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更新 2000.10.15,1998.10.1(since 1997.4.1)

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  倭史の鍵 にぎはやひ資料集

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話題中心データベース
[3.31東征] [3.32辛嶋] [3.33倭韓]
地域中心データベース
[3.3A玄海] [3.3B内海] [3.3C斐伊]
人物中心データベース
[3.3a饒速日] [3.3b建御名方]

本題、古代、倭の謎を追求します。
鍵となる人物は「饒速日」

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神宝

三種の神器 出典
天日矛
(八種)
古事記 珠二貫 奥つ鏡、
辺津鏡
浪振る比礼、
浪切る比礼、
風振る比礼、
風切る比礼
天日槍
(八種)
日本書紀 羽太玉、
足高玉、
鵜鹿赤石玉
日鏡 出石小刀、
出石杼、
膽狭浅太刀
いささのたち 
熊神離
物部
(十種)
先代旧事
本紀
生玉、
死返玉、
足玉、
道返玉
瀛$都鏡
おきつかがみ
辺都鏡
へつかがみ
八握剱 蛇比礼、
蜂比礼、
品物比礼


出雲の国譲り

★「出雲国造の神賀詞かむよごと

己命(大穴持命)の和魂を八咫の鏡に取り託けて、倭の大物主櫛玉命と名を称へ大御和の神奈備に坐せ、
阿遅鋤$高日子根あじすきたかひこねの命の御魂を葛木の鴨の神奈備に坐せ、
事代主命の御魂を雲梯うなてに坐せ、
加夜奈留美かやなるみの美魂を飛鳥の神奈備に坐せて、
皇孫の命の近き守り神と貢ぎ置いて八百丹杵築の宮に静まりましき。
 ↑ 鋤$(-]力)

 つまり、大穴持は、大御和の神域に大物主と名乗って八咫の鏡に取り託けて坐し、鴨の神域に阿遅鋤$高日子根を坐し、雲梯として事代主を坐し、飛鳥の神域に加夜奈留美を坐し、杵築の宮に静まった。

※ 大御和の神奈備は、大神神社(三輪山)。鴨の神奈備は、高鴨神社(葛城の金剛山)。雲梯は、雲梯神社(雲名梯神社。現、川俣神社。畝傍山、高市郡)。飛鳥の神奈備は、飛鳥神社。杵築の宮は、出雲大社
 本来、大御和(大三輪)の神奈備は、大物主=饒速日の神域、鴨(賀茂)の神奈備は、(上)賀茂別雷=饒速日の神域である。また、飛鳥の神奈備は、飛鳥三日女の神域である。

※ 逆に、大穴持は大穴持神社(葛上かつらぎのかみ郡)、阿遅鋤$高日子根は高鴨阿治須岐託彦根命神社(葛上郡、奈良盆地東南部)、事代主は鴨事代主神社(高市郡高市御県、奈良盆地南部)、加夜奈留美は加夜奈留美命神社(高市郡、奈良盆地西南部)。

※ 大国主(大穴持)は和魂であるが、和魂は、奇魂と幸魂に分けられる。このことは、大国主(大穴持)と大物主を区別している証拠である。「日本書紀」では、大三輪神が大己貴神に「吾は汝の幸魂奇魂である」と言ったことになっている。

「日本書紀」今この国(葦原中国)を理するのは、唯吾(大己貴)一人である。吾と共に天下を理する者は有るか。時に神光、海に照らしてたちまち浮かび来る者有り。もし吾がいなければこの国を平らげる事ができただろうか。吾がいたので汝は大きく造りあげることができたのだ。大己貴が誰だと問うと、吾は汝の幸魂奇魂である、という。・・・吾は日本国の三諸山に住もうとおもう、という。・・・これは大三輪神である。


※ 「先代旧事本紀~神代本紀」物部氏は天地開闢の神を「天譲日天狭霧国禅日国狭霧尊 あめゆずるひあまさぎりくにゆずるひくにさぎりのみこと」とする。

大己貴幸魂2003.8.30

神社 祭神 資料
勝日高守神社
勝日神社
(出雲國意宇郡)
(島根県能義郡広瀬町富田)
※富田八幡宮とだはちまんぐう、(島根県能義郡広瀬町広瀬)摂社

大己貴幸魂

「出雲風土記」意宇郡、加豆比乃高社(勝日神社)
「勝日高守神社由緒書」大己貴命は国土経営にあたり、幸魂の神助をうけた地と伝えられる。この神は高天原からこの地に天降った。


「勝田高守神社由緒書」、延喜式上名帳に云う勝日高守神社、出雲風土記に云う加豆比高社は是れである。社殿は富田月山の頂上にあり、祭神記に述べるように大己貴命、その幸魂の神に御遇いたまわれたのは此の地である。故に幸魂神を山上にお祀りして奥宮勝日高守神社とし、山麓に大己貴神をお祀まつりして里宮勝日神社とした。月山原と勝日山と云う境内に「かがみ石」と号する巌石があり、命が此の地に於いて神光を見たまわれたことにより如斯号けたものである。此処より北に海洋を眺め、山麓は当時入り海であった。今山麓に塩谷と云う氏子地があり、往昔海湾であった一証である。  

※加豆比乃高社の社地は、広瀬町東南の月山(勝日山)にあったとされる。

====[仮説]====あきらかに大己貴神≠幸魂の神である。さらに大己貴神=勝日神とは考えづらい。
むしろ勝日神=幸魂の神と考えるのが筋であろう。勝日神は正哉吾勝々速日天押穂耳と関係するか?====[木屋晴八]2003.8.30====

(1999.2.3 奇魂・幸魂と大物主・大国主(大穴持)の対応関係についての記述を保留。)

「古語拾遺」彦狭知命は紀伊国忌部の祖。



荒魂と御阿礼2004..8.1
大物主の荒魂
狭井神社(大神神社摂社,奈良県桜井市三輪字狭井)
祭神は、大神荒魂神、大物主神、媛蹈鞴五十鈴姫命、勢夜多々良姫命、事代主神
「延喜式」狭井坐荒魂神社五座
「大宝神祇令」季春鎮花祭(三月,4/10)。義解「大神・狭井の二祭なり。春花飛散の時に、疫神分散し癘を行ふ。その鎮遏のため必ずこの祭あり。故に鎮花といふ。」
鎮花祭では、薬草としてユリの根と忍冬(スイカズラ)が供えられる。崇神天皇のとき疫病が流行したので太田田根子に祭らせたといい、大神神社と狭井神社で行われる。
狭井神社は「花鎮社」(はなしずめのやしろ)とも呼ばれる。

賀茂の御阿礼神事
上賀茂神社(賀茂別雷神社)では、陰暦四月の中の酉の日に下賀茂神社と共に葵あおい祭(賀茂祭)が行われるが、
それに先だって、御祓神事と神御衣を奉る祭りの夜に上賀茂神社で行われる神事を御阿礼神事(下鴨神社で行われる神事を御蔭神事)という。より古くは阿礼乎止女が祭事を行った。

上賀茂神社の主祭神は、賀茂別雷神。
上社の摂社として、
①片山御子神社(片岡社)(玉依比売)(式内社、境内)
②賀茂山口神社(御歳神)(式内社、境内)
③須波神社(阿須波神他、五柱)(式内社、境内)
④新宮神社(貴布祢新宮)(高龗神)、境内
⑤若宮神社(若宮神)(境内)
⑥奈良神社(奈良刀自)(境内)
⑦久我神社(氏神社)(建角身)(式内社、境外)
⑧太田神社(恩多社)(天鈿女)(式内社、境外)


[推定系図私案ver.0.1]2004.08.01
          丹塗矢━━┓
          乙訓の火雷┣可茂別雷
 丹波伊可古夜日女┳玉依日売━┛(上賀茂祭神)
>━━賀茂建角身━┻玉依日子
          (下鴨祭神)






忍穂耳と饒速日
「先代旧事本紀~天神本紀」、天照太神詔して曰はく、豊葦原の千秋長五百秋長の瑞穂國は、吾が御子正哉吾勝々速日天押穂耳尊の知らす可き国なりと、言寄さし詔りごち賜ひて天降りしたまふ時、高皇産霊尊の児思兼神の妹萬幡豊秋津師姫栲幡千々姫命と妃と為て、天照国照彦火明櫛玉饒速日尊を誕生の時、・・・

 しかし、忍穂耳と饒速日を共に祀った神社はない。

天孫降臨、饒速日
「日本書紀~神武」時に、長髄彦が言うには、むかし、天神の子が有り、天磐船に乗り、自ら天より降り止まった。号を櫛玉饒速日命という。(饒速日を爾芸波椰卑という。)是吾が妹、三炊屋媛、亦の名は長髄媛、亦の名は鳥見屋媛、を娶り、遂にヵ児息があって、名を可美真手命とう。(于魔誌奔耐という。)故に吾は饒速日命を君として奉る。

「先代旧事本紀~天神本紀」、天孫、天照地照彦天火明櫛玉饒速日尊。又の名、天照地照彦天火明玉尊。又の名、天火明尊。
又の名、膽杵磯丹杵穂尊。

防衛ふせぎもり
むらじ、首おびと、直あたひ、県主あがたぬし、国造くにのみやつこ

No 防衛 後裔 資料
02 天鈿売うずめ 猿女さるめの君等の祖 (瓊々杵五伴緒いつとものお)天宇受売
03 天太玉ふとだま 忌部いむべの首等の祖 (瓊々杵五伴緒)
04 天児屋こやね 中臣連等の祖 (瓊々杵五伴緒)
09 天糠戸ぬかど 鏡作かがみつくりの連等の祖 (瓊々杵五伴緒)伊斯許理度売
10 天明玉あかるたま 玉作たまつくりの連等の祖 (瓊々杵五伴緒)玉屋
30 八意思兼神
やつごころおもひかねのかみ
の児表春うははる
信乃阿智祝部等の祖
しなののあちのはふりべ
(瓊々杵の降臨)
31 下春したはる 武蔵秩父むさしのちちぶの国造等の祖 武蔵秩父国
(瓊々杵の降臨)


No 防衛 後裔 資料
01 天香語山かごやま 尾張おはりの連等の祖 尾張
05 天櫛玉くしたま かもの県主等の祖 鴨県
06 天道根 川瀬造かわせのみやつこ等の祖 ・「先代旧事紀~国造本紀」、神武のとき、神皇産霊の五世孫の天道根命を紀伊国造に定めた。
・「新撰姓氏録」和泉国神別。川瀬造。神魂命五世孫天道根命之後也。
・「古事記」雄略天皇、川瀬舎人を定める也。
・「日本書紀」雄略天皇11年5月辛亥朔条、近江国栗太郡言・・・因詔して、川瀬舎人を置く。
※ 「日本書紀」の川瀬は近江国犬上郡の地名(滋賀県彦根市川瀬馬場町)
紀伊
07 天神玉かむたま 三嶋県主等の祖
08 天椹野むくのの 中跡なかとの直等の祖
11 天村雲むらくも 度会神主等の祖
わたらひのかむぬし
12 天神立かむたち 山背久我やましろのこがの直等の祖
13 天御陰みかげ 凡河内おほしかふち直等の祖 ・「延喜式」神名帳、近江国野洲郡、三上神社(現、御上神社。滋賀県野洲郡野洲町三上。祭神は天御影神。)
・「古事記」近淡海の御上が以ちいつく天御影神の娘、息長おきなが水依比売みずよりひめ
・「先代旧事紀~国造本紀」、神武のとき、彦己曽保理命を凡河内国造に定めた。
・「播磨国風土記」意此川。品太天皇の世、出雲の御蔭大神は、枚方の里の神尾山にいて、通行人の半数を殺した。伯耆国の小保弖、因幡国の布久漏、出雲国の都伎也は心を痛めていた。額田部連久等等を派遣すると鎮まった。
「新撰姓氏録」額田部連の祖、天御陰命。
凡河内
(ほぼ現
大阪府
全体)
14 天造日女みやつこひめ 安曇あづみの連等の祖
15 天世乎せを 久我こがの直等の祖
16 天斗麻禰とまね 額田部湯坐ぬかたべのゆゐの連等の祖
額田部湯坐連久等等くとと
17 天背男せを 尾張中嶋海部直等の祖
おはりのなかじまのあまべの
「熱田縁起」、海部氏はこれ尾張氏の別姓なり。
「尾張大国霊神社」(愛知県稲沢市国府宮町大宮)、社家は久田氏(後に野々部氏と称す。)で天背男あめのせお命を祖とする。
尾張
18 天玉櫛彦たまくしひこ 間人はしひとの連等の祖
19 天湯津彦ゆつひこ 安芸あきの国造等の祖 安芸国
20 天神魂かみむすひ
(亦三統彦みむねひこと云ふ)
葛野鴨かどののかもの県主等の祖
21 天三降みくだり 豊国宇佐とよくにのうさの国造等の祖 豊国宇佐国
23 乳速日ちはやひ 広湍神麻続ひろせのかんをみの連等の祖
24 八坂彦やさかひこ 伊勢神麻続いせのかんをみの連等の祖
25 伊佐布魂いさふむすひ 倭文しどりの連等の祖
26 伊岐志邇保いきしにほ 山城やましろの国造等の祖 山城国
27 活玉いくたま 新田部にひたべの直等の祖
28 少彦根すくなひこね 鳥取ととりの連等の祖 鳥取
29 事湯彦ことゆつひこ 畝尾うねをの連等の祖
22 天日神ひのかみ 対馬つしまの県主等の祖 ・「津馬紀事」天日神または天照魂命
・「特選神社牒」天照国照彦火明対(津)馬県直の祖 (阿麻底$(-广)留神社、下県郡美津島町、火明祭神)
対馬県
32 月神つきのかみ 壱岐いきの県主等の祖 壱岐県


五部人いつとものおのかみ

No 五部人 後裔 資料
01 天津麻良まら 物部造もののべのみやつこたちの祖
02 天勇蘇あまのゆそ 笠縫部かさぬひべ等の祖 摂津国東生郡笠縫。
大和国城下郡笠縫。
03 天津赤占あかうら 為奈部ゐなべ等の祖 摂津国河辺郡為奈郷。
伊勢国員弁いなべ郡(2003.1.7訂正)。

・猪名部神社(伊勢国員弁郡)
・「新撰姓氏録」未定雑姓、摂津国、為奈部首。伊香我色乎命の6世孫、金連の後。
「新撰姓氏録」摂津諸蕃、為奈部首。百済国の人、中津波手より出る。 
04 富富侶ほほろ 十市部首とをちべのおびと等の祖 筑前国鞍手郡十市郷(福岡県鞍手郡若宮町都地)。
筑後国三宅郡十市郷。
大和国十市郡。
05 天津赤星あかぼし 筑紫弦田つるた物部等の祖 筑前国鞍手郡鶴田。
大和国平群郡鶴田。

・天照神社(福岡県鞍手郡若宮町)のち、
伊勢天照御祖神社(久留米市大石町)に移住。
・赤星神社(祭神は天津赤星、久留米市御井町)。


五部造いつとものみやつこ

No 五部造 後裔 資料
01 二田ふつた 筑前国鞍手郡二田郷。
和泉国和泉郡二田。
02 大庭おおば 筑前国朝倉郡大庭。
和泉国大鳥郡大庭。
03 舎人とねり
04 勇蘇ゆそ
05 坂戸さかと 河内国古市郡尺度郷。


天物部あまつもののべ等、二十五部人はたちあまりいつとものおのかみ

No 二十五部人 資料(「和名抄わみょうしょう」他)
01 二田ふつた物部 筑前国鞍手郡二田。
筑後国竹野郡二田。
和泉国二田郷。

・「物部神社社伝」(新潟県刈羽郡西山町)二田天明神ともいう。 崇神の時、物部稚桜姫が祀る。

・「社伝」二田物部は天香山とともにこの地に来て勝見出雲崎の地に舘を構え、 この地の開拓に従事した。
02 当麻たぎまの物部 肥後国益城郡当麻郷。
大和国葛下郡当麻郷。
03 芹田せりた物部 筑前国鞍手郡生見郷芹田(福岡県鞍手郡若宮町芹田)。
大和国城上、城下、平群各郡芹田。
04 鳥見とみ物部 大和国鳥見(桜井市三輪山付近)。
05 横田よこた物部 筑前国嘉麻郡横田。
大和国添上郡横田。
06 嶋戸しまと物部 筑紫国遠賀郡島戸(福岡県遠賀郡遠賀町島門)。
07 浮田うきた物部 備前国浮田。
近江国高島郡宇伎田。
大和国葛下郡浮田
08 巷宜そが物部

菴宜あんぎ物部(奄芸物部)ともいう。

土佐国香美郡宗我物部。
伊勢国奄芸郡奄芸郷。

09 足田たるた物部

(疋田ひきた物部、曳田物部)

筑前国鞍手郡新分郷疋田。
讃岐国大内郡引田郷。
大和国葛下郡疋田郷
大和国城上郡曳田。

10 須尺すさか物部

(酒人さかと物部)
摂津国東生郡酒人郷。

12 田尻たしり物部 筑前国三池郡田尻。
筑前国上座郡田尻。
大和国葛下郡田尻。
13 赤間あかま物部 筑前国宗像郡赤間(福岡県宗像市赤間、赤間関は今の下関)。
長門国豊浦郡赤間。
14 久米くめ物部 伊予国久米郡、喜田郡久米郷。
摂津国住吉郡榎津郷来目。
大和国高市郡久米郷。
15 狭竹さたけ物部 筑前国鞍手郡粥田郷小竹(福岡県鞍手郡小竹町小竹こたけ)。
常陸国久慈郡佐竹郷。大和国城下郡狭竹。
16 大豆おほまめ物部

肥前国三根郡千栗郷豆津。
肥前国穂波郡大豆。
大和国広瀬郡大豆村。 美作国豆田。 播磨国印南郡豆崎。

17 肩野かたの物部 河内国交野郡。
18 羽束はつかし物部 山城国乙訓郡羽束郷。
摂津国有馬郡羽束郷。
19 尋津ひろきつ物部 河内国丹比郡広来津。
大和国城上郡尋津。
大和国城下郡阿刀村。
大和国平群郡阿刀村。
20 布都留ふつる物部
21 経迹ふと物部 (住跡すみのと物部)
摂津国住吉郡住道郷。
22 讃岐三野さぬきのみの物部 讃岐国三野郡(香川県三野郡詫間)。
河内国若江郡三野。 播磨国美濃。

・「播磨国風土記」餝磨郡、美濃の里というのは讃岐国弥濃郡の人がやってきて住んだので美濃みのと呼ぶ。
23 相槻なみつき物部 大和国十市郡倉橋郷相槻(両槻)。 遠江国山香郡相月村。
24 筑紫聞つくしのきく物部 豊前国企救郡。

・「日本書紀」雄略、物部目連、筑紫聞つくしのきく物部大斧手を率いて・・・。
25 播磨はりま物部 播磨国明石郡。

・明石海峡近くの神戸市垂水区に式内物部神社。
26 筑紫贄田つくしのにえた物部 筑前国鞍手郡新分にぎた郷 (のち植木庄新北郷、天正年間に新北村、福岡県鞍手郡鞍手町新北にぎた)。

・「新北村天満宮遷宮行列帳」安政4年、奉仕者、疋田。



船長ふねのおさ、梶取かじとり

No 船長・梶取 後裔 資料
01 天津羽原あまつはばら 跡部あとべの首人等の祖 筑前国鞍手郡粥田郷跡部。
河内国渋川郡跡部。
伊勢国安濃郡。
美濃国武芸郡。信濃国小県郡。

・「粥田庄納所等連署算用状」庄の役人は、跡部から、米を借りた。
02 大麻良おほまら 梶取阿刀造等の祖
かぢとりあとのみやつこ
 

・「新撰姓氏録」左京神別上、阿刀造、石上同祖。
(阿刀造は、後に連姓、天武13年に宿禰姓。)
・「新撰姓氏録」未定雑姓、摂津国の条。阿刀部、山都多祁流比女命の後。
・「新撰姓氏録」摂津国神別。阿刀連、饒速日の後。
・「新撰姓氏録」山城国。阿刀宿禰。
03 天津真浦あまつまら 船子倭鍛師等の祖
ふなこやまとのかぬち
・「古事記」天岩戸の段、鍛人天津麻羅。
・「日本書紀」綏靖即位前、倭鍛部天津真浦。
04 天津麻占あまつまうら 笠縫かさぬひ等の祖 ・「延喜内匠式」摂津国従り笠縫氏。
05 天津赤麻良あかまら 曾曾笠縫そそのかさぬひ等の祖
06 天津赤星あかぼし 為奈部ゐなべ等の祖

 


References:
 「延喜内匠式」
 「粥田庄納所等連署算用状」

 物部・蘇我氏と古代王権、黛弘道、吉川弘文館、1995.9.1
 饒速日・物部氏の原像、加古樹一、編集工房ノア、1992.11.10
 消された覇王~伝承が語るスサノオとニギハヤヒ、小椋一葉、河出書房新社、1988.10.28
 記紀以前の資料による古代日本正史、原田常治、同志社、1976.9.27

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