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「ぐうたら人生」を標榜する作者の、痛快にして、どこか物悲しいエッセイ集。
灘中(現在の灘高)を、学生188人中186番で卒業。その後、三年間の浪人生活を経て、実に延10校目にしてやっと合格した慶應文科の学生時代の思い出、あるいは渡航費すら満足になかったフランスでの留学生生活を回想する第T部。
また、先輩にして珍友の梅崎春生氏の思い出をはじめとして、原民喜氏、北杜夫氏、安岡正太郎氏などの作家仲間や知人との交友が、作者の日々の暮らしとともに語られる第U部、第V部。
戦中戦後を経て、「人間とは何か」という大きな宿題を課せられたとする作者が、愛とユーモアを持って若い世代へ贈るぐうたらエッセイ集。
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