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イギリス
香りがするものに
囲まれているだけで幸せ。



私のまわりの
ブリティッシュなものたち
をご紹介します。

Back Number
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Item1-10

BRITISH FLAVOUR


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ていねいすぎるのも

ロンドン・ブリッジの近くにあるブラマー紅茶珈琲博物館には、館長のエドワード・ブラマー氏が収集した貴重な茶器たちが展示されています。口髭がある人用のカップや、人の形をしたポットなどなど、日本ではなかなか見られない珍しいものがここにはあります。ショップのコーナーでは、そんなおもしろい茶器を買うこともでき、私もひとつ購入しました。サックスの音色が好きでフュージョンをよく聴くので、迷わずこれを。後ろのアンプの上にはタンバリンとハーモニカもちょこんと載っていて、かわいいのです。でも壊れやすそうなので、梱包がていねいな日本人の店員さんに当たればいいなと(イギリスの人には申し訳ないけれど)思いながら、レジへ。その願いが通じ、若い日本人女性の店員さんが厳重に梱包してくれました。これで安心。ところが、夜、宿泊先のフラットに帰って、念のために中を確認してみたら、なんとサックスが真ん中でぽっきり折れていたのです……。エアパッキンを厳重に巻きすぎたのが、かえって仇になったようでした。翌日は帰国なので、交換してもらうのはもう無理。そのまま泣く泣く日本に持ち帰りましたが、陶器用の接着剤でつけてみたら、どこが継ぎ目かわからないほどうまくくっついてくれました。ああ、よかった! でも年月が経つと、そんな思い出があるほうが愛着がわいてくるから、おもしろいものです。

Item90 2005/5/22


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春のすてきな出会い

神戸の繁華街の中にある、そのギャラリーは、そこだけさわやかな風に包まれているようでした。イギリスで見つけてこられたという3Dキャンバスに描かれた、シシングハーストの庭に、港町ライのミント・ストリート。もし私に絵の才能があったなら、きっとこんなふうに描くのだろうなと思ってしまうほど心を惹かれる絵の数々が、そこには展示されていました。その絵を描かれたあかねさんが、またすてきな方で、イギリスのお話ですっかり盛り上がり。いつまでも話していたかったのですが、後ろ髪を引かれる思いでギャラリーをあとにしました。この出会いを取り持ってくださったのは、拙サイトとリンクをしてくださっている緑龍館の、ふしのさん。ありがとうございました。掲示板から始まった、このすてきなご縁を大切にさせていただきますね。あれから数日経っても、あのシシングハーストの絵が忘れられず、あかねさんに無理を言って、画像をお借りしました。正面の絵もさることながら、横に描かれた絵のかわいらしいこと。私にとって忘れられない一枚になりそうです。

Item89 2005/5/15


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余韻

今日は徹夜明けにもかかわらず、とっても元気。それというのも、楽しみにしていた絵の個展に出かける予定があったからです。昼下がり、期待以上にすてきだったその個展を鑑賞したあと、そのまままっすぐ家に帰る気にはなれず、会場のギャラリーのそばにあるCAFE SPARKに入りました。レトロっぽい建物の2階にあるこのカフェは、フィッシュ&チップスがおいしいと聞いていたので、それを注文したいところでしたが、まだ夕食には早い時間だし、絵の余韻に浸るにはやっぱり紅茶かなと思い、紅茶とスコーンのセットをチョイス。窓際の席に座って、道行く人々を眺めながら、ポットのお茶を飲み、先ほど観た絵のことをあれこれと思い返すのは、まさに至福のときでした。温かいスコーンはサクサクとして上品な味わい。今日はなんと充実した一日だったのでしょう。そのすてきな個展のお話は、次回のお楽しみに。

Item88 2005/4/27


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コリン様

巷ではヨン様ブームですが、私も負けてはいられません。今日は、コリン・ファース様出演の映画『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』を観に行ってきました。今回は、コリン様演じるマークが大活躍。おかげで映画館を出るころには私の目はハート、そのあとは、どこをどう通って家に帰ったのやら状態でした^^。でも実は私、コリン様のファンという理由以外に、この作品には特別な思い入れがあるのです。1作目の原作の邦訳がまだ出ていなかったころ、書店で原書を見かけて、これをぜひ自分で翻訳したいと思い、出版社に話を持ちかけていたのでした。結局、「こういうタイプの本は日本では売れない」と却下され、そこで私もあきらめてしまったのですが、のちに、ほかの出版社から別の訳者さんの翻訳で刊行されて大ヒット。あのときは、悔しいと思ったものですが、よく考えてみれば、もし私が翻訳していたら、あんなにヒットしなかったかもしれない。だから、きっとこれでよかったのです。でも、まだあきらめてはいませんよ。コリン様出演作品の原作を翻訳すること、これを目標にがんばろうと、改めて思った今日でした。

Item87 2005/4/14


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愛しのベティ

長い間、このポットに恋していました。イギリスのティールームや家庭でよく使われている、このブラウン・ベティには古い歴史があり、最初に作られたのは17世紀末でした。以来ずっと、ストーク・オン・トレントの赤粘土を使って作り続けられています。この赤粘土で作ったポットは、紅茶のおいしい味を引き出してくれるのだとか。まあるい形は、紅茶の葉をジャンピングさせるのに最適で、色が茶色なのは、茶渋がついても目立ちにくいからだそうです。なぜこのポットが、ブラウンはともかくベティと呼ばれるようになったのか? イギリスの人にも尋ねてみましたが、知らないという答えでした。先日は、NHKの『アガサ・クリスティー紀行』を観ていたら、デボン地方のクロテッド・クリームを紹介する場面で、ブラウン・ベティがしっかり登場。それを観ているうちに、どうしてもこのポットを手に入れたくなり、次にイギリスへ行く機会まで待ちきれず、とうとうネットで購入してしまいました。その小包が届いたのが今日! ベティが我が家に来たというだけでもうれしいのに、ティーバッグとラズベリー・ティークッキーのサプライズ・ギフトが一緒に入っていて、すっかり舞い上がってしまった私。さっそくティータイムを楽しみました。ぽってりしたベティは手になじみ、使い込むほどに味が出そうです。これからどうぞよろしくね。

Item86 2005/4/12


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これで万全?

ネットでスポードの食器を見ているうちに、スポードの布製品を通販で買えるお店があることを発見。でもそこには、「スポードの布製品はすでに廃盤が決まっているので再入荷はございません。在庫限りとなりますので、気になる方はお早めにお求めください」との断り書きが。いやーん、気になる気になる。で、大至急、これを購入してしまいました。そのあと在庫数の欄が「売り切れ」になったのを見て、私が購入したものが最後のひとつだったのだわと、妙に達成感を覚えたりして。まあそれはともかく、今まで鍋つかみというものをひとつしか持っていなかったので、熱いものを両手で持つときは布巾が活躍していたのですが、このブルーイタリアンのダブルオーブングローブがあれば、もう布巾の力を借りる必要もなし。これで私の料理のレパートリーも増えることでしょう、たぶん。

Item85 2005/4/9


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ハンター邸の桜

毎年、この時期になると、友人たちと王子動物園へ花見に出かけます。見どころはなんといっても、園内にある、このハンター邸の周辺です。昨年、Item37でここをご紹介したときには、残念ながら桜は散ってしまっていましたが、今年は絶対に満開の日に行くぞ!と気合いを入れ、毎日、開花情報とにらめっこ。そして、これ以上の日はないという今日、行ってまいりました。桜と山に囲まれたハンター邸はどんなに美しかったか。それを見ながらお弁当が食べられて、とっても幸せでした。ここでは毎年、桜の開花期の3日間だけ夜桜通り抜けができるようになるそうです。お弁当を味わいながら、よし、来年はぜひ夜に来ようと決意したのでした。通り抜けということ=お弁当が食べられないということ。それはちょっと残念ですが、夜桜のときくらいは団子より花で我慢するとしましょう。さて、上の写真はおまけです。足湯に浸かるパンダ。だらり〜んと足を投げ出し、恍惚の表情です。手前で人々が記念撮影していようと、声をかけようと、どこ吹く風。置き物みたいにずーっとこのままなのでした。

Item84 2005/4/8


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腕前はともかく

少し古いのですが、私が撮ったイギリスの写真が掲載された本を紹介させてください。1994年に創元社さんから刊行された『イギリス貴族』(山田勝:著)と『ホームステイはイギリスで』(辻野功、レイ・ローズマン、登美子ボイデン:著)の2冊です。掲載されたといっても、ほんのわずかな枚数で、しかも「私が撮った」なんてエラそうに言えるようなしろものではないのですが、それでもこのような良書に写真を使っていただけたことがうれしくて。本棚からときどき取り出しては眺めています。でも私の写真のことはともかく、本書は刊行から10年以上経ってもまだ売れ続けているとか。ダンディたちの美学と生活のことを知りたい方や、これからイギリスでホームステイをしようと考えている方は、ぜひ本書を手に取ってみてください……と、ちゃっかり宣伝していますね。すみません!

Item83 2005/4/5


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古き良きもの

私のような仕事をしている者にとって名刺は必需品。いつも残り枚数が少なくなると、次はどんなデザインにしようかと考えるのが、けっこう楽しいものです。今回はちょっとおしゃれなロンドンバスのデザインにしたのですが、印刷を終えた直後に、「2005年末までにロンドンバス廃止」のニュースを聞いてびっくり! といっても、廃止になるのは旧型のルートマスターというタイプなのですが、後部乗降口がオープンになっていて、いつでも乗り降りが自由なところや、車掌さんに目的地を告げておくと、着いたら教えてもらえるところなどが、風情があって気に入っていたので残念です。廃止の理由は老朽化というより、EUの定める安全基準に達していないからだとか、ワンマンにして人件費を削減するためだとか言われているようです。まだ使えるのに、もったいないですね。中古車市場で40万円〜200万円程度で売買されていると聞いて、がんばって働けば私にも買えるかも、と一瞬思ったのですが、そんなの買ってどうする?? どうか、どなたかが買って有効利用してくださいますように。

Item82 2005/4/1


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湖水地方に思いを馳せ

春の気配が感じられるようになり、主人は花粉症で鼻がムズムズ、私はどこかに出かけたくて体がムズムズ。そこで、かねてから行きたいと思っていた淡路島のイングランドの丘に出かけました。ここのイングランドエリアには、湖水地方を思わせる広い池があり、イギリスからやってきたナローボートで池を巡ることができます。ナローボートとは、産業革命時代に活躍した石炭運搬船で、現在は快適なキャビンを備えた観光船に生まれ変わり、運河の旅に使用されています。そのナローボートに、まさか淡路島という近場で出会えるとは思いませんでした。池の周りには羊や山羊などの動物が放し飼いにされている場所もあって、雰囲気は満点。食の工房で焼きたてパンを味わったあとは、グリーヒルエリアへ。ここのロックガーデンは東洋一の規模だそうで、さまざまな種類の山野草を観賞することができます。ほかにも見どころ、遊びどころはいっぱい。ぜひ朝一番に出かけて、一日のんびり過ごされることをお勧めします。午前中はまだ人が少なく、ゆっくり散歩を楽しめますよ。

Item81 2005/3/28



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