Pygmy Drosera
D.pygmaea を除く全ての種がオーストラリアの西南部に自生する。(D.pygmaea
は例外
的にニュージーランドにも自生する)
これらの種は、殆どが直径1〜2cmとかわいらしく、植物体に似合わず、大きな花を
咲かせる。根も植物から見ると、長く伸張する。
この地区は、雨季と乾季がはっきり分かれ、その地表は乾いているが、深く掘ると湿っ
ている、という環境だそうである。
空中湿度はあまり高くない。湿地に自生する日本のドロセラとは一線を画す。栽培上こ
の辺がポイントとなろう。
乾期には(日本では冬12〜4月)むかごを作り、成長期にこれがはじけて増殖する。
その分類は難しく、花を欠いたラベル落ちだと殆ど判別不可能のものもある。ラビリン
スたる所以。
反面場所もとらず、コレクションしやすく面白い。
鉢 用土
鉢は、なるべくなら腰高の鉢がよい。根は思いの外長く延びる。(10cm以上の事
もある)腰水管理ではなおさら。
用土は、あまり選り好みはしない。ミズゴケでもいいし、混合土でもいい。当方では
ピート、バーミキュライト、鹿沼土、赤玉土等の混合土を使っている。
植えかえ
根が長く、細いため植えかえはなるべくしない方がよい。根を傷めるとダメージを受け
ます。植え付けは、鉢の縦半分に土を入れて、植物を入れたあとまた縦半分に土を入れ
ると根を傷めなくてすむ。
管理
一般的ドロセラの管理で十分。腰水にして十分日に当てる。ただ、夏深く腰水にすると
これがお湯になり、調子を崩す。理想的には、朝の水が夕方になくなるくらいがちょう
ど良い、と思われるがなかなか難しいものである。冬は、多少凍っても大丈夫らしいい
が、屋内の窓際なら安心。前に書いたように、縦長の鉢を使うと調子がいい。
過湿にするとムカゴの出来が悪い。かといって水をきらさないように。
増殖
花は咲くが、実生はD.pulchella D.ericsonae 以外は当方では成功していない。
それよりもむかごで増やした方が安全で手っ取り早い。
Books

ピグミードロセリストには欠かせない2冊 Carnivorous
Plants of Australia vol 2.3 Allen Lowrie
植物体、花、ムカゴとHabitat とほぼ全種を網羅する。残念ながらvol2は絶版入手困難
(vol3のピグミードロセラはD.nivea D.sargentii
D.stelliflora の3種のみ)