文系のための情報処理技術者試験対策

シスアドを受けよう!


by 金子
更新等2004年3月11日
(2006年3月7日)



☆ ご挨拶(2008年5月18日) ☆
このページは1998年の春に、シスアドなどに関する情報提供を目的に開設しました。
その間増改築を重ねましたが、最近、あらためて内容を整理し、リニューアル(リフォーム)を準備してきました。
しかし試験制度の状況が大きく変わり、「シスアドがなくなる」ということになりましたので、思い切って建て直そうかと思っています。(建て直さざるをえないとも言えます(笑)。)

当面は、2009年春の「ITパスポート試験」(事実上、シスアドを引き継ぐことになる試験)の動向を追跡しながら、同時にその試験に役立つであろう情報(考え)を提供したいと考えています。

ITパスポートを受けよう!(シスアドからITパスポートへ)



完全にシスアドの名前が消えるまでは、今までのページも残しておくつもりです。
(不完全であったり、不備も多々あることは承知の上ですが、それでも多少なりとも役立つ部分もあるかな、と思っているからです。)

どうぞよろしくお願いします。








[目次]---------------------------------------------------------------------------
1.はじめに(このページ下段)

基本編(2004年度(以前))

  2.試験概要(範囲、合格ラインなど)3.勉強の仕方/タイムスケジュール4.テキストなど
  5.パソコンは必要か6.コラム(試験雑誌の回顧録)

応用編(2004年度(以前))

  1.最近のシスアド試験の傾向と対策2.前回のシスアドは(75%という明確なラインが)

「情報」の部屋-----リテラシからシスアドへ-----

  1.高等学校必修科目教科「情報」を応援します
  2.先生のためのコンピュータリテラシ

コラム(雑感)

  1.2006年問題(仮)2.世代考(仮)3.「光ファイバー」(仮)
  

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1.はじめに

コンピュータに関する資格試験にはさまざまなものがありますが、その代表的な試験のひとつが、経済産業省が行っている「情報処理技術者試験」です。

資格試験を大きく分類した場合、その主催団体から国家試験、公的試験、民間試験に分けられますが、情報処理技術者試験は「国家試験」であり、そうした意味からも、社会的にも大きな意味を持つ試験であるといってもさしつかえないと思います。

情報処理技術者試験は、専門性によって細かく分かれていますが、そのひとつに「システムアドミニストレータ」と呼ばれている試験があります。

1.1情報処理技術者試験について

情報処理(コンピュータ)というのは、広範囲な意味を持つ概念ですが、例えばこれをふたつの視点、コンピュータを作る側と利用する側にわけて考えた場合、試験は次のように分類できます。

コンピュータを作る立場 コンピュータを利用する立場
高度情報処理技術者 上級システムアドミニストレータ
基本情報技術者 初級システムアドミニストレータ


高度情報処理技術者試験というのはアプリケーションやネットワークなど、専門分野に特化した能力をはかる試験。基本情報技術者というのは、どの高度情報処理技術者を目指すとしても、共通(土台)に必要となる能力をはかる入門的な試験です。

システムアドミニストレータというのは、「コンピュータを仕事に活用するための知識、能力を備えた人」というような意味で、自らの仕事にコンピュータを活用することはもちろん、必要に応じて、高度情報処理技術者と連携したり、あるいは職場の中でコンピュータに不慣れな人をひっぱっていくようなリーダー的要素も求められる人物です。アドミニストレータというのは、管理者という意味ですが、ここでは情報化のリーダーという風に捉えてもいいと思います。

またシステムアドミニストレータは、その守備範囲から、会社全体の情報化に携わる「上級」と、主に自分の部署内を担当する「初級」に区分されています。
ここで「初級」という言葉から、時に簡単な試験ではという誤解を生じることもありますが、決してそうではありません。部門(部署)内といっても、全社的な関係を考慮しなければならないのは当然ですし、先に述べたようにその役割はたいへん重要なものです。ですから、初級というより、「一般」という言葉で表現した方がよいかもしれません。あるいは単に「システムアドミニストレータ」と表現してもよいと思います。実際、この試験が始まった時には、初級という言葉はついていませんでした。

このページは、初級システムアドミニストレータ試験に関する情報・知識をまとめていきたいと思います。
※これ以降、初級システムアドミニストレータを「シスアド」と呼びたいと思います。(単に「シスアド」「システムアドミニストレータ」と言った場合、初級をさしていると考えて下さい。)

1.2文系学生とシスアド試験

現在、多くの大学で「コンピュータリテラシ教育」が行われています。リテラシというのは、基礎能力・常識という意味で、コンピュータを扱うことが「すべての学問の土台として重要である」という認識から、その授業が行われています。
具体的には、コンピュータの基本操作、ワープロ、表計算、インターネット(WWWや電子メール)が中心のようです。
但し内容的には、コンピュータの操作方法の習得が中心で、その仕組みや原理、あるいは情報化全般に関わる問題などには十分な時間を取れていないのが現状です。しかし、本当にコンピュータを使いこなすには、操作だけではなく、きちんと基礎知識を勉強した方がよいのは言うまでもありません。

また勉強する時に、何か指針があればたいへん有効ですが、この「シスアド試験」の勉強をすることは、コンピュータ全般の知識を習得するためにも大変役立つと考えられます。
さらに実際の問題として、就職の時に資格を持っているというのは大きな武器になります。もちろん資格がなくても、コンピュータを扱えることは、現在の世の中で大きな要素になりますが、何か目に見える形(資格)で示せるほうがよいでしょう。
いくつかの意味から、資格試験を目指すことは、勉強の励みになります。

ここであえて「文系」と銘打ったのは、コンピュータを専門としない一般の学生(例えば文学部)でも、きちんと勉強すれば「試験の合格が可能だ」ということを強調するためです。
ですからコンピュータに興味のある多くの人に、是非チャレンジしてほしいものです。

1.3基本情報技術者試験とシスアド試験

コンピュータの勉強をする時、基本情報技術者試験でもよいのでは、という疑問を抱かれた人もいると思いますが、たしかにその通りです。
実際、学生時代に基本情報技術者とシスアドの両方を習得(合格)する人も少なくありません。また、どちらもコンピュータの試験ですから、両方の勉強をすることが、相互によい結果をもたらすことも確かです。
但し、基本情報技術者試験には「プログラム作成」があり、これは好き嫌いが大きく分かれるという理由がひとつ。それから先に述べたように、多くの大学でコンピュータリテラシが行われていて、そこから出発すると考えると、その内容からもまず「シスアド試験」を目指すのがいいと思います。
実際また、作る側に立つとしても、作ることは同時に「利用する」立場でもあるのですから。

繰り返しになりますが、このページでは、試験のために勉強を進める上で、役に立つであろう情報を、また気になる話しを載せていきたいと思います。
興味・関心のある人は、是非挑戦してみて下さい。




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