【2006年】 〔十二月〕〔十一月〕〔十月〕〔九月〕〔八月〕〔七月〕
〔六月〕〔五月〕〔四月〕〔三月〕〔二月〕〔一月〕
12/1(金)うひゃあ、もう12月だよ!
ネット注文の新刊届く。
○佐藤勝彦『【図解】相対性理論と量子論』(PHP研究所/2006年)
----一般向け物理解説書だが、ホームズパロディになっているのだ!
アイリーン・ガン『遺す言葉、その他の短篇』読了。超寡作女流作家のSF短篇集。
12/2(土)自分のゲラがひとつ終わったと思ったら、自分のでないゲラが届く。
解説執筆を依頼されたのであります。どこまで続くゲラ地獄。
謹呈本も届く。
○水原秀策『黒と白の殺意』(宝島社/2006年)
----『このミス』大賞受賞者の第二作。
○マイケル・マーシャル『死影』(ヴィレッジブックス/2005年)
----新刊じゃないですが、仕事の関係で。
ハーヴェイ・ジェイコブズ他/浅倉久志編訳『グラックの卵』読了。
ユーモアSFアンソロジー。すっごく楽しくて、あっという間に読んでしまった。
12/3(日)上野へ。キエフ・オペラ『アイーダ』鑑賞。
日本人による『シャーロック・ホームズの事件簿 告白』とかを別にすると、
真っ当なオペラを観るのは初めてかも。
銀座へ。ベルギー・パブ(?)で一杯。懐かしのベルギービールを呑む。
12/4(月)SF年間ベスト・アンケート執筆。遅れてすみません。
「週刊新潮」用書評執筆。
F社のK氏から本届く。何やら、わたし向けの本を見つけたとかで。
○フランス・ズムスタイン『未来を創作した国で』(Prasenz SchweizPRS/2001年)
----スイスの良さを紹介するコミックだが、副題が「交錯次元タイムエージェントI.D.」
とある通り、SF仕立てになってる。こりゃツボだわ。K様、多謝。
12/5(火)届いたまま開けてもいない本棚を設営し始めることに。
元からある本棚も動かさないといけない(つまり本を一度下ろさないといけない)ため、
とっても大変。取りあえず二台動かし、一台目を組み立て始めたところで挫折。
謹呈本届く。
○『横溝正史自選集1 本陣殺人事件/蝶々殺人事件』(出版芸術社/2006年)
○『横溝正史自選集4 犬神家の一族』(出版芸術社/2006年)
----付録としてエッセイなども収録した愛蔵版刊行開始。
12/6(水)謹呈本届く。
○『このミステリーがすごい!2007年版』(宝島社/2006年)
----ランキングだけでなく、誰が何に投票したかが興味深いよね。
○ロバート・E・ハワード『魔女誕生』(創元推理文庫/2006年)
----新訂版コナン全集、第二巻刊行。
神楽坂へ。久々に月イチ本好き会合に出席。ベストテン話で盛り上がる。
12/7(木)マイケル・マーシャル『死影』読了。
本棚移動&設営作業つづき。
12/8(金)以前住んでいた街へ。
行きつけのレストランから、使わなくなったギネス用の泡発生装置を譲ってもらう。
ついでに古本屋。
○北林透馬『街の国際娘』(春陽堂文庫/1934年)
----戦前の大衆小説。風俗描写たっぷり。
12/9(土)本棚増設作業、とりあえず完了。疲れた……。
『発掘!子どもの古本』最終ゲラ届く。図版などチェック。
12/10(日)ひとつ歳をとる。
わたしの誕生日を口実に、友人が集まり昼から宴会。
プレゼントに古本もらう(笑)。
○Percy Longhurs『JU-JUTSU & JUDO』(Fredrick
Warne/発行年不明)
----昔の英国の柔道入門書。イラストは下半身が黒短パンで笑える。20世紀初頭刊か。
謹呈本も届く。日曜だけど最近はメール便があるからね。
○『大庭武年探偵小説選(1)』(論創社/2006年)
----貴重な叢書の最新巻。戦前の本格探偵小説。
深夜、『発掘!子どもの古本』最終ゲラ発送。
12/11(月)増設した本棚に本を収め始める。
積んだままだったダンボール箱が減るのは気持ちがいいねえ。
謹呈本届く。
○矢崎存美『クリスマスのぶたぶた』(徳間デュアル文庫/2006年)
----「ぶたぶた」シリーズ。書き下ろし短篇を加えての文庫化。
12/12(火)昼間の雨が、外出する夕方には止んでホッとする。
赤坂へ。アメリカへ出発する堺三保氏の壮行会に出席。
出席者は150人位いたらしい。さすがは堺さんの人徳。
でも久々にたくさんの人に会って、なんか人疲れしてしまいました。
二次会は「北の家族」組に参加。山岸真氏らと話し込む。
帰宅すると謹呈本届いている。
○Ed.by KEN ASAMATSU『STRAIGHT TO DARKNESS』(黒田藩プレス/2006年)
----和製クトゥルー神話アンソロジー『秘神界』英訳版第3巻。朝松様、多謝。
12/13(水)解説を執筆する『**』のゲラ読了。
夕方外出すると、雨が降り出してしまう。慌てて帰宅。
12/14(木)資料探しに図書館へ。
ついでに古本屋へ寄るが買う物ナシ。
帰路、雨が降り出してしまう。まただよ。
でも今日はちゃんと傘を用意していたから大丈夫だ。
12/15(金)『**』解説執筆。
有川浩『図書館内乱』読了。『図書館戦争』の続篇。
設定は前作で分かってるから、後はもうキャラで読ませてるよね。
謹呈本届く。
○森奈津子『踊るギムナジウム』(徳間書店/2006年)
----作者の本領発揮、エロバカなゲイ・コメディ短篇集。森様、ありがとうございます。
12/16(土)またまたゲラ届く。
しかも今回のはまだ全体の一部なので、これから続きが順次送られてくるのだ。……うう。
超レアな珍品SF届く。
○市来英雄『海底に咲く花・(改訂)砂糖と虫歯』(南日本新聞開発センター/1977年)
○市来英雄『海底に咲く花』(私家版/1979年)
○市来英雄原作『スーパーオーラル号の大冒険』(DRI/1977年)
----九州の歯科医師が30年前に発表した虫歯SFの中篇版・長篇版・漫画版。
この3冊を揃えた古本SF者はわたしぐらいなのではないか(笑)。
謹呈本も届く。
○ジョン・ディクスン・カー『幻を追う男』(論創社/2006年)
----カーの戯曲集! こりゃ滅茶苦茶貴重だ! 森英俊さん、素晴らしいです。
○ダニエル・カーク『ねこ刑事』(論創社/2006年)
----論創海外ミステリの新刊……というのは嘘。ファンタジイの叢書の一冊。
絵本です。それにしても最近の刑事はネコだったりメイドだったり(笑)。
○佐々木譲『警察庁から来た男』(角川春樹事務所/2006年)
----推理作家協会賞受賞作家による「道警シリーズ」第2弾。
12/17(日)終日ゲラ校正&『**』解説執筆。
もう、色んな仕事を並行してやってるから、机の上がぐっちゃぐちゃ。
……いえ、普段から片付けてない自分が悪いんです、はい。
仕事に飽きたら、増設した本棚に本を収める作業。
謹呈本届く。
○グレッグ・イーガン『ひとりっ子』(ハヤカワ文庫SF/2006年)
----イーガン短篇集! しかもハードSF度が高いらしいので滅っ茶ウレシイ。
翻訳者の山岸真様、多謝!
12/18(月)『**』解説を仕上げて送付。ふう。
謹呈本届く。
○大橋博之編『柳柊二 怪奇画帖』(ラピュータ/2006年)
----おおっ、こりゃすっげえ! 児童書で怪奇画を多数描いた柳柊二の画集。
名前を知らない人でも、絵を見れば絶対に分かるはず。大橋様、多謝!
12/19(火)ゲラの続き届く。ひたすら校正。
謹呈本届く。
○『横溝正史翻訳コレクション 鍾乳洞殺人事件/二輪馬車の秘密』(扶桑社文庫/2006年)
----超貴重な復刻! 付録・解説・書誌も充実。編集のK様、多謝!
○ケヴィン・ギルフォイル『我らが影歩みし所〔上・下〕』(扶桑社ミステリー/2006年)
----近未来設定でクローン&仮想現実テーマのスリラー。
12/20(水)取材で出かける。
ところが普段使わない東西線→南北線という乗り換えをしたら、間違って反対方向へ。
おかげでちょっと遅刻。お恥ずかしい。
根津の弥生美術館で「竹中英太郎展」の取材。
原画や珍しい本が多数展示され、眼福眼福。
帰路、乗り換えの飯田橋でブックスサカイ深夜+1へ寄って新刊コミック。
○あずまきよひこ『よつばと!(6)』(メディアワークス/2006年)
----よつばちゃんの意外な事実が判明! なんてこったい。
地元に戻って、近所の古本屋。
○夢野獏『魔色燃ゆる街』(駿河台文庫/1985年)
----夢枕獏じゃないです(笑)。文庫版SM叢書。文庫資料。
表紙は角川文庫版の山田風太郎でおなじみの佐伯俊男。
○黒岩涙香『噫無情〔上・下〕』(春陽文庫/1957?8年)
----涙香の代表的翻案小説。文庫資料。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○『僕たちの好きな金田一耕助』(宝島社/2006年)
----別冊宝島のムック版資料集。映画のおかげで横溝ファンは大変だ。
12/21(木)以前住んでいた街へ。行きつけの美容室で髪を切る。ああさっぱり。
でも、ちょい短すぎ? ……風邪ひかないよう気をつけよう。
『ミステリマガジン』用ミステリ年間ベストアンケート執筆。
メリル・ハリス『アリスの夢』読了。ポルノ版の異世界ファンタジイ。
謹呈本届く。
○諸星大二郎『スノウホワイト』(東京創元社/2006年)
----贔屓にしている諸星大二郎の作品集。これは嬉しい。
○ロバート・ルイス・スティーヴンスン『ジキル博士とハイド氏』(創元推理文庫/2006年再版)
----わたしが解説を書いてます。再版で新カバーに変わったので。
○いしいひさいち『女には向かない職業1・2』(創元推理文庫/2006年)
----2巻にはホームズパロディも収録だ。
○谷原秋桜子『龍の館の秘密』(創元推理文庫/2006年)
----『天使が開けた密室』に続くシリーズ第2弾。
12/22(金)日本古典SF研究会の忘年会で神保町へ。
ついでに神田の古書即売会。青空古本まつり以来だから2か月ぶりだ。
……でも買うものナシ。結局、古書モールの百均で一冊。
○唐十郎『戯曲 鉛の兵隊』(「en-taxi 09号」別冊付録/2005年)
----こんな洒落たモノが付録文庫に! 気付いてなかったなあ。文庫資料。
昔の角川文庫版・唐十郎みたいな表紙だが、公演にあわせたれっきとした新作。
新刊も。
○石坂浩二『金田一です。』(角川メディアハウス/2006年)
----金田一役者としての回想録や金田一分析。なかなか興味深い。読了。
忘年会は盛況。一年前の忘年会は、退院直後の自宅療養中で欠席だったなあ。
今は酒も飲めるんだから、良かった良かった。
忘年会の幹事という、会長としての重大な責務(笑)も果たし、ホッと一息。
二次会でお茶して、話し込んで帰宅。
……解説ゲラが届いている。
12/23(土)さみだれ式に届いているゲラの続きもやって来る。引き続き校正。
謹呈本届く。
○ジュリアン・バーンズ『イングランド・イングランド』(東京創元社/2006年)
----ワイト島をイングランドのレプリカにするという奇想天外なお話。
作者は『フローベールの鸚鵡』の人。
12/24(日)ひたすら校正。イヴなのに。
12/25(月)新宿へ。都庁で運転免許の更新。昔に比べると所要時間が短くなったね。
内幸町へ。日本記者クラブでH氏にお会いする。
H氏は、創刊号しか出なかった日本最初のSF雑誌『星雲』を発行した人物の御遺族。
その幻の『星雲』が出て来たというので、直接お譲り頂くことになったのだ。
御一族の色々な裏話などもおうかがいする。とても興味深い。
○『星雲 創刊号』(森の道社/1954年)
----超レア物。まさか現物が自分の物になる日が来ようとは思いもしませんでしたよ。
H氏におつきあいして、真昼間っからビール(笑)。
おかげで、帰宅して夕方から2、3時間寝てしまいました。ぐう。
解説ゲラ校正&送付。
12/26(火)12月には珍しい低気圧で大雨。
その大雨の中、表参道へ。早く着いたので青学近くの古本屋。
学生時代はよく通ったので懐かしい。残念ながら買う物ナシ。
青山劇場へ。『Dance Noel 2006』鑑賞。
下村由利恵さん主役の「今宵はガーシュイン」が主目的だったが、他プログラムも堪能。
ユニット・キミホ「Nutella」、岸辺バレエスタジオ「ロシアン・ダンス」も気に入りました。
帰るまでにずぶ濡れ。でも電車が止まってなかっただけマシか。
市来英雄『海底に咲く花』(旧版)読了。虫歯知識啓発のオーラルSF。
12/27(水)台風一過ならぬ低気圧一過で快晴。
でも家にこもってひたすらゲラ校正。
ふと疑問が浮かび、森英俊氏にメールで問い合わせたら、丁寧な情報を頂く。
おかげで解説で間違いをせずに済みました。森様、ありがとうございました。
夜中に校正を終え、宅急便で送付。はああ。
12/28(木)最新刊『発掘!子どもの古本』(ちくま文庫)見本届く。
店頭に並ぶのは新年です、どうぞよろしく。
忙しいのに、ついつい読みふけってしまう。面白いじゃん(わはは>自画自賛)。
書影撮影用に送ってあった本(ダンボール二箱)も、どかんと返却される。
これを元通りにしまうのが、また大変なんだ(笑)。
「週刊新潮」用書評執筆。年内に出す原稿はこれで最後かな。
12/29(金)仕事がひと段落したので「勝手にCSIまつり」開催。
録画したまま溜まってた海外ドラマ『CSI4』をまとめて観ただけですが(笑)。
12/30(土)ちょっと寒い中、年末年始用の買い出し。
斎藤哲郎『時空機物語』読了。1970年発表の「空想怪奇宇宙小説」。続篇もあるぞ。
要はSF奇書です。……2006年最後の読了本がこれかあ(笑)。
謹呈本届く。
○『幻影城の時代』(エディション・プヒプヒ/2006年)
----70年代のミステリ雑誌を回顧した同人誌だが、その内容の豪華なこと!
泡坂妻夫、紀田潤一郎、宮部みゆき、皆川博子、栗本薫、竹本健治といった諸氏も参加。
わたしも小文を寄稿しているが、参加できて光栄の至りである。
○桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』(東京創元社/2006年)
----『GOSICK』シリーズの作者の最新作。
12/31(日)大晦日。年の初めに寝込んでいたにせよ、ほんとに早い一年でした。
戻した再校ゲラを直した三校ゲラが早くも届く。しかも新年5日までにくれと。
おかげで一日ゲラ校正。大晦日だっちゅうのに。
ネット注文の新刊も届く。
○橘マリノ『笑う耕助、ほほえむ小五郎』(新風舎文庫/2006年)
----素人の本だしどうしようと思ってたが、貯まったポイントを使ったので実質ロハ。
自費出版の金田一耕助&明智小五郎エッセイ。今年最後の購入本がこれか(笑)。
ではみなさん、よいお年を。
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11/1(水)神保町へ。ちくま文庫編集氏にゲラを渡しつつ打ち合わせ。
神田青空古本まつりが今日までだったので、流し見するが買う物ナシ。
飯田橋まで歩いてブックスサカイ深夜+1に顔を出すが、新刊も買う物ナシ。ううむ。
『SFマガジン』用に「ぼくらの小松崎茂展」紹介記事執筆。
11/2(木)カルロス・ルイス・サフォン『風の影〔上・下〕』読了。
19世紀娯楽小説的な、ゴシックな味わいの物語。
今年のミステリベストテンに絡んでくると思う(たぶん)。
『SFマガジン』用「ぼくらの小松崎茂展」紹介記事のゲラ届く。
えーい、こうなったらもう何でも来やがれ。
11/3(金)休日の朝だというのに、間違いFAXで目が覚める。全くもう。
ジャック・リッチー『10ドルだって大金だ』読了。
すんげえ面白くて、あっという間に読み終わってしまった。超オススメ。
「『幻影城』の時代」用原稿執筆。
謹呈本届く。
○ライオネル・デヴィッドスン『チベットの薔薇』(扶桑社ミステリー/2006年)
----『チェルシー連続殺人』の作者、久々の邦訳。原作は40年以上前の作だ(笑)。
天気がいいので、自転車で吉祥寺のタワーレコードへ。
……目的物が全く見つからず。くやしまぎれに古本屋。
○『おもしろブック』(小学六年生1951年新年号付録)
----矢田洋の探偵小説「みんないなくなる街かど」を収録してるので。
11/4(土)外出の用事があったので、ついでに高円寺の古書即売会へ。
久っびさの、アサイチ古書即売会だ(調べたら五か月ぶりだった)。
……でも、買うものナシ(泣)。
久々にお逢いする古本者の諸兄にご挨拶。
道っぱたで、S田氏からCD-ROMを購入。なんか、怪しい取引みたいだ(笑)。
○『SR Archeves 2』(SRの会/2006年)
----伝説の同人誌の復刻版。天城一のホームズパロディ収録!
お茶に向かう諸兄に失礼して、高円寺の図書館へ。
……あるはずの資料がない。無駄足である、やれやれ。
所用で新宿へ。ついでにタワーレコードへ。昨日のリベンジだ(笑)。
期限切れ直前のポイントカードでDVD。
○『オリビアちゃんの大冒険』(ブエナ ビスタ)
----ネズミのホームズが活躍するディズニーアニメ。
新刊もチェックしたけど、買う物ナシ。
結局この日に買ったのは、皿2枚だけでした。
法月綸太郎『怪盗グリフィン絶体絶命』読了。
乙一『銃とチョコレート』と同じ少年少女向け叢書「ミステリーランド」の一冊。
帰宅して仕事後、夕方に自転車で近所の図書館へ。
どうも雲行きが怪しいなあ、と一旦戻って折り畳み傘を持ったら、案の定結構激しい雨。
図書館が閉館になって、傘がなくて困っている人が結構いました。
謹呈本届く。
○トマス・H・クック『緋色の迷宮』(文春文庫/2006年)
----エドガー賞作家の最新作。ベストアンケート投票に間に合うか?
○上甲宣之『地獄のババぬき』(宝島社文庫/2006年)
----去年出た本が今年文庫化。早いなあ。
11/5(日)『SFマガジン』用「ぼくらの小松崎茂展」紹介記事のゲラ校正。
クリストファー・ムーア『アルアル島の大事件』読了。
異色ミステリ(バカミス?)好きは投票するだろうが、ベストテン入りは難しいかなあ。
所用で引っ越し前の街へ。
旧住所のマンションは更地になって「売り地」の看板が立ってる。
なんだよ、何建てるか決まってないのにあんなに急いで追い出したのかよ!
旧近所の古本屋に顔を出す。お茶をご馳走になって雑談。
絶版文庫を一冊。
○ウィル・ハリス『殺人詩篇』(ハヤカワ・ミステリ文庫/1985年)
----古本ミステリなので。レア本ではなかろうが帯付50円だったもんで。
亜魔損を見たら……ありゃ1円で売ってるぞ(1500円のもあるけど)。
えーい、あっちは送料が340円かかるから、こっちのが安いんでいっ。
11/6(月)「週刊新潮」用書評執筆。
11/7(火)強風。自転車で走ってると横風に煽られる。
トマス・H・クック『緋色の迷宮』読了。
うーん、人によっては高く評価するだろうが、わたしは膚に合わなかったなあ。
どちらかというと、現代小説的な側面の方が強かった。
だって犯人が××に××××んじゃ、ミステリとしていかんでしょ。
11/8(水)すっごいいい天気。
実家へ顔を出す。
11/9(木)カール・ハイアセン『幸運は誰に?〔上・下〕』読了。
宝くじをめぐる珍騒動を描くミステリ。非常に面白くてオススメだが、昨年12月刊。
年間ベストのランクインはどうでしょうか?
11/10(金)平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』読了。
推理作家協会賞受賞作収録の短篇集。
「週刊文春」年間ミステリベストアンケート執筆。
今年はどれを選ぶか、例年以上に悩みましたよ。
11/11(土)近所の図書館へ。チャリティ古本リサイクルをやっている。
古本(図書館除籍本ではない)を無料で配布し、募金をつのっているのだ。
まあ、さすがにレア物SFやミステリはありませんでしたが。
○徳富蘆花『漢訳 不如帰』(千代田書房/明治44年)
----名作を漢語に訳したもの。わたし以外に欲しがる人はおらんだろうなあ(笑)。
挿画は日本画の巨匠・鏑木清方。文庫資料。
○コレット『青い麦』(雄鶏社/1954年)
----「おんどり・ぽけっと・ぶっく」第3弾。第1・2弾は持ってるぞ。
○ロバート・ブラウニング『ハーメルンの笛吹き』(新潮社/1988年)
----古典の対訳本。「新潮カセット」の付属本らしい。文庫資料。
以前住んでいた街へ。
旧・近所の古本屋・近所のレストラン・近所の人・近所の子供・近所の犬に挨拶。
古本を一冊。
○加納治五郎『JUDO(JUJUTSU)』(国際観光協会/1936年)
----戦前の英文日本案内叢書の一冊。この巻、ずっと探していたのである。
何せ、近代柔道の創始者・加納治五郎が書いた、外国人向け柔道解説書なのだ!
11/12(日)「SFマガジン」用コラム執筆。
録画したまま溜まっていたアニメ『009-1』をまとめて観る。
非常に石森章太郎的でよろしい。
11/13(月)『ドイル傑作集3』の表題作『クルンバーの謎』ゲラ校正に着手。
訳したのが2年半も前だから、結構大変な作業だと判明。ちょっと気が遠くなる。
11/14(火)『本の雑誌』掲載予定の「北原古本旅・ベルギー篇(5)」執筆。
舞台はアントワープ。ベルギー篇はこれで終わりだが、オランダ篇が一回あります。
サミュエル・R・ディレイニー他『ベータ2のバラッド』読了。
ディレイニーはやっぱり最高。でもベイリー「四色問題」はムズカシイ。
11/15(水)新刊届く。
○日本推理作家協会編『殺人格差 ミステリー傑作選』(講談社文庫/2006年)
----拙作「首吊少女亭」が再録されております。
11/16(木)ひたすら『ドイル傑作集3』ゲラ校正。
11/17(金)方波見大志『削除ボーイズ0326』読了。
ポプラ社小説大賞受賞作。賞金2000万円!すげえな。
11/18(土)目白のさくら治療院で久々に整体。徹底的にほぐされる。
新宿で途中下車して新刊書店。
○アイリーン・ガン『遺す言葉、その他の短篇』(早川書房/2006年)
----SF短篇集。作者は来年の世界SF大会で横浜に来るらしいぞ。
11/19(日)マイクル・スワンウィック『グリュフォンの卵』読了。
SFらしいSFが好きな方は必読。ヒューゴー賞/スタージョン記念賞受賞。
11/20(月)坂東眞砂子『鬼に喰われた女』読了。時代怪異小説。
11/21(火)突然、電話回線がおかしくなる。NTTを呼んで修理。
この日お電話を下さった方、どうもご迷惑をおかけしました。
11/22(水)所用で吉祥寺へ。
某氏から本を譲って頂く。
先月28〜29日の神保町ブックフェスティバルで販売されていたもの。
○串間努『特装・完全復刻版 少年探偵手帳』(光文社文庫/2006年)
----1999年に普通の文庫で出たものの特装限定版。特装版の方が絶対にカッコイイ。
本来的には、光文社文庫版江戸川乱歩全集完結記念の懸賞用に作られた。
○山前譲・郷原宏編『赤川次郎全作品リスト 2006年版』(“三毛猫ホームズと仲間たち”事務局/2006年)
----全作品書誌。作品が多いだけに、さぞ大変な作業だったであろう。
11/23(木)世間様は休日。でもこちらは終日『ドイル傑作集3』ゲラ校正。
11/24(金)飛浩隆『ラギッド・ガール』読了。<廃園の天使>第二章。
ものすごーく密度の濃い連作中篇集である。
謹呈本届く。
○ピーター・ディキンスン『キングとジョーカー』(扶桑社ミステリー/2006年)
----欣快! 欣快! サンリオSF文庫から出ていた幻のSFミステリ遂に復刊!
○ジェームズ・アンタースン『切り裂かれたミンクコート事件』(扶桑社ミステリー/2006年)
----18年前に予告だけされて出なかった幻のミステリ、遂に刊行!
11/25(土)古本届く。
○ドイル/小室孝太郎画『地獄の魔犬』(学研/1974年)
----漫画版『バスカヴィル家の犬』。20年以上探してた本なので超ウレシイ。
発行日なんか、わたしの小六の時の誕生日だよ(笑)。手塚治虫編集。
11/26(日)結構寒い。家にこもって終日『ドイル傑作集3』ゲラ校正。
11/27(月)雨模様。夕方はちょっと空気が生ぬるい。
夜、近所の焼肉屋へ。米沢牛、旨い。
11/28(火)1月刊の古本エッセイ『発掘!子どもの古本』(ちくま文庫)
再校ゲラ届く。
『ドイル傑作集3』の初校ゲラがまだまだ終わってないというのに。
しかも金曜に戻して欲しいとのこと。
木曜は出かけるから、実質今日明日ではないか!
……がんばります。
謹呈本届く。
○ジェラルド・カーシュ『壜の中の手記』(角川文庫/2006年)
----おお、カーシュ! 単行本の文庫化だが、二篇追加、一篇は別版を収録。
単行本をお持ちの方も是非。訳者の西崎憲様、多謝。
11/29(水)『発掘!子どもの古本』ゲラ校正続き。
夕方、ネット注文したスチール本棚届く。
ほんとは全部自作したいんだけど、間に合わないので。
(だって転居して一年なのに箱詰めのままの本が山積みなのです)
本棚作りの師匠の喜国雅彦さん、ごめんなさい。
11/30(木)喜国雅彦氏夫妻と甲府へ日帰り旅行。
出発時は小雨がぱらついていたが、現地はきれいに晴れた。
第一目的は竹中英太郎記念館。
竹中英太郎は江戸川乱歩や夢野久作の挿画を描いていた、当時の画家である。
たっぷりと堪能し、英太郎の令嬢である館長から興味深いお話を沢山うかがう。
刊行されたばかりの画集を購入。
○『竹中英太郎』(竹中英太郎記念館/2006年)
----生誕百年記念出版。ネットでも購入できますぞ。
で、第二目的は、やっぱり忘れちゃいけない甲府の古本屋(笑)。
これはまた改めて詳しくご報告します。
続いて第三目的の温泉へ。たっぷり浸かりました。
移動は全て喜国さんの車。本当にお世話になりました。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○モーリス・ルブラン『戯曲アルセーヌ・ルパン』(論創社/2006年)
----ルパン物戯曲(含・本邦初訳)をまとめた貴重な一冊。
○クリストファー・ブッシュ『失われた時間』(論創社/2006年)
----『完全殺人事件』の著者による本邦初訳長篇。
深夜、『発掘!子どもの古本』ゲラ発送。ふう。
topへ↑
10/1(日)謹呈本届く。
○海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』(宝島社/2006年)
----『チームバチスタの栄光』の作者の第二作。
ネット注文の新刊届く。
○ジャンニ・ロダーリ『猫とともに去りぬ』(光文社古典新訳文庫/2006年)
----同文庫創刊ラインナップ中、本書のみが本邦初訳。どれよりもこれを買うべし。
イタリアの幻想的短篇集。わあ、しまったもう2刷になってる!
10/2(月)「週刊新潮」用書評執筆。
Brian Ball『BAKER STREET BOYS』読了。80年代のドラマのノベライズ。
午前中の雨が午後になって上がり、陽も差したりしたので、夕方から自転車で外出。
引っ越し前の街へ。そうしたら、雨が降り始めてしまった! 参った。
旧行きつけの古本屋へ。お茶をご馳走になり、話し込む。
○横溝正史『死仮面』(春陽文庫/1998年)
----欠落部分を中島河太郎が補筆した版(角川)しか持ってないことに気付いて。
非絶版だが、初版帯付美本が格安だったので。奥付に「新装第一版」とあるが、
旧版にはこのタイトルはなかったんじゃないのか?
旧行きつけのレストランへ。雨宿りも兼ねて夕食。
マスターの息子(小学生)に、MXテレビでやってた新版『妖怪人間ベム』の
録画ビデオをプレゼントしたら、滅茶苦茶喜ばれる。
夕食後、小止みになったところで突破して帰宅。
10/3(火)近所の古本屋の百円均一棚。
○内山まもる『ウルトラマンA 完全復刻版』(小学館/2004年)
----コンビニ本なのに超貴重な初単行本化。あっという間に売り切れ、二年間ずっと
探してたのをようやく発見! 嬉しい。『帰ってきたウルトラマン』は持ってます。
○内山まもる『ウルトラマンタロウ 完全復刻版』(小学館/2005年)
----こちらは出てたのも知らなかった! 同時に見つかってラッキーでした。
亜魔損で調べたら、USEDで1600円とかしてるぞ(定価の三倍以上)。
ひゃあ。
10/4(水)本好きの月イチ会合はパス。金曜にも飯田橋行くしね。すまん。
謹呈本届く。
○ヘンリー・セシル『判事とペテン師』(論創社/2005年)
----ユーモア法廷ミステリ。12月刊だからベストテンに絡んでくるのだ。
○『黒岩涙香探偵小説選?』(論創社/2006年)
----涙香作品集の復刻、パート2。超貴重。
○日日日『ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編』(徳間デュアル文庫/2006年)
----高校生デビューした作家ももう20歳ですか。作者名は「あきら」と読みます。
10/5(木)ジョナサン・キャロル『蜂の巣にキス』読了。
今回はいつもと違うのにびっくり。
でも、もう浅羽莢子さんの名訳でキャロルが読めないのは本当に残念。
10/6(金)台風接近で、すんごい雨。でもパーティがあるので外出。
ついでに神田の古書即売会へ。
○木村仁/ルブラン原作『怪盗ルパン 青色ダイヤ』(中一時代1967年2月号付録)
----マンガ版ルパン対ホームズ。結構珍しいかも。絵柄が割と洒落ている。
女性に艶があると思ったら、エロ漫画も描いてる人でした。
飯田橋へ移動。ブックスサカイ深夜+1にちょこっと顔を出し店長A氏に挨拶。
ホテルエドモンドへ。滅茶苦茶な強風。ビニ傘の死屍累々。
東京創元社のパーティに出席。出席者が多く、知人に挨拶するだけで一苦労。
二次会は、分散したらしく、いつものヴェローチェに行ったが人がいない。
後から少し人が来たので、ホッ。11時頃まで話し込む。
おっと、パーティのお土産は以下の本。
○麻見和史『ヴェサリウスの柩』(東京創元社/2006年)
----第16回鮎川哲也賞受賞作。
○『ミステリーズ!19号』(2006年10月)
----鮎川哲也賞、ミステリーズ!新人賞選評掲載。
10/7(土)台風は過ぎてピーカンに晴れてるが、まだ風は強い。
取材で大手町の逓信総合博物館へ。
「ぼくらの小松崎茂展」初日。見知った顔もちらほら。
帰路、高円寺で途中下車して古書即売会へ。
○『怪奇小説集1』(鱒書房/1955年)
----橘外男・火野葦平・香山滋・渡辺啓助・角田喜久雄を収録。カバ欠で格安。
10/8(日)今日もいい天気だが、まだ強風。各地で事故も発生してる模様。
近所で新刊。
○『サスペリア ミステリー』(2006年11月号)
----付録の横溝正史『悪魔の手毬唄』漫画版が目的。「鴉」「睡れる花嫁」も収録。
10/9(月)デイヴィッド・アリグザンダー『絞首人の一ダース』読了。
異色短篇集。スタンリイ・エリンの短篇が好きな人にはオススメだね。
10/10(火)リチャード・マシスン『奇術師の密室』読了。
あっと驚く奇術ミステリ。これは結構好きだ。年間ベスト候補だね。
10/11(水)「SFマガジン」連載コラム執筆。
近所の古本屋。
○淀川乱歩『根暗野火魂(ネクラノビコン)』(新風舎文庫/2004年)
----ペンネームは江戸川乱歩の、タイトルは『ネクロノミコン』のもじりで、
中身は『JUNE』掲載の怪奇幻想やおい小説----スゴイことスゴイこと。
以前新刊で買おうと思ったら新風舎なのに2刷になってて見送っていたもの。
10/12(木)「本の雑誌」連載コラム「北原バカ本道」執筆。
10/13(金)謹呈本届く。
○實吉達郎『アラビアンナイトストーリー』(新紀元社/2006年)
----「千夜一夜」の全話をダイジェストした労作。實吉様、多謝。
10/14(土)髪を切りに以前の街へ。
ついでに旧いきつけの古本屋へ行くが、買うものナシ。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○ジェフリー・ディーヴァー『12番目のカード』(文藝春秋/2006年)
----現在の事件と140年前の謎が融合する、ディヴァー最新邦訳。
10/15(日)ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』読了。
堪能致しました。それにしても、ジーン・ウルフの翻訳って大変だろうなあ。
でも、一篇だけホームズのSFパロディ(アリス及びネロ・ウルフのパロディでもある)
があるから、それは訳してみたいんだよなあ。
某アンケート執筆。年間ものには非ず。数年前のことでも結構忘れていて四苦八苦。
10/16(月)近所の古本屋。会員カードのポイントが貯まってたので実質タダ(笑)。
○アネット・ブロードリック『アダムの恋物語』(ハーレクイン文庫/2001年)
――ハーレクインだけどSF(笑)。あと、訳者に重大なヒミツがあるのだ!
10/17(火)ジェフリー・ディーヴァー『12番目のカード』読了。
告白すると、実は恥ずかしながら初ディーヴァーなのであります。
年末ベスト常連だし、と読んでみたらこれが予想以上に面白い!
少なくとも同じリンカーン・ライム・シリーズは遡って読んでみようかとも思う。
謹呈本届く。
○森奈津子『シロツメクサ、アカツメクサ』(光文社文庫/2006年)
――「異形コレクション」を中心に発表された短篇集。森様、ありがとうございます。
10/18(水)資料を探して図書館ハシゴ。他市にまで行ってしまいましたよ。
「本の雑誌」不定期連載の「北原古本旅」ベルギー篇(4)ゲラ届く。
ヘンリー・セシル『判事とペテン師』読了。
法廷ミステリとしても、競馬ミステリとしても、そして詐欺ミステリとしても高く
評価出来る。『メルトン先生の犯罪学演習』のメルトン先生がゲスト出演するのもニヤリ。
10/19(木)駅前のイチョウの木から銀杏を落として清掃していたので、
幾つかもらう。袋がなかったので手づかみで持ち帰ったら……ずっと手が臭い。
本が古本・新刊取り混ぜていろいろ届く。
○古谷三敏『BARレモン・ハート 公認会計士編』(日本公認会計士協会/2003年)
――わたしが本屋にはないマンガを集めてることを知って学生時代の先輩が送ってくれた。
ウンチク漫画の、公認会計士について解説した特別版。ありがとうございました。
○アントニー・バウチャー『タイムマシンの殺人』(論創社/2006年)
――おお! バウチャーの短篇集だ! こりゃすげえ。本書以降は謹呈本。
○ジョン・ブラックバーン『闇に葬れ』(論創社/2006年)
――『小人たちがこわいので』のブラックバーンの伝奇ミステリ!
○クリストファー・セント・ジョン・スプリッグ『六つの奇妙なもの』(論創社/2006年)
――早死にした作家の異色本格だそうだ。解説は森英俊氏。
「本の雑誌」不定期連載の「北原古本旅」ベルギー篇(4)ゲラ校正。
10/20(金)ちくま文庫から刊行予定の古本エッセイゲラ届く。
刊行は来年1月。鬼が笑うなあ。
一緒に謹呈本届く。
○ちくま文庫編集部編『ちくま文庫解説傑作集』(ちくま文庫/2006年)
――特別製作の非売品。夢野久作『ドグラ・マグラ』山田風太郎『明治バベルの塔』等。
○東雅夫編『川端康成集 片腕』(ちくま文庫/2006年)
○東雅夫編『森鴎外集 鼠坂』(ちくま文庫/2006年)
○東雅夫編『泉鏡花集 黒壁』(ちくま文庫/2006年)
――「文豪怪談傑作選」シリーズ。川端康成と森鴎外は翻訳も収録して貴重。
他社からも謹呈本届く。
○ロバート・E・ハワード『黒い海岸の女王』(創元推理文庫/2006年)
――新訂版コナン全集、遂に開幕!
10/21(土)有川浩『レインツリーの国』読了。
『図書館内乱』(メディアワークス)作中に登場する小説を、他社(新潮社)から
刊行するというコラボ企画。こちらはSFではなく純然たる恋愛小説です。
五反田の古書即売会へ。
多忙なのは相変わらずだが、外出のついでがある時は行ってもいいことにしたのだ(笑)。
二日目の午後だが、それなりに収穫アリ。
○ウィーダ/楠田匡介『フランダースの犬』(日本ブック・クラブ/1973年)
――訳者が昔の推理作家の楠田匡介。たぶん盛光社版をハードカバー化したもの。
でも以前入手した同趣向の日本メールオーダー版とは別物か。何種類あるんだよ。
比較して確認したいけど、書庫のどこにあるのか……。
○長谷川伸『稲葉の新介 鬼神のお松 地獄極楽(上)』(新小説文庫/1951年)
――とても安かったのだが、問題は下巻が見つかるかだな。文庫資料。
○アラン・ポウ/幡谷正雄訳註『アッシャ家の没落』(健文社/大正15年)
――文庫版の対訳叢書「英文学名著選」の一冊。目録にドイル『緑玉冠事件』がある。
ううむ、また探さないといけない本が……。文庫資料。
地下鉄で大門へ移動。
以前台本を書く仕事をしたことのある、早川バレエ団の公演に招待されたのだ。
後半の『卒業舞踏会』が、原振付の後継者ディビッド・ロングを英国から招聘しただけあって、
細部まで行き届いた楽しい作品となっていた。
打ち上げにも少しだけ顔を出す。
10/22(日)ちくま文庫から刊行予定の古本エッセイ、ゲラ校正。
某氏より譲って頂いた本届く。
○スティーヴン・キング『コロラド・キッド』(新潮文庫・非売品/2006年)
----読者プレゼントとしてだけ邦訳された特別版!
やっほう! ありがとうございます!
10/23(月)雨模様。とても寒い。
ちくま文庫から刊行予定の古本エッセイ、序文執筆。
アントニー・バウチャー『タイムマシンの殺人』読了。
異色短篇をたっぷり堪能。ただ解説で初出や発表年に関する記述が一切ないのが
遺憾の極み。
謹呈本届く。
○ポール・ドハティー『毒盃の囀り』(創元推理文庫/2006年)
----中世英国を舞台にした歴史ミステリ。
○ウィリアム・モール『ハマースミスのうじ虫』(創元推理文庫/2006年)
----幻のミステリが、新訳決定版で復活。
○ロバート・ライス『ルシタニアの夜〔上・下〕』(創元推理文庫/2006年)
----第一次大戦中に撃沈された英国船の謎を解く。
○大崎梢『晩夏に捧ぐ』(東京創元社/2006年)
----書店ミステリ「成風堂書店事件メモ」第二弾。前作が面白かったので楽しみ。
○道尾秀介『シャドウ』(東京創元社/2006年)
----ホラーでデビューし、今や本格ミステリ界で注目度の高い道尾秀介の新作。
10/24(火)今日も雨で寒い。
ちくま文庫から刊行予定の古本エッセイ、序文執筆続き。
ネット注文の古本届く。
○ミュリエル・スパーク『不思議な電話』(東京新聞出版局/1981年)
----広義のミステリらしい。以前に短篇集を読んで、気になっていた作家。
10/25(水)久っびさにジョギング。病気後、水泳はしてたがジョギングは初だ。
それどころか、調べたら去年の五月以来。一年半ぶりだよ。
というわけで、いきなり無理して倒れたら馬鹿なので、のんびり走る。
でもやっぱり目的地が欲しいので、北上して別な沿線の古本屋へ(笑)。
○マルチェッロ・アルジッリ『くじらをすきになった潜水艦』(大日本図書/1983年)
----ややSF味のある、イタリアのファンタジイ短篇集。
帰宅すると、なにやら大きい封筒が届いている。
開けてみると……『クルンバーの謎 ドイル傑作集3』(創元推理文庫)のゲラだ!
2巻が出てから、ずっと間があいていたのである。
かと思ったら、いきなり来るし。
それにしても、ゲラばっかり届くなあ。おかげで大忙しだ。
古本目録も届く。
○『NEWSBOARD 67』(名雲書店/2006年)
----文庫サイズの目録。今号も豪華で、ほぼ全ページ写真入りの上、巻頭30ページは
オールカラー。森田思軒訳の『十五少年』の書影とか載ってるし。保存版なり。
夕刻、体重計に乗ったら体重も体脂肪率も内臓脂肪量も減っている。走ったからね。
筋肉を増やしたいから、体重は減らなくていいんだけど。
夜、突然K社から電話。再録される「首吊少女亭」のゲラを発送したが戻ってしまった
(旧住所に送ったらしい)とのこと。
急ぐということで、バイク便で届けられた。
ほんとに、ゲラばっかりだ。
10/26(木)「首吊少女亭」朝までに校正。
K社編集が、ご丁寧にもお詫びがてらゲラを取りに来てくれるという。
若い女性編集者なので、喜んで来て頂く。
ゲラ手渡し後、外出。永田町の全国建設研修センターへ。
なんでこんなところへ行ったかというと、ここが刊行した「土木の絵本」というシリーズを
入手するためだ。
○かこさとし画/おがたひでき文・編集/高橋裕監修『水とたたかった戦国の武将たち』(全国建設研修センター/1997年)
○かこさとし画/おがたひでき文・編集/高橋裕監修『人をたすけ国をつくったお坊さんたち』(全国建設研修センター/1997年)
○かこさとし画/おがたひでき文・編集/高橋裕監修『おやとい外国人とよばれた人たち』(全国建設研修センター/1998年)
○かこさとし画/おがたひでき文・編集/高橋裕監修『近代土木の夜明け』(全国建設研修センター/1999年)
○かこさとし画/おがたひでき文・編集/高橋裕監修『海をわたり夢をかなえた土木技術者たち』(全国建設研修センター/2002年)
----文・編集の緒方氏から色々と詳しい話を伺う。ありがとうございました。
ついでに赤坂見附で新刊。
○カルロス・ルイス・サフォン『風の影〔上・下〕』(集英社文庫/2006年)
----謎の本と謎の作家を巡る、冒険とミステリーの物語。
地下鉄で大門へ移動。篠原聖一バレエ・リサイタルへ。演目は『ロミオとジュリエット』。
第一目的は、下村由理恵さんのジュリエット。わたしは由理恵さんのファンなのである。
楽屋へ寄ってイタリアワインを差し入れ。ロミジュリですから。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○森薫『エマ(7)』(エンターブレイン/2006年)
○森薫『エマ・アニメーションガイドVol.2』(エンターブレイン/2006年)
○森薫『エマ・アニメーションガイドVol.3』(エンターブレイン/2006年)
----昨年『小説エマ2』の解説を書いた関係で。eb様、多謝。
10/27(金)昼、駅まで出てトンカツを食す。食いすぎて腹ぱんっぱん。
色々な(本当に色々な)謹呈本届く。
○ジャック・リッチー『10ドルだって大金だ』(河出書房新社/2006年)
----KAWADE MYSTERY始動。しかも第一弾は、昔から大好きなジャック・リッチー!
すんげえ嬉しい。藤原様、多謝。異色短篇ファンは絶対買うべし!
○『そしてわたしの愛は 立花生幻想短編集』(私家版/2005年)
----SF同人ボレアス所属のSFファンによる作品集。立花様、多謝。
○『ときめく街の新・モノ語リ』(新日鉄/2006年)
----毎年楽しみにしている広報文庫の最新巻。鉄がテーマのSF絵本。文庫資料。
○深町明生『ヒステリック・サバイバー』(宝島社/2006年)
----第三回『このミス』大賞受賞者の最新巻。
10/28(土)所用で神楽坂へ。高円寺へ移動して古書即売会。
○矢野文雄『安田善次郎伝』(安田保善社/大正14年・縮刷五版昭和16年)
----安田財閥の開祖の評伝。作者は古典冒険SF『浮城物語』の矢野龍渓。
中公文庫版は持ってるが、巻頭の大量の図版が省かれてるので元版は貴重。
安田善次郎の伝記は、寺島柾史が書いたのも持ってるぞ
日本古典SF研究会の例会で神保町へ。
神田青空古本まつり開催中なので流し見。
途中、本多正一氏にばったり遭遇したり、東京創元社ブースで編集氏に挨拶したり。
○ウィリアム・ロッツラー『戦慄の街』(ヘラルド映画文庫/1982年)
----サスペンス映画のノベライズ(?)。でもこの作者って、『シヴァ神降臨』で
グレゴリー・ベンフォードと合作したロッツラーと同一人物?
○都崎発太郎・福家惣衛共編『聖蹟案内』(崇徳天皇聖跡敬仰会/昭和6年)
----香川県の崇徳天皇聖跡案内。関連する『雨月物語』の「白峯」なども収録。
10/29(日)ちくま文庫から刊行予定の古本エッセイ、序文執筆続き。
10/30(月)ちくま文庫から刊行予定の古本エッセイに取り上げた古本を、
書影撮影用に全て発掘する。この作業がかなり大変だったりする(笑)。
乙一『銃とチョコレート』読了。
少年少女向け叢書「ミステリーランド」の一冊だが、大人の鑑賞に堪えるよく出来た作品。
10/31(火)ちくま文庫から刊行予定の古本エッセイ、加筆部分執筆。
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9/1(金)九月に入った途端、雨で涼しい。もう秋ですか。
一日原稿執筆。
9/2(土)謹呈本届く。
○海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』(宝島社/2006年)
----『チームバチスタの栄光』の作者の第二作の非売品の見本。これは楽しみ。
9/3(日)昼から夜まで、久々にファミレスにこもって仕事。
9/4(月)流月『孝行美談 君國の為に』読了。大正期の愛国戦争映画の小説化。
プールへ。ゆったり泳ぐ。
先週の轍を踏まぬよう、休む際は裏返しに転がったり、木陰に入ったり。
肩を焼かぬよう、背中から上は木陰に、腰から下は日向に出ていたら、
風が気持ちよくて少し寝てしまいました。
おかげで、片面だけ黒いヘンな人から、やや脱出。
9/5(火)「本の雑誌」連載「北原バカ本道」を締め切りより一週間近くも早く書き上げる。
珍しいこともあるもんだ(笑)。
いやその、先月遅れたのでお詫びに。
9/6(水)ハリケーンから変わった台風は逸れたので上陸しなかったが、影響で結構な雨。
おかげで涼しい。
本好きの月イチ会合は多忙につきパス。すみません。
謹呈本届く。
○M・レズニック&M・H・グリーンバーグ編『シャーロック・ホームズのSF
大冒険〔上・下〕』(河出文庫/2006年)
----書き下ろしホームズSFパロディ・アンソロジー。ようやく出た!
9/7(木)日焼けした皮がむけてきてボロボロな人になっている。
瀬名秀明『第九の日』読了。
『デカルトの密室』と同シリーズの、ロボットSFの最先端を描く中短篇集。
それにしてもE・クイーンの、よりにもよって『第八の日』をもじるとはね。
9/8(金)午前中は雨模様。窓から雨の風景を眺めつつ仕事。
近所のビデオ屋が閉店放出セールをやっている。
DVD全盛の現在、今さらビデオでもあるまいと思いつつ、つい買ってしまう。
但し選択は、確固たるポリシーを持って(笑)。
○『妖精写真』(1997年)
----原作はスティーヴ・シラジー(早川書房)。日本では劇場未公開。
わたしは映画祭で見ました。これはDVD未発売だから買う価値ありか。
NHK放映の『シャーロック・ホームズの冒険』後半のワトスン役E・ハードウィックが
コナン・ドイル役というのが、シャーロッキアン的にツボです。
○『名探偵コナン PART3(2)』(1997年)
----「ホームズ・フリーク殺人事件」前後篇を収録。これもLDは出てるがDVDは未発売。
○『とっとこハム太郎(39)』(2001年放送)
----ハム太郎がホームズ役の「とっとこラブリー!怪盗チーズ」収録。たぶんDVDはナシ。
○『バスカヴィルの獣犬』(2002年)
----「獣犬」ってなんだよ(笑)。犬は獣に含まれるから日本語的にヘン。
過去作とタイトル重複を避けるなら『バスカヴィル家の魔犬』にすりゃ良かったのに。
「獣」にこだわるならば、いっそ『夜光怪獣』(山中峯太郎版ね)も良し。
これだけDVDが出ております。
夕刻、ハッと気が付くと歯医者の予約の時間をとうに過ぎている!
慌てて連絡し、結局次週改めて行くことに。
嫌なことなものだから、つい忘れてしまったのか。
9/9(土)外出ついでに、神田の古書即売会へ。
……とはいえ二日目、しかも午後なので、買う物は見つからず。
SF作家クラブの総会へ。
総会後、日下三蔵氏に古本を一冊お譲りする。これで本が減ったぞ(笑)。
新刊コミックを買うという日下氏に付き合って外苑前→表参道→渋谷と新刊本屋のハシゴ。
9/10(日)一日原稿執筆。
夜中(というかもう11日早朝)、いきなり雷とともにすごい雨。
最近のゲリラ型集中豪雨ってやつか。
9/11(月)ファミレス読書。
SFマガジン用コラム執筆。
9/12(火)「本の雑誌」の「北原古本旅ベルギー篇(3)」用写真を選定・送付。
9/13(水)今度こそ歯医者(笑)。今日でとりあえず終了。ホッ。
ついでに古本屋。……久々に買った古本がこれかよ。
○『原子力ってなんだろう?』(日本原子力文化振興財団/発行年不明)
----原子とは何かとか、原子力発電について子供向けに解説した飛び出す絵本。
9/14(木)所用で吉祥寺へ。
出先で調子が悪くなり、そういや朝から鼻がヘンだったと医者へ直行。
……風邪でした。
歯医者が終わったと思ったら医者だ(タメイキ)。
特に不摂生はしてなかったのだが。やはりまだ免疫力が落ちてるのか。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○アレン・カーズワイル『レオンとポテトチップ選手権〔上・下〕』(東京創元社/2006年)
----『驚異の発明家の形見函』の作者による学園ファンタジイ第2弾。
○アン・マキャフリー『もしも願いがかなうなら』(創元推理文庫/2006年)
----一冊になってるが中身は中篇というより短篇ファンタジー一篇ですな。
9/15(金)乱歩賞パーティだが、断念して寝ている。
ああ、行きたかったなあ。みんなに会いたかったなあ。
寝ながら山本弘『アイの物語』読了。
瀬名秀明『第九の日』と並ぶ、今年度のロボットSFの大収穫だ。
9/16(土)推理作家協会の土曜サロンだが、まだ体調万全でないのでパス。
寝てるか本を読んでるかで一日過ごす。
9/17(日)この土日、ホントはホームズ大会だったのだが、多忙につきパス。
すまぬ。
9/18(月)世間様は連休だが関係なく仕事。
少し前に下読みした原稿の箱をまとめて返送。これで少し広くなった。
9/19(火)一日原稿執筆。
なんか台風一過で蒸し暑い日だったらしいが、外出しなかったので知りませんでした。
レヴ・グロスマン『コーデックス』読了。幻の本を探すミステリ。
今年のベスト入りかも。
9/20(水)所用で以前住んでいた街へ。
旧住所のマンションは完全に取り壊され、更地になっていた。
……この後、何になるのだろうか。
旧行きつけの古本屋へ。
○R・チャンドラー『にせ札を追え!』(国土社/1995年)
----児童むけのSF&ミステリ叢書の一冊。
「北原古本旅・ベルギー篇(3)」ゲラ届く。
9/21(木)謹呈本届く。
○G・K・チェスタトン『マンアライヴ』(論創社/2006年)
----ブラウン神父の作者の未訳長篇ミステリがまだあったとは。
○デイヴィッド・アリグザンダー『絞首人の一ダース』(論創社/2006年)
----珠玉異色短篇集。こういうの好きなんだよなあ。
吉祥寺のHMVへ。DVD購入。
○『シャーロック・ホームズの殺しのドレス』(PD Classic Inc./2005年)
----日本劇場未公開。ベイジル・ラスボーン主演。廉価版でなんと380円!
キオスクで売ってたのは知っていたんだけど見つけられず、どんどん商品が入れ替わって
しまうのでもう手に入らないかと思って諦めかけてたが、なにげにネット検索したら
楽天やアマゾンにはないがHMVにはあるじゃん! でも本体と同じくらい送料が
かかってしまう(笑)。で、店舗に直接行って探したら一枚だけあったというわけ。
探してる方、まだネットで買えますよ。
9/22(金)「北原古本旅・ベルギー篇(3)」ゲラ校正。
小川一水『天涯の砦』読了。宇宙空間事故を描いたストレートなSF。
巻置くをあたわず。今年の国内SFベスト1候補だ。
週末の準備。
9/23(土)所沢へ。喜国雅彦氏の車に彩古氏と共に乗せてもらい、
群馬県の四万温泉「おくぎ旅館」を目指す。ここに約十人の古本者が集うのだ!
途中の高崎の古本屋で1冊、夜の宴会オークションで4冊、古本を購入。
また「古本旅」シリーズで書くと思いますので、詳細は後日紙面上で。
9/24(日)おくぎ旅館を出発。古本者がぞろぞろと(笑)前橋・高崎の古本屋へ。
最後の解散地・所沢でも古本屋に寄る(爆)。詳細は後日紙面上で。
この日は合計8冊の古本購入。
皆様(特に車に乗せて頂いた喜国様)、ありがとうございました。
9/25(月)古本者の諸兄の「古本力」にあてられたのか(笑)どうもふらふらする。
ポール・アルテ『赤髯王の呪い』読了。本格好きにはたまらん一冊。
9/26(火)ネット注文の原書届く。
○Anthony Read『BAKER STREET BOYS : THE CASE
OF THE DISAPPEARING
DETECTIVE』(Walker Books/2005)
○Anthony Read『BAKER STREET BOYS : THE CASE OF THE CAPTIVE CLAIRVOYANT』
(Walker Books/2006)
----ベイカー街イレギュラーズが主人公のホームズ・パスティーシュのシリーズ。
9/27(水)昼頃、雷が鳴って雨が降り出す。予報だと関東地方は大雨とも。
郵便局に用事があったので、大降りになる前にと雨の中を出かける。
さすがに郵便局はガラガラ。用事はすぐに済んだ。
でも、午後になったら大雨どころか、晴れてるじゃん!
そんなことなら、雨の中を出かけなかったのに。
9/28(木)謹呈本届く。
○フィリップ・リーヴ『移動都市』(創元SF文庫/2006年)
----移動都市ロンドン! こりゃ面白そうだ。好きな英国SFだし。
Anthony Read『BAKER STREET BOYS : THE CASE OF THE DISAPPEARING
DETECTIVE』読了。
昔のドラマのスピンオフ。期待以上に面白かったぞ。
9/29(金)夕方、駆け込みで高円寺と五反田の古書即売会ハシゴ。
即売会ハシゴはひと月振り。でも夕方のせいか駆け込みのせいか買う物ナシ。
角川春樹事務所パーティへ。今年は小松左京賞が該当作ナシのため、殆ど映画PR。
パーティ後、SF系の方々とお茶。『マンアライヴ』の話題で盛り上がる。
9/30(土)ネット注文の新刊届く。
○サミュエル・R・ディレイニー他『ベータ2のバラッド』(国書刊行会/2006年)
----わたしの大好きなディレイニー、ベイリーなどを収めたアンソロジー。
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8/1(火)久々の、二か月ぶりの古本市で池袋西武イルムス館へ。
気がはやって急ぎすぎ、開店前に到着。古本市の客専用の列(社員口から入る)に並ぶ。
先頭の方には、お馴染みの方々の顔が。
いざ開場! 頭に血が上って突入。……でも、買う物が全然見つからない。
カンが鈍ったかなあ、と思ったら、知り合いもみんな「何もない」とおっしゃる。
結局、収穫ナシで古本者の諸兄とお茶。
ああ、古本の話ばかりするのって、やっぱり楽しい。
その後、森英俊氏のお宅へ仕事でお邪魔する。
貴重な資料をコピーさせて頂くのだ。
(そもそも古本市へ行ったのも、このためでした。)
ついでに、稀覯書がたっぷりと詰まった書庫を見せて頂く。
うわあ、凄いぞ。
わたしの場合、和書と洋書の両方に反応するので忙しい(笑)。
知恵熱が出そうになりました。
本当にありがとうございました。
森氏宅を失礼してから文房具を探して新宿へ。
某百貨店の文具店は使えず、結局東急ハンズへ。
うわ、目的の棚がカラだ! と目の前が暗くなったが、奥から在庫を出してくれた。
ホッ。
杉並区中央図書館へ移動。
ここには古いミステリマガジンが揃ってることが判明したのだ。
必要部分をコピー。
更に銀行へ。
……久々に外出してまとめて用事を済ませたので、疲れきりました。
8/2(水)ご無沙汰しているので、本好きの月イチ会合に少しだけ顔を出す。
友人から古本を譲ってもらう。
○新沢基栄『ハイスクール!奇面組』(ブルボン/発行年不明)
----薄くて「集英社文庫」とあるが、発行はブルボン。菓子のオマケか?
8/3(木)一日原稿執筆。
8/4(金)暑い。暑すぎる。外出したら、駅まで行くだけでへとへと。
所用で練馬へ。練馬はもっと暑いぞ。
ついでに古本屋へ行こうかと思っていたが、あまりに暑すぎるのでやめておく。
帰宅すると本が届いている。
○コナン・ドイル『四人の署名』(エミルオン/2006年)
----百部限定のドイル全集最新刊。着々と出ているなあ。
○矢崎存美『夏の日のぶたぶた』(徳間デュアル文庫/2006年)
○市川智士『ウィッチブレイド 碧の少女』(徳間デュアル文庫/2006年)
----徳間デュアル文庫最新刊。
8/5(土)暑いので昼間は外出せず。
夜、郵便を出そうと本局へ行ったら、24時間窓口がやってない!
休前日だけ24時間じゃないのだ。ぐわあ。
仕方なく真夜中過ぎまでやってる古本屋をのぞいたが、買う物ナシ。
8/6(日)改めて郵便局へ。しつこく古本屋へ。おっ、今日こそ買う物発見!
○我孫子武丸『かまいたちの夜 挟み忘れた栞』(セガミステリー文庫/2006年)
----出たばかりのゲームの予約特典の非売品。こりゃ絶対に、後々コレクターズアイテムだ。
8/7(月)どうも奥歯のそのまた奥がうずくので歯医者へ。
同じ場所、前もやってるんだよな。やれやれ。
8/8(火)台風のおかげで少し涼しいので、外出。
以前住んでいた街へ。
行きつけのレストランでランチ。
ついでに街をぐるっと一回り。
旧住所のマンションは取り壊しがいよいよ始まってました。
8/9(水)台風で雨模様。
一日原稿執筆。
8/10(木)台風一過で暑い。
図書館で調べ物。
8/11(金)東急東横店の古本市へ
○八切止夫『奇想小説・魔女がゆく』(徳間書店/1968年)
----魔女テーマの奇想小説。かなりヘンである。
○ウォルター・デ・ラ・メア『デ・ラ・メア物語集 全3巻』(大日本図書/1997年)
----デ・ラ・メアの幻想作品集。1だけ持ってたが揃いで共函入りだったので。
古本者の諸兄とお茶する。
森英俊氏からまた資料をお借りする。たびたびすみません。
帰宅して仕事。
「本の雑誌」掲載の「北原古本旅・ベルギー篇(その2)」ゲラ届く。
8/12(土)「SFマガジン」用コラム原稿執筆。
8/13(日)「北原古本旅・ベルギー篇(その2)」ゲラ校正。
8/14(月)実家へ。お盆に里帰りとはいえ、わたしの場合は電車に乗ってすぐですが。
実家最寄駅の書店で新刊。
○東野圭吾『赤い指』(講談社/2006年)
----直木賞受賞後第一長篇。読み始めたが相変わらず巧い。
夜、歯医者へ。……歯医者行くのって、やっぱりユーウツだよなあ。
8/15(火)古本旅ゲラのためにいつもの「本の雑誌」コラム原稿の締め切りを勘違い。
あわてて執筆。
8/16(水)一日原稿執筆。
8/17(木)東野圭吾『赤い指』読了。……深い。深いなあ。そして巧い。
8/18(金)米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』読了。青春ミステリの傑作。
今年出た『夏期限定トロピカルパフェ事件』を読むために読みました(笑)。
8/19(土)目白のさくら治療院で久々に整体。徹底的にほぐされる。
8/20(日)久々に吉祥寺「いせや」で焼き鳥で一杯。夏だ。
8/21(月)外出ついでに近所で新刊。
○吾妻ひでお『うつうつひでお日記』(角川書店/2006年)
----アンソロジー『蒐集家』の感想で、「良かった」作品に北原尚彦も入っていた。
……小説を書いてきて、ほんと良かったと思う。
8/22(火)謹呈本届く。
○ジョン・L・ブリーン他『シャーロック・ホームズ ベイカー街の亡霊』(原書房/2006年)
----幽霊譚テーマのSHアンソロジー。クリスマステーマの時は年末刊行だった。
これがこの時期に出たのはお盆だから?(笑)メンツはエスルマン、ブリーンなど超豪華。
8/23(水)「週刊新潮」用書評執筆。
8/24(木)とても忙しいのだが、肩凝りが酷いので久っびさにプールへ。
調べてみたら、引越し騒ぎ&入院騒動が始まる前、昨年10月以来だ。
というか、三駅先の図書館まで自転車で行くとか、二駅先の古本屋まで自転車とか、
資料を探して本の箱を積み下ろしとかを別にして、「運動のための運動」をするのは
入院以降初めてのことではないか。
泳いでみると、案の定すぐ疲れてしまう。体力落ちてるなあ。
というわけで、数往復しては転がって休む、の繰り返し。
ま、いきなりがしがし泳ぐとかえって筋肉を痛めたりするからね。
プールサイドに転がって夏の日差しに焼かれながら、歓声や水の音と同時に
セミの鳴き声を聞いていたら、「夏」を凄く実感しました。
8/25(金)以前住んでいた街へ。旧いきけつの欧風料理店でランチ。
マスターの息子(小学校低学年)がプラモを作っているが、うまくいかないので手伝う。
ガンプラですか。おじさんにはよくわからない種類だと思ったらSDガンダムか。
外出ついでに図書館やら銀行やら郵便局やら買物やらまとめて用事を済ませヘトヘト。
引っ越し前のマンションへ行ったら、正に取り壊しの最中で瓦礫の山。
さすがに感慨深く、しばらく眺めてました。
謹呈本届く。
○倉阪鬼一郎『ダークネス』(早川書房/2006年)
----ハヤカワ・ミステリワールド最新刊。倉阪様、多謝。
○西崎憲・倉阪鬼一郎・南條竹則編訳『淑やかな悪夢』(創元推理文庫/2006年)
----英米女流怪談集、早くも文庫化。いいアンソロジーです、皆さん買いましょう。
夕刻、歯医者へ。あー、ユーウツだ。
歯医者が終わって、スッキリと(笑)近所の古本屋。
○コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ作品集?』(フロンティア文庫/2005年)
----風呂で読める文庫シリーズ。どこまで買ったやら分からなくなってるぞ。三上於菟吉訳。
8/26(土)高円寺と神田の古書即売会を久々にハシゴ。でも買ったのは一冊。
○『漫画漫談 法螺吹太郎大試合』(発行所・発行年不明)
----子供向けの絵入り講談本。宮尾しげを『団子串助漫遊記』そっくりな絵柄だから、
大正末か昭和初期の刊行。奥付が取れてるもので詳細は不明。文庫資料。
日本古典SF研究会例会で神保町へ。
某祝賀会とバッティングのため出席者は少なめ。
しかも一次会で帰る人がほとんどだったので、二次会はナシで散会。
8/27(日)夕方、駅前へ。気になっていたタイ料理屋へ。辛い。美味い。
テラスで食事が気持ちいい季節になってきた。
8/28(月)謹呈本届く。
○P・K・ディック『人間狩り』(論創社/2006年)
○リチャード・マシスン『不思議の森のアリス』(論創社/2006年)
----論創社からまた新シリーズ「ダーク・ファンタジー・コレクション」が!
○ジュリアン・シモンズ『自分を殺した男』(論創社/2006年)
----キーティングがミステリ・ベスト100に選んだ逸品。
○『黒岩涙香探偵小説選T』(論創社/2006年)
----涙香の作品集を復刻。これは貴重なり。
8/29(火)ここ数日涼しかったが、暑さが戻ったのでプールへ。
ここは文庫本持込可なので、合間に夏期限定ミステリ(さてなんでしょう?)を
転がって読みつつ、のんびりと泳ぐ。
今年はマレーシアに行ってなかったけど、先週と今週でちょっと焼けました。
……と思ってたら、夕方になってから肌が熱を持っている。
東京の日差しをあなどって、何も日焼け止めをしていなかったため、焼き過ぎた模様。
あわててクールダウンを行う。
また謹呈本届く。
○リチャード・マシスン『奇術師の密室』(扶桑社ミステリー/2006年)
----奇術ミステリ。マシスンが立て続けに出るとはね(正確にはこっちが先)。
○堤哲哉『目で見る駄菓子屋グッズ大図鑑DX』(扶桑社/2006年)
----駄菓子屋のパチもん玩具など。見たことあるのが色々あるなあ。
8/30(水)やっぱり知らずに焼きすぎたようで、まだ少しひりひりする。
しかも焼くつもりではなかったので、身体の前面だけ焼けてるヘンな人になってるぞ。
John Taylor『THE UNOPENED CASEBOOK OF SHERLOCK H0LMES』読了。
十数年前に出たホームズパスティーシュ短篇集。
またまた謹呈本届く。
○『ノヴァーリス作品集1』(ちくま文庫/2006年)
○『ノヴァーリス作品集1』(ちくま文庫/2006年)
○E・T・A・ホフマン『悪魔の霊酒〔上・下〕』(ちくま文庫/2006年)
○『押川春浪集』(ちくま文庫/2005年)
○南條竹則編『イギリス恐怖小説傑作選』(ちくま文庫/2005年)
○フィオナ・マクラウド『かなしき女王』(ちくま文庫/2005年)
○稲垣足穂『僕の?ユリーカ?』(ちくま文庫/2005年)
○柴田宵曲『妖異博物館〔正・続〕』(ちくま文庫/2005年)
----ちくま文庫の謹呈本をまとめて。筑摩書房様、多謝。
8/31(木)米澤穂信『夏期限定トロピカルパフェ事件』読了。
一昨日プールで読んでいた夏期限定ミステリとはこれのことでした。
近所の書店で新刊。
○レヴ・グロスマン『コーデックス』(ソニー・マガジンズ/2006年)
----正確には数か月前の刊行なので「最新刊」ではないが、奇書ミステリと言われては、
このわたしが読まないわけにはいかないじゃありませんか。
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7/1(土)午前中、新潟市中心部の古本屋巡り。これも詳細は後日。
この日は4冊購入。合計13冊。お、重い……。
午後、マンガ学会大会へ。新潟入りはこのため。わたしの出番は翌日。
夜、ホテルでダン・シモンズ『愛死』読了。十年ぶりの再読。
7/2(日)マンガ学会二日目。シンポジウムに話者のひとりとして出席。
竹宮恵子氏の隣で、滅茶苦茶緊張する。
夕方、閉会。新幹線に飛び乗り、帰京。
新潟で入手した山田風太郎『棺の中の悦楽』を車中で読了。ホンット、巧いよなあ。
7/3(月)「SFマガジン」原稿執筆。
某小説賞の一次選考最終決定。
バラージュ・ベラ『きょうだいの国』読了。ハンガリーのファンタジイ。
7/4(火)古本エッセイ執筆。
『怪盗ルパン 悪魔のダイヤ』読了。南洋一郎節はいいねえ。
レンタルビデオ屋で中古ビデオ購入。
○『夢見る子犬ウィッシュボーン8』(ポリグラム/1999年)
----ホームズネタの「犯人を捜せ!」収録。DVDは出てないみたいだし。
7/5(水)朝から雨模様。
夜は本好きの月イチ会合----なのだが、体調は新潟へ行ってるぐらいだからOKなものの、
あまりに多忙につき今月も泣く泣くパス。またまたすいません、Aさん。
「SFマガジン」原稿執筆。
7/6(木)謹呈本届く。
○朝松健『東山殿御庭』(講談社/2006年)
----「異形コレクション」初出の「ぬばたま一休」連作集。朝松様、多謝。
○シャンナ・スウェンドン『ニューヨークの魔法使い』(創元推理文庫/2006年)
----魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』だそうだ。面白そう。
○ハセベバクシンオー『ビッグタイム』(宝島社/2006年)
----「このミス」大賞優秀賞作家の最新作。
7/7(金)自転車で三駅先の図書館へ。調べ物。
ついでに古本。
○『あきのずかん』(JAS/発行年不明)
----以前飛行機内で『ふゆのずかん』をもらった。あと春夏の二冊。……ああっ!
『ふゆ』はJALじゃん! こっちはJASだ! 一体どうなってるんだあっ。
古本目録届く。
○『NEWSBOARD 66』(名雲書店/2006年)
----文庫サイズの目録。ここは古典籍に強い古本屋だが今号は特に豪華で、
ほぼ全ページ写真入りの上、巻頭40ページはオールカラー。保存版ですな。
えっちな紙人形「艶曲相撲取組雛形」はスッゴイそそられるが、12万円……。
ネット注文の新刊届く。
○平井隆太郎『うつし世の乱歩』(河出書房新社/2006年)
----江戸川乱歩の子息による乱歩回顧録。非常に貴重な資料。
7/8(土)実家へ。ついでに古本屋を覗くが収穫ナシ。
久々に、昔お世話になったK書店(古本屋ではなく新刊書店)に顔を出す。
店主氏の趣味が海外個人旅行で、わたしが先日訪れたベルギーの古本村にも
行ったことがあると聞いて、大いに驚く。
7/9(日)平井隆太郎『うつし世の乱歩』読了。非常に興味深く読んだ。
「週刊新潮」書評執筆。
7/10(月)某小説賞の一次選考コメント執筆。
7/11(火)『創作 山手線』読了。有名作家たちが各駅をテーマに書いたアンソロジー。
7/12(水)「本の雑誌」連載コラム「北原バカ本道」執筆。
スラビー他『オレンジ色のねこの秘密』読了。十か国十作家によるリレー児童文学。
7/13(木)図書館へ。暑い。暑過ぎる。
ついでに古本屋。
○さかもと未明『牛さんも錦鯉さんも元気でよかったね』(東京遊技業協同組合/2005年)
----パチンコの組合が出した中越地震被災者応援絵本。絵はマンガ家のさかもと未明。
謹呈本届く。
○平山夢明『ゆるしてはいけない』(ハルキホラー文庫/2006年)
----本年度推理作家協会賞受賞作家の短篇集。ほかハルキホラー文庫新刊4冊。
7/14(金)今日も暑い。謹呈本届く。
○『怪奇小説傑作集1-4』(創元推理文庫/2006年新版)
----歴史に残る傑作アンソロジーの新版。
○マイケル・ムアコック『額の宝石』(創元推理文庫/2006年)
----ヒロイック・ファンタジイ『ルーンの杖秘録1』新版。
○トーマス・オーウェン『黒い玉』(創元推理文庫/2006年)
----ベルギー幻想作家の短篇集、文庫化。
○米澤穂信『夏期限定トロピカルパフェ事件』(創元推理文庫/2006年)
----『春期限定いちごタルト事件』に続くシリーズ第二弾。
○大崎梢『配達あかずきん』(東京創元社/2006年)
----古書店ミステリは割と多いが、これは新刊書店を舞台にしたミステリ。
7/15(土)えらく蒸すと思ったら、午後に雷雨。
雨が止んだ夕刻、友人が来訪。長々と話し込む。
7/16(日)琴錫龍『キリストの戦争裁判』読了。あの世のヒトラーらを描く奇書。
7/17(月)世間様はお休みでも、一日原稿執筆。
7/18(火)書き下ろし古本エッセイ初稿完成。大変でした。
7/19(水)謹呈本届く。
○ジェフ・ロヴィン『狼男の逆襲』(扶桑社ミステリー/2006年)
----狼男vsドラキュラ! 友成純一訳! ユニバーサル公認続篇! すごいぞ!
○ジム・トンプスン『失われた男』(扶桑社ミステリー/2006年)
----ノワールの名品、文庫オリジナルで登場。
○マックス・ガロ『カエサル!(上・下)』(扶桑社セレクト/2006年)
----ユリウス・カエサルをフランス人気作家が描いた熱血歴史活劇ロマン。
7/20(木)大崎梢『配達あかずきん』読了。
本にまつわるミステリの数々が楽しい。
謹呈本届く。
○倉阪鬼一郎『下町の迷宮、昭和の幻』(実業之日本社/2006年)
----昭和レトロホラー短篇集。倉阪様、多謝。
7/21(金)持ってる資料が見つからず。ダンボールを降ろして開いては、
また閉じて積む、大肉体労働。疲れた……。
ネット注文の古本届く。
○小室孝太郎『淡路島 七福神伝説』(八浄寺教化センター/1988年)
----『ワースト』『命』の作者による、地方の伝説コミック。欲しかったんだよ?。
7/22(土)謹呈本まとめて届く。
○ロイス・マクマスター・ビジョルド『メモリー(上・下)』(創元SF文庫/2006年)
----スペースオペラ「マイルズ・シリーズ」最新作。
○ピーター・ディキンスン『封印の島』(論創社/2006年)
○ヘレン・マクロイ『死の舞踏』(論創社/2006年)
○A・フィールディング『停まった足音』(論創社/2006年)
----「論創海外ミステリ」新刊。ディキンスンが特に嬉しいねえ。
○『山本禾太郎探偵小説選?』(論創社/2006年)
○『久山秀子探偵小説傑作選??』(論創社/2006年)
----マニア歓喜の「論創ミステリ叢書」新刊。
○サン=テグジュペリ『星の王子さま』(論創社/2005年)
○P・エルショフ『せむしの子馬』(論創社/2006年)
○ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(論創社/2006年)
○シュペルヴィエル『ノアの方舟』(論創社/2006年)
○モシェ・スミランスキー『死の接吻』(論創社/2006年)
----同社からファンタジイ叢書が出てたとは気付いてなかった。
しかも超メジャーから、渋いシュペルヴィエル、初訳のスミランスキーと、
なかなか期待できるラインナップである。
7/23(日)「本の雑誌」掲載の「北原古本旅ベルギー篇(その1)」ゲラ届く。
7/24(月)「北原古本旅ベルギー篇(その1)」ゲラ校正。
7/25(火)……忘れた。きっと一日中仕事をしていたんだろう。
7/26(水)古本届く。
○松山正中『吾輩は淋菌である』(野村鈴助・刊/明治42年)
----淋菌が語る吾輩小説。一応、啓蒙目的なんですけどね。
7/27(木)あんまり暑いので、夕刻、吉祥寺へ出てタイ料理を食す。満腹。
やっぱり夏は、アジアン御飯&アジアンビールだね。
7/28(金)一日原稿執筆。
ここのところ家の中でずっと探していた資料が、遂に見つかる。
うわあ、こんなところにあったのか。……死角でした。
7/29(土)ネット注文の古本届く。
だが人からの頼まれ本(つまり自分の本ではナイ)ゆえ、あんまり嬉しくない。
7/30(日)一日原稿執筆。腰が痛い。
7/31(月)うわ、もう7月も終わりだ。いかんなあ。
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6/1(木)一日原稿執筆。
立原えりか『いちばんいいもの』読了。子猫のピンチが「世界でいちばんいいもの」
を探して旅をする、可愛いメルヘン。
6/2(金)神田の古書即売会へ。
○岡本綺堂『青蛙堂鬼談』(春陽堂文庫/昭和7年)
----岡本綺堂の怪異譚集。
古本者の諸兄とお茶。
帰宅するとどうもまた熱が上がった様子。嫌だなあ。
6/3(土)SF関係の某イベントがあるが、体調不良につきパス。
Oさん御免なさい。
ネット注文の古本と、謹呈本届く。
○ドイル/長谷川猛『恐竜の世界探検』(学研/1974年)
----『ロストワールド』の漫画化。手塚治虫編集で、解説も書いている。
わたしは以前、即売会で目録注文で買ったらカバ欠本に大枚をはたかされてしまった。
今回、ようやくカバー付本を入手。値段も前回のより安いし。
○橋元淳一郎『神の仕掛けた玩具』(講談社/2006年)
----科学ノンフィクションの著作の多い作者の、SF短篇集。橋元様、多謝。
6/4(日)神田の古書即売会だが、まだ体調不良につきパス。
寝てると某新人賞の下読み原稿入りの箱(第2弾)がどっかり届く。
体調万全じゃないのに、ますます忙しいぞ。
6/5(月)本が色々届く。
○エッチ・ビー・ブラワ゛ツキー『霊智学解説』(宇高兵作&イー・エス・ステブンスン訳・発行/博文館発売/明治43年)
----マダム・ブラヴァツキーを我が国に紹介した宇高兵作の孫に当たる方から
お譲り頂いた。Mさん貴重な本をありがとうございました。
○コナン・ドイル『ガードルストーン商会(下)』(エミルオン/2006年)
----百部限定のドイル全集最新刊。遂に第10巻に到達。拍手。
○三雲岳斗『M.G.H.楽園の鏡像』(徳間デュアル文庫/2006年)
----謹呈本。第1回日本SF新人賞受賞作、遂に文庫化。
6/6(火)神田の古書即売会にあわせてイベントがあり、すごく行きたかったが
多忙&体調がまだイマイチにつきパス。
6/7(水)ずいぶんと前に頼んでいた古本がネット古書店から届く。
なんでも、本が出てこなかったのだとのこと。いずこも同じ……。
○コナン・ドイル原著/郡山経堂訳『続英国探偵奇聞録』(文華堂書房/明治44年)
----もちろんホームズ。でも表紙や扉には「続」の字が一切ないのは何故?
「那翁狂」「煙草の灰」「紅髪組合」収録。ホームズ&ワトソンは掘夢と綿園(笑)。
夜は本好きの月イチ会合だったが、やっぱり多忙&体調イマイチにつきパス。
すいません、Aさん。
6/8(木)一日原稿執筆。
○東山彰良『ワイルドサイトを歩け』(宝島社文庫/2006年)
----第一回『このミス』大賞銀賞受賞作家の第二作、遂に文庫化。
6/9(金)古書即売会をやってるが、ホンットーに忙しくて泣く泣くパス。
一日原稿執筆。
6/10(土)筑波四郎『汁粉王 佐藤三吉翁』読了。甘味処「梅むら」創始者の評伝。
ネット注文の洋書届く。
○Tom Bullimore『SHERLOCK HOLMES' MINI-MYSTERIES』(Stering/2005)
----洋書の新刊買ったのって、スッゴイ久方ぶりだなあ。ホームズの推理クイズ集。
6/11(日)アレクサンドル・ベリャーエフ『永久パン』読了。
以前、牧眞司氏にお借りして読んだが、今回は自分の蔵書だ。
「本の雑誌」連載コラム「北原バカ本道」執筆。
6/12(月)所用で新宿へ。
帰宅して原稿執筆。
6/13(火)終日原稿執筆。
謹呈本届く。
○クリストファー・ファウラー『白昼の闇』(東京創元社/2006年)
----ロンドンを舞台にした現代ホラー短篇集。
6/14(水)筑摩書房へ。次の古本エッセイで打ち合わせ。
謹呈本頂く。
○伊藤秀雄編『傑作短篇集 露伴から谷崎まで』(ちくま文庫/2005年)
----「明治探偵冒険小説集」4巻。三津木春影「汽車中の殺人」など収録。
ついでに蔵前の古本屋を覗くが、買うものナシ。
6/15(木)ファンの方から貴重な古本を頂く。
○『探偵奇談』(有朋堂書店・TEN SEN LIBRARY/明治39年)
----ホームズ物6短篇収録の註訳付き英文書。でもどこにも作者ドイルの名はナイ(笑)
存在すら知らなかったばかりか叢書名も初耳。貴重な本をありがとうございます。文庫資料。
高木彬光『オペラの怪人』再読了。翻訳ではなく神津恭介もの。
「せむしの怪人」とか出て来るので、これは復刊されないだろうなあ。
6/16(金)徹夜したら、一回寝た後でもだるい。もう無理がきかない歳だよなあ。
神田の古書即売会は多忙につきパス。
……ていうか、今日は一枚物(掛け軸とか)の回なので、元々パスでした。
謹呈本届く。
○タタツシンイチ『マーダー・アイアン 絶対鋼鉄』(徳間書店/2006年)
----第7回日本SF新人賞受賞作。009へのオマージュなサイボーグSFらしい。
「ベルギー古本旅後篇」執筆。
6/17(土)シャカン・ファブル『難破船のきょうだい』読了。
「世界少女小説全集」の一冊だが、タイタニック号に乗っていた兄妹がボートで
カナダに漂着し、インディアンやら遺産を狙う男やらに遭遇する大冒険小説。
6/18(日)「ベルギー古本旅後篇」初稿完成。
6/19(月)原稿執筆。図書館で調べ物。ついでに近所の古本屋。
○コニー・ウィリス『リンカーンの夢』(ハヤカワ文庫SF/1992年)
----均一棚にて。ウィリスは本書だけ持ってなかったことに、つい先日気付いた。
キャンベル記念賞受賞作。出てからもう約15年。時のたつのも速いことよ。
6/20(火)一日原稿執筆。
6/21(水)翻訳用の原書レジュメ作成など、一日原稿執筆。
6/22(木)謹呈本届く。
○エドモンド・ハミルトン『ラジウム怪盗団現る!/小惑星要塞を粉砕せよ!』
(創元SF文庫/2006年)
----キャプテン・フューチャー全集、遂に長篇は完結。あとは短篇集のみ。
○日向旦『世紀末大バザール 六月の雪』(東京創元社/2006年)
----第15回鮎川哲也賞佳作。選考会で物議を醸した問題作だそうだ。
6/24(金)日本マンガ学会から一週間後の大会資料がまとめて送られてくる。
○竹宮恵子監修『愛されて120年 鎌倉の海』(鎌倉市海水浴場運営委員会/2003年)
----作画は京都精華大学の学生たち。でも竹宮恵子監修とは!
その他いわゆる「本屋にはないマンガ」多数。
特に新潟市漆器同業組合の『ヌリドン伝説』がサイコー。
漆の国からヌリドンが来るぞ(笑)
6/24(土)昨年(10か月前)に出ていた拙作収録書がようやく届く。
○『TRPGサプリ06 帝国』(アトリエサード/2005年)
----拙作「秘百合」収録。
刊行されていたことを最近になってネットで知りました(笑)。
久々の古書即売会へ。高円寺と神田とハシゴ。更に古本街も流す。
○『タイムコップ/シャドー』(ビクターエンタテインメント/1994年)
----日本で大流行前にアメコミを出してたビクター。
すぐに撤退してしまいました。
○『P-kies SUMMER CONCERT '96』(FCC/1996年)
----ポンキッキの絵本だが、コンサートプログラムとして配布されたもの。
日本古典SF研究会の例会に出席。久々に会う方々と話し込む。
6/25(日)謹呈本届く。
○カール・ハイアセン『幸運は誰に?(上・下)』(扶桑社ミステリー/2005年)
----スッゴイ面白いらしい。しかもカバーは喜国雅彦氏だ!
6/26(月)ダン・シモンズの短篇集『夜明けのエントロピー』読了。
『愛死』以来、ダン・シモンズの短篇のファンなのです。
特に「バンコクに死す」と「最後のクラス写真」が凄い。
6/27(火)『怪盗ルパン ピラミッドの秘密』読了。
ルブランの短篇を取り込んではいるが、実は基本的には南洋一郎の創作らしいぞ。
近所の古本屋。
○南洋一郎『怪盗ルパン ルパンと殺人魔』(ポプラ社/1979年)
----表題作はボアロー、ナルスジャックによる公式続篇。
併録作「女賊とルパン」は南洋一郎の創作。
○南洋一郎『怪盗ルパン 悪魔のダイヤ』(ポプラ社/1974年)
----これも公式続篇。新潮文庫からアルセーヌ・ルパン名義で出てる
『ウネルヴィル城館の秘密』の児童向けだが、ラストが(犯人も!)違うらしい。
6/28(水)バラージュ・ベラ『ほんとうの空色』読了。
ハンガリーのファンタジイ。
二市一区の図書館四館を回って資料探し。ついでに新刊。
○ウィル・セルフ『元気なぼくらの元気なおもちゃ』(河出書房新社/2006年)
----「奇想コレクション」最新刊。『コック&ブル』の作者の短篇集。
6/29(木)週末の準備に追われる。
6/30(金)新潟へ。何はともあれ古本屋巡り。詳細は後日改めて。
冊数だけ報告しておくと、この日だけで9冊。
いやいや、久方ぶりに思う存分古本を買いましたよ。
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5/1(月)ポール・ドハティ『白薔薇と鎖』読了。英国の歴史ミステリ。
取材旅行中に持ち歩いてたが、ようやく読了。
「ベルギー古本旅」執筆。
5/2(火)消耗品購入のため吉祥寺へ。ついでに古本屋。
○H・B・アーヴィング編『疑惑』(旺文社文庫/1981年)
----「実録裁判」シリーズ、どれを持ってるか分からず買ったら。ダブった……。
翌日の企画の準備。まだ整理されてないので本探しがタイヘン。
5/3(水)SFセミナーに参加。昼の部は途中で抜け出し(すいません)、
K下S蔵氏らと古本屋回り。
○『相鉄瓦版 第二十五号』(相模鉄道株式会社/1983年)
----鉄道会社の文庫版PR誌。文庫資料。「SFチックな時間を旅する」や
「推理小説のアリバイは、どう作られる」など掲載の「時を読む」テーマの号。
セミナー合宿の部へ移動。恒例企画「ほんとひみつ」でキテレツ本の数々を披露。
オランダで買ってきた本がウケたのがちょっと嬉しい。
5/4(木)朝、始発で帰宅し爆睡。昼前に起床。
「ベルギー古本旅」執筆続き。
5/5(金)神田の古書即売会へ。連休中なので人が多い。暑いし。
○笹本寅『会津士魂(普及版)』(松浦文化連盟/1955年)
----中里介山の伝記やリライトを書いてる作家の代表作の地方出版バージョン。
彩古氏より介山の弟子だと御教示頂いた。サイン本。文庫資料。
古本者の諸兄とお茶。解散後古書モールへ。
○『不動流忍術 不動金剛丸』(聖光社書店・東洋文庫/昭和4年)
----平凡社の東洋文庫とは別物。講談本の一種。文庫資料。
5/6(土)高円寺の古書即売会、初日はパス。
友人が子連れで遊びに来る。子供との遊びに全力で付き合ってクタクタ。
謹呈本届く。
○上甲宣之『コスプレ幽霊 紅蓮女』(宝島社/2006年)
----都市伝説満載の本邦初コスプレ・ミステリー。『このミス』大賞シリーズ。
5/7(日)高円寺の古書即売会へ。買う物ナシ。やはり初日に行かないとダメ?
「ベルギー古本旅(仮)」執筆続き。
5/8(月)ゼナ・ヘンダースン『ページをめくれば』読了。
今年の短篇ベストは本書収録の「いちばん近い学校」に決めたぞ。
5/9(火)目白の「さくら治療院」で整体。ほぐされる。
帰路、高田馬場BIG BOXの古本市へ。買う物ナシ。
貫井徳郎『愚行録』読了。貫井徳郎を読むのは初めて。
なかなか読ませる文章を書く人である。
5/10(水)「ベルギー古本旅前篇」初稿完成。
「本の雑誌」連載コラム「北原バカ本道」執筆。
外出ついでに古本屋をのぞくが買う物ナシ。
アニメ『PrjectBLUE 地球SOS』試写へ。小松崎茂の絵物語が原作。
面白い作品に仕上がっていた。続きが楽しみである。
神楽坂へ。遅くなったが本好きの月イチ会合に顔を出す。なんて律儀なんだ>俺。
ついでに飯田橋のブックスサカイ深夜+1で新刊。
○藤田知浩『外地探偵小説集 上海篇』(せらび書房/2006年)
----満州篇に続く貴重な探偵小説集第2弾。これは絶対「買い」ですぞ。
○あずまきよひこ『よつばと!(5)』(メディアワークス/2006年)
----相変わらずのほほんとした、でも実に楽しいマンガである。
5/11(木)吉祥寺の古本屋へ。
○ルブラン/加納一朗文『怪盗ルパン対名探偵ホームズ 秘密の地下道』(4年の学習1984年5月号付録)
----原作は『ルパン対ホームズ』ではなく短篇「遅かったシャーロック・ホームズ」。
5/12(金)神田の古書即売会へ。
何かありそうな棚はあったが、微妙なところで買う物ナシ。
古本者の諸兄とお茶。M氏から、買ったばかりの古本を譲って頂く。
○山田克郎『トッコ忍術漫遊記』(春陽文庫/1971年)
----目次を見ていて、横田順彌氏が『古書ワンダーランド』で紹介している
忍術奇想小説『ジャガイモ二丁拳銃』の改題版だと気付いた。文庫になっていたとは!
神保町の古書モールへ。
○尾関岩二『家庭童話 五年生』(岡田文祥堂/昭和9年)
----ファンタジイ「真理の眼鏡」や飛行機小説「大空の少女」など収録。
新宿の家電屋へ。故障した電子辞書を修理に出す。
帰路、途中下車して髪を切る。ついでに古本屋。
○園山俊二『大恐竜運動ピテカン作戦』(講談社/1971年)
----漫画家によるSF童話。恐竜ネタなのは『はじめ人間ギャートルズ』の人だからか。
でも漫画家なのに何故か絵は別な人が描いてる。ヘンなの。
5/13(土)高円寺の古書即売会へ。買う物ナシ。
古本者の諸兄とお茶。
園山俊二『大恐竜運動ピテカン作戦』読了。予想以上にSFしていました。
5/14(日)友人が来訪。コーヒーを飲みながらベルギー&オランダで買ってきた
チョコレートなど食しつつ、土産ばなし。
5/15(月)早稲田大構内の古本市だがパス。仕事。
5/16(火)朝倉稔『朱の喪章』読了。『魂の飛ぶ男』の作者の第二短篇集……と
言っても、99.9%の人は何のことやら分かるまい。
5/17(水)杉村顕道『彩雨亭鬼談 箱根から来た男』読了。四十数年前の怪談集。
5/18(木)泉大八『セクシートラベル』読了。千分の一サイズで女性のアソ
コに入ったり、
惑星間飛行したりする、かなり奇天烈な「SF風冒険小説」。
謹呈本届く。
○H・C・ベイリー『フォーチュン氏を呼べ』(論創海外ミステリ/2006年)
----「ホームズのライヴァル」たる探偵の短篇集。
5/19(金)五反田と神田の古書即売会ハシゴ。
先週末から古書運不調だったが、果たして今日はどうなるか?
○清水正二郎『桃色空中戦』(小出書房/1962年)
----また見つけた留学生FBI捜査官・内田君シリーズ。一体何冊あるんだぁっ!
○今官一『SF講談 にっぽん好色美女伝』(一水社/1965年)
----「SF」と銘打っておきながら、全然SFじゃないのだ(笑)
○嵯峨島昭『深海恐竜(ニュー・ネッシー)殺人事件』(トクマノベルス/1980年)
----怪獣の仕業に見かけた犯罪の話だと思い込んでたが、本当に怪獣が出て来るらしい。
○大日本工業教育会編『腕の力』(工業青年叢書/大正6年)
----青年労働者が主人公の工業小説だが、最後にはSFになるぞ!
○『ポピュラー時代小説(5) 村上元三集』(リブリオ出版/1998年)
----ムジナ・天狗・河童が登場する妖怪小説集。定価だと滅茶高い大活字本。
……ようやく古本運も復調したようである。ヨカッタ、ヨカッタ。
即売会場でF社のK氏とバッタリ遭遇。お茶する。
ブラッドベリ他/中村融編『地球の静止する日』読了。貴重なSF映画原作小説集。
5/20(土)カンカン照りで、滅茶苦茶暑い。
日本推理作家協会の土曜サロンへ。よしだまさし氏のお話を拝聴。
会場を出ようとしたら、いきなり大雨。ひゃあ、わざわざ傘おいてきちゃったよ。
仕方なく協会の置き傘をお借りする。すんません。
帰路、古本屋へ。
○幸田清康『狼たちの宴』(新風舎文庫/2005年)
----自費出版の推理短篇集。百円だったので。
謹呈本届く。
○ケリー・アームストロング『わたしを愛した狼(上・下)』(扶桑社ミステリー/2006年)
----カナダの女流作家による、人狼テーマのロマンティック・ホラー・アクション。
アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化予定とか。
○W・サン=ティレール『わたしは壊れた玩具』(扶桑社セレクト/2006年)
----カナダ女流作家によるエロティック掌編集。解説は森奈津子さん。適役ですね。
『ポピュラー時代小説(5) 村上元三集』読了。活字が大きくて読み易いです(笑)。
5/21(日)南郷京助『海底王国の女囚』読了。ナチス残党が海底に王国を作り、
潜水艦でさらってきた女を奴隷にしていたぶる、というSM小説(笑)。
5/22(月)部屋が余りにも散らかっているので大片付け。……終わらず。
古典SF研究会会誌『未来趣味』用原稿執筆。
5/23(火)早川書房のSFマガジン編集氏と打ち合わせ。
ついでに近所の古本屋。
○竹村文祥『戦時必携 救急手帖』(鱒書房/1943年)
----太平洋戦争中に出た、救急医療解説書。一六式防空防毒面(甲型)の被り方も
ナイスな図解入りで解説。これさえあれば、毒ガス攻撃にあっても大丈夫だぞ(笑)。
作者名に聞き覚えがあると思ったら、この人の本、二冊も持ってるし。文庫資料。
版元は、戦後に推理小説や怪奇小説のアンソロジーを出す鱒書房だ。
○『HIKARUGENJI SCREEN PLAY』(ポニーキャニオン/発行年不明)
----光GENJI主演映画二本の脚本集。90年に出たビデオ付録の非売品らしい。
『ふ・し・ぎ・なBABY』はファンタジイのハズ……と思って調べたら原案&脚本が
『NIGHT HEAD』の飯田譲治だった。これはびっくり。
ついでに調べたら飯田譲治は『けろけろけろっぴ』や『たあ坊』映画の脚本も書いてた。
びっくりと言うか、大笑いと言うか。文庫資料。
古典SF研究会会誌『未来趣味』用原稿執筆つづき。
5/24(水)体調がイマイチで寝込む。
すわ、病気が再発かと危惧したが、ただの風邪でした。
5/25(木)少しだけ気分が良くなったので、寝ながら『クリスピー物語』読了。
小林泰三・牧野修・北野勇作・森山東・大石圭・鈴木光司収録のテーマアンソロジー。
楽天ブックスで買えます。ちなみに同梱の菓子はまだ食ってません。
だって最近ベルギーで買って来たチョコレートばかり食ってますから。
文庫のオマケの菓子をベルギーチョコと比べちゃ可愛そうでしょ。
5/26(金)神田と高円寺の古書即売会がやってる。
行きたい。行きたいが、体調がまだ万全ではない。
入院からまだ半年しか経ってない身であるし。
……というわけで、泣く泣く断念。
寝ながらジェイムズ・ブリッシュ『悪魔の星』読了。1959年ヒューゴー賞受賞作。
実は今まで、読んだことがなかったんですねえ。
ネット注文の新刊届く。寝ながら新刊が買える時代がありがたい。
○唐沢俊一『猟奇の社怪史』(ミリオン出版/2006年)
----新聞記事や実話雑誌から、猟奇犯罪報道の存在意義を解き明かす。一気に読了。
5/27(土)シャーロッキアン仲間の会合があったが、パス。
まだ微熱があるし、天気も悪いし。すいません。
伊東杏里『バター・ウォーズ』読了。スターウォーズ第一作発表当時に書かれたパロディ。
時事ネタとか芸能人ネタが多く、今読むとナンノコトヤラな面もあり。
某新人賞の下読み原稿入りの箱(第一弾)がどっかり届く。
ううむ、まだ体調万全じゃないのに忙しいぞ。
本も届く。
○S・M・テネショウ『アイスマン』(中三時代1967年5月号付録)
----昔の学年誌付録をネット古本屋でまとめ買い。これはSF。
○『海外名作特選』(高二時代1969年6月号)
----クィーン「七匹の黒猫」がミステリ、ウィリアム・テン「贈りもの」がSF。
○『推理小説フェスティバル』(高二時代1969年8月号)
----これは中身不明のまま賭けで注文。ホームズが入ってるかと思ったら……なかった。
でもその代わり、チャータリスのセイント物「革命騒動」が入ってたからヤッパリ当たり!
その他にもジョエル・ロジャース「殺人者」、チャールズ・ジャクスン「牢破り」、
レスター・デント「エンジェルフィッシュ」、シムノン「メグレ夫人の恋人」を収録。
○モーリス・ルブラン『奇岩城』(ハヤカワ文庫/2006年)
----これは謹呈本の新刊。古典的名作。ホームズも出て来るし(←だから何)。
5/28(日)ようやく良くなったので外出。やっぱり健康第一。
電子辞書なおる。良かった良かった。健康第一(ちょっと違うか)。
三省堂での「ミステリマガジン」50周年記念イベントへ。
直井明氏、吉野仁氏、村上貴史氏、同誌編集長のお話を拝聴。
打ち上げにも参加。更に二次会もあったが、病み上がりなので失礼する。
帰路、西荻窪で下車。今日の西荻まつりで知り合いの店がフリマをやったのだが、
手伝いに行くはずが上記↑イベントのため不義理をしたので顔を出して挨拶。
本の処分だけ手伝う。
ついでに古本屋。
○『少年版江戸川乱歩選集 一寸法師』(講談社/1970年)
○『少年版江戸川乱歩選集 幽鬼の塔』(講談社/1970年)
----子供の頃、表紙がコワくてしょうがなかったシリーズ。まだ揃ってない。
帰宅すると古本が届いてる。
○『世界探偵小説名作選 名探偵ホームズ』(たのしい六年生1962年2月号付録)
----ホームズ物+ルパン物+ポオ「黒猫」収録の超名作集。
「週刊新潮」書評執筆。
古典SF研究会会誌『未来趣味』用原稿執筆つづき。
5/29(月)新橋駅前古本市初日だが、多忙につきパス。
夕方『日本沈没』完成披露日本縦断プレミア試写会で日本武道館へ。
ところがあと数駅というところで地下鉄が止まってしまったではないか!
これにはホントーに参った。
復旧までしばらくかかり、結局、武道館へは遅刻して到着。
草なぎ剛の挨拶に、ちょうど間に合う。ナマ草なぎ以外にも、ナマ柴咲コウとか、
ナマ大地真央とか、ナマ及川光博とか見る。進行は安住アナ。
一般席は草なぎファンで占められているらしく、彼の一挙手一投足に黄色い声が上がる。
そしていよいよ本編。いかにも樋口真嗣監督な、大迫力の映像であった。
SF作家クラブ会員招待席だったので、明るくなると見た顔があちらにもこちらにも。
九段下の中華料理屋で、日下三蔵氏と夕食。
わたしに会うのを見越してた日下氏が、古本を持ってきてくれた。
○斎藤哲郎『時空機物語』(福本書院/1970年)
----私家版?の「空想怪奇宇宙小説」。続篇だけ持ってたが、まさか揃うとは!
帰宅し、古典SF研究会会誌『未来趣味』用原稿執筆つづき。
5/30(火)ロバート・メイヤー『悩みのスーパーヒーロー』読了。
アメコミのパロディ小説。思っていたよりシリアスかつシニカル。
古典SF研究会会誌『未来趣味』用原稿執筆つづき。
明け方までに完成し、コンビニに走って発送。
5/31(水)所沢の古本市は行きたかったんだけど、超多忙につき泣く泣くパス。
一日仕事。
謹呈本届く。
○式田ティエン『月が100回沈めば』(宝島社/2006年)
----第一回『このミス』大賞優秀賞受賞作家第二弾。
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4/1(土)あっという間に、もう四月になってしまった! どうするさ。
あちこちで桜が満開。自転車で走りながら桜に見とれて、道を間違える。
いやその、まだ引っ越したばっかだし。
古?い文庫群がぐちゃぐちゃになり、訳が分からなくなったので整理することに。
北原尚彦『新刊! 古本文庫』(要するに自分の著書です)を参照する。
いやあ、実に使える本だ(笑)。最近、自分の著作が脳の外部メモリーと化しているぞ。
ニフティがパソコン通信を終了したのでソフトを変更しないとメール送受信が出来ず。
面倒臭い。
桜庭一樹『GOSICK』読了。いま人気のライトノベル・ミステリ。
ヴィクトリアンに近いという人もいたが、背景は第一次大戦後でした。
謹呈本届く。
○クリストファー・ムーア『アルアル島の大事件』(創元推理文庫/2006年)
----『悪魔を飼っていた男』の作者によるユーモア・ミステリ。
○貫井徳郎『愚行録』(東京創元社/2006年)
----『慟哭』『プリズム』の作者の最新作。東京創元社様、多謝。
4/2(日)一条明『金太郎侍』読了。桃太郎侍ではないのです。
4/3(月)環境再生保全機構(旧・公害健康被害補償予防協会)から本届く。
どうもありがとうございました。
○『くららひめとまほうのつえ』(環境再生保全機構/1994年)
----3/29入手のゼンソク知識普及啓発絵本の別な巻。これで揃った(笑)。
○『ズッコケ三人組 楠屋敷のグルグル様』(公害健康被害補償予防協会/1996年)
----有名な児童文学の番外篇として同協会が作成した環境問題アニメの絵本版。
これは特に嬉しい。アニメも同協会に頼めばレンタルしてくれるらしいぞ。
4/4(火)高田馬場BIG BOX古本市が始まってるが、パス。
仕事で自分の書いた文章を参照しようと共著本を家捜しするが、見つからず。
結局、図書館へ行って自分の文章をコピーする。何やってんだ>俺。
ついでに古本屋。
○(まっ)作/wato絵『スープやさんのスパイ』(ディア.スープ/2001年)
----銀座を中心にチェーン展開しているスープ屋が出した絵本。スパイ物だしさ(笑)。
4/5(水)一日原稿執筆。肩と腰が滅茶コリなので整体を予約。
4/6(木)午前中に外出したら、御入学らしきおめかしチビッコにばかり出会う。
そういうシーズンですな。
目白の「さくら治療院」で整体を受ける。ここはとてもオススメなのである。
いつも以上にほぐされる。気分はもう特選ほぐしジャケ。
帰路、某大型新古本屋。
○かこさとし画/おがたひでき文/高橋裕監修『おやとい外国人とよばれた人たち』(全国建設研修センター/1998年)
----財団法人発行の土木絵本。画は『だるまちゃんとてんぐちゃん』のかこさとし。
4/7(金)神田の古書即売会へ。
○大村秀正『「アングラ・プロ野球」ミステリー 野球蝉』(パレード/2005年)
----謎の野球推理小説。元ロッテ投手の小林至推薦。
○伊藤勝幸『新西遊記 アクション イズ ラブ 卑弥呼VS孫悟空』(鳥影社/1984年)
----SFマガジン連載で読んではいる。小林久三推薦。挿画はずうとるびの今村良樹。
○渋川玄耳『藪野椋十 日本見物』(誠文堂書店/大正2年)
----明治・大正期の新聞人の紀行文。当時の事物がよく分かる。
○『余の最も感動せし実例』(中央書院/大正3年)
----「朝報懸賞文庫」第二編。黒岩涙香の萬朝報に掲載されたもの。文庫資料。
○『面白くて為になる理科なぜなぜ絵本』(わかもと本舗/昭和12年)
----薬のわかもと発行の児童向け薄冊絵本文庫。文庫資料。
古本者の諸兄とお茶。
解散後もわたしだけ残り、そのまま同じ喫茶店で編集氏と打ち合わせ。
帰路、神保町の古本街を流すが店頭での収穫はナシ。
謹呈本頂く。
○バロネス・オルツィ『レディ・モリーの事件簿』(論創社/2006年)
----論創海外ミステリの「ホームズのライヴァルたち」第1弾。素晴らしい!
予約購入本届く。
○コナン・ドイル『ガードルストーン商会(中)』(エミルオン/2006年)
----百部限定のドイル全集最新刊。着々と第9巻。
「本の雑誌」掲載予定の「プチ古本旅・所沢篇」ゲラ届く。
4/8(土)高円寺の古書即売会へ。
○佐藤治郎吉『新伊蘇普物語』(博文館/明治25年)
----「伊蘇普」はイソップのこと。ふるくさーいイラストがすごくよい。
でも「奈良大仏と鯨との話」とか「青鬼と赤鬼との話」とか、何の翻案だよと思って
調べてみたら、イソップと日本の話がごた混ぜになった本らしい。
当時、伊蘇普という言葉は「教訓話」全般を意味していた模様。
ボロい本を安く買ったが、もしかしてとても珍しい貴重な本?
古本者の諸兄とお茶。
森英俊氏から貴重な資料を拝借する。ありがとうございます。
4/9(日)「本の雑誌」連載コラム「北原バカ本道」執筆。
「本の雑誌」掲載予定の「プチ古本旅・所沢篇」ゲラ校正。
「週刊新潮」用書評執筆。
……忙しいのである。
4/10(月)郵便局&図書館へ。ついでに近所の古本屋。
○『カメ子ちゃんは名探偵(他)』(中部盲導犬協会内 サーブ記念文学賞委員会/1999年)
----盲導犬育成団体主催の文学賞童話集。表題作は一応ミステリ。らしい。
4/11(火)謹呈本届く。
○若木未生『真・イズミ幻戦記 暁の国(2)』(徳間デュアル文庫/2006年)
----SFアクションシリーズ、3年ぶりの続篇。
4/12(水)本好きの月イチ会合で神楽坂へ。忙しいので少しだけ。
ついでに飯田橋のブックスサカイ深夜+1で新刊。
○『山本禾太郎探偵小説選?』(論創社/2006年)
----論創ミステリ叢書、間があいて徳冨蘆花が出た後は続きましたね。
4/13(木)近所の古本屋。
○中田耕治『ド・ブランヴィリエ侯爵夫人』(薔薇十字社/1972年)
----再版だが薔薇十字社の函付本がワンコインは安すぎ。
翌日の準備に追われる。
4/14(金)五反田で古書即売会があるが、それどころじゃない。
ベルギー&オランダ取材旅行へ出発だ! 詳細はいずれご報告致します。
4/15(土)
↓ 取材旅行のため不在。
4/26(水)
4/27(木)帰宅。不在の間の荷物がどっと届く。
まずはネット注文の古本。
○城北隠士『日米開戦夢物語』(中央出版社/大正10年)
----大正期の架空戦記SF。
以下は謹呈本。
○ジョナサン・キャロル『蜂の巣にキス』(創元推理文庫/2006年)
----おおっ、キャロルの新刊! 大好きな作家なので滅茶嬉しい。
○J・G・バラード『楽園への疾走』(東京創元社/2006年)
----バラードの最新刊! これも嬉しいぞ。
○リチャード・ペック『ミシシッピがくれたもの』(東京創元社/2006年)
----南北戦争を背景にしたヤングアダルト小説。
○樽見博『古本通』(平凡社新書/2006年)
----「古書通信」編集氏が古書業界を丁寧に解説。樽見様、ありがとうございます。
4/28(金)帰国して早々、神田の古書即売会へ。
○アナトオル・フランス『白き石の上にて』(新潮社/大正13年)
----フランスの文豪の古典ユートピアSF。訳は探偵小説でも知られる平林初之輔。
以前カバ欠本を格安で買ったが、これはカバ付だったので買いなおし。
古本者の諸兄とお茶。解散後、古本モールへ。
○戸田奈緒美『女の秘湯・北海道』(サーモン出版/1986年)
----北海道で刊行された温泉ガイド写真集。でもモデル女性はオールヌード。
要するに旅行ガイドとエロ写真集を合体させてしまったのだ(笑)。
帰宅すると新刊届く。これも不在時の荷物。
○『クリスピー物語』(ネスレ文庫/2006年)
----小林泰三・牧野修・北野勇作・森山東・大石圭・鈴木光司著のアンソロジーが
菓子とカップリングされた文庫本。こういう特殊本も文庫資料として貴重なのだ。
4/29(土)adidasのセールへ。シューズは買えず。
日本古典SF研究会の例会で神保町へ。古本も新刊も買わず。
4/30(日)樽見博『古本通』読了。非常に勉強になりました。
わたしは樽見氏の限定本『古本ずき』も持ってるのだ。ふっふっふっ。
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3/1(水)雨の中警察へ。ようやく免許の住所変更。
本が色々と届く。
○宮風耕治『ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅』(東洋書店/2006年)
――ネット注文の新刊。ロシアSFについてのブックレット。こんな本が出るとは驚き。
○ギジェルモ・マルティネス『オックスフォード連続殺人』(扶桑社ミステリー/2006年)
――以下謹呈本。K子様、多謝。アルゼンチンの超論理ミステリー。
○ロン・グーラート『ゴーストなんかこわくない』(扶桑社ミステリー/2006年)
――おお、知る人ぞ知るグーラートの本が出るとは素晴らしい! ゴースト・ミステリー。
○ラリー・カーワン『ビートルズ・ファンタジー』(扶桑社/2005年)
――ビートルズがブレイク前に解散してたら、というファンタジイ。
夕刻、高田馬場BIG BOX古本市へ。
本当は早稲田古書街もうろつく予定だったが、雨が結構強くなっていたので取り止め。
○グレーヴス/馬場恒吾訳『独探日記』(民友社/大正4年)
――独探はドイツのスパイのこと。イカス表紙でジャケ買い。背表紙欠&書込で格安。
小説でなく実録なのが残念だが、これが探偵小説だったら売れ残ってるまい。
久々に月一の本好き会合へ。
ついでに飯田橋のブックスサカイ深夜+1で新刊。
○ゼナ・ヘンダースン『ページをめくれば』(河出書房新社/2006年)
――<奇想コレクション>最新刊。大好きなSF作家の短篇集。
○山本弘『トンデモ本?違う、SFだ!RETURNS』(洋泉社/2006年)
――サイコーなSFガイド、待望の続篇。
○『徳冨蘆花探偵小説選』(論創社/2006年)
――久々の論創ミステリ叢書。後半の『外交奇譚』は元版を持ってるんですがね。
○ザコーアー&ゲイネム『プルトニウム・ブロンド』(ハヤカワ文庫SF/2006年)
――ユーモア・ハードボイルド。SFなんだけどね。
○諸星大二郎『グリムのような物語 トゥルーデおばさん』(朝日ソノラマ/2006年)
――グリム童話を諸星流にアレンジした作品集。
……今日はたくさん本が増えましたが、古本は一冊だけでしたね(笑)
3/2(木)近所の図書館から、リクエストしていた都立図書館蔵書が届いたと連絡。
早っ! たった三日だ。都立の蔵書はわざわざ直接行くよりも、この手に限るわい。
「週刊新潮」書評執筆。
3/3(金)神田の古書即売会へ。
○福良竹亭『百楽荘漫記』(言海書房/昭和10年)
――Y田J彌氏に薦められてた作家。昔の新聞人。漫文集で「わんわんに代わりて」
「昔噺人工調節」「ぼくれッつ節」「伝教の驚き」「新遊女」等SF系奇想小説アリ。
割と美本のカバ付で千円台だったが「ネットで千円以下で売ってたらどうしよう」と
悩んだ挙句、えいやと購入。帰宅後調べたらカバ欠で五千円前後、カバ付で一万円弱も
する本だった。ひゃー、買っといて良かった!
○ルブラン/南洋一郎『ピラミッドの秘密』(ポプラ社/1970年)
――御存知ルパン物だが、これの古い版には南洋一郎の創作パートが入ってるのだ。
古本者の諸兄とお茶。一旦帰宅後、着替えて再度外出。
SF作家クラブの総会に出席。
そのまま徳間書店のパーティへ。受賞者のお三方、おめでとうございます。
わたしの入院を知ってる人には、快癒報告する。
パーティのお土産は本。
○『SFJapan 2006 SPRING』(徳間書店)
――日本SF大賞を受賞した飛浩隆の受賞第一作短篇など掲載。
○大藪春彦『挑戦者(チャレンジャー)』(徳間書店/2006年)
――単行本未収録作品集で、大半が少年誌発表! 大藪がジュヴナイル書いてたとは!
二次会は失礼して、星敬氏らとラウンジでお茶。
星敬氏の教え子、佐藤了氏から著書を戴く。
○佐藤了『私のKnightになってよネ!』(ファミ通文庫/2006年)
――第6回えんため大賞 東放学園特別賞受賞作。早速増刷かかったとか。
帰宅すると、ネット注文の古本が届いている。
○『名探偵ヘイロク』(児童憲章愛の会/1979年)
――ネットで見つけ「シャーロックとヘイロクをかけたホームズパロディかも」という
1パーセントほどの可能性に賭けて注文。だが届いた本の題名は『あっぱれ雷五郎』。
これ違う本だよ!と思いつつ箱の裏側を見たら『名探偵ヘイロク』とある!
複数作品が入ったアンソロジーで、本当の書名は『あっぱれ…』なのだが、箱の裏側に
収録作のひとつの表紙(?)も載せていたのだ。騙されたというかなんというか。
でも、いいの! 俺にとってはこれは『名探偵ヘイロク』なの!
3/4(土)高円寺の古書即売会へ。
○『ドラえもん怪物くんおもしろ大百科』(小学一年生1980年12月号付録)
――ドラえもんと怪物くんが夢の共演。描いてるのは藤子不二雄本人ではなく、
弟子筋のしのだひでお・片倉陽二・よしだ忠。文庫資料。
夕刻、吉祥寺へ出て買物。百貨店の北海道物産展は楽しい。
3/5(日)吉祥寺の豆腐料理店で、北原一族が集まって会食。
わたしの体調もあって新年会がなかったので、ようやく甥っ子姪っ子にお年玉を渡す。
甥っ子は中一だが、もうわたしより背が高いぞ。
3/6(月)原稿執筆&本棚整理。整理しても整理しても……。
『あっぱれ雷五郎』読了。「名探偵ヘイロク」を併録(笑)。
3/7(火)井上夢人『the TEAM(ザ・チーム)』読了。
盲目の霊能力者と、彼女の力を成立させている仲間たちを巡る連作集。
本格推理ではないが、話はよく出来ており、とても楽しんで読めた。
謹呈本届く。
○大森望『特盛!SF翻訳講座』(研究社/2006年)
――SFマガジン連載コラムを中心にしたSF翻訳周辺話。
懐かしい話が盛り沢山。大森様、ありがとうございます。
3/8(水)所沢の古本市へ。
○ビショップ文/ビーゼ絵『シナの五にんきょうだい』(福音館/1961年)
――超能力を持った五人兄弟の話。言葉狩りのため絶版。近年復刊されたが訳者が異なる。
石井桃子訳の元版はレア。とても懐かしいであります。
○ストックトン『木の精のふしぎなキス』(文研出版/1975年)
――百年前の米国のファンタジイ。
古本者の諸兄とロビーでお茶しながら暫時だべる。
某氏と某氏はどこかヒミツの古本屋へ行くらしい。尾行しようかと思ったが、やめておく。
結局、会場でお遭いしたあらま草氏と本川越の古本屋へ。
○舟崎克彦・文/太田大八・画『タロットの主役たち』(世界文化社/発行年不明)
――「世界の詩とメルヘン」という叢書の「メルヘンの部屋」9巻。割とレア。
○松本泰『清風荘事件』(春陽文庫/1995年)
――「探偵CLUB」シリーズ。帯付き美品は珍しくなってきた。
どれを持ってるか自信がなく、帰宅と同時に確認したら、やった、持ってなかった!
○北川幸比古『自由くんの宇宙せんそう』(岩崎書店/1985年)
――「あたらしいSF童話」8巻。このシリーズも見かけなくなってきた。
帰路、独りで新所沢の古本屋へも。
○『母と子の世界の文豪童話シリーズ/12』(研秀/1973年)
――ウェルズ「まほうの店」&ポー「大うずまき」&ドストエフスキーを収録。
○高木彬光『わが一高時代の犯罪』(角川文庫/1976年)
――中短篇集。角川文庫版初版が50円だったもんで。
○永井隆『路上の人』(カトリック長崎大司教区/1996年)
――キリシタン紙芝居『日本二十六聖人』の復刻。
帰宅するとネット注文の古本が届いている。
○牛尾龍水『戦慄すべき世界大血戦』(城北書房/大正3年)
――昔の架空戦記SFと思って注文したが、第一次世界大戦の本だった。
開戦2か月後の刊行だから、空想(SF)部分もあるかも。あるさ、きっと。
3/9(木)永松浅造『富士の秘宝』読了。仙花紙本の児童向け怪奇冒険小説。
富士山麓に平家の落人の子孫が隠れ住んでいるのだ。
3/10(金)神田と高円寺の古書即売会ハシゴ。
○伊藤銀月『伊藤博文公』(千代田書房・杉本梁江堂/明治42年)
――古典SF『小説 明治百年』の作者による伊藤博文SF(うそ)。
○マーク・トウェーン『夢の宮廷』(岡倉書房/1951年)
――トウェーンのSF『アーサー王宮廷のヤンキー』の我が国初の翻訳(たぶん)。
ビング・クロスビー主演で映画化。公開に合わせての刊行で、表紙は映画スチール。
○平原北堂『役行者』(天台寺門宗々務本所/1956年)
――伝説的な修験者を描いた小説。魔女と闘ったり、かなり面白そうだぞ。
○伍廷芳編著/山縣初男訳述『天下第二奇書』(神道天行居/1928年)
――中国の心霊研究・怪異譚集。山口で発行されたもの。
○市川毎二『天眼鏡』(東信濃新聞社/1952年)
――地方紙掲載の時事的一コマ漫画集。「腕づくで 無理に呑ませる 破防法」とか。
○『風流読本』(面白倶楽部1957年新年号付録)
――わたし好みのエロコントとか漫画とか。梶野悳三もちょろっと書いてる。文庫資料。
○『八木隆一郎 ラジオ・ドラマ選集』(宝文館/1952年)
――「奇蹟」は赤ん坊が六倍の速度で成長するSF。
戦死者が出て来る「海の泡」と天狗が現代に出現する「天狗三郎伝」が幻想系。
大林清『熱血野球 少年打撃王』読了。
『花も嵐も』『ヒマラヤの魔王』の作者による野球小説。
3/11(土)富田邦彦『水の王者』読了。フジヤマのトビウオ・古橋の半生を描いた
「少年水泳感激小説」。少年時代のエピソードは、どこまでホントなんだか。
3/12(日)「本の雑誌」四月号の本棚特集(わたしの引っ越しレポートも載ってます)
に触発され、手付かずの本の箱を整理。この週末で十箱以上開けました。
行方不明だった『都筑道夫少年小説コレクション』1・2巻も遂に発掘。
これでようやく全6巻揃いで本棚に並べられる。美しい。
3/13(月)寒いと思ったら、雪がちらつく。
郵便局&買物へ。ついでに本屋へ。
○芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行(13)』(講談社/2005年)
――連載が完結したと聞いて確認したら、昨年出た最新巻をまだ買ってなかった。
あとは最終巻待ちか。どう終わるんだろう。……ちょっとさみしいね。
ロン・グーラート『ゴーストなんかこわくない』読了。とても楽しいオカルト探偵譚。
3/14(火)「本の雑誌」連載コラム「北原バカ本道」執筆。
3/15(水)髪を切りに、自転車で引っ越し前の街へ。
ついでに旧いきつけの古本屋へ。
○『イーグルくらぶ(1)』(大正製薬/1961年)
――製薬会社発行の絵本。『少年ケニア』の山川惣治『少年イーグル』掲載。
ネット注文の古本届く。
○尾田二郎『推理小説 木炭』(尾田二郎/1977年)
――見たことも聞いたこともない福岡産の私家版推理小説。ワクワクするなあ。
○清水正二郎『世界女性探見』全3巻(太陽/1979年)
――北海道産の文庫「くまブックス」。こんなとこでも書いてるぞ>シミショウ。
一冊だけ札幌で入手してたのだが、ネットで揃いを発見! 文庫資料。
○フランシス・ベイコン『ニュ・アトランチス』(日本評論社/1948年)
――古典的ユートピア小説の「世界古典文庫」版。文庫資料。
3/16(木)藤沢の古本市があるが流石にパス。でも目録注文はしてる(笑)。
TEL確認したら当選している。よっしゃぁ!
3/17(金)スッゴイ強風。神田と五反田の古書即売会ハシゴ。
強風で電車が遅れ、着いたらもう始まってる!
○ダフネ・デュ・モーリア『破局』(早川書房・異色作家短篇集/1964年)
――旧版異色作家短篇集はあと数冊。これは確実に未所持。割とキキメの巻が格安!
○トーミン『魔法使いがやってきた』(文研出版/1970年)
――『宇宙からきた少年』を書いたロシアの児童文学者によるSFファンタジイ。
○村井弦斎『櫻の御所』(春陽堂・日本小説文庫/昭和9年)
――明治期にSFも書いた人。『食道楽』が有名。これは時代小説。
喜国雅彦氏が来訪。本棚製作の続き。
お土産に新刊を頂く。だから指導してもらう側がお土産もらってどーするってば。
○喜国雅彦『日本一の男の魂(16)』(小学館/2006年)
――ああっ、あまりに下らな面白すぎて、あっという間に読んでしまった。
3/18(土)倉阪鬼一郎氏の結婚式&披露宴&二次会に出席。
ホームズクラブの大会当日だったのだが、倉阪氏の結婚式は一度きり(たぶん(笑))
なのでこちらに出席。ホームズ大会準備委員の皆さん、申し訳ない。
チャペルでの式にはじまり、色々と見所たっぷりでした。
(花嫁のヴェールを上げたら、することはひとつでしょう(笑)倉阪さん)
倉阪さん、未月さん、末永くお幸せに。
二次会の後、SF関係諸氏とお茶して帰宅。
謹呈本が届いている。
○ブラッドベリ他/中村融編『地球の静止する日』(創元SF文庫/2006年)
――SF映画原作集。スタージョン「殺人ブルドーザー」が訳される日が来るとは!
○ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『バビロンまでは何マイル〔上・下〕』(東京創元社/2006年)
――『ハウルの動く城』原作者の長篇ファンタジイ。
3/19(日)夕刻吉祥寺へ呼び出され、シャーロッキアン諸氏と呑む。
わたしの出席できなかったホームズ大会の話など。
3/20(月)本棚製作。当たり前だが、ひとりだと時間がかかる。
3/21(火)山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』読了。「奥歯のスイッチを入れろ」
「シュレディンガーのチョコパフェ」が特に気に入る。
本棚製作続き。
3/22(水)本棚製作続き。用意してあった材料分は完成。棚が並ぶと壮観なり。
女子大生I嬢に頼まれ、阿佐ヶ谷の古本屋をぐるっと案内。
「オススメの本を買います」と言うので、テリー・ビッスンとかヘンリー・スレッサーとか
『高丘親王航海記』とか『文学探偵サーズデイ・ネクスト』など買わせる。
流石にわたしも案内だけでは済まず、数冊購入。
○(プログラム)『女賊』(シアタートラム/1999年)
――江戸川乱歩の「黒蜥蜴」を橋本治が画文集に仕立て上げた『女賊』(集英社)を、
篠井英介の一人芝居として舞台化した際のパンフ。芝居になっていたとは知らなんだ。
○石原正『あばれたけぞう』(岡山県大原町/1996年)
――宮本武蔵の少年時代を描いた、地元発行の絵本。いくら子供の頃とはいえ、
武蔵がクマやイノシシを味方に野武士と戦うのはヘンではないか(笑)。
○きやまゆきこ『うみのむこうへ』(最上川シティ企画/1993年)
――これも地方発行の絵本。クジラがペンギンを乗せて最上川を遡り、
山形県の仙人堂までやって来る。おいおい。
3/23(木)新宿で編集氏と打ち合わせ。
帰宅すると藤沢古本市の注文当選品が届く。
○清水正二郎『連邦警察艶笑記』(マイアミ出版社/1961年)
――タイトルから留学生FBI捜査官・内田君シリーズではないかと推測して注文。
果たして内容は……よっしゃ、ビンゴ!
土曜の準備のため、せっせとコピー。
3/24(金)神田の古書即売会へ。
○福武一郎『桃太郎は吉備国に実在した』(倉敷出版社/1986年)
――桃太郎が実在したという地元岡山の出版物。
夕刻、五反田へ。ヤング・バレエ・フェスティバル鑑賞。
「卒業舞踏会」で、篠原聖一氏演ずる女校長に大ウケ。
土曜の準備のため、コピーを丸綴じで製本。
こういう作業は久しくやってなかったので、原稿の面付け表作成に時間を食う。
何はともあれ、まあまあ美しく完成。
3/25(土)高円寺の古書即売会へ行くが買うものナシ。
この週末は古本運下降気味でした。
日本推理作家協会の土曜サロンへ。須永朝彦氏のお話を謹聴。
氏の著書を持参したのでサインを頂く。
よしだまさし氏の出版記念宴会へ出席するため、古本女王にIさんらと共に池袋へ移動。
Iさんは宴会の幹事だというのになかなか移動せず、しかも会場の場所を知らない!
結局、わたしとOさんが店を探して、少し遅刻して到着。
Iさんは「北原さんが古本屋へ寄ろうというので遅刻しました」と大ウソの言い訳。
そういう、なまじっか信憑性のあるウソをつくのは、やめてください。
よしださんに、二日がかりで作成した自家製本を進呈。
○イリア・エレンブルグ/富田常雄脚本『欧羅巴の滅亡』(「文藝公論」昭和3年4月号より)
――共産圏のSFを富田常雄が脚本化してたとは、よしだ氏の著作を読むまで
全く知りませんでした。雑誌の復刻を探し出し、その部分をコピーし、二部だけ製本。
一部はもちろん、自分の分ね。
よしださんにも、もちろん著書にサインを頂く。
今日はサインをもらう日、というつもりでいたら、参加者のひとりにサインを求められる。
しまった、自分がサインさせられることは想定外でした(笑)。
3/26(日)所用で以前住んでいた街へ。
旧宅のマンションへ行ってみると、既に工事用フェンスで覆われていた。少々感慨深い。
旧行きつけの古本屋へ顔を出す。
○ジュリアン・グラック『アルゴールの城にて』(白水社/1985年)
――〈小説のシュルレアリスム〉の一冊。初版・箱・帯・元パラ付き。
持ってる巻かどうか自信がないまま買ったが、良かった、持ってなかった!
グラックは、集英社の世界文学全集で『シルトの岸辺』だけ持ってた。
ポール・アンダースン『地球帝国秘密諜報員』読了。1950年代のSF。
レトロ感は好きだが、今読むとややたるい感もあり。
3/27(月)地元の古本屋へ。
○福永恭助『海のブルドッグ』(一元社/昭和9年)
――戦前の海軍小説集。「防空小説 死の猛襲」が太平洋戦争を予測した古典SF。
有川浩『図書館戦争』読了。本好き&戦闘好き爆裂なSF。
今年のベストテン入りの可能性濃厚なり。
3/28(火)『ワクワクドキドキ恐竜ものがたり』(恐竜王国・勝山)読了。
恐竜の化石で有名な福井県勝山市が公募した恐竜童話集。選考委員の一人は小松左京。
3/29(水)池袋西武で古本市があるがパス。
でも家にいても古本は届く。
○望月三起也&たなべ節雄『名探偵ホームズ まだらのひも』(実業之日本社/1972年)
――『ワイルド7』の作者が弟子と合作したマンガ版ホームズのシリーズ。
ネットオークションだとマニアが競り合って、あっという間に万単位になってしまうので、
手が出なかったのだ。ネット古本で見つけ、これでようやく揃った。万歳。
北町一郎『にんじんクラブ』読了。ミステリも書いた大衆作家の児童ユーモア小説。
半世紀前の作品なので風俗もかなりレトロ。
知人に頼まれて、図書館で調べ物。ついでに近所の古本屋。
○『くららひめとまほうのつえ』(公害健康被害補償予防協会/1992年)
○『くららひめとりんごのもり』(公害健康被害補償予防協会/1994年)
――メルヘン風物語だが、目的はゼンソク知識普及啓発という絵本。
3/30(木)今年のどころか、数年前の確定申告をようやくまとめて計算。
面倒くさいったらありゃしない。溜め込むもんじゃありませんね。
でもまだ今年分が残ってる……うう。
3/31(金)神田の古書即売会へ。さて、今週末の古本運やいかに?
○矢野龍渓『浮城物語』(大阪屋号出版部・金尾文淵堂/大正5年訂正増補二十版)
――日本SFの始祖・押川春浪『海底軍艦』を生んだ明治期の冒険SF。
22版は持ってたが、頁数は同じなのに厚さ・表紙の色・背丈・天金が全然違う。ううむ。
古本者の諸兄とお茶。
古書街のイベントでワゴンが出ているので流し見。
○ロバート・リー・ホール『ホームズ最後の対決』(講談社文庫/1980年)
――黒カバーは持ってたが後カバーが百均だったので。今日はこんなんばっかやね。
……と、古本運はまあまあというところでした。
飯田橋まで歩いて、ブックスサカイ深夜+1で新刊。
○ポール・ドハティ『白薔薇と鎖』(ハヤカワポケミス/2006年)
――英国の歴史ミステリ。森英俊氏も大絶賛してました。
○ウィル・マッカーシイ『コラプシウム』(ハヤカワ文庫SF/2006年)
――最新のハードSF+スペースオペラ。マッカーシイは前作も割と面白かった
一旦帰宅後、税務署へ。二年分の申告書を提出。ふう。ついでに今年分の書類をもらう。
(そう、今年分はまだ申請書類すら手元になかったのである。)
夕方、転居前の街へ。旧行きつけのレストランへ行くが、ほぼ満員。
そこで旧「やや行きつけの店」へ移動して夕食。
ついでに旧行きつけの古本屋。
○『うそ倶楽部』(東京日日新聞社・大阪毎日新聞社/昭和11年)
――戦前の新聞で公募・連載した小噺の傑作選。時代色満点。装丁も洒落ててよい。
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2/1(水)今日も雨。窓から雨景色を眺める。
「本の雑誌」掲載予定の「古本者の引越し(仮)」とりあえず完成。
予定より長くなってしまったので、削らないといけない。
ご無沙汰している月イチの本好き会合へ久々に顔を出すつもりだったが、
夜になっても雨が止まず、気温も低いので大事をとってパスさせて戴く。
2/2(木)今日は晴れて暖かい。昨日がこんな天気だったら出掛けたのに。
加納一朗『透明少年』読了。ヤングアダルト向けドタバタSF。
注文していた仕事用デスク届く。これまでは押入れをデスク代わりにしていたのだ。
さっそく組み立てる。……組み立て図が分かりにくいなあ。
これだとパーツによっては表裏逆に作っちゃう人もいるんじゃないか。
無事完成。これで仕事がばりばりはかどる――といいんだけど、ね。
2/3(金)神田の古書即売会へ。
○江戸川乱歩『猟奇の果』(日正書房/昭和21年)
――最近の文庫全集に入るまで、これでしか読めなかった別結末の珍品!
それを知らずに「ボロいけどイカした表紙で安いから」買ってきたわたしって……。
○菊池幽芳『みをつくし』(駸々堂・大正文庫/大正12年)
――探偵小説を翻案し、江戸川乱歩にも影響を与えた作家。小型文庫資料。
○弦齋居士(村井弦斉)『血の涙』(春陽堂/明治29年)
――ボロボロだったけど、弦斉の小説はいきなりSFになったりするからなあ。
古本者の諸兄とお茶。古書目録を眺めながら濃い古本話。
同じ喫茶店で、ブックスサカイ深夜+1の店長A氏と待ち合わせ。
探書依頼されてた古本を渡し、代わりに一昨日買うはずだった新刊を受け取る。
○ポール・アンダースン『地球帝国秘密諜報員』(ハヤカワ文庫SF/2006年)
――半世紀前に発表されたスペースオペラ。浅倉久志訳。こいつぁ楽しみだぜ。
帰宅すると本届く。
○『夢みる街の新・モノ語リ』(新日鉄/2005年)
――昨年入手した新日鉄の広報文庫の、最新巻。鉄がテーマのSF絵本です。文庫資料。
締切より遥かに早く「本の雑誌」連載コラム「北原バカ本道」執筆。なんて偉いんだ。
2/4(土)テリー・プラチェット『ゴースト・パラダイス』読了。
英国のSFファンタジイ作家による幽霊小説。とても巧い作家だなあ。
来客のため片付け。こうしてお客さんに来てもらって、
ようやく少しずつ片付いていくのでありました(笑)。
それでも、まだまだダンボール箱山積み。
客人は本関係での知り合いではないのに、なんと都筑道夫にやたら詳しいことが判明。
都筑談義に花が咲く。
2/5(日)近所を散策。ついでに古本屋。前日の都筑談義に触発されて。
○都筑道夫『こんばんは幽霊です』(桃源社/1980年)
――少年向けミステリ集。本の雑誌社の『都筑道夫少年小説コレクション』に
全部入ってるかもしれないが、まだ一部発掘できてないし(笑)。
2/6(月)とても寒い。外出するつもりだったが、急用ではないので取り止め。
「本の雑誌」掲載の「古本者の引っ越し記」改訂(短縮)作業。
体重がほぼ入院前ぐらいに戻った。それはいいけど、体脂肪率がその時よりも
上になってしまった。やだなあ。
体重を増やすため、一日当たり明らかに入院前以上に食べてきたから、
気を付けないと前よりも太ってしまうぞ。ひぃぃぃぃ。
2/7(火)天気予報で15度になるとか言ってたが、上がりゃせず寒い。
映画『オリバー・ツイスト』鑑賞。これは傑作!
ヴィクトリア朝ロンドンはしっかりと描かれてるし、流石ポランスキー監督。
ワトソン役者も出演してるし、シャーロッキアンは必見。
2/8(水)病院へ。
今日こそ暖かいので、自転車に乗って。
血液検査。結果を待って診察。どきどき。
結果は……もう通院しなくてよくなりましたっっ!!
数値的には「ほぼ完治」。γ-GTPとLAPの数値が、わずかに平常値から
はみ出しているために一応「ほぼ」ですが。
(もう偏頭痛は出ていませんが)薬も飲めるし、お酒も少量ならOK。
肝臓は良くなるまで時間がかかるので油断はできないものの、これで一安心。
これにて「自宅療養」期間も終了!
で、今回もやっぱり、検査待ち時間にブックオフ。
○小森香折『声が聞えたで始まる七つのミステリー』(アリス館/2002年)
――ミステリというより幻想風短篇集。「ミステリーゾーン」か。
2/9(木)図書館で調べ物。ついでに古本屋。
○『僕が就職に関して考えている、2、3のことがら』(オートバックス文庫/1996年)
――車のオートバックスセブン発行。○○文庫と銘打ってるとこがマル。文庫資料。
2/10(金)神田の古書即売会へ。掘り出し物が安く出ることがあるので
大人気なA書店の棚は、あっという間に黒山の人だかりで、辿り着けず。
結局収穫のないまま、古本者の諸兄とお茶。
解散後、即売会に舞い戻ってA書店の棚へ再挑戦。
○大塚講話会『実演お話集 第三巻』(隆文館/大正11年)
――あの世へ行く「極楽見物」、少年が鯛と烏賊の戦争に参戦する「真珠の玉」他。
第二巻は5年前に入手している模様。
○町田佐熊編『鹿児島語と普通語』(吉田書房/明治38年初版・大正11年訂正増補)
――鹿児島弁−標準語辞典。鹿児島語で「ほっとした」は「うんざりした」の意だとか。
会話文もあるが「普通語」の段階で既に古臭くて笑える。版元も鹿児島。
鹿児島の怪異譚「大石兵六物語」の一部も附録として収録。
○狸崎巡一郎編『天鵞の肉』(発行所不明/大正14年?)
――蔵印と共に「稀覯本」とハンコが。稀覯本と言われちゃ、買わないとね(笑)
支那古典・日本古典・日本現代のえろ小説と支那えろ文献を収録。かなりいい感じ(笑)
○『探書マンスリー』(新府書房/1948年6月号)
――要約雑誌。「わが輩は蛔虫である」掲載。
よしだまさしさんの『姿三四郎と富田常雄』をゲラで読了。これが予想以上に面白い!
「へ〜そうだったんだ」の連続でした。
夜、近所で見つけた沖縄料理店(というか沖縄居酒屋)へ。
数ヶ月ぶり、久っびさのビールはオリオン。
……ああっ、ちゃんと美味い! 治ったんだぁっ!
2/11(土)高円寺の古書即売会へ。
○巌谷小波『黄金の船』(生活社/1949年)
――胡桃の殻の飛行船に乗って極地へ行くSFファンタジイ「小北極探検家」収録。
古本者の諸兄とお茶。解散後、高円寺の古本屋をうろうろ。
○『ひらめき天才パズル』(3年の学習2000年1月号付録)
――名探偵推理パズルの項でシャーロック・パズ〜ル登場。それだけ。文庫資料。
○畑?『神さまといっしょに』(金光教東京ペンクラブ/1989年)
――宗教系文庫資料。「フジ三太郎」のサトウサンペイ画。信者なの?
○迎千恵子『現代神隠し草子』(現代文学刊行会/1980年)
――自費出版らしい小説。SFのようでもあるので『SF奇書天外』増補用に。
とある古本屋の店内で、SF評論家の牧眞司氏とばったりお会いする。
古本者のすることは、みな同じか(笑)。
駅前の横断歩道のど真ん中で、堂々と立小便してる人を目撃。
きっ、キ○ガイ?
ああ、びっくりした。
予約していた目白の整体へ。ほぐされる。
帰路、乗り換えで電車待ちしてると、前に並んでる人が見覚えのあるデザインの本を
読んでいる。
覗き込むと、異形コレクションの『ロボットの夜』。
しかも開いてるのは、北原尚彦「人造令嬢」のページではないか!
ああ、びっくりした。
異形コレを読んでる人に遭遇するのも初めてなのに、拙作を読んでるのを目撃するとは。
読んでる人も、まさか作者が背後霊のように後ろから覗き込んでいたとは思いもよるまい。
今日はいろいろと、びっくりの日でありました。
2/12(日)神田の古書即売会(金曜のとはまた別な会)があったが、
三日連チャンになってしまうのでさすがに自粛。
今度の水曜には池袋西武で古本市があることだし、昨日までの四日間は古本買いっ放
しだったし。
で、家に籠って仕事。数日前から手をつけた、次の古本エッセイ集を執筆。
2/13(月)色々と本届く。
○朝松健『暁けの蛍』(講談社/2006年)
――謹呈本。朝松氏お得意の室町幻想物。一休と世阿弥の物語。朝松さん、多謝。
○コナン・ドイル『ガードルストーン商会(上)』(エミルオン/2006年)
――百部限定のドイル全集最新刊。着々と第8巻。
山田正紀『早春賦』読了。SFでもミステリでも高く評価される山田正紀の時代長篇。
沖縄居酒屋で夕食。
2/14(火)堀英男『首なし男』読了。童話……なのだが、非常にヘンテコな話。
謹呈本届く。
○水田美意子『殺人ピエロの孤島同窓会』(宝島社/2006年)
――このミス大賞特別奨励賞受賞作。作者は応募時、なんと12歳!
2/15(水)今日は暖かいのでスタジャンにしたら、それでも暑いほど。
池袋西武イルムス館の古本市へ。
○くれなゐ山人『頓智の十返舎一九』(いろは書房・いろは文庫/大正7年)
――立川文庫の亜流の、講談系文庫資料。
古本者の諸兄とお茶。別れてから、文庫一冊ではなあ、と会場に舞い戻る(笑)。
○ケヴィン・ノース『白亜の館の処女』(明文社/1974年)
――私立探偵がセックス教団へ潜入捜査するハードボイルド(?)ポルノ。
イラストはエロ劇画の大家・笠間しろう。同じ叢書の別な本も持ってるぞ>俺。
○斉藤たけし『まほうの王子』(児童憲章愛の会/1963年)
――童話絵本なのだが、どうもテイストが妙。某アニメ映画そっくりの絵もあるし。
……ううむ。
自分なりに欲しい古本を買っているのだが、どうしてこうショボいのか。
もっと、他の人も羨むような本を買いたいと思っているのだが。
今日わたしが買った本を「是非欲しい」という人は、果たしているのだろうか?
2/16(木)雨模様で、一転して寒さが戻る。
「週刊新潮」用書評執筆。
「本の雑誌」掲載予定の「古本者緊急引っ越しレポート」ゲラ届く。
宮原静一『乙女よ清くあれ』読了。昔の仙花紙本の少女小説。戦後の混乱期が舞台。
2/17(金)今週末は古書即売会がないので外出せず仕事。
「古本者緊急引っ越しレポート」ゲラ校正。古本エッセイ集も執筆。
2/18(土)『SFが読みたい!2006年版』ようやく届く。
旧住所に送られて、一度戻ってしまったらしい。
夜、近所の気になっていたバーへ。モルトのボトルケースが並んでいたので。
久っびさのモルト。ああ、ちゃんと美味い! 店のマスターとモルト談義に花が咲く。
2/19(日)原稿執筆。合間に翌日の準備。
2/20(月)喜国雅彦氏が来訪。
本棚探偵ご本人の手から本棚制作をご指導頂き、ウチの本棚を共同制作。
詳しくは喜国氏の本棚探偵シリーズ新作『本棚探偵の生還』を刮目して待つべし!
お土産に古本を頂く。指導してもらう側がお土産もらってどーする(笑)。
○井川敏雄『少年科学探偵 呪ひの宝石』(一星社/1947年)
――仙花紙の児童向け探偵小説。とても怪しい。とても嬉しい。ありがとうございます!
謹呈本届く。
○よしだまさし『姿三四郎と富田常雄』(本の雑誌社/2006年)
――十日前にゲラで読了済み本の現物。ありがとうございます。
2/21(火)サンシャインシティ大古本まつりで池袋へ。
○富塚清『三代の科学』(弘学社/1945年)
――最初の一列目で、数年来の探求書を発見! アドレナリンが全身に溢れる。
科学者が終戦直前に発表した、知られざる古典SFなのである。
○スーヴェストル&アラン/久生十蘭訳『ファントマ』(南柯書房/1975年)
――フランスの古典的犯罪小説。元版ほどではないが、この版も今や珍しい。
○『世界名作コミックス』(小学四年生1977年4月号付録)
――「シャーロック・ホームズの冒険 六つのナポレオン」収録。
新宿へ。某大書店で新刊。
○ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』(国書刊行会/2006年)
――ウルフの傑作中短篇集! これは嬉しい。<未来の文学>シリーズ第二期。
映画『THE 有頂天ホテル』鑑賞。大いに笑わせて頂きました。
特に伊東四朗の怪演がスゴかった。
アヒルのダブダブの声が山寺宏一というのもナイス。
なにせディズニー公認のドナルドダック声優ですから。
2/22(水)謹呈本届く。
○アーサー・コナン・ドイル『スターク・マンローからの手紙』(国書刊行会/2006年)
――買おうと思っていたら訳者の田中氏から戴いてしまった。ありがとうございます。
2/23(木)朝松健『暁けの蛍』読了。一休と世阿弥が出会う、幽玄な室町幻想小説。
謹呈本届く。
○ロビン・ホブ『真実(ヴェリティ)の帰還〔上・下〕』(創元推理文庫/2006年)
――異世界ファンタジイ「ファーシーアの一族」シリーズ第3弾。
2/24(金)神田の古書即売会へ。
○荘司あや『童話 星の王様』(大翠書院/1946年)
――『星の王子さま』でなく、王様(笑)。挿画は、当時大人気だった藤井千秋。
1頁欠ゆえ、タダみたいな超格安でした。
○魚木五夫『ペニー・ブラック物語』(日本郵趣協会/1970年)
――世界初の切手の話。ヴィクトリア女王の横顔のやつです。ヴィクトリアン資料。
今日の古本代は電車賃より安いや、とぼやきつつ、古本者の諸兄とお茶。
森英俊氏に「古書モールのガラスケースに古いホームズがありましたよ」と言われ、
見に行ってみる。うっ、見たことのない版だ。……買ってしまいました。
という訳で、今日の古本代は一気にケタが増えてしまいましたとさ。
○コナン・ドイル/加藤朝鳥訳『全訳 シャロック・ホルムス』(芳文堂/大正10年七版)
――加藤朝鳥訳にはバージョンが幾つかあり、これは三巻本の合本版(函付)。
2/25(土)今日は高円寺の古書即売会にはアサイチでは行かず。
午後、外出の用事があったので、そのついででいいやと思って。
というわけで、午後に途中下車して高円寺へ。
○名古屋郷土教育研究会編『絵とお話』(三明社/1947年)
――名古屋の「子供の郷土文庫」。七五調の電気くんの歌が楽しい。
「ぼくは電気だ えらいんだ。名古屋でみんなが おまちかね。」ってな調子。
某作家の作品が並んでいて、わたしの欲しい本だけ抜けている。
むむっ、アサイチで来ればあったのかも……とか煩悶してしまう。
古典SF研究会の例会で神保町へ。久々なので遅くまで話し込む。
2/26(日)雨模様。図書館へ行く予定だったが延期。家に籠る。
雫井脩介『クローズド・ノート』読了。
恋愛小説だが推理作家が書いてるのでミステリ的要素もあり。
2/27(月)「SFマガジン」600号記念特大号届く。
オールタイムSFアンケートには参加しております。
図書館へ。都立図書館収蔵書をリクエスト。
ついでに古本屋。
○手塚治虫『ビス・ビス・ビス星ものがたり』(河出書房新社/1990年)
――大昔に出てたのは知ってるが、復刊されてたとは知らなんだ。それも16年も前。
2/28(火)映画『フライトプラン』鑑賞。予告で設定を知って、どう着地するのかと
思っていたら、そうきましたか。悪くはないが、やや詰めが甘いか。
ネット注文の古本があちこちから届く。別々な日に来てくれた方が楽しめるのに(笑)
○『学習図鑑 新宇宙探検』(児童憲章愛の会/1969年)
――表紙は『2001年宇宙の旅』。旧『宇宙探検』は持ってる。
これをわざわざ新旧揃えたやつはそうそうおるまい(笑)
○富塚清『面白くて為になる科学童話 まき割り』(世界文化協会/1946年)
――科学者が書いた科学童話。SFではないが『十五少年』などに言及あり。
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1/1(日)元旦。あけましておめでとうございます。
かえすがえすも、病院ではなく自宅で正月を迎えられて良かった〜。
今日も電車に乗って外出。出先で古本屋をのぞくが、買う物ナシ。
リヴィエール&ウィトコップ『グラン=ギニョル 恐怖の劇場』読了。
恐怖劇の歴史解説書を期待してたら、恐怖という概念そのものの研究がメインでした。
これはこれで興味深く読んだけれども、ダイレクトな小説用資料にはなりませんな。
1/2(月)雨も降っているし、今日は外出せずに寝正月。
退院直後は痩せ細ってて、体重が「一線」以下(「女の子かよ」ってやつ)となっていたが、
それをようやく超えることが出来た模様。よしよし。
夜、やや偏頭痛。こっちもなかなか完治しないねえ。
ホントは水泳が一番なんだが、今の体力じゃ泳げないのです。
1/3(火)例年なら今日あたり実家へ親族が集まるのだが、
わたしの体調が万全でないこともあり、今年はとりあえず延期。
で、今日も寝正月でごろごろ。
……「安静」だから、正月だろうとなかろうと、ごろごろしてたんですけどね。
1/4(水)世間様は仕事始め。
わたしは本買い始め。と言っても、年末にネット注文した新刊が届いたのだが。
○『私のこだわり人物伝 江戸川乱歩 山田風太郎』(日本放送出版協会/2005年)
――NHKのテキスト。番組は入院中に始まってたため第3回からしか録れなかった。
期限切れ直前のポイントがあったので、それで買いました。
『都筑道夫少年小説コレクション(3)蜃気楼博士』読了。表題作の見事なトリック!
後半のフォト・ミステリー(芸能人多数出演)もよくぞ写真まで再録してくれました。
千葉真一と森進一が使用許可してくれなかったため、全写真は収録されず。惜しいね。
それにしても高木彬光『人形はなぜ殺される』といい、奇術ミステリばかり読んでるな。
次は泡坂妻夫でも読みましょうか。
1/5(木)髪を切りにいきつけの美容室へ。つまり以前住んでいた街まで赴く。
ついでに本屋へ。
○二階堂黎人『カーの復讐』(講談社・ミステリーランド/2005年)
――入院直前の11/26に買い損なった本、ようやく入手。このタイトルでなんと
怪盗ルパン物、しかもイラストは喜国雅彦氏。さあ、ミステリファンはみんな買いに走れ!
いきつけの古本屋回り。無沙汰&新年の挨拶。で、いよいよ古本始め。
○『ミッキーマウスのアウトドアブック』(麒麟麦酒株式会社/1980円)
――ジュースの景品らしい「キリンレモン文庫」。非売品らしいが、製作は講談社。
1/6(金)新宿京王古本市だが、まだ人混みを避けて、自粛。
江戸川乱歩『猟奇の果』読了。うり二つの人間がいるかも、という乱歩得意のモチーフ。
但し中島河太郎先生の解説にもある通り、前半と後半がちぐはぐ。
1/7(土)高円寺の古書即売会は、やっぱり自粛。
その代わり、電車に乗って整体へ。久々にほぐされる。
二階堂黎人『カーの復讐』読了。うまく少年向けルパン小説の雰囲気を出している。
密室物だがジョン・ディクスン・カーとは無関係です。
1/8(日)近所の神社をハシゴして初詣。祈願の第一はもちろん「健康」。
ネット注文の古本届く。
○岡成志『イヴと蛇の恋』(春陽堂書店/1938年)
――戦前のユーモア全集中の短篇集。「九十九年後の神戸見物」がSF。
表題作及び「桃太郎と鬼」も広義のファンタジイ系。
梨木香歩『沼地のある森を抜けて』読了。ぬか床ファンタジイ。
成程、「本の雑誌」他あちこちでオススメされてるだけのことはある。
1/9(月)世間様は3連休。今のわたしには、あまり関係ないけど。
買い物ついでに自転車で近所を探索。和菓子屋を発見。バター入どら焼きが絶品!
山田風太郎『青春探偵団』読了。ヤングアダルト向けミステリ。トリックはたわいない
ものもあるが、天才・山田風太郎の手にかかると面白くなるからズルイよなあ。
仙台の乳児誘拐事件報道を見る。主犯の男のことを近所の人が「昼間からぶらぶらしてる
人だった」とコメント。わたしも隣人にそう思われてるかも(笑)。
1/10(火)ゆるゆると仕事などしてみる。
吉祥寺へ出て昼飯&買物。ついでに古本屋。
○串田誠一『弁護士 響大介 違憲判決』(マイストロ/1999年)
――聞いたことない作家、聞いたことない版元のミステリ。もう一冊出てる模様。
○高輪茂『桃尻探偵美沙子汢キ泉旅館コンパニオン凌辱殺人事件』(ヘルハウス/2004年)
――えろ作家によるエロ推理小説。いいタイトルだなあ(笑)。
泡坂妻夫『喜劇悲奇劇』読了。『人形はなぜ殺される』『蜃気楼博士』に引き続き
(他の本も間に挟まったけど)奇術ミステリ。メイントリックは判りました!
でも本書のもうひとつの主眼は「回文」。上から読んでも下から読んでも、ってやつ。
インスパイアされて北原もひとつ。「台風ごうごう吹いた」。……おそまつ。
1/11(水)年明け初めての、通院の日。
血液検査の結果、数値の大部分が平常値だが、幾つかは未だややオーバー。
かなり良くなってるが完治ではないとドクターに言われる。
よって、まだ通院が必要で、少なくとも最低あと1か月は酒を呑めず。残念。
但しEBウィルスによる肝機能障害は、歳をとって発病すると(そう言われた――笑)
慢性になる場合があるのだが、その可能性はなくなったという。ホッ。
また運動もある程度はOKとのこと。とりあえず「安静」は解禁。
よーし、次の古書即売会には行くぞ!
偏頭痛はだいぶ治まってきているが、薬の服用もOKが出た。
病院の近くにブックオフがあるのを知っていたが、入院中は抜け出して行ったりは
しませんでした。で今日、血液検査〜診察の待ち時間、遂にそこへ行ってみた。
○テオドル・シュトルム『たるの中から生まれた話』(福武文庫/1990年)
――19世紀ドイツ作家のファンタジイ。福武文庫自体がとうに絶版になってます。
もう一冊、珍しくサンリオSFが100円で転がってたので、ダブリだが買っておく。
横溝正史『血蝙蝠』読了。戦前発表の短篇を収録。「二千六百万年後」はなんとSF。
「目覚めたら未来だった」というパターンで、未来へ行くにはよく眠る「睡眠力」が
必要だという。それなら、わたしにも自信はあるぞ(笑)。
夜、月イチの本好き会合だが、まだ完治ではなかったのでパスする。酒呑めないしね。
よしだまさしさんのサイトの日記を読むと、わたしより後から入院&退院したのに、
もうテニスをしたとか、酒を呑んだとか、京王古本市へ行ったとか書いてある。
そもそも病気が違うとはいえ……いいなあ。
1/12(木)「本の雑誌」連載コラム「北原バカ本道」執筆。
梨木香歩『丹生都比売(におつひめ)』読了。
1/8読了の『沼地のある森を抜けて』が面白かったので。
こちらは古代史ファンタジイ。文章に力のある作家だと実感。
1/13(金)遂に古本市解禁!! 昨年11月以来となる、神田の古書即売会へ。
……ああ、やっぱり即売会は楽しいなあ。
○正木不如丘『山國』(春陽堂文庫/昭和14年)
――医者で探偵小説作家の人の短篇集。超格安。
古本な方々とお茶&無沙汰の挨拶。古本の話ができるのが、すごく嬉しい。
M氏から古本を譲って戴く。
○モーリス・ポンス『マドモアゼルB』(早川書房/1976年)
――フランスの幻想怪奇アンチミステリ。小泉喜美子が絶賛したらしい。
わたしがいない間に開店した古本屋をM氏に案内して戴く。
実は『山國』もM氏に見つけてもらったもの。今日はほんとに有難うございました。
帰宅後、背が少し壊れてた『山國』を補修。こういう作業も久々。楽しい。
田中啓文『落下する緑』読了。ジャズミステリ連作短篇集。
ジャズを知らなくても(わたしのように)十分に楽しめます。
1/14(土)図書館へ資料返却。今回は延滞してません。
ついでに古本屋。
○カレル・チャペック『マクロプロス事件』(八月舎/1998年)
――「ロボット」という言葉の生みの親による、不老不死テーマのSF戯曲。
この本、新刊の時に買いそびれて以降見かけず、ずっと探しておりました。
本書は絶版だが、同社から本作を含む『チャペック戯曲全集』が刊行予定。欣快!
ヤナーチェクによりオペラ化されてるが、調べたら宝塚の『不滅の棘』もこれが原作なのね!
イモヅル式に色々と判明する、こういう調べ物って楽しいやね。
雨がぱらついてきたので慌てて帰宅。まだ体調が万全でないのに風邪ひいたら大変だ。
窓から外を見る。自分が濡れなければ、雨が降るのを眺めるのは大好き。
テオドル・シュトルム『たるの中から生まれた話』読了。『みずうみ』で有名な作家。
1/15(日)謹呈本届く。
○海堂尊『チーム・バチスタの栄光』(宝島社/2006年)
――「このミス大賞」受賞作。わたしが一次選考で選びました。
A・フォン・フォイエルバッハ『カスパー・ハウザー』読了。
19世紀(ヴィクトリア朝のちょい前)ドイツで忽然と現れた謎の若者の実録。
意図せずして、福武文庫(それもドイツもの)が二日連続してしまいました。
1/16(月)新宿へ出て買物。まだ人混みに慣れず、疲れてしまう。
某大書店で新刊。
○柳広司『吾輩はシャーロック・ホームズである』(新潮社/2005年)
――刊行は12月だがようやく現物を確認。英国留学中の漱石が自分をホームズだと
思い込んでしまう、というホームズパロディ。わたしは読んどかんとまずいっしょ。
帰宅するとネット注文の古本が届いている。
○オットー・シュタイガー『泥棒をつかまえろ!』(佑学社/1988年)
――スイスの児童向け推理小説。インドの『盲目の目撃者』(12/23の日記参照)
といい、佑学社は色々な国の児童ミステリを出してるなあ。倒産したけど。
1/17(火)引越しで本の箱詰めを手伝ってくれた友人が遊びに来る。
箱開けにも参加したいとのことで(笑)全部開けないうちに来てもらった。
重い本の箱を持ち上げて、右肩を傷める。まだ無理は禁物ってことか。
ずいぶん開けたが箱はまだずいぶんと残っている。結局、友人は泊まっていくことに。
1/18(水)友人をせっかく泊めたので、もうひと働きして戴く(笑)。
だがそろそろ、本をどう書棚に納めるかというパズルになってきており、
作業はなかなか進まず。という訳で、未開封の箱はまだまだ残ったまま。
永嶋恵美『一週間のしごと』読了。幼馴染が子供を拾ってきたばかりに
事件に巻き込まれ……という青春ミステリ。
深夜、資料の発送忘れに気付き、慌ててコンビニへ走る。
発送後、ヘンな本を売っているのに遭遇。
○『推理クイズであなたの脳を活性化!』(アントレックス/発行年不明)
――明智小五郎・ホームズ・ポアロになりきって事件を解こう、という推理クイズ。
でもホームズ篇もポアロ篇も舞台は日本。巻末の「世界の推理小説 物知りクイズ」は
滅茶しょぼくて笑えるし。表紙には「ふぁみまコンテンツ」とあるので、ファミマで
しか売ってないのかも。さあ、ミステリ書痴はファミリーマートへGO!
1/19(木)体重が戻って(増えて)きているのはいいとして、体脂肪率が
結構上がってしまった。まあ、食べる一方で運動を控えてたから当然だが。
そろそろ、身体に負担はかけぬよう体系的にトレーニングしないと。
柳広司『吾輩はシャーロック・ホームズである』読了。うーん、わたしの好みとは
全然違って楽しめず。がっかり。もっとユーモア風のを期待してたんだが。
でも辻馬車を「タクシー馬車」って、昔の児童書じゃあるまいし。
1/20(金)五反田と神田の古書即売会をハシゴ。ハシゴできるほど回復しました。
○菅原有一『女王陛下のラブレター』(秋元文庫/1975年)
――秋元文庫はSFばかり気にしてたけど、ミステリもあったんだよね。
若き日本秘密諜報部員・多門正人が活躍するシリーズ第一弾。
○『中一時代』(旺文社/1977年1月号)
――手塚プロの平賀才佐によるマンガ版「名探偵ホームズ対怪盗ルパン」掲載。
他に宮敏彦の写真推理「写真スタジオNo.3」(林寛子出演!)も掲載。
ウォルター・デ・ラ・メア『なぞ物語』読了。昔の英国の作家の短篇集。
1/21(土)朝起きると、一面の雪、雪、雪!
雨を眺めるのも好きだが、雪が降るのを眺めるのも好き。
まあ、後者はわたしに限らないだろうけど。
午前中にでも降り止むかと思った雪が、そのまま降り続ける。これは困った。
夕方から「このミス大賞」パーティで外出しなければならなかったのだが、
当方、なにしろ体調が体調なもので、雪の中を出かけるのは不安だ。
わたしが一次選考で選んだ末、大賞を受賞した作品(1/15の謹呈本参照)の作者、
海堂尊氏に挨拶したかったのだが、結局、申し訳ないが欠席させて戴く。
オットー・シュタイガー『泥棒をつかまえろ!』読了。
スイスの「児童向け」推理小説にもかかわらず、社会派とも言える重いテーマの作品。
ネット注文の古本届く。
○中山四郎『迫り行く日露再戦』(新光社/昭和7年)
――架空戦記SFを書いてる人なのでこれもSFかと思ったら違った。
巻末の付録小説「過去の日露戦争秘史二、三」は伊藤博文や児玉大将が登場し、
まあまあ面白そうだ。SFじゃないけど。
1/22(日)夕刻外出すると、路面が凍結しており足元が危ない。
母方の伯父の通夜で、川崎方面へ。
伯父は東大出身で、防衛庁の局長など国の省庁で重職を歴任し、
その後も大企業で働いていたというエリート。
わたしのような無頼の輩(笑)とは正反対である。
宮沢喜一元内閣総理大臣をはじめ、大臣・長官・事務次官などから花が
たくさん届いていた。翌日の葬式では、誰だか大臣も来ていたらしい(伝聞)。
子供の頃のイメージしか残っていない従兄弟たちと久々に再会。
みんなすっかり大人になっている。
叔父・叔母からすればわたしも「あの尚ちゃんがすっかり大人に…」なんだろうけど。
小学生の姪っ子(兄の長女)も、久々(二年ぶり?)に会ったら大きくなっているし。
お清めの酒はまだ飲めず。
1/23(月)「本の雑誌」掲載予定の「古本者の引越し(仮)」執筆(途中)。
なにせ、ネタがあまりにも色々とありますもので(笑)。
戸川昌子『火の接吻』読了。
翻訳され海外でもベストセラーとなっただけのことはある傑作。
1/24(火)ネット注文の新刊届く。
○横田順彌『勉強してはいけません』(講談社青い鳥文庫/2005年)
――わたしがバタバタしてた間に出てた。児童向けSFです。
謹呈本も届く。
○アレン・カーズワイル『レオンと魔法の人形遣い〔上・下〕』(東京創元社/2006年)
――『驚異の発明家の形見函』の作者による学園ファンタジイ。
○マーセデス・ラッキー『失われし一族〔上・下〕』(創元推理文庫/2006年)
――異世界ファンタジイ「ヴァルデマールの風」第2部。
仁木悦子『銅の魚』読了。今は亡き女流推理作家の傑作短篇集。
仁木兄妹のシリーズが有名ですが、本書は非シリーズ物を集めてあります。
自転車で引越し前の街へ。行きつけの料理店や古本屋へ顔を出す。但し買う本はナシ。
1/25(水)新宿伊勢丹の催事サロン・ド・ショコラへ。
ついでに新宿で昼食。
小田急百貨店で大北海道展もやっていたので、つい覗いてしまう。
「本の雑誌」掲載予定の「古本者の引越し(仮)」執筆(続き)。
1/26(木)引越し&入院で滞っていた諸用事を片付けるため役所へ。
ついでに書店でコミックス購入。
○もとなおこ『Dearホームズ(1)』(秋田書店/2006年)
――雑誌掲載時に全号買ってるけど、単行本化されたらまた買うのである。
1/27(金)神田の古書即売会へ。
○ウィリアム・ル・キュー『ピムリコの医師』(中学時代一年生1962年8月号付録)
――付録文庫の割とレアなミステリ。
○森田富義『風嘯雨哭 牛鬼蛇神』(朝日書房・北狄異聞社/昭和5年)
――支那の怪異譚集。発行元(の片方)は大連市なのでちょっと珍しいかも。
会場で待ち合わせた喜国雅彦氏を含め、古本な方々とお茶。
古本女王様から同人誌を譲って戴く。
○『黒死館逍遥』第一号・第二号(素天堂文庫/2005年)
――小栗虫太郎『黒死館殺人事件』の貴重な研究誌。
喜国雅彦氏と神保町を少々うろついた後、お見舞いということで我が家へご来訪戴く。
もう古本市へ行ってる奴に、お見舞いってのも何ですが(笑)。
まだ全部収まりきっていない蔵書をネタに、延々と古本話。
最近ネットで買った古本ということでインドの児童ミステリ『盲目の目撃者』を
紹介したら「これじゃ甲賀三郎じゃん」とおっしゃる。
おおっ、それを一発で分かって戴けて、とても嬉しいです。
ちょっとだけでもホームズ関係であるがゆえに買ってしまったくだらない本について
「これは捨ててもよし」などと裁定戴く(笑)。
まだ開いてなかった箱も、幾つか開ける。
ひゃあ、喜国さんに本を運ばせてしまったよ。
本当に、ありがとうございました。
1/28(土)昼頃起き出して、窓から差し込む午後の日差しを浴びながら、
紅茶を飲みつつ優雅に食事……とかしてて、ハタと気が付く。
今日は高円寺の古書即売会があって、アサイチで行くつもりだったんじゃん!
目覚ましをかけてないどころか、すっかり忘れておりましたよ。
というわけで、午後からゆるゆると出かけることに。
会場には知り合いは誰もおらず。当たり前か。
どうせペンペン草も生えているまい、と思ったが、わたししか触手――じゃなかった
食指の動かないような本を発見。
○『5年の学習』(学研/1961年5月号)
――カミ「名たんていホルメス」掲載。学習誌にカミを載せるとはね。
SF風科学解説「あなたも火星たんけん隊員」も掲載。
M・スパーク『ポートベロー通り』読了。英国の女流作家による「幻想小説」と
言うより「幻想味のある文学」ってところ。
「週刊新潮」用書評執筆。
1/29(日)友人たちを招き、ちょっと遅い新年会。
長年の間に蓄積したホームズグッズ(本以外)やポスターなどを披露。
「なんでそんなものまで」と呆れられる。自分でも忘れてたモノとかあったし。
お土産に古本を戴く。Nさん、Iさん、ありがとう、ありがとう。
○ジャック・フィニイ『バターより銃』(早川ポケミス/1966年)
――おおっ、これはずっと探していた本! ほんとはニコラス・フリーリング作だが、
製本時のエラーで初版だけフィニイ作になってしまってるのだ。
○北方謙三『彼ら』(集英社文庫/発行年不明)
――非売品。宣伝だが企画だかで配布されたものらしい。表紙の写真がシブイ(笑)。
○エマ・ダーシー『愛のゲーム』(ハーレクイン・イマージュ/1999年)
――非売品。アンケート用の配布品らしい。
○平松おさむ画『【まんが現代史】湾岸戦争の真実』(小学六年生1991年6月号付録)
――小六の付録に、しかもマンガで湾岸戦争! へえ〜。
皆で映画『CASSHERN』を鑑賞。……真面目に観てる人は少なかった。
続いてTV『劇的ビフォーアフター』の「本に埋もれた家」を鑑賞。
「たった四千冊じゃん」「こち亀があった!」と皆でツッコミを入れまくり、
こっちの方が盛り上がりました。
1/30(月)2月から灯油が値上がりするというのでGSへ買いに行く。
ついでに古本屋を覗くが、買うものナシ。
横田順彌『勉強してはいけません』読了。『宿題のない国 緑町三丁目』の増補作。
1/31(火)「古本市場」の500円割引券が今日までなので自転車で出掛ける。
午後から雨だというので、午前中に出発。
○『抗菌の絵本 ぼくがキラミックマンになったわけ』(INAX/1996年)
――「抗菌」の概念を啓蒙する絵本。最後でSFになります(笑)。
○テリー・プラチェット『ゴースト・パラダイス』(講談社文庫/1994年)
――「ディスクワールド」の作者によるゴーストストーリー。
○ミルチャ・エリアーデ『ホーニヒベルガー博士の秘密』(福武文庫/1990年)
――ソムニウム叢書版は持ってたけど、この版も既に絶版なので。
以上とあと一冊人に譲る本を加え、525円。払ったのは税金分25円でした(笑)。
店を出ると雨がぱらつき始めてる。すぐ近くの別な古本屋へは寄らず、慌てて帰宅。
……うわ。なんもしないうちに今年もひと月終わってしまった。
いや、「なんもしない=自宅療養」をしてたんですけどね。
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