Heliamphora hispida Wstuba & Nerz (2000)


Mr.Wstuba の Heliamphora にかける情熱は凄まじく、2000年という記念すべき年に新種記載された。この際のネブリナ山登頂の記録は
「食虫植物研究会会誌 1999第3号ネブリナ山探検記 (1)」 フェルナンド リバダビア 袖川 芳之 訳 に詳しい記録がある。
ICPSのサンプルページがWEBで公開されている。(ありがたいことです)

今まで(H.hispidaが発見されるまで)ギアナ高地北東部のテプイ、山塊(Roraima,Auyan,Ptari,Chimanta,Iluなど)に分布するH.nutans
H.heterodoxa H.minor 及びH.ionasii は短い葉をもつグループと、西南のテプイ(Duida,Huachamachari,Marahuaca,neblina)に分布する
H.tatei H.tatei var neblinae の長い管状の葉を持つグループに分けられ、この間の600kmに及ぶ山々にはヘリアンフォラの産地は
知られていない。
この為に、このグループは進化の過程で隔てられ、お互いに進化していったもの、と考えられていた。しかし、Neblinaのヒスピダの発見に
よって、この考えは見直される事となる。
(CPN 2000 Wsituba)

そういった意味で、このヘリアンフォラは貴重である。また、後年(2001)Los Testigos の H.folliculata の発見により(これも長葉系)
裏付けされる。

名前の通り(hispidus = 剛毛を持つ)粗い剛毛である。

  Heliamphora hispida Wstuba & Nerz

Mt. Nebulina に特産。ドイツ Wstuba 氏のサイトから購入できる。なにせ発見されてからいくらも経っていない。
Wstuba 氏のサイトではeasily growerとしているが、実は当方では昨年1度枯らしている。これは、輸入状態が悪かったのであるが、それだけ
とも言えない感触がある。根がまったく延びていなかった。3ヶ月はなんとか保ったが、寒くなっていきなり枯れた。
入手したら早いうちに発根しないと危ない。気の抜けない種。
あまり強い日光は好まない感じがする。



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