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【2008年】 

12/1(月)今年もあとひと月で終わりである。ううむ……。
実家へ。喪中葉書の宛名印刷。かつては父が全部やっていたので、母にはできないのです。
パソコン内の名簿を探したり、ちょっとタイヘンでした。
ついでに納戸の蔵書サルベージ。
・野田昌宏編『四次元への飛行』(酣燈社/1977年)
 ――航空SFアンソロジー。筒井康隆「五六八航空」がサイコー。
・坂口安吾『能面の秘密』(角川文庫/1976年)
 ――安吾の推理小説短篇集。

12/2(火)終日仕事。短篇集の手直し作業&翻訳、そして翌日の準備。

12/3(水)鎌倉で古本屋巡り。湘南モノレールや江ノ電にも乗りました。
収穫はやや少なめ。詳細は後日。
古本屋巡り後、所用で本牧へ。横浜で天麩羅茶漬を食して帰宅。

12/4(木)前日の鎌倉古本旅原稿執筆。
謹呈本届く。
○沢上水也『プライベート・ポリス』(徳間デュアル文庫/2008年)
○森橋ビンゴ『ソウルソードスーパースター〔上・下〕』(徳間デュアル文庫/2008年)
 ――デュアル文庫、最新刊。

12/5(金)晴れたり雨が降ったり強風が吹いたりと、荒れ模様。
鎌倉古本旅続き。
「2008ミステリーベスト10」掲載の「週刊文春」12月11日号届く。
今年は例年より早いのね。
わたしが選んだ国内・海外5作ずつのうち、ベスト10入りしたのは国内2作、海外3作。
これは概ね例年通りでした。

12/6(土)青山劇場へ。篠原聖一バレエ・リサイタル『カルメン』リハーサルにお邪魔し、
差し入れ&ご挨拶。本番は明日だが、用事で伺えないので。
下村由理恵さんのカルメンは凄く素敵でした。
帰路、吉祥寺に寄り道して買物。

12/7(日)日本シャーロック・ホームズ・クラブ、年に一度の大発送作業に参加。
作業後、お決まりのオークションでオークショニアを務める。わたしもダブリ本放出。
自分の収穫は2点。
○『福尓摩斯 駝背人/頼盖特之謎』(2006年)
 ――中国のホームズ漫画。「背の曲がった男」と「ライゲートの謎」らしい。 
○(DVD)『名探偵コナン 女子高生探偵 鈴木園子の事件簿』(小学館/2008年)
 ――少年サンデー特製DVD。ジャケの鈴木園子がホームズスタイル。
E氏からフランス土産の本を頂く。
○Michel Amelin『SHERLOCK YACK』(Milan/2007年)
 ――児童書。ヤク牛のホームズ。なんじゃそりゃ。
○Milo Marana『GULLIVERIANA』(Humano/2007年)
 ――セクシーな女ガリバーのコミック。『HEAVY METAL』誌掲載の英語版は所持。
舞鶴土産も頂く。
○『「幻の肉じゃがレシピ」捜索ミステリー』(舞鶴市/2008年)
○『「幽斎の秘宝」探求ミステリー』(舞鶴市/2008年)
 ――舞鶴市のホームズイベントのパンフ。前者はパロディ仕立てになっている。
打ち上げ呑み会に参加して帰宅。

12/8(月)過去の古本旅原稿加筆。
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』読了。最新作を読むために一気に。
謹呈本届く。
○フィッツ=ジェイムズ・オフブライエン『金剛石のレンズ』(創元推理文庫/2008年)
 ――19世紀米国の幻想科学小説作家の短篇集。好きな作家なので嬉しい。

12/9(火)過去の古本旅原稿加筆。
謹呈本届く。
○『このミステリーがすごい! 2009年版』(宝島社/2008年)
 ――興味深い「隠し玉」情報が幾つか。アレとかソレとか出るのか!

12/10(水)本日、46歳になる。
転居前の街へ。久々に行く「池の屋」で呑む。美味し。
行きつけの「欧風料理 華」へも顔を出す。
更に行きつけの古本屋へ。誕生日プレゼントにと本を一冊頂く。
○コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬』(光文社文庫/2007年)
 ――新訳ホームズ全集、実は全冊揃っておりませんでして。

12/11(木)實吉達郎氏から古本がどっかり届く。
○アーサー・C・クラーク『宇宙島へ行く』(石泉社/1955年)
○レスター・デル・リー『火星号不時着』(石泉社/1956年)
○ケネス・ライト『謎の惑星』(石泉社/1956年)
○ハインライン『赤い惑星の少年』(講談社/1956年)
○ムーア『金星の謎』(講談社/1956年)
○ハインライン『宇宙船ガリレオ号』(講談社/1956年)
○アダモフ『海底五万マイル』(講談社/1960年)
○ベリャーエフ『両棲人間一号』(講談社/1957年)
○ハインライン『宇宙戦争』(講談社/1957年)
 ――古い児童向けSF。でも状態は……。動物学者・實吉氏のお宅は動物王国同然だったので、
ネコが本でツメを研いだりしていたのです。石泉社SFでツメ研ぎしないでくれー>ネコ。
○手塚治虫『燃える円盤』(鶴書房/1954年)
 ――状態が良ければ一番のレア本だが、背・裏表紙欠。
○『マンモス・ウエスタン第4集 任侠の血』(誠文堂新光社/1951年)
○『マンモス・ウエスタン第6集 アリゾナの決闘』(誠文堂新光社/1951年)
 ――アンソロジー「西部活劇叢書」。
海堂尊『ジェネラル・ルージュの凱旋』読了。最新作を読むための一気読みシリーズ。
神楽坂の料亭へ。宝島社主宰の「このミス大賞」選考委員慰労会。
二次会の途中で失礼する。
神保町へ移動し、日本古典SF研究会の忘年会会場を下見。

12/12(金)実家へ。色々と書類仕事。
ついでに納戸の蔵書サルベージ。
・『「S・Fマガジン」インデックス(1−100)』(S・F資料研究会/1980年増補改訂版)
 ――バックナンバーを揃えてもいなかったのに、背伸びして買ったんだよなあ。
・『別冊・幻影城 蒼井雄』(幻影城/1977年)
 ――戦前の探偵小説作家。結構スキ。

12/13(土)短篇集の手直し作業&翻訳。

12/14(日)短篇集の手直し作業&翻訳。
夜、呼び出されて焼き鳥屋で夕食。
お勘定の際、レジに置いてあった芝居のチラシをもらう。
ホームズ(らしき)人物がでかでかと描かれていたからだが、原作はシェイクスピア。
中身を確認しようにも、ちょうど本日が千秋楽。どんな芝居だったんだぁ〜。

12/15(月)新刊見本届く。
○森瀬繚/クロノスケープ編『シャーロック・ホームズ・イレギュラーズ』(エンターブレイン/2008年)
 ――ホームズ・パロディ総カタログ。自分はコラム3篇執筆&座談会出演。パロディ好きは必携。

12/16(火)古本旅、過去の写真を整理。
フィルム時代の写真が一部見つからず。捜索せねば。
本の雑誌社の編集氏来訪。打ち合わせ。
土産に新刊本を頂く。
○『おすすめ文庫王国2008年度版』(本の雑誌社/2008年)
 ――年末恒例、オススメ文庫ガイドブック。

12/17(水)朝から雨模様で寒い。
古本旅、地図の整理。……タイヘン。
ひと月、体重計に載っていなかったことに気付き、載ってみる。
年齢設定すら変えてなかった。46歳、初の計測である。結果は。
……ややマズイ。ちょっと気を付けよう。
謹呈本届く。
○實吉達郎『左ききのトリセツ』(グラフ社/2009年)
 ――シャーロッキアンでもある動物学者・實吉氏の左きき論。遂に来年奥付の本が。

12/18(木)所用で吉祥寺へ。
中道通りで「はらドーナツ」を買い食い。揚げ立てで美味。
謹呈本届く。
○早川書房編集部・編『天外消失』(早川書房/2008年)
 ――世界ミステリ全集『37の短篇』がベストセレクションでポケミス化!
収録作のひとつ「火星のダイアモンド」はホームズのSFパロディです。

12/19(金)実家へ。ひたすら書類仕事。タイヘン。
裏の物置をウン年振りに開ける。雑誌が突っ込んであるのだ。
……死にかけてる雑誌あり。いずれきちんと整理しないと。
とりあえず、必要なものを一冊サルベージ。
・『SFマガジン増刊 キャプテン・フュチャー・ハンドブック』(早川書房/1983年)
 ――小説部分は文庫で読めるようになったが、その他の部分は今でも貴重。当時、乏しい小遣いをはたいて新刊で買いましたよ。
遅ればせながら東野圭吾『聖女の救済』読了。なんというトリック!
謹呈本届く。
○『横溝正史探偵小説選?』(論創社/2008年)
 ――初単行本化の作品など収録。ホームズ関連のエッセイも。
○『僕たちの好きな怪人二十面相』(宝島社/2009年)
 ――映画あわせのムック。貴重な資料なり。
○大森望・日下三蔵編『年刊日本SF傑作選 虚構機関』(創元SF文庫/2008年)
 ――2007年短篇SFのベスト選集。
○津原泰水『綺譚集』(創元推理文庫/2008年)
 ――津原泰水の非シリーズ物の幻想短篇集。
○『青い地球の「新・モノ語り」』(新日鉄/2008年)
 ――新日鉄から毎年送ってもらっている非売品の文庫絵本。今年はエコがテーマ。

12/20(土)日本古典SF研究会の忘年会で神保町へ。
ついでに古書即売会をのぞくが収穫ナシ。
古書街で一冊収穫アリ。
○『サンデー毎日臨時増刊 新春特別号』(大正12年1月1日)
 ――モーリス・ルヴェル、O・ヘンリー、オスカー・シスガルの探偵小説やSF「人間製造器」掲載。
泉鏡花、田中貢太郎などの文芸作品も掲載……って、本当はそっちがメインです。

12/21(日)横浜・本牧へ。中村恩恵さんのスタジオショウイング。
前回に引き続き、受付のお手伝い。
ちびっ子たちのクリスマスダンスが可愛い。
終了後のクリスマスパーティにも参加。
六歳女児を肩車して走り回るハメに。
明日大丈夫か>自分。

12/22(月)昼間は曇り空ながらも暖かかったのに、夕方、急に雨が振り出し、寒くなる。
背中がやや筋肉痛なり(笑)。
謹呈本届く。
○海堂尊『ジェネラル・ルージュの凱旋(上・下)』(宝島社文庫/2009年)
 ――映画化にあわせて文庫化。

12/23(火)朝から横浜・桜木町へ。
オランダでお世話になったB氏が昨年に引き続き来日し、ワークショップを数日間開催するので、
スタッフとしてお手伝い。一年前にもやっているので、手順は覚えております。
空き時間には控え室で色々と自分の仕事。
コーヒーサーバーはあるし、スタッフ用食料はあるし、滅茶苦茶居心地いいぞ(笑)。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○『翻訳と歴史 第41号』(ナダ出版センター/2008年11月)
 ――『シャーロック・ホームズ スペインの冒険』一挙掲載。百年前のチェコのパロディを
エスペラント語から翻訳したもの。訳者の東山あかね様、ありがとうございます。

12/24(水)『少年探偵團 深紅の怪魚/海底要塞(準備台本)』読了。こりゃ珍である。
海堂尊『イノセント・ゲリラの祝祭』読了。延々と会議が続く話なのだが、すいすいと読めるのだ。

12/25(木)秋葉原へ。「石ノ森章太郎 仮面ノ世界 マスカー・ワールド」取材。
貴重なスチールが大量に。仕事で来てることを忘れずにいるのがタイヘンなほど。
秋葉原から歩いて神保町へ。古書街で物色するが、収穫ナシ。
その反動というわけではないけれど、帰宅後にネットで古本を注文。
Hugo Vavris『シャーロック・ホームズ スペインの冒険』読了。
すごくヘンな話でした(←ホメてます)。歴史的にみて実に貴重なり。
新刊見本届く。書店には先週からもう並んでいるが。
○本多正一編『幻影城の時代 完全版』(講談社/2008年)
 ――『幻影城の時代』は2年前に同人誌として世に出たが、一週間で完売。
今回、書き下ろしを加えて完全版が商業出版された。わたしも短文で参加。

12/24(金)年末恒例、新宿京王古本市の初日なんだけど、忙しくて断念。
スティーヴ・ホッケンスミス『荒野のホームズ』読了。
ホームズに影響を受けたカウボーイが探偵する、ウェスタン・ミステリの傑作。
謹呈本届く。
○光瀬龍『夕ばえ作戦 第2部 指令B−3を追え』(徳間書店・リュウ叢書/2009年)
 ――「COMICリュウ」2月号付録。30年以上、雑誌掲載のままだった幻の作品。
『夕ばえ作戦』、原作もNHK少年ドラマも好きでしたよ。徳間書店K地様、多謝。

12/27(土)外出。途中下車して高円寺の古書即売会。……収穫ナシ。
横浜方面へ向かうので、東横線を途中下車して反町の古書即売会へ。
日記を検索して、ここへ行くのは6年ぶりだと判明したので期待するが……収穫ナシ。
桜木町へ。この界隈の古本屋で、ようやく収穫。
○石川自然誌研究会編『石川の自然ガイド のとの自然』(石川自然誌研究会/1984年)
 ――金沢市の地方出版の小型本。執筆者献呈署名入。文庫資料。
B氏のワークショップ最終日、撤収の手伝い。初日も手伝っているので手順は心得たもの。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○『日本古書通信』(2009年1月号)
 ――横田順彌氏の「明治大正珍情話」連載中。樽見様、多謝。
○パトリシア・A・マキリップ『茨文字の魔法』(創元推理文庫/2009年)
 ――1冊の書物を巡る魔法の物語。
○柚月裕子『臨床真理』(宝島社/2009年)
○山下貴光『屋上ミサイル』(宝島社/2009年)
 ――今回のこのミス大賞はダブル受賞。前者はわたしが一次選考で選びました。

12/28(日)横浜・本牧へ。中村恩恵さんのStudio Sanga引越しの手伝い。
本が大量にあるわけではないので、全然ラクチンだ(笑)。

12/29(月)大掃除……とはとても言えない、普段と変わらぬ掃除。
古本届く。古本納めですね。
○粕川章子『大霊媒ホーム』(日本心霊科学協会出版部/1957年)
 ――ヴィクトリア朝の霊媒の伝奇。ホーム夫人著/コナン・ドイル編の評伝に基づくもの。
口絵の写真も、ドイルの『心霊学の歴史』からの引用。
○本山博『ヨガと超心理』(宗教心理学研究所/1972年)
 ――オカルト系なヨガの話。
○『世界名作ブック』(3年の学習1963年正月特大号付録)
 ――神宮輝夫・大石真ほか作。表紙が影絵で有名な藤城清治。
○『ずかん とべとべへりこぷたー』(よいこのがくしゅう1968年9月号付録)
○『大むかしのなぞとふしぎ事典』(6年の学習1977年5月号付録)
○『世界のふしぎびっくり情報』(6年の学習1977年12月号付録)
○『生物の世界』(5年の学習1964年6月号付録)
 ――学習系の付録図鑑×4。

12/30(火)実家へ。大掃除手伝い。かなりこき使われる。
蛍光灯交換から、流し台のパテ塗りまでしましたから。
恒例、納戸整理で蔵書サルベージ。
・『月猫通り』No.2004,No.2030,No.2034(新月お茶の会/198×年?)
 ――東大のミステリ&SFサークル同人誌の、ホームズ・パロディ掲載号。持ってたことも忘れてました。

12/31(水)友人に頼まれ、早朝からレストランで手伝い。
おせちの重箱を組み立てたり包んだり発送したり。
あちこちで手伝いばかりの年末でした。

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11/1(土)近所で古本。
○バラージュ・ベラ『ほんとうの空色』(講談社・こどもの世界文学/1971年)
 ――ハンガリーの児童ファンタジイ。この版は持ってなかった。
○ジャンニ・ロダーリ『パジャマをきた宇宙人』(講談社・こどもの世界文学/1972年)
 ――イタリアの児童SFファンタジイ。持ってたが函欠だったので。
小川一水『フリーランチの時代』読了。とてもSFらしいSF短篇集。
時間SF『時砂の王』の番外篇も収録。
夜、横浜・馬車道へ。
BankART Cafe Liveで中村恩恵さん+廣田あつ子さんのパフォーマンスを鑑賞。
友人と台湾料理屋で夕食後、帰宅。

11/2(日)アディダスのセールへ。バッグなど買う。
コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』読了。
すっごい重たい破滅SFで、父と子の物語でもある。

11/3(月)世間様は休日。でも自分は仕事。古本旅原稿執筆。
謹呈本届く。
○T・S・ストリブリング『ポジオリ教授の冒険』(河出書房新社/2008年)
 ――カリブの島々を舞台にした短篇シリーズのミステリ。藤原様、多謝。

11/4(火)外出ついでに古本屋。
○W・アービング『アルハンブラ物語』(EMS/発行年不明)
 ――19世紀の古典文学。日本語版だがスペインでの発行。アルハンブラ宮殿で売ってたものと推測。
カラー挿画が沢山入っているところがミソ。訳文は講談社文庫版(江間章子訳)に準拠。
実家へ。色々と雑務。コタツのコード修理とか。
いつものごとく納戸整理&蔵書サルベージ。
・『別冊宝石123 世界の名探偵』(宝石社/1968年)
 ――表紙がホームズ。評論「ホームズの事件簿」も掲載。
・いしいひさいち『ドーナツブックス3』(双葉社/1983年)
 ――表紙がホームズ。ホームズ物14篇も収録。
・日本テレビ編『傷だらけの天使』(日本テレビ/1974年)
 ――ショーケン&水谷豊主演の、伝説のドラマのノベライズ。好きだったんですよ。

11/5(水)予約購読の本届く。
○コナン・ドイル『亡命者(中)』(エミルオン/2008年)
 ――コナン・ドイル小説全集第20巻。
小林泰三『天体の回転について』読了。自分が理科系なので、理科系の人のSFは特に好きです。

11/6(木)D・M・ディヴァイン『ウォリス家の殺人』読了。
いかにも本格らしい、英国の本格ミステリの傑作。

11/7(金)古本旅原稿手直し。
謹呈本届く。
○ブライアン・ラムレイ『タイタス・クロウの帰還』(創元推理文庫/2008年)
 ――ラヴクラフトの系譜たるオカルト・ミステリ連作シリーズ。

11/8(土)仕事場整理。大変。
クリストファー・プリースト『限りなき夏』読了。
最高のSF短篇集だが、ミステリの人も必読!

11/9(日)『SFが読みたい!』のSF年間ベスト・アンケート届く。
リストを見ると、まだまだ読み残しがあるなあ。

11/10(月)週刊文春のミステリ年間ベスト・アンケート執筆&送付。締切ぎりぎり。
夕方、郵便受けを見ると高千穂遥氏から荷物が届いている。
でも郵便でもメール便でもない。
……もしかして高千穂さん、自らお得意の自転車で運んできて下さったんですか?!
ひゃあ、すみません、すみません。
……と慌てて電話したら、ご本人ではなく使いの方だったらしい。
なんにせよ、どうもありがとうございました。

11/11(火)寒い。家にこもって古本旅原稿手直し。

11/12(水)謹呈本届く。
○トム・ロブ・スミス『チャイルド44(上・下)』(新潮文庫/2008年)
 ――今年最大の話題作ミステリ。年間ベストテン入り必至。
円高なので洋書注文しましたシリーズ、第2弾も届く。
○Steven Dietz『SHERLOCK HOLMES: THE FINAL ADVENTURE』(Dramtist Play Service/2007年)
 ――最近のホームズ劇の脚本。ドイル&ジレットの古いパロディ劇を更に脚色したもの。
モリアーティ教授、ボヘミア王、アイリーン・アドラーなどが登場。
こんなマニアックな洋書が注文から2週間足らずで届くのだから、いい時代になったものです。
円高のおかげで、千円しないし。

11/13(木)弟が所用で来訪。色々と打ち合わせ。
円高なので洋書注文しましたシリーズ、昨日に続いて第3弾が届く。
○Tim Kelly『THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND』(I.E.Clark/1981年)
 ――「まだらの紐」を超脚色した脚本。ミルヴァートンまで登場。この作者、ハチャメチャで好きなんですよ〜。
初版が四半世紀以上前だからダメモトで注文したら、再版してるよ! こんなマニアックな(以下同文)。
某氏より本をお送り頂く。
○スティーヴン・キング『セル(上・下)』(新潮文庫/2007年)
 ――人間を怪物に変える携帯電話の恐怖を描いた長篇。某様、多謝!
古書目録も届く。
○『ニュースボード 第七十四号』(名雲書店/2008年)
 ――図版が多くて資料性が高く、毎回楽しみにしている、文庫版目録。
DVDをレンタルしに行って、レンタル落ちの中古DVDをまとめ買い。
○『ザ・ロストワールド 地底人の伝説編』(パイオニア/2000年製作)
○『ザ・ロストワールド 吸血鬼の襲来編』(パイオニア/2000年製作)
○『ザ・ロストワールド 最後の死闘編』(パイオニア/2000年製作)
 ――ジョン・ランディス製作総指揮。途中から「どこがドイル原作やねん!」なシリーズ。

11/14(金)過去の古本旅原稿手直し作業。
掲載版は尺の関係であちこちカットしているので、完全版を目指します。
ネット注文の新本(新刊とは言い難いですが)届く。
○『赤毛連盟 教師用指導資料』(全国学校図書館協議会/2001年)
 ――集団読書テキスト冊子(古本的日常2008年3/5参照)の指導資料。
14ページしかないが、ホームズ研究書には違いない。
たぶん、国内の商業出版物では最も薄いホームズ研究書だろう。

11/15(土)都心へ。新宿駅工事のため中央線快速が休止しており、時間がかかる。
外出ついでに五反田の古書即売会へ。
○『推理界』(1969年5月号)
 ――海渡英祐「天国の活人」初出。ホームズ、デュパン、007、ファイロ・ヴァンス、
ドルリー・レーン、ブラウン神父、フレンチ警部、明智小五郎が登場する犯人当て小説。
この日の午後はイベントがトリプルバッティング。
悩んだ末、日本推理作家協会の土曜サロンへ。江戸川乱歩に関する中相作氏の貴重なお話を拝聴。
10月入手の『編集者 竹一平の苦悩』(乱歩関係ページ有り)を中氏に進呈。
持っているべき人が持っていた方が、いいですから。
中氏から非売品パンフを頂く。
○『少年少女乱歩手帳』(名張ロータリークラブ/2008年)
 ――折って小冊子にするのですが、未折のまま保存します(笑)。
サロン後、喫茶店で雑談。
移動しての宴会は失礼して帰宅。

11/16(日)新刊見本届く。
○日本推理作家協会編『ミステリー傑作選 隠された鍵』(講談社文庫/2008年)
 ――拙作「愛書家倶楽部」収録。中島らも氏の遺作もね。

11/17(月)『ホームズ・パロディ読本(仮)』座談会原稿が届いていたので、直し作業。
謹呈本届く。
○野田昌宏『レモン月夜の宇宙船』(創元SF文庫/2008年)
 ――大好きな短篇集に、SF古本エッセイを追加した増補版。

11/18(火)過去の古本旅原稿手直し作業。
コニー・ウィリス最新傑作短篇集『マーブル・アーチの風』読了。
本書はSFファン以外にも是非オススメ。
○末國善己編『軍師の生きざま』(作品社/2008年)
 ――時代アンソロジー。国枝史郎「後藤又兵衛」は全集の類に未収録らしい。

11/19(水)C木N雄氏からノーギャラで仕事をしてくれと無理な頼みをされる。
先輩の頼みなので、仕方なくやるが……。後輩とはいえ、プロの作家なんだけどなあ。

11/20(木)過去の古本旅原稿手直し作業。
吉祥寺へ。パソコンの周辺機器など購入。
ついでに古本屋を覗くが、買うものナシ。
謹呈本届く。
○ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――幻想文学の歴史的名作、遂に復刊! これは絶オススメです!
○都筑道夫『東京夢幻図絵』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――都筑道夫の幻の異色作、復刊。昭和初期の東京へのノスタルジアに満ち溢れた作品。
○クリストフ・シュピールベルク『陰謀病棟』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――ドイツの現役医師による医学ミステリー。ドイツ版『チーム・バチスタ』だね。
○山田風太郎『橘傳來記(たちばなでんらいき)』(出版芸術社/2008年)
 ――風太郎、デビュー前の作品を全収録。半分以上が単行本初収録だから超貴重。

11/21(金)過去の古本旅原稿手直し作業。古いデータを探したり、タイヘン。
日下三蔵『日本SF全集・総解説』読了。架空のSF全集の態を取った、丁寧な日本SFガイド。
謹呈本届く。
○小鷹信光編著『《新パパイラスの舟》と21の短篇』(論創社/2008年)
 ――ミステリ・エッセイ+アンソロジー。圧巻の一冊。短篇ファンは是非手に取って!
○仁賀克雄『新海外ミステリ・ガイド』(論創社/2008年)
 ――事実誤認があるなあ。クイーンの『恐怖の研究』が映画化された、とか。
それは話が逆で、映画が小説化されたのです。
○E・D・ビガーズ『チャーリー・チャン最後の事件』(論創社/2008年)
 ――中華系アメリカ人警視チャーリー・チャン、最後の活躍!
○『ミステリが読みたい!2009年版』(早川書房/2008年)
 ――早川書房のミステリ年間ベスト本、今年で2回目。わたしもアンケートに参加してます。

11/22(土)高円寺の古書即売会、久々のアサイチ。でも収穫ナシでした……。
彩古氏を見つけ、本を受け渡す(これが主目的だったのです)。
神田の古書即売会へ。まず外れるだろうと思っていた注文が、当選していたため。
○江戸川乱歩原作『少年探偵団(第一部・深紅の怪魚/第二部・海底要塞)準備台本』(東映/195×年?)
 ――50年代の映画のボツ企画らしい。ストーリーが映画と大きく異なるようなら、激レア?
会場で関西のシャーロッキアンM下氏に遭遇し驚く。所用で上京したついでとのこと。
一旦帰宅した後、実家へ。色々と雑務。
昨年亡くなったT叔父の遺品の本をまた頂く。
○野尻抱影『星の世界』(小学館/1949年)
 ――物語仕立ての天文解説書。
○野村胡堂『新奇談クラブ 後編』(春陽堂書店/1939年)
 ――K・***と記名があるから、元々はK伯父のだったのかも。
○安岡正篤『経世瑣言』(刀工書院/1940年)
 ――当時の世相に関する随想&短篇集。
帰宅すると新刊が届いている。
○高城高『X橋付近から』(荒蝦夷/2008年)
 ――東北で発行された限定200部の文庫版小冊子のエッセイ集。文庫資料。

11/23(日)『ホームズ・パロディ読本(仮)』ゲラ校正。
正式タイトルは『シャーロック・ホームズ・イレギュラーズ〜未公表事件カタログ〜』と決定。
古本届く。
○三橋一夫『ふしぎなふしぎな物語2』(春陽文庫/1976年)
 ――よしだまさし氏からダブリ本を譲って頂いた。よしだ様、大感謝です!
野田昌宏『風前の灯!冥王星ドーム都市』読了。
訳者自身による、キャプテン・フュチャー続篇。この語り口がたまりません。

11/24(月)世間様は休日。でも自分は仕事。
R・C・ウィルスン『時間封鎖〔上・下〕』読了。奇想天外な設定のSF。
でも人間もよく描かれていて、ヒューゴー賞を受賞したのもナットク。

11/25(火)プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』読了。イタリアの幻想&SF短篇集。
英米のとは全く異なるテイストが好きです。
『SFが読みたい!』のSF年間ベスト・アンケート執筆。今年ももうそんな季節です。
ネット注文の新刊届く。
○東雅夫編『ゴシック名訳集成 吸血妖鬼譚』(学研M文庫/2008年)
 ――横溝正史訳の吸血鬼譚など、欧米の怪物小説の歴史的名訳を集成。貴重なり。

11/26(水)短篇集の手直し作業。
円高ゆえに注文した洋書、またまた届く。
○ed.by J.R.Campbell & C.Prepolec『GASLIGHT GRIMOIRE』(Edge/2008年)
 ――怪奇幻想&SF系のホームズ・パロディ集。「失われた世界のホームズ」とか。
トリはキム・ニューマン「レッド・プラネット・リーグ」! B級テイストな挿画もナイス。
謹呈本も届く。
○『名探偵シャーロック・ホームズ DVD BOOK』(宝島社/2008年)
 ――本は原作6篇収録。DVDはベイジル・ラスボーン主演『六つのナポレオン』。
○『オー・ヘンリー短編集 DVD BOOK』(宝島社/2008年)
 ――小説はホームズ・パロディ「シャムロック・ジョーンズの冒険」収録。こちらは対訳。

11/27(木)短篇集の手直し作業。
古本届く。
○ルブラン/真樹日佐夫・文『怪盗ルパン』(冒険王1961年3月号付録・冒険文庫)
 ――原作は『ルパン対ホームズ』だが、謎の日本人少年は出て来るし、ワトソンは少年助手だし。
かなり改変していて、ほとんどパロディ。文・真樹日佐夫なのもポイント。
謹呈本届く。
○桂修司『呪眼連鎖』(宝島社/2008年)
  ――第6回このミス大賞優秀賞を受賞した伝奇ホラー・サスペンス。
○拓未司『ミツバチのデザート』(宝島社/2008年)
 ――『禁断のパンダ』でこのミス大賞を受賞した著者が贈るデザート・ミステリー。
○水原秀策『黒と白の殺意』(宝島社/2008年)
 ――このミス大賞作家による囲碁ミステリー、文庫化。

11/28(金)短篇集の手直し作業&翻訳。
古本届く。
○ステイヴンソン/押川春浪訳『宝島』(新潮文庫/昭和10年)
 ――ただの文庫版『宝島』と思うなかれ。訳者が『海底軍艦』の押川春浪なのだ!

11/29(土)シュトゥットガルト・バレエ公演『オネーギン』鑑賞で上野へ。
出演者のレベルは非常に高く、また作品的にも面白く大満足。
とても安いチケットで観たので、本当に天井桟敷席。5階ですから。
帰りに吉祥寺に寄り道して買物&食事。
謹呈本届く。
○高城高『風の岬』(創元推理文庫/2008年)
 ――文庫版高城高全集、第4巻にして完結。

11/30(日)短篇集の手直し作業&翻訳。
謹呈本届く。
○グレッグ・イーガン/山岸真編訳『TAP』(河出書房新社/2008年)
 ――奇想コレクション最新刊。凄く嬉しい。山岸様、ありがとうございます。

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10/1(水)外出ついでに、早稲田の青空古本市で穴八幡へ。
○フリードリヒ・ヘッベル『ルビー・牝牛』(郁文堂/大正14年)
 ――「独和対訳小品集」第一編。「ルビー」は幻想小説。文庫資料。
○小幡一夫『健全娯楽 建設新読物集』(富文館/1942年)
 ――戦時中の娯楽読物集。単行本だが小説アリ小噺アリ教養アリの雑誌みたいな内容。
午後4時過ぎだったので、知り合いには会うまい……と思ったら、行きつけの古本屋のご主人にばったり。
彼は奥さんと子供(5か月)連れ。「子どもの古本市デビューです」だそうだ。
缶コーヒーを御馳走になり、休憩スペースで四方山話。
西早稲田から渋谷まで、初めて地下鉄副都心線に乗ってみる。
渋谷で地上のどの辺りに出るのか、まだよく判らない。
恵比寿へ。小松左京賞のパーティへ。
受賞された森深紅さま、おめでとうございます。
今年は角川春樹氏も小松左京氏も不在で、特別な演出もなく、ごく普通のパーティ。
二次会は失礼して、SF関係の知人数人でお茶して帰宅。
謹呈本届く。
○ジェラルド・カーシュ『犯罪王カームジン』(角川書店/2008年)
 ――カームジン物を集めた短篇集。凄く楽しみ。藤原義也様、多謝。

10/2(木)早川書房のミステリ年間ベストのアンケート執筆。
実家へ。色々と書類作業。
音楽関係の仕事をしている弟からCDをもらう。レトロな紙ジャケなのがナイス。
○Carl Sherlock Holmes Investigation『INVESTIGATION NO.1』(CRS/2008年)
 ――往年(1974)の名盤が限定でデジタル化。これもホームズ関係ということで。
恒例の納戸整理&蔵書サルベージ。
○トマス・ハーディ『魔女の呪い』(角川文庫/1977年)
 ――ハーディの怪奇短篇集。ドイルとほぼ同時代です。
○『EQ』×6(光文社/1979〜86年)
 ――ホームズ・パロディ掲載の号ばかり買っておりました>自分。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○『樺島勝一 昭和のスーパーリアリズム画集』(小学館クリエイティブ/2008年)
 ――昭和期に科学小説や冒険小説の挿画で少年を熱狂させた樺島勝一の画集。超クール!

10/3(金)某賞二次選考作業。
謹呈本届く。
○『横溝正史探偵小説選?』(論創社/2008年)
 ――入手困難、もしくは初単行本化の児童向け探偵小説を収録!

10/4(土)来客のため大掃除。
来客後、荻窪の杉並公会堂へ。中村恵恩さん出演の「NEW DANCE HORIZN」鑑賞。
西荻窪まで歩いて、行きつけの古本屋をのぞく。
「欧風料理 華」で夕食。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○小川一水『風の邦、星の渚』(角川春樹事務所/2008年)
 ――長篇歴史SF。傑作の予感。

10/5(日)某賞二次選考作業。
謹呈本届く。
○日日日『ギロチンマシン中村奈々子 大人社会編』(徳間デュアル文庫/2008年)
○みかづき紅月『サムライエイジ 乙女たちの初陣っ!』(徳間書店デュアル文庫/2008年)
 ――デュアル文庫、最新刊。

10/6(月)某賞二次選考作業。

10/7(火)某賞二次選考作業。

10/8(水)講談社アンソロジー短篇ゲラ校正&某賞二次選考作業。

10/9(木)講談社アンソロジー短篇ゲラ校正&送付。
ポール・ジョバンニ『シャーロック・ホームズ探偵物語 血の十字架』読了。演劇の脚本。
謹呈本届く。
○アンドルー・クルミー『ミスター・ミー』(東京創元社/2008年)
 ――「文学界のエッシャー登場!」なんて言われたら、読んでみたくなります。

10/10(金)外出ついでに神田の古書即売会へ。
○川端勇男『媚薬と生活』(大衆社/1955年)
 ――食と性に関するノンフィクション。作者は『緑人の魔都』の南沢十七(の本名)。
○カジノ・リブモンテーニュ『ポルの王子さま』(リトニア書房/1972年)
 ――えろ版『星の王子さま』。有名な奇書。持ってるんですが、帯付だったので……。
東京創元社のパーティで飯田橋へ。
受賞者の皆様、おめでとうございます。
知人への挨拶廻り。
パーティのお土産は本。
○七河迦南『七つの海を照らす星』(東京創元社/2008年)
 ――第18回鮎川哲也賞受賞作。
○『ミステリーズ Vol.31』(東京創元社/2008年)
 ――第5回ミステリーズ!新人賞受賞作&佳作掲載。
本の入っていた小型トートバッグはホームズのイラスト入り。
それに反応していたら、皆に笑われました。
例年通り、二次会お茶組に参加。ずっと話し込み、日付が変わった頃に帰宅。

10/11(土)ホームズ関係原稿、最後のひとつを仕上げて送付。
まだ直し作業はあるが、これでひと段落。

10/12(日)ジョー・ヒル『20世紀の幽霊たち』読了。かなり良質の短篇集。
ちなみに作者は、スティーヴン・キングの息子である。
金曜日にダブらせた『ポルの王子さま』の嫁ぎ先が決まる。よかったよかった。

10/13(月)渋谷へ。
リンゼイ・ケンプ・カンパニー『エリザベス1世“ラスト・ダンス”』観劇。
もっと幻惑させてくれるような作品だと思っていたので、やや期待外れ。
銀座へ出て天麩羅を食す。満腹。
アートギャラリー銀座で、山田日南子絵画展『トンネルの空を舞う光』鑑賞。
いずれも幻想的な作品。日南子さんは山田正紀氏の令嬢である。
まだ書店に並んでいない『神獣聖戦』の見本を見れたのもラッキー。
(装丁画が日南子さんなのである。)
帰路、荻窪で途中下車して輸入食材屋で買物後、古本屋。 
○『編集者 竹一平の苦悩』(ザ・プラン9/2005年)
 ――文庫判型の芝居プログラム。乱歩『パノラマ島奇談』を語ったページがあるため。文庫資料。

10/14(火)某賞二次選考の最終作業。コメント執筆して送付。

10/15(水)所用で役所へ。ついでに古本屋。
○赤瀬川原平『櫻画報大全』(新潮文庫/1985年)
 ――学生運動をベースにした伝説の超パロディ本。プレミア価格がつくことも。
初版・帯付で(帯は背ヤケだが)定価半額ちょっとは格安。文庫資料。

10/16(木)朱が入って戻ったホームズ関係原稿を訂正。
謹呈本届く。
○アーサー・ポージス/森英俊編『八一三号室にて』(論創社/2008年)
 ――ポージス短篇集! 拾い読みを始めたが、ミステリ好きは必読です。
○G・K・チェスタトン『知りすぎた男』(論創社/2008年)
 ――「ホーンフィッシャーの事件簿」8篇+2篇を収録。
○ジョナサン・ラティマー『赤き死の香り』(論創社/2008年)
 ――酔いどれ探偵ビル・クレイン登場のハードボイルド+本格ミステリ。
○上田早夕里『火星ダーク・バラード』(ハルキ文庫/2008年)
 ――小松左京賞受賞作、大幅改稿で再登場。
○小松左京『虚無回廊3』(ハルキ文庫/2008年)
 ――SF巨編第3部、遂に文庫化。

10/17(金)所用で都庁へ。
案外と早く用事が済んでしまい、ぱっぱと帰宅。
「古本旅」原稿執筆。

10/18(土)謹呈本届く。
○ジャック・マクデヴィット『探索者』(早川書房・海外SFノヴェルズ/2008年)
 ――ネビュラ賞受賞の宇宙SF。わたしがSFMに書いた紹介文がamazonに転載されてます。

10/19(日)アーサー・ポージス/森英俊編『八一三号室にて』読了。
ぴりっとした短篇が好きな方には、絶対オススメです。
呼び出されて、焼き鳥屋で一杯。
更に西荻窪の「欧風料理 華」へ。
マスターの息子の誕生日を祝う。

10/20(月)ホームズ関係原稿、改訂作業。
謹呈本届く。
○ダイアン・デュエイン『駆け出し魔法使いとはじまりの本』(創元推理文庫/2008年)
 ――ハリポタ系魔法ファンタジイ。

10/21(火)仕事デスク上があまりに酷い状況なので、整理を開始。……終わらず。

10/22(水)実家へ。今回は植木職人をする。
チェーンソーも使って剪定するが、チェーンが外れる。自転車かい!
……ホラー映画の悪役にはなれそうもありませんな。
ついでに納戸整理&蔵書サルベージ。
・中島河太郎『あなたは挑戦者』(青樹社/1976年)
・山村正夫編『名探偵登場』(青樹社/1977年)
 ――青樹社のミステリ・アンソロジー。大河内常平とか天藤真とか。

10/23(木)仕事で外出。途中下車して池袋西口公園の古本市へ。
収穫ナシで、人に譲るダブリ本を一冊……のハズでしたが。
○長沼弘毅『シャーロック・ホームズの知恵』(朝日新聞社/1961年・三刷)
 ――長沼弘毅初のホームズ研究書が、三刷ながらも函・帯付で格安だったので。
後で所有の初刷と比べると……何と帯が違う! あーあ、手放せなくなってしまったよ。
海外からの祝辞等が裏へ移り、表側は「ここに日本人ただ一人の?ホームズ博士?が誕生した」
云々という文に変わっている。二刷や四刷以降はどうなってるんだろう。是非、情報乞う。
西日暮里へ。ホームズ・パロディ読本のための座談会。喋りまくる。
H氏から古本頂く。氏の子どもたち用の本だったとか。
○『でんじゃらすじーさん&名探偵たちの謎BOOK』(「コロコロコミック」2005年10月号付録)
 ――ケシカスくんがホームズスタイルで推理。でも「アケシコゴロウ」と名乗ってる。乱歩か!
○『ポケモンコミックシアター』(「小学三年生」2004年7月号)
 ――ホームズスタイルの「名探偵ヤドン」登場。
座談会が終了して外へ出ると、雨になっている。
雨の中、西日暮里の古本屋。
○戸川貞雄『小伝次捕物ざんげ』(春陽文庫/1951年)
 ――作者は平塚市長にもなった文人。作家一族で、長男は戸川猪佐武、次男は菊村到。
裏表紙の上四割が欠けていたために百均棚に。お買い得品です。
帰路の車中で、急に肩凝りが気になる。そんなに古本は買い込んでないが……。
ハタと気付く。昨日の植木仕事だ! やれやれ。
まあ、疲れが翌日出てるうちは、まだいいか。

10/24(金)今日も雨。所用で東京都庁へ。
用事はさっさと済ませて、新刊書店へ。
○新谷かおる『クリスティ・ハイテンション(3)』(メディアファクトリー/2008年)
 ――ホームズの姪が主人公のパロディ・コミック第3弾。今回は『バスカヴィル家の犬』。

10/25(土)近所で古本。
○天澤退二郎『取経譚』(山梨シルクセンター/1972年)
 ――幻想長篇詩。版元は後のサンリオ。限定版もあるらしい。欲しい……。
○高垣眸『魚の胎から生まれた男』(形象社/1976年)
 ――『怪傑黒頭巾』の作者が描く半魚人物語……ではなく、漁師との対談。
○ベルトルト・ブレヒト『ユリウス・カエサル氏の商売』(河出書房新社/1973年)
 ――ジュリアス・シーザーを経済人として描いた未完の奇作。
「週刊文春」のミステリ・ベストテンのアンケート用紙が届く。
今年ももう、そういう季節になりました。
『幻影城の時代 完全版』ゲラも届く。
おお、本当に商業版も出るんだ!
都心へ出る。途中下車して高円寺の古書即売会。
○ウィリアムス/小酒井不木訳『謎の短刀』(博文館/1939年)
 ――表紙・背表紙上部に水シミがあるにしても、安い値段だったので。
○志村有弘『歴史小説と大衆文学』(かたりべ叢書/1990年)
 ――乱歩、清張、大泉黒石、笹沢左保、山田正紀などの小論も収録。
背が日焼けしてるからどうしようかとも思ったが、あとで見たら300部のみ! 買っておいてよかった〜。
御茶ノ水へ。神田の古書即売会、今回は洋書市。
ホームズ関係書も結構あったが、生憎と持ってる本ばかりで収穫ナシ。
日本古典SF研究会例会へ出席。いつもならずっと話し込んで日が変わる頃に帰宅するが、
参加者が少なかったので割と早めに解散となりました。
おっと、新刊も買ったのを忘れておりました。
○プリーモ・レーヴィ『天使の蝶』(光文社古典新訳文庫/2008年)
 ――イタリア作家による幻想・SF系の異色短篇集。うー、これは楽しみ。

10/26(日)古本旅原稿執筆。
謹呈本届く。
○多島斗志之『黒百合』(東京創元社/2008年)
 ――これ、面白いですよ〜。絶オススメ品です。

10/27(月)『幻影城の時代 完全版』ゲラ校正。
ジェラルド・カーシュ『犯罪王カームジン』読了。大ボラ犯罪小説の連作短篇集。
奇想天外さがたまりません。やっぱ、カーシュはいいですね。
謹呈本届く。
○R・C・ウィルスン『時間封鎖〔上・下〕』(創元SF文庫/2008年)
 ――ヒューゴー賞受賞の長篇。今年の翻訳SFベスト入り候補だな。
○深町明生『ヒステリック・サバイバー』(宝島社/2008年)
 ――第三回『このミス』大賞受賞者の青春ノワール長篇。

10/28(火)円高ゆえに注文した洋書が早くも一冊届く。
○Bruce Hale『THE HAMSTER OF THE BASKERVILLES』(Harcourt/2003年)
 ――『バスカヴィル家のハムスター』! ホームズのというより探偵物のパロディだが、
このタイトルでは買わないわけにはいくまい。同シリーズに『大いなる昼寝』なんてのも。
所用で東京駅へ。駅構内で昼食。
帰路、御茶ノ水で途中下車して、古書会館の「ちくま文庫 文豪怪談傑作選 原画展」へ。
モノクロの原画に、彩色して装丁に使ってたんだ。へええ。
同時に展示してある、古ーい妖怪画も楽しい。
神田古本まつりへ。平日、しかも二日目なのに人が結構多い。
……収穫は人に譲るダブリ本1冊のみ。やっぱり掘出物は初日の朝イチじゃないと、か。
飯田橋までウォーキング。ブックスサカイ深夜+1へ。
店長のアサヌマ氏に挨拶。買おうと思っていた新刊がない。残念。
帰宅すると、謹呈本が届いている。
○連城三紀彦『造花の蜜』(角川春樹事務所/2008年)
 ――うわあ、ここへ来てベストテン投票前に読んどけ本がまた! 滅茶面白そうだし。

10/29(水)古本旅原稿執筆。
ネット注文した新刊届く。
○レーモン・クノー『あなたまかせのお話』(国書刊行会/2008年)
 ――フランスの奇想短篇集。クノーは大好きな作家。

10/30(木)古本旅原稿執筆。
連城三紀彦『造花の蜜』読了。巻置くをあたわず。なんと巧いことか。
謹呈本届く。
○戸板康二『中村雅楽探偵全集付録』(創元推理文庫/2008年)
 ――非売品! 編者・日下三蔵氏の人柄が表れた「楽屋裏より」がヨイです。文庫資料。
○海堂尊『イノセント・ゲリラの祝祭』(宝島社/2008年)
 ――『チーム・バチスタの栄光』に始まる医療ミステリ・シリーズの最新作。

10/31(金)図書館で調べ物。
フリードリヒ・ヘッベル『ルビー・牝牛』読了。
「ルビー」は宝石に閉じ込められた姫君にまつわる幻想小説。
「牝牛」は推理小説ではないが金と殺人にまつわる物語でした。
10月は一度も体重計に載っていないことに気付き、載ってみる。
……体重自体は問題ないが、理想を言えば体脂肪がもうちょい少ない方が嬉しいなあ。

10/下旬(?)三津田信三『山魔の如き嗤うもの』読了。色々読んでいて記録漏れ。
おどろおどろしくも論理的な、横溝正史系列の作品。

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9/1(月)八王子・西八王子の古本屋巡り。収穫は10冊。詳細は後日。

9/2(火)税務署へ。遅れて確定申告。

9/3(水)まだまだ暑い。家にこもって終日仕事。
新たなエクササイズマシンが届く。早速使ってみる。
近刊のジャック・マクデヴィット『探索者』をプリントアウトで読了。ネヴュラ賞受賞作。

9/4(木)謹呈本届く。
○林譲治『ルナ・シューター1』(幻冬舎コミックス/2008年)
○ひかわ玲子『帝国の双美姫1』(幻冬舎コミックス/2008年)
○高瀬美恵『魔女の戴冠1』(幻冬舎コミックス/2008年)
○朝松健『STOP!!ダークネス!』(幻冬舎コミックス/2008年)
○高瀬彼方『天魔の羅刹兵 蒼月譚』(幻冬舎コミックス/2008年)
○柏枝真郷『Calling1』(幻冬舎コミックス/2008年)
 ――「幻狼ファンタジアノベルス」創刊。コミックス版元だが小説です。

9/5(金)終日仕事。
夜はファミレスにこもってやっぱり仕事。でもちょっと食い過ぎた。

9/6(土)高円寺の古書即売会へ。
○小野佐世男『女体戯語』(東和社/1953年)
 ――昔の漫画家(小野耕世の父)による艶っぽい小品集。カバ欠だが本のデザインがいい。
「あの世の話」など幻想系の作品もアリ。
謹呈本届く。
○小松左京監修・瀬名秀明編著『サイエンス・イマジネーション』(NTT出版/2008年)
 ――昨年のワールドコン・シンポジウム+山田正紀・飛浩隆・堀晃・円城塔の書下し短篇!

9/7(日)翌日の準備。
A氏から本を頂く。
○正岡容『明治東京風俗語事典』(ちくま学芸文庫/2001年)
 ――幻の東京語の事典。読んでいるだけで面白い。A様、多謝!

9/8(月)千葉方面で古本屋巡り。ローカル線の小湊鉄道にも乗ってみました。
収穫は十軒廻って十冊と、まあまあ。詳細は後日。
移動中にジョン・スコルジー『老人と宇宙(そら)』読了。宇宙SFの傑作。

9/9(火)前日の記録執筆。
ネット書店から本届く。
○『大人の科学マガジン Vol.02』(学研/2003年)
 ――「実写版・あなたは名探偵」特集。付録は探偵スパイセット。

9/10(水)ジョン・スコルジー『遠すぎた星』読了。『老人と宇宙』の続篇。
「SFマガジン」原稿執筆。

9/11(木)土曜日の準備。

9/12(金)アサイチで神田の古書即売会へ。
○長谷川如是閑『真実はかく佯(いつわ)る』(叢文閣/大正13年)
 ――随筆集だが、極楽でソクラテス夫人と孔子夫人が会う「聖人の妻」など奇想ショートショートに
分類できる作品も紛れ込んでいたりするから侮れない。
古本者の諸兄とお茶。色々と古本屋情報をお訊きする。
短篇「屍衣館怪異譚」ゲラ届く。講談社文庫のミステリー傑作選アンソロジーのもの。
某賞二次選考用の原稿も届く。また人の原稿読みの日々が……。

9/13(土)茨城方面で古本旅。詳細は後日。
土浦の古本屋で、知り合いの古本者の方にバッタリ会ったのには大笑いでした。
「島崎博さんをお迎えする会」にお誘い頂いていましたが、このために欠席。失礼しました。

9/14(日)前日の古本旅記録を執筆。
昨日届いていたSFマガジン原稿ゲラ校正。

9/15(月)世間様は連休。でも自分は仕事。

9/16(火)「島崎博氏が神保町で古本買物ツアー」という某誌企画についていく。
島崎氏は、伝説の本格探偵小説雑誌「幻影城」の編集長にして、伝説のコレクター。
仕切りはミステリ評論家の新保博久氏。わたしは主に荷物持ちを担当。
一冊だけ、自分でも古本。
○手塚プロダクション『ぼくらは東京調査隊』(特別区協議会/1986年)
 ――本屋にはないマンガ。手塚プロなのでプレミア価格が付くことも。
途中から本多正一氏が登場したので、氏から下記の本を購入。
○『幻影城の時代 増刊 編集者断想集成』(「島崎博さんをお迎えする会」事務局/2008年)
 ――出席できなかったパーティでの配布物。島崎氏にお願いしてサインを頂く。
「神保町にて」とも入れて頂く。こんなサインをもらったのはわたしだけだろう(笑)。
ツアー後、白金台へ移動。「幻影城の時代展」へ。
オープニングパーティなので、人が道路まで溢れている。
閉会後、友人たちと品川で夕食。

9/17(水)浅草松屋の古本市へ。
○天愚道人『滑稽 天狗演説』(杉本七百丸発行/明治20年)
 ――明治期の面白エッセイ集。
○『一九九一 創刊20周年記念カレンダー』(講談社/1991年)
 ――講談社文庫20周年の非売品。ハードカバーの文庫の体裁。
村上春樹、橋本治、アーウイン・ショーら12人の作品から引用。
森英俊氏と埼玉方面古本屋ツアー。暑かったです。詳細は後日。

9/18(木)雨。前日の古本旅原稿執筆。
日下三蔵氏のアンソロジー『日本SF全集』巻末座談会ゲラ届く。
すぐに校正。

9/19(金)日比谷へ。途中下車して神田の古書即売会、終了一時間前。
○里木小二郎『犯罪実話 血ぬられた恋』(時雨書房/1946年)
 ――犯罪実話と銘打たれているが、話は創作っぽい。時代がかった表紙がイイ。
帝国ホテルへ。江戸川乱歩賞のパーティに出席。
島崎博氏がいらしていたので、ご挨拶。
「また一緒に古本屋街を廻りましょう」と言われる。光栄の至りです。
東京創元社F市氏からプルーフを頂く。ホントはF原氏行きだったもの。すみません。
○多島斗志之『黒百合』(東京創元社/2008年)
 ――10月末刊行予定。文芸とミステリを融合させた新作。
パーティのお土産はもちろん本。
○翔田寛『誘拐児』(講談社/2008年)
○末浦広海『訣別の森』(講談社/2008年)
 ――今回はダブル受賞。受賞者の方々、おめでとうございます。
台風が心配だし、翌日もあるので二次会は失礼して帰宅。
帰路の車中で山口雅也『キッド・ピストルズの最低の帰還』読了。最低どころか、最高の帰還なり。 

9/20(土)外出ついでに、渋谷センター街奥のブック○フを初めてのぞく。
○コナン・ドイル『SHERLOCK HOLMES AND THE SPECKLED BAND』(Penguin/1996年)
 ――ペンギンブックス60周年記念の、小型本シリーズの一冊。小さい本はスキです。
ちょうど一年前に白金台のブック○フで入手した『THE MAN WITH THE TWISTED LIP』と同形態。
日本推理作家協会事務局へ。土曜サロンに参加。
島崎博氏の貴重なお話を拝聴する。
サロン後、表参道で島崎氏を囲む宴会。かなり濃いメンツの13人。
宴会後、藤原義也氏・日下三蔵氏と渋谷へ出る。
ブックファーストで日下氏の買物に付き合って後、3人でお茶。
帰路、転居前の街へ。行きつけのレストランと行きつけの古本屋に少しだけ顔を出す。
9/21(日)ホームズ関係原稿執筆。

9/22(月)ホームズ関係原稿執筆。
駅前へ出たのでついでに新刊書店。
○ジョー・ヒル『20世紀の幽霊たち』(小学館文庫/2008年)
 ――ホラー短篇集。結構いい評判ばかりを聞くので。

9/23(火)ホームズ関係原稿執筆。
どうしても外せない用件で、某氏からのお誘いに参加できず。申し訳ない。

9/24(水)ひと月以上、体重計に乗っていないことに気付く。
おそるおそる乗ると……まあまあでした。
関東近郊の古本屋巡りで、歩き回ってばかりだったからなあ。
謹呈本届く。
○トマス・ウィーラー『神秘結社アルカーヌム』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――ドイル、ラヴクラフト、フーディニ、クロウリーらが登場する伝奇冒険ホラー!
こりゃ、わたしには直球ストライクどまん中だよ。
○小林信彦『紳士同盟』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――小林信彦のコン・ゲーム小説。続篇が先に届いてます。

9/25(木)多島斗志之『黒百合』読了。
今年の日本ミステリのベスト1は、これに決めました。
10月下旬刊行ですので、みなさんも是非読んでみて下さい。
謹呈本届く。
○コニー・ウィリス『マーブル・アーチの風』(早川書房/2008年)
 ――ウィリス最新短篇集。とても楽しみ。訳者の大森望様、多謝。
○ロバート・ランキン『ブライトノミコン』(創元推理文庫/2008年)
 ――英国のベストセラー作家による奇想小説らしい。

9/26(金)夜、友人の息子(小三)が泊りがけで遊びに来る。
古いオモチャ(鉄人28号)やダブリの児童書(水木しげる)などをプレゼントする。
少年は跳ね回って喜んでいる。そんなに喜んでくれて、おじさんは嬉しいよ。

9/27(土)……小学生の男の子と全力で遊び続けるのは、かなり体力が必要である。
彼を親元へ送り届け、西荻窪の「欧風料理 華」でランチ。
高円寺へ。古書即売会を覗くが、午後3時過ぎだったので余り期待せず流し見。
雑誌の付録のような小型本を何気なく手に取ったら……。
○杉村顕道『怪談十五夜』(友文堂書房/1946年)
 ――わあっ! ずっと探してて『SF奇書天外』でも「欲しいなあ。欲しいなあ。」と
書いた本ではないか。しかもたったの×百円! 滅茶苦茶嬉しいぞ。
飯田橋へ移動。古参シャーロッキアンの研究会に出席。二次会は失礼する。
ちょっとだけ飯田橋のブック○フへ寄り道。
○『永遠のリカちゃん』(みくに出版/1992年)
 ――大判絵本形態だが、リカちゃん25年間の変遷を追ったカタログ。スッゴイ面白い。
帰宅すると、名古屋の高井信氏より古本が届いている。
○福井大記『アトランティス名古屋に帰る』(エフエー出版/1987年)
 ――名古屋で出版された名古屋SF。かなり奇書。高井様、多謝!

9/28(日)ポール・アルテ『七番目の仮説』読了。相変わらずの不可能犯罪物。
謹呈本届く。
○東山彰良『さようなら、ギャングランド』(宝島社/2008年)
 ――第一回このミス大賞銀賞受賞作家の第4長篇、文庫化。

9/29(月)ホームズ関係原稿、ひとつ仕上げて送付。
まだ残りはあるが、これでひと安心。
ネット注文の新刊届く。
○マイケル・ジョン・ハリソン『ライト』(国書刊行会/2008年)
 ――単行本の邦訳はサンリオSF以来という作家。ガチガチの本格SFらしいので期待。

9/30(火)某賞二次選考原稿読み。
小林泰三『モザイク事件帳』読了。ミステリファンなら楽しめること確実。

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8/1(金)御茶ノ水へ。
大学は休みなのに、やたら若い子が多いな、と思ったら明大のオープンキャンパス日でした。
神田の古書即売会へ。今日は計算通り開場直前に到着。列の後ろについて入場。
そうしたら、前日の『地球防衛軍』以上の掘り出し物が!!
○中井英夫『虚無への供物』(講談社文庫/1978年11刷)
 ――文庫の増刷でどこが掘り出し物やねん、とおっしゃるなかれ。
革装のハードカバーに改装してあるのだが、開いてびっくり。
「畑農照雄様 中井英夫」と献呈署名があるではないか!
識語も入ってるし、献呈先もSFやミステリの装画で有名な画家。
なのに、タダみたいなお値段。単なる改装本だと思って、誰も気付かなかったんだろうなあ。
○吉田甲子太郎訳著『空に浮かぶ騎士』(新潮社/1956年)
 ――こちらは掘り出し物というほどではないが。翻訳短篇&長篇の一部を集めた児童書。
アンブローズ・ビアス、ヒュー・ウォルポールなど収録したアンソロジー。
富岡直方『日本猟奇史 明治時代篇』読了。かなり面白い珍奇なるエピソード満載。
謹呈本届く。
○深町秋生『東京デッドクルージング』(宝島社/2008年)
 ――「このミス」大賞受賞作家最新刊。近未来なのでSF設定だ。

8/2(土)午前、歯医者へ。
午後、小金井公園の江戸東京たてもの園へ。
「下町夕涼み」というイベントがあって、その催事の中に「古本市」とあったので。
暑い中を自転車をこいで行ってみたら……ほんとの雑本がちょこっとあるだけ。
20円とかで売ってたけど、それでもいらない本ばかり。やれやれ。
折角入場料を払って入ったので、他のイベントも見学。
子どもスイカ割りとかやってるぞ。
浴衣だと入場割引なので、浴衣のチビっ娘とかいて可愛い。
で、本来の建物にも入る。
近代日本の建物を幾つも移築してあるから「たてもの園」なのだ。
「西川家別邸」では、他に誰も来ないので、しばらく畳の応接間で寛いでました(笑)。
日本家屋はエアコンしてなくても涼しくていいやね。
帰路、古本屋ものぞくが収穫ナシ。
もう一軒あるはずの店は、なくなっちゃってるし。
謹呈本届く。
○デニス・ルヘイン『運命の日』(早川書房/2008年)
 ――下旬発売予定の非売品プルーフ。サム・ライミ監督で映画化も決定の大作。
○森青花『BH85』(徳間デュアル文庫/2008年)
 ――新潮のファンタジーノベル大賞受賞作が徳間で文庫化ですか。
○加地尚武『福音の少年 闇と光を統べるもの』(徳間デュアル文庫/2008年)
 ――人気のライトノベル、シリーズ第7弾にして遂に完結。

8/3(日)死ぬほど暑い。実家へ行く予定だったが、日延べする。
家にこもって仕事。
夜、自転車で転居前の街へ。涼しくなったかと思いきや、ねっとりと湿度が高い。
行きつけのレストランへ。
更に行きつけの古本屋ハシゴ。一軒ではお茶をご馳走になり、話し込む。
○中井英夫『黒鳥譚・青髯公の城』(講談社文庫/1975年)
 ――講談社文庫の中井英夫が一冊だけ欠けてたハズ……と、えいやで買ったらビンゴ!
正にこれでした。しかも滅茶苦茶安かったし。ここのところ中井英夫づいてるなあ。

8/4(月)午後、雷鳴とともに雨が降り出す。
ドアを開けたら、アブラゼミが飛び込んでくる。
ああ、びっくり。
雨やどりなら、軒先にしてくれ。
東放学園の授業の、前期成績付け。
夜、雨が止んだので郵便局の本局へ。
帰路、また雨が降り出したので慌てて帰る。
買物しようと思ってたのに、忘れちゃいましたよ。

8/5(火)午後、やはり雷鳴とともに大雨。
昼は晴れてたので泳ぎに行こうかと思ってたが、やめといて正解でした。
川上澄生『明治少年懐古』読了。明治に生きた人の証言はリアルだ。
夜、今度こそ買物へ。
ついでに古本。
○『うちゅうから来た子犬』(児童憲章愛の会/1990年)
 ――書店売りでない児童書アンソロジー。表題作はSFだ。
児童憲章愛の会について詳しくは拙著『発掘!子どもの古本』を参照下さい。

8/6(水)曇ってるので今日こそ実家へ……と出発したら、カンカン照りに。
死ぬほど暑い。
実家で色々と雑用。
夕方、雷鳴は聞こえたが夕立は降らずじまい。
例のごとく、納戸整理で蔵書サルベージ。
・堀晃『太陽風交点』(早川書房/1979年)
・堀晃『エネルギー救出作戦』(作品社/1980年)
・堀晃&かんべむさし『SF街道二人旅』(徳間書店/1981年)
・堀晃『漂着物体X』(双葉社/1987年)
・堀晃『バビロニア・ウェーブ』(徳間書店/1988年)
 ――堀晃氏の著作をまとめて。

8/7(木)夕刻、横田順彌氏と長電話。
横田氏からお聞きした資料を探すため、閉館寸前の図書館へすべり込む。
ついでに近所の古本屋。
○江戸川乱歩『蔵の中から』(講談社・江戸川乱歩推理文庫/1988年)
 ――おお、久々に穴がひとつ埋まった! しかも帯・栞付きで定価の半額以下。
やはり、光文社文庫版全集が出たからか。
○Conan Doyle『EL SIGNO DE LOS CUATRO』(Editorial Morino/1987年)
 ――スペイン版『四つの署名』。辞書ナシでも判ったぞ! でも何故こんなものが?

8/8(金)暑い。終日仕事。

8/9(土)終日仕事。夕刻から少し涼しくなる。

8/10(日)横田順彌『押川春浪回想譚』読了。やはり面白い。
ほぼ初出で読んでいたが、こちらの明治に関する知識も少し増えているので、細部が余計に楽しめた。

8/11(月)終日仕事。

8/12(火)駅前へ。編集氏と打ち合わせ。
その際に謹呈本を頂く。
○日下三蔵『ミステリ交差点』(本の雑誌社/2008年)
 ――共通点のある新刊を取り上げ、かつ関連する過去の名作にも言及するという、
滅茶苦茶縛りの厳しいミステリ時評が単行本化。これ、すごい面白いよ、日下さん!
少し前に圧力鍋を頂いたので、カレーを作ってみる。
おお、人参やジャガイモをごろっと入れたのに、調理時間は短いのに、ちゃんと出来てる!
先に御飯も圧力鍋で炊いておいたのだが、炊飯器より旨い気がする。
凄いぞ>圧力鍋。

8/13(水)父の月命日&新盆で実家へ。
「もうふた月」と「まだふた月」という矛盾した感覚が渾然となっている。
ついでに納戸の片付け。いつもの蔵書サルベージ。
・アレイスター・クロウリー『法の書』(国書刊行会/1983年)
 ――百年前の実在の魔導士が書いた「読んだら何かが起こる」魔書。
・高千穂遥『異世界の勇士』(鶴書房/1979年)
 ――ジュヴナイルSF。表紙が武部本一郎。
・山村正夫『霊界予告殺人』(講談社/1989年)
 ――あの世で殺人が起きる、ちょっとトンデモなところもあるミステリ。
乱歩や横溝正史、木々高太郎ら探偵作家に加え、ドイルら海外作家も登場。
事件も『緋色の研究』のもじりだし、シャーロッキアンは読まないと。
実家から歩いていける距離にある、叔母の家へ。
昨年亡くなった、T叔父さんの旧蔵書の片付けを手伝い。
今日は、あっちでもこっちでも本を片付けてるなあ。
形見分けに、わたしも1冊頂く。
○レーモン・クノー『青い花』(筑摩書房/1969年)
 ――T伯父さんがクノーを読んでたとは! 他には見当たらなかったから、たまたまかな。
リアルタイムで買ったんだろうなあ。ある種の奇想小説。初版・帯付なのが嬉しい。

8/14(木)昼過ぎからプールへ。今夏、初プールだ。
がしがし泳ぐ。
途中、遠雷が聞こえたのでひやひやしたが、なんとかもってくれました。

8/15(金)外出ついでに、近所のブック○フで105円均一棚をひやかす。
○永井豪『シンデレラ騎士(1)(2)』(朝日ソノラマ/1983年)
 ――復刊されていないので結構レア物。連載誌はなんと「週刊マーガレット」!
少女マンガ誌なのに、永井豪だからやっぱりエッチ。当時の読者はどう思ったのだろう。

8/16(土)古本届く。
○日夏耿之介『アラビヤンナイト 5』(春陽堂少年文庫/昭和7年)
 ――日夏耿之介の『千夜一夜物語』、しかも春陽堂少年文庫!
ひとつ問題は、これが全6巻だということ。……揃えられるかなあ。

8/17(日)終日仕事。

8/18(月)終日仕事。

8/19(火)終日仕事。外でちょっと動き回ったら、暑くて死にそう。
再放送を録画しておいた『ケータイ捜査官7』をまとめて観る。……結構面白い。

8/20(水)終日仕事。
謹呈本届く。
○パトリシア・A・マキリップ『ホアズブレスの龍追い人』(創元推理文庫/2008年)
 ――ファンタジイの名手による短篇集。

8/21(木)謹呈本届く。
○日本SF作家クラブ編『世界のSFがやって来た!! ニッポンコン・ファイル2007』(角川春樹事務所/2008年)
 ――昨年横浜で開催された世界SF大会における日本SF作家クラブ企画の全記録。
わたくしも「SF奇書の世界」で参加したので、執筆しております。
ページをめくっていると、一年前のあの熱気を思い出すなあ。

8/22(金)ようやく少し涼しくなった。
外務省から郵便届く。中身はこれ。じゃーん。
○『名探偵コナン 外務省を探る!』(外務省/2007年)
○『名探偵コナン サミットガイド』(外務省/2008年)
 ――マンガ形式のパンフレット。これも「本屋にはないマンガ」なのです。
謹呈本届く。
○『横溝正史探偵小説選?』(論創社/2008年)
 ――児童向け翻案ルパンや新発見原稿など、論創ミステリ叢書でも特に貴重な一冊!

8/23(土)武蔵境界隈を散歩。楽しい。途中から雨になっちゃったけど。
かすみ樓『下郎の智慧』読了。明治期に出版されたお伽噺。
謹呈本届く。
○ジョン・モーティマー『ランポール弁護に立つ』(河出書房新社/2008年)
 ――法廷物の英国ユーモアミステリ連作短篇集。

8/24(日)古本届く。
○ドイル『小説ゼラール将軍』(敬文館・愛読叢書/大正14年)
 ――『勇将ジェラール』の古い翻訳。児童向けのようだ。

8/25(月)実家へ。父の残した使いかけのプラモ用塗料など処分。
スプレー塗料は中身を抜かないといけないので、処置がタイヘン。
納戸も片付け。いつもの蔵書サルベージ。今回は雑誌。
・『BOOKMAN #21 東京都古本屋帝国ベスト店』(トパーズプレス/1988年)
 ――故・瀬戸川猛資編集による伝説の書評誌。もうなくなった古本屋が幾つもあるなあ。
「書痴エルロック・オルメスの冒険」も連載。
・『別冊潮 文芸特集』(潮出版社/1986年)
 ――『日本版シャーロック・ホームズの災難』所収の「銭形平次ロンドン捕物帖」初出誌。
・『HORROR MAGAZINE』(SFマガジン1987年7月臨時増刊号)
 ――増刊号として一度だけ刊行された「ホラーマガジン」。中身は充実。

8/26(火)注文していた新刊届く。
○コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』(早川書房/2008年)
 ――ピュリッツァー賞を受賞した破滅SF。

8/27(水)折角涼しくなったと思ったら、いきなり暑い。
暑いので、駅前に出てアジアン食堂でランチ。
謹呈本届く。
○海堂尊『ナイチンゲールの沈黙(上・下)』(宝島社文庫/2008年)
 ――『チーム・バチスタの栄光』に続くシリーズ第2作、早くも文庫化!
高瀬素峯『新奇妙談 閻魔大王判決録』読了。明治期の作品で、閻魔大王が罪人を裁判にかける話。

8/28(木)雨模様。
雨の合間を縫って自転車で図書館へ。でもちょっと降られてしまう。
ついでに古本屋。
○新庄節美『名探偵チビー 虹色プールの謎』(講談社/1994年)
○新庄節美『名探偵チビー 首なし雪だるまの謎』(講談社/1994年)
 ――児童ミステリのシリーズ。今ではちょっとレアになってる。

8/29(金)久々に隣県まで足を伸ばしてプチ古本旅……という予定だったのだが。
前日夜から関東全域で大雨。今日もあちこちで大雨や洪水の警報が。……やめときます。
というわけで、家にこもって仕事。
そしたら昼間、ウチのあたりはピーカンに晴れてる。
……行けばよかったかなあ。
注文していた新刊届く。
○シオドア・スタージョン『[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ』(河出書房新社/2007年)
 ――昨年末に出た奇想コレクション。買い忘れに気付いて。
謹呈本も届く。
○小林信彦『紳士同盟ふたたび』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――小林信彦のコン・ゲーム小説続篇、復刊!
○水田美意子『着ぐるみデパート・ジャック』(宝島社/2008年)
 ――このミス大賞奨励賞を中学生で受賞した作家の第2作。今は高校生か。

8/30(土)日本古典SF研究会の例会で神保町へ。
自宅を出た時は晴れてたが、御茶ノ水の改札を出たところでドシャ降り。
古書会館に駆け込もうとしたら、入口で足を滑らせる。
身体を舗道に打ちつける直前、咄嗟に右手をついてぎりぎりセーフ。
反射神経は衰えてなかったが、あとで右手首が痛む。やれやれ。
古書即売会、終了直前にぐるっとひと回り。
○川手秀一『無邪荘会談 春の巻』(新世界社分室/1951年)
 ――6年前に一冊入手したのだが、それが何の巻か記憶なし。
えいやで買って、一度ダブらせたこともある(それは横田順彌氏に差し上げました)。
今回もえいやで買って……ウチにあったのは秋! やった、違う巻だ!
故人を集めて会談する奇書。でも、まだ「夏」と「冬」があるハズ……。
○『たしなみ』(「新女苑」1947年1月号付録)
 ――衣装・化粧・日常の振る舞いなど、60年前の女性の「たしなみ」の本。文庫資料。
即売会場を出ると、やや小降り(というか普通の雨降り)になっている。
古典SF研の例会会場へ。集まりは悪かったが、珍しくちゃんと古典SFの話をする(笑)。
遅くまで話し込み、日付が変わる直前に帰宅。

8/31(日)もう、ほんとにもう8月も終わりだ!
謹呈本届く。
○D・M・ディヴァイン『ウォリス家の殺人』(創元推理文庫/2008年)
 ――英国探偵小説の王道的作品。
○高城高『暗い海 深い霧』(創元推理文庫/2008年)
 ――日本ハードボイルドの開祖・高城高の全集第3巻。

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7/1(火)ああっ、今年ももう半分終わってしまった! 早すぎ。
「このミス大賞」一次選考作業。
某氏より古本譲って頂く。
○山口裕一『キチガイ同盟』(三一書房/1967年)
 ――あまりのタイトルゆえに復刊できないSF奇書。

7/2(水)翌日の授業の準備。
「このミス大賞」一次選考作業。
ひと月以上、体重計に乗っていなかったことを思い出す。
恐る恐る乗ってみると……少し減ってました。
まあ、このひと月で本当に色々ありましたから。
謹呈本届く。
○三津木春影『探偵奇譚 呉田博士【完全版】』(作品社/2008年)
 ――乱歩や横正、野村胡堂に影響を与えた明治・大正期の翻案探偵小説が遂に復刻!
原作は前半が主にソーンダイク物、後半がホームズ物。超貴重アイテムだ。編者の末國様、多謝!
○機本伸司『神様のパラドックス』(角川春樹事務所/2008年)
 ――小松左京賞受賞作で映画化もされたSF『神様のパズル』のスピンオフ。

7/3(木)高田馬場の東放学園で小説講座。
所用で新宿へ。サミット開催のテロ警戒で、やたらと警官が多い。
転居前の街へ。行きつけの時計屋で、時計のバンドを交換。
一部金具の色が気に入らず、前の物と組み合わせてもらう。流石だ>爺ちゃん。
行きつけの古本屋へ。
○ドイル/筒井敏雄・文『のろわれた老犬』(「中学生の友2年」1960年3月号付録)
 ――『バスカヴィル家の犬』がかなり改変されてます。桶谷繁雄の短篇も併録。
○ドイル/武田武彦・文『名探偵ホームズ まぼろしの犬』(偕成社・名作冒険全集/1958年)
 ――やっぱり『バスカヴィル家の犬』が改変されてます。ワトソンは少年だし。

7/4(金)「このミス大賞」一次選考作業。
謹呈本届く。
○富岡直方『日本猟奇史 明治時代篇』(国書刊行会/2008年)
 ――近代日本の奇談集。原本を所持していないパートなので嬉しい。朝松健様、多謝。

7/5(土)「このミス大賞」一次選考作業。
謹呈本届く。
○C・L・ムーア『シャンブロウ』(論創社 ダーク・ファンタジー・コレクション/2008年)
 ――懐かしのノースウエスト・スミス・シリーズが一巻本に。
○梶山季之『彫辰捕物帖(中)』(論創社/2008年)
 ――異色(というか好色)捕物帖の復刊。

7/6(日)「このミス大賞」一次選考作業。選考コメント執筆。
ちょっと一息ついて、古本を修理。
函がこわれてしまったため、書棚に収められずにずっと出しっ放しになっていたのだ。
百円で買った本なんだけど、それでもそのままにしておくのは性に合わないのです。
……ああ、古本いじってるのって、とっても楽しい。
無事に修理が完了したのは、これ↓(5年前の日記より)。
>>○山根匡志『趣味の医學 機微談語』(六合社/昭和7年)
>> ――性に関するエピソード集。安いから買ったら「吾輩は軟性下疳菌である」収録。
謹呈本届く。
○マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』(河出文庫/2008年)
 ――わたしも偏愛するSF恋愛小説の傑作が遂に新訳なる! 訳者の山岸様、多謝!!!

7/7(月)所用で引越し前の街へ。役所で書類など。
ついでに新刊。
○ふくやまけいこ『ひなぎく純真女学園(1)』(徳間書店/2008年)
 ――ああっ、気付かぬ間にふくやまさんの新刊コミックが! 楽しい!

7/8(火)実家へ。父の他界に伴う諸事務で、ひたすら書類書き。……疲れた。
納戸も少し片付ける。蔵書サルベージ数冊。
・福島正実『出口なし』(角川文庫/1974年)
・福島正実『虚妄の島』(角川文庫/1976年)
・福島正実『赤い砂漠の上で』(文化出版局ポケットメイツ/1981年)
・難波弘之『飛行船の上のシンセサイザー弾き』(文化出版局ポケットメイツ/1982年)
 ――日本SFは、まだ結構実家に残ってることが判明。

7/9(水)武蔵野第一図書館、じゃなかった武蔵野中央図書館で調べ物。
ふと気がつくと見覚えのある白髪頭が。……小池滋先生でした。
よく見ると、資料と照らし合わせてゲラを校正しておられる。
お忙しそうだったので、挨拶だけして失礼する。
ついでに新刊。
○グラディス・ミッチェル『ワトスンの選択』(長崎出版/2008年)
 ――ホームズ仮装パーティで起こる怪事件。

7/10(木)高田馬場の東放学園で小説講座。
わたしの講座は前期のみなので、あともう2回。
なのに、通っている間に一度も早稲田の古書街に寄っていなかった。
というわけで、ざっと古書街の均一棚を流し見。店も少し変わってるなあ。
○夏川澄『秘密の地下室』(雅樹書房/1947年)
 ――戦後初期の、児童向け仙花紙本探偵小説。
○佐々木邦『奇物変物』(講談社/1953年)
 ――昔のユーモア小説。

7/11(金)仕事で浅草方面へ。途中下車して神田の古書即売会を覗く。
○横倉辰次『明治のデカ部屋』(おりじん書房/1978年)
 ――犯罪実録だと思って手に取ったら、これ、探偵小説じゃん!
浅草で打ち合わせ。謹呈本(旧刊)頂く。
○森瀬繚責任編集『クトゥルー神話ダークナビゲーション』(ぶんか社/2006年)
 ――クトゥルー神話解説ムック。かなり濃ゆい。森瀬様、多謝。
打ち合わせ後、浅草界隈で古本屋をうろつくが収穫ナシ。
東中野へ移動し、夕食。
帰宅すると謹呈本(新刊)が届いている。
○スティーヴ・ホッケンスミス『荒野のホームズ』(早川書房ポケットミステリ/2008年)
 ――ホームズに影響を受けたカウボーイ探偵の事件簿。訳者の日暮様、多謝。

7/12(土)死ぬほど暑い日差しの中、久々にアサイチで高円寺の古書即売会へ。
なのに、収穫全くナシ!
これまた久々に古本者諸兄とお茶。
役所の駅前事務所で書類を取ってから実家へ向かう。
諸々の事務続き。
納戸から蔵書サルベージ数冊。
・山村正夫編『恐怖館』(青樹社/1976年)
 ――香山滋・大河内常平・山田風太郎・横溝正史・江戸川乱歩ら収録。
・堀晃『恐怖省』(集英社文庫/1982年)
・堀晃『マッド・サイエンス入門』(新潮文庫/1986年)
 ――わたしの好きなハードSF作家の短篇集と超科学エッセイ集。

7/13(日)埼玉の朝霞へ。初めて降りる地だ。
古本屋を回るつもりだったが、古本屋らしい古本屋はなくなっていることが判明。
仕方なくブック○フへ行くが、なーんもなし。
御招待頂いたスタジオルミエール発表会へ。
ちびっ子たちが超可愛かったです。
打ち上げにもお邪魔する。

7/14(月)グラディス・ミッチェル『ワトスンの選択』読了。
シャーロッキアンの素養がないと面白みは半減だろう。
でもこのラストじゃ、拡げた風呂敷を畳んだことになってないと思うのですが。これでいいの?

7/15(火)短篇集収録用の旧作を改訂。

7/16(水)翌日の授業(期末試験)の準備。
横倉辰次『明治のデカ部屋』読了。明治版の警察小説。
推理の要素は薄いが、明治の雰囲気はたっぷり。

7/17(木)高田馬場の東放学園で小説講座(期末試験)。
夜、駅前へ。編集氏と打ち合わせ。
謹呈本届く。
○平山夢明『怖い本(8)』(ハルキ・ホラー文庫/2008年)
○平谷美樹・岡本美月『百物語 実録怪談集 第七夜』(ハルキ・ホラー文庫/2008年)
○福澤徹三『いわくつき日本怪奇物件』(ハルキ・ホラー文庫/2008年)
○中見利男『あなたの知らない日本おとぎ話』(ハルキ・ホラー文庫/2008年)
 ――ハルキ・ホラー文庫最新刊。

7/18(金)謹呈本届く。
○グラディス・ミッチェル『タナスグ湖の怪物』(論創社/2008年)
 ――恐竜が出現する(?)異色ミステリ。先日読んだ『ワトスンの選択』と同シリーズ。
○梶山季之『彫辰捕物帖(下)』(論創社/2008年)
 ――異色(というか好色)捕物帖の復刊。
○眉村卓『消滅の光輪(上・下)』(創元SF文庫/2008年)
 ――「司政官」シリーズの大長篇、復刊。
昼間、自転車で駅前に出たら、いきなりの豪雨。
折り畳み傘を持っていたが、帰宅するまでにずぶ濡れ。
夕方、都心へ出るついでに神田の古書即売会へ。
終了30分前に飛び込み、大急ぎで一周。
○坂部護郎編『山岳短篇小説集 三人と死』(四六書院/昭和6年)
 ――翻訳アンソロジーだが、なぜか各作者名がどこにも表記されていない。
坂部護郎って、ヘンな人なんだよなあ。ホラーに分類し得る小説も入っているようなので購入。
○エドワード・リア『ノンセンスの贈物』(思潮社/1974年)
 ――ヴィクトリア朝のナンセンス詩画集。後の文庫版は所持。
半蔵門へ。『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』打ち上げ。
同書にマンガを描いている、唐沢なをき氏も出席されていたので、サインを頂く。
サインをもらったのは、これ↓。
・唐沢なをき『近未来馬鹿』(青林社/1990年)
 ――もちろん「漫才バスカビル家の犬」収録のため。ホームズの絵も描いて頂けて、滅茶苦茶嬉しい。
打ち上げは、絵描きさんやライターさんなど、初めてお会いする方ばかり。
二次会までとっぷりと話し込み、日が替わって帰宅。

7/19(土)終日仕事。

7/20(日)終日仕事。

7/21(月)横浜・本牧へ。
中村恩恵さんのスタジオ・ショウイング『Another Time』鑑賞。
人手が足りないことが判明し、受付のお手伝い。
横浜に出て夕食。
パトリック・ロスファス『風の名前(上・中・下)』読了。新たなるファンタジイ三部作の第一部。
ストーリー運び、伏線の張り方、キャラクター造形など、かなり巧みだ。

7/22(火)先週実施の前記試験の採点。
始まった時と比べて、みんな進歩しているので一安心。

7/23(水)翌日の授業の準備。
深夜過ぎ、テレビをつけていたら地震警報が流れた。
その少し後、本当に地震が発生!
初めての経験である。

7/24(木)高田馬場の東放学園で小説講座、今期の最終回。
期末試験の返却・講評など。無事終了。
生徒諸君も、お疲れ様でした。
早稲田の古本屋街、先々週と道路の反対側で、店頭本を流し見するが、収穫ナシ。
所用で新宿へ。ラーメンと餃子を食して帰宅。
謹呈本届く。
○スティーヴン・ハンター『四十七人目の男(上・下)』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――いま巷で話題のアクション小説。サムライ映画に影響を受けたそうだ。
○グリン・ダニエル『ケンブリッジ大学の殺人』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――英国のクラシック・ミステリ。これはちょっと楽しみ。
○E・W・ハイネ『まさかの顛末』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――ドイツ作家によるショートショート集、第2弾。

7/25(金)暑い。長篇プロット作業。

7/26(土)今日も暑いぞ。
外出ついでに途中下車して、高円寺の古書即売会へ。
……買う物ナシ。でも会場でシンポ教授にばったりとお会いした。
五反田の古書即売会へ。
○川本不二雄『跪祷』(国際文芸社/1947年)
 ――懸賞小説入選作家の第二短篇集。推薦者は『空中征服』の賀川豊彦。
囚人の話があったので犯罪物かと思ったが、宗教的な話だった。
渋谷へ。古参シャーロッキアンの研究会に出席。
翌日があるので、二次会は失礼して帰宅。

7/27(日)父の四十九日で、北原家の墓がある多摩の奥地の霊園へ。
かんかん照りで暑かったのに、雷鳴が。
納骨の最後のところで、雨粒が落ちてきてしまう。
休憩所へ戻ったら、ざんざん振りに。ぎりぎりセーフ。
30分ほども昔話などするうちに、雨が上がる。
途中で食事をしてから、実家へ。
キャスターの車輪が外れていたので、修理する。
こういう仕事は父がやっていたのだが、それを受け継いだのはわたしなのであります。
ついでに納戸から蔵書サルベージ。
・川又千秋『夢の戦士』(鶴書房/1979年)
・リチャード・スターク『悪党パーカー カジノ島壊滅作戦』(角川文庫/1971年)
・渡辺剣次編『13の密室』(講談社/1975年)
・『少年ジャンプ』(1976年36号)
 ――最後のは吉沢やすみ『べらんめえホームズ』掲載の号なのです。

7/28(月)終日仕事。
夕方、歯医者へ。ついでに古本屋をのぞくが買う物ナシ。

7/29(火)山田風太郎『ラスプーチンが来た』読了。
既読のはずだが、細部は全く覚えてなかった。風太郎だけに許される、無茶な話だよなあ。
謹呈本届く。
○富岡直方『日本猟奇史 大正・昭和篇』(国書刊行会/2008年)
 ――近代日本の奇談集の復刻、ついに完結。朝松健様、多謝。
古書目録も届く。
○『ニュースボード 第七十三号』(名雲書店/2008年)
 ――図版が多くて資料性が高く、毎回楽しみにしている、文庫版目録。
江見水蔭がちと欲しいが――手の届かないお値段でした。

7/30(水)ネット注文の新刊届く。
○ナンシー・スプリンガー『エノーラ・ホームズの事件簿 ふたつの顔を持つ令嬢』(小学館ルルル文庫/2008年)
 ――ホームズの妹のシリーズ第2作。続編が無事に訳されてめでたい。
○アレック・シモンズ&ビル・マッケイ『シャーロック・ホームズ外伝 <カラス同盟>事件簿』(あすなろ書房/2008年)
 ――ウィギンズが主人公のシリーズ。続きは訳されるのか?
『<カラス同盟>事件簿』読了。メインの事件が、先に出てるアレと丸かぶりだ。
謹呈本も届く。
○柄刀一『御手洗潔対シャーロック・ホームズ』(創元推理文庫/2008年)
 ――ダブルパスティーシュ、文庫化。今日はホームズづくしだ。

7/31(木)新宿京王の古本市へ。
開店直前に行くつもりが二度寝してしまい、結局開店5分後着。
どうせ出遅れたから、と奥から見たのが功を奏したか、一冊だけだが大収穫。
○岡本俊彦『地球防衛軍』(「少年」1958年3月号付録)
 ――東宝特撮SF映画のマンガ化。でも肝心のモゲラがちょびっとしか出ないぞ。
相場の10分の1程度の値段で買えたので大満足。
古本者の諸兄とお茶。
彩古氏から「今日収穫あったのは北原さんぐらいだね」とお褒めの言葉(?)を頂く。
解散後、荻窪へ移動。杉並図書館でホームズ関係資料の載った雑誌をコピー。
ついでに古本屋。
○『アンソロジー・恐怖と幻想 第1巻』(月刊ペン社/1971年)
 ――カバー&帯付で定価以下! 信じられません。
○H・G・ウエルズ『ダイヤモンドをつくる男・盲人の国』(英宝社/1957年)
 ――「英米名作ライブラリー」。初版。今となっては割とレア。
○Lian Hearn『ACROSS THE NIGHTINGALE FLOOR』(Firebird/2002年)
 ――日本が舞台の時代ファンタジーらしい。アメリカにしては珍しくカバー装の文庫版。文庫資料。
輸入食材店で、アジアンビールをまとめ買い。2本だけ冷えた缶を買い、首筋を冷やす。
更に地元の駅ビルで新刊。
○川上澄生『明治少年懐古』(ウェッジ文庫/2008年)
 ――藤原義也氏のサイト「本棚の中の骸骨」で知った本。押川春浪への言及もあるなあ。
謹呈本届く。
○中井英夫『幻戯』(出版芸術社/2008年)
 ――「ふしぎ文学館」最新刊。中井英夫ベスト集。単行本初収録の日記も。

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6/1(日)吉祥寺へ。いろいろ買物。
古本屋へ寄るが収穫ナシ。
新刊購入。
○クリストファー・プリースト『限りなき夏』(国書刊行会/2008年)
 ――プリーストの短篇集! 日本では初だよ。

6/2(月)中井へ。
本棚製作の経験を買われて、早川バレエスタジオの新スタジオで女性更衣室の棚を製作。
というわけで、堂々と女性更衣室に入ってきました(笑)。
180×180という大きめな棚でしたが、無事に完成。ほっ。
ネット注文していた新刊届く。
○マイクル・ビショップ『リトペディオン 石の子』(文芸社/2008年)
 ――SF作家のホラー系作品。自費出版社からこんな翻訳が出るとは。訳者は「外国航路船長」だそうだ。

6/3(火)台風が関東に接近。
ひたすら『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業。
謹呈本届く。
○山口雅也『キッド・ピストルズの最低の帰還』(光文社/2008年)
 ――キッド・ピストルズ遂に復活! 山口雅也様、ありがとうございます。大感激です!

6/4(水)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業続き&翌日の準備。
もう死にそう。
謹呈本届く。
○後藤リウ『僕と僕らの境界線』(徳間書店デュアル文庫/2008年)
○みかづき紅月『サムライエイジ』(徳間書店デュアル文庫/2008年)
 ――デュアル文庫、最新刊。

6/5(木)雨。高田馬場の東放学園で小説講座。
読んでくるように言っておいた短篇を、半分ほどの生徒が読んでいなくて愕然。
先生は、絶望はしませんが失望しました。
しつこく念を押して、宿題を出す。
ソッコー帰宅し、『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業。
詰めが近いのでいよいよ大変。
謹呈本届く。
○ジェイ・エイモリー『スカイシティの秘密』(創元推理文庫/2008年)
 ――有翼人の住む天空都市を巡るファンタジイ。

6/6(金)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業。
やや余裕ができてきたので、パラレルに「このミス」大賞一次選考作業。
所用で役所へ。ついでに古本屋。
○アレグザンダー・ケイ『残された人びと』(ブッキング/2001年)
 ――アニメ『未来少年コナン』原作(岩崎書店)の復刊版。定価、高っ!

6/7(土)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業。
パラレルに「このミス」大賞一次選考作業。
吉祥寺の成蹊大学へ。
公開講座「イギリス文学とパブ」(大熊昭信文学部教授)を受講。
五分前に着いたら、250人以上入れる大講義室がほぼ一杯。
話はなかなか興味深かったが、ちょっとした間違いがあったのが気になった。
成蹊学園は中学・高校時代の母校だが、構内に入るのはおそらく四半世紀ぶり。
懐かしいので、少しうろつく。
帰宅すると謹呈本届く。
○アンナ・カヴァン『氷』(バジリコ/2008年)
 ――おおおお、幻の名作が遂に復刊! やや難解かもしれないが大傑作ですぞ!、

6/8(日)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業、完了。
父親の具合が悪く、実家へ。泊まる。
納戸で電動工具発掘。ついでに蔵書もサルベージ。
・ランドル・ギャレット『魔術師が多すぎる』(ハヤカワ・ミステリ文庫/1977年)
・ランドル・ギャレット『魔術師を探せ!』(ハヤカワ・ミステリ文庫/1978年)
 ――科学ではなく魔術が一般的となった、歴史の異なる世界でのミステリ。

6/9(月)実家からダイレクトに自分の最寄り駅前へ。編集氏と打ち合わせ。
帰宅後、終わったと思った『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業、最後の最後。

6/10(火)予約購読の本届く。
○コナン・ドイル『亡命者(上)』(エミルオン/2008年)
 ――コナン・ドイル小説全集第19巻。
謹呈本も届く。
○富岡直方『日本猟奇史 江戸時代篇2』(国書刊行会/2008年)
 ――近世日本の奇談集。原本を所持していて校閲時に協力したので。朝松健様、多謝。

6/11(水)中井へ。バレエスタジオで棚製作第2弾。今回は靴棚。
帰路、新刊書店へ。
○椎名高志『(有)椎名代百貨店』(小学館/2008年)
 ――『GSホームズ極楽大作戦!!』続編収録。
帰宅後、翌日の準備。

6/12(木)高田馬場の東放学園で小説講座。
高田馬場から、青梅市の病院へ。父危篤。
病院に泊り込む。

6/13(金)父死去。

6/14(土)家族会議。葬儀日程、決まる。

6/15(日)葬儀準備。実家に泊まる。

6/16(月)葬儀準備。

6/17(火)通夜。
実家に泊まる。

6/18(水)告別式。
生花・弔電をお送り下さった皆様、ご参列下さった皆様、心より御礼申し上げます。

6/19(木)高田馬場の東放学園で小説講座。
先週の講義との間に、なんと色々あったことよ。
高田馬場から、直接実家へ。後始末。
この一週間で届いていた謹呈本。今となっては、正確な到着日不明。申し訳ないです。
○L・P・ハートリー『ポドロ島』(河出書房新社/2008年)
 ――ハートリーの異色恐怖小説集! 嬉しくて踊ってしまいます。
○森奈津子『先輩と私』(徳間書店/2008年)
 ――女の子ばかり登場するエロ面白い連作短篇集。森様、多謝!
○パトリック・ロスファス『風の名前(上・中・下)』(白夜書房/2008年)
 ――新たなるファンタジイ、第一作。
そして今朝、届いた見本。
○『僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』(宝島社/2008年)
 ――総監修・北原尚彦。大変苦労しましたので、お読み頂けると嬉しいです。

6/20(金)たまりにたまった仕事に精を出す。

6/21(土)恵比寿へ。SFファン交流会に出演。
ついでに恵比寿の洋書古本屋。
○Larry Millett『SHERLOCK HOLMES AND THE SECRET ALLIANCE』(Penguin/2001年)
 ――ペンギン・ブックスに入った、新たなる贋作ホームズ長篇作家。
○Alan Stockwell『THE SINGULAR ADVENTURES OF MR SHERLOCK HOLMES』(UPSO/2003年)
 ――贋作ホームズ短篇集。新品同様だ。
SFファン交流会、お題は「出張版 ほんとひみつ」。
牧眞司氏、三村美衣、日下三蔵氏、溝口哲郎氏とともに古本話を披露。
新宿へ移動して二次会へ。SFファンの方々と交流。
まだ色々あるので、途中で失礼する。
一旦帰宅して荷物を置いてから、実家へ。泊まる。

6/22(日)父の死に伴う諸雑務。
納戸も少し片付ける。蔵書サルベージ数冊。
・英国推理作家協会編『13の判決』(講談社文庫/1981年)
 ――黒背のアンソロジー。ハイスミス、ピーター・ディキンスンら収録。
・都筑道夫『ダジャレー男爵の悲しみ』(角川文庫/1980年)
 ――ショートショート集「悪業年鑑」の片割れ。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○高橋克彦『おそれ』(出版芸術社/2008年)
 ――「ふしぎ文学館」最新刊。

6/23(月)終日「このミス大賞」一次選考作業。

6/24(火)「このミス大賞」一次選考作業。
中井の新しい早川バレエスタジオへ。
わたしが製作した靴棚が使われているのを確認。
女子更衣室の棚は……確認できませんでした(笑)。
転居前の街へ。行きつけのレストランで夕食。
ついでに行きつけの古本屋へ。
○『食べて、遊んで、ねる子は育つの巻』(大塚製薬/2008年)
 ――五冊共函の「OTSUKA続まんがヘルシー文庫」。非売品。
赤塚不二夫・秋竜山・ちばてつや・やなせたかし等、超豪華メンバー。
○あさのあつこ『金色の野辺に唄う』(小学館/2008年)〔非売品〕
 ――あさのあつこ最新長篇のプルーフ(見本)。
その他、仮綴のプルーフ数冊。しかし「本」と認定すべきか難しいので略。

6/25(水)翌日の授業の準備。
謹呈本届く。
○ルイス・フェルナンド・ヴェリッシモ『ボルヘスと不死のオランウータン』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――主人公が実在の作家ボルヘスとともに、ポーにまつわる事件を調査! 訳者の栗原百代様、多謝!

6/26(木)高田馬場の東放学園で小説講座。
帰路、転居前の街へ。いつもの美容室で髪を切る。さっぱり。
古本屋へ寄り、少々立ち話。
謹呈本届く。
○野田昌宏『風前の灯!冥王星ドーム都市』(創元SF文庫/2008年)
 ――訳者自身が書いた幻のキャプテン・フューチャー外伝、ついに書籍化!
○高城高『凍った太陽』(創元推理文庫/2008年)
 ――日本ハードボイルドの原点「X橋付近」の作者の短篇集。
○フィリップ・プルマン『マハラジャのルビー』(東京創元社/2007年)
 ――ヴィクトリア朝の少女が主人公のシリーズ第一作、文庫化。

6/27(金)終日「このミス大賞」一次選考作業。
謹呈本届く。
○伊園旬『ソリューション・ゲーム』(宝島社/2008年)
 ――「このミス大賞」作家、受賞後第一作。
○ハセベバクシンオー『ビッグタイム』(宝島社文庫/2008年)
 ――「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作家の長篇、文庫化。

6/28(土)日本古典SF研究会の例会だが、まだ仕事に影響が出ており欠席。申し訳ない。
「このミス大賞」一次選考作業。

6/29(日)終日「このミス大賞」一次選考作業。
ネット注文の新刊届く。
○マーゴ・ラナガン『ブラックジュース』(河出書房新社/2008年)
 ――奇想コレクション最新刊。オーストラリアの幻想短篇集。

6/30(月)借りたままだった資料を慌てて図書館へ返却。
ついでに宅急便発送やら何やら。

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5/1(木)やたらと暑い。
高田馬場の東放学園で小説講座。
帰宅してワールドコン・レポート続き執筆。
アーサー・C・クラーク『惑星へ飛ぶ』読了。ノンフィクション。
謹呈本届く。
○ハセベバクシンオー『鑑識・米沢の事件簿』(宝島社文庫/2008年)
 ――「このミス大賞」作家による、『相棒』スピンオフ小説。

5/2(金)アーサー・C・クラーク『宇宙の探険』読了。ノンフィクション。

5/3(土)朝から雨模様。
高円寺と神田の古書即売会ハシゴ。なのに収穫ゼロ。がーん。
SFセミナー2008へ。にぎやかしで参加した古本オークションで落札してしまう。
○『APERION 第1巻』(銀河領プロジェクト/1984年)
 ――太田忠司氏編集によるムック形態のSFファンジン。やたらと豪華。
ゲストの眉村卓氏にサインを頂く。先日実家からサルベージしたシナリオ『幕末未来人(1)』に。
ゲストの高井信氏からまとめて古本を譲って頂く。今回のセミナー参加はこれがメインだったり(笑)。
○ドイル/三上於菟吉訳『シャーロック・ホームズの帰還』(平凡社/1946年再版)
 ――蒐集してる叢書で、この巻は持ってなかった!
○ドイル/中島河太郎訳『マラコット深海』(「中一時代」付録/発行年不明)
 ――付録文庫のドイルSF。改装本のため発行年月が不明。
○『シャーロック・ホームズの新たな冒険〜緋色の研究〜』(あおば出版/2006年)
○『シャーロック・ホームズの新たな冒険〜四つの署名〜』(あおば出版/2006年)
○『シャーロック・ホームズの新たな冒険〜バスカヴィル家の犬〜』(あおば出版/2006年)
○『シャーロック・ホームズの新たな冒険〜恐怖の谷〜』(あおば出版/2007年)
○『シャーロック・ホームズの新たな冒険〜踊る人形〜』(あおば出版/2007年)
 ――版元がつぶれて頓挫したコミックのシリーズ、コンプ。
○ルック・キャンノット『不思議の国でアリマス』(三菱文庫)
 ――高級ボールペンの景品。中身はノート。『シャーベット・ホームズの冒険』は所持。
○宮崎惇『みどり色の目』(文化出版局ポケットメイツ/1981年)
 ――かなり無茶なジュヴナイルSF。元版は所持。
○宮崎惇『ミスター・サルトビ』(ソノラマ文庫/1976年)
 ――奇想天外なジュヴナイル冒険アクション。
○宮崎惇『甲賀忍法江戸控』(双葉新書/1976年)
 ――奇想天外な忍者小説。
○宮崎惇『秘録 戦国忍者伝』(桃園書房/1974年)
 ――小説ではなく宮崎流歴史書。
○宮崎惇『レインジャー忍法』(廣済堂豆たぬきの本/1979年)
 ――小説ではなく現代流忍術指南書。
……一気に荷物が重くなってしまいました。即売会で収穫がなくて却ってよかったのかも。
昼の部終了。幸い、雨が上がっている。
高井信氏、井上雅彦氏らとお茶。しかも異形作家の諸兄が合流して賑やかなことに。
高井氏、SFコレクターT氏と秋葉原へ。一週間前に開店したばかりのブック○フへ。
人が多い。レジ待ちの客の列をちゃんと捌けていない店員を叱ってしまう。
○古屋蔵人編『2027 ボヤボヤしてたら、すぐやってくる。2027年のお話。』(ブルース・インターアクションズ/2007年)
 ――レシートや冊子や名刺まで閉じこんだ、グラフィックSFノベル。奇書だ。
お二人と分かれて、SFセミナー合宿へ。星敬氏とゲスト部屋で仕事の打ち合わせ。
今年は「ほんとひみつ」がないので、深夜0時近くに失礼して帰路につく。

5/4(日)所用で銀座へ。滅茶苦茶人出が多い。
帰宅すると謹呈本が届く。
○小池真理子『くちづけ』(出版芸術社/2008年)
 ――「ふしぎ文学館」最新刊。
○水田美意子『殺人ピエロの孤島同窓会』(宝島社/2008年)
 ――応募時12歳の少女が書いた、このミス大賞特別奨励賞受賞作、文庫化。

5/5(月)こどもの日。
アーサー・C・クラーク『白鹿亭奇譚』読了。たぶん25年ぶりの再読。
パブでのホラ話SF。滅茶苦茶楽しい。

5/6(火)快晴。昼間は暑いぐらい。
アーサー・C・クラーク『宇宙文明論』読了。宇宙テーマの科学エッセイ。
クラークの単行本ガイド×6本執筆。

5/7(水)翌日の講義の準備。
神楽坂へ。宝島社「このミス大賞」選考委員慰労会へ。
会場は……料亭だよ! 芸者さんいるし!
お座敷遊びにも(半ば強制的に)参加。
色々と笑うツボもありましたが、疲れました。
帰路、飯田橋のブック○フに寄り道。
○R・チャンドラー『にせ札を追え!』(国土社/1983年)
 ――児童むけのSF&ミステリ叢書「少年SF・ミステリー文庫」の一冊。

5/8(木)未明(1時5分頃)の弱い地震の直後に就寝。
2回目(1時45分頃)のやや強い地震で飛び起きる。
遠くでドサドサという嫌な音(笑)がしたので、おそるおそる本部屋を見に行ったが無事。
別の部屋に畳んで積んであった空ダンボールが崩れただけだった。ホッ。
午後、高田馬場の東放学園で小説講座。
帰路、古本屋。
○ツアーユズモラス特別付録『みんなの地球不思議大百科』(発行所不明/2002年)
 ――「ゆず」のアリーナ・ライヴ・ツアーのパンフ付録らしい。一部飛び出す絵本。
モンスターに追われてるシーンでは、有名怪人に混ざってメタルーナ・ミュータントも。

5/9(金)謹呈本届く。
○アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター『太陽の盾』(早川書房/2008年)
 ――「タイム・オデッセイ」第2弾。訳者の中村融様、ありがとうございます!
実家へ。また納戸から古本サルベージ。
・小林信彦『冬の神話』(角川文庫/1970年)
・小林信彦『虚栄の市』(角川文庫/1971年)
 ――もう手放したかと思ってた! 現在、どちらも入手困難。
・横溝正史/岩川ひろみ画『女王蜂』(集英社漫画文庫/1978年)
 ――絵は完全に少女マンガ。解説は島崎博だったのね!
・カーター・ディクスン『爬虫類館の殺人』(創元推理文庫/1960年)
 ――初版・帯・元パラ。持ってることも忘れてました。
・デイクスン・カー『髑髏城』(創元推理文庫/1959年)
 ――1960年5刷・帯付。持ってることも以下同。
・眉村卓『還らざる城』(旺文社ノベルス/1975年)
・佐野洋『赤外音楽』(旺文社ノベルス/1975年)
 ――ジュヴナイルSF×2。
・高木彬光『ハスキル人』(桃源社/1963年)
 ――「異色ミステリ」とあるが、要するにSF。

5/10(土)『死美人辻馬車』ゲラ校正。

5/11(日)『死美人辻馬車』ゲラ校正。

5/12(月)駅前で編集と打ち合わせ。
ネット注文の古本届く。
○結城昌治『公園にて』(未来工房/1978年)
 ――8年前に買った豆本『ショート・ショート集成』の増補分。これで揃った!

5/13(火)終日仕事。

5/14(水)翌日の講義の準備。
謹呈本届く。
○朝松健『真田昌幸 家康狩り(一)』(ぶんか社文庫/2008年)
 ――書き下ろし歴史小説。カッコイイ表紙だと思ったら、とみ新蔵だった!

5/15(木)高田馬場の東放学園で小説講座。
帰路、古本屋。
○水月佐和『紅葉川』(秋桜社/1997年)
 ――後にメジャーデビューするミステリ作家の処女出版。たぶん自費出版。文庫資料。
島田荘司が解説&帯の推薦文。島田荘司コレクターは本書も探すべし(笑)。
帰宅すると謹呈本&古書目録届く。
○機本伸司『僕たちの終末』(ハルキ文庫/2008年)
 ――小松左京賞作家の第3長編、文庫化。
○『ニュースボード 第七十二号』(名雲書店/2008年)
 ――図版が多くて資料性が高く、毎回楽しみにしている。

5/16(金)ジョナサン・キャロル『薪の結婚』読了。
前作はキャロルにはして珍しいパターンだったが、今回はいかにもキャロルな話でした。

5/17(土)終日仕事。

5/18(日)終日仕事。

5/19(月)編集氏+ライター氏+カメラマン氏来訪。打ち合わせ&色々写真撮影。

5/20(火)東中野→中井へ。
以前からお付き合いのある早川惠美子・博子バレエスタジオが移転するのだが、
色々な棚を作ってさしあげる約束になっていたので、現地で実測。
小栗虫太郎『紅殻駱駝の秘密』読了。作中作でホームズ・パロディが差し挟まれるのだ。

5/21(水)速達で編集氏から『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』資料が届く。
急遽、同ムックの監修を頼まれたのだ。
細かくチェック。結構大変。
翌日の講義の準備。これまた大変。

5/22(木)高田馬場の東放学園で小説講座。
謹呈本届く。
○オースチン・フリーマン『ポッターマック氏の失策』(論創社/2008年)
 ――ホームズのライヴァルの一人ソーンダイク博士の長篇。
○ヘンリー・セシル『サーズビイ君奮闘す』(論創社/2008年)
 ――英国流ユーモア法廷ミステリ。
○梶山季之『彫辰捕物帖(上)』(論創社/2008年)
 ――異色(というか好色)捕物帖の復刊。

5/23(金)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業。
夜、駅前で焼き鳥。
謹呈本届く。
○新井素子『ひとめあなたに…』(創元SF文庫/2008年)
 ――1981年に書かれた傑作SF。

5/24(土)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業&原稿執筆。
午後から雨。
夜、駅前の同じ店で焼き鳥。

5/25(日)午後から雨が上がったので、以前住んでいた街へ。
行きつけのレストランがお祭りに参加して売店をしているので手伝い。
店の前のフリマで、不要になった食玩を10円とか20円で売る。
安い古本1冊ぐらいの売り上げにはなったぞ(笑)。
小銭をにぎりしめて古本屋をのぞくが、収穫ナシ。

5/26(月)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業続き。

5/27(火)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』修作業続き。
謹呈本届く。
○直井明『本棚のスフィンクス』(論創社/2008年)
 ――ミステリ評論家によるエッセイ集。

5/28(水)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業続き&翌日の準備。
夜、転居前の街へ。行きつけのレストランで夕食。
謹呈本届く。
○式田ティエン『月が100回沈めば』(宝島社/2008年)
 ――第一回『このミス』大賞優秀賞受賞作家の長篇、文庫化。

5/29(木)高田馬場の東放学園で小説講座。
新宿区中央図書館へ。調べ物。
中野で途中下車してホームセンターへ。依頼された棚製作の材料物色。
帰路、古本屋。
○『恐怖の館』(「なかよし」1997年9月号付録)
 ――少女マンガ版「人間椅子」(江戸川乱歩原作)収録。
高井信氏より古本届く。
○水谷準訳『第二ふらんす粋艶集』(日本出版協同/1953年)
 ――ふらんす小噺集。これを頂戴する代わりに書誌調査依頼を受ける。
タダほど高いものは……(←ウソです>高井様。)

5/30(金)『別冊宝島 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』監修作業続き。
謹呈本届く。
○パーシヴァル・ワイルド『検死審問 インクエスト』(創元推理文庫/2008年)
 ――江戸川乱歩が推薦したミステリ、半世紀ぶりの復活。
○フィリップ・マクドナルド『ライノクス殺人事件』(創元推理文庫/2008年)
 ――これまた半世紀ぶりの復活。ミステリマニア歓喜。
○小林泰三『モザイク事件帳』(東京創元社/2008年)
 ――ハードSF/ホラーの名手が送るミステリ短篇集。

5/31(土)中野のホームセンターへ。頼まれ棚製作のため、木材の発注。
所用で神楽坂へ。
池袋へ移動。古参シャーロッキアンの研究会へ。
帰路、もう一度中野へ寄って、木材以外の材料購入。

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4/1(火)四月馬鹿。
某氏より古本を譲って頂く。
○十河龍雄『中ソ未来戦』(企業分析研究所/1971年)
 ――たぶん自費出版のSF奇書。中国の地下に秘密都市が建設されているぞ。

4/2(水)コンビニへ。ネット注文の新刊受け取り。
○新谷かおる『クリスティ・ハイテンション(2)』(メディアファクトリー/2008年)
 ――ホームズの姪が主人公のパロディ・コミック第二弾。他マンガ家とのコラボもアリ。

4/3(木)謹呈本届く。
○富岡直方『日本猟奇史 江戸時代篇1』(国書刊行会/2008年)
 ――近世日本の奇談集。原本を所持していて校閲時に協力したので。朝松健様、多謝。

4/4(金)実家へ。植栽の剪定と草むしり。
納戸整理の続きも。遂に奥まで開通!
一番奥にいた時に限って、地震発生。全くなんてタイミングだ。
今回も蔵書サルベージ。今回も大漁(笑)。
・横溝正史『正史書』(角川書店/1977年)
 ――本ではなく複製色紙。当時の横溝正史フェアに応募して当選したもの。
・眉村卓原作『少年ドラマ 幕末未来人(2)〜(4)』(NHK/1977年)
 ――台本。中学生当時、同級生(親がNHK勤務)にもらった。これで揃った!
・矢野龍渓『経国美談(上・下)」(岩波文庫/1965年)
 ――明治SFの一種である政治小説。
・山尾悠子『夢の棲む街』(ハヤカワ文庫JA)
 ――幻想SF短篇集。おお、実家にあったのか!
・都筑道夫監修『海底の人魚』(新風出版社/1970年)
・筒井康隆『夢からの脱走』(新風出版社/1971年)
 ――共にショートショート集。
転居前の街へ移動。行きつけのレストランへ。
マスターの息子(小4)と算数ドリルをやる。
おっ、結構難しいのやってるな。
帰宅すると謹呈本が届いている。
○加地尚武『福音の少年 時の神に抗いて』(徳間デュアル文庫/2008年)
 ――人気のライトノベル、シリーズ第6弾。

4/5(土)ひと月ぶりの歯医者へ。診察&消毒のみ。
新刊見本届く。
○コナン・ドイル/北原尚彦・西崎憲編『陸の海賊』(創元推理文庫/2008年)
 ――ドイル傑作集4、スポーツ・冒険編。今巻は初出時の挿画をふんだんに収録。

4/6(日)謹呈本届く。
○フランチェスカ・リア・ブロック『キスで作ったネックレス』(創元推理文庫/2008年)
 ――ウィーツィ・バット ブックス続篇。

4/7(月)愛車のROVER(←自転車)がパンク。修理に出す。
チューブ交換までは不要でホッとする。
ジョン・スラデック/柳下毅一郎編『蒸気駆動の少年』読了。
正に奇想小説の名に相応しい作品揃いの短篇集。

4/8(火)午前中から嵐。所用で駅まで出たら、ずぶ濡れ。
「本の雑誌」掲載の「北原古本旅・英国篇」最終回執筆。

4/9(水)謹呈本届く。
○『酒井嘉七探偵小説選』(論創社/2008年)
 ――幻の戦前本格探偵作家の全作品を集成。貴重な1冊である。
○エラリー・クイーン『ナポレオンの剃刀の冒険』(論創社/2008年)
 ――クイーンのラジオドラマ集。「ショート氏とロング氏の冒険」は、クイーン編のアンソロジー
『シャーロック・ホームズの災難』所収の「ジェイムズ・フィリモア氏の失踪」の別バージョン。

4/10(木)雨。午前、所用で出かける。
変電所火災で電車が止まっており、大変なことになっている。

4/11(金)終日原稿執筆。

4/12(土)終日原稿執筆。
歯医者へ。口腔内の顎の穴を洗浄する器具が壊れたので、新しいのをもらう。
夜になって、パーツが不足していることに気付く。

4/13(日)実家へ。親族が集まり、父の喜寿のお祝い。
わたしからは、父が子供の頃に見たきりなのでもう一度見たいという
映画『ハワイ・マレー沖海戦』のDVDをプレゼント。
円谷英二の特撮は、やっぱりよく出来てるねえ。
ブックレットを読んだら、知り合い(竹内博氏)の解説が。さもありなん。
姪っ子がケーキを焼いてくる。わたしは男三人兄弟だったので、こういうのはいいねえ。
甥っ子は早くも高校入学。英語の教科書を見せてもらったら、結構レベルが高い。
ホームズに関するページがあったので、速攻コンビニへ走ってコピーさせてもらう(笑)。
ついでに納戸から古本を数冊サルベージ。
・野原正光『ウルトラマン』(若木書房/1979年)
 ――トンデモな物語で一部に有名な作品。怪獣スカンクドン(必殺技がおならガス!)と
ウルトラセブン&ウルトラマンが闘ったりするのだ。持ってたことすら忘れてましたよ。
・鮎川哲也編『下り“はつかり”』(カッパ・ノベルス/1975年)
・鮎川哲也編『見えない機関車』(カッパ・ノベルス/1976年)
 ――鉄道推理アンソロジー。城昌幸・大阪圭吉・江戸川乱歩・海野十三・小酒井不木ら収録。

4/14(月)終日原稿執筆。ファミレスで昼食。
歯医者へ。例の器具の不足パーツをもらう。今回は帰宅してすぐに確認。

4/15(火)第二短篇集『死美人辻馬車(仮)』初校ゲラ届く!
忙しくなって大変だが、勿論嬉しくもあります。

4/16(水)翌日の準備に追われる。

4/17(木)高田馬場の東放学園へ。今週より小説講座の講師を勤める。
資料としてパソコンを持っていく。……重い。
しかも帰り道は雨だし。
次回からなるべくプリントアウトして用を済ますことにしよう。
古本屋に寄るが、買う物ナシ。
謹呈本届く。
○ディーン・クーンツ『チックタック(上・下)』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――ノンストップ・ノヴェルの大家、絶頂期の傑作。

4/18(金)雨風の中、中野サンプラザへ。『イーストウィックの謎』試写。
上映前にゲストのトーク。誰かと思ったら……桑田真澄! なんでやねん!
鑑賞前にいきなりモチベーションが下がるが、『インディ・ジョーンズ』新作の特別予告で気分が直る。
映画本篇は、まあまあってところ。

4/19(土)日本推理作家協会の土曜サロンへ。
ゲストは芦川澄子氏。伴侶だった故・鮎川哲也氏の思い出を語って頂く。
鮎川氏は滅茶苦茶変人だったらしい。珍エピソードの数々に一同驚愕&爆笑。
あと、鮎川宅でネズミに遭遇した山前譲氏が悲鳴をあげて逃げ惑った話にも笑った。
芦川氏ご自身も推理作家なので、2冊+αにサインを頂く。
・芦川澄子『ありふれた死因』(東京創元社/2007年)
 ――全作品を集大成した1冊。とても瀟洒な本です。
・中島河太郎編『死神は見た 宝石傑作選集4』(角川文庫/1979年)
 ――「道づれ」収録のアンソロジー。ご本人は「あら見たことある表紙ね」ですって。
運動のため、表参道――代々木間はウォーキング。復路は途中で雨風が強くなって往生する。
帰宅すると謹呈本。
○ジョナサン・キャロル『薪の結婚』(創元推理文庫/2008年)
 ――大好きな作家の、待望の新作。

4/20(日)『死美人辻馬車』ゲラ校正。
ディーン・クーンツ『チックタック(上)』読了。主人公を襲うのは……悪魔の人形!

4/21(月)『死美人辻馬車』ゲラ校正。
ディーン・クーンツ『チックタック(下)』読了。ええっそうなるの!衝撃の結末。

4/22(火)好天。午前中は雑務に追われ、午後から『死美人辻馬車』ゲラ校正。

4/23(水)謹呈本届く。
○ハーバート・ヴァン・サール編『終わらない悪夢』(論創社/2008年)
 ――英国ホラー・アンソロジー。ジョン・レノンまで入ってるよ。

4/24(木)有楽町で映画『幻影師アイゼンハイム』試写。
原作は大好きなスティーヴン・ミルハウザー!
映画は最高の出来!
これは超オススメです。機会のある方は、是非ご覧下さい。

4/25(金)駅前へ。編集氏と飲みながら打ち合わせ。
帰路、古本屋。
○ジャン・パウル『気球乗りジャノッツォ』(現代思潮社/1967年)
 ――気球船旅行を描く幻想小説。割とレアらしい。

4/26(土)アディダスのセールへ。荷物を持って一旦帰宅し、再度外出。
高円寺の古書即売会へ。
○馮驥才『神鞭』(外文出版社/1991年)
 ――北京で出た本だが日本語。主人公が辮髪を武器に日本人・佐藤と戦う武術小説。
御茶ノ水へ移動。「シャーロック・ホームズ意匠展」へ。
新潮文庫版ホームズの装丁画展。NG版がたくさんあり、これが実に楽しい。
画家の西浦玉美氏にサインを頂く。
・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』
 ――ウチにあるのは古い版が多いだが、これは新版。
某大書店へ。『ドイル傑作集4 陸の海賊』が平積みされているのを確認。
古典SF研究会の例会へ。遅くまで話し込む。

4/27(日)横浜・本牧へ。
中村恩恵(めぐみ)さんのスタジオ・パフォーマンス第2回鑑賞。
今回もレベルはとても高かったです。
ちびっ子ダンサーズも5人に増えて、にぎやかに。
終了後、撤収のお手伝い。
恩恵さんのお嬢さんの遊び相手をして、筋肉痛になる。
(肩車をしている状態で床の物を拾わさせるのは、負荷付きヒンズースクワットでしたよ。)
ついでに古本屋。
○クルト・ザーレッカー『マンフレットの秘密』(フィロス出版/1998年)
 ――「少年少女信仰小説」とあるが、ジュヴナイル推理小説だ。
レジに持っていったら3冊200円だというので、あと2冊つかむ。
○『アクセサリー アンド ジュエリー』(AJ文庫/刊行年不明)
 ――宝飾企業発行の文庫。「文学の中の宝石」というページも。
○『少年電氣 9』(三月うさぎのお茶会/2003年)
 ――長野まゆみ公式ファンクラブの会報。
帰路の車中でアーサー・C・クラーク『イルカの島』読了。海洋テーマのジュヴナイルSF。
30年前、15年前と2回読んでいるが、何度読んでも感動的。

4/28(月)自転車で転居前の街へ。いつもの美容室で髪を切る。
古本屋へ寄るが収穫ナシ。
以前のマンション跡地(の半分)に、家が建ちつつあった。
立ち退きから2年半経って、ようやくだ。

4/29(火)日本SF作家クラブのワールドコン・レポート執筆。……終わらず。
アーサー・C・クラーク『宇宙島へ行く少年』読了。宇宙テーマのジュヴナイルSF。
既読なのに話を完全に忘れておりました。

4/30(水)翌日の準備に追われる。
外出した際、自転車とワゴン車の衝突事故を眼前で目撃。
近くの警察へ走って通報。
謹呈本届く。
○森川楓子『林檎と蛇のゲーム』(宝島社/2008年)
 ――「このミス大賞」最終候補作。

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3/1(土)『ドイル傑作集4 陸の海賊』収録の「スペデイグの魔球」再校ゲラ届く。
謹呈本届く。
○スコット・スミス『ルインズ(上・下)』(扶桑社ミステリー/2008年)
 ――『シンプル・プラン』のスコット・スミスの第二作、遂に登場!

3/2(日)『ドイル傑作集4 陸の海賊』収録の「スペデイグの魔球」再校ゲラ校正。

3/3(月)予約購読の本届く。
○コナン・ドイル『巨大な影』(エミルオン/2008年)
 ――コナン・ドイル小説全集第18巻。歴史小説『ナポレオンの影』の新訳。

3/4(火)杉並アニメーションミュージアムへ。取材。
石川文一『琉球の平等所 捕物控』読了。ノンフィクションかと思って読み始めたら、
沖縄版の捕物帖だった。予想外に面白かった。

3/5(水)所用で引っ越し前の街へ。
行きつけのレストランへ。主人夫妻の息子(小学生)と遊ぶ。
仮面ライダーとかはもう卒業したそうだ。ごめん、俺はまだ観てるよ。
行きつけの古本屋へ。
○山村正夫『推理文壇戦後史』(双葉社/1973年)
 ――単行本は正篇だけ抜けてて、ようやくコンプリート!
更に行きつけの古本屋ハシゴ。こちらではコーヒーまでご馳走になる。
古本値踏みを手伝った報酬にと現物支給(笑)。
○和田竜『のぼうの城(ダイジェスト版)』(小学館/2007年)
 ――新人の時代小説プルーフ。ネタが山田風太郎『風来忍法帖』と同じらしい。
コンビニへ。ネット注文の新刊受け取り。
○A・C・ドイル『赤毛連盟』(全国学校図書館協議会/1969年初版・2001年16刷)
 ――小冊子(46ページ)の集団読書テキスト。ネットで見かけるまで知りませんでした。

3/6(木)スコット・スミス『ルインズ(上)』読了。
嫌な話だ〜嫌な話だ〜〜と言いつつ、下巻へ。
謹呈本届く。
○シャンナ・スウェンドン『おせっかいなゴッドマザー』(創元推理文庫/2008年)
 ――ファンタジー「(株)魔法製作所」シリーズ第3弾。

3/7(金)税務署へ。でも今年のじゃなくて、まだ過去分の確定申告なんです(泣)。
所用で外出。ついでに高円寺と神田の古書即売会へ。
○『文藝春秋 漫画讀本』(1964年11月号)
 ――『日本版シャーロック・ホームズの災難』所収の都筑道夫「にんぽまにあ」初出誌。
○『別冊奇想天外 ドタバタSF大全集』(1977年)
 ――ファーマー「シャーロック・ホームズ アフリカの大冒険」収録。勿論ダブリ。
用事を済ませ、日比谷の東京會舘へ移動。やや遅れて徳間書店パーティへ。
人が多く、挨拶するだけで大変。
お土産は本。
○『SFJapan 2008 SPRING』(徳間書店)
 ――日本SF大賞&新人賞特集号。
パーティ後、ラウンジの喫茶室でお茶。
みんなが最新の『SFJ』を開いている中、ひとりだけ古い『別冊奇想天外』を開いてたら、
「間違い探しのコントかよ!」とツッコまれる(笑)。

3/8(土)午前中に歯医者。
夜、「バカミス・アワード」イベントで池袋ジュンク堂へ。
帰路、古本屋を覗くが買うものナシ。残念。

3/9(日)「SFマガジン」原稿執筆。
スコット・スミス『ルインズ(下)』読了。
どんどん嫌なシチュエーションになって、一気読み。

3/10(月)ジョン・ブラックバーン『刈りたての干草の香り』読了。
モダンホラーの先駆者たるブラックバーンのデビュー作。
『ルインズ』と立て続けに読んだのは、偶然です。
夜、どうも寒いなと思ったら寒気がする。熱があるらしい。
布団に入ったが、今度は身体が痛くてなかなか寝られず。

3/11(火)風邪らしいので寝ている。

3/12(水)一日寝たら、ほぼ回復。仕事に復帰。
もしかしたら風邪ではなく花粉+黄砂のアレルギー反応だったのか。
……それはそれで、嫌だなあ。

3/13(木)謹呈本届く。
○ジェイムズ・パウエル/森英俊編『道化の町』(河出書房新社/2008年)
 ――不思議ミステリ作家パウエルの短篇集。これは楽しい。森様、藤原様、多謝。

3/14(金)雨模様の中、所用で吉祥寺へ。
人混みに疲れてしまった。

3/15(土)ネット注文の古本届く。
○デュ・モーリア他/山内照子『化けて出てやる 古今英米幽霊事情1』(新風舎/1998年)
 ――怪奇小説アンソロジー。新風舎が潰れて在庫を処分したと聞き、慌てて探した。
続篇は新刊で買ってます。

3/16(日)吉祥寺で買物した後、実家へ。
DIYを手伝う(というか、ほとんどわたしが実働)。大工仕事とか塗装工とか電気屋とか。
一通り終えてから、いつもの納戸整理。児童SFを数冊サルベージ。
・ウォルトン『深海レインジャー部隊』(偕成社SF名作シリーズ/1972年)
・ベリャーエフ『狂った世界』(講談社世界の科学名作/1965年)
・A・C・クラーク『宇宙の群島』(集英社ジュニア版・世界のSF/1969年)
 ――あと2冊あったが、実家にあると気付かずダブらせていたことが判明。

3/17(月)前日から、明らかに鼻がおかしい。やっぱり、遂に花粉症が発症か。
なので、外へ出ずにこもって仕事。

3/18(火)薬を飲んだら、鼻の炎症がやや治まる。
外へ出ずに終日仕事。

3/19(水)雨模様。A・C・クラークの訃報。
実家から『宇宙の群島』をとって来たばかりだったのはシンクロニシティであるなあ。
「西部地区翻訳者の会」出席で吉祥寺へ。山田久美子さんにお誘い頂いて参加。
知人も数人いたけれど、大半が初めての方々なのでご挨拶。
内田昌之氏と、クラークの話など。
二次会は失礼して帰宅。
謹呈本届く。
○W・H・ホジスン『幽霊狩人カーナッキの事件簿』(創元推理文庫/2008年)
 ――怪奇版ホームズとして名高いゴースト・ハンター物の完全版。
○J・G・バラード『クラッシュ』(創元SF文庫/2008年)
 ――バラードの最高傑作のひとつ。未読の方は、この機会に是非。
○夢枕獏『遥かなる巨神』(創元SF文庫/2008年)
 ――夢枕氏の初期傑作短篇集。

3/20(木)今日も雨模様。
世間様は休日だが、こちらは終日原稿執筆。

3/21(金)まだ少し雨。
西尾忠久『おんな書誌学』読了。
半七・人形佐七など捕物帖の主人公と女との関係を探ったエッセイ。
ネット注文の古本届く。
○清水武雄監訳『安らかに眠りたまえ』(海苑社/1998年)
 ――「英米文学短編集」と銘打たれているが、明らかに英米怪奇幻想短編集。
ポー、ホーソーン、C・P・ギルマン、E・ネズビット、ウェルマン、プロンジーニ他。
地方出版(埼玉)なので気付いてなかった。訳者は群馬の教育関係の方々。

3/22(土)翌日の準備。
キャリーカートを買いに吉祥寺へ。ついでに古本屋。
○小海永二編『中原中也詩集』(サンリオ出版/1974年)
 ――アンパンマンのやなせ・たかし画というところが珍しい。
ハードカバーの文庫、サンリオ・ギフトブックの1冊。異挿画版も79年に出てる模様。

3/23(日)日本シャーロック・ホームズ・クラブ大会に参加のため千葉へ。
キャリーカートをがらがらと引きずる。結構な大荷物だ。
初めて千葉モノレールに乗る。楽しい。
久々に会う面々と挨拶。友人から英国土産頂く。
○『A Study in Sherlock』(The ACD Collection Press/2007年)
 ――ポーツマス市のドイル・コレクションのプログラム。Nさん多謝。
第30回日本シャーロック・ホームズ大賞は五十嵐貴久氏に決まる。サイン頂く。
・五十嵐貴久『シャーロック・ホームズと賢者の石』(光文社/2007年)
――ホームズ・パスティーシュ連作集。
恒例のオークションではオークショニアを務める。
ダブリ本を大量に放出。ああ本が減った減った(笑)。
閉会後、飲み会に誘われて秋葉原のパブへ。
飲み会後も数人でお茶。主に實吉達郎氏と話し込む。
……長い一日でした。

3/24(月)午前は雨。昨日が雨でなくて良かった。終日仕事。
ジェイムズ・パウエル/森英俊編『道化の町』読了。
道化師だけの町で起こる犯罪など、奇想天外なミステリ短篇集。滅茶面白かった。

3/25(火)謹呈本届く。
○末國善己編『山本周五郎探偵小説全集別巻 時代伝奇小説』(作品社/2008年)
 ――ハイペースで遂に完結! 末國様、多謝。

3/26(水)4月から小説講座で講師を務める予定の東放学園へ。講師会に出席。
謹呈本届く。
○平谷美樹『ヴァンパイヤ 深紅の鏡像』(角川春樹事務所/2008年)
 ――小松左京賞作家による最新吸血鬼小説。

3/27(木)渋谷へ。SF関係の座談会に出席。
ついでに古本屋。
○『レオ澤鬼画集 幻惑のエロス』(森海社/1993年)
 ――「SMファン」扉の幻想エロス画集。こんな本出てたの、知りませんでしたよ。
うおっ、定価の五分の三で買ったのに、ネットだと定価の十倍で売ってる!
帰宅するとネット注文の新刊が届いている。
○ジョン・スラデック/柳下毅一郎編『蒸気駆動の少年』(河出書房新社/2008年)
 ――奇想コレクション最新巻。正に奇想作家の短篇集。

3/28(金)神田の古書即売会へ。久々に開場と同時に突入。その割に収穫は1冊。
○大通散士『宴会お座敷芸』(盛陽堂書店/明治44年)
 ――昔の宴席の芸。奇術とか足相撲とか義太夫とか。
会場を出ると古本者M氏が「そろそろ始まってますかね」とおっしゃる。
今日は「春の古本まつり(神保町さくらみちフェスティバル)」で古本屋前に特設ワゴンが出るのだ。
でも、本当のスタートはまだ30分後。
試しに行ってみると……おっと、店によってはもう開いているぞ。
○香山滋『妖蝶記』(講談社ロマン・ブックス/1959年)
 ――ゴジラ原作者による怪奇幻想短篇集。こんなものがワゴンに!
○妹尾韶夫訳『青ジャケツの猿』(博文館/1942年)
 ――妹尾アキ夫で博文館のアンソロジーだが、探偵小説ではなく動物小説。
プール「人間狼」収録だが、幻想味は薄い。
○赤石宏『送り絵美人 津軽殺人風土記』(北の街社/1975年)
 ――青森で出た、青森作家の青森推理小説。
他にもダブリ本数冊。うち1冊は講談社S・F・シリーズ!こんなものがワゴンに!
神保町交差点で甘酒無料サービスをしているので、飲みながら一休み。
新刊も買うぞ。
○アンソニー・リード『ベイカー少年探偵団1 消えた名探偵』(評論社/2007年)
○アンソニー・リード『ベイカー少年探偵団2 さらわれた千里眼』(評論社/2007年)
 ――イレギュラーズが主人公の児童向けホームズ・パスティーシュ。
原書で読んで話は知ってるんですけどね(←えらそう)。

3/29(土)終日原稿執筆。

3/30(日)午後から雨。花見の予定だった方、ご愁傷さま。
終日原稿執筆。

3/31(月)春だというのに寒い。
仕事に疲れて、気分転換に本棚整理。

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2/1(金)今年ももう一か月過ぎてしまいましたよ!
今日はジョギングではなく、ウォーキングしてみる。可能な限りの速歩で。
普段のジョギングコースを往復。
所要時間は、走る場合と比較して往路で1.2倍、復路で1.3倍。
1.5倍を覚悟してたので、上等の部類でしょう。
で、いつものコースなので、折り返し地点は当然古本屋(笑)。
○スティーブンスン『ジキル博士とハイド氏』(あかね書房/1965年)
 ――函入の「少年少女世界推理文学全集」。『自殺クラブ』も同時収録。
この叢書も、あまり見かけなく(or見かけても高く)なってしまいましたねえ。

2/2(土)外出ついでに途中下車して高円寺の古書即売会へ……行くつもりが、
やってないよ! 何を勘違いしたんでしょうか。アサイチに行かなくて良かった。
御茶ノ水へ。神田の古書即売会最終日。
○角田喜久雄『妖棋伝〔前・後篇〕』(春陽文庫/1955年)
 ――長篇伝奇時代小説。ラベル貼付のため超格安。
神保町の古書街をざっと流し見して、飯田橋までウォーキング。
ブックスサカイ深夜+1店長のA氏とお茶でもしようと思ったら、
早めに帰っちゃってやんの。今日行くって言っといたのに。
仕方なく時間をつぶしてから、イベント(一週間後のパーティ)打ち合わせ。
(これが飯田橋でのメインの用事だったのであります。)
打ち合わせの際、友人から古本譲って頂く。
○須藤伸一『事件の詰った夜』(VAN書房/1980年)
 ――探偵小説ならぬ探偵詩集。「R探偵譚」「犯人?」「巨怪事件」等等。文庫資料。
作者は明治期に探偵小説を書いた須藤南翠の孫。その辺りは本書第3部に詳しい。

2/3(日)雪。こもって仕事。
夕方、仕事に煮詰まって雪だるま製作。写真

2/4(月)謹呈本届く。
○菊地秀行『幽王伝 陸奥剣鬼連合』(ハルキ・ノベルス/2008年)
 ――伝奇時代小説三部作、完結篇。
歯医者へ。行ってみたら、予想以上に大ごとな処置だった。
歯の奥を切開して、消毒のためのガーゼを詰める……とだけ聞いていたが、
途中から「はーい、ちょっと削りますね」と言われる。
削るって、何? でも、口が開いてるから、訊けません。
がりがりがりがり。
かなりの時間が経過して「これで半分以上終わりましたからね」と言われる。
てことは、まだ半分近くあるってことかい!
途中から、しぶきが飛ぶので目をつぶっていたが、気付くと何か糸が。
縫われてました。それも何度も。
切開したんだから、当たり前っちゃ当たり前なんですが。
結局、処置は一時間かかった。やれやれ。
……で、削られていたのは「顎の骨」でした。
ずきずき痛むので、痛み止めが頼り。

2/5(火)朝、口をゆすいだら激痛。あわてて痛み止め。
トースト一枚食べるのに、滅茶苦茶時間がかかる。
こんな調子で、普通の食事ができるようになるのか?!と不安。
でも、時間をかければなんとかなりました。ふう。
歯だけでなく、腹痛も少々。化膿止めの抗生物質の影響なり。
謹呈本届く。
○白倉由美『やっぱりおおきくなりません』(徳間デュアル文庫/2008年)
 ――マンガ家から小説家に転身した白倉由美の話題作、第二弾。
○加地尚武『福音の少年 放課後のアポストロス』(徳間デュアル文庫/2008年)
 ――Webノベルで人気のシリーズ、第5弾。
ダフネ・デュ・モーリア『破局』読了。異色作家短篇集。巧いなあ。『鳥』も読もう。
忙しくてじっくり長篇を読めないので、未読の短篇集を引っ張り出した次第。
この函本は超レアですが、今では新装版が出ているので、新刊書店で手に入ります。

2/6(水)激しい顎部の痛みで目が覚める。薬を飲むために何か食べようとするが、
口があまり開かなくて難儀。飲んでも、かなり痛くなっていたのでなかなか効かず。
こんな調子で土曜日のパーティに出られるか不安。
日中、雪がちらつく。寒い。
これで、日曜日の雪だるまは寿命が延びたか。
インスタントだが汁粉を食しながらベランダに出て、雪見酒ならぬ雪見汁粉。
ちょっと風流……かな。
夕方、歯医者へ。歯の奥に詰めてあるガーゼを交換。痛い。
謹呈本届く。
○パトリシア・A・マキリップ『オドの魔法学校』(創元推理文庫/2008年)
 ――マキリップ、三年前に訳された『影のオンブリア』は積ん読になってるなあ。
今度こそ読もう。たぶん20数年ぶりだ。

2/7(木)明け方、痛みで目覚めるが昨日ほどではない。
シュークリームを半分かじり、痛み止めを飲んでもう一度寝るが、熟睡できず。
晴れ。雪だるま、危機。首がかなり細くなっており、頭が落ちそうだ。
「本の雑誌」用「英国古本旅」第3回分をまとめる。
仕事をしていたら、外で「どがっ」という音がしたので、
窓からのぞいたら雪だるまの頭が落ちてばっくり割れていた。

2/8(金)……パソコンがいきなりこわれて呆然とする。
今まで、全く問題なかったのに。
しかも調べたら、購入店で付加した延長保証期間は数か月前に切れたばかり!
やけくそになって調べまくり、市ヶ谷のメーカー窓口まで直接持ち込む。
(やや大きいながらもノートパソコンなのです。)
自分がこわれたり、パソコンがこわれたり、さんざんです。
メーカーから戻り、今日も歯医者へ。歯の奥に詰めてあるガーゼをまた交換。痛い。
明日、酒を呑むのは絶対無理だ。
ついでに近所の古本屋。
○鶴見祐輔『ナポレオン(特装本)』(潮文庫/1992年)
 ――ハードカバーの特装版。文庫資料。
帰宅すると本届く。
○『鬼とドッケビの「新・モノ語り」』(新日鉄/2007年)
 ――新日鉄から毎年送ってもらっている非売品の文庫絵本、最新作は日韓対訳!
○『あしたを描く「新・モノ語り」』(新日鉄/2006年)
 ――友の会会員になるともらえる、文庫版の非売品手帳。

2/9(土)日暮雅通氏のパーティのため外出。
そのついでに(笑)高円寺と神田の古書即売会をハシゴ。収穫は1冊ずつ。
○コナン・ドイル『セレクト・リーディングズ・フロム・コナン・ドイル ファースト・セリーズ』(研究社/大正13年)
 ――ドイルの英文副読本。ホームズ3篇+その他6篇収録。
「一色貞文」という人が学生の時にこれで授業を受けていたらしい。
調べたらその人、後の金属学の泰斗で茨城大教授や高専の校長になった人だった。
○夢想山人『袖珍版 つれづれ草』(発行不明/発行年不明・1950年代?)
 ――かなり昔の猥褻小説短篇集。「処女と強盗」とか。レトロさがたまりません。文庫資料。
神保町から歩いて飯田橋へ。パーティ会場はホテル・エドモンド。
「新訳シャーロック・ホームズ全集」(光文社文庫)完結&日暮雅通さんの翻訳業30周年を祝う会。
発起人なので、早めに到着して色々と準備。
業界人のはしくれなので、その筋の方とホームズ関係者と両方分かるから、と受付を仰せつかる。
わたしより翻訳業界に詳しい某社編集F氏が手伝って下さったので、大助かり。
乾杯も終わり、受付も一段落したところで会場内へ。
出版関係・翻訳関係・ホームズ関係と挨拶すべき人が多くて大変。
主賓本人を別にすると、出席者全体との知り合い率が最も高かったのはわたしだったに違いない。
発起人特権で、御来駕頂いた翻訳家の皆様にサインを頂戴する。
(そのために自宅から本を持って来ていたのです。)
サインをして頂いた本は、以下の通り。
・深町眞理子様→R・L・フィッシュ『シュロック・ホームズの冒険』(早川ポケミス/1969年)
・南山宏(森優)様→南山宏『水たまりの宇宙戦争』(岩崎書店・あたらしいSF童話/1987年)
・山田久美子様→『シャーロック・ホームズの愛弟子』(集英社文庫/1997年)
・高橋恭美子様&山田久美子様→クリストファー・ファウラー『白昼の闇』(東京創元社・海外文学セレクション/2006年)
深町眞理子氏は、すっごく上品なおっとりとした方。
自己紹介すると「ああ、『本の雑誌』で古本のこと書いてらっしゃる方ね」と言われる。光栄です。
わたしが深町さんにサインを頂いているのを目撃して、近くのブックスサカイ深夜+1へ走り、
本を買って来た人が数人いました(笑)。
山田久美子氏は「サインなんてしたことがないので」と辞退なさるが、「折角持って来たので」と
半ば強引にして頂く。すみませんでした。本当にこれがサイン本第一号らしい。
パーティは盛会のうちに閉会となった。大禍なく終了し、ほっとする。
ご出席頂いた皆様、ありがとうございました。関係者の皆様、お疲れさまでした。
パーティのお土産は本その他。
○アーサー・コナン・ドイル『恐怖の谷』(光文社文庫/2008年)
 ――日暮訳のホームズ全集最終巻。主賓に今日の日付けでサインを頂戴する。
その他、完結記念で作成された、応募・当選しないともらえないホームズレターセットと
書店用の非売品ホームズポップも。
パーティ後、出席していた彩古氏より古本譲って頂く。
○L・ロン・ハバード『トゥ・ザ・スターズ』(Galaxy Press/2005年)
 ――元々社版『宇宙航路』の新訳。米国発行だが日本語。日本販売代理店はサイエントロジー系の
ニュー・エラ・パブリケーションズ。やっぱり。昨夏の『SF奇書天外』刊行記念の三省堂イベントで
牧眞司氏が自慢してて、欲しかったもの。彩古氏は要するに自分の分とで2冊も見つけたのです(笑)。
酒も呑めず、口もあまり開かない状態なので、申し訳ないが二次会は失礼する。
駅近くでお茶だけするという友人たちに遭遇したので、ご一緒させて頂く。
帰ろうとすると、結構な雪。自宅の方は結構積もっておりました。

2/10(日)薬が切れると、まだかなり痛む。
『ドイル傑作集4』書誌(初出一覧)作成。
仕事の合間に、一週間前に作った雪だるまを残雪で補修。
(数日前に頭が落ちて、ばっくり割れていたのである。)

2/11(月)知人が出演しているミュージカルに御招待頂く。
知人(女性)は「卵子」役と「ナース」役の二役でした(メインキャラです、念のため)。
帰路、トンカツを食して帰宅。トンカツ一切れ分が、口が開くギリギリの大きさでした。
夢想山人『袖珍版 つれづれ草』読了。わたしの生まれる前のエロ小説なので、昔の風俗がたっぷり。

2/12(火)英国古本旅・第三回の掲載用写真選定。
長岡弘志『S町の魔術師』読了。やや幻想味のある純文系ショートショート集。
この本について調べようとネット検索したら、ヒットしたのは自分の日記だけでした(笑)。
古書目録届く。
○『ニュースボード 第七十一号』(名雲書店/2008年)
 ――ここの目録は図版が多くて資料性が高い上、文庫サイズなのでとても好き。保存版。

2/13(水)やたらと冷たい風が吹いている。
『ドイル傑作集5』用の、大物翻訳に着手。
南山宏『水たまりの宇宙戦争』読了。ジュヴナイルSF。
9日のパーティでサインをもらって、買ったまま読んでなかったことに気付いたので。
寒い風の中、歯医者へ。
「口を開く練習をしてください」と言われながら、無理矢理口を開かれる。
いたい痛いイタイ。
痛み止めの薬も、一気に減らされる。超不安〜。
古本屋へ寄るが、買う物ナシ。

2/14(木)終日翻訳。
古本届く。
○フリーマン/木村毅訳『赤い指紋』(ポプラ社・世界名探偵シリーズ/1973年)
 ――児童向けのソーンダイク博士。かなり珍。この叢書はアレが一番欲しいのだが……。
○中島河太郎編訳『列車消失事件』(秋田書店・ジュニア版世界の名作推理全集/1982年)
 ――ドイルの表題作、ノックス「密室の行者」、モリスン「奇妙な盗難」、ポー「モルグ街の殺人」、
アイリッシュ「爪」、クイーン「消えた黒い家」収録。74年の「世界の名作推理全集」版と同内容だが、
装丁や口絵は全く異なる。
○ルブラン/池田宣政訳『ルパン対ホームズ』(ポプラ社/1970年)
 ――函入り版の全集。装丁画は武部本一郎。南洋一郎と池田宣政は同一人物だが、
南洋一郎『怪盗対名探偵』と比較すると文章にかなり相違があることが判明。
謹呈本も届く。
○上杉那郎『セカンドムーン』(角川春樹事務所/2008年)
 ――第8回小松左京賞受賞の本格SF。
痛み止めが切れると早速痛んでくるが、なるべく我慢。そうこうするうちに、痛みに慣れてくる。
しかし痛みそのものは続いているわけで、夜には頭痛がしてきてしまったため、薬を飲む。
今日は一回のみ。上等、上等。

2/15(金)終日翻訳。
「本の雑誌」の「北原古本旅・英国篇 その3」ゲラ届く。
古本届く。
○J・S・レ・ファニウ『死妖姫』(新月社・英米名著叢書/1948年)
 ――『吸血鬼カーミラ』の旧訳(初訳?)。本そのものが醸し出す古い雰囲気がたまりません。
○小松左京『(特装版)首都消失(上・下)』(徳間書店/1985年?)
 ――黒皮装ハードカバー・共函入りの特別装丁版。おそらく非売品。何かの記念品か? 
○フケー『水の精ウンディーネ』(弘文堂・世界文庫/1948年)
 ――ドイツロマン派の古典的幻想ファンタジイ。文庫資料。
○石井敏弘『大阪6地下街ミステリー劇場 オルフェウスのダンジョン』(大阪地下街(株)・堂島地下街(株)/2004年)
 ――乱歩賞作家が大阪地下街イベントのために書き下ろしたミステリ。そのため解答がない。
存在は知っていたが関東在住のために入手し難く切歯扼腕していた。文庫資料。
○谷俊彦『エレクトロニック・ショート・ショート・カタログ』(ティー・アイ・シー/2003年)
 ――技術誌掲載のショートショート風カタログ。素人かと思ったら小説新潮新人賞作家だった。文庫資料。
通販の新刊(私家本)も届く。
○鮎川哲也『夜の演出』(須川毅発行/2008年)
 ――二百部限定の単行本未収録推理小説集。もう売り切れらしい。

2/16(土)いきなり宅急便が届く。
中身は、直って返ってきたパソコン! 滅茶苦茶嬉しい。
原因は増設したメモリが壊れてたためだった。
それを取り外しただけなので、修理代かからず。
データ等もそのまま保存されている。良かった〜。
高井信氏より、レアな私家本を頂戴する。
○高井信『DOUBLE DECADE』(信・一族/1999年)
 ――ファンクラブが発行したデビュー20周年記念作品集。サイン入り。
○高井信・編『《世界大ロマン全集》解説総目録』(高井信発行/1979年)
 ――書誌は眺めているだけで楽しい。『金瓶梅』の箱絵画家って棟方志功だったのかあ。

2/17(日)終日仕事。
「本の雑誌」の「北原古本旅・英国篇 その3」ゲラ校正。
顎の具合は、日々よくなるかと思いきや、やっぱり一日一度は鎮痛剤の世話になっている。

2/18(月)一月末に受けた検診結果が出ているので病院へ。
特に問題ナシ! 肝臓の数値も、良くなってる! ほっと一安心である。
市川崑監督追悼で、予定を変更してリメイク版『犬神家の一族』を放映しているので録画。

2/19(火)『大正文化小史』読了。北陸銀行発行の小型本。
図版も多く、色々と参考になった。
痛む左顎をかばって、右側でばかり物を噛んでいたら、今度はそちらが痛んできた。
もう、勘弁してください。
謹呈本届く。
○A・M・ウィリアムスン『灰色の女』(論創社/2008年)
 ――涙香が翻案し、乱歩が愛し再翻案した『幽霊塔』の原作、遂に邦訳!!
○ジョン・ブラックバーン『刈りたての干草の香り』(論創社/2008年)
 ――早すぎた作家のデビュー作。ミステリ+モンスター物らしい。
○『森下雨村探偵小説選』(論創社/2008年)
 ――評伝を読んだので、作品も読みたいと思ってたところ。単行本初収録作も。
○森薫『エマ(9)』(エンターブレイン/2007年)
 ――数か月前に出た巻です、念のため。あとがきによると、次巻で完結とのこと。
ちなみに8巻の『DVD付特装版』は、現在かなりのプレミアがついてるらしい。

2/20(水)「幻影城の時代」編集スタッフから、記念の絵葉書が届く。
数枚ぺらっと届くのかと思っていたら、池田拓・山野辺進・渡辺東各氏の絵葉書が、
それぞれ十枚ずつ、合計30枚のセットがどさっと。
こんなの、もったいなくて使えません(笑)。
昼食をとっていたら、顎の隙間に詰めてあるガーゼが、数センチ出てきてしまう。
うーむ、困った。痛くはなかったのは幸いだが。
幸か不幸か、今日の夜に歯医者へ行くことになっていたので、それまで我慢する。
……ううむ、どうしても口の中に違和感が。
実家へ。納戸を少しだけ整理。荷物を少しだけサルベージ。
・眉村卓原作『少年ドラマ 幕末未来人(1)』(NHK/1977年)
 ――台本。中学生当時、親がNHK勤務の同級生にもらった。4巻まであるハズ……。
・『メグレ=パリ・イラストマップ』(河出書房新社/1978年)
 ――同社からメグレの叢書が刊行され、愛川欣也主演でドラマ化され際、
読者プレゼント用に作られた非売品の折り畳み地図。裏はメグレ情報満載。
・堀晃『梅田地下オデッセイ』(ハヤカワ文庫JA/1981年)
 ――見当たらないと思ったら実家だったのか。
実家から帰って、直接歯医者へ。
一週間入れたままだったガーゼが、腐りかけていたという。ひえええ。
もう新しいガーゼは入れないことに。
しかし顎に隙間はある。
「今度からはこれを使って、自分で洗浄してください」と、注射器みたいな器具を渡される。
外出して食事をする場合などは、持ち歩かないといけないのか。ますますヤク中みたいだ。
「壊れてもその辺で捨てないように。医療廃棄物になるので、こちらで回収します」ですと。
就寝前、さっそく洗浄……激痛ではないが、ちょっと痛い。

2/21(木)仰天の騎士さんから古本届く。古本の物々交換で譲って頂いたもの。
○関川周『忍術三四郎』(文芸評論社/1956年)
 ――透明人間テーマの奇想小説。レトロな表紙がたまりません! 仰天様、多謝!
謹呈本も届く。
○末國善己編『山本周五郎探偵小説全集6 軍事探偵小説』(作品社/2008年)
 ――SFに分類される作品もある! 末國様、多謝。
昨日からどうも喉がいがらっぽいと思ったら、痛くなってきた。こりゃ風邪だ。
というわけで、夜から寝込む。熱はあまり出ず。

2/22(金)外出の予定があったがキャンセルして寝ている。
寝ながら平原北堂『役行者』読了。天台寺が出した本なので固い内容かと思ったら、
鬼が出てきたりバケモノが出てきたり、かなり面白い伝奇小説。

2/23(土)風邪はまだ治らず。
しかし予約があるので歯医者へ。また抜糸。
患部の洗浄は「ちゃんと出来てますね」とのこと。ホッ。
夕方から日本古典SF研究会の例会だが、断念。申し訳ない。
午後から物凄い風が吹き始める(なんと春一番!)。
ふと外を見ると、空気が真っ黄色!
この辺、畑が多いから土が舞い上がってるんだろうなあ、と思ったら。
東京全域での現象だったらしい。
喉が弱っている状態で、外出しなくてよかった。

2/24(日)今日も風が強いが、昨日と違って北風。
養生しながら『信州百物語 信濃怪奇傳説集』読了。
「蟇合戦の話」「一つ目鬼の話」等、長野の怪異譚集。

2/25(月)熱はもうないが、咳だけしつこく残っている。
坂倉又吉『豆本 酒の古典語典 酉の巻』読了。日本酒の醸造元が出した酒随筆集の豆本。

2/26(火)出版社へ。編集氏と打ち合わせ。
夜から雨だというので、早めに帰宅。
帰路、近所の古本屋。
○加納一朗『ホック氏の異郷の冒険』(天山文庫/1989年)
 ――日本版ホームズ・パスティーシュの金字塔。この版は持ってませんでした。
高山亮二『有島武郎とその農場・農団』読了。
有島武郎が、父から受け継いだ北海道の農園を解放した経緯とその後。

2/27(水)第二短篇集用の、書き下ろし作品の自作解説執筆。
尾田二郎『推理小説 木炭』読了。私家版のミステリ。
ネットで調べても、ヒットするのはわたしの日記だけ(笑)。
謹呈本届く。
○高城高『墓標なき墓場』(創元推理文庫/2008年)
 ――再評価進む日本ハードボイルド嚆矢の作家、幻の長篇が遂に文庫化!

2/28(木)仲埜圭介『復讐の足音』読了。徳島の「おーぱっぱ文庫」のミステリ。
古本届く。
○ライダー・ハガード『丁抹の田園生活』(博文館/大正2年)
 ――内務省地方局が訳した、デンマーク農政視察記録。特筆すべきは、その作者。
古典的冒険小説『ソロモン王の洞窟』のH・R・ハガードなのだ。

2/29(金)終日仕事。夕方から所用で御茶ノ水へ。
でも用事があるので、ここまで行っておきながら古本屋へは寄ってません(笑)。
謹呈本届く。
○『もっとすごい!!このミステリーがすごい!』(別冊宝島/2008年)
 ――このミス20年間のベスト・オブ・ベスト。読んでないのがあるなあ(笑)。

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1/1(火)謹賀新年。
専業作家になって、遂にまる10年です。
これからも宜しくお願いします。
午後から実家へ。甥っ子&姪っ子にお年玉。

1/2(水)ようやく年賀状を書いて出す。

1/3(木)出してない人に限って年賀状が届き、あわてて書いて本局へ投函に行く。

1/4(金)年を越してしまった短篇執筆続き。
新年早々、本を少々処分。今年はまだ本を買ってないから、蔵書量マイナスだ(笑)。

1/5(土)朝、とても寒い。
高円寺の古書即売会へ。今年の古本初め。
○三浦義臣訳『封神傳』(言海書房/1935年)
 ――『封神演義』の初訳本。著者(というか訳者)署名入り。
○齋藤昌三『東亜軟書考』(星光書院/1948年)
 ――古今の性風俗書を研究した本。文庫資料。
会場で牧眞司氏御夫妻と久々にお会いしたので、お茶をする。
SF話や古本話に花を咲かせていたら、外で雪がちらついてる! 寒いわけだ。
でも、帰宅して午後になったら、暖かくなってきたんですけどね。

1/6(日)短篇執筆。
散歩。近所の遊歩道のネコのたまり場へ。なごむ。

1/7(月)短篇、取りあえず完成。でも所々気になって、早速推敲。

1/8(火)短篇推敲続き。
山口雅也編『山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー』読了。
知らなかった作品や、知っていても未読だった作品が幾つもあり、収穫大でした。
宮原龍雄「新納(にいろ)の棺」には特に感服。

1/9(水)「本の雑誌」のロンドン古本旅パート2、ページ数にあわせて書き直し。
短篇推敲の続きも。
『ドイル傑作集 第5巻』用イラストのため、「ストランド」など初出誌の発掘作業。
結構大仕事。これを機会に、合本でないストランドを整理し、刊行順に並べ直す。
ジョギング初めで、小金井公園まで。古本屋へ寄るが収穫ナシ。
郵便で本が届く。
○『看護のBOOKS 創刊号(復刻版)』(メヂカルフレンド社/2007年)
 ――1953年の看護婦雑誌の創刊号を、創業60周年記念で復刻したもの。
発行人は幻のSF雑誌『星雲』を創刊した人物。H様、ありがとうございます。
ナイチンゲールの話とか、中身的にもストライクでありました。

1/10(木)「SFマガジン」用「ウルトラマン大博覧会」リポート執筆。
『ドイル傑作集5』ゲラと初出誌をまとめて梱包し、発送。
体重計にひと月乗っていなかったことに気付く。
……うっ。ヤバいことになっているぞ。
芦川澄子『ありふれた死因』読了。半世紀近く前の作品(短篇集)だが、その巧みさに驚嘆。
何より、文章がうまい。皆さん、読んでみて下さい。

1/11(金)銀行へ。振込みやら何やら。
短篇推敲。
某推理作家へのインタビュー小冊子読了。滅茶苦茶面白い。
発行者の意向で広く公開しないとのことなので、ここまでしか書けません。
午後、一年半ぶりの歯医者。前と同じ箇所が痛む。

1/12(土)ディエゴ・マラーニ『通訳』読了。
言語をテーマに書かれたイタリアの小説。
SFでも幻想小説でもないな。言語ミステリというのが一番近いでしょうか。

1/13(日)終日短篇推敲と、解説執筆。

1/14(月)とても寒い。この冬一番らしい。
世間様は連休。でも自分は終日仕事。

1/15(火)仕事に没頭して、歯医者の予約を忘れる。すみません。
短篇完成。

1/16(水)ジョギングで二駅先へ。古本屋へ寄るが買う物ナシ。
解説執筆。
深夜、外出したら雪が降ってきた。

1/17(木)渋谷へ。映画『バレエ・リュス』鑑賞。記録映画だが、滅茶苦茶面白い。
だが劇場係員は最悪。整理券が必要なことを先に教えておいてくれ。
前売券を整理券に変える場所も「上」としか説明しないし(実際はもっと複雑な場所)。
おかげで時間も手間も無駄にしましたよ。
カーテン開ける時にわたしにぶつかっても何も言わないし。
フィリップ・リーヴ『掠奪都市の黄金』読了。『移動都市』の続篇。

1/18(金)「本の雑誌」3月号の「英国古本旅 第2回」ゲラ届く。
拓未司『禁断のパンダ』読了。
 「このミステリーがすごい!」大賞受賞の美食ミステリ。
謹呈本届く。
○エリオット・ポール『不思議なミッキー・フィン』(河出書房/2008年)
 ――名のみ高く殆ど読めなかったミステリ作家の第一作。藤原様、多謝。 
○大橋博之編『金森達SFアート原画集』(ラピュータ/2008年)
 ――『宇宙大作戦』や光瀬龍のイラストを描いた金森達のSF画集。大橋様、多謝。

1/19(土)今日こそ歯医者へ。ついでに古本。
○C・S・フォレスター『ソナー感度あり』(出版協同社/1957年)
 ――ホーンブロワーの作者の最初期の邦訳。『駆逐艦キーリング』の旧訳。
○齋藤昌三『三十六人の好色家』(創藝社/1956年)
 ――性の研究者・実践者の列伝。
○村上浪六『男一疋』(修文社/1929年)
 ――昔の大衆作家による時代小説。

1/20(日)「英国古本旅 第2回」ゲラ校正・送付。

1/21(月)とても寒い。暖房のない書庫には、長くはいられません。
『ドイル傑作集 第五巻』用短篇翻訳。四巻は春頃刊行予定。予定ですよ。

1/22(火)終日翻訳。

1/23(水)朝、起きたら雪だよ!
一週間ぶりにジョギングしようと思ってたのに。
積もっているので、「自分の足跡を踏んで戻る」トリックを実践してみる。
……無理だよ。

1/24(木)打ち合わせで高田馬場へ。風が滅茶苦茶強くて寒い!

1/25(金)終日翻訳。
謹呈本届く。
○『生誕一一〇周年記念 日本SFの父 海野十三展』(徳島県立文学書道館/2008年)
 ――1/5〜2/10の企画展の図録。小西様、多謝。行きたいけど徳島は遠い……。

1/26(土)高円寺の古書即売会へ。
目録注文品があったため。確認すると当選! 即売会での当選は久々だ!
○ピーター・ディキンスン『悪魔の子どもたち』(大日本図書/1974年)
 ――激レアなディキンスンの児童SF。滅茶苦茶嬉しい。
○『全国銘菓と民謡めぐり』(三越/1955年)
 ――半世紀以上前の本。全国の菓子と民謡を紹介。「菓子」と「歌詞」の駄洒落?
「札幌シャンソン」とか楽しい。これは注文品じゃないですよ。文庫資料。
もう一冊、『日本體操』という本で悩んだが、題名に見覚えがあってパス。
帰宅後に確認したら、別版ですが持ってました! 珍しく正解(笑)。
古本者の諸兄と久々にお茶。今年初なので新年の挨拶(笑)。
ディキンスンは某氏も注文を入れてたことが判明。すみませんねえ。
そのまま歯医者へ。まだしばらく通うことに。うう。
帰宅すると謹呈本届く。
○末國善己編『山本周五郎探偵小説全集5 スパイ小説』(作品社/2008年)
 ――超貴重な全集、着々と5巻まで刊行。末國様、多謝。
○眉村卓『司政官 全短編』(創元SF文庫/2008年)
 ――壮大な未来史に属する全短編を収集。
夜、所用があって日下三蔵氏のパーティに出席できず。日下さん、申し訳ない。

1/27(日)友人らが来訪して新年会。
お土産に非売品を頂く。
○『古典新訳の発見』(光文社古典新訳文庫/2007年)
 ――古典新訳文庫に関する対談やエッセイ集。文庫資料。
名古屋から未読王氏が急遽上京し、青学推理研OB数名が某所で集まっていたが、
上記の件で参加できず。申し訳ない。
ネット注文の新刊届く。
○アレクサンドル・デュマ『カトリーヌ・ブルム』(日本図書刊行会/2007年)
 ――フランス初の推理小説という触れ込み。

1/28(月)駅前で編集氏と打ち合わせ。
第2短篇集『死美人辻馬車』概要決まる。
某氏より古本を譲って頂く。
○佐藤有文『骨なし村』(カイガイ・ノベルス/1977年)
 ――オカルト作家の怪奇小説集。これ欲しかったんで、すっごい嬉しい。

1/29(火)朝、病院へ行って検診。40歳以上だと年一回受けられるやつ。
血液検査やらレントゲンやら。結果は後日。
続いて眼科病院へ移動し、眼科検診。
瞳孔を開く目薬を差したが、幸い曇っていたのでさほど眩しくない。
一年前は、日差しが滅茶苦茶眩しかった覚えが。

1/30(水)このミス大賞パーティで新宿区の小笠原伯爵邸へ。
今回はやたらと豪華だと思ったら、授賞式だけでなく「大感謝祭」ということだった。
受賞者の皆さん、おめでとうございます。
映画『チーム・バチスタの栄光』に出演の吉川晃司も登場。
「竹内結子じゃないのか」と落胆の声も(笑)。
会場が会場のためドレスコードがあり、わたしも珍しくジャケット着用。
でもO氏は、いつも通りGパン姿。
それを指摘したら「けど今日のシャツは襟がついてる」ですと。
(要するに普段通りだったらTシャツ・トレーナーということですね。)
庭園にも出られて、ただ立っているだけで食べ物が運ばれてくる。
おかげで、かなり食べ過ぎてしまいましたよ。
(食べ過ぎて、帰宅後に腹具合がおかしくなったのはヒミツだ。)
ちなみに小笠原伯爵邸の最寄り駅は地下鉄大江戸線の若松河田。
でも天気が良かったので、わたしは大久保駅からぽこぽこ歩いて行きました。
途中、古本屋にも寄り道してます。
○ドイル/ウエルズ『シャーロック・ホームズの冒険/宇宙戦争』(パシフィカ/1977年)
 ――箱入りの豪華児童書。見かけない全集だと思ったが、中身は河出書房版。
セット販売用の別版だったんですね(発売はタイム ライフ図書販売)。
パーティ終了後、二次会移動のタクシーを待つ間、邸内を散策。
本当はSTAF ONLYの屋上へも、みんなで上がってしまう。
ああ面白かった。
半蔵門のダイヤモンドホテルへ移動して、二次会。
散々話し込んだが、あまりに長丁場なので途中で失礼する。
半蔵門からだと乗換えが面倒なので、四ツ谷まで歩く。
たくさん歩いた一日でした。

1/31(木)自転車で古本市場へ。
金券の有効期限最終日のため、みんなそれ持ってレジに並んでた(笑)。
で、がっちり買いまショーをする。
○ゴーゴリほか『魔女のひつぎ』(講談社・青い鳥文庫Kシリーズ/1996年)
 ――児童向け怪奇小説アンソロジー。あと数冊だが、最近見かけないんです。
○ジャック・ウォマック『テラプレーン』(ハヤカワ文庫SF/1992年)
 ――書庫の整理をして、持ってないことが判明していたので。
○コナン・ドイル『ホームズの冒険』(あかね書房/1973年)
 ――横山まさみち口絵&挿画の叢書。『冒険』だが中身は『バスカビル家の犬』。
ダブリのつもりで買ったら、わたしが持ってたのは別な巻2冊でした。
しかももう1冊あって、それは韓国版だけを所持していることが判明(笑)。
金券のおかげで、上記3冊で支払ったのは30円。
わはは、1冊10円です(笑)。

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