〜 自作スピーカ 〜

写真1

このコーナーは、ぼくの自作スピーカを自慢するコーナーです。
そもそもオーディオは自己満足の世界なので、あまり真剣に読まないで下さい。
オーディオに詳しい方は、笑いのネタにでもしてください。



【 スピーカ基礎知識 】

〜 スピーカのことを良く知らない方のために 〜

スピーカシステム 私達が一般に“スピーカ”と呼んでいるものは
ユニット、エンクロージャ、ネットワークなどの
部品から成り立っていて、それら全体を指す
用語としてスピーカシステムと言います。
特に必要な場合を除いて、それほど多用する
用語ではありません。
スピーカユニット ユニットはスピーカの音を出す部分で一番重要な
パーツと言えます。紙製のコーンを振動板にした
ものが一番ポピュラーです。スピーカの性格は
ユニットで決定すると言っても過言ではありません。
ネットワーク スピーカ内部の配線の事です。
この他に、マルチウェイスピーカのフィルタ回路や
アッテネータもまとめてネットワークと呼びます。
エンクロージャ ズバリ、スピーカの本体。箱の事です。
しかし、箱ならなんでもいいと言う訳ではなく
エンクロージャの構造次第で音が良くなることも
悪くなることもあります。
自作の場合、ここの製作が腕の見せ所となります。
ターミナル スピーカケーブルを接続する所です。
ミニコンポ用のスピーカの中には直接ケーブルが
出ている物もあるので、必ずある物ではありません。
バスレフ エンクロージャの方式の一つです。
箱に穴を開け、そこから一定の周波数の音を取りだし
低音を増強します。多くのスピーカが採用している
最もポピュラーな方式です。





「植木鉢1号」

写真2
スピーカ自作は3回目ですが、以前の物は本の図面の通りに作ったり
箱とユニットを買って組み立てただけだったり
完全に自作と呼べるものではありませんでした。
今回のスピーカは全て自分で考案して作ったので
ちょっと自慢したくて、こんなコーナーを作りました。

「植木鉢1号」

その名の通り、エンクロージャに陶器の植木鉢を使っています。
スピーカに興味のない人は「なぜ植木鉢なんて・・・」と
思われるでしょうが、以下にその説明をします。

エンクロージャの素材の理想は、

●硬いこと
●重いこと
●遮音効果があること
●響かないこと
●適度な損失があること

などが挙げられますが、陶器は上の4項目をクリアしています。
さらに植木鉢を使用すると円筒型エンクロージャとなり
バスレフポート用の穴が最初から開いてると言うメリットがあります。
決して、ウケ狙いで選んだのではないことが分かって貰えたでしょうか?
特に小型スピーカを木で作ると、どうしても重量を稼ぐことができません。
その点、陶器なら剛性が強く重いので理想的な素材となります。





【 製作 】

製作と言っても、非常に簡単です。
材料は・・・

★植木鉢(¥100ショップで購入)★
エンクロージャ本体。

★木製回転台(¥100ショップで購入)★
バッフル面。

★塩ビパイプ★
バスレフポート。

★ミニチュアテーブル(¥100ショップで購入)★
台です。

★FOSTEX FE83★
ユニットです。



まず、木製回転台は板の部分だけ利用します。
これにユニットを取りつける穴を開けるのですが
この板の材質が非常に硬くて苦労しました。
素材として硬い事は良いことなのですが
ぼくは電動工具を持っていないので
“回し引き”と言うノコギリで
汗を垂らしながら切りました。
穴が開けば接着剤で植木鉢にくっ付けます。
ポート用のパイプも接着します。
これで、エンクロージャは完成。

あとは、ユニットを取りつけるだけです。
なお、今回はターミナルを付けませんでした。
バスレフのポートから直接コードを出しています。
このスピーカは実験的な要素が大きかったのと
取りつける場所が思いつかなかった為にこうしました。

台は¥100ショップで購入した小さなテーブルで
逆さまにして足の部分にスピーカを乗せます。
台は自作しても良かったのですが
やはり市販品は仕上げが美しく見栄えがします。
単に作るのが面倒だからと言う意見もありますが・・・。







写真3

【 試聴 】

言い訳ではありませんが、このスピーカは低音が出ません。
単純に周波数で比較すれば、安物のラジカセにも負けます。
これは、FE83自体が低音が出ないユニットである事に加え
エンクロージャの容量が小さ過ぎる為です。
メーカーの推奨エンクロージャが4Lですから
今回のスピーカはその8分の1しかありません。
エンクロージャの容量が小さいと低音が出ないだけでなく
音自体がモコモコした感じになります。
これは製作段階でも予想されていたので
吸音材で対策する予定だったのですが
結局、何も入れない方が一番良い結果になりました。

話を低音に戻します。
今回のスピーカのコンセプトは
“美しい中高音が出る小型スピーカ”
だったので、当初から低音は無視していました。
それでも、アンプ側で低音を増強すれば
普通の小型スピーカ並の音にはなるので
全くスカスカと言う訳ではありません。

ところで、問題の“美しい中高音”が出たのかと言うと・・・
正直なところ、思ったほど感動的な音ではありませんでした。
しかし、FE83と言う素晴らしいユニットのお陰で
小型ながら表現力豊かな音を出してくれます。
相性の良いソースを鳴らした時の生々しい音は
惚れ惚れしてしまいます。

さらに、うれしい誤算がありました。
多くのスピーカは狭い部屋の中では性能を発揮できないものですが
今回のスピーカは、ぼくの物置のような部屋でも良い音場感が出ます。
これは、今回の最大の収穫でした。

植木鉢を利用したスピーカは非常に気に入ったので
次回は10cmユニットを使用して
もう少し大きなサイズのものを考えています。








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おまけ
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