5月
1日〜5日 6日〜10日 11日〜15日 16日〜20日 21日〜25日 26日〜31日
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
5月11日
枕崎→
坊泊
・出港(7時00分) 天候(晴) 海況(北北東8m)
・入港(9時30分) 航程(14NM) 時間(2:30)

 キレイな水と充分な水深・港は静かその上漁協の人は親切、クルージングの穴場でしょうか。
赤灯台の右側の白いポチッがキザッペです。
 天気は回復しましたが風は北寄り。今日はすぐ隣の坊泊なので、ゆっくりと朝食を摂ってからの出港としました。8mの風と3mの波を真正面から受け2500rpmの機走、6ktで波を叩きながらの2時間。ノンビリ航海とはチョッと違うかなーと思いつつ坊津の入口へ。
防波堤を越えると岸壁はガラガラ、漁に出た留守かなー、と近付くと岸壁で手を振りながら「此処に横付けしろ」との誘導。素直にこれに従うと、階段状岸壁の1等地、7mの海底が手にとるようにクッキリと見えます。
 目の前にキレイなトイレ・水道栓・徒歩5分でヨロヅヤさん、風呂と氷は有りません。(1軒だけの民宿は、風呂修理中)
 坊泊は平安以前から、大陸との窓口として栄えた所。遣唐使船や南蛮船が行き交う華やかな湊だったそうです。
 時代が下がると江戸時代には南蛮密貿易の舞台でもあったそうです。早速自転車を下ろして、丘の上の歴史民族資料館へ。確かに資料館で博物館では有りませんでした。
 明日は北風も収まりそう、メールでお誘いを戴いた中甑を目指します。 
5月12日
坊泊→
中甑
・出港(5時00分) 天候(曇後晴) 海況(北北東8m)
・入港(12時00分) 航程(40NM) 時間(7:00)


波もうねりも入らない静かな港(干潮時3.5m)です.。風呂以外は、総て徒歩5分以内。
この後、隣の船から大きな渡蟹4匹が差し入れられました。さそく塩茹でにしてご馳走様。
 収まる事を期待した北風は朝から元気です。昨夜中甑のボートマン石原さんに入港時間の連絡をした所、「甑海峡の潮はキツイですよ、早めに出港されたら」、とアドバイス。日の出前に出港、7時野間崎をかわすととたんに波が悪くなり、目指す中甑から真正面に波と風が押し寄せて来ます。2ポンメイ2500rpmで対水6kt対地5kt。バウが波を掬いドジャーに叩きつけて来ます。この程度の風でこれですから、15m超ではどうなる事でしょう。東シナ海は手強そうです。
 10時甑島列島10NMまで近付くと波は序々に収まり、対水6ktに。昼前石原さんから「港前の吊橋が見えますか、中央のオレンジ色シャツが私です」と電話、双眼鏡でシッカリと確認。
 港に入ると、此処ですよーと手を振って繋留場所を指示して下さいました。
 係船が落ち着いて、ご挨拶。石原さんは港の真ん前で電気店(石原電気)を経営されています。勿論マイボートは目の前の港にドーン(繋留料は不要)羨ましい限りです。
 自由に使って下さい、と車のキーを渡され、ご自身は「今夜の肴を釣って来ます」とボートで出撃されました。早速島内観光へ。海の青さと、重なり合いながら連なる島々の作り出す景色の美しさに溜息。その後、里港前の交流センターの温泉(300円)へ。
 夕方、家にいらっしゃいとのお誘い、遠慮なくお邪魔するとお友達の永野さんがカンパチを釣り上げ、下甑島からこれもマイボートでお見えでした。石原さんは大きなカサゴを10数匹の釣果、甑島の海は本当に豊だと思いました。(勿論腕も良いのでしょう) 共に奥さんの手で美味しい刺身と空揚げに変身していました。 テーブルに乗り切れないほどの地元ならではのご馳走と、ヨット・ボート談義にビールのピッチも滑らかに。
 甑島の夜は談笑の内に更けてゆきます。
5月13日
中甑→
中甑
・出港(時分) 天候(晴) 海況()
・入港(時分) 航程(0NM) 時間()

 上甑島から中・下甑島を望みます。
 昨夜のアルコールが若干残っていますが、体調は絶好調。
天気も絶好調、晴天・南3m、昨日の苦労が嘘の様。
 お借りしている車で、見残した観光スッポトの再挑戦と氷の調達・水の補給。それとハッチ周りの水漏れ修理が本日のお仕事の総てです。終って今日も温泉へ、極楽極楽。。
 石原さんは、ヨットでの長距離航海を計画されて居られ、修行のチャンスを探してアクセス中でした。乗せて貰って修行するか、ヨットを買って修行するか、思案中です。こんなにもお世話に成りながら、素晴らしいヨットマンが一人増えるチャンスに、お手伝いできないのが申し訳なく残念です。
 何もお礼が出来ずただ感謝するのみですが、石原さんは「友達が増えることは楽しいですよ、もっと沢山の人が来てくれると嬉しいですね」と爽やかに話されていました。その上、
 九州を航海するときには甑島に寄って下さい、歓迎します。とのメッセージをお預かりしました。見習わなければ…。
 石原さんのアドレスjh6hxh@violin.ocn.ne.jp
5月14日
中甑→
牛深
・出港(6時00分) 天候(雲後雨) 海況(北北東3m)
・入港(11時00分) 航程(32.5NM) 時間(5:00))


 牛深港は雨で撮影出来ませんでした。
 昨日の甑島のながめの浜です。正に自然の造形美、息を呑むほどの迫力です。NHKの特集番組で紹介されたそうです
、貴方も見に来ませんか。
 昨夜も前夜に続いて石原家でお世話に成りました。「カサゴの味噌汁とキビナゴを食べなければ、来た甲斐が有りませんよ」と言われグラッ。有り難く御馳走に成って仕舞いました。このカサゴ、昨日に続き1時間で7匹の釣果とは尋常の事では有りません。またもや奥さんの手に掛かり、絶品の味に変身しています。それと産卵期のキビナゴ、もうメロメロです。
 今日の予定は牛深港、潮を考えると6時には出港しなければきついかな、と思いつつ5時に目覚ましが鳴りましたが、5時半起床。港外に出るとべた凪、僅かにある風も真正面。メイン+2500rpmで対水6kt対地は何と8ktルンルン気分で朝食。  雨の落ちる時間と、入港時間との競争は入港時間の勝ち。12時、漁協との交渉が終わり繋船が落ち着いた頃からポツポツと来ました。漁港の対岸にバウ着け、周りの漁船は極めてフレンドリー、安くて旨い飲み屋情報を含め、生活必需施設の在りか(何でも揃っています)を的確に教えて呉れます。その上、「風呂は町営温泉が有る、無料バスが有るが時間が半端だな、ヨシ車で連れて行てやろう」と言ってくれました。勿論、アリガトー。帰って来る頃には本格的な雨、明日は大雨警報まで出ています。
 居心地の良さそうな牛深で日和待ち決定です。
5月15日
牛深→
牛深
・出港(時分) 天候(雨) 海況()
・入港(時分) 航程(0NM) 時間()

 小止みの時に慌てて写しました。対岸が漁協
繋留した岸壁は階段状に整備され干満差が大きくても乗り降りが楽でした。
 昨夜は豪雨と雷、スルーデッキマストのキザッペは、マスト周りから雨が滲みます。キャビンの中に雨漏りがあると心までウエットになって仕舞います。先日ハッチ周りをコーキングして置いてヨカッタ。
 雨の中を港傍に在る海彩館を探訪。1階は特産品のお土産コーナーとイベント会場(今日はお休み)2階は牛深の海で活躍した木造漁船の保存展示場。遠い昔に見た覚えがある様な懐かしい形の船が10数艘。
 今日は無料バスで温泉(300円)へ、バスの中はおじさん・おばさんでイッパイ。横浜からヨットで…、と話すとすっかり話題の中心に。帰りはバスコースを変更して、ヨットの前まで送ってくれました。
 明日も海路の日和では無さそうです。ノンビリ構えるしか無いようです。
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