即売展へ。
○飯澤匡『崑崙山の人々』(未来社/1953年)
――不老不死の仙人たちが死のうとする話。戯曲。
○米沢幸男『少年オルフェ』(講談社/昭和44年)
――児童SF。さばき星、フラワー星などへ行く。オルフェウスがモチーフ。
○レ・ファニュ『吸血少女カーミラ』(偕成社/1972年)
――〈怪奇名作〉1巻。名作怪奇小説の児童向け。
○カー『ろう人形館の恐怖』(集英社/昭和47年)
――〈ジュニア版・世界の推理〉19巻。カーのミステリの児童向け。
○宮崎惇『魔界住人』(大陸文庫/1990年)
――伝奇SF。十年前はまだ大陸書房ってあったんだね。
12/16(土)忙しくて泊まり掛けのイベント「SFクリスマス」をキャンセル。
その代わり近所での飲み会(失神の会)にちょっと顔を出す。謹呈本届く。
○横田順彌『五無斎先生探偵帳 明治快人伝』(インターメディア出版)
――明治に実在した奇人が主人公の連作短篇集。横田さんありがとうございます。
12/17(日)横田順彌『五無斎先生探偵帳 明治快人伝』読了。面白かった。
謹呈本届く。
○クリストファー・ファウラー『スパンキイ』(創元推理文庫)
――英国作家による都会派ホラーだそうである。
○L・M・ビジョルド『バラヤー内乱』(創元SF文庫)
――シリーズ最新邦訳。
12/18(月)飯澤匡『崑崙山の人々』読了。謹呈本届く。
○戸川昌子『火の接吻』(扶桑社文庫)
――〈昭和ミステリ秘宝〉シリーズ最新巻。
○小栗虫太郎『失楽園殺人事件』(扶桑社文庫)
――同上。ボーナストラックは「小栗虫太郎エッセイ集」。
買物ついでに古本屋。
○『魔女っ子メグちゃん ワンワン大暴れの巻』(ひかりのくに/発行年不明)
――昔のアニメ絵本。安かったもんで、つい。ノンが出てこないのが残念(笑)
12/19(火)砂田弘『帰ってきたゼロ戦』読了。児童SF。謹呈本届く。
○グレッグ・イーガン/山岸真編・訳『祈りの海』(ハヤカワ文庫)
――オーストラリアのSF作家の日本オリジナル短篇集。山岸さん、ども。
長篇とりあえず最終行へ。ふう。但し遡っての推敲作業が残ってる。
12/20(水)長篇執筆で遅れてた書評二本。長篇推敲。
ジャック・ロンドン『赤死病』、米沢幸男『少年オルフェ』読了。
12/21(木)終日長篇推敲。
12/22(金)
戸川昌子『大いなる幻影』読了。儂が生まれた年の乱歩賞受賞作。凄いわ。謹呈本届く。
○佳多山大地・鷹城宏『ミステリ評論革命』(双葉社)
――うーん、未読本ばかりなので読めないぞ(笑)
12/23(土)横田順彌編『クロッカスの少年』読了。高円寺の古書即売展へ。
○『東西合同歌舞伎 五月興行』(松竹大阪支店/昭和16年)
――歌舞伎の筋書(パンフ)なのに表紙が潜水艦!
「海軍記念日」で表紙だけなのかと思ったら、「潜水艇第六號」という歌舞伎があった!
凄いぞ。
○木村毅『地底の魔術師』(ポプラ社・世界推理小説文庫14/昭和38年)
――原作はブースビー『魔法医師ニコラ』。カバ欠。
○木村毅『さばかれた指紋』(ポプラ社・世界推理小説文庫19/昭和38年)
――原作はフリーマン『ソーンダイク博士』。カバ欠。
○『週刊サンケイ別冊』(産経新聞出版局/昭和36年4月)
――「七次元の性/地球を飛び出した男女の愛情」掲載(笑)
神保町で古典SF研究会の忘年会に出席。
12/24(日)終日長篇推敲。
12/25(月)長篇原稿を渡しにENIXへ。謹呈本もらう。
○早見裕司『夏の鬼 その他の鬼』(エニックス)
○川又千秋『星遊記(上)』(エニックス)
○菅野彰『肩越しの空 天上の死』(エニックス)
○河原よしえ『幻の将軍(上)』(エニックス)
――以上EXノベルズ初回配本分。
佐藤健夫・登美『科学童話 電気の国をゆく』読了。
12/26(火)倉阪鬼一郎『首のない鳥』読了。
川口そごう、新宿伊勢丹、横浜そごうの古本市をハシゴ。疲れた。
川口そごうでは古本市のポスターも貰う。デザインがホームズなのだ。
○P・ヴェリー『ユーゴー全集の怪事件』(高1コース昭和38年10月号付録)
――抄訳だが『絶版殺人事件』唯一の邦訳単行本。
○日下実男『ある未来の物語』(蒼樹社/1955年)
――SF仕立ての科学解説書。
○『名作絵ものがたり 十五少年漂流記』(少年クラブ昭和28年5月号付録)
――しばらく悩んだけど、伊勢丹での注文品がハズレたのでつい。
○樋口麗陽『顔と心の研究』(金竜堂/昭和5年)
――「こんな顔の女は淫乱」とか「こんな顔の女は後家になる」とか(笑)
○中山昌樹『詩集 宇宙の微笑』(新生堂/大正15年)
――SF詩集かと思って注文したら大ハズレでキリスト教系の詩集。がーん。
○好美のぼる/ルブラン原作『怪盗ルパン』(曙出版/昭和45年)
――これは大当たり。怪奇マンガの大家によるルパン。珍。
『怪盗紳士』がベースなのでホームズも出てくるが、どーも筋が違うような気がする……。
12/27(水)赤江瀑『鬼会』、横田順彌編『赤いさばくの上で』読了。
○山田風太郎『天狗岬殺人事件』(出版芸術社)
――届いた謹呈本。未収録作集〈山田風太郎コレクション〉1。超貴重!
12/28(木)早見裕司『夏の鬼 その他の鬼』読了。神保町で古本屋巡り。
○ティム・デール『ハロッズ』(リブロポート/1982年)
――ロンドンの有名な高級デパートの歴史。英国・ロンドン関係資料。
○久米元一『白髪鬼』(偕成社/昭和29年)
――翻案かと思ったらオリジナルらしい。カバー欠、背表紙難有りゆえ安かった。
シャーロッキアン仲間と忘年会。神保町界隈で二次会まで、吉祥寺で三次会。
12/29(金)別な忘年会。
12/30(土)新しい眼鏡を作る。P・ヴェリー『ユーゴー全集の怪事件』読了。
12/31(日)長篇訂正箇所を編集と打ち合わせ。電話で数時間。
20世紀最後の日はえらく疲れた。
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11/1(水)フィリップ・K・ディック『シビュラの目』読了。
カナダのSF作家ロバート・J・ソウヤー氏の来日歓迎会へ。
『占星師アフサンの遠見鏡』と“SHERLOCK HOLMES IN ORBIT”にサインをもらう。
とても嬉しい。二次会にも参加。
11/2(木)筒井康隆『魚籃観音記』読了。
SFマガジンコラム新連載を半分まで執筆。
図書館で調べものついでにブックオフ&近所の本屋。
○迎里勝弘『大将が死んだ』(海風社・南島叢書/1988年)
――「本格的な沖縄ミステリー小説」だそうだ。地方出版。定価は三千円もするぞ。
○榛野なな恵『Papa told me (23)』(集英社/2000年)
――久方ぶりの新刊。頁がやや薄目?
11/3(金)午後イチで飛行機に乗るというのに(笑)神田の古書即売展へ。
○坂口勇『肛門病と其の薬剤治療法』(補天堂出版部/昭和12年)
――巻末に写真も四点(笑)。文庫資料。見る?
○『6年の読み物特集』(学研・学習・科学の6年/1976年)
――サーリング「真夜中の太陽」収録のため。『トワイライト・ゾーン』ですね。
JASで熊本へ。市内で熊本古本屋巡り。でも買ったのは超くだらない一冊。
○『にっぽん実話読物』(1974年5月号/日本出版社)
――「SFエロチカ 通勤セックス天国」掲載。
ヌードグラビアは「ブルース・リーも地獄でビックリ!悩殺拳法」だし(笑)
シャーロッキアンたちと合流。居酒屋で宴会。馬刺に芥子蓮根。
早起きしたので眠くて二次会はパスしたのに、宿で別なシャーロッキアンたちと出くわす。
部屋で地ビールを呑むというので少々お邪魔する。
11/4(土)日本シャーロック・ホームズクラブ熊本大会。
なかなか良い大会で、地元準備委員に感謝。
わたしはいつも通りオークションの進行を担当。
夜は有志で熊本の北にある菊池温泉へバス移動。宴会やら露天風呂やら楽しむ。
11/5(日)熊本市内へ戻り、シャーロッキアンN氏と古本屋巡り。
○ルブラン『ルパン対ホームズ』(旺文社文庫/1979年)
――ホームズパロディだし。この版は持ってなかったので。
○『ヴィリエ・ド・リラダン全集氤。』(東京創元社/昭和52年)
――ブックオフで。すんげえ重い箱入大型ハードカバー。
だって定価で一冊六千円かそれ以上するんだもん。
荷物は送って身軽だったのに、これ以降難渋する(笑)
○宮崎惇『《虹》作戦を追え』(徳間ノベルズ/1981年)
――この作家、今集めてるのでラッキー。
○皆川亮二『ARMS(14)』(小学館/2000年)
――何も熊本で買わなくてもなんだけど。空港で読む。
結局古本屋以外に観光は一切せず(笑)。
夕刻の便で帰京。機中、梶尾真治『黄泉がえり』読了。
熊本が舞台なので熊本で読んでたのである。
まだ東京着までには時間があったので、手元にあった宮崎惇に手を付ける。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○荒俣宏『奇想の20世紀』(NHK出版)
――書評紙から書評用に。NHK人間講座のテキストを増補したもの。
11/6(月)SFマガジンコラム執筆、送付。
宮崎惇『《虹》作戦を追え』読了。
11/7(火)宅配便出しついでに古本屋。
○森島健友『聖シャンバラ海兵隊』(叢文社/1998年)
――アストラル界だのブラックフォースだのが出てくる、宗教系の小説。
「東映まんがまつり」のパンフも三冊購入。
『マジンガーZ対ドクターヘル』とか『これがUFOだ!空飛ぶ円盤』とか
『宇宙円盤大戦争』とか。
11/8(水)原稿執筆。
11/9(木)横田順彌氏と横浜伊勢佐木町・有隣堂の古本市、及び近辺の古本屋へ。
○押川春浪・後藤矢峰『怪傑大隈重信』(帝国史書研究会/大正三年)
――著者の一人が春浪なので購入。にしちゃ安い。
○堀内新泉『細君百癖』(修教社書院/昭和4年)
――様々な悪癖・珍癖の妻を紹介。面白そう。
○H・ブレークレイ『死刑執行人の秘密』(桃源社/昭和39年)
――ヴィクトリア朝を含む英国の死刑執行吏の列伝。資料。
○『千一夜』(明星社/昭和25年2月号)
――山中峯太郎「米ソ戦わば…日本はどうなる」掲載。
○『青春ロマンス』(クラブ社/昭和27年4月号)
――西川潤「第三次大戦と貞操 原爆下の愛欲」掲載。段々怪しくなってきた。
○『青春タイムス』(新英社/昭和25年4月号)
――城戸禮「乳房を咬む人造人魚」掲載。かなり怪しい。
○『青春タイムス』(新英社/昭和25年3月号)
――武野藤介「怪奇野獣小説 強姦猿」掲載。もう完全に怪しい(笑)
○賀川豊彦『空中征服』(改造社/昭和3年)
――キリスト教学者による大阪ユートピア小説。新しい版しか持ってなかった。
○さいとう・たかを『小説 無用ノ介(1)〜(4)』(講談社/昭和44〜45年)
――これって、結構珍しいと思う。どうでしょう?
拙作「人造令嬢」収録の異形新刊『ロボットの夜』届く。謹呈本も届く。
○押井守『BLOOD THE LAST VAMPIRE 獣たちの夜』(富士見書房/2000年)
――ノベライズでなく、ゲームと同時進行の小説。
11/10(金)神田の古書即売展へ寄ってから打ち合わせへ。
○和田登『童話集 昆虫人間の朝』(信濃教育会出版部/昭和41年)
――SF童話を中心とした短篇童話集。地方出版なので拾い物。
○伊藤銀月『新訳水滸伝』(日高有倫堂/明治41年)
――銀月だし、挿画は小杉未醒だし。
○森奈津子『あんただけ死なない』(ハルキ・ホラー文庫/2000年)
――届いた謹呈本。「変なホラー」だそうだ。その他同文庫6冊、ハルキ文庫8冊。
11/11(土)原稿執筆。夜、三鷹で打ち合わせ。
11/12(日)ホームズクラブ東京例会。例会の後は呑み続ける。
シャーロッキアン仲間から本を譲ってもらう。
○“PEARSN'S MAGAZINE Vol.6”(1898年7月号〜12月号)
――百年前の英国雑誌半年分の合本。ドイルもあり。資料。
11/13(月)原稿執筆。
11/14(火)原稿執筆。合間に近所の古本屋。
○浜崎学『世界間諜夜話』(新風舎/1998年)
――官能間諜(SPY)小説だそうだ(笑)私家版。
○瀬川昌男『ドラゴニア・ワールド ACT.5』(ぎょうせい/平成4年)
――有名な児童SF作家によるファンタジイSF。第五巻だけだけど。
○中井紀夫『遺響の門―サイレント・ゲート―』(徳間デュアル文庫/2000年)
――これは届いた謹呈本。デュアル文庫最新刊。ほか4冊。
11/15(水)原稿執筆。肩凝りでマッサージ屋へ。ついでに古本屋。
○フィリップ・K・ディック『ブレードランナー』(ハヤカワ文庫/昭和57年四刷)
――中身は『アンドロ羊』なんだけど、映画ジャケット版は持ってなかった。
11/16(木)原稿執筆。古本屋。
○ジャン・メリル『手おし車大戦争』(講談社/昭和46年)
――交通事情が原因でニューヨークで戦争が起こるという架空戦記?ファンタジイ?
11/17(金)荒俣宏『奇想の20世紀』読了。
11/18(土)原宿のブックオフ開店。取材を兼ねてオープンと同時に突入。
○牛次郎『ぎんざより愛をこめて』(秋元文庫/昭和51年)
――牛次郎もジュニア小説書いてたんですねえ。
○由良君美編『イギリス幻想小説傑作集』(白水uブックス/1985年)
――別に絶版じゃないけど安いので。ドイルも入ってるし。
○noriko『夢は森と雲のかなたへ』(新風舎/1995年)
――自費出版のSFファンタジー。新風舎の本、ずいぶん揃えたぞ(笑)
○榛野なな恵『ピエタ()()』(集英社/2000年)
――『Papa told me』の作者の別な作品。
原稿執筆。風邪らしいので寝る。
11/19(日)スーザン・オーリアン『蘭に魅せられた男』読了。書評1本。
11/20(月)井上雅彦監修『ロボットの夜』読了。書評2本。
11/21(火)森奈津子『あんただけ死なない』読了。原稿執筆。
11/22(水)原稿執筆。
マーヴィン・ピーク『行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙』読了。
近所の古本屋へ。
○ジャック・ロンドン『太古の呼び声』(平凡社/1994年)
――原始SF『アダム以前』の新訳。
11/23(木)用事で渋谷へ。
エチオピア料理を食す。とても辛い。アフリカビールは旨い。帰路、近所の古本屋。
○“A VICTORIAN ALPHABET OF EVERY DAY RECEIP”(Bulfinch
Press/1993)
――頭文字アルファベット順26種のヴィクトリア朝料理レシピ。資料。
○青池保子『エロイカより愛をこめて(26)』(秋田書店/2000年)
――話の途中なので早く次を出してくれい。
田中啓文『異形家の食卓』読了。グロ。
11/24(金)五反田と神田の古書即売展をハシゴ。
○『評判講談全集(9)』(講談社/昭和6年)
――講談なのに「怪盗ルパン」が入ってる! 凄いぞ。
○『鉄仮面』(小学六年生昭和12年6月号付録)
――原作「大ヂューマ」とあるのに、登場するのは日本人。ヘンだなと思ったら、
黒岩涙香の翻案の現代化とある。涙香だったらボアゴベだろーが(笑)
○伊藤銀月『小説 明治百年』(萬字堂書店/明治44年)
――明治SF。注文当選。嬉しー。
○城戸禮『恋の特種』(和平書房/昭和22年)
――ユーモア小説集。
○薄田斬雲編『豪侠画人 野澤如洋』(如洋会/昭和5年)
――明治期の破天荒な画家の伝記。
○長谷川万次郎『倫敦』(政教社/明治45年)
――文庫版は持ってるんだけど、元版のが図版が大きくて綺麗。英国資料。
○伊地知純正『倫敦名所図会』(研究社/大正7年)
――これまた英国資料。時代はヴィクトリアより後だが、図版が多い。
○『理化少年』(大正8年3月号/日本少年理化学会)
――広田花崖「気球探険 男子の一言(上)」掲載。下が欲しい。
○『科学知識』(大正15年6月号/科学知識普及会)
――「専門技術家のえがいた未来の戦艦」掲載。
○『新聞編集関係法規』(朝日新聞西部本社調査部/昭和40年)
――「社外秘」の非売品。
11/25(土)高円寺と横浜・反町の古書即売展をハシゴ。
○『太陽』(大正14年6月15日増刊/博文館)
――ドイル「地球の将来」フェザンティエ「無線密話器」掲載。
○西澤勇志智『炉辺化学』(東学社/昭和9年)
――科学解説書。「塩と砂糖と水の会話」なんてのもある。
○南波巨山『民衆読本 法律物語 刑法の巻』(松華堂書店/大正15年)
――弥次さん喜多さんが事件に巻き込まれては刑法で何罪だと説明される読物解説。
○『怪奇幻想の文学。』(新人物往来社/昭和54年新装)
――怪奇アンソロジー。定価より安いのは珍しい。ラッキー。
シャーロッキアンの集まりへ。二次会で呑む。
11/26(日)原稿執筆。
倉阪鬼一郎・南條竹則・西崎憲編訳『淑やかな悪夢』読了。素晴らしいアンソロジーだ。
11/27(月)原稿執筆。飽きて近所の古本屋。
○デーヴ・ピルキー『ドジラ』『キャットコング』(メディアファクトリー/1997年)
――猫・犬・鼠が演技してる(笑)写真絵本。もちろんゴジラとキングコングのパロディ。
○ボグダノフ『赤い星』(新潮社/大正15年)
――これは届いた古本。ロシアの社会SF。安いのに当たってうれしー。
11/28(火)ジョギングで小金井公園横の古本屋へ。
○アシモフ編『世界SF大賞傑作選1』(講談社文庫/昭和53年)
――そういや緑背版は持ってなかった。
○葦原珠生『夢の暁』(新風舎/1996年)
――私家版「歴史ファンタジーロマン」。
○杉山隆弘『砕けた硝子』(新風舎/1996年)
――私家版「警察アクション小説」。
○丙真『ブラウニーアイズ』(新風舎/1996年)
――私家版「本格冒険小説」。
○五島勉『地球少年ジュン2』(祥伝社/昭和61年)
――『ノストラダムスの大予言』の著者のヒロイック・アクション。
○平谷美樹『エリ・エリ』(角川春樹事務所/2000年)
――届いた謹呈本。第一回小松左京賞受賞作品。
11/29(水)謹呈本届く。
○紀田順一郎『神保町の怪人』(東京創元社/2000年)
――古本ミステリ。そのまま読了。当然、面白かったっす。
○いしいひさいち『女(わたし)には向かない職業2』(東京創元社/2000年)
――藤原センセのシリーズ。こんな前歴があったとは!
11/30(木)原稿執筆。H・ブレークリイ『死刑執行人の秘密』読了。
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10/1(日)早稲田の古本祭へ。
○『告白的男性論』(「実話と秘録・新秋ムード読本10月号付録」昭和34年)
――淡谷のり子・朝丘雪路・清川虹子ら有名人が経験から語る男性論。
○齊木舜『幻想小説集 神女』(文芸社/2000年)
――私家版の幻想小説。今年出たばかりだが作者は大正生まれ。
○前原大輔『スケバン』(文庫社・スケバン文庫/昭和53年)
――スケバン文庫。いいねえ。「女子高校生の性と非行の実態」。
○城アラキ『ロンドンのパブのメニュー』(アスペクト/2000年)
――こんな本好きでしょ、と貰った新刊。うん、大好きであります。多謝。
書評二本、本の雑誌コラム一本執筆。
10/2(月)本の雑誌コラムもう一本執筆。
デイヴィッド・アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』読了。
10/3(火)原稿執筆。川辺敦『怪奇・夢の城ホテル』読了。
肩凝りがひどいので整体へ。ついでに古本屋。
○マーガレット/アレクザンダー・ポーター『絵でみるイギリス人の住まい(1)ハウス』
(相模書房/昭和59年)
――英国関係資料。2巻も欲しいね。
10/4(水)飯田橋でSFマガジン編集氏と次期コラム連載の打ち合わせ。
で、何故かミステリマガジンのゲラを渡される(笑)。
そのまま月一の本好き会合へ。途中で古本屋。
○佐藤有文『怪奇ミステリー』(学研/昭和47年)
――児童向けオカルト本だが、巻末に怪奇小説の翻案も収録。
○『平成の幕あけ』(自警会/平成2年)
――譲ってもらった本。警察の出版物。即位の礼・大嘗祭の警備に関する記録。
○富沢ひとし『ミルク クローゼット(1)』(講談社/2000年)
――深夜プラス1で買った新刊コミック。『エイリアン9』の作者。
10/5(木)ミステリマガジンのゲラ直し。
ジョギングで北烏山のブックオフへ。
○秋山瑞人『猫の地球儀』『猫の地球儀その2』(電撃文庫/2000年)
――最近評判のいいヤングアダルトSF。
○龍野愛利『処刑のボレロ コンドーム連続殺人』(ゆりな企画/平成8年)
――地方小出版だろうね。セクハラ裁判がテーマらしい。副題がサイコー。
○『SFJapan』(2000年秋号/徳間書店)
――届いた謹呈本。筒井康隆の脚本『大魔神』掲載!
10/6(金)神田の古書即売展へ。
○作者不詳『待合の女』(刊行会・秘文庫/発行年不明)
――岩波文庫もどきの装丁の地下本。エロ描写が古臭くてたまらん。
収穫が一冊きりだったので、つい、更にブックオフへ。
○矢月秀作『冗舌な死者 観察医の事件簿』(創現社出版/1994年)
――本格官能ミステリーだそうだ。私家版か地方小出版?
○五島勉『地球少年ジュン』(祥伝社ノン・ポシェット/昭和61年)
――『大予言』の人が書いたアクション小説。ノストラダムスも関係するらしい。
10/7(土)高円寺の古書即売展&古本屋へ。
○斯波貞吉『日本を甦らせた勇三の腕』(忠誠堂/昭和5年)
――ヘンテコな小説だけど、一応ユートピアSF、らしい。
○南原潔『狂った肌』(東京ライフ/発行年不明)
――“セクシーシリーズ”の一冊。昭和30〜40年代のエロ小説。
秋山瑞人『猫の地球儀』読了。
10/8(日)秋山瑞人『猫の地球儀 その2』読了。近所の古本屋へ。
○ジョルジュ・シムノン『黒かばんのひみつ』(5年の学習・二学期開始号教材/1972年)
――わたしのひとつ上の学年だな。付録文庫でメグレ警視物。文は故・山村正夫氏。
10/9(月)風邪で寝込む。
10/10(火)医者へ。薬飲んで寝る。
10/11(水)寝るのに飽きて古本屋。
○小川久勝『ウイルス・テロリスト』(新風社/1999年)
――東京でエボラが蔓延するサスペンス。自費出版。
○遠藤淑子『狼には気をつけて(1)』(白泉社/1999年)
――遠藤淑子はあまり古本屋に出ない。もう新刊で買うようにしよう。
○堀晃『地球環』(ハルキ文庫/2000年)
――届いた謹呈本。ほか同文庫のSFフェア21冊。
10/12(木)まだ寝る。古本届く。
○嬉野泉『吸血観音』(ひたかみ出版社/昭和60年)
――宮城県在住の「宇宙塵」同人による自費出版SF短篇集。
10/13(金)まだ調子悪い。買い物がてら近所の古本屋。
○北澤秀樹『文明盗賊』(新風舎/1995年)
――自費出版のSF短編集。表題作はSFミステリー。著者略歴が欲しいところだ。
○徳富健次郎『近世欧米 歴史之片影』(民友社/明治26年)
――これは郵送で届いた古本。フラマリオンのSF「世界の末日」を収録。
ダン・シモンズ『エンディミオン』読了。
10/14(土)高円寺の古書即売展は収穫ナシ。神田の即売展は今週は洋書まつり。
○“THE WINDSOR MAGAZINE”(0ct-1909,Jul-1910)
――昔の大衆雑誌。ボロいけど格安だった。
10/15(日)ホームズクラブ東京例会へ。帰りに古本屋。
○上遠野浩平『ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王』(電撃文庫/1999年)
――シリーズ四作目。これで八作目まで揃ったから一気に読める。
10/16(月)新橋駅前古本市&近所の古本屋へ。
○小久保桃江『童話三国志』(講談社出版サービスセンター/1988年)
――自費出版本。桃太郎と孫悟空とラーマ王が協力して怪獣退治をする奇書。
○柴田練三郎『魔海一千哩』(偕成社/昭和29年)
――児童向け探偵冒険小説。学校図書館流れのカバ欠本だが格安。
10/17(火)謹呈本届く。
○大塚英志『冬の教室』(徳間デュアル文庫/2000年)
――鶴田謙二の装丁画が良い。ほか同文庫最新刊4冊。
10/18(水)昼まで原稿執筆、それから寝て夕方起床。時間ぐちゃぐちゃ。
10/19(木)終日執筆。
10/20(金)神田の古書即売展へ。買ったのは当たった注文品一点のみ。
○金城外史『二十年後の太平洋』(京都中学校/昭和2年)
――小説ではなく、今後の日本を憂える書。
○カート・ヴォネガット『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』(早川書房/2000年)
――届いた謹呈本。ヴォネガットの短篇集。
夜、無性に焼き肉が食いたくなり豪雨の中を出掛ける。
週刊新潮用書評2本執筆。
10/21(土)ダン・シモンズ『エンディミオンの覚醒』読了。
書評1本。短篇ゲラ校正。コンビニでコピーついでに古本屋。
○尾崎秀樹『評伝 山中峯太郎 夢いまだ成らず』(中公文庫/1995年)
――日本SF史上でもホームズ移入史上でも重要な人物の評伝。
10/22(日)本棚が一本増える。校正終え、友人と朝までカラオケ。
10/23(月)本棚整理。疲労。
10/24(火)原稿執筆。中野サンプラザの古本市へ。
○大伴昌司『怪獣ウルトラ図鑑』(秋田書店/1968年)
――大掘出物。「被曝星人」というネタゆえウルトラ史から抹殺されたスペル星人が
本書には載ってるのだ。持ち主の名前がベタベタ書いてあるが、マニア垂涎の書。
○山上たつひこ『さるとび佐助』(秋田漫画文庫/昭和56年)
――山上たつひこの短篇集。格安。
○佐藤定吉『人生と宗教』(厚生閣/大正13年)
――福引きのハズレでもらった。宗教は科学に立脚すべし、という本。
10/25(水)
拙作「二大名探偵、対決す」掲載の「ミステリマガジン」12月号届く。謹呈本届く。
○倉阪鬼一郎・南條竹則・西崎憲編訳『淑やかな悪夢』(東京創元社/2000年)
――英米女流怪談集。とても渋い本。
10/26(木)打ち合わせでメキシコ料理。
10/27(金)五反田の古書即売展&神田古本まつりハシゴ。疲れた。
○ヴェルヌ『十五少年漂流記』(文化建設社・世界名作文庫/昭和25年)
――あんまり見ない版なので購入。
○『臨時増刊 笑の泉 世界艶笑怪奇読本NO.2』(笑の泉社/昭和32年)
――植草甚一がSFを書いてた!と思ったらジェラルド・カーシュの紹介だった。
○『世界ユーモア全集1 英米篇』(改造社/昭和7年)
――リーコック「千年後」など収録。函欠。
○野口米次郎『霧の倫敦』(第一書房/大正15年)
――時代はヴィクトリア朝よりちょい後だがロンドン資料。
○谷孫六『金儲け実際談 岡辰押切り帳』(講談社/昭和3年)
――巻末にSF「新商売未来記」収録のため。
○『黒岩涙香傑作選(1)〜(3)』(観光展望社出版部/1968年)
――涙香の『巌窟王』『噫無情』を現代語にリライトしたもの。
○『ドイル全集 第一巻』(改造社/昭和6年)
――20年近くかけてようやく揃った。やれやれ。
○“THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEAN”#1,#6
(America's Best Comics/1999,2000)
――ネモ船長とか透明人間とかモリアーティとか出てくるアメコミ。これで揃った。
まさか日本の古本屋でちょうど欠けてる端本が見つかるとは思わなかったが。
○スーザン・オーリアン『蘭に魅せられた男』(早川書房/2000年)
――届いた謹呈本。蘭コレクターに関するノンフィクション。面白そうである。
栗田信『醗酵人間』読了。借り物です。
10/28(土)高円寺の古書即売展&古本屋へ。
○ドイル『リタアン オブ シャロック ホルムス』(紅玉堂/大正15年)
――ホームズの古い翻訳。函欠。
○ドイル『エクスプロイツ・オブ ブリガヂア ヂェラアル』(紅玉堂/大正15年)
――ドイルの歴史冒険物の古い翻訳。こっちは函有り。
○富山義昭編著『一〇〇〇年後の世界』(エール出版社/昭和63年)
――いわゆる未来予測本。一応SF仕立てになってる。
ルパン同好会の例会にシャーロッキアンとして(笑)参加。本を譲ってもらう。
○Doyle“NOUVEAUX EXPLOITS DE SHERLOCK HOLMES”(Renaissance/1925)
――フランス語訳ホームズ短篇集。
○Cami“LES AVENTURES DE LOUFOCK-HOLMES”(L'Atalante/1997)
――フランスの古典コント、ルーフォック・オルメスの原書。
○ルブラン『奇がん城』(集英社/昭和48年)
――児童向け。一応ホームズ出てくるしさあ。
古典SF研究会の例会へ。本を譲ってもらう。
○津金仙太郎『日下部四郎太―信仰物理学者―』(中央書院/1973年)
――宗教にも興味のあった物理学者の伝記。
○『サンデー毎日 夏季特別号』(昭和6年6月10日)
――「その後のワトソン博士」なるパロディが載ってる。ありがたや。
○『躍進五十年』(東京朝日新聞社/昭和13年)
――東京朝日新聞創刊五十周年記念誌。海野十三の科学小説が載ってる。
10/29(日)謹呈本届く。
○吉田竜夫『マッハGoGoGo(1)』(扶桑社/2000年)
――懐かしアニメの原作マンガ。
○キース・ロバーツ『パヴァーヌ』(扶桑社/2000年)
――サンリオSFから出て絶版になってた名作SFの復刊。
10/30(月)本の雑誌コラム執筆。謹呈本届く。
○倉阪鬼一郎『文字禍の館』(祥伝社/2000年)
――倉阪節全開バリバリ。そのまま読了。
10/31(火)ハロウィンなので(笑)酒を呑む。本をもらう。
○スラビー他連作『オレンジ色のねこの秘密』(講談社/昭和46年)
――十か国の作家による連作ファンタジーかつ探偵小説。面白そう。
○田中啓文『異形家の食卓』(集英社/2000年)
――これ以降は届いた謹呈本。〈異形コレクション〉収録作を中心とした短篇集。
○筒井康隆『魚籃観音記』(新潮社/2000年)
――最新短篇集。「鉄の陰茎お許しを」なんてギャグ、読者の何%が判るんだ?
○梶尾真治『黄泉がえり』(新潮社/2000年)
――熊本で死者が甦る話。「熊本日日新聞」日曜版連載だそうだ。
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9/1(金)神田の古書即売会へ。
○ウィリアム・モリス『無可有郷通信』(春秋社/昭和8年)
――『ユートピア通信』の古い訳。超格安。
○竹生山人『槍術元祖 宝蔵院覚禅坊』(新著文庫/大正3)
――講談本。普通高いが数百円だった。
○ビジネスジャンプ増刊『エクストラビージャン』(9月30日号)
――これは地元の古本屋。またホームズコミックが載ってるので。
原稿執筆。本の雑誌原稿送付。
中村融編訳『影が行く』読了。面白かった。
9/2(土)高円寺の古書即売会へ。
○永代静雄『天体旅行』(自学奨励会/大正10年)
――小説形式の科学解説。宇宙旅行もアリ。箱欠だが格安だった。
○山中峯太郎『禅とは何か』(至文堂/昭和32年)
――テーマは興味ないんだけど、作家に興味があるので。
○『名著復刻 日本児童文学館 解説』(ほるぷ出版/昭和46年)
――水濡れ本だが、格安。資料性もアリ。
映画『Xメン』の試写へ。結構楽しめた。その後SF仲間と焼肉&ビール。
三鷹に戻って翻訳家H氏夫妻らと会い、更に軽く呑む。
9/3(日)終日原稿執筆。電話多し。
9/4(月)終日原稿執筆。気分転換に古本屋。
○中尾明『UFOのおとしもの』(岩崎書店/1983年)
――〈あたらしいSF童話〉第1巻。
9/5(火)終日原稿執筆。オースチン・フリーマン『歌う白骨』読了。
9/6(水)SF作家クラブ総会に出席。その後、編集氏らと打ち合わせがてら呑む。
9/7(木)終日原稿執筆。謹呈本届く。
○川辺敦『怪奇・夢の城ホテル』(ハヤカワ文庫/2000年)
――サイキック・ハンターの事件簿モノ。
9/8(金)神田の古書即売会&古書街へ。
○『中一時代』(1979年5月号/旺文社)
――表紙がホームズに扮した大場久美子。「ホームズもタジタジの難問奇問」という
超くーだらないクイズも掲載。
○『中二時代』(1980年11月号/旺文社)
――「ホウムズは生きている」という記事掲載。
○綾部克人『贋十日物語(デカメロン)遍歴綺譚』(スリーエーネットワーク/1994年)
――幻想小説らしい。私家版か? 腰巻の推薦文は大岡信。
○ジョン・ウィリー『ビザール・コレクション』(二見書房/1998年)
――40〜50年代のボンデージ誌の写真&イラスト傑作集。ソソルねえ。
○菅原三葉『花を狩る人』(東洋出版/2000年)
――植物を主題にした私家版ファンタジイ、らしい。
○宮崎琢啓『ニュー・アトランティス・ストーリー』(東洋出版/2000年)
――ベーコンとスウィフトと小松左京にインスパイアされた私家版SF、らしい。
○ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』(偕成社/昭和43年)
――古典ファンタジイの児童書版。
9/9(土)古本届く。
○ル・キュー/高田知一郎・佐藤忍訳『英独戦争未来記』(博文館/明治40年)
――明治期の架空戦記の翻訳。嬉しい。
9/10(日)終日原稿執筆。気分転換に近所の古本屋。
○『小学六年生』(昭和44年5月号/小学館)
――絵物語「バスカービルの犬」が載ってたので。
文は氷川瓏、絵は石原豪人という豪華メンバー。ちと高かったが、その価値はあった。
○平井呈一『真夜中の檻』(創元推理文庫/2000年)
――これは届いた謹呈本。英米怪奇小説紹介者の小説&エッセイ集。貴重な内容だ。
9/11(月)終日原稿執筆。
小林司・東山あかね編『優雅に楽しむ新シャーロック・ホームズ読本』読了。
謹呈本届く。
○小林泰三『肉食屋敷』(角川ホラー文庫/2000年)
――二年前に出た単行本の文庫化ですね。
9/12(火)久々にジョギング。荻窪のブックオフまで行くが、人に譲る本一冊のみ。
古本・謹呈本届く。
○『科學知識』(昭和4年3〜10月号/科學知識普及會)
――SF「小説 次の大地震」連載。第一回のみ欠けてるのが残念。
○スティーヴン・キング『骨の袋〈上・下〉』(新潮社/2000年)
――キング新刊。ゴースト・ラヴ・ストーリー。
○上遠野浩平『ぼくらは虚空に夜を視る』(徳間書店/2000年)
――その他、デュアル文庫初回刊行分5冊と共に届く。
拙作「帰去来」収録の異形コレクション『帰還』届く。
9/13(水)所沢の古本市へ。
○藤原安治郎『僕らの楽しい数の五十三次』(三省堂/昭和16年)
――数学好き少年三人が東海道を巡りながら数学の勉強をする数学小説(笑)
○杉山茂丸『百魔(上・下)』(講談社学術文庫/昭和63年)
――夢野久作の父が書いた近代人物伝。文庫版ももはや絶版。
○志村有弘編『怪奇・伝奇時代小説選集(5)』(春陽文庫/2000年)
――国枝史郎「北斎と幽霊」他九篇。
○James Edward Holroyd“BAKER STREET BY-WAYS”(Otto Penzler Books/1994)
――ホームズ研究書。ロンドンのミステリ専門店の値札が。
○『トーキングヘッズ叢書No.11』(アトリエサード/1997年)
――ウォン・カーウァイ×モー・イエン特集。ちょうど抜けてた号。
○『漫画の手帖 10号』(漫画の手帖事務局/1982年)
――高橋葉介「シャーロックホームズの日常的冒険」が載ってるので。
○『セサミのなかま パンやさんのとなり』(リーブル/昭和50年)
――シャーロック・ヘムロックが登場するエピソードがあるので。
○ロバート・クェッケンブッシュ『いちばんうれしい おきゃくさま』(佑学社/1979年)
――ツノトカゲの家に、親戚の爬虫類たちが訪ねて来る絵本。
○はせがわかずひろ『宇宙少年ダボの大冒険』(コーチャル/1999年)
――和英対訳のSF絵本。
○三雲岳斗『海底密室』(徳間デュアル文庫/2000年)
○杉本蓮『KI.DO.U』(徳間デュアル文庫/2000年)
○青木和『イミューン』(徳間デュアル文庫/2000年)
――これらは届いた謹呈本。徳間デュアル文庫第二回刊行分、他三冊。
9/14(木)終日原稿執筆。買物ついでに古本屋。
○ワシリエフ『人間は宇宙へ飛び出す』(東京図書/1969年)
――科学解説書。SF仕立ての「100年後の世界をのぞく」も収録。
9/15(金)神田の古書展へ。
○フランシス・ベイコン『ニュー・アトランティス』(思索社/1949年)
――古典的ユートピア小説。これにターザンが出てくるって知ってた?(笑)
神田で収穫が少なくてガッカリして帰宅したら、古本届く。
○小間芳男『南氷洋の息吹き』(産業復興倶楽部/昭和24年)
――第一部はシロナガスクジラが「吾輩」と語る。鯨や捕鯨、海のエピソード集。
○富塚清『日本科学の底力』(東和出版社/昭和19年)
――前半は対話形式、後半は戯曲形式で日本の科学技術について語る。
○伊藤賢治『一円の医者』(雄工社製作所/昭和13年)
――副題「新電気生命論」。人間生命及び医療を全て「電気」で捉えたトンデモ本。
9/16(土)謹呈本届く。
○菊地秀行『黄昏人の王国』(東京書籍/2000年)
――『トワイライト・レディ』を母体とする叙情的短篇集。
○マスタートン、ギャレット他『囁く血』(祥伝社文庫/2000年)
――エロティック・ホラー・アンソロジー第3弾。
○デイヴィッド・アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』(東京創元社/2000年)
――ちょっと不思議な児童文学、らしい。
9/17(日)ホームズクラブ東京例会。会の後の夕食で呑む。
9/18(月)終日原稿執筆。
9/19(火)終日原稿執筆。
9/20(水)終日原稿執筆。古本届く。
○山中峯太郎『亜細亜の曙』(普通社/昭和36年)
――軍事密偵小説。この版は持ってなかった。もう一冊注文したのはハズレ。残念。
9/21(木)終日原稿執筆。気分転換に古本屋。
○〔水木しげるのおばけ学校〕(ポプラ社/1980〜3年)
――大箱入りだが6巻のみ欠のため、定価の3分の1以下と格安。
○竹河聖『ウンディネ』(ハルキ・ホラー文庫/2000年)
○山田正紀『ナース』(ハルキ・ホラー文庫/2000年)
○友成純一『ストーカーズ』(ハルキ・ホラー文庫/2000年)
――これらは届いた謹呈本。ほかハルキ・ホラー文庫第一回刊行分。
9/22(金)乱歩賞パーティ出席。ラウンジの二次会、カラオケの三次会にも参加。
さらに新宿ロフトプラスワンの菊地秀行氏のイベントにも顔を出す。朝六時頃帰宅。
スティーヴン・キング『骨の袋(上)』読了。原稿少々執筆。
9/23(土)高円寺の古書即売会へ。
○高垣眸『恐龍の足音』(偕成社/昭和26年)カバ欠
――『失われた世界』のリライト。ハード版は持ってなかった。カバー欲し〜。
○『二十年後の帯広』(帯広商工会/昭和4年)
――懸賞論文集。たかだか二十年なので、あまり突飛なのがないのが残念。
○日下実男『人工衛星物語 火の矢』(光和堂/昭和31年)
――科学解説書だが、SF小説仕立てになってる。
○ドイル/小林たつよし画『ホームズ最後の事件』(小学館/1997年)
――〈まんがシャーロック・ホームズ全集〉6巻。途中までしか持ってなかった。
○ジャック・トレイシー『シャーロック・ホームズ事典』(すずさわ書店/2000年)
――出たばかりの本。でも復刊で、元版は2種類持ってるんだけどね(笑)
○イ・ドネリイ『文明の末路』(実業之日本社/大正6年)
――これは届いた古本。未来予測SF。
渋谷でシャーロキアンの集まりへ二次会から参加、呑む。帰宅後原稿少々。
9/24(日)終日原稿執筆。
9/25(月)終日原稿執筆。
9/26(火)原稿執筆。
西荻窪の「チャクラ」という怪しげな名前のマッサージ屋に行く。
店の人の話に「エドガー・ケイシー」などが出てくるので宗教系だろうとは思うが、
特に勧誘なぞはされなかった。マッサージ機が西勝造の「西式」だったのには驚いた。
機械・手のマッサージを併せて約一時間で1800円。安かった。また行くかも。
9/27(水)原稿執筆。キング『骨の袋(下)』読了。
近所の本屋へ。
○芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行(7)』(講談社/2000年)
――設定がSFなコミック。楽しみなシリーズ。
9/28(木)原稿執筆。
9/29(金)朝、短篇脱稿。一時間半寝てから神田と五反田の古書即売会ハシゴ。
○小倉多加志編訳『ポケット英語で怪奇小説を読もう』(南雲堂/1982年)
――文庫版対訳本。W・H・ホジスン、ロイ・ヴィカーズ、J・マーシュ収録。
○林克也『恐怖を作る人々』(講談社/昭和33年)
――一応、近未来SF、らしい。
○鈴木正三『因果物語』(富山房・名著文庫/明治44年)
――徳川期の、祟りだの幽霊だの閻魔だのの逸話集。文庫資料。
○『武侠世界』(大正八年第一号/武侠世界社)
――探偵小説傑作号。ドイルの短篇がなぜか「ヒジングス作」として収録。
○杉山蓋世『仮年偉業 豊臣再興記』(自由閣/明治20年)
――日本SFの古典。
○竹内時男・岡部操『我輩は電気である』(畝傍書房/昭和17年)
――科学解説書。巻末の「電子隣組の歌」が一部で(笑)有名。
○橋本忍『太平洋の鷲』(国際出版社・名作シナリオ文庫/昭和28年)
――本田猪四郎監督・円谷英二特撮の映画のシナリオ。買ってから気が付いたけど、
著者署名入りで「呈 黒沢明様」とあるぞ! なんと黒沢明の旧蔵本だ! 文庫資料。
○〈アメリカ古典文庫7〉『エドワード・ベラミー』(研究社/1975年)
――古典ユートピア小説『かえりみれば』。
○H・R・ハガード『モンテスマの王女』(学研/1971年)
――歴史冒険小説のジュヴナイル版。
○勝野良一『私説 三富朽葉伝』(文芸社/2000年)
――「幻想小説仕立ての伝記小説」だそうだ。たぶん私家版。
○シルヴァーバーグ編『SFの殿堂 遥かなる地平(1)(2)』(ハヤカワ文庫/2000年)
――これは届いた謹呈本。SFの人気シリーズの外伝ばかり集めたアンソロジー。
小松左京賞パーティへ。
上遠野浩平『ぼくらは虚空に夜を視る』読了。
9/30(土)原稿執筆。鎌田敏夫『うしろのしょうめんだあれ』読了。
○倉阪鬼一郎『不可解な事件』(幻冬舎文庫/2000年)
――届いた謹呈本。倉阪さん有り難うございます。そのまま読了。
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8/1(火)エリック・マコーマック『隠し部屋を査察して』読了。奇想小説。
この手の話は結構好きである。
8/2(水)菅浩江『永遠の森 博物館惑星』読了。
月一の本好き会合へ。ついでに深夜プラス1で新刊。
○戸矢理衣奈『下着の誕生 ヴィクトリア朝の社会史』(講談社/2000年)
――わたしの小説って服脱がす話が多いから(笑)ヴィクトリアン資料。
帰路、中央線の人身事故で荻窪駅に止まってしまったので、仕方なく下車して古本屋。
○フィリップ・カーチス〈4年B組SFクラス〉全5巻(アリス館/1984〜5年)
――ジュヴナイルSFのシリーズ。セット用のビニールケースが貴重?
8/3(木)原稿執筆。
8/4(金)神田の古書展ナシ。長篇着手。翌日のSF大会準備。
8/5(土)横浜のSF大会ゼロコンに参加。でもやっぱり古本を買う。
○フィッツギボン『キッスが終ったとき』(論争社/1961年)
――第三次大戦後のロンドンを描いた未来小説。
○パガチェフスキ「スポンジ教授」三部作(ほるぷ出版/1988〜9年)
――途中まで持ってるけど、一冊分の定価より安いんだもん。
○生方敏郎『謎の人生』(教文社/昭和6年)
――小説&短文集。「或る魂の告白」なる珍小説も。
○黒沼健『遊星人現わる』(「中学生の友」昭和24年新年号付録)
――怪奇現象研究家の黒沼健のSF。ずっと欲しかったのであります。
○『妖精の湖』(プログレス出版/1977年)
――牧眞司氏に譲って頂いた。ソビエトSFアンソロジーの5巻。
8/6(日)SF大会二日目。また古本を買う。
○エドモン・アロークール『原人ダアア』(潮文社/昭和47年)
――原始人小説。別版は持ってるけど安かったので。
○ルイ・ペルゴー『わんぱく戦争』(講談社/昭和38年)
――餓鬼大将グループ同士がボタンの取り合い戦争をする話。
○ウォーレス&クーパー『キング・コング』(角川文庫/昭和51年)
――確かこの版は持ってなかった……はず。
○『血と薔薇』(1)〜(4)号(天声出版/1968〜69年)
――これはオークションで落とした。相場の半額ほどだったので嬉しい。
8/7(月)ミステリマガジン用ゲラ校正。短篇ゲラ校正。
8/8(火)横浜そごう古本市&伊勢佐木町の古本屋へ。
○渋江保『初等教育 小倫理書』(博文館/明治25年)
――注文品が当選。渋江抽斎の息子の著書。
○飯沢匡『都会の底』(宝文館/昭和30年)
――ラジオドラマ集。桃太郎のパロディ「昔話桃太郎」など収録。
○『世界文学全集6 悪漢小説集』(集英社/1979年)
――フィールディング「大盗ジョナサン・ワイルド伝」が目的で買ったら、
ケベード「悪魔アスモデ」なる幻想小説も入ってるではないか。
○吉澤真智子『飛ぶ人』(桜井文庫/昭和53年)
――私家版。「幻想・神秘の創作集」とあるので買ってしまった。
○澁澤龍彦『女のエピソード』(大和文庫/1984年)
――こんなとこからシブサワが出てたことはあまり知られてないのでは?
○日本児童文学者協会編『地球はおおさわぎ』(小峰書店/1986年)
――〈新選・子どもの文学〉22巻のSFアンソロジー。筒井・小松・眉村等収録。
○礒永秀雄『夢の柩』(潮出版社/1971年)
――民話と寓話の中間の、童話的短篇集だそうだ。百円なので購入。
戸矢理衣奈『下着の誕生 ヴィクトリア朝の社会史』読了。非常に参考になった。
8/9(水)新宿小田急古本市へ。
○中山忠直『日本芸術の新研究』(平凡社/昭和8年)
――後半に詩を収録。「地球の終わり」「星」などのSF詩も。
○松浦政恭訳註『諸国お伽競べ』(文陽堂/大正13年)
――7か国の民話の英和対訳本。
○『現代日本文学全集(33)少年文学集』(改造社/昭和3年)
――幸田露半「番茶会談」森田思軒「十五少年」等SF系も収録。
○『中学世界』(明治40年2月号)
――SF「発明界未来記」を掲載。
日本児童文学者協会編『地球はおおさわぎ』、礒永秀雄『夢の柩』読了。
8/10(木)新宿伊勢丹の古本市へ赴くも成果ナシ! 牧眞司夫妻と会い昼食。
悔しいので新宿の古本屋三軒廻るもまだ成果ナシ!
ヤケクソになって、前日行った小田急へもう一度。
○ピアーズ・ブレンドン『トマス・クック物語』(中央公論社/1995年)
――やっと買う本あったよ。団体旅行会社の元祖の話。ヴィクトリアン資料。
三鷹で編集と打ち合わせ。
SFオンライン原稿&長篇執筆。
8/11(金)神田の古書即売展&古書街へ。これで四連チャン。疲れた。
○牧野吉晴『海の鉄仮面』(浪速書房/昭和44年)
――怪しい怪人(笑)とか出てくる話。注文品。
○ワイルド/日夏耿之介『院曲撤羅米』(東出版/昭和52年)
――『サロメ』をわざと古臭く訳したもの。これで注文品二点とも当選。
○ポール・アディレックス『竜王のメコン河』(燦々社/平成12年)
――アジア関連専門店で買った新刊。冒険・幻想小説。
グレッグ・ベア『斜線都市〔上〕』読了。
8/12(土)図書館ついでに古本屋。
○マリー・レーモン・ファレ『もしかしたら火星人』(学研/1980年)
――フランスの児童向けSF。
○矢口高雄『ゴンベッサ』(シーラカンス学術展示委員会/1983年)
――シーラカンス展入場記念コミック。
飯沢匡『都会の底』読了。宅配便出しついでにまた古本屋。
○ウィルソン・ゲイジ『ガディおばさんのゆうれいたいじ』(岩崎書店/1986年)
――〈あたらしい世界の童話〉3巻。あっちの幽霊は足があるのだ。
8/13(日)青学推理研OBのキャンプで南伊豆へ。
往路は新宿から車に同乗させてもらう。夜中まで宴会。
8/14(月)海で泳ぐ。またまた夜中まで宴会。
8/15(火)現地で解散。バスで下田へ、電車を乗り継いで東京駅へ。
そのまま京浜東北線に乗って川口そごう古本市へ。大馬鹿だね。
○島太郎原作/田代カンヤ画『結核裁判』(國民画劇/昭和25年)
――紙芝居。閻魔大王が結核菌を裁判にかける、啓蒙物語。
○谷田博幸『ヴィクトリア朝挿絵画家列伝』(図書出版社/1993年)
――コナン・ドイルの伯父も登場。ヴィクトリアン資料。
○長谷部史親『推理小説に見る古書趣味』(図書出版社/1993年)
――絶版だというから買っとこう。
○雷樹和人『バウショック 空が崩れ墜ちる時』(鳥影社/2000年)
――これは近所の古本屋。近未来SFらしい。7月に出たばっか。たぶん私家版。
○フレッド・チャペル『暗黒神ダゴン』(創元推理文庫/2000年)
――以下は届いた謹呈本。H・P・ラヴクラフトへのオマージュ。
○F・ポール・ウィルスン他『ラヴクラフトの遺産』(創元推理文庫/2000年)
――こちらは書き下ろしアンソロジー。
8/16(水)錦糸町そごうの古本市へ。
○菊水亭『新奇妙談 閻魔大王判決録』(金泉堂/明治20年)
――昨日に引き続き閻魔裁判ネタ。表紙の閻魔大王の顔がヨイ。
○ピエール・ルイス『死と悦虐の間』(戸山書房/1972年)
――19世紀フランスの抒情詩人によるエロっぽい小説。
○『春情 花の朧夜』(美和書院/昭和30年)
――江戸の風俗文学(つまりエロ小説)の復刻。本の造りも美麗。
○K.Harris“VICTORIAN & EDWARDIAN FASHIONS FOR WOMEN”(Schiffer/1995)
――ヴィクトリア朝の婦人服写真集。資料。
○『児童ブック ことり (22)』(国際情報社/昭和38年)
――特集・うちゅうのはなし。SFネタばかり。
○『幼児ブック ことり(6)』(国際情報社/昭39年)
――未来の世界特集号。SFネタはぼちぼち。
○『ひかりのくに 夏休み特集号』(ひかりのくに/昭和48年)
――「ほしをこわすな」というSF童話。
東中野で途中下車して落合の古本屋へ。「何をお探しで」などと親父に訊かれる。
なんでも集めてるので、この手の質問は困る。黒眼鏡にサンダル履きだったので、
怪しげに思えたんだろう、どうせ。冷やかしじゃないぞと珍しめの本を買う。
○『安得仙(アンドルセン)家庭物語』(鍾美堂/明治44年)
――アンデルセン童話の古い翻訳。日本名になってたりがおかしい。
8/17(木)失神の会でビヤホール→居酒屋。ゲストは小森健太朗氏。
サインを頂く。呑み過ぎてべろべろ。
8/18(金)二日酔いで神田の古書即売会へ。
○小村定吉『夢十三夜』(雨亭文庫/1987年)
――豆本。漱石『夢十夜』みたいな幻夢譚。
仕事絡みで、漫画家のふくやまけいこ氏とひばりヶ丘で初顔合わせ。サインを頂く。
すっごい嬉しい。
帰路、ひばりヶ丘の古本屋を廻る。
○ライナー・チムニク『クレーン男』(童話屋/1981年)
――不思議な絵物語。
○フィオナ・マクラウド『かなしき女王』(沖積舎/1989年)
――ケルト幻想作品集。古い訳文が典雅。
○石川賢『セイテン大戦フリーダーバグ(2)』(角川書店/1999年)
――ロボットコミック。
8/19(土)終日原稿執筆。
8/20(日)原稿執筆の気分転換に近所の本屋。
○サリー・ヴァーロウ『英国読本 紅茶の時間に』(文理閣/2000年)
――副題「作家と詩人の愛した町や村」。英国関係資料。
○皆川亮三『ARMS(13)』(小学館/2000年)
――シリーズ最新刊。すぐ読んでしまう。
○水野雅士『シャーロック・ホームズの時間旅行』(青弓社/2000年)
――ホームズクラブ会員が書いた本。
○ディック、クーンツ他『影が行く』(創元SF文庫/2000年)
――届いた謹呈本。かなり面白そうだ。
8/21(月)終日原稿執筆。
8/22(火)短篇翻訳初稿終了。書評原稿一本。中野サンプラザの古本市へ。
○三橋一夫『無敵五人男』(春陽文庫/昭和48年)
――怪奇小説も書いてる大衆作家の痛快小説。
中井へ移動し、打ち合わせ。
8/23(水)横田順彌氏宅で手伝い。本を譲って頂く。
○小栗虫太郎『有尾人』(日本正学館/昭和23年)
――間違って持ってる本を買ってしまったのだそうだ。
○伊達龍城『日○もし戦はば?』(明治図書出版協会/昭和7年)
――日本の今後(大東亜戦争)を分析した著。但し小説ではない。
○ガブリオ『ルルージュ事件』(春秋社/昭和10年)
――フランスの古典探偵小説。
8/24(木)福島県の会津まで車2台、合計6人で旅行。
只見というところにある本の街、及び温泉&食い倒れツアー。
初日はコテージ数軒の本棚を物色。全て定価半額。
○C.Pomerantz“DETECTIVE POUFY'S FIRST CASE”(Addison-Wesley/1976)
――女の子がホームズの格好で怪事件を解決する絵本。
こんなとこまで来てこんな本見付けてしまうオレって一体……。
○香山滋『小説ゴジラ』(小学館スーパークエスト文庫/1993年)
――この版、最近高くなって困ってたんだ。ラッキー。
○山村正夫『推理文壇戦後史(3)』(双葉文庫/昭和59年)
――文庫版は持ってなかった。
○澁澤龍彦『快楽主義の哲学』(光文社/昭和40年)
――カッパブックスからシブサワが出てたことはあまり知られてないのでは?
○リチャード・ウッドリー『未知の惑星生物』『地球脱出』(評論社/昭和55年)
――日本でも放映された「アトランティスから来た男」の小説化3・4巻。
近くの民宿へ。地ビールや地鶏鍋などを楽しむ。
8/25(金)二日目は「500円でダンボール一箱まで好きなだけ取り放題」という
コンテナに、わたしのみチャレンジ。暑くて死にそう。
上半身ハダカで黒眼鏡という怪しい格好で箱をひっくり返してたら他の客が。
むさい男だったので、そのまま続行。
○韓丘庸編訳『夜中に見た靴』(エスエル出版会/1988年)
――韓国短篇童話集。幻想系の話もアリ。
○歴史文芸ペン・グループ『新 霧隠才蔵』(日本文芸社/昭和43年)
――大人向け講談本。イラスト多数。
○ドイル/山中峯太郎『謎の手品師』(ポプラ社文庫/1976年)
――山中翻案ホームズ。小型版は持ってないので。
○『星の王子トゥインクル』(東京児童劇場/発行年不明)
――かぶりもの劇の絵本。目白にこんな劇場があったらしい。
○北川幸比古『こどもセールスマン1号』(岩崎書店/1970年)
――〈SFえどうわ〉20巻。
○砂田弘『帰ってきたゼロ戦』(国土社/1971年)
――〈創作子どもSF全集〉19巻。
○福井勇編『原子力の発展』(原子力の発展刊行会/昭和39年)
――終戦二十周年記念出版。豪華本の写真集。発展と言いながら
広島・長崎の被害についても多くのページを割いてるところがエライ。
○『核のゴミが捨てられる?』(核のゴミ野放し法案をつぶそう3・28,30/1986年)
――原子炉等規制法改正に反対しようという絵物語解説本。
○藤原宰太郎・桜井康生『あなたは名探偵』(学研)
――児童向け推理クイズ集。進行役は名探偵シャーロック・ルパン(笑)
昼食はソバと地鶏唐揚げと地ビール。塔のへつり観光後、天栄村の温泉へ移動。
今回の夕食はボタン鍋をはじめ超豪華。
8/26(土)最終日は宿場街、日暮の滝など観光。夜7時過ぎ蓮田ICで解散。
わたしは埼玉で下ろしてもらい、古典SF研究会の二次会になんとか合流。
8/27(日)長篇執筆。近所の本屋。
○上遠野浩平『ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生』(電撃文庫/2000年)
――シリーズ最新刊。
グレッグ・ベア『斜線都市〔下〕読了。えらい時間がかかってしまった。
8/28(月)
渋谷東急東横店の古本市へ行くも収穫ナシ。注文品も全部ハズレ。くっそー。
8/29(火)終日原稿執筆。
8/30(水)終日原稿執筆。謹呈本届く。
○長山靖生『父親革命』(新潮社/2000年)
――兼業作家なのにハイペースで本だすなあ。わたしより多かったりして(笑)。
でも長山さん、わたしバツイチで子供いないんですよ。これを読んでどうしろと?
8/31(木)終日原稿執筆。気分転換に近所の古本屋。
○横田順彌編『クロッカスの少年』『赤いさばくの上で』『呪われた翼』
『SFなんでも講座』(草土文化/1987年)
――〈ジュニアSF選〉シリーズ全6巻中4冊。
○手塚治虫原作『ユニコ』(サンリオ/1980年)
――手塚原作のサンリオアニメの、アニメ絵本。
8/?(?)謹呈本が一冊、到着日が判らなくなってしまいました。
○倉阪鬼一郎『屍船』(徳間書店/2000年)
――異形コレクション等に発表された短篇群。ごめん、倉阪さん。
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7/1(土)高円寺の古書即売展&古本屋へ。
○ボレシチューク『なぞの宇宙人』(偕成社/昭和44年)
――〈名作冒険全集〉版は持ってなかった。
○毎日ムック・アミューズ編『神田古本屋街全ガイド 愛蔵版』(毎日新聞社/平成10年)
――そのうち買おうと思ってた本。
○恩田陸『ネバーランド』(集英社/2000年)
――これは届いた謹呈本。青春ミステリ。
翻訳家H氏夫妻らと三鷹で会う。夕方は西荻窪へ移動して寿司。満腹。
田村武敦『バラモンの洞窟』読了。仙花紙本の「少年大冒険小説」。
7/2(日)天津春彦『嵐に咲く花』読了。仙花紙本の「長篇少女小説」である。
「本の雑誌」コラム執筆。
7/3(月)長篇プロット熟考。頭痛。肩凝りが原因のような気がするので、
井の頭公園へジョギング。帰りに古本屋。
○鮎川哲也編『怪奇探偵小説集(1)(2)(3)』(双葉文庫/昭和58〜59年)
――店によっては一冊も買えないような(笑)格安値で3冊購入。
7/4(火)長篇プロット熟考。プールで二時間泳ぐ。謹呈本届く。
○姫野カオルコ『サイケ』(集英社/2000年)
――姫野さん、御無沙汰してます。
夕方から中井で打ち合わせ。大雨に降られる。ついでに古本屋。
○『ディケンズ短篇集』(岩波文庫/1986年)
――ホームズより少し古いけど、小説面でのヴィクトリアン資料。
7/5(水)長篇プロット熟考。古本届く。
○『清水芳太郎全集(上・中・下)』(創生会/昭和49〜52年)
――これは貴重。印刷は福岡刑務所だそうだ。
月一の本好き会合へ。ついでに深夜プラス1で新刊。
○『幻想文学 58号』(アトリエOCTA/2000年)
――石堂藍氏が拙著『SF万国博覧会』を好意的に取り上げてくれている。多謝。
○並河洋/楚山勇写真『クラゲガイドブック』(TBSブリタニカ/2000年)
――写真によるクラゲ図鑑。わたしの好きなキタユウレイクラゲも載ってる。
7/6(木)長篇プロット熟考。プールで二時間泳ぐ。夜、呼び出されて呑む。
7/7(金)綱島の古本屋へ。
○“THE SESAME STREER LIBRARY Vol.6”(CTW/1978)
――表紙がシャーロック・ヘムロックだから。それだけ。
○鄭乙炳『北朝鮮崩壊』(文春文庫/1999年)
――韓国産の近未来SF。
横田順彌氏宅へ牧眞司夫妻らと遊びに行く。帰りは台風で大雨。ずぶ濡れ。
7/8(土)長篇プロット熟考。高円寺の古書即売展&古本屋へ。
○藤澤衛彦編『妖怪画談全集 日本篇下』(中央美術社/昭和5年)
――これで揃った。やったね。
○Edward Lear“THE BOOK OF NONSENSE”(Frederick Warne/1907)
○Edward Lear“MORE NONSENSE”(Frederick Warne/?)
――前者はちくま文庫『ナンセンスの絵本』の原書(の異版)。後者はその続編で未訳。
愉快な絵にリメリック(五行韻律詩)が付いてる。個人的にかなり掘出物。
○佐治芳彦『創世記「竹内文書」傳』(KKベストセラーズ/1995年)
――偽書・竹内文書を使った伝奇ファンタジーがあったとは知らなかった。
○マタ・ハリ『世紀のスパイ マタ・ハリ』(戸山書房/1972年)
――エロ系の出版社から出た実在の女スパイの手記。
○結城沙羅『貴人と娼婦』(カルチュアクリエートサービス/1970年)
――昭和44年度文芸賞落選作品、だそうだ。角のある男が登場。幻想小説?
7/9(日)ホームズクラブの例会へ。ジャンケンに勝ち、本をもらう。
○『探偵ファイルvol.1』(白夜書房/2000年)
――発行は探偵社のガルエージェンシー。実話集が面白い。
○ジャン・マリニー『吸血鬼伝説』(創元社/1994年)
――こちらは友人が、ダブったからとくれた本。
ロンドンに行った友人からはホームズ関係の洋書を数冊購入。内容略。
7/10(月)長篇プロット熟考。
7/11(火)ジョギング。ついでに古本と新刊。
○三好彰監修『ピアストラブル殺人事件』(いちい書房/1996年)
――ピアシング啓蒙コミック。しかもミステリ仕立て(笑)
○ミステリー文学資料館編『「探偵趣味」傑作選』『「シュピオ」傑作選』(光文社文庫/2000年)
――「幻の探偵雑誌」シリーズ2巻と3巻。
7/12(水)結城沙羅『貴人と娼婦』読了。判ったような判らんような……。
郵便局ついでに古本屋。
○一峰大二『ウルトラマン(2)』(翔泳社/1995年)
――秋田書店版しか持ってなかったが、こっちのが中身が多い。
7/13(木)鄭乙炳『北朝鮮崩壊』読了。
プールで二時間泳ぐ。
身体が冷えて風邪をひいたみたいだが、冷房を消して汗を流してたら半日で治った。
体質が良くなってるようだ。
7/14(金)神田の古書即売展&古書街へ。
○“THE YELLOW BOOK Vol.5,6”(John Lane/1895)
――19世紀末英国デカダンの象徴。
後の方の号だからワイルドやビアズリーの関与は薄いんじゃなかったかな。
でもこれが日本の即売展に出るとは思わなかったよ。
○栗田勇『ビリチスの官能の歌』(新書館/1968年)
――原作はピエール・ルイス。宇野亜喜良のイラストがソソる。
○松崎実『殺生関白行状記』(日本評論社/昭和4年)
――献呈署名入。しかも木村毅宛だった。貴重。
○中山正男『赤い太陽』(第一世論社/昭和34年)
――戦後、日本に共産主義政府が出来るという架空歴史SF。
牧眞司氏と池袋のサンシャインで待ち合わせ、本をお借りする。古本屋も覗く。
○大久世凡『シャンパン・グラス』(世界文学社/1949年)
――ふらんす小咄集。くだらなくて笑ってしまう。文庫資料。
7/15(土)横田順彌氏宅で牧眞司夫妻らと手伝い。
7/16(日)マイクル・コニイ『ハローサマー、グッドバイ』読了(再読)。
吉祥寺で買い物。夏用Tシャツ数枚。タイ料理など食す。
7/17(月)郵便局へ。ついでに古本屋へ寄るも買う物ナシ。立ち読み。
7/18(火)週刊新潮書評一本。呼び出されて三鷹〜吉祥寺で飲み食い。
7/19(水)浦和伊勢丹の古本市へ。遠い。暑い。
○“THE QUEEN'S LONDON”(Cassel/1899)
――ヴィクトリア時代のロンドン写真集。貴重なヴィクトリアン資料。
○大畑国山『ポケット祝祭文』(岡村盛花堂/明治43年)
――祝辞や弔辞の実例集。結構面白い。横田順彌氏に進呈することにする。
牧眞司夫妻と会ったので一緒に昼飯。
帰宅後、ジョギングで武蔵関の古本屋へ。
○山口貴由『悟空道(12)』(秋田書店/平成12年)
――これでやっと最後の13巻が読める。
○エリック・マコーマック『隠し部屋を査察して』(東京創元社/2000年)
――届いた謹呈本。カナダの奇想小説短篇集。面白そう。
週刊新潮書評一本。
7/20(木)書評一本。
金学烈・高演義編『朝鮮幻想小説傑作選』読了。あんまり「幻想」してなかったなあ。
7/21(金)神田と五反田の古書即売会ハシゴ。
○ドイル『死刑か無罪か』(東西社/明治42年)
――昔の英語訳註本。ホームズが本田宗六になってる。
○中山忠直『漢方医学余談』(中山研究所出版部/昭和4年)箱欠
――昔SF詩を書いた人。漢方医学以外にも詩も入ってる。
○杉山平助・賀川豊彦『吾が闘病』(三省堂/昭和15年)
――ただの闘病記なんだけど、どちらもSFを書いたことのある人なので。
○原田三夫監修『もしこんなことがおこったら』(実業之日本社/1971年)
――児童向けのif物科学解説だが、SF仕立てもあり。福島正実も書いてる。
帰宅してプールで二時間泳ぐ。ついでに古本屋
○一峰大二『ウルトラマン(1)』(翔泳社/1995年)
――これで揃った。
マイクル・コニイ『ブロントメク!』読了(再読)。
7/22(土)高円寺の古書即売会&古本屋へ。
○牧野義雄『英国人の今昔』(那珂書店/昭和18年)
――百年前に渡英した画学生が後に書いた本。ヴィクトリアン資料。
○ドラモンド・ラ・デイユ『パリの青髯事件』(紫書房/昭和27年)
――犯罪実話。書込本だが安かった。
○南洋一郎『密林の奇談』(大陸書房/昭和43年)
――密林物の怪奇実話集。こんな作家も大陸から出てた!
○ジャック・ロンドン『赤死病』(新樹社/1995年)
――SF。アンソロジーには入ってるが、単行本の形ではこれのみ。
○江戸川乱歩『蜘蛛男』(講談社・少年版江戸川乱歩選集/昭和45年)
――中島河太郎が児童向にリライト。箱の絵がスッゴク怖い。
シャーロッキアン会合へ。二次会、三次会と呑む。帰りに近所の古本屋。
○マージョリー・シャーマット『きえた犬のえ』『まよなかのはんにん』
『ゆきの中のふしぎなできごと』(大日本図書/1982〜3年)
――子供がホームズっぽい格好をしてる〈ぼくはめいたんてい〉シリーズ。
7/23(日)一日外出せず仕事。
7/24(月)マイクル・コニイ『カリスマ』読了(再読)。
ジョギングで小金井公園近くの古本屋へ。
○松久由宇『スター・ロード』(久保書店/昭和55年)
――懐かしー(当時は買わなかったけど)。
○勝由人『蒼空』(新風舎/1996年)
――私家版SF。これで新風舎のは大体買った。でもミステリもあるみたい……。
7/25(火)東中野でベトナム料理を食して後に、打ち合わせ。
7/26(水)横田順彌氏宅でまたまたお手伝い。
7/27(木)プールで二時間泳ぐ。帰りに古本屋へ寄るが何も買わず。
ミステリマガジン原稿執筆。
7/28(金)神田の古書即売会と新宿京王古本市をハシゴ。買いまくり。
京王ではミステリ評論家のS氏に遭遇。
○『偕成社五十年の歩み』(偕成社/1987年)
――非売品の社史。後半の図書年表が欲しかった。
○『バンビ・ブック 空飛ぶ円盤なんでも号』(朝日新聞社/昭和33年)
――児童向け雑誌。この号探してたんだー。超掘出物。
○中山忠直『日本に適する衣食住 普及版』(宝文館/昭和3年)
――この人の本、やたらと色々な版があるのが悩みのタネ。
○杉森久英『海の見える窓』(ソノラマ文庫/昭和51年)
――初期のソノラマ文庫はこんな人や水上勉なんかも出てた。冒険探偵小説。
○富塚清『科学日本の建設』(文藝春秋社/昭和15年)
――日本を科学的に進んだ国家にすべし、という本。残念ながらSFではない。
○各務三郎『赤い鰊のいる海』(読売新聞社/1977年)
――ミステリ・エッセイ集。SF作品への言及もアリ。
○『少年少女名作コース』(「6年の学習」昭和43年卒業お祝い号教材)
――北川幸比古の短篇SF「未来から来た男」収録。
○横溝正史『菊水兵談』(桃源社/昭和46年)
――横正の時代小説。文庫にはなっていない。
○海野十三『まだらの紐』(偕成社/昭和21年)
――これ、ずっと欲しかったんですぅ〜。ホームズで海野だからね。
○野村胡堂『六一八の秘密』(愛育社/昭和23年)
――現在のソノラマ文庫版の古書価格よりも安かった。
○『SFファンタジア(7)アート編』(学研/昭和54年)
――お恥ずかしながらこの巻だけ持ってなかったのであります。
○内田庶・那須辰造『海底大陸アトランチス(他一編)』(「中学初級コース」昭和31年10月号付録)
――新選科学小説集。どこにも書いてないけど、こりゃデル・リーの翻案だ。
○バローズ『ターザンの生い立ち』(河出書房ロビン・ブックス昭和30年)
――これは届いた古本。第一作の翻訳でした。
ミステリマガジン原稿完成。
7/29(土)マイクル・コニイ『冬の子供たち』読了(再読)。
『今後の東亜をどうするか』(『清水芳太郎全集 第五巻』収録)読了。
SFマガジン原稿執筆。謹呈本届く。
○菅浩江『永遠の森 博物館惑星』(早川書房/2000年)
――軌道上の博物館をめぐるオムニバスSF短編集。
○森奈津子『西城秀樹のおかげです』(イースト・プレス/2000年)
――笑いとエロスの短編集。あんまり面白くて寝るまでに読了。超オススメ。
ジョギングで亜細亜大の西の古本屋へ。
○山川浩二・巽光良『ウチケンのビックリSFXCM大全集 全一巻』(誠文堂新光社/昭和61年)
――特撮CM職人内田健太郎のCMとテクニックを紹介。バイオシキル加工の靴下の
CM「シャーロック・ホームズ」が入ってたのが購入の決め手。
○澁澤龍彦『洞窟の偶像』(青土社/昭和52年)
――各種書物に関するエッセイ集。初版なのに定価の半額で激安。
7/30(日)翻訳家H氏が留守なので(笑)H氏夫人と武蔵野市の中央コミュニティ
センターのビヤガーデンへ。生ビール200円! 飲みまくる。ハワイアンのバンドが
市の職員有志で、これはいいんだけど、フラダンスも有志で、超オバハンばっかり(笑)
7/31(月)銀行で振込。ついでに古本屋。
○栗原時雄『女性裁判史』(近代文庫/昭和27年)
――メリー・スチュアートやマリー・アントワネット。文庫資料。
○市橋立彦『私達の薬局』(アテネ文庫/昭和26年)
――薬品に関する入門書(情報が古いけど)。文庫資料。
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6/1(木)佐々木たづ『平吉とサル』読了。本の雑誌コラム完成。近所の古本屋へ。
○実相寺昭雄『立て!キンダーマン』(風塵社/平成9年)
――特撮界の巨匠の短篇集。表題作は「特撮×エロス!」だそうだ。
○加納一朗『透明少年』(ソノラマ文庫/昭和50年)
――ソノラマ文庫の初期刊行作品。今や珍しい。タイトルどーりの話。
○青目虎太郎『マフ族の陰謀』(ミリオン書房/平成元年)
――「国防=スパイ」小説、だそうだ。自費出版?
○瀧譲二『トリプル クロス アタック』(国際時代社/1989年)105円
――誤射された巡航ミサイルが東京めがけ……という近未来小説。腰巻の推薦文は
「元内閣総理大臣 福田赳夫」だし「映画化決定!!」って書いてあるし、ホントかね?
○『怪獣プラネット ゴジラ』(小学館/1994年)
――サンリオピューロランドでだけ見れた立体映画の絵本。だからキティも登場。
6/2(金)神田古書展&古書街へ。
○畑田国男『英雄色を好む』(私家版/1977年)
――エロ一コマ漫画&パロディ集。ホームズもあったので。
○『山岡荘八 徳川家康 資料編』(講談社/?年)
――「徳川家康購読者特別プレゼント」。予約者か全巻購読者へ配布したらしい。
○『精神鍛錬の書』(佛教教會/昭和13年)
――御説教集。文庫資料。
○セドリック・ディケンズ『ディケンズとディナーを』(モーリス・カンパニー/1987年)
――ディケンズ作品に出てくる料理の解説本。ヴィクトリアン資料。
新宿、エニックスで打ち合わせ。編集と呑む。帰りに古本屋。
○ニコライ・アモソフ『未来からの手記』(早川書房/昭和48年)
――ソビエトの一種のSF。持ってなかったんです。
6/3(土)岩崎正吾『探偵の冬あるいはシャーロック・ホームズの絶望』読了。
○折原一『遭難者』(角川文庫/2000年)
――謹呈本届く。文庫なのに二冊組箱入り。「分売不可」ってのがいい。
6/4(日)ジョギングで武蔵小金井まで。古本屋。
○長谷川如是閑『倫敦!倫敦?』(岩波文庫/1996年)
――1910年の特派紀行記。ちょいずれてるけどヴィクトリアン資料。
○国木田独歩『武蔵野』(武蔵野市/昭和46年)
――武蔵野市民版。しゃれてるね。文庫資料。
○唐沢俊一編『地獄で笑ふ男』(二見書房/1997年)
――トンデモな貸本漫画の傑作選。
6/5(月)W・W・ジェイコブズ他『イギリス怪奇傑作集』読了。
知人からヘンな絵本をもらう。
○Peter Mayle“WHERE DID I COME FROM?”(Pan/1973)
――性教育絵本。当然「ペニス」とか「ヴァギナ」の項もあり(笑)
6/6(火)友人らと神保町でギョーザ。さらに呑む。帰りに本屋。
○古屋兎丸『ショートカッツ(2)』(小学館/1999年)
――ギャグコミック。買い忘れてた。
○マシュー・G・ルイス『マンク―破戒僧―〔上・下〕』(東京創元社/昭和35・36年)
――ダブったと思ったら、ジャケットが違ったので人に譲れなくなってしまった。
高橋宣勝『イギリスに伝わる怖い話』読了。
6/7(水)新宿で映画を観て、紀伊国屋で雑誌。
○『ナショナルジオグラフィック日本版』(2000年6月号)
――特集が「ロンドン新世紀」や「麗しきクラゲ」なので。
月一の本好き会合へ。買っておいてもらった本受け取り&帰りに古本屋。
○三四郎『続 吾輩ハ猫デアル』(勉誠社/1997年)
――大正9年の本の復刊。元版は持ってるんだけどね(笑)
○アシモフ選集『歴史編4ローマ帝国』『歴史編6 出エジプト記のことば』(共立出版/昭和44年)
――アシモフのノンフィクションシリーズ。あとちょっとで揃うぞ。
○杉浦昭典『蒸気船の世紀』(NTT出版/1999年)
――ヴィクトリアン関連資料。19世紀初〜中期だけどね。
ロバータ・ロゴウ『名探偵ドジソン氏 マーベリー嬢失踪事件』読了。
6/8(木)シャーロッキアン仲間数人で呑む。謹呈本届く。
○グレッグ・ベア『斜線都市〔上・下〕』(ハヤカワ文庫SF/2000年)
――ベアの作品は楽しみ。
6/9(金)牧夫妻とともに横田順彌氏の手伝いで日吉へ。
6/10(土)
近所にブックオフができた。
開店一分前に行ったら、雨だというのに既に三十人も並んでいる。
ドアが開くまでにわたしの後ろにも五人並ぶ。で、突入。
○出口保夫&ワット『漱石のロンドン風景』(中公文庫/1995年)
――元版は持ってるんだけど。
○『水木しげるの妖怪文庫(1)〜(4)』(河出文庫/昭和59年)
――元妻が持ってたんで、かつては家にあったんですが(笑)
○桐山靖雄『一九九九年地球壊滅』(平河出版/1988年)
――阿含宗のヒトが書いたトンデモSF。そのうち使うかも、の資料。
○五井野正『七次元よりの使者 0の巻』(創栄出版/昭和52年)
――昔は古本屋にゴロゴロしてたけど、最近ちよっと減ってきたか。
○江利安武『女探偵クリット』(グリーンアロー出版社/昭和57年)
――ポルノミステリー。
高円寺の古書展へ。
○久松潜一『日本文学辞典』(アテネ文庫/昭和26年)
――タイトル通りの本。アテネ文庫なので購入。文庫資料。
○三雲岳斗『M.G.H.楽園の鏡像』(徳間書店)
――届いた謹呈本。第1回日本SF新人賞受賞作。
夜中にもう一度ブックオフ等古本屋。ビョーキですね。
○どおくまん『SF頭狂帝大(1)』(少年画報社/昭和52年)
――滅茶苦茶下らない。しかもあんまりSFしないのだ(笑)
○トラヴァース『メアリー・ポピンズのお料理教室』(文化出版局/昭和52年)
――英国料理関係資料として。
6/11(日)ネパール料理店で飲み会。行きがけに古本屋。
○スターリング・ノエル『スパイは醜悪に死ぬ』(角川文庫/昭和45年)
――あまり見ない本なので、よく知らないけど買っておく。
二次会へ移動途中でも古本屋。
○ジョン・ブランド『イギリスの故事』(研究社/昭和40年)
――英国関係資料。猫とか蝋燭とかがどんな意味合いを持つか、等々。
帰宅すると知らない古本屋のチラシ。二時までやってるというので、自転車で行ってみる。
○『第7回読売国際漫画大賞作品集』(読売新聞社/1986年)
――結構面白い。文庫資料。あと持ってる本だけどサンリオSFを百円で一冊。
6/12(月)またまたブックオフ。
○小堀歩『いのちの電話』(トレビ文庫/1989年)
――装丁がハヤカワミステリ文庫そっくりだという理由だけで購入。文庫資料。
○レナート・オリヴィエリ『呪われた祝日』(近代文藝社/1995年)
――イタリアの小説。どうやらミステリらしいので。
6/13(火)近所の古本屋。
○中子真治『SFX映画の世界 完全版2』(講談社X文庫/昭和59年)
――2巻は抜けてた。
小説家・津原泰水氏が転居に伴い、少し本を処分するというので物色に行く。
○間宮浩『野郎花』(第二書房/昭和46年)
○山口一彦『海の男たち』(第二書房/昭和48年)
――共にホモ小説。表紙からして、いかにも。
○田中雅志編著『仮面舞踏会の夜』(二見文庫/1991年)
――十九世紀末〜今世紀初頭のヨーロッパのエロス画集。
その他マンガ等数冊。書くと支障のあるものもあるので省略(笑)。
6/14(水)吉祥寺に移転してきた古本屋が開店したので覗く。まずまずの収穫。
○レオ・レオニ『ニコラスどこにいってたの?』(佑学社/1988年)
――レオニの絵本。出版社がつぶれて絶版のタイトル。
○『おーい!はに丸(1)うちゅうたんけん』(講談社/昭和60年)
――最近人気復活のはに丸。なんと宇宙旅行でエイリアンに遭遇していた?
○『彷書月刊』(弘隆社/1989年10月号、1991年10月号)
――古本に関する雑誌。小栗虫太郎特集と渋沢龍彦特集。
編集と打ち合わせ。
小説家・津原泰水氏の転居作業手伝い。またマンガ等もらう。
彼の不用本を売りにブックオフへ。ついでに古本を買う(笑)
○栃折久美子『モロッコ革の本』(筑摩書房/1975年)
――装丁の勉強でベルギーへ行った製本家の回想記。
6/15(木)また津原氏の転居作業手伝い。夜は友人たちと会食。謹呈本届く。
○唐沢俊一『カラサワ堂変書目録』(学陽書房/2000年)
――脳天気本紹介のシリーズ。相変わらず楽しい。
6/16(金)謹呈本届く。
○上遠野浩平『殺竜事件』(講談社ノベルス/2000年)
――『ブギーポップ』の作者、ノベルス初登場。
神田の古書即売展安堵古書街へ。
○ダンリー『明日之戦争』(報文社/明治30年)
――フランス軍人の書いた、未来戦記SFのはしり。
○『少年少女世界文学全集(6)(9)(10)(28)』(講談社/昭和34〜5年)
――児童文学全集のうちデ・ラ・メア、ヴェルヌ、ドイル等収録の巻。
横田順彌氏、牧眞司氏とともに編集氏に会う。横田氏から本を譲って頂く。
○星一『選挙大学』(選挙大学講習会/大正13年)
――選挙教育の本。著者は星新一の父。
○九鬼盛隆『未耕地の開拓者』(本道宣布会/昭和47年)
――夏目漱石の霊が霊能者の口を通して語ったという本。
だから奥付には「口述 夏目漱石」として漱石の写真も入ってるぞ。
○横田順彌『明治ふしぎ写真館』(東京書籍/平成12年)
――横田氏の最新刊。図版が多くてとても楽しい。
6/17(土)上遠野浩平『殺竜事件』読了。近所の本屋へ。
○江口寿史『キャラ者』(双葉社/2000年)
――江口寿史、つい読んで、つい笑っちゃうのである。
○フィリップ・K・ディック『シビュラの目』(ハヤカワ文庫/2000年)
――届いた謹呈本。ディックの短篇集。本邦初訳作も入ってるぞ。
6/18(日)谷甲州『背筋が冷たくなる話』読了。
6/19(月)横田順彌『明治ふしぎ写真館』、唐沢俊一『カラサワ堂変書目録』読了。
近所の本屋&古本屋へ。
○石川賢『禍 MAGA(1)(2)』(小学館/2000年)
――石川賢は好きで新刊はほぼ買ってる。
○佐藤陽子『金第一行助の事件簿』(マガジン・マガジン/1997年)
――二十年程前にジュネに載った漫画。ハーロック・ホームズが出てくる(笑)
朝までに週刊新潮用書評二本。
6/20(火)駅で編集と資料受け渡し。帰りに古本屋。
○アルトー『ヘリオガバルス あるいは戴冠せるアナーキスト』(白水社/1977年)1000円
――「小説のシュルレアリスム」の一冊。初版で定価以下は掘出物。
新宿で遊ぶ。呑んだ後、ゲーセンでマラカスを振るゲームをする。腕が痛い。
6/21(水)ザテレビジョン用書評一本。
三雲岳斗『M.G.H.楽園の鏡像』読了。面白かった。
6/22(木)自転車で花小金井のブックオフへ。
○『二階堂正宏集(3)人喰い』(双葉社/1985年)
――一冊まるまる人喰い土人ネタ。絶対に復刊されんだろうなあ。
○江戸川乱歩/バロン吉元『陰獣』(小池書院/1999年)
――乱歩原作コミックは買っとこうっと。
○原禎男『アンドロメダ知性体――神の実験』(文芸社/1999年)
――自費出版本。SF小説7割、科学解説3割ってとこ。
○ドイル『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』(河出書房新社/2000年)
――届いた謹呈本。オックスフォード版注釈付全集の8巻。
6/23(金)神保町へ。
○探険小僧『黒熊自伝』(成功雑誌社/明治41年)
――熊の生態が本人(本熊?)の口で語られる小説。横田順彌氏がどこかで紹介してた本。
○クラーク『宇宙島へ行く』(石泉社/昭和30年)
――〈少年少女科学小説〉。この巻は持ってなかった。超ラッキー。
○花巻京太郎『大利根柔肌草紙』(あまとりあ社/昭和39年)
――〈裏窓叢書〉。エロ時代小説。超格安。
○台湾現代小説選W『鳥になった男』(研文出版/1998年)
――表題作が、羽根が生えてくる男の話。この一篇だけが目的。
○眞継雲山『佛教眞髄 不死の法悦』(興風書院/昭和16年)
――「師」と「客」の対話で進む、仏教小説。
○矢野峰人監修『サヴォイのビアズレイ』(東出版/昭和49年)
――綺麗な箱入大型本。当時の定価より安かった。
牧眞司氏と即売展会場で会い、お茶する。
一旦帰宅後、近所のスーパーで買い物ついでに書店へ。
○皆川亮二『ARMS(12)』(小学館/2000年)
○山口貴由『悟空道(13)』(秋田書店/2000年)
――どちらも揃えてるコミック。
6/24(土)高円寺と五反田の古書即売展ハシゴ。
○〈現代漫画大観2〉『文藝名作漫画』(中央美術社/昭和3年)
――水島爾保布画の半七捕物帳、岡本一平画の坊ちゃんとかが入ってる。
○福島安正『大陸征旅詩集』(東亜協会/昭和14年)
――明治期の将軍が大陸での戦争をテーマに書いた漢詩集。
○ウェルズ『月世界たんけん』(偕成社/昭和33年)
――イラストに見覚えがあるなあ。子供の頃に読んだかも。
○飯沢匡『日本陥没』(宝文館/昭和30年)
――ラジオドラマ集。『日本沈没』よりも先である。
○流一輝『これでもか!』(栄光出版社/昭和51年)
――流一輝SF作品傑作集〔1〕。作者は「宇宙塵」同人らしい。
○『絵ものがたり紅色娘子軍』(光生館/昭和47年)
――中国の革命バレエ(笑)の絵入り対訳本。
神田で古典SF研究会例会へ。二次会で呑む。三冊箱入りの付録本をもらう。
○『ポケットブック 怪盗ルパン〈全3巻〉』(「五年の学習」1998年9号付録)
――うち「古城の対決」が「遅かったシャーロック・ホームズ」なのである。
6/25(日)
ライダーカードで当たった『仮面ライダースペシャルブック』(×三種)届く。
6/26(月)恵比寿で映画。帰りに荻窪で古本屋。
○奥瀬平七郎訳編『賊禁秘城談』(上野市観光協会/昭和52年)
――石川五右衛門を主人公にした江戸時代の小説の現代語訳。
○島本和彦『デスパイ』(竹書房/1990年)
――元ネタは『エスパイ』かと思ってたら麻雀漫画だった(笑)
○松村昌家『明治文学とヴィクトリア時代』(山口書店/1981年)
――ヴィクトリアン資料。献呈署名入。
○BINBUN『時渡りでござる』(新風舎/1999年)
――〈タイムリーパー・ケイ シリーズ〉だそうだ。自費出版SFですな。
6/27(火)郵便発送がてら近所の古本屋へ。
○ジョージ秋山『灰になる少年』(角川ホラー文庫/平成9年)
――恐怖漫画。
○シド・ホフ『ナガナガくん』(徳間書店/1999年)
――やたらと胴が長ーい犬の絵本。可愛い。
6/28(水)ウィリアム・ギブスン『フューチャーマチック』読了。
6/29(木)渋谷の古本屋。
○沼野芳脩 追悼集『ことばとたばこ』(故人文庫/1997年)
――元NHKのえらいさんの追悼本。杉良太郎、竹下景子、山田太一らも寄稿。
小説家・津原泰水氏らとハーブ・オオタ氏のウクレレコンサートへ。
一杯やって、帰路、吉祥寺でまた古本屋。午前一時。バカだね。
○山中峯太郎『敵中横断三百里』(小山書店/昭和32年)
――ややイタミ本だが、この値段なら安い。日露戦争熱血愛国実録小説。
○ジュール・ベルヌ『反乱』(珊瑚書房/昭和32年)
――『皇帝の密使ミハイル・ストロゴフ』の別版。これもややボロいけど安い。
○永代湘南『小説終篇不如帰』(明治出版協会/大正4年)
――届いた古本。『不如帰』のパロディだけどSFになっちゃう。函欠。
6/30(金)神田で横田順彌氏と会い、古書即売展&古書街を一緒に歩く。
○日下部四郎太『信仰物理 異國行脚』(大日本雄弁会/大正13年)
――函付。函欠本しか持ってなかった。横田氏も同様で、悔しがってた。
○宇佐美景堂『水晶球で見られる霊像』(霊相道書房/昭和42年)
――この人の本、他にも持ってる(笑)
○乾坤独歩『冒険小説 怪中の怪』(大学館/明治39年)
――古典SF。羽化仙史の別名。これまた横田氏が悔しがってた。
○岩野正隆『予言 第三次大戦』(原書房/1976年)
――未来戦記小説。
○『彷書月刊』(弘隆社/2000年7月号)
――古本に関する雑誌。「探偵小説の迷宮」特集なので。
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5/1(月)小説家T氏と三鷹コラルで落ち合い、昼飯。食後、二人で本屋&古本屋。
○深町眞理子『翻訳者の仕事部屋』(飛鳥新社/1999年)
――尊敬する翻訳家の深町氏の訳業に関する本とあれば買わずばなるまい。
○景山民夫『時のエリュシオン』(幸福の科学出版/1997年)
――幸福の科学啓蒙小説(?)らしい。こりゃ拾い物。
○山村正夫『恐怖の花束』(ノン・ポシェット/平成8年)
――晩年の怪奇短篇集。山村さんの本領は推理文壇回顧と怪奇短篇にあると思う。
○倉阪鬼一郎『夢の断片、悪夢の破片』(同文書院/2000年)
――帰宅したら届いてた謹呈本。倉阪さん、ありがとうございます。
夜、SF評論家の牧眞司氏が、終電に乗り損ねて突然遊びに来る。
始発まで本棚を眺めながら古本談義。
5/2(火)ジョギングで武蔵関の古本屋。
○『飯島直子写真集 SOUTH WIND』(桜桃書房/1993年)
――まだ眉毛が濃い(笑)ソレ系の店だと数千円ついてる。文庫資料。
○『浅香唯 やさしく見つめて…』(講談社X文庫/昭和62年)
――X文庫にアイドル写真集なんてあったんだな。文庫資料。
○ジョン・クリーヴ『艶説・十字軍』(光文社CR文庫/昭和61年)
――歴史ポルノ。富士見ロマン文庫『十字軍艶征記T〜W』の続編。
○ロッドウェイ『妖精の国への誘い』(福武文庫/1991年)
――図版の多数入った妖精解説書。
○ヘンリー・クレメント『怪奇な恋の物語』(早川書房/昭和46年)
――恐怖小説。映画にもなってる。
○フレッド・M・スチュワート『悪魔のワルツ』(角川書店/昭和46年)
――音楽テーマの長篇怪奇小説。
○田丸ようすけ画『まんが読本 阪神大震災』(公明機関紙局/1995年)
――震災記録や地震対策とかはいいんだけど、後半になると公明の議員は活躍したとか
村山首相はダメだったとか「公明だけが偉い」という主張。。田丸ようすけは公明の御用漫画家。
○佐藤美加画『水道工事店物語2』(TOTO出版/1991年)
――全国管工事業協同組合連合会監修の水道工事まんが。1巻も欲しい。
……以上の他に、人に譲る本も6冊購入。重い。ジョギング中だってのに。
5/3(水)御茶ノ水のSFセミナーへ。
昼の部では角川春樹氏インタビュー、牧眞司氏の「ブックハンターの冒険」がすごい楽しめた。
夜の部では「ほんとひみつ」に出演。キテレツ本を紹介していたら、うち一冊のイラストを描いた方が
その場にいたことが判明。当然、サインをもらう(笑)。販売ブースやオークションで古本購入。
○『パロウズ本』(「北北西SF創刊準備記念」/昭和62年)
――山形浩生編集のウィリアム・バロウズ本。翻訳も研究も。
○『月刊小説王(第三号)』(角川書店/1983年)
――ありましたね、こういう文庫型雑誌。
○『ガルガンチュワ大年代記』(筑摩書房/昭和18年)
――奇想小説。本文と解説の2分冊。これはラブレー作ではないそうだ。
○シンクレーア『人われを大工と呼ぶ/百パーセント愛国者』(新潮社・世界文学全集/昭和5年)
――「人われを…」はキリストがハリウッドに降臨するナンセンス作品。
○天沼春樹『飛行船帝国』(ほるぷ出版/1993年)
――飛行船が発達した、歴史が異なる過去へタイムスリップ(?)する話。
5/4(木)明け方、三時間ほど睡眠。
セミナー終了後、星敬氏、天野護堂氏らとスターバックスで朝食、さらに神保町をぶらつく。
○『マイ コレクション』&『高島屋「物」語』(1991年)
――前者は角川書店刊で森瑶子著。「物」をテーマにした短編集。後者は高島屋東京
店発行・編集。前者の商品の売場紹介したもの。二冊用箱入り。こーゆー特別本好き。新宿へ移動。
牧眞司氏の初出版を祝うサプライズパーティ(つまり本人だけ来るまで知らなかった。大成功。)へ参加。
古典SF研究会会長としてわたしもスピーチ。
横田順彌氏ら古典研メンバーとお茶をして後、夕方帰宅。夜中まで爆睡。で古本屋。
○星影旅人『ヅェノマ神話 春きたれど』(自費出版/昭和58年)
――宗教っぽい創作神話……なのかなあ? サイン本。
○『essay16 私とあかり』(松下電工株式会社/1991年)
――非売品。淀川長治、池田満寿夫、中島らも、大森一樹ら16人のエッセイ。
○久我俊一『緑化の恩人ノースロップ博士』(木材市売時報社/昭和46年)
――日本に植樹を導入した人物の伝記。序文のひとりは木村毅。
疲れてたのか(当たり前だ)、帰ってマッサージ機をしてたらまた爆睡。
5/5(金)神田の即売展へ。
○松宮静雄『SF短歌 ウルの墓』(短歌新聞社/昭和55年)
――短歌の連作で綴るSF。
○中川重『偉人伝記叢書五十一号 ムッソリーニ』(日本社/昭和6年)
――ムッソリーニやヒトラーがワシントン等と並ぶ偉人だった時期があるのだ。
帰路、近所の古本屋が連休中に店頭本10円セールをやってるので覗く。
○浜岡泰治『全宇宙解明の詩(エレジー)』(近代文藝社/1993年)
――副題「ビッグバン理論征伐記」。征伐するなよ(笑)
○沖倉利津子・画『映画版コミックス 家なき子』(日本テレビ/1995年)
――昔、沖倉利津子の「セッチ」シリーズが結構好きでした。
ホームズ関係の共同執筆の原稿終了。本の雑誌コラム執筆、完了。
5/6(土)高円寺の古書展へ
○坪内逍遥『長生新浦島』(実業之日本社/大正11年)
――台本集。なんかSFっぽい話みたいなので買ってみました。
○『出世美談宝玉集』(少年倶楽部 昭和11年新年号付録)
――池田宣政編。農業家とか実業家とか、今ではわからん人もおる。
○大友朗『日の丸くん(1)』(サン出版/昭和56年)
――SF発明漫画。即売展のヒト(つまり古本屋さん)が「こりゃ珍しい」「見たことないな」とか
ためつすがめつしてた。わしが買うんだってば。
○『アクマイザー3ポケット百科』(エルム/昭和51年)
――こっちのが珍しいと思う。マイナーな特撮ヒーロー番組の小型図鑑。超掘出物。
○湯沢草之介『耳袋』(電子経済出版部/昭和39年)
――江戸期の『耳袋』ではない。艶笑譚集である。文庫資料。
○ワシリエフ&グーシチェフ編著『21世紀のレポート』(新潮社/昭和34年)
――ソ連の未来予測集。SF仕立ての部分もアリ。
日吉へ出掛け、古本屋へ。
○中子真治『SFX映画の世界 完全版3』(講談社X文庫/昭和59年)
――こないだ1巻買ったし。定価の約3分の1だし。
○石川フミヤス『チビッコ探偵』(さいとう・プロ/発行年不明)
――さいとう・プロの貸本漫画。昭和40年前後か。
日吉の横田順彌氏宅で牧眞司氏と手伝い。報酬代わりに徳間書店から来た御歳暮を頂く。
ノリタケの『トトロ』の皿。レアかも。
牧氏からは古本を数冊受け取る。
○〈ベリャーエフ少年少女空想科学選集〉『世界のおわり』『空気を売る男』(岩崎書店/1963年)
――超レアな児童向けロシアSF。すっごい嬉しい。
○ルーチョ・チェーヴァ『テスケレ』(河出書房新社/1974年)
――イタリアの奇想SF短編集。この作家スキ。
○ルードルフ・ブラウンブルク『アフリカ夢の飛翔』(早川書房/昭和46年)
――飛行テーマのドイツ幻想小説。これまた嬉しい。
帰路、また地元で10円古本。
○小野不由美『悪霊はひとりぼっち』(講談社X文庫/1990年)
――「悪霊シリーズ」の途中。
○中島文保『健やか』(JDC・COCOROの文庫/1997年)
――カイロプラクティックな人が書いたエッセイ本。文庫資料。
5/7(日)新宿高島屋でおもちゃ展を観る。まあまあ。帰路、近所の古本屋。
○大城のぼる『愉快な鐵工所』(名著刊行会/昭和56年)
――日本名作漫画館〔SF編〕中の一冊。昭和16年のSF漫画の復刻。サービス券
が満点で金券があったので安く買えた。
○『カイダン博覧会』(ヨコモリ文庫/1992年)
――ホントに階段に関する本。階段会社(?)の発行。文庫資料。
5/8(月)長篇用プロット模索中。
ジョギングで亜細亜大の先(東小金井の北)の古本屋。
○真瀬もと『ファントム・ルート』『アサシン』(ウィングス文庫/1999年)
――シリーズ一巻は新刊で買ったものの、文体がどうしても肌に合わず、読めずじまい。
それに懲りて、二巻以降は古本屋で買うことにした。
近所の書店にも寄る。
○川原泉『ブレーメン(1)』(白泉社/平成12年)
――愉快な(?)長篇SFコミック、第一巻登場。
5/9(火)坪内逍遥『長生新浦島』読了。浦島太郎をベースにした表題作のほか
若返り薬の話「回春泉の試験」や様々な芝居が交錯する「或る富豪の夢」も面白かった。
SFオンライン用原稿執筆。
本の雑誌コラム、長さが足りないことが判明し訂正。
5/10(水)プールで二時間泳ぐ。夜は月一の本好き会合へ。
注文してた古本(全品!)届く。嬉しいやら困ったやら。
○佐川春水訳註『湖上の怪物』(建文館/明治40年)
――対訳本で出た古い翻訳SF。
○平田晋策『迫れる日露大戦記』(日の出 昭和九年二月号付録)
――「第二次日露戦争」を描いた架空戦記SF。
○西村真琴『科学綺談』(時潮社/昭和11年)
――ロボット「学天則」を作った人による科学エピソード集。
○安倍季雄『お百姓仁義』(北光書房/昭和18年)
――荘内天保義民事件に材を取った小説。題名と著者が気になって注文。
5/11(木)佐藤絵子『フランス人の贅沢な節約生活』読了。
人に勧められてなにげに読んだら結構面白かった。装丁も洒落てる。
ザテレビジョン用書評一本執筆。
5/12(金)神田の古書即売会へ。
○『テムズ川の歴史美術展』図録(1996年)
――1796年の絵だから守備範囲の百年前だけど、ロンドン資料として。
○佐藤俊明『だれにでもわかる地獄のおはなし』(維摩出版/昭和62年)
――八大地獄とかを図入りで紹介。表紙の鶏の写真の意味は何? 気になるぞ。
牧眞司氏夫妻と遭遇、お茶する。その後、古書街を廻る。
○『応援歌 裸になったサラリーマン』(ふるさときゃらばん/1995年)
――サラリーマン・ミュージカルの本。非売品。文庫資料。
○P・ヒース『未来からきた暗殺者』(国土社/1995年)
――児童SF。別版では持ってる。
○深谷貞次『狂い火』(朝日書院/昭和41年)
――引退消防官が書いた消防小説。
○レスリー・ワトキンズ他『米ソ宇宙開発の陰謀 第3の選択』(たま出版/昭和56年)
――トンデモ本だけど小説仕立てのところもあったので。
○ルネ・クレエル『悪魔の美しさ』(河出書房/昭和25年)
――4/8に買った本と同じだけど、カバ付だったので。
○フィリップ・ケレン『ロボットのくに』(エミール館/昭和56年)
――ロボットとか恐竜とか出てくる。フランス人が日本向けに描いた絵本。
今度はシャーロッキアンのN氏と遭遇。またまたお茶。おなかタポタポ。
夕方より吉祥寺で小説家M氏主催(?)の飲み会「失神の会」へ。今回は参加者多数。
二次会まで参加して解散後、行き付けの店で一杯やって、帰りに古本屋。
○バーバラ・ゲイツ『世紀末自殺考―ヴィクトリア朝文化史―』(英宝社/1999年)
――ヴィクトリアン資料。こんなの出てたとは知らなかった。
○村田正雄『私の霊界通信 第1巻』(白光出版/昭和42年)
――霊界に自由に出入り出来る人の体験記……だそうだ。
○小林彦五郎『永世不死』(小林彦五郎著作刊行会/昭和34年)
――永世不死を信じた人について、死後に出した本。
5/13(土)
高円寺の古書即売会へ。令嬢連れのミステリ評論家Y氏に遭遇。古本屋も廻る。
○大泉黒石『黒石怪奇物語集』(桃源社/昭和47年)
――注文品が当選。よしよし。
○コナン・ドイル/江戸川乱歩訳『シャーロック・ホームズの冒険』(平凡社/昭和4年)
――ただし昭和21年の再版。
○桜井鴎村『欧州見物』(丁未出版社/明治42年)
――もちろんヴィクトリアン資料。ちょっと後ですけど。
○『名犬ラッシー』(たのしい三年生 昭和34年11月号付録)
――絵物語「十五少年ひょうりゅう記」も収録。
○山中峯太郎『荒野に立つ火柱』(小山書店/昭和33年)
――副題が「旧約聖書物語」なので、SFにはあらず。
○草川隆『ロック島の冒険』(朝日ソノラマ/昭和47年)
――児童向けアクション小説。安かった。
トマス・ハリス『羊たちの沈黙』読了。『レッド・ドラゴン』迄しか読んでなかったのだ。
佐藤俊明『だれにでもわかる地獄のおはなし』読了。
○レイモン、コリンズ他『喘ぐ血』(祥伝社文庫/2000年)
――届いた謹呈本。エロティック・ホラー・アンソロジー第二弾。
長篇用プロット模索。
5/14(日)西荻窪のホームズクラブ例会へ。ついでに北口の新しい古本屋へ。
○Angus Wilson“THE WORLD OF CHARLES DICKENS”(Penguin
Books/1972)
――図版が多い。ホームズより初期だが、ヴィクトリアン資料。
○“CHAMBER'S TWENTIETH CENTURY DICTIONARY”(W.R.Chambers/1909)
――逆にエドワード朝に入ってるけど、同様の資料として。
二次会は喫茶店、三次会はイタリアンで飲み食い。
5/15(月)長篇用プロット模索。
早稲田大学構内の古本市及び早稲田古書街へ。
○イッセー尾形『シンエー鉄工さん』(発行年不明/森田オフィス)
――鍛冶屋のシンエー鉄工さんが主人公の小説。どういう経緯で出た本だ?
○巌谷国士訳『ドロテアの美しい物語』(アート・スペース美蕾樹/1984年)
――シュルレアリストと交流のあった画家ドロテア・タニングに関する本。珍品?
○『まんが 未来をひらく夢への挑戦』(平成12年)
――科学技術庁科学技術制作局調査課監修の「子ども科学技術白書」。
○マルス『契約成就の書』(創造書房/平成11年)
――「幻の書、発見!ヒトラー甦り、そして死す!」という副題で買ってしまった。
古本屋のおやぢにも「いやあ、気になる題名だよね」と言われてしまった(笑)
○A・A・グーハ『核の黙示録』(白水社/1985年)
――東西対立から核戦争が勃発するドイツSF。『SF万国博覧会』で触れてないなあ。
いかんいかん。もし文庫化される時があったら入れよう。
5/16(火)長篇用プロット模索。週刊新潮用書評一本。夜、呼び出されて呑む。
5/17(水)SFオンライン原稿未着のため再送。ジョギングで田無へ。
○脇村義太郎『東西書肆街考』(岩波新書/1979年)
――神田と京都の古書街の歴史。お勉強用。
○マルキ・ド・サド『ジュスチーヌ あるいは美徳の不幸』(富士見ロマン文庫/昭和60年)
――シブサワ訳。金子國義氏の装丁が良いです。
○『海野十三メモリアル・ブック』(先鋭疾風社/2000年)
――これは届いた謹呈本。貴重な資料集。池田憲章様、ありがとうございました。
エニックス編集氏に呼び出され、小説家T氏宅へ。呑む。小説家M氏も乱入。
5/18(木)プールで二時間泳ぐ。週刊新潮用書評2本。謹呈本届く。
○マイクル・クライトン『タイムライン(上・下)』(早川書房/2000年)
――プルーフ(見本刷)でもう読んじゃったんだけどね。
5/19(金)神田の古書展で収穫無し。で、古書街で店頭本。
○信田秀一『名探偵ホームズ』(金の星社・ひらかな世界名作/昭和38年)
――低学年向けの『バスカヴィル家の犬』。ちょっと珍しいかな。
○ヴェルヌ『新訳 十五少年漂流記』(新潮文庫/昭和26年)
――新訳ったって、もう古いよね(笑)
○平山峻『二〇五〇年冷凍人間の朝』(青娥書房/1999年)
――クリスチャンの医師が書いたSF。悪いけどイラストが笑っちゃう。
○吉居和弘『テレビの中のテレビ』(文芸社/1998年)
――「画面没入装置」とか出てくるSF。これも自費出版だね。
○竹下文子『スターズ』(パロル社/1998年)
――現代世界で魔女と闘うファンタジイ。
○有馬敲『芦生の森』(未踏社/1999年)
――鳥たちを擬人化して人間社会を風刺した寓話。
日吉で牧眞司夫妻とともに横田氏の手伝い。横田氏から著書を頂く。
○横田順彌『〔天狗倶楽部〕快傑伝』(朝日ソノラマ/1993年)
――話の流れでまだ読んでないことがばれ、頂くことになってしまった。
○Wayne Worcester“THE MONSTER OF ST. MARYLEBONE”
――尾之上浩司氏が送ってくれた本届く。どーもです。新しいホームズパロディ。
5/20(土)初台の新国立劇場へ。
インド料理専門店「ガンジス」のランチが安くてナン食べ放題で満腹。帰りに古本屋。
○とり・みき/田北鑑生『DAI-HONYA(ダイホンヤ)』(ASCII/1993年)
――書店SFコミック。
長篇プロット作成続き。
5/21(日)長篇プロット作成続き。
トマス・ハリス『ハンニバル〈上〉』読了。近所の古本屋へ。
○『唐沢なをきの楽園座』(講談社/1997年)
――爆笑短篇コミック集。
○各務三郎『推理小説の整理学(外国編)』(かんき出版/昭和52年)
――推理小説のガイドブック。イラスト桜井一。
5/22(月)新橋駅前古本市へ。
○ジーン・ブレント『舌戯』(広済堂/昭和54年)
――ポルノ。訳者の「三枝藤夫」が、作家デビュー前の菊地秀行氏!
○コリン・ウィルソン『殺人狂時代の幕開け』(青弓社/1994年)
――「コリン・ウィルソンの殺人ライブラリー」一巻。ヴィクトリアン資料。
○P・D・ジェイムズ&T・A・クリッチリー『ラトクリフ街道の殺人』(国書刊行会/1991年)
――19世紀初期の犯罪実録小説。ヴィクトリア朝のちょい前ですが。
○R・D・オールティック『二つの死闘』(国書刊行会/1993年)
――こっちはヴィクトリア朝中期の事件記録。
○パトリック・グランヴィル『火炎樹』(国書刊行会/1998年)
――文学の冒険シリーズ。以上、激安。
ここまででたったの1600円だったのに、古い双六「宇宙怪獣ゲーム」「宇宙双六」を
各1500円で買ってしまう。前者にはバッタっぽいキャプテンウルトラ、キングコング、
ガッパ、サンダ(orガイラ)などが、後者にはスーパージェッター、パピイ、ソラン、
宇宙パトロールホッパなぞが描いてあったので、つい。あーあ。
『ハンニバル〈下〉』読了。全く予想外の結末だね。
5/23(火)ジョギングで荻窪のブックオフ。
「タイムサービスで七時半まで単行本半額!」とかやってた。
スーパーで野菜売ってるんじゃないんだからさ(笑)。
でも何冊か買ってしまった。帰りは途中から電車。
○『第三の宇宙人 ほか』(教育同人社/発行年不明 70年代?)
――児童全集の一冊。定価も書いてないし、訪問販売か?
表題作は目次に「中上守/文」とあるから創作だと思ったら、解説にはシルヴァーバーグ原作と
書いてあるじゃないか。中上守訳でアタリをつけて調べたらビンゴ!『10万光年の迷路』(久保書店)
のリライトだ。もしかしたら珍発見?
○『比叡山 伝教大師』(昭和54年/比叡山延暦寺)
――日本天台宗の開祖・最澄の伝記マンガ。
○海野弘『魅惑の世紀末』(美術公論社/昭和61年)
――ヴィクトリアン資料。芸術関係(しかもヨーロッパ全般)だけど。
○綾瀬麦彦『フーディーニ いかさま霊媒師対天才奇術師』(メディアファクトリー/1992年)
――ドイルとも親交のあった奇術師の実録小説。これも資料。
5/24(水)海野弘『魅惑の世紀末』、石原孝哉他『ミステリーの都ロンドン』読了。
謹呈本届く。
○岡崎武志『文庫本雑学ノート 二冊目』(ダイヤモンド社/2000年)
――文庫に関する雑学集。非常に楽しい。
○“BAKER STREET JOURNAL CHRISTMAS ANNUAL 1999”(The Baker Street
Irregulars)
――米国のシャーロッキアンがサインとメッセージ入りで送ってくれた。
5/25(木)マイケル・チェンバース『シークレット・シティ・ロンドン』読了。
SFマガジン編集氏と次のコラム連載の打ち合わせ。
八重洲で古本屋覗くが収穫は人に譲る本一冊のみ。
横溝正史賞パーティに出席。
散会後は東京會舘でしばらくだらだらした後、ミステリ作家諸氏と銀座でカラオケ。
アニメ・特撮主題歌を歌うと新本格作家A氏に「北原さんがそんな人だと思わなかった」
と呆れ(?)られる。
5/26(金)午後起き出し、神田古書即売会&古書街へ。
○清風草堂主人『露西亜探偵物語』(萬里堂/明治44年)
――注文品当選。セントペテルスブルクでの実話探偵譚らしいが、創作かも。
○『世界文学』(世界文学社/昭和22年4月号)
――古い雑誌。リラダン「猟する女」収録のため購入。
○『文学断片』(民友社・国民叢書/明治27年)
――明治期の文学論集。文庫資料。
○宇井無愁『犬のたまご』(昭星社/昭和21年)
――ユーモア短篇集。表題作は犬が卵を産む話。
○高橋宣勝『イギリスに伝わる怖い話』(大和書房/2000年)
――英国幽霊怪奇譚。英国関係資料。
○所健保『時盤沈下』(東洋出版/2000年)
――タイムスリップネタの自費出版SF。
○宮崎惇『蜃気楼の少年』(徳間文庫/1982年)
――カルトコミック『聖マッスル』の原作者による児童SF。
○ケネス・グレアム他『ものぐさドラゴン』(青土社/1999年)
――これで「妖精文庫」全五冊が揃った!
○國見由紀夫『生霊のまつり』(現象会/昭和45年)
――中短編集。表題作はクリスチャンが邪教と闘うオカルト小説?
○『市川崑監督作品「竹取物語」シナリオ』(東宝/1987年)
――映画のシナリオ縮刷版。非売品。文庫資料。
○戸川昌子『大いなる幻影』(講談社文庫/昭和53年)
――第八回乱歩賞受賞作品。
○佐藤泰舜述『禅慧集』(不老閣/昭和47年)
――昭和十年前後の宗教関連書。文庫資料。
○毛沢東『文芸講話』(大月書店・国民文庫/1954年)
――毛沢東の文芸理論。文庫資料。
荻窪のブックオフでホームズ関連のビデオ11本購入。ついでに(笑)古本。
○作者不詳『尼寺春情』(河出i文庫/2000年)
――秘本の復刻集。「異本ほととぎす」を収録しているので購入。
関西よりきたる友人等と、ずーっと呑む。
5/27(土)またまた午後起き出し、五反田の古書展へ。
○大山倍達監修『大山八段のウルトラ護身術手帳』(大山空手スクール/昭和47年)
――極真会の入門書。文庫資料。朱入れがあるのは関係者の蔵書だったから?
○『壬生大念仏狂言 解説』(壬生狂言保存会/昭和48年)
――宗教系で壬生寺のハンコ入り。狂言粗筋集。文庫資料。
○アイザック・アジモフ『六本脚戦争』(ダイヤモンド社/昭和47年)
――アシモフの科学ノンフィクション。福島正実訳。
シャーロッキアンの集まりで渋谷へ。二次会で呑む。三次会へ移動途中に古本屋。
○吉田健一『英国に就て』(筑摩書房/昭和49年)
――英国風物記。店頭本で安かった。
○秋山正美『古本術。』(夏目書房/1994年)
――古本入門書。これまた安かった。
吉祥寺で翻訳家H氏と更に呑む。その前に古本屋。
○アリス・レントン『歴史のなかのガヴァネス』(高科書店/1998)
――英国の女家庭教師についての研究書。ヴィクトリアン資料。
へろへろで帰宅。謹呈本届く。
○角田喜久雄『底無沼』(出版芸術社/2000年)
――傑作探偵小説集。日下三蔵さん、ありがとうございます。
5/28(日)高円寺の頑固ラーメンへ。古本屋もちょっと覗くが収穫無。
出口保夫『イギリス怪奇探訪』読了。
5/29(月)プールで二時間泳ぐ。
岡崎武志『文庫本雑学ノート 二冊目』読了。
あっ、『一冊目』を完読してなかった、と慌てて読了。順番が逆になってしまった。
5/30(火)ジョギングで阿佐ヶ谷の本屋&古本屋。
○石川賢『真ゲッターロボ(1)』(双葉社/2000年)
――さあ今度はどうなるゲッター!
○二階堂正宏『イーハトーブの人まんが宮澤賢治』(そしえて/1996年)
――宮澤賢治の伝記まんが。二階堂正宏が書いてるとこがいいね。
○ウィリアム・ギブスン『フューチャーマチック』(角川書店/2000年)
――届いた謹呈本。ギブスンで浅倉久志訳じゃ、読まないわけにいくまい。
5/31(水)上野友夫『随想―ミステリーと共に―』読了。
本の雑誌コラム執筆。謹呈本届く。
○岩崎正吾『探偵の冬あるいはシャーロック・ホームズの絶望』(東京創元社/2000年)
――昏睡から目覚めて自分をホームズだと思い込んでしまった男が探偵役。
○小林司・東山あかね編『優雅に楽しむ新シャーロック・ホームズ読本』(フットワーク/2000年)
――巻末のパロディ一覧を執筆した。定価がやや高いように思う。
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4/1(土)ジーンズを三本購入。ついでに吉祥寺で一杯やって、帰りに古本屋。
○ドイル『緋色の研究』『四つの署名』(昭和60年?)
――本体は新潮文庫だがカバーは異なり、二冊で変形の箱(タテに入れる形)に収まる。
スーツのサンヨー・ベイカーストリートが記念品に配ったものらしい。珍品。
4/2(日)ジョギングで東伏見・西武柳沢・保谷の本屋と古本屋。さすがに疲れた。
○マーヴィン・ピーク『行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙』(国書刊行会/2000年)
――絵入り手紙形式の幻想冒険譚。よくできてる。
○石川賢『5000光年の虎』(徳間書店/昭和57年)
――後の加筆訂正版は持ってるんですが。
○中子真治『SFX映画の世界 完全版1』(講談社X文庫/昭和59年)
――店の親父が「こりゃ掘り出し物だ、五百円付けても良かった」とか言っとった。
4/3(月)ジョギングで荻窪の古本屋まで。
三駅間はさすがにへばって、帰路西荻窪〜三鷹間は電車に乗る。
○『カレル・チャペック戯曲集 R.U.R.ロボット』(十月社/1992年)
――同時収録の「白疫病」のが貴重。既に借りて読んではいるんですが。
編集氏と打ち合わせ。帰りに古本屋。
○小松由加子『図書館戦隊ビブリオン』(集英社コバルト文庫/1999年)
――おお、二巻まで見つかってしまった。一気に読もう。
○グレッグ・ベア『ダーウィンの使者』【プルーフコピー】
――大森氏からもらってたんだけど、「発売一週間前の本を古本屋で買った」という
事実をつくるために購入。というわけで、ウチにこれ二冊あります(笑)
(註・後に古本コレクター某氏に進呈しました。)
4/4(火)八木福次郎『古本便利帖』読了。勉強になりました。
中央線沿線の古本屋は火曜日が休みなので田無までジョギングしたら、ここの古本屋も休み。
しまった。で、一昨日は閉まってた西武柳沢の古本屋へ移動。
○小鷹信光『探偵物語』(徳間ノベルス/昭和54年)
――松田優作主演のテレビドラマの小説版。確か続編しか持ってなかったハズ。
○八切止夫『続・八切裏がえ史』(日本シェル出版/1974年)
――八切止夫の最近の相場は安くて千円、平均で二〜三千円するがもっと安かった。
○『月世界探険旅行』(カバヤ児童文化研究所/昭和28年)
――いわゆるカバヤ文庫。ポオの「ハンス・プファール」等短編集。
○『深山の秘宝』(カバヤ児童文化研究所/昭和29年)
――同上。これは「ニーベルンゲンの歌」
○『決死の少年斥候』(カバヤ児童文化研究所/昭和28年)
――同上。SFでも幻想でもないけど、バラすのにしのびなくてまとめ買い。
4/5(水)ローレンス・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』読了。
厚くて読むのが大変だった。雨なのでジョギングはお休み。池袋サンシャインの古本市へ。
○石森章太郎『まだらのひも』(「少女クラブ」昭和31年7月号付録)
――やった、注文品が当選! ずっと探してたんです、これ。
○伊那高『犯人を追え!』(有紀書房/昭和50年)
――絵がダサダサの推理クイズ集。名探偵ホルムスが出てくる部分があるので。
○金王丸『黒い花の群れ』(あまとりあ社・SM選書第三集/昭和41年)
――日中戦争当時の中国を舞台にした密偵物のエロ小説。装丁が良い。
○石井義人『冒険と謎の大陸』(泰流社/昭和51年)
――ついに正編を入手!(→3/12参照)
月一の本好き会合へ。ついでに深夜プラス1で新刊。
○諸星大二郎『西遊妖猿伝(16)』(潮出版社/2000年)
――遂に第二部完結。続きが読めるのはいつのことかねえ。
4/6(木)横田順彌氏宅へ牧眞司氏と遊びに行く。近著を頂く。
○横田順彌『雑本展覧会』(日本経済新聞社/2000年)
――日経新聞及び「ちくま」連載の古本エッセイをまとめたもの。楽しみ。
○横田順彌『古書狩り』(ちくま文庫/2000年)
――傑作古本小説集の文庫化。長山靖生氏による解説も笑える。
○倉阪鬼一郎『ブラッド』(集英社/2000年)
――これは届いた謹呈本。長篇ホラー。倉阪さん、ありがとうございます。
牧野義雄『霧のロンドン』読了。ヴィクトリアン資料の一環。
一旦寝て、午前四時頃ジョギング。時間が時間なので古本屋はナシ(笑)。
井の頭公園の競技場をひとりで走ってたら、二羽の兎が出現。津原氏から噂には聞いてたが……。
4/7(金)11時〜14時、神保町で「本の雑誌」がわたしに同行取材。
北原尚彦がどう本を探すか、という記事だそうだ。そんな訳で、いつも通りに古本・新刊を購入。
○『科学画報』(大正16年1月号)
――「百年後の世界」という特集などSF系多数。
○『母への羅針』(東京府中等学校保導協会/?)
――「盗みをした女学生」「家庭の不満から誘惑へ」などなど。
○江戸川乱歩原作『白髪鬼』(角川ホラー文庫/2000年)
――これは新刊。乱歩の作品を横山光輝・桑田二郎・古賀新一が漫画化したもの。
○H・ジェイムズ『聖なる泉』(国書刊行会・ゴシック叢書/1979年)
――定価の五分の一と格安。
○任大星・他『町に恐竜がやってきた』(太平出版社/1984年)
――二篇中一篇が中国のジュヴナイルSF。
14時からはSFオンラインの企画。高橋良平氏、三村美衣氏、尾之上俊彦氏、日下三蔵氏、
北原尚彦が18時までに五千円でどんなSFを探してくるか、というもの。
収穫は読者プレゼントとなる。それにしても神保町での「本探し」仕事ダブルヘッダーとはね(笑)。
おかげで疲労困憊。でも帰りに地元で古本屋。大馬鹿三太郎である。
○梶山季之『せどり男爵数奇譚』(夏目書房/1995年)
――古本ミステリ。河出文庫版しか持っていなかったので。
○唐沢俊一『とても変なまんが』(早川書房/2000年)
――これは届いた謹呈本。SFマガジン連載の爆笑漫画論。
4/8(土)高円寺の古書即売会へ。
○ルネ・クレエル『悪魔の美しさ』(河出書房/昭和25年)
――魂を悪魔に売った男の物語。映画脚本。
○横溝正史/玄太郎・画『蔵の中』(週刊漫画サンデー別冊/昭和52年)
――エロ漫画誌の別冊。「カルメンの死」「蜘蛛と百合」も収録。少ムレ本。
渋谷でシャーロッキアンの集まりへ。二次会、三次会と呑む。酔って古本屋。
○ルイージ・マレルバ『プロタゴニスタ奇想譚』(出帆社/1976年)
――ペニスの一人称というイタリアの奇想小説。
○戸川昌子『生きるのはひとり』(青春出版社/昭和49年)
――告白体験的人生論。
4/9(日)井の頭公園へジョギング。池のまわりは花見客だらけ。近所の古本屋へ。
○『幻想文学』54号(アトリエOCTA/1999年)
――抜けてる号が二冊だけあることに気付いたので埋めました。
○朝倉金三『硝子器の王国――佐々木秀一の軌跡――』(東西緑風社/昭和59年)
――マンションの古雑誌置場で拾った本。ガラス器会社の経営者の一代記。
4/10(月)明日からの準備で買い物など。
4/11(火)南の島でのバカンスに出発(←ホント)。マレーシアのランカウイ島。
アンダマン海にあるということで行くのに決めた。
『四つの署名』の小人の土人トンガが「アンダマン諸島」出身なのである。
ランカウイは諸島よりも南にあるのだが。昼の便で立ち、夜着。早速屋台でメシ。
うまいが、イスラム系の店だったためアルコールなし! ビールが欲しかった。
4/12(水)ホテルの敷地内がメチャ広く、午前中は散策。
午後は海辺で水着(最近やたらジョギングしてたのはこのためである)でのんびり。
もちろんビールを呑みながら。夕方から足マッサージの店で「デラックスコース」を。
気持ちよい。その隣が中国系の屋台だったので、今度はばしばしビール呑みながら夕メシ。
4/13(木)午前から海辺へ。昼はプールサイドで軽食&ビール。午後も海辺。
夕方は土産買物。吹き矢を売っていたので思わず買ってしまう(『四つの署名』参照)。
豪華ヨットでのクルーズ、その後でシーフードレストランへ、というオプションコースに参加。
この日の参加者はわたしの一行だけで、ヨット貸し切り状態。ドリンク飲み放題だし。
レストランでもロブスター旨かった。呑みすぎてヘロヘロ。
4/14(金)夜発の便で立つので午前は荷物詰め、午後はホテル内でダラダラ。
日焼けし過ぎたので、水着にはならず。
ランカウイを発ち、乗換のクアラルンプール空港でヘンな漫画を二冊買う。
○章魚・童然『鬼蠱』(東昇出版/1999年)
――マレーシアの中国語出版物。怪奇漫画短編集。
○陳永發『謎之*案』(東昇出版/1999年)
――同上。長篇怪奇アクションファタンジー漫画。*=木偏+當。
4/15(土)機中でグレッグ・ベア『ダーウィンの使者』読了。朝、成田着。
早速近所の古本屋へ。
○出久根達郎『古書法楽』(新泉社/1990年)
――意外かもしれないが、実は出久根の本を買うのは初めてである。
○生田耕作編訳『愛書狂』(白水社/1980年)
――フローベールやデュマなどによる「書痴」小説集。
○アン・マキャフリー『だれも猫には気づかない』(東京創元社/2000年)
――これ以降は届いてた謹呈本。猫ファンタジイ。
○アシモフ&シルヴァーバーグ『アンドリューNDR114』(東京創元社/2000年)
――アシモフの「バイセンテニアル・マン」長篇版。映画化。
○牧眞司『ブックハンターの冒険』(学陽書房/2000年)
――古本エッセイ。あっ、ここに出てくるK君というのは……。
4/16(日)またまた近くの古本屋。
○紀田順一郎+谷口雅男監修『ニッポン文庫大全』(ダイヤモンド社/1997年)
――文庫に関する本。リストなどがかなり役立ち、資料性高し。
牧眞司『ブックハンターの冒険』を一気に読了。古本好きとしては愉しいの一言。
4/17(月)もう顔の皮が全部剥ける。
出久根達郎『古書法楽』読了。エッセイ集のようだが、創作も混ざってるだろ、これ。
4/18(火)拙訳書『シャーロック・ホームズの世界』(マーティン・ファイドー)届く。
苦労しました。
生田耕作編訳『愛書狂』読了。お陰で古本中毒症状が悪化。で、近所の古本屋。
○土屋喬雄『日本の財閥』(アテネ文庫/昭和23年)
○『ノンフィクション 小説本田技研 第一話〜第五話』(本田文庫/平成6年)
○ジョージ・A・エフィンガー『猿の惑星/決死の逃亡』(ハヤカワ文庫NV/昭和50年)
――文庫資料。店頭本で見付けてレジに持ってったら「これが表に出てましたか!」
と店員が一冊ずつ仰け反ってた。よーするに掘り出し物である。
朝までに週刊新潮用書評×2本。
4/19(水)早朝、本の雑誌から7日の取材の記事届き、チェック。
SFオンラインの記事もチェック。横田順彌『雑本展覧会』読了。古本中毒症状さらに悪化。
自転車で高井戸〜上北沢〜千歳烏山の古本屋を廻る。珍しく嵩も値段も張るものばかり。
○『シャルル・ノディエ選集5』(牧神社/1976年)
――当時の定価以下だから格安。全五巻。あと二冊。
○『少年倶楽部名作選1』(講談社/昭和41年)
――当時の定価のちょっと上程度だから安い。相場は八千〜一万かな。
○『ワイルド』1〜7、9〜17号(タイガー書房/昭和42年〜43年)
――山川惣治なんかが描いてた冒険絵物語雑誌。高いがこれだけの揃いは珍。
○〈少年SF・ミステリー文庫〉ベリャーエフ『地球の狂った日』スミス『宇宙船スカイラーク』
ウィリアムスン『宇宙の侵略者』バローズ『ペルシダ王国の恐怖』ソール『合成人間22X』
ガードナー『絶対0度のなぞ』ファーリィ『液体インベーダー』シャーレッド『タイムカメラの秘密』
ラインスター『宇宙大激震』(国土社/1982〜83年)
――一冊だけ持ってた。これでSF部門は全部揃った。
4/20(木)急に入った「ダ・ヴィンチ」の原稿執筆、送付。
小松由加子『図書館戦隊ビブリオン』読了。謹呈本届く。
○ピート・ハウトマン『時の扉をあけて』(創元SF文庫/2000年)
――時間ファンタジー。少し前に同文庫から出た『時に架ける橋』と似てない?
ホームズ関係の共同執筆の原稿少々。
4/21(金)小松由加子『図書館戦隊ビブリオン』読了。
神田の古書即売会へ。
○吉川幸二郎訳『唐宋伝奇集』(弘文堂・世界文庫/昭和18年)
――中国の奇譚集。文庫資料。
○農業世界編集局編『小菊の盆栽』(博文館文庫/昭和13年)
――題名通りの内容。博文館文庫ゆえ購入。文庫資料。
○朝比奈宗源訳註『臨済慧照禅師語録』(岩波文庫/昭和41年改版)
――布装の特装本。奥付も「非売品」になってる。文庫資料。
○荒正人『大衆文学史』(岩波講座日本文学史第十四巻/昭和34年)
――薄い小冊子な上、ムレ本なので格安。
○杉田直樹『処女読本』(「婦人公論」昭和8年4月号付録)
――若い女性向け性教育読本。なのに伏せ字がある(笑)
○渋江保『呼吸器健全法』(内外出版協会/明治43年)
――古典SFファンならよく知ってる渋江保の呼吸器衛生の本。
○八木昇『大衆小説図誌』(新人物往来社/昭和52年)
――図版中心の大衆小説解説書。大判。
○内田市五郎+中井昇編『西洋のエロティック蔵書票』(つくし館/1998年)
――古本屋でなく地方・小出版社流通センターで購入。
「エロ」で「蔵書」じゃ買わないわけにいかないでしょ。
半蔵門へ。拙訳書『シャーロック・ホームズの世界』の版元・求龍堂へ。
四谷へ出て、飯田橋まで歩く。
深夜プラス1の店長A氏らと「おけい」でギョーザ。腹一杯。
4/22(土)高円寺の古書展と早稲田古書街をハシゴ。
○品川潤二『法律から生れた小説』(修教社書院/昭和2年)
――副題「笑ひ乍ら頭に入り易い法律百般問題」。実話集ではなく小説なのがミソ。
○武野藤介『寝室物語』(紫書房/昭和28年)
――艶笑コント集。夢オチだけど水素爆弾が出てくるSFネタも一つだけ。
○高淵源『高砂族の奇習と伝説』(大吉利出版社/中華民国65年)
――台湾刊行の日本語図書「観光書庫1」。高砂族は台湾の原住民。
○野尻抱影『大泥棒紳士録』(工作舎/1976年)
――ロンドンをはじめ、世界の大泥棒を紹介。旧版。格安。
○殖田三郎『新編 海苔養殖読本』(全国海苔貝類漁業共同組合連合会/昭和48年)
――巻末の「クレモナ海苔網」「自動海苔スキ機」等の広告が楽しい。
○滝田明『ドラゴン怒りの鉄拳』(ケイブンシャ/昭和49年)
――日本オリジナルのノヴェライズ。昔この手の本を持ってたので懐かしいっす。
○ジャリ『超男性』(白水社/1975年)
――実はこれまで持ってなかったんですよ。
ホームズクラブの例会、初めて早稲田で。二次会は中華。腹一杯。更に喫茶店。
○実吉達郎『怖くて読めない水滸伝』(講談社+α文庫)
――その際、著者本人から頂いた本。
4/23(日)ピート・ハウトマン『時の扉をあけて』読了。あんまり楽しい話じゃなかったなあ。
作者不詳/北原尚彦訳の「凶刃」を収録した津原泰水監修『血の12幻想』届く。
近くの古本屋。
○唐沢なをき『けだもの会社(1)』(集英社/1999年)
――動物が人間の会社社会で働いたら……という漫画。笑える。
4/24(月)謹呈本届く。
○アーサー・C・クラーク『失われた宇宙の旅2001』(ハヤカワ文庫/2000年)
――オリジナル版+製作エピソード。
○マイクル・クライトン『タイムライン』(早川書房/2000年)
――これはプルーフコピー。ひと月も先に読めるのはすごいうれしいぞ。
4/25(火)津原泰水監修『血の12幻想』読了。
中野サンプラザの古本市へ。
○ヘンリイ・カットナー『世界はぼくのもの』(青心社/1985年)
――青心社SFシリーズ、これであと一冊で揃う。
○やなせたかし『3分間劇場』(サンリオ/1989年)
――目次が袋に入ったプログラムの形になってる。招待状も付いてる。
収穫が少なく禁断症状が治まらず、中野の古本屋廻る。
○『おたのしみ「かくし芸」全集』(平凡 昭和33年2月号付録)
――浪曲やら一口ばなしやら。「シェーン」まであるぞ。文庫資料。
○『科学的幸運占い』(キング 昭和26年2月号付録)
――占いに「科学的」って言われてもね。文庫資料。
○トマス・ハリス『ハンニバル(上・下)』(新潮文庫/2000年)
――これは届いた謹呈本。嫌な話っぽいなあ。
4/26(水)宮田昇『戦後「翻訳」風雲録』読了。非常に興味深かった。
近所の古本屋へ。
○新里堅進『歴史漫画 琉球王朝史(1)』(創光出版/1991年)
――琉球の歴史って、結構知らないものだね。百円だから買ったけど、面白かった。
4/27(木)近所の古本屋へ。
○紀田順一郎監修『新版 本の情報事典』(出版ニュース社/1991年)
――事典だが読み物になっている。勉強になりそうだから通読しよう。
○高橋康雄『少年小説の世界』(角川選書/昭和61年)
――新刊みたいな美本。これも勉強用にと。
○赤江瀑『鬼会(おにえ)』(講談社文庫/1989年)
――短編集。百円だったが安すぎ。
○松山市教育委員会『伊予路の文化』(松山市文化財協会/平成3年改訂)
――「増補改訂版第九集」とあるのは九回目の改訂ということか? 文庫資料。
ホームズ関係の共同執筆の原稿少々。
4/28(金)神田の古書即売会、古書街へ。
○弦斎居士『朝日櫻 上巻』(春陽堂/明治28年)
――弦斎居士は『食道楽』の村井弦斎のこと。一応SFらしい。
○佐藤健夫・登美『科学童話 電気の国をゆく』(国際出版/昭和24年)
――少々高かったけど欲しくて。電気の小人「エレ」「クト」「ロン」とか登場。
○『日本及日本人』(大正9年元旦号/政教社)
――創作となっている千葉亀雄「不思議な話」が、フィッツ・ジェイムズ・オブライエンの
「あれは何だったのか」の翻案と判明。
○別冊幻想文学『渋澤龍彦スペシャル(1)』
――別冊はぽろぽろと抜けてる。埋めなきゃ。
4/29(土)古典SF研究会で神保町へ。で、もう一回古書展へ。
○大泉黒石『不死身・幽鬼楼』(勉誠出版/1998年)
――こんなところから大泉黒石がリバイバルされているとは知らなかった。
○尾崎紅葉『鬼桃太郎』(ほるぷ出版/昭和56年)
――明治24年の博文館版の復刻。鬼の苦桃太郎が桃太郎に復讐しようとする話。
○石泉社〈少年少女科学小説〉ウォルハイム『土星の環の秘密』ナース『蟻人の国へ』
○講談社〈少年少女世界科学名作全集〉ハインライン『赤い惑星の少年』
ダレス『光速ロケットの秘密』ライト『なぞの惑星』
○〈サンリオSF文庫〉バーセルミ『アマチュアたち』ステイブルフォード『地獄の幻影』
――以上は友人から譲ってもらった本。
古典SF研究会会誌「未来趣味」最新号受け取る。帰りに吉祥寺の古本屋。
○山下新『MY WORLD((氈j・())』(新風舎/1995年)
――自費出版ファンタジー。買ったけど、読むのかなあ?
○W・W・ジェイコブズ他『イギリス怪奇傑作集』(福武文庫/1991年)
――福武、ベネッセになっちゃったしね。
4/30(日)近くの古本屋。
○唐沢商会『脳天気教養図鑑』(青林堂/1992年)
――古本屋の話、古本市の話が特に笑えた。
○作画おおぬま慶『歴史まんが因島』(因島市/平成5年)
――またこの手の漫画を買ってしまった。好きだよなあ。市制施行40周年記念誌。
ホームズ関係の共同執筆の原稿少々。
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○アン・ライス『彷徨者アズリエル』(扶桑社/2000年)
○D・クーンツ『奇妙な道』(扶桑社文庫/1999年)
○D・クーンツ『闇へ降りゆく』(扶桑社文庫/2000年)
――以上三冊扶桑社から謹呈本。ライスは単独長篇、クーンツは短編集。
3/2(木)友人宅を訪問。膨大な蔵書に圧倒される。本をダンボール一箱分(43冊)
譲ってもらう。多過ぎるためデータをやや省略。あしからず。
○〈世界幻想文学大系〉(3)(4)(6)(8)〜(15)
○ノーマ&ジーン・マッケンジー『時の旅人』(早川書房)
○スコールズ&ラブキン『SFその歴史とビジョン』(TBSブリタニカ)
○J・G・バラード『コンクリートの島』(NW-SFシリーズ)
○ドイル『きょうりゅうの世界』(集英社・子どものための世界文学の森)
○ウエルズ原作/海野十三『透明人間』(ポプラ社・世界名作探偵文庫)
○海野十三『火星探険』(ポプラ社)
○レーモン・クノー『青い花』(筑摩書房)
○平岡正明『ヒトラー学入門』(潮出版社)
○ジョン・ソール『殉教者聖ペテロの会』(サンリオSF文庫)
○ポクロフスキー『マンモス狩人』(講談社・少年少女世界動物冒険全集)
○エリス編『世界宇宙科学名作集』(あかね書房)
○アップルトン『ジェット潜水艦』(石泉社・トム・スイフトの冒険)
○エフレーモフ『アンドロメダ星雲』(ジュニア版・世界のSF)
○ベリャーエフ『両棲人間第一号』(世界推理科学名作全集)
○講談社〈少年少女世界科学冒険全集〉瀬川昌男『火星にさく花』ポール&ウィリアム
スン『海底艦隊』ポール・カポン『謎のロボット星』
○講談社〈少年少女世界科学名作全集〉ガイル『ハンス月世界へ行く』ベン・ボバ『星の征服者』
ハラン『土星の宇宙船』
○岩崎書店〈少年少女宇宙科学冒険全集〉ハインライン『宇宙兄弟のひみつ』
瀬川昌男『地球SOS』ミルトン・レッサー『宇宙大オリンピック』
ネルスン・ボンド『宇宙人ビッグスの冒険』マルチノフ『空飛ぶ白球』
○岩崎書店〈エスエフ少年文庫〉草川隆『まぼろしの支配者』シルヴァーバーグ『第四惑星の反乱』
ディクスン『宇宙の勝利者』シルヴァーバーグ『大氷河の生存者』ゴドウィン『宇宙の漂流者』
光瀬龍『作戦NACL』ポール・フレンチ『太陽系の侵入者』
ライリー&マカリスター編『ミステリ・ハンドブック シャーロック・ホームズ』読了。
3/3(金)謹呈本届く。
○『SFが読みたい! 2000年版』(SFマガジン増刊/2000年)
――マイ・ベスト5に投票している。
神田の古書即売会へ。
○姉崎陽郎編『頓智の泉』(民衆娯楽研究会/大正13年)
――メッチャラクチャラ博士とナンジャモンジャ博士の頓知クイズ集。文庫資料。
SF作家クラブの総会に初出席。緊張。続いてSF大賞パーティへ。お土産は……
○『SFJapan』(徳間書店/2000年)
――SF大賞新人賞一挙掲載。その他、過去のSF大賞の記録など。
大森望氏から、訳書のプルーフを戴く。
○グレッグ・ベア『ダーウィンの使者』(ソニー・マガジンズ4/10発売予定)
――非売品はスキ(笑)。でも流石にプルーフにサインくれとは言えませんでした。
山岸真氏がどうしてもというのでカラオケへ。最初は喜多哲士氏と三人だったが、
途中で堺三保氏らが増えて七人に。朝まで歌いまくり呑みまくる。
3/4(土)ちょっち二日酔い。高円寺の古書即売会、古本屋へ。
○植野志津子『仏像鑑賞 ほとけの樹』(昭和殿 佐渡大観音・発売/1988年)
――様々な仏の解説書。文庫資料。
○森一他『東北の文学と伝説』(かたりべ叢書/昭和61年)
――啄木など東北文学・伝説の解説書。文庫資料。
○戸川昌子『蒼い悪霊』(徳間書店/昭和52年)
――エロなオカルト小説。レオ澤鬼のイラストがそそる。
3/5(日)風邪を引いたらしい。熱で寝込む。でも短篇執筆少々。
3/6(月)まだ少し熱があるが部屋の片付け。短篇執筆。
3/7(火)CSテレビ製作会社が、クイズ番組絡みでドイルについて語ってくれと取材に来る。
おかげでDK部分だけだが掃除する。短篇執筆。
3/8(水)短篇執筆。古本屋。
○岩崎博『日曜日の遊び方 手づくり製本術』(雄鶏社/平成6年)
――自分で本を改装したり修繕する時の参考に。
3/9(木)森奈津子氏らとの飲み会Part2。今回は12時に二次会で終了。
南智子氏より御父君原作の漫画頂く。多謝。
○原作滝沢解/川崎三枝子『魔女料理』(コスミックインターナショナル/1998年)
○原作滝沢解/小森一也『怪物横丁(1)』(コスミックインターナショナル/1998年)
――前者は怪奇ファンタジー。後者は怪物力士・鬼蔵が暴れるピカレスク。
どっちもかなり無茶な話でわたし好み。
3/10(金)神田の古書即売展&古本街。
○SM新人会『SM PLAY』(耽美館/1972年)
――縛り方などのSM入門書。写真多数。〈SM耽美文学〉
○岩淵神風編『神風詩吟集』(詩吟神風會本部/昭和11年)
――特に特攻隊という訳でなく、頼山陽とか乃木希典とかの愛国的漢詩集。
○『大活字もだんミステリーワールド 香山滋集』(リブリオ出版/1998年)
――図書館流れらしいので百円。でもなぜ香山滋がクラシックでなくモダン?
ドイル『クルンバーの謎』再読。創元推理文庫版では初読(笑)
3/11(土)ロバート・チャルーズ・ウィルスン『時に架ける橋』読了。
一般人にもオススメのSF。
3/12(日)客が四人来るので全室掃除。本を譲ってもらう。
○桜沢如一『永遠の少年』(日本CI協会/1976年改版)
――初版は1952年。前半はフランクリン伝、後半は無双原理入門。
○石井義人『新 冒険と謎の大陸』(世紀出版/昭和57年)
――共栄書房版は持ってたけど、イラストや文体などが異なる。
「新」じゃないのがまず欲しい。
○筒井康隆『エンガツィオ司令塔』(文藝春秋/2000年)
――買っておいてもらった新刊。断筆解除後初のブラックな短編集。
みんなでメシ食いがてら古本屋。
○生田耕作『ダンディズム ―栄光と悲惨―』(奢*都館/1980年)
――*は「バ」(さんずいに霸)。ベックフォード小伝など。
3/13(月)北烏山のブックオフへジョギング。その近くにもう一軒古本屋があると
古書店地図帖にあったが、行ってみると店は無くなっていた。残念。
○シャーロック・ホームズ研究会編『シャーロック・ホームズ秘密の一端』(青春出版社/2000年)
――出たばっか。流石に定価で買う内容じゃないな、と思ってたので。
○一峰大二/加太こうじ作『黄金バット(1)(2)』(大都社/1990年)
――また一峰大二を買ってしまった。
○アル・サラントニオ編『999 狂犬の夏』(創元推理文庫/2000年)
――届いた謹呈本。ホラー・アンソロジー三分冊完結編。
○岡崎武志『古本屋さんの謎』(同朋舎/2000年)
――謹呈本。著者や出版社からでなく、「週刊読書人」からの書評依頼で。夜中に読了。
拙著『キテレツ古本漂流記』に関する言及もあり、ちょっとびっくり。
3/14(火)郵便局で振込×3。図書館で調べ物&リサイクル本もらう。
○高橋健二『万華鏡――師と友と作家との出会い』(主婦の友社/昭和53年)
――ヘッセやケストナーを訳してるドイツ文学者の回想エッセイ。
○光吉夏弥訳『世界むかし話 太平洋諸島』(ほるぷ出版/1989年)
――ポリネシアやニューギニアなどの昔話。
○神林長平『魂の駆動体』(ハヤカワ文庫/2000年)
――これは届いた謹呈本。クルマと魂をテーマにしたSF。
新橋機関車広場の古本市&有楽町の古本屋へ。
○和田誠イラストレーション集『SF大会』『CMくらぶ』(岩崎美術社/1982年)
――どっちも懐かしいイラストがたっぷり。
○『ウィルキー・コリンズ傑作選3ノー・ネーム(上)』(臨川書店/1999年)
――いくら安いとはいえ半端な買い方。揃えねばならなくなってしまったし。
○ロバート・L・フィッシュ『シュロック・ホームズの迷推理』(光文社文庫)
――これは新刊。このシリーズ、大好きなのである。
美大を卒業する友人の、版画科の卒業製作展を銀座の画廊に観に行く。
祝賀会にも賑やかしで参加する。
3/15(水)執筆した『日本古書通信』第3号届く。謹呈本も届く。
○ジェイムズ・P・ホーガン『ミクロ・パーク』(創元SF文庫/2000年)
――代表的ハードSF作家が描く超小型ロボットの世界。
○ローレンス・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』(東京創元社/2000年)
――エーコ+ピンチョン+ディケンズ+007と言われちゃ読むしかあるまい。
筒井康隆『エンガツィオ司令塔』読了。
ホームズパロディリスト校正。
3/16(木)神林長平『魂の駆動体』読了。散歩がてら近所の古本屋。
○石森プロ『メリティスの窓』(保健同人社/1991年)
――副題「糖尿病でなぜ悪い」。糖尿病の少女が病気と闘って生きる漫画。
○不動神沙耶原作『愛の漂流者たち』(現代書林/1988年)
――川越市の明王院のPR漫画。水子がどうの、背後霊がどうの、とかいう話。
翻訳疑問部分のみもう一度校正。疲れた。
3/17(金)神田の古書即売展&古本屋街へ。
○今泉文子『幻想文学空間』(ありな書房/1985年)
――ベルリン・プラハ・ウィーンなど都市と幻想文学の関係を探った著。
○紀田順一郎『古書街を歩く』(新潮選書/昭和54年)
○八木福次郎『古本便利帖』(東京堂出版/1991年)
――以上二冊は、真っ当な古本についても勉強しようと思って(笑)
○ワイルド他『幸福な王子』(青土社/1999年)
○ラスキン他『黄金の川の王子さま』(青土社/1999年)
――〈妖精文庫〉1・2巻。全五巻で、これであと3巻のみ。
○中川恵三『ヒューマンクローン』(東洋出版/1997年)
――21世紀、人類がガンに蝕まれたためクローンを作るというトンデモっぽい話。
奥付に(完全版)とあるから、不完全版もあるのか?
○権田萬治監修『海外ミステリー事典』(新潮社/2000年)
○権田萬治・新保博久監修『日本ミステリー事典』(新潮社/2000年)
――以上二冊は届いた謹呈本。ミステリファン必携。
3/18(土)ジョギングで東小金井の北方の古本屋。
○芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行(6)』(講談社/1999年)
――七巻からは新刊で買うことにしよう。
3/19(日)日本シャーロック・ホームズ・クラブ大会で王子へ。出店で古本を売ったり、
オークションを仕切ったりする。『シャーロック・ホームズ秘宝館』などの業績
(ってほどのもんでもないが)により日本シャーロック・ホームズ・クラブ大賞
「選考委員特別賞」なるものを頂く。ありがたや。自分でも古本を買う。
○“THE VICTORIAN HOUSEHOLD ALBUM”(Pargate
Books/1996)
――ヴィクトリアン資料として。
○中島河太郎編『あなたは名探偵』(青樹社/昭和60年)
――これは友人に譲ってもらった。一頁だけ「シャームズの冒険」というのがある。
○Grant Allen“HILDA WADE”(Grant Richards/1900)
――これも別な友人にもらった。最終章だけドイルが書いて完結させたもの。
公式二次会に参加後、翻訳家H氏らと再合流して非公式三次会。さらに吉祥寺でH氏夫人及び
H氏の呑み仲間と合流して何故か朝までカラオケ。何してんだろ。
3/20(月)おかげで午後起床。
紀田順一郎『古書街を歩く』読了。勉強になりました。
翻訳校正終了。ルパン研究家のS氏より譲って頂く本が届く。
○“HARRY DICKSON”(No.130/発行年不明)
――ベルギーのジャン・レイが書いた「アメリカのシャーロック・ホームズ」物。
○“JE SAIS TOUT”(No.37/1908-2-15)
――ルパンの掲載誌。ホームズの戯曲が載ってる号。
○Leblanc“ARSENE LUPIN CONTRE HERLOCK SHOLMES”(Pierre Lafitte/1914)
――『ルパン対ホームズ』のかなり古い版。
○Doyle“RESURRECTION DE SHERLOCK HOLMES”(Felix Juven/1905)
――仏語訳のホームズの古い版。短篇集。
○『推理クイズコミックス』(小学五年生昭和58年3月号付録)〔古本と交換〕
――「赤毛組合」が原作の漫画「地下室のなぞ」が101ページも載っている!
3/21(火)古典SF研究会の会誌「未来趣味」原稿執筆用の資料読書。少々執筆。
ジョギングで小金井公園近くの大型古書店二軒廻るも収穫ナシ。人に譲る本を三冊。
3/22(水)「未来趣味」用読書&執筆続き。
3/23(木)同上。近所で新刊&古本。
○山口貴由『悟空道(11)』(秋田書店/2000年)
――出たばっか。次で完結だそうだ。
○上遠野浩平『夜明けのブギーポップ』(電撃文庫/1999年)
――シリーズの最初の方を再読して、通読するか。
○みやた泰宏『アドベンチャー2030学園(3)』(第三文明社/1992年)
――タイムトラベル物のSF漫画。前から気になってて、百円なので購入。
ジェニファー・デイヴィーズ『英国ヴィクトリア朝のキッチン』読了。
3/24(金)神田の古書即売展へ。
○ドイル『きょうりゅうの世界』(集英社・母と子の名作文学/昭和48年)
――ロストワールドの児童訳。イラストがあんまり間抜けでつい買ってしまった。
○ピサーレフ『勇敢なマンコの冒険』(理論社/1960年)
――石器時代小説。主人公の名前がマンコ。マンコだけど男だ。
吉祥寺での最終日最終回で『スリーピーホロウ』を観る。すっごい楽しかった。
ティム・バートンは好きである。ついでに古本屋。
○アーサー・コナン・ドイル『恐怖の谷』『四つの署名』『緋色の研究』(ハヤカワ・ミステリ/昭和60,58,58年)
――ポケミス版は揃ってなかったので、丁度よかった。
ドイル/原抱一庵『残月塔秘事』読了。この原作が何かというと……知りたい人は
「未来趣味」ドイル特集号(5月初旬刊行予定)を待つべし!
3/25(土)高円寺と五反田の古書即売展をハシゴ。
○筑波四郎『汁粉王 佐藤三吉翁』(佐藤三吉翁表彰會/昭和7年)
――汁粉屋「梅村」を開いた人物の伝記。非売品。
○佐々木たづ『平吉とサル』(自費出版/昭和53年)
――童話作家による自費出版。これは童話じゃないらしい。文庫資料。
○ルブラン/中山光義『怪盗ルパン』(少年画報社/昭和38年)
――『奇巌城』の児童向。珍しい版なので。ホームズもちょっと出てくるし。
○“THE NUTTALL ENCYCLOPAEDIA”(Frederick Warne/1905)
――百年前のことを調べるのに便利。正確には95年前だが。
○大多和伴彦編『憑き者』(ASPECT/2000年)
○北上秋彦『呪葬』(ASPECT/2000年)
○月森聖巳『願い事』(ASPECT/2000年)
――以上三冊謹呈本。新創刊のA-NOVELS。『憑き者』が超分厚い。
J・P・ホーガン『ミクロ・パーク』読了。SFよりサスペンス味が強いなあ。
接触の悪かった電気ストーブのプラグをコンセントに突っ込んで電源を入れたら、
約十秒後にいきなりプラグが燃え出した。すぐに吹き消したが、火事というのはこうして
発生するのだなあ、と実感。ウチは紙だけは大量にあるし(笑)
「未来趣味」原稿完成、発送。
3/26(日)自転車で世田谷文学館へ。「シャーロック・ホームズの倫敦 写真展」
開催中のため。小池滋氏の講演を聞き、終了後、シャーロッキアンらで軽食&一杯。
往路及び復路、千歳烏山・祖師谷大蔵・高井戸で古本屋。他に人に譲る本も十冊。
○関川左木夫『本の美しさを求めて』(昭和出版/1979年)
――これまた本の勉強をしようと思って。献呈署名入。
○大隅玲吾『番外地物語』(網走文化協会/昭和49年)
○『番外地有情』(網走観光倶楽部/昭和50年)
○山谷一郎『脱獄魔 白鳥由栄』(オホーツク書房/昭和54年)
――以上3冊は網走本をまとめて。同性愛を隠語で「アンコ」というそうだ。
○“PLUTO THE DETECTIVE”(Collins/1980)
――ミッキーとプルートーが事件を解決。ミッキーがホームズスタイル。
3/27(月)本の雑誌コラム執筆。
関川左木夫『本の美しさを求めて』読了。
美装丁についての本だったので、わたしには余り参考にならなかった(笑)
3/28(火)本の雑誌コラム執筆・送付。謹呈本届く。
○篠田真由美『夢魔の旅人』(廣済堂/2000年)
――異形コレクションのイタリアン・ホラーを纏めた短編集。
3/29(水)デラメア『王さまとあくしゅしたさる』読了。人語を話すサルの物語。
週刊読書人用書評執筆・送付。近所の新刊書店へ。
○ロバート・J・ソウヤー『フレームシフト』(ハヤカワ文庫SF/2000年)
――ソウヤーは贔屓のSF作家なので、出たらすぐ読むことにしている。
3/30(木)買い物がてら近所の古本屋へ。
○荒俣宏編『妖精画廊』(月刊ペン社/昭和55年)
――〈妖精文庫〉別巻。本のサイズが違うのが気に入らなかった覚えがある。
ジョギングで武蔵境・新小金井・東小金井の古本屋。
○津田塾大学言語文化研究所E・A・ポー研究会編『E・A・ポーの迷宮探索』(1996年)
――自費出版だね。結構面白そう。
○安永航一郎『火星人刑事(3)』(集英社/2000年)
――おバカで楽しい。
ソウヤー『フレームシフト』読了。読み易いけどSF度がちょっと足りないなあ。
3/31(金)神田の古書即売会へ。
○原田指月『命を棄てて』(文武書院/昭和4年)
――命を棄てて闘った愛国軍事実話小説集。カバ欠。
○マルセル・シュオブ『古希臘風俗鑑』(第一書房/昭和4年)
――矢野目源一訳。古代ギリシャの小エピソード集。これも裸本なので安かった。
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2/2(水)翻訳校正終了、発送。謹呈本届く。
○ユリ・ゲラー『エラ』(徳間書店/2000年)
――あの超能力者ユリ・ゲラーの小説! 超能力少女が主人公のサイキック物。
『キャリー』みたいなのだろうか?
月一の本好き会合へ。ついでに新刊及び帰りに古本屋。
○諸星大二郎『西遊妖猿伝(15)』(潮出版社/2000年)
○諸星大二郎『栞と紙魚子 殺戮詩集』(朝日ソノラマ/2000年)
――諸星大二郎が一度に二冊買えるなんて。特に〈栞と紙魚子〉はうちの近く
(武蔵野〜杉並あたり)をもじった「胃の頭」「頚山」などが舞台なので特にお気に入り。
○唐沢なをき『電脳炎ver.2(ウィン版)』(小学館/2000年)
――先月買い忘れてた。爆笑。以上が新刊。
○『西郷盛と大久保利通(上・下)』(1990年「5年の学習」3月号、「6年の学習」4月号付録)
――「歴史人物学習まんが」。大河ドラマに合わせたのだろう。
どこかで見た絵柄だと思ったら、『矢車剣之介』の堀江卓だった。
○『ワトソンJAPAN』第4号(笠倉出版/1992年)
――ホームズのワトソンとはほぼ無関係の雑誌。創刊号だけは当時買った(笑)
○ヒルデスハイマー『詐欺師の楽園』(新潮社/1968年)
――或る種の幻想文学。美本とは言い難い状態だが、訳者献呈署名入りだったので。
○『太陽』(博文館/大正2年3月15日号)
――知人が買っといてくれた古本。三津木春影の呉田博士モノ「若禿組合」が載ってる。
元ネタは勿論「赤髪組合」。
○アレキシス・カレル『人間 この未知なるもの』(角川文庫/昭和27年)
――同上。「無双原理」の桜沢如一(2/5参照)が訳してる哲学?書。
2/3(木)短篇執筆。共著本用のホームズ贋作リスト執筆。謹呈本届く。
○京極夏彦『どすこい(仮)』(集英社/2000年)
――「パラサイド・デブ」「脂鬼」……くっ、くだらん(←一応誉め言葉)
2/4(金)神田の古書即売会へ。帰りに吉祥寺パルコの古本市でもマンガ一冊。
○關昌祐『不老長生法』(大正13年/黒田正次発行)
――「不老」のくせに、どうして巻末に八千代生命の広告が載ってるんだ?
○磯野正一郎『ポエム』(発行年・発行所不明)
――詩集ではなくエロ小咄集。なにがポエムじゃ(笑)。「昭和百年祭」なぞは、
男の一物を付け替えられる時代の話。おお、SFだ。文庫資料。
○唐沢なをき『YAPOOS(ヤプーズ)』(アスキー/1997年)
――最近何かというとカラサワ買ってるなあ。
朝までリスト執筆・短篇執筆。
2/5(土)注文していた本届く。
○桜沢如一『魔法のメガネ』(日本CI協会/1999年第三版19刷)
○桜沢如一『バイキンの国探険』(正食出版/平成元年)
○桜沢如一『うさぎのピピ』(日本CI協会/1998年復刻二刷)
――世の中は全て陰と陽から成り、それを見抜くのが無双原理=魔法のメガネ。
食物の陰陽を調和して食べるのが正食……という考え方を平易に解説した本。
最初の二冊は小説(というか童話)形式になってる。初版は戦時中で、『バイキン』は
『日本SFこてん古典』でも触れられている。大阪の正食協会から直接取寄せ(笑)。
ユリ・ゲラー『エラ』読了。「戦慄のサイコ・ホラー」とあるが、少なくとも
ホラーじゃないし、サイコじゃなくてサイキックだ。予想してたような話ではなかった。
近所の古本屋。本は全く収穫なしだったが、アニメ『おはようスパンク!』でスパンク(犬)が
ホームズの格好をしているシーンのセル画二枚を発見、購入。
2/6(日)ホームズ贋作リスト作成。古本屋。
○イレーナ・ユルギェレビチョーバ『しあわせなちょうちょう』(学研/1968年)
――画家が自分の描いた蝶に話しかけられ、蝶を幸せにするために色々な絵を描くという
ポーランドの童話。絵の蝶が抜け出すような話を予想していたが違った。読了。
○内田能嗣編『ヴィクトリア朝の小説―女性と結婚―』(英宝社/1999年)2500円
――19世紀英国の小説を女性観・結婚観から分析したもの。ヴィクトリアン資料。
2/7(月)ホームズ贋作リスト完成。短篇プロット練り直し。古本屋。
○石ノ森章太郎『新・変身忍者嵐』(大都社/1998年)
○永井豪・石川賢・桜多吾作『決戦!ゲッターロボG』(大都社/1999年)
――ともに単行本初収録のコミック。
2/8(火)ホームズ贋作リスト発送。「古書通信」原稿少々。訳書あとがき少々。
2/9(水)横田順彌氏宅へ牧眞司氏と遊びに行く。
2/10(木)図書館へ資料返却。古本屋。
○堀江珠喜『ベルエポック花模様』(北宋社/1992年)
○山田勝『オスカー・ワイルドの生涯』(NHKブックス/1999年)
――共にヴィクトリアン資料。
津原泰水氏ら作家、笹川吉晴氏ら評論家、及びエニックス編集氏が入り交じり、、
合計十人で吉祥寺で呑む。二次会、更に津原氏宅へとなだれ込み、朝まで呑みまくる。
その際、作家・南智子氏に同人誌を頂く。
○『私見的京極夏彦論 サトリの舌』(1997年)
――南氏は勿論、森園みるく、四谷シモーヌ、滝沢解、村崎百郎など
滅茶苦茶豪華メンバーによる京極本。村崎百郎語る京極夏彦の「過去」が特に興味深い。
2/11(金)午後2時過ぎにようやく起き出し、神田の古書即売会へ。
注文品が二冊とも当選。
○司馬僧正『変身術』(籾山書店/明治43年)
――変身術で鳶、蝿、蝙蝠、雀などに変身して人間社会を観察する小説。
○南澤十七『人類性風俗史―牢獄篇―』(武侠社/昭和8年)
――囚人の禁欲生活・性的幻想・獣姦などを研究した書。しかもあの南澤十七だし。
○藤島宇内・宇策『鬼窩山戦争』(大和書房/1975年)
――架空の世界を舞台にした不思議な現代ファンタジイ。
○『西洋冒険小説集』(アルス・日本児童文庫/昭和4年)
――ドイル「ゼラールの冒険」が入ってるので。
○長島伸一『世紀末までの大英帝国』(法政大学出版局/1987年)
――ヴィクトリアン資料。
置きっ放しの本を整理するために国分寺の実家へ。ついでに国分寺の古本屋。
○石原孝哉・市川仁・内田武彦『ミステリーの都ロンドン』(丸善ライブラリー/1999年)
――ロンドンの幽霊スポットなどを紹介。英国資料。
○警視庁教養課編『警察風土記(上)』(自警会/昭和40年)
――都内の各警察署及びその近辺を紹介した本。非売品。下巻も欲しい。
○ネストリンガー『きゅうりの王さま やっつけろ』(岩波少年文庫/1987年)
――喋るキュウリが出てくる児童書。
2/12(土)高円寺の古書即売会へ。注文品は四冊とも当選。
○ワノフスキー編『妖怪画談全集 ロシアドイツ篇』(中央美術社/昭和4年)
○過耀良編『妖怪画談全集 支那篇』(中央美術社/昭和4年)
○藤澤衛彦編『妖怪画談全集 日本篇上』(中央美術社/昭和4年)
――各国の怪異譚を集めたもの。挿画多数。日本篇下が欲しいところ。
○三多羅法師『霊?魔? 悟空怪遊記』(大屋書房/大正3年)
――タイトルに惹かれて買ってしまった。西遊記の古い翻案。
函に穴が開けてあり、本体を入れると悟空がそこから覗くのが良い。
○カレル・チャペック『絶対子工場』(木魂社/1990年)
――SFマガジンの連載で一回借りて読んでるんだけど、一応手元に。
○光成魚『土蔵の扉 越前怪奇譚其一』(府中まめほん第三号/昭和50年)
――限定五百部の豆本だが「著者本」の印があり限定番号は無し。怪異譚。
○笠井一成『形見のハマチ』(近代文藝社/1995年)
――自費出版らしい短編集。表紙に惹かれて買い、後で気付いたら花輪和一画だ!
西崎憲氏と共編の『ドイル傑作選U』(翔泳社)の見本が出来たので、
それを受け取りがてら西崎氏、編集の藤原氏、訳者の一人の富塚由美氏と新宿で打ち上げ。
待ち合わせ前に新宿の古本屋。
○志村有弘編『怪奇・伝奇時代小説選集(1)水鬼』(春陽文庫/1999年)
――マイナー作品も収録の伝奇時代小説集。。
○レイ・デルモンテ『オンゴロ』(中央アート出版社/1999年)
――どうやらSFファンタジーらしいが、聞いたことないぞ。ホントに翻訳か?
○わたなべまさこ『金瓶梅(6)』(双葉社/1997年)
――エロくて良い。8巻までのうち6巻だけ抜けてたので、これで通して読める。
藤原氏から大判の資料が2冊戻って来るわ、見本は3冊貰うわ、表紙の刷り出し
(折ってないもの)も貰うわ(だって山田章博画なんです)で大荷物になってしまったが、
帰り道、やけくそで途中下車して荻窪の古本屋。
○松本熱『星の王子さま』(CSヨガ出版部/1990年)
――テグジュペリをモチーフにした台本だが、ロミオとジュリエットとかダルタニアンとか
ブッダとキリストとか出て来てヘン。発行元も怪しいぞ。
○『あなたは名探偵 戸隠恭介の事件簿』(五年の学習1997年9号付録)
――日本全国で事件が起き、それを解くと社会の勉強になる、らしい。
こんにゃくで殺されそうになる男の事件(群馬)とか(笑)
○『名探偵ホームズ 鬼岩城の謎』(学研/1987年)
――昔流行ったシミュレーションゲームブック。ホームズだから一応。
○内田美奈子『BOOM TOWN(3)』(竹書房/1995年)
――電脳SF漫画。これも抜けてた。『金瓶梅』といい今日は一気に揃った。
○白山大地『次元の旅人 誕生篇』(四海書房/1997年)
――たぶん自費出版。たぶん伝奇ファンタジイ……か?
○加藤寛一郎『宙航(スペースヨット)レース1999』(大河出版/昭和63年)
――ムックタイプの航空SF。こんな本聞いたことないぞ。署名本。
○『トップパンチ 8月臨時増刊号』(檸檬社/昭和49年)
――エロ雑誌のオカルト特集なのに、メンツは種村季弘、須永朝彦、矢野浩三郎など
超豪華メンバー。サブカル系の古本屋なら数千円はするかも。超掘り出し物。
帰宅すると謹呈本が届いてる。
○ロバート・チャールズ・ウィルスン『時に架ける橋』(創元SF文庫/2000年)
――時間SF。この作者は前作が結構面白かったので楽しみ。
○アル・サラントニオ編『999 聖金曜日』(創元推理文庫/2000年)
――三分冊のホラー・アンソロジー第二弾。これで今日、何冊本が増えた?
2/13(日)翻訳のあとがき及び「古書通信」用原稿完成、送付。古本屋。
○ハドスン原作/香山滋『魔女の森』(偕成社・世界名作文庫/昭和29年)
――ヘップバーンの映画にもなった『緑の館』をゴジラの香山滋が児童向けに
リライトしたもの……って書くとヘンだね。カバー欠なので安かった。
2/14(月)書評用読書。短篇書き直し着手。謹呈本届く。
○ゲルブ&フレンド編『震える血』(祥伝社文庫/2000年)
――「エロティック・ホラー」アンソロジーだそうだ。
2/15(火)書評用読書。実家で整理してきた児童SFの箱×2届く。置くために必
死で本を移動する。午前二時からジョギング。小金井公園近くの夜中までやってる古本屋へ。
○小松由加子『図書館戦隊ビブリオン』(集英社コバルト文庫/1998年)
――面白いと聞いてたので。でも次の本と一緒に買うとヘンかも。
○草野正名編著『最新図書館学事典』(学芸図書/昭和59年)
――図書館及び書籍関係の用語事典。こりゃ便利。
○少年少女ベルヌ科学名作全集『アフリカ横断飛行』(学研/昭和39年)
――函欠。『気球に乗って五週間』の児童版。
○遠藤淑子『ヘヴン』(白泉社/2000年)
――遠藤淑子はほぼ全部買ってる。
2/16(水)解説を書いたトムスン『シャーロック・ホームズのジャーナル』届く。
同時に謹呈本。ゲラで途中まで読んでるけど、あとは本で読もう。
○ジョイス・メイナード『ライ麦畑の迷路を抜けて』(東京創元社/2000年)
――十八の時に、五十代のサリンジャーの恋人だった女性の回想録。
それを読み続けるが未読了。図書館調べ物。翻訳再校少々。短篇執筆。
2/17(木)メイナード『ライ麦畑の迷路を抜けて』読了。短篇執筆。謹呈本届く。
○井上雅彦監修『宇宙生物ゾーン』(廣済堂文庫/2000年)
――異形コレクション新刊。今回は書いてないので「謹呈本」。
○『ビジネスジャンプ』(3月1日号)
――コンビニで買物ついでに。読切「ホームズ〜ロンドンの龍」が載ってるので。
○『100年前の世界の王室』(マール社/1996年)
――これはそのまたついでの古本屋。ヴィクトリアン資料。
2/18(金)ジョギングで上石神井の古本屋。
○ジャック・ピノー『ジャック・ピノーのダイナミックチェス入門』(山海堂/1995年)
――最終章「アンパッサンの謎」がホームズパロディ。
○一峰大二『ウルトラセブン〈完全版〉』(朝日ソノラマ/平成10年)
――最近やたら一峰大二を買ってる気がする。
○ライリー&マカリスター『ミステリ・ハンドブック シャーロック・ホームズ』(原書房/2000年)
――謹呈本届く。日暮雅通氏監訳。
作家T氏宅で、翻訳家、デザイナー、少女小説作家らと朝まで呑む。
2/19(土)翻訳再校。短篇執筆。次の短篇プロット考案。
2/20(日)キム・ニューマン『ドラキュラ戦記』読了。
出てから一年ちょっと経ってしまったが、やはりニューマンは好きである。
「小説家として成功したヲタク」だ。
ホームズクラブの例会、メシがてら呑む。友人達から本を譲って貰う。
○Ivo Lombardo『SHERLOCK HOLMES IN VENICE』(1999年)
――イタリアンホームズパロディの英語版。御当地モノだ。
○『THE SHOSOIN BULLETIN vol9』(1999年)
――日本人が出してる英語版ホームズ色々集。パロディが入ってるので。
○P・K・ディック『最後から二番目の真実』(サンリオSF文庫/1984年)
――サンリオSFは定価以下でないと買わないできたので未だ抜けがある。
これも定価より20円安とギリギリ条件クリア(笑)
○コーナン・ドイル『シヤアロック・ホウムズ』(改造社/昭和3年)
――これは友人から貰った。世界大衆文学全集21巻。
○ブリュノブラセル『本の歴史』(創元社/1998年)
――同。「知の再発見」叢書80巻。
2/21(月)週刊新潮書評二本執筆。「日本古書通信」随想校正。翻訳再校。
『トンデモ本 女の世界』読了。かなり笑ったが、さすがに最初の頃のと学会ほどの
インパクトは無くなってきたように感じた。
翌朝までずっと酒を呑みつつ短篇執筆。
2/22(火)光成魚『土蔵の扉』読了。福井を舞台にした怪談(の豆本)。
ジョギングで武蔵関の古本屋。
○中野実『お嬢さん探偵』(春陽文庫/昭和40年)
――明朗青春小説作家の探偵物。1981年の文庫目録だと作家ごと消えてる。
○草川隆『小説ジェームス・ディーン』(秋元文庫/昭和53年)
――この人、SFだけじゃなくて『小説ヒッチコック』とかも書いてる。エライ。
○田村信中断漫画選集『じつは、来週で…』(宝島社/1993年)
――ギャグが凄過ぎて、何度も中断の憂き目に遭ってきた田村信の作品集。しり。
○建設省関東地方建設局監修/後藤友彦・夫馬信一作『漫画利根川ものがたり(5)川の昔ばなし』(関東建設弘済会/平成5年)
――河童とか怪物とか出てくる民話漫画。こんな本、どこで売ってるんだろう?
2/23(水)短篇脱稿、送付。雑誌、注文していた古本届く。
○『SHERLOCK HOLMES THE DETECTIVE MAGAZINE』(#34)
――日本語版ダイジェスト付き。定期購読してます。
○『推理探偵入門』(小学六年生 昭和50年6月号付録)
――ホームズが関係あると賭けて注文。名作ダイジェストの中に一話入ってた。
2/24(木)翻訳再校。作家・津原泰水氏と焼肉。ワニも喰う(笑)。古本屋へ。
○本多英明『英国の子どもの本』(新人物往来社/昭和58年)
――英国の児童小説の変遷史。
○上遠野浩平『ブギーポップ・イン・ザ・ミラー「パンドラ」』(電撃文庫/1998年)
――電撃文庫の中でもブギーポップはあまり古本屋に出ない。
2/25(金)神田の古書即売展&古本屋へ。
○大町桂月『一枝の筆』(山口屋書店/大正4年)
――短篇集。冒頭の「鼠日記」が『吾輩は猫である』のパロディ。
○桝井寿郎『近代怪談集』(宝文館出版/昭和49年)
――新しい(っても当時の)怪談実話を集めた本。巻末の鼎談の一人は水木しげる。
○椰陰道人『修養教訓 滑稽譬喩五十題』(顕道書院/明治43年)
――滑稽たとえ話集。「馬鹿を医する薬」とか。昭和14年第十版。
○『ユーハイム物語』(ユーハイム/昭和39年)
――お菓子のユーハイムの社史だが小説になってる。非売品。
○スタジオぬえ『宇宙でパズル』(廣済堂・豆たぬきの本/昭和53年)
――SFクイズ集。キャプテン・フュチャーやローダンが出題する。
○Anonymous『MONICA'S UNTOLD STORY』(Regan Books/1999)
――クリントンと不倫したモニカ嬢を茶化しまくった諧謔詩の絵本。馬鹿本。
注文してた古本届く。タイトルからSFネタを期待したんだけど、実は……。
○『2001年早稲田大学』(講談社/昭和57年)
――早稲田大学百周年記念本でした。SFっぽいのはなんとか2頁のみ。
翻訳家H氏宅で、H氏夫妻とH書房編集氏とジンギスカン。
2/26(土)翻訳再校。
古典SF研究会へ。牧眞司氏から買っておいて貰った本受領。
○ドイル/ムッシュー田中『名探偵ホームズ(1)-(6)』(ユニコン出版/1976年)
――漫画。何冊か持ってるんだけど、揃わないから、えいやで買ってしまった。
○『THE SHERLOCK HOLMES CATALOGUE OF THE COLLECTION』(Whitbread/1957)
――倫敦のホームズパブの展示の基礎になった、大昔のホームズ展の目録。
2/27(日)翻訳再校。ジョギングで新刊と古本。
○皆川亮二『ARMS(11)』(小学館/2000円)
――気に入りのシリーズ最新刊。
○白洛範『1999韓日戦争〔開戦篇・死闘篇〕』(徳間書店/1993年)
――日本が韓国に攻め込む、韓国産の軍事シミュレーションSF二冊揃い。
○西郷頼母研究会『西郷頼母近悳の生涯』(会津武家屋敷文庫/昭和52年)
――なんかよくわかんないけど安いから文庫資料。同じ文庫で一冊持ってる。
○三省堂編修所編『ワープロ漢字事典』(三省堂/1986年)
――同様のを持ってるが百円だったので。早速前掲書の「悳」の字で使う。
2/28(月)翻訳再校。本の雑誌コラム×2執筆。桜沢如一『魔法のメガネ』読了。
2/29(火)短篇校正。翻訳再校。
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1/1(土)年を越して夜中(というか明け方)に古本屋へ。古本買い初め。
○Peter Dickinson『THE FLIGHT OF DRAGONS』(Paper
Tiger/1998)
――小説や伝承のドラゴン研究イラスト本。
午後起床。上記書をネタ本にして年賀状製作。
1/2(日)実家へ帰る。甥と姪にお年玉。飲み食いして居眠り。
1/3(月)横田順彌氏が協力したNHKの「百年前に見た夢」再放送を見る。
元旦の初回放送は見逃したのだ。
ジューン・トムスン『シャーロック・ホームズのドキュメント』ゲラで読了。
解説を頼まれているため。
1/4(火)実家から持ってきた紀田順一郎『古本屋探偵登場』再読。
NHK「明治空想科学物語」見る。
「百年前…」と似たようなコンセプトである。なぜ社内統一しないのか理解不能。
しかも未来予想を全て村井弦斎が書いたかのごとく誤解した酷いシナリオ。
1/5(水)短篇、トムスン解説など色々とちびちび書くも進まず。
三島由紀夫『綾の鼓』読了。『近代能楽集』にも入ってる戯曲。
女に恋い焦がれた爺さんがからかわれて自殺し、亡霊となって出てくる話……
って、こう書いては身も蓋もない。
夜中に気分転換に古本屋。
○唐沢俊一編『あっ!生命線が切れている』(二見書房/1998年)
――怪奇マンガ家・好美のぼるの傑作選。
○青木信光編『好色秘画草子』(美學館/昭和58年)
――エロ画集の復刻。金色夜叉のエロパロディも収録(笑)
○ホセ・アグエイアス『時空のサーファー』(小学館/1996)
――オカルト本っぽいトンデモ小説。なんでこんなもんが小学館から?
1/6(木)A・ワット&長山靖生『彼らが夢見た2000年』読了。
百年前に描かれた2000年予測イラスト。大変興味深い。
短篇初稿完成。気分直しに古本屋。
○石川賢『烈風!!獣機隊二〇三』(学研/1995年)
――日露戦争を舞台にした、石川節たっぷりのアクション漫画。
1/7(金)神田の古書展および古書店街へ。
○マックス・エルンスト『慈善週間』(河出書房新社/昭和52年)
――注文品が当たってた! 相場の半額から三分の一なのでまず当たるまいと
思ってたので非常に嬉しい。コラージュ・ロマン第三弾。あと第二弾のみ。
○富田正二編『日本刀年表』(京都印書館/昭和19年)
――タイトル通りの本。文庫資料。
○ハスケル『ハスケル氏断食諸病新療法』(大学館/明治36年)
――断食で色々な病気を治すという本。ホンマかいな。文庫資料。
○紀田順一郎『知性派の読書学』(柏書房/1977年)
――わたしの場合は「知」にヤマイダレが付いてますが。
○倉阪鬼一郎『迷宮 Labyrinth』(講談社ノベルス/2000年)
――謹呈本届く。倉阪さん、仕事してるなあ。
1/8(土)短篇推敲、送付。謹呈本届く。
○高田崇史『QED ベイカー街の問題』(講談社ノベルス/2000年)
――ホームズ考証を手伝った本。一回読んでるから訂正個所だけ確認しよう。
1/9(日)高円寺の古書展へ。
○ラー・ケェシェマレ・アマテシュ『黙示神霊未来小説アシュテ・ヴァルーラ』(栄光出版社/昭和51年)
――こんな本を注文して買ってしまった(笑)。著者は現代のエクソシストだそうだ。
『ケェシェマレ』という本もあるらしい。欲しい。
○野村胡堂『続 江戸の紅葵』(中外公論社/昭和22年)
――中央公論社じゃないとこが笑える。時代小説。正編は持ってる。
○深沢俊・塚野千晶編著『イギリス文学小事典』(北星堂書店/1989年)
――翻訳の資料。ホントはでかいのが欲しいのですが。
紀田順一郎『知性派の読書学』読了。興味深く、かつタメになったのであります。
コンビニ買い物ついでに近所の古本屋。
○ベルナール・ヴェルベール『われらの父の父』(NHK出版/1999年)
――トンデモSF。図書館で借りて年末に読んでしまっているが。
○赤木丈太郎/村川渉画『ああ日顕宗 一本孤立の唄』(新世界社/発行年不明)
――現代日本の仏教のひどさを指摘し、笑いものにした漫画。
○浅野ゆう子『浅野ゆう子 Fashion Book』(主婦の友社/1990年)
――露出度低いからプレミアは付かないだろう。文庫資料。
○久保継成編『小谷喜美抄 天の音楽』(佛乃世界社/昭和51年)
――「いんなあとりっぷ」の霊友会の創立者についての本。文庫資料。
1/10(月)仁賀克雄『新・ロンドンの恐怖』読了。切り裂きジャック資料なり。
誤植の多いのが気になったが、リッパー研究書として良くまとまっている。
『シャーロック・ホームズのドキュメント』解説執筆。終わらず。
1/11(火)レレンバーグ編『シャーロック・ホームズ 四人目の賢者』読了。
日暮雅通氏の訳書である。
解説執筆まとまらずイライラで近くの古本屋へ。
○清原なつの『花図鑑(1)〜(3)』(集英社/1991〜3年)
――何年振りかで読む清原なつの。「ぶ〜け」のコミックです。
1/12(水)解説ようやく送付。
三鷹駅南口の古本屋で前から欲しかった豆本を購入。
○結城昌治『ショート・ショート集成』(未来工房/昭和53年)
――限定三百部の豆本愛蔵版(うち42番)。
月一の本好き会合のため飯田橋へ。ついでにブックスサカイ深夜プラス1で雑誌。
○NHK人間講座『パリ・奇想の20世紀』(NHK/2000年)
――荒俣宏が十九世紀末から見た2000年像を紹介する。
○『東京人』二月号(都市出版)
――神田神保町の歩き方特集。
1/13(木)翻訳ゲラ届く。校正が大変。
倉阪鬼一郎『迷宮 Labyrinth』読了。本格とホラーのない交ぜになった作品。
校正が進まず、さくさく読める児童書を読んでしまう。
ピーター・ディッキンソン『時計ネズミの謎』読了。時計塔の時計に住んでいる、
テレパシーを使えるネズミの話。楽しい。
1/14(金)校正続き。神田へ。
○『少年倶楽部名画集』(講談社/昭和50年)
――昭和50年というと、もう四半世紀前である。
○日下実男『科学の冒険者たち』(講談社/昭和33年)
――少年少女世界科学冒険全集の一冊だが、これは読み物風ノンフィクション。
○モニカ・クリング『フェアリーテイル』(WAVE出版/1999年)
――「妖精写真」事件の映画のノベライズ。ドイルが出てくる。
○蓼科憂『ショウヘイ 救世主伝説』(新風舎/1995年)
○山背睦『黒い森の騎士』(新風舎/1996年)
○大場晴日『沈黙の塔クーヘ・フワージュ』(新風舎/1996年)
○砂川国樹『最後の神話』(新風舎/1995年)
――以上四冊は私家版出版社の放出品。百円なのでファンタジイだけ選んで買った。
しかし「ショウヘイ」というとお笑いのヒトしか想像できません(笑)。
○J.M.Gregson『SHERLOCK HOLMES & THE FRIGHTENED GOLFER』(1999)
○Watkin Jones『THE CASE OF THE SCARLET WOMAN』(1999)
――以上二冊は英国から届いた洋書。どちらももホームズパロディ。
○森下一仁『思考する物語』(東京創元社/2000年)
――以下、届いた贈呈本。本書はSFマガジン連載の評論をまとめたもの。
○ダニエル・F・ガロイ『模造世界』(創元SF文庫/2000年)
――エメリッヒ製作映画『13F』の原作。
○津原泰水監修『十二宮12幻想』(エニックス/2000年)
――星座幻想小説アンソロジー見本。ついに出ましたね。そしてもう一冊。
○津原泰水監修『エロティシズム12幻想』(エニックス/2000年)
――エロティシズム幻想小説アンソロジー。金子國義装丁が素晴らしい。
こちらは自分も書いているので、こんなに嬉しいことはない。
1/15(土)校正続き。
拙著『SF万国博覧会』見本届く。出来上がるまで早過ぎ(笑)。
仕上がりはまあまあかな。でも部数が少ない。これじゃ同人誌だよ。
図書館、続いて古本屋で資料物色。
○北野佐久子『イギリス料理を召しあがれ』(CBSソニー出版/1990年)
――写真が多く、悪くない。同様の本を数冊図書館でも借りる。
○小池五郎『ポテトチップス栄養学』(カルビー/昭和60年)
――これはついでに買ったもの。料理本の棚を見てたからね。
1/16(日)津原泰水監修『十二宮12幻想』読了。非常に良い。
ホームズクラブへ。そのまま飲みに行く。年末に悩まされた頭痛出ず。友人から本。
○John Bennet Shaw『COLLECTING SHERLOCKIANA』(1992)
――ホームズに関するエッセイの豆本。
○アン・ライス『幻のヴァイオリン』(扶桑社/2000年)
――以下は届いた謹呈本。音楽幻想小説。
○ダン&ドゾワ編『幻想の犬たち』(扶桑社ミステリー/2000年)
――犬テーマのSF&ホラー&幻想アンソロジー。
1/17(月)津原泰水監修『エロティシズム12幻想』読了。これまた良い。
装丁も中身も良い。自分の作品が載っているという事実も良い(笑)。
翻訳校正続き。またまた謹呈本届く。
○アル・サラントニオ編『999――妖女たち――』(創元推理文庫/2000年)
――全編本邦初訳のホラー・アンソロジー。三分冊の第一冊。
1/18(火)翻訳校正続き。週刊新潮書評二本。
1/19(水)新宿小田急の古本市へ。
○川崎のぼる『スカイヤーズ5』(少年ブック昭和43年4月号付録)
――山村正夫氏に敬意を表して。山村さんが原作者のひとりだったアニメの漫画版。
○牧野修『王の眠る丘』(ハヤカワ文庫/2000年)
――これは届いた謹呈本。牧野修氏の何回目か(笑)のデビュー作、文庫化。
山村先生を偲ぶ会へ。菊地秀行氏、竹河聖氏、風見潤氏、日暮雅道氏らが来ている。
青学推理研OB関係で二次会。吉祥寺で日暮氏と三次会。
1/20(木)山背睦『黒い森の騎士』読了。私家版ファンタジーで、「魔王マシンガ
ン」とか「突撃隊長ミサイル」とか「聖剣ゼットカリバー」とかが頻出し大爆笑。
新宿のロフトプラスワンで午後7時からエニックスの『12幻想』×2発行記念イベント。
ビッグネームがぞろぞろ。津原泰水氏はずっと進行役。お疲れ。でもわたしは出番が最後
(午前二時半!)で、酔っ払い過ぎないように調整するのが難しかったのである。
自分も執筆者なのに、執筆者陣にサインをもらいまくる(竹本健治さんもやってた)。
菊地さんにも彼が昔訳したポルノに「僕の最初の本です」と無理矢理サインさせる(笑)
1/21(金)朝、津原氏と電車で三鷹へ。
駅のスターバックスでサンドイッチ&コーヒーを食して別れる。
午後まで寝て、渋谷と神田の古本市ハシゴ(疲れた)。
○『小六世界名作コミック』(小学六年生昭和53年6月号付録)
――「ルパン・ホームズ危機一髪」が入ってる。ずっと探してました。
○藤見郁『地底の牢獄』(あまとりあ社・裏窓叢書第三集/昭和43年)
――SM小説である。ちょっとミステリ・タッチ。
○荘徹也『薔薇と蛇』(譚奇會/昭和45年)
――これもSM小説である。
1/22(土)ホームズ関係の会合だったが忙しいのでパス。翻訳ゲラ校正。
アン・ライス『幻のヴァイオリン』読了。ちょっとイマイチだったなあ。
1/23(日)高円寺の古本市へ。注文品はハズレ。残念。
○出口保夫『イギリス怪奇探訪』(PHP文庫/1994年)
――英国の怪奇幻想実話集。良くある本だけど、他に買うものがなかったので。
○石川賢『極道兵器(3)』(リイド社/平成11年)
――これは近くの古本屋で。コミック。
1/24(月)翻訳校正。ダニエル・F・ガロイ『模造世界』読了。
60年代に書かれた仮想世界ネタのSFだが、結構面白かった。
1/25(火)翻訳校正。もう疲れました。生活時間はまた滅茶苦茶。飽きて古本屋。
○唐沢俊一&唐沢なをき『ガラダマ天国』(ぴあ/1997年)
――唐沢商会のオモシロ雑学雑談マンガ。笑える。
○グロリア・S・サイソン&藤島宇策『熱帯妖怪マナナンガル』(河合出版/1990年)
――なんだかよく判らない小説。百円だから買った。
1/26(水)恵比寿でスウェーデンの映画を観る。と言ってもポルノではない。
リンドグレーンの児童文学が原作の『ロッタちゃんはじめてのおつかい』である。
ロッタちゃん役の女の子が滅茶苦茶かわいかった。ロリ方面の人は必見(笑)
1/27(木)翻訳校正。仕事が進まず、気分転換に児童書なぞ読む。
ズデニェク・カ・スラビー『たいようのぼうや』読了。
光線自動車に乗った太陽ぼうやが事故って地上に落ちる話でした。チェコの作品。
1/28(金)神田の古書即売会へ。
○筒井敏雄『昇天太閤記』(集英社/1972年)
――秀吉があの世へ行く戯曲形式のヘンな話。しかも集英社だし。
○ラ・プラード『音楽の国のアリス』(岩波少年文庫/昭和31年)
――アリスが音楽の国で色々な楽器たちと遭う形式の児童向け音楽解説。
○Pierr Coran / Merel『Les carottes du pere Benoit』(CASTERMAN/1985)
――フランスの絵本。読めぬ。「アルセーヌ・ラパンの冒険」という副題が付いてる
(ここだけ読めた)ので買った。表紙のウサギが怪盗ラパンらしい。
1/29(土)図書館で調べもの。ついでに古本屋。
○朝日新聞社編『世界名作の旅(2)』(朝日新聞社/昭和41年)
――ドイル「バスカビル家の犬」の章があるもんで。
1/30(日)図書館で調べもの。翻訳校正。
1/31(月)短篇執筆。買い物ついでに古本屋。
○竹本泉『虹色♪爆発娘』(宙出版/1991年)
――竹本泉の短編集。なんか読むマンガが欲しかったので。
○渡辺信編『拳精』(秋田書店/昭和58年)
――ジャッキー・チェン映画のフィルムコミック。オバケみたいな五人の拳の精に
技を教わるやつ。カンフー映画を止まった写真漫画で読んでも面白くないな(笑)
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