三浦半島レポート

春を探しに南下したら
海に突き当たった。

きっかけは、「春を探そう」

忙しい盛りの3月16日、突然一日の暇ができてしまった。

ストレスも溜まっていたことだし、どこかへふらりと出かけることにした。

「春を探しに南へ行こう」

そして俺がたどり着いたのは、こんなところでした。

思いっきり港。

自宅から真南におよそ40km。京浜急行線で一時間、三崎口駅からバスで25分。 マグロで有名な、神奈川県下随一の漁港、三崎。

「三崎へ行こう」と決め、三崎漁港というバス停で降りたはいいが、何をすればいいのか、 どこに行けばいいのか、まったくわからない。

下調べが足りなかった。俺はふらふらとその辺を歩き回った。三崎はまさに港町。 「まぐろ」の看板があちこちにあり、潮風も強い。

城ヶ島へ、そして灯台へ

観光案内マップを見ると、三浦半島の南端より少し南に、城ヶ島という島があり、 灯台だの、海岸だの、公園だのがあるらしい。

歩いていけそうに無かったので、もう一度バスを捕まえて今度は城ヶ島へ。

*****

「城ヶ島」のバス停を降りると、こんな感じだった。シャッターは軒並み閉まっているが、お昼時だったので、 地魚を出す料理屋は開いていた。

バスターミナル付近では、「おさかな天国」が一曲リピートしていた。 懐かしさのあまり、少しの間、聞き入ってしまった。

いかん、灯台を目指そう。

灯台に到着。意外と低い。二階建ての建物くらいだ。

城ヶ島灯台の歴史は古く、江戸時代にさかのぼるらしい。設置120年記念碑もあった。

東大生、灯台に行く。このシャレがやりたかったと言う意見もある。

灯台付近からの眺めはこんな感じ。

どうやらあの海岸には出られるらしい。いっちょ、行ってみるか。

海へ。

海へ来てしまった。広い岩場をぴょんぴょん飛び跳ね、一直線に、海を目指す。

まるで日本とは思えないような、岩場、岩場、岩場。

だんだん海が近づく。そして……

すごい海。とにかく海。周りは、だれもいない。大きな波が、岩場にザバンザバン当たって砕けている。

大興奮。

ぴょんぴょん跳ねたり、何か叫んでみたり、「自殺できそうだぜ」と呟いてみたりした。 風が強かったので、波も高く、予想以上の迫力に立ち尽くす。すごいぜ相模灘。

だってこんなんが延々と続いてるんですもの。

丁度このときは雲が切れて、日差しが強くなり始めた頃だった。ざっぱーん、どっぱーん。すごい波だ。 一日中ぼーっとしてたい所をぐっとこらえて、岩場を駆けて、海岸を後にする。








>だいたい この辺です(yahoo map)。

漁港に帰って昼飯

来るときは三崎漁港からバスで来たが、帰りは歩いてみることにした。これは歩いて城ヶ島大橋を渡った時の写真である。

三崎漁港まではだいたい30分ほどかかって到着。

三崎に来たら、まぐろの漬け丼を食べたい。俺はかねがねそう思っていたので、 漁港付近の「三崎銀座」という通りで定食屋を物色することにした。

さすがにたくさんのまぐろ料理店がある。もちろん下調べなどしていないので、 地元の人たちがよく行くお店を探すことにした。
待つこと数分。お昼休みの女子社員が二人、連れだって料理屋に入る。すかさず俺も続く。

そして出てきた漬け丼セットがこれ。写真じゃわかりづらいだろうが、まずまぐろの厚さと量が違う。 1cmくらいの漬けが惜しげもなく乗せられている。そしてもちろん、旨い。厚みがあるから歯ごたえもいい。 赤身なのに、脂がよく乗ってる。

あっという間にモリモリ完食。これで1000円。だいたい定食の相場はどこも1000円くらいでした。

まとめ

最後に一応春っぽい写真を。灯台の付近で撮影。

人は海が好きだ。わけも無く好きだ。海に神々しさを感じるのは、きっと生物はもともと海から来たからだろう。 そして死んだら、焼却されて灰になって、雲になって、雨粒の核となって、海へ流れ出る。

海は入り口でもあるし、出口でもある。

という哲学的な話もしてみたくなるほど、三崎はいいところでした。海はでかいし魚は旨い。 まぐろの佃煮をお土産に買った。

でもその隣の直販所で試食用のまぐろを食ったら、「勝手に食うな」と怒られた。
何のための試食だよ。

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