豊橋市 飽海町 探訪(平成11年初冬) あるポカポカの日曜日、先日FM豊橋で放送していた、飽海町に行ってみた。放送で は、戦災を受けず、古い豊橋が残っており、吉田文楽を継承している方の家があり、そこ からの生中継とのことだった。その方の名前は覚えていないし、吉田文楽も、名前くらい は聞いたことがあるが、見たことはない。一度は見るべきものだ、とは思う。ともかく、 古い豊橋という言葉に引かれて、行ってみることにした。 飽海町は豊橋市役所の東方、1キロもないところにある。すぐ裏は豊川の支流朝倉川が 流れている。市役所に近いのだが、戦災を免れたということだ。どこもそうだが、空襲を 受けた人の体験を聞くと、生きた心地がしない。豊橋も例外ではない。私が話を聞いた方 は、飽海町の近くに在住だが、赤岩(市電の終点に赤岩口という駅がある)まで逃げたそ うだ。ともかく、すさまじい話だった。 戦災を免れたといえば、市役所近くの公会堂とか、正ハリストス教会とかがある。運が 良かったというべきか、これらは豊橋を代表する建築物となっている。末長く残してもら いたい。公会堂には食堂があった。古きよき時代の面影を残した、実に良い食堂だった。 利用者が少なくなったのか、今は営業していないが、惜しまれる。これとよく似ていると 思うのが、名古屋市公会堂地下の食堂だ。どうも、こういう古いものに引かれるこの頃で ある。 飽海町に行って気がついたことは、戦災を受けなかったというのが、つまりは、とって も道が狭いということだ。これはいい。もちろん、緊急自動車がすぐ近くまで入れないと いう問題はあるが、私は路地が大好きなのだ。このあたりは、車が容易に入れない狭い道 が随所にある。車を気にせず歩ける、遊べる。心地よい。 町の範囲はさして大きくはなかったが、かわいらしい保育園にお宮、そしてお寺が一つ づつ、喫茶店もあった。 小一時間、古い豊橋を逍遥した。 ところで、飽海は「あくみ」と読むのだが、豊橋を代表する祭りの一つ「鬼祭り」が行わ れる神社、通称八町の神明社は、安久美という名前がついている。ここと関係があるのだ ろうか。あるいは、遠く信州の安曇野地方は安曇族が移り住んだところだが、安曇族は一 時渥美町に居たという。例えば田原町の蔵王山にはそのことを書き表した看板がある。し かし、「あくみ」と「あずみ」では音が違いすぎるかもしれない。なんにしても、少々気 になることではあるので、なにか御存知の方は、お知らせ願いたいと思う。飽海町の北の玄関、「あくみはし」(右の橋げたが緑になっているのは、太陽光によるもの)
神社入り口、中にはかわいらしい保育園があります
路地に映える秋の陰影
(画像の一部は、住宅地などが含まれているため、いろいろなボカシをかけてあります、上の画像もそうです)
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町に着き、あっというまに町を通りすぎ、橋に出てしまいました。 |
橋の上流がわ、遠く弓張山系、豊橋創造大学近くのマンションも臨まれます |
橋全景、いい天気でした |
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電信柱の町名表示 |
町内の神社 |
神社の鳥居 |
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素戔嗚尊を祭る神社とわかりました。 |
神社境内の浄水を入れる石桶(というのか、手水鉢) |
この手水鉢に掘られていた文字の一部、天正と読めるようですが、となると16世紀後半、ひょっとして天平だと、8世紀後半、ではないだろうけれど、ともかく古いことは確かだと思います
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お宮前の通り、狭いですよ |
お宮横の通り、これぞ路地、お宮側には、保育園入口があり、園児募集となっていました
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秋の午後、郷愁を誘う一時です |
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さらに行くと、お寺がありました |
三弘法霊場、青龍寺とあります |
こちらは、観世音霊場 青龍寺、横には不動明王道場とあります
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入り口門を正面から、立派な門です |
本堂扉の前に赤い実がいくつか、子供の遊び、お供えか |
境内の花 |
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こちらは白、 |
こちらは桃色、 |
秋の花が日差しをいっぱい浴びて咲き誇っていました |
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弘法様の像でしょうか |
小さな祠 |
本堂を正面から |
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喫茶店の看板(本物はこんなにぼけてはいません)、ただし、ここはもう飽海町の隣町、東田西郷のようです、喫茶店は他に町の西側に一軒あります(こちらは町内だと思います)
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喫茶店の建物、これは道路(県道豊橋鳳来線)からちらっと見えます
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東隣の東田西郷地内になりますが、秋葉神社 |
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再び飽海町、お宮に通ずる道 |
ふと見た民家、秋の日差しを浴びて甍も輝く(おそらく東田西郷地内)
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格子戸 |