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イギリスの
香りがするものに
囲まれているだけで幸せ。

私のまわりの
ブリティッシュなものたち
をご紹介します。
Back Number
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| BRITISH FLAVOUR |
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名優
ロンドンにあるBBCの放送センター。日本のNHKと同じように一般の人が見学できます。私も、おのぼりさんになって行ってきました。いちばん楽しかったのは、体験コーナー。台本を渡されて声優を演じたり、お天気キャスターになることができるのです。日本人の見学者は私ひとり。ほかの人たちは日本人と違って恥ずかしがったりしません。おじさんが、すっかりなりきって天気予報のセットに立ち、「ウェールズ地方には今夜はゲール(強風)が吹き荒れるでしょう」なんて、名優ぶりを発揮していました。その横で奥さまが楽しそうに拍手。こういう楽しみ方、私たちも見習いたいなと思いました。
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Item10 2003/3/8
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ミニな、きみ
行ってきました、ピーター・ラビット展に。ピーターの本が出版されて100周年を記念した、この展覧会。楽しみにしていたんです。もちろん、原画などの展示物を見るのも楽しみでしたが、一番の目当ては、このミニ・クッション! 先日の英国展に行ったとき、これが欲しくて欲しくて。でも、小さいくせにちょっとお高いので、一緒に行った友人が耳元で「どうする、アイフル?」とささやくのも振り切って、あきらめたのです。だけど、やっぱりあきらめきれず、数日後に英国展に舞い戻りました。なのに……売り切れ! というわけで、今回のピーター・ラビット展に賭けていました。今度はありました、1つだけ! だれにも渡すものかと、しっかり確保。今は我が家のソファにちょこんと座っています。お気に入りのモリスのクッションの隣で。実はこれも、一度はあきらめて、やっぱり買ってしまったモノなのです。私って、あきらめが悪すぎ?
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Item9 2003/3/8
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あのモリスが
関西では有名な『どろソース』。でも、イギリスと、どろソースになんの関係が? ウスターソースは、19世紀の中ごろにイギリスで生まれました。ウースター市の主婦が、余った野菜や果物の切れ端を有効に使おうと、胡椒や唐辛子を振りかけ、腐らないように塩や酢を加えて保存しておいたものが、数カ月のちに野菜や果物が溶けて、おいしいソースになっていたそうです。日本では江戸末期に渡来。大正末期になって、純国産のソースを造ろうと、<オリバーソース社>の前身である<道満調味料研究所>が、廃業する英国Oliver社の商標と意匠を入手した際、深紅のラベルの縁に黒い唐草模様の額縁が施されており、それがウィリアム・モリスゆかりのモリス・マーシャル・フォークナー商事のデザインであったことが判明。現在のオリバーソース社は、どろソースに、当時そのままの配色とモリスの額縁を施して発売しているというわけです。こんな身近なところにモリスのデザインが隠れていたとは、びっくり。急にこのソースが愛おしく思えてきました。
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Item8 2003/3/5
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快適暮らし
イギリスに長期滞在するなら、フラットを借りよう。出発前に日本からFAXで値段交渉して予約するのは楽しいし、イギリスのフラットは調理器具も備え付けなので、スーパーで食材を買ってきて部屋で食べるのが楽しみ。ロンドンのボンド・ストリート近くにあるこのフラットを借りたときは、テスコやセルフリッジで買い込んだチーズや半調理済みのパイで夕食、朝はイギリス風に薄くスライスしたトーストに紅茶、という毎日。ホテルに泊まるよりもずっとイギリスの暮らしが味わえました。このときはイギリスで取材したことを本に書くつもりだったのに、このソファで原稿を書き始めると、居心地よさに、ついウトウト。結局、本は書けずじまいだったけれど、今こうしてホームページに役立っているので、まあいいか。
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Item7 2003/3/4
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私をイギリスに連れてって
『雨の日と月曜日は』というカーペンターズの曲があったけれど、まさに今日はそんな日。月曜日の朝というだけでも憂鬱なのに、雨が降ってダブル憂鬱。こんな日はテレビでも観るに限るとスイッチを入れたら、クイーン・エリザベス2世号が神戸に寄港というニュース。あわてて海側の窓を開けてみたら、いました、優美なその客船が! 思わずカメラを取り出してパチリ。やはりイギリスの船、雨が似合うな。あの船の中でどんな暮らしをしているのだろう。私もあそこにもぐり込んで、イギリスまで行きたい……。そんなことを考えていたら、いつしか憂鬱も消え去っていました。たった10時間の停泊だったけれど、夢を乗せた船が近くにいてくれて、ちょっと幸せでした。雨の日の月曜日も、悪いことばかりじゃないみたい。
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Item6 2003/3/3
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美しい映画
トマス・ハーディの代表作『ダーバヴィル家のテス』を、ロマン・ポランスキーが映画化した『テス』は、とにかくきれいの一言でした。テス役のナスターシャ・キンスキーの美しさ。ウェセックスの自然風景の美しさ。そして何よりも、ラストのストーンヘンジでの夜明けのシーンは印象的でした。見終わったあとは、なんとも言えない感動に包まれて、これがきっかけで私はイギリスが大好きになったのです。映画ってこんなにすばらしいものだったのかと気づかせてくれたのも、この映画でした。そのころ大学生だった私は、卒論のテーマにこの『ダーバヴィル家のテス』を採り上げました。論文作成のためにいろいろな資料を読むうちに、イギリスへの興味は深まるばかり。そして、卒業したら絶対にイギリスへ行こう、あのストーンヘンジを見に行こうと決心したのです。『テス』は、私の人生を変えた作品と言えるかもしれません。
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Item5 2003/2/18
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3匹の子ぐま
井口家で暮らしているボクたちです。右のボクは、ハロッズの2000年クリスマス・ベア。ミスター井口のパパ&ママが旅行でロンドンに行ったとき、ボクをミスター井口へのおみやげに選んでくれたんだ。ちょっとチャイナ風の青い服がかっこいいだろ? 真ん中のワタシは、ミセス井口のお友達が作ってくれた和風アンティーク・ベア。ワタシの着ている日本の着物はきれいでしょ? それにワタシは、首や手足も動くのよ。左のアタシは、去年の英国展でミセス井口が買ったWalker'sの福袋に入っていたの。ショートブレッドの箱と同じチェック模様の服と帽子が自慢よ。ミセス井口はショートブレッドが大好物なんだって! 今年の英国展でも福袋を買ってくれたら、アタシに弟か妹ができるんだけどな。
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Item4 2003/2/17
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オールド・コレクション
子供のころ、バッジなんかをよく集めたものですよね。いい大人になってからも、また集めてしまいました。最初は外国人アーティストのコンサートに行くたびに、次は外国の観光地に行くたびに買って。イギリスのものはデザインがとてもかわいらしく、種類も豊富なのです。当時は、服やカバンにバッジをとっかえひっかえ、付けて歩いたものです。気づいたら、キャンディー缶(もちろんイギリス製の)に、いっぱいたまっていました。コレクションをやめてからも捨てることができず、おもちゃの宝箱みたいに大事にしまって、ときどき取り出しては思い出にひたっています。ここに紹介したのは、ほんの一部。ぼやけた写真でごめんなさい!
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Item3 2003/2/17
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