コラムって言うと聞こえはいいけど、実際は本編を書き換えるのが面倒なんで
こんな形でお伝えしていこうかなぁ。と考えております。今まで書いたものと
は、全く違った事を言うかもしれませんが、そこはそれっつー事で。m(__)m

やらせ画像 

H.tatei の蜜線



まず画像を見てください。葉の中央部に水滴のようなものがついているのが分かると思います。実はこれは、水がついたものではなく葉から分泌されています。
ヌタンス、タテイの葉の中央部分に「点」のようなものがある、のにお気づきの方いらっしゃるかと思いますが、作者はこれは蜜線ではないか? と思っていました。
常に蜜を分泌しているわけではなく、空中湿度が非常に高い時のみ出すようです。粘りのある蜜で、なめてもかなり甘い。ネペンテスでも同様な事がありました。

「Wistubaの名にかけて」回答編


問題 1

次の画像はそれぞれのヘリアンフォラの幼葉の写真である。品種の名前にそれに該当する画像の数字
を入れよ。(最後の1つが自動的に決まらないようにダミーを入れてある。)

記号

A H.hispida   ( 6 )   B H.heterodoxa x minor ( 3 ) C H.tatei (Kukenam) ( 8 )
D H.nutans  (15  )   E H.heterodoxa x nutans  ( 4 )F   H.ionasii x heterodoxa  ( 2 )
G H.minor (Auyan)   ( 5 )  H H.minor (Akopan)  (10 )I H.tatei (Maharuka) ( 11 )
J H.heterodoxa x (heterodoxa x minor) ( 9 ) K H.neblinae x hispida  ( 7 )
L H.minor (Illu)  ( 12 ) M H.spc. Illu  ( 14 )  N H.tatei var neblinae ( 1 )

問題 2

では、ダミーは何番でその品種名は?

番号 (13  ) 品種名 ((いじけた)N.ionasii )


H.nebulinae
先端がフックする。後ろの親葉も
ヒント。

H.ionasii x heterodoxa
2と4はほとんど区別つきません
heterodoxa は共通ですが、襟の
横への広がり具合がヘテロです

H.heterodoxa x minor
両者の中間型
4H.heterodoxa x nutans
一番の難問でした。いじの悪い


H.minor Auyan T
これがAuyanのミノールです。
襟が丸く広がる。

H.hispida
ヒスピダのページで紹介したものと
同じ画像。先端がフック状だが
H.nebulinaeのそれよりも曲がりが
甘い。


H.neblinae x hispida
先が曲がるもの通しの交雑で
すのでこれも曲がります。
どちらかというと、neblinaの血
が強く、幼葉もそれ寄り。
実はレアである。

H.tatei var tatei Kukenan
これがタテイです。襟が広がらず
厚く肥厚した感じ。
ちなみに、クケナン産というのは
全くの誤謬でありましょう。
9H.heterodoxa x (heterodoxa x minor)
特に特徴なし。
10
H.minor (Akopan)
Auyanのミノールとは明らかに
違う。これがAkopan のミノール
11
H.tatei var tatei Maharuk
8番のtateiと較べてみてくだ
さい。襟の感じは同じ。
12
H.minor Ilu T
ほとんどAuyan のもと変わりありま
せん。親葉もヒントでした。
13
H.ionasii
調子よくない。だめだめです。
14
H.spec Illu
これがsp Illu です。同じ画像でし
15
H.nutans
たいして特徴はないがこれが
ヌタンス。


                                       2003 10 2 終了です

ネペンテスの冷房は必要か?

答えは、YES。では、どの種を冷房適応とするのか?
出来うるならば、ALL。

ちょっと待てよ! の声が聞こえて来そうだが、低山種に分類される種でも冷房温室に収容できればそれに超したことはない。おそらく、この世界で一番適応力のある生物は? の問いには、人間と答えます。
では、「今年から夏はクーラーを使えなくなりました」と言われたらおそらく暴動が起こるであろう。日本の夏は確実に暑くなっている。ヒートアイランドと言うのか、東京の夏は殺人的であると思う。そんな環境に置かれた人間よりはずっと弱いであろうネペンテス達は、枯れないかも知れないが、確実にダメージを受けるはず。枯れなきゃOK、ではその後の育成に支障が出てもおかしくない。

そうは言っても、これは理想論であり、現実的とはいえない。

では、どうすりゃいいのよ? ですが、作者が冷房に入れているものを 入れていないものを で示しておきます。これをみて「あれ?」と思われる方も多いと思います。
必ずしも低山種が 高山種が ではありません。これは、なんと言いますか、直感で判断してます。経験則からの判断もあります。

信じるか、信じないかはあなた次第です。
ただ、のものは冷房室にいれれば夏の暑さによって枯れる事はないのはお約束します。

                                     2003.4.20

ヘリアンフォラの葉は濡らしていいか?

ヘリアンフォラと湿度は、切っても切れない関係にある。だいたいにおいて、食虫植物は、湿気が好きだが、事ヘリアンフォラに限れば、命綱と思って良い。湿度100%に近いレベルを保つのだが、そういう環境では温度変化により「結露」と言う現象が出てくる。最初はガラス面に結露します。それで追いつかなくなると、葉に結露するようになります。これはどうなんでぇ? と言う事なんですが。。。


   こんな感じ

結論から言えば、「好ましくない」と思っています。
これによって枯れる事はない。2.3日結露しっぱなしでもなんら問題ありません。が、この状態が2.3カ月続くようになると、どう言うわけか、葉の形が崩れてきます。いわゆる「亜成葉」あるいは「漏斗葉」と言われるもので、(sub adult leavesと書かれたものをどっかで見た)いかにも弱々しく、鑑賞価値は著しく下がる。


  これは、H.nutans    


これでは、栽培が成功しているとはいいがたく、袋の着かないネペンテスと同じであると私は考える。何故こうなるのか? はヘリアンフォラに聞いてみなければ解らないが辛い状態を乗り切る姿、であるには間違いない。この時には葉の逆毛は殆どなくなり、ネクタートップは無くなり、葉も柔らかくなり、色は緑一色になる。


    
こちらはH.heterodoxa                                       これはなんと H.minor なんです


対策としては、密閉状態にしてある蓋を少し解放する。エアをポンプで吹き込む。等々いろいろありますが、各自いろいろ工夫してください。これが一番、と言う事はなかなか断言できません。結果、湿度が一時的に下がることもあるでしょうが、80%後半でしたら葉も傷む事はないでしょう。

「自生地の映像をみると、滝のそばに生えてばしゃばしゃ水が当たっとるでぇ」とか「水没している写真もございますわよ」というご意見もありますが、わたし個人の意見としては、自生地環境を完璧に再現出来ない以上は一部だけ同じでは意味がない、と考えております。

良い忘れましたが、導入直後は殆ど全てこの亜成葉になります。また、この亜成葉に戻る(成葉から亜成葉にもなります)のを完全に防ぐことは非常に難しく、実際無理でしょう。また、亜成葉から成葉に戻る芽を見つけた時の感激も、ヘリアンフォラ栽培のひとつの醍醐味である、ことをつけ加えておきます。

                           2002.2.10

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