人生の苦しみから抜け出す境涯とは
良寛と紅葉    

 かれこれ、長距離ツーリングには2002年の9月南紀以降、1年経つのに行っていない。
 えー実は私、仕事のこと、プライベートなこと、いろいろありまして、その機会に恵まれない訳でして...... というのは言い訳でしかない。
 現に数年前の北海道ツーリングのときは、かなりハードな日々だったが、周囲に迷惑かけつつ、約10日間の旅に出た。

 ひょっとして、今の僕はツーリングを必要としていないのか。
 あれほど、クルマや電車での旅をバカにしていたのに、結局大人になって、バイクを捨てるといつた普遍的二輪棄却過程を、再度繰り返したのか。バイクと熱愛、冷却、別離といった恋愛過程を体験し、中年になってから再熱愛したが、やはり冷却していったのか!

 確かに、バイクに対する情熱は冷めたとはいわないが、何がなんでもツーリングという気分ではなくなってきた。
 将来、アメリカ横断ツーリングをやりたいという気持ちは現在もあるが、先月ニューヨークに滞在中はぜんぜんそのような発想自体がなかった。
 まあ、NYというごちゃごちゃした場所だったゆえだろうとは思うが......

 さて、そのような自責の念にとらわれた僕は、以前ほど強烈な誘惑はないが、以前のような驚きと発見に満ちた体験をしたくて、10月の三連休を今年初の宿泊有ソロツーリングとすることに決めた。
温泉はいい
  2003年10月11日朝4時30分に目が覚める。
 行く場所は人気の高い志賀草津道路だ。
 5時30分前に自宅前をスタートする。

 練馬インターまでいくのが面倒くさい。こちらに引越してきてから、練馬に行くのは初めてであり、多少戸惑ってしまった。ガソリンを適当なところで入れようと思ったが、インター入り口まで着いてしまったので、引き返してセルフの店で満タンにする。
 今、思うとこのことが今回の旅を象徴する始まりかも知れない...。

 沼田インターて゛おりて、日本ロマンチック街道を進む。
しかし、なかなか良い景色がでてこない。1時間走ってわかったが、道を途中で間違えたのだ。六合村と書いてある標示を発見し、右折する。

 群馬県六合村は、以前研修の講義で、自治医大出身のお医者さんが率先して村おこしをして、温泉健康センターをつくった話を聞き、印象深く、ぜひ訪れたいと思っていた場所だ。偶然とはいえ、導かれるように温泉センター「パーデー六合村」に着く。

 400円払って、温泉に入る。湯船は一個だけ、先客は観光客のおじさん一人。
 さて、湯船につかる。全身に湯の熱が沁み込む。指先が痛くなってきた。気づかなかったが、かなり冷気に全身がやられていた。極楽ごくらくゴクラク..と湯船でつぶやく。
 入浴後、休憩室の畳のうえて横になる。とても気持ちがいい。だからバイクはやめられない!

  国道最高標高だけあるね

 六合村を出ると、バルカンにのった星条旗のヘルメットを被ったおじさん?が前を走っている。何かゆっくり走っとる。
 前がクルマだとためらいなく、追い越しできるが、相手がバイクでしかも、自分と排気量が同等以上だと抵抗が生じるのは、人間の器の小ささゆえだろうか。
 ただし、そのおじさんが群馬ナンバーで道詳しそうなので、ずっと後ろにくっついていったら、志賀草津道路にでられた。おじさんありがと。

 志賀草津道路は15年位前にニッサンサニーで走ったことがある。そのときは空を走っているようで、爽快な気分だった記憶がある。ただ、サニー1300ではきつかったな。

 今回の相棒のドラッグスターは頼りがいのある良いバイクだ。
風景は紅く色づきはじめており、さまざまな自然の顔をみせてくれた。
おとぎばなしの絵の世界にいるように感じた。
 ただ、クルマが多かったよ。もう紅葉の時期だからね。翌日もそれをしっかりと憶えておくべきだったのだが....

決死の林道突破 

 みなさんは、ガソリンいれるのって面倒くさくないですか?
バイクの場合、グローブ脱いで、ポケットのチャックをあけて、財布だして、そうそう、ガソリンタンクの蓋をとってやって持っていたりして、あー面倒ですね。しかも冬場はね。そうそうヘルメット被ったままだから余計ジレッタイのね。
 僕の場合、クルマでも窓ふきましょうかとか、灰皿はとか、オイルみましょうか?とかさえも面倒くさいのね。

 そのために、今まで何回ガス欠の危機があったことだろうか。
 今までクルマではいかに同乗者、家族たちに恐怖を与えたことだろう。

 比較的インテリが多いと云われる根拠無、推測)当サイトをご覧のもうみなさん、おわかりですね。
 レッドゾーン間近で奥志賀林道をアメリカンバイクが走り出したのです。
 途中までは大丈夫だろうと思いながら、景色みてました。
 どう、きれいでしょう 紅葉....


 奥志賀高原に着けばと期待したが、スタンドはなかった。
 テニス場があった。

 クルマでの紅葉見物者がとても多かった。
 対向車同士で時間がかかると、頭に血が上った(こうしてアイドリングしててもガソリンはなくなるのじゃ! 停止状態からの発進は余計ガソリン使うのじゃ アホ!!)
 いよいよレッドゾーンも底をつき、予備タンクの出番だ。
 えーと普段は、リッター20kmだから、....あっ予備タンで2Lだっけ?3Lだっけ(ここで一旦休止)

(ここから翌日。出勤して飲んで帰宅してからの執筆)
  
 いやー、日暮里で飲んできました。瓶ビールと、レモンハイ、グレープフルーツハイ、ブルーベリーハイでした。 明日は遅番なので、家を9時半にでれば良いので、冷蔵庫にあった氷結チューハイのみながら、つまみは88円コーナーのハードビスケットです。
 何を言っているのかよくわからなくなりましゅたが、こういう作業は積み重ねが大事なのです。
 今夜は読み返し校正チェックなしでいきます。誤字脱字意味不明無視でしゅ。
 さぁ、はじめるぞ!!

 わかりました。取り扱い説明書によると予備タンク3Lです。
 奥志賀林道はアップダウンがあって、、コーナリングあって、車の渋滞に巻き込まれ、燃料切れの不安はかなりのものでした。眼の前の素晴らしい紅葉の風景も、秋の空の漂いも満喫することはできず、不安がよぎるのです。
 もし、ガス欠になったらどうすべきか。林道で止まってしまったら絶望的である。が、しかし、なお、とりあえず、そうはいっても、紅葉でクルマはいっぱい走っている。ソノクルマヲトメレバヨイ。
 クルマトメテモガソリンドウワケテモラウ?
 ホースとかないもんな。それになんかカツコ悪いよな。......とか想像します。
 そうだ、野沢温泉なら何とかなるかも。(野沢温泉はヒラケているが、その時は集落かと勘違いして不安だった)。そんときは宿屋に泊まるようにして、そこでガソリンわけてもらおうか...。つまりこれは、不安神経症ではないのか!!
  

 アメリカンバイクにのってイケテルつもりでも、こんな不安妄想がヘルメット内の脳の中を巡っているようでは、「イージーライダー」のピーターフォンダも泣いているだろう。
 ガソリン節約のため、せこい走り方もしたなぁ。ある程度のスピードでるとクラッチきったり、下り坂でクラッチ切ったりしました。それは効果あるのかなぁ。
 
 野沢温泉の標示があってしばらくすると下界に、町がみえた。これならばスタンドありとホットする。
 勿論、スタンドは営業しており、給油する。バイトの若いあんちゃんに、思わず「不安だった。助かった。ありがとうニイチャン」と過度な感謝表現をしてしまった。

 そのまま国道で十日町方面に向かう。
 (いま執筆中に、都庁職員の親友からメール入る。残業で自分ひとりになってしまって、当分帰宅できないという。現在0時30分。みなさん、公務員批判多いけど、大変な人もおります。ご理解を..)

 しばらく走って、海に出ようしていたが、遠回りしていたことに気づく。いろいろ回り道して、松之山温泉に出るが、かなり込んでいたし、昔の温泉町という雰囲気がどうもしっくりこない。
 iモードで宿を調べる殆ど空いていない。柏崎にいくつかあったので、そのまま北上し、柏崎まで辿り着く。
 いざ、予約しようと携帯をいじる。会員番号とパスワードきかれる。昨年以降使用しておらず、携帯も変更したため、わからない。それじゃと再度会員と登録しようと試みるが、携帯からだとミスしやすく、入力しても他画面に切り替わってしまう。



(ここから飲み会から帰宅して、缶チューハイのみながら執筆再開しました)
 夕陽が空一面となり、壮大な風景美を醸し出したのに、僕は、1秒空をみて「あー凄いス」といっただけで、再び携帯画面に精神を集中させた。
だが、新規会員登録は結局うまくいかず、あてずっぽに会員パスワードと電話番号を入力したところ、passした!
 こんなことなら、最初からコウシテオケバ....と怨みつつ、ビジネスホテル予約を行う。
 5分後、ホテルに行くとまだ、予約情報はきていないらしいが、ホテルに直接宿泊手続きを薦められる。そこで、僕が驚き、がっかりしたのは、サイト上で予約すれば割引になると思っていたけど、直接ホテルに申し込んでも同料金らしい。つまり、サイトでは空き確認をするだけだったのだ。
 何のために海岸て゛、夕陽を頼りにサイト予約しようとしていたのか.........むなしい......

ホテルでシャワーを浴びてから、夕食にくりだす。
柏崎は、日本全国の中堅地域らしく、7時には商店街の灯は寂しい。駅前付近の食堂をのぞくが、客がいなくて、店主らしき人が居眠りしていた。ここでは刺身は食べたくない。
 結局大きな居酒屋に入り、カウンターに座る。まぁまぁのメニューだったが、新鮮な刺身のイメージにはほど遠い。話相手がいないと居酒屋は寂しいので、携帯メールで友人、家族にメールする。
 1時間程で会計を済ませ、ホテルに戻る。有料チャンネル無料キャンペーン中であった。
どうするか迷いつつ、K−1をみるうちに眠りに陥っていった。

 昨日の天気予報では新潟は今日から3日間は晴れだったが、今日の天気予報では、明日から雨に変わっていた。