育毛剤最大の危機

ロゲインという生き方

2003年9月11日グランドゼロ記念日から、ニューヨークで10日間を過ごした私は、それなりに充実していた。

マジソンスクエアガーデンには、3日間通いつめ、女子レスリングに4個の金メダルがもたらされた。特にUSAコールの中で最重量級でチャンピオンになった浜口京子さんは凄かった。
MSGでは後ろの席のUSA黒人とも仲良くなったし、そのバンケットでは数十カ国の人たちと飲んで、踊ったりして、楽しかった。

また、ブロードウェイでは、キャバレーとライオンキングも観ましたよ。そうそう、JAZZのバードランドでは、一人カウンターに座り、ビッグバンドを堪能しましたわよ。
 

さて、しかし、いろいろ楽しんだはずのNYではあったが、最終日まで解決していない課題がひとつ存在した。
 それは......リアップの5倍のミノキシジルが入ったロゲインという育毛剤をgetすることであった。
 
 今年の5月にはインターネットで、ロゲイン成分の廉価版のequateというのを直輸入したが、結果は満足していない。ここは本家のロゲインを現地価格で購入しよう!というのが、今回の旅の重要な(言ってて何かせこいな)ミッションであったのだ。

 NYには、ドラッグストアが多い。
 簡単な薬や、食料品、衣類、文房具、雑誌等を売っている。
 大き目の店10件程度探したみつからず、とうとう出発日の午前中になってしまった。
 あきらめつつ、店に入る。
 ロゲインはないかと店員にきくのは、何か恥ずかしい、抵抗がある。
 ということで、髪の毛関係の棚(毛染め、バイタリス類)を探す。
 
 やはりなかったか....
 とあきらめていたら、それらしき容器を発見!!
 みるとhair growingと書いてある。しかもTV放映中らしい。
 ということで、レジにいって、これはヘアトニックか?育毛か?といいながら、16ドル払う(これはずいぶん安すぎるのだが...)。
 レジの女性は呆れた顔をしていた。

 ホテルに帰った僕は、トイレに入りながら、購入した箱をしげしげと眺めた。
....なんかおかしい。
 なぜ、パッケージには頭が写っていないで、上半身だけなのか?
 注意書きにはskinを守るとか書いてある。
 しかも、なぜ、ロゲインの3分の1以下の価格なのか?
 パッケージに書いてあるstopとは!!

事態の深刻さが徐々に私の脳裏をかすめた。
よく読むと、これは育毛剤ではない。
胸毛、腋毛等の育毛した状態を、除去する。
つまり、脱毛剤!!!

ヘタしたら脱毛剤を頭皮にスプレーしていた!!
あせった、そして笑った!!
いろいろあった旅の終わりが、このようなファイナルを迎えるとは....
                      

 そのまま、日本に持って帰ろうとしたが、育毛剤はともかく、脱毛剤を使う相手の顔が浮かばなかった。
 
 時間がなかったが、エンパイアステートビルにあるその店に戻り、レジに向かった。
 レジの女性は僕のことを憶えていた。
 マネージャーを呼び、交渉した。
 しかし、返金だと申し訳ないようで、犬のぬいぐるみと、トランクス3枚組セットとチェンジした。

 帰り道にPharmacy発見。
 そこではなんと、奥のレジに棚にロゲインがあった。
 REGULAR STRENGTH 19.5ドルを2個購入した。
 他のみやげモノを買う時間はなくなっていた。

 さて、ロゲイン効果は.....
 機会があればご報告いたします。
 ただ、使用前使用後の写真は恥ずかしいので、使いません。

 おまけ:
 NYの床屋にいった。
 ユダヤ人の店主だった。
 髪型英語で言うのよくわかんないので、halfにしてくれといったら、驚いていた。
 あんたに任せるから、かっこよくしろと言ったら、隣でヘアーセットしていた金髪女の子が笑った。
 今の僕はNYカットでカッコイイ状態です.........