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横蔵寺駐車場の休憩舎。裏手には小川が流れている
去りがたきは木陰の休憩舎。
だが、13:00発の谷汲山行のバスも出発してしまった。こちらもそろそる、動かなくては。
重い腰を上げる。出発、PM1:04。バスと同じく、谷汲山華厳寺を目指す。

木陰には東海自然歩道案内板も

駐車場からは紅橋が見上げられる

車道に面にした横蔵寺の入り口から中へ

紅橋を渡って左折すれば横蔵寺山門。脇に歩道の説明板も

外の強い日差しが嘘のような境内
境内へ進む。
ここはここで去りがたき空間。覆いかぶさるような木立が、堂や塔を囲い込んでいる。

横蔵寺本堂

横蔵寺三重塔

アジサイがまだ咲いていた

舎利堂へ向かう
舎利堂へ向かう。

舎利堂への上がり口。自然歩道コースも同じ

即身仏のある舎利堂。有料。
日本国内に即身仏というものがある、ということは知っていたが、それがこの横蔵寺にあって、さらに有料公開をしているとは知らなかった。
観覧はせずに、先に進む。怖かったわけではない。なんか違うと思ったからだ。

逃げ道の無い8kmの稜線歩きが始まる。

妙法ヶ岳へと続く登山道入り口

いこいの森の見晴台に到達

見晴らす。神原の集落
30分、展望の無い林間をひたすら登って、ようやく見晴らし台に出た。
神原の集落が田園風景に埋もれている。

「ミッキーきのこだ!」(うそ)

ようやく勾配が緩み、東屋に到着
すぐ、あずま屋。PM1:54。

仁王門跡。門の敷石しか無い

稚児ヶ岩。いわくがありそうだが

熊谷直実の墓。新らし過ぎる
アップダウンが収まった代わりに、史跡巡りの道となる。
仁王門跡、馬場跡、稚児ヶ岩、熊谷直実の墓…。

シャクナゲ平。確かにシャクナゲの木あり

旧横蔵寺寺院跡。説明板がある
旧横蔵寺寺院跡に到着。横蔵寺は、今の位置に移るまではここにあったということだ。
再び道は登りとなる。シャクナゲ平を通過して、下り気味に。

林道に下り立つ。二車線の舗装道だが…

すぐにアスファルトは消える…
鞍部らしき場所に出た。林道が通っている。
少し進むと、ベンチがある。その先、大きな水溜りがあって、左手に山稜線に上がる木の階段が見える。
再び、木立の中へ…。

西方、樹間から伊吹山も望まれる(はず)

日が横から射し込む明るい尾根道
登ったり下りたり、落ち着かない稜線。

草にさえ勝てないキノコ

見晴らせる方角が変わった。木曽屋の集落と……何かの工場?
相当、体が辛いことになってきた。疲労ではなく、辛い。これで気持ち悪くなってきたら熱中症だ。そうなったら熱冷まシートをおでこに貼り、気温が下がるまで横になって滞留だ。
ただ、水分が十分とは言えない。持参した量は多いが、ここまでその「熱中症対策」のために必要以上に消費している。

平坦になりひょっとして山頂部? 違った…

道の状態は決して悪くない。ただ、起伏が多い
せめてエスケープルートか水場があって欲しいが……それらも山頂に到達した先にしかない。
その山頂が、遠い。どんだけ遠いんだ、妙法ヶ岳!

待ちわびた鉄塔がついに眼前に

見晴らしは覗き窓のよう。こちらは揖斐川
あり得ないほど下って、また登り。ふだんなら無視出来る程度の上り下りでも、今日はまるで増幅が掛かっているかのようだ…。
ただ、葉影から覗く銀色に光る物体は、鉄塔か? 山頂手前にあるはずの鉄塔。ついに、捉えたのか?
捉えた! 鉄塔の広場に到着。見晴らしはあまり良くないが、構うものか。

こちらは揖斐平野西部への見晴らし。円興寺峠など、これまで歩いてきた道が見える。その向こうの山影は養老山地

標高666mの妙法ヶ岳山頂。ケルンと三角点がある。

不安定に積み上がったケルン
PM3:53、妙法ヶ岳山頂到着。標高667m。
見晴らしは無い。静かで、落ち着いた山頂。ありがたい。

東方への見晴らし

林のみちをジグザグに下る
山頂過ぎたら、急降下。
いつもなら疲れていてもギア・チェンジ出来る下り道だが、今日は無理。しずしずと下る。

華厳寺の不動尊堂。その裏手に…

岩屋の中、迸し出ずる観満の水
岩屋。待望の水場。
ただ、水の勢いがありすぎて、ペットボトルの口ではなかなか捉えられない。また、水温が低く、長く水流に手を晒していると痛くなってくる。ペットボトル半分溜まったところで、撤収。
そして足元のヒル・チェック。やっぱりいた。しかも三匹だ。弾き飛ばす。

名も無き滝。まさか華厳の滝?

華厳寺・奥の院。夕陽を浴びる。荘厳。
奥の院を過ぎると、行く手に小さな祠?が幾つも出現するようになる。良く見ると、祠の1つ1つに寺社の名前が書いてある。これがミニ西国三十三ヶ所巡り。さすが、満願札所だ。
滝で膝突いて写真を撮ったところ、大きなヒルがズボンを這い上がってきた。弾き飛ばす。まったく。

華厳寺分岐。華厳寺説明板もここにある

標高300mほどの淀坂峠
華厳寺分岐、PM4:34。
1本電車を遅らせれば華厳寺に寄れる。しかし今日は速攻、神海へ向かう道を採る。
ただ、ひどい藪道。少し下ってさらに左折、登りに転ずるのだが、足元は常に草むらに隠される状態。道も湿りがちでヤマビルが怖い。立ち止まることさえ出来ず、疲れた身体に鞭打ってひたすら足を運ぶ。
ようやく沢から離れる。高度が上がったので西日も照りつけてきた。ほどなく、淀坂峠。

沢沿いの林道をひたすら東へ進む

ため池

根尾川流域に出た。鉄塔が跨ぐ
峠から少し下ると林道に出た。
沢筋の林道を進む。変化が無いし、とても長い。

岐礼分岐。(まさかここを曲がるとは…)

県道255号に出て、岐礼方面を見る
岐礼分岐に着いた。PM5:30。
なにも考えずに県道を南に向かって下り始める。

ただいまの気温、30℃…

根尾川の友釣り専用区
根尾川沿いに県道を南下。
車の往来は、思ったより多め。

岐礼の集落。沖野公民館・沖野バス停あり

田園地帯の向こう、遠く、赤い色をした神海橋が見える
岐礼を通り抜けると、遠くに神海橋が見えた。
ゴールは間近だ!

樽見鉄道の踏切を渡る

神海橋を渡る
そしてその神海橋を渡る。この橋を見ていつあそこを渡れるのだろう、と思ったのは今と真逆の季節、今年の1月中旬であった。
そして樽見鉄道の踏切を渡る。そして…。

神海公民館。神海中学生花壇がある
PM6:00、神海公民館に到着。
ようやく繋がった……。感慨もひとしおだ。ふと気付くと、辺りには午後6時を告げるメロディーが流れていた。
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神海駅。昼間だけ有人駅

強烈な夕陽に照らされているホームに渡る
神海駅、PM6:16、到着。
列車は直ぐに来た。
乗り込んで、すぐに爆睡モード。

大垣駅の夕暮れ
それにしても…。
体調があまりよろしくない日に逆療法的に長歩きするのは、そろそろ止めにしよう、と思った夏の夕暮れでありました。