交通事故に遭った。
1月20日、アルバイトのため自転車で川崎に向かう途中、自宅付近の交差点を通行中、 突如現れた右折車と衝突、自転車ごと左方に吹っ飛んだ。
自動車はそのまま逃走した。
道路の真ん中付近を通行していた俺も悪いのだが、 反応できないような速度で交差点に進入した相手の車にも非があることは間違いない。
図示するとこんな感じである。大雑把な図で申し訳ない。
左の駐車車両のため道路の左中央を通行していた俺と、 交差点に進入してきた車両がほぼ正面(やや自動車から見て右前方か)から衝突したことが見て取れる。
自動車が進入した直後に事故が発生した上、現場はまだ暗かったため、
ナンバープレートはおろか車種、車体の色すらも認識できなかった。
「メガネが無くてナンバーが読めない」というのは人生二回目である。
ちなみに、交差点内に駐車していた駐車車両も法律違反である。
去ってゆく車を目で追いながら、俺は暫し路上に倒れ込んでいた。
「やられた……」
すると、近くのマンションから二人組が出てきた。
一人は車に乗り込もうとしていたが、もう一人が俺に気づき、すたすたと寄ってきて声をかけてくれた。
左は寄ってきた青年のイメージ図である。なかなかの好青年だった。
青年「大丈夫ですか?」
TK「撥ねられました」
青年「お兄さん、めっちゃ血ィ出てますよ」
TK「そうですか…」
青年「ここ、目の上のところ、めっちゃ切れてますよ」
TK「そうですか…」
青年「あと鼻血がすごい」
TK「そうですか…」
青年「お兄さん、ホント、大丈夫ですか?」
TK「あ、全然大丈夫です」 ←酔っ払いっぽい
自分の顔の傷などわからない。しばし傷の確認をしているともう一人の男性が車からティッシュ箱を持ってきてくれた。 そして二人は俺の鼻にティッシュを詰めたり、目の上の傷を押さえたり、吹っ飛んだメガネや帽子を拾ってくれた。 さらに挙句の果てにティッシュを箱ごとくれた。
「俺ね、前轢き逃げに遭ったんだけど、車の破片も何も残ってなかったから全然警察も取り合ってくれなかったんだよ。
多分今回も呼んでもダメだと思うよ。」
最後にもう一人の男がそうアドヴァイスしてくれた。
そして俺がアルバイトだから早く行かなくてはならない旨を告げると
「行くのか!? 気をつけろよ!」
と言って彼らは俺を送り出してくれた。
彼らが偶然こんな朝早くに通りがからなかったら、 俺はもっとひどい状態になっていたに違いない。まさに人のやさしさが身にしみる瞬間である。
自転車は壊れてはいたが、乗れなくは無い状態だった。
俺は二人に何度と無く頭を下げ、よろよろと川崎に向かった。
途中二回転んだ。
アルバイト先に着き、交通事故に遭った旨を伝えると、
「事故って血まみれの奴を働かせるわけには行かないわ、当たり前だろう」
と、珍しくまっとうなことを言われた。
このとき初めて明るい場所でまともに自分の姿を見たのだが、
という悲惨な状況だった。
場所を教えてもらった病院に行ったけど整形外科の先生がいなくて、 結局アルバイト先で少し応急処置をした後、そのまま家に帰った。
帰宅途中にコンビニに寄ったが、店員さんはさぞかしびびったに違いない。
その日の午後、外科に行ったところ、骨折は無く、安静にすれば大丈夫と言われたので、 安静にこの記事を書いている次第である。
多分轢き逃げ犯は様子を見に戻ってくるだろうから、
現場に花を供えて俺が死んだように装い、
「殺しちまった!」とビビらせてやろうかなどと考えたりも、した。
左は事故現場を後に撮ったものである。ちょっと(かなり)わかりづらいが、 「れ」の字の上の、赤丸で囲った部分と、路上の赤い点は血痕である。実際に現場に行ってもらえばわかるのだが、 そうとうビチビチと血痕が飛び散っておりまさに事故現場のイメージそのものであった。恐怖。
右は帽子の写真である。帽子は事故直後に外れ、足元に落ちたためにこのように血を浴びることとなった。 この帽子をくれたA嶺氏もさぞかし不本意なことだろう。まさか自分のあげた帽子が血塗られるとは。
そしてこれがジーパンである。ここ以外にも何箇所か血が飛んでいる。 究極にリアルなダメージ加工、血。ジーパン好きなら垂涎ものだろう。二万円で売ります。
無傷
負傷
死亡