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けいれんとは...
けいれんとひきつけは同じ意味です。
ひきつけにはいろいろなタイプがあります。強直性(きょうちょくせい)けいれんといって、息を止めて手足が突っ張るようにかたくなってけいれんするタイプと、間代性(かんたいせい)けいれんといって、手や足や顔をガクガク動かしてまぶたもピクピクするようなひきつけなどがあります。
また、最初は体をかたく突っ張り、つぎにガクガクするような強直間代性けいれんを起こすようなこともあります。
ほとんどは意識障害が一緒にあり、本人はひきつけたことを覚えていません。また、意識障害にともなって、行動の乱れなどがみられることがあります。
こどものひきつけの特徴は...
こどもの4〜10%にけいれんがみられれるといわれています。したがって、けいれんがあったからといっておどろくことはありません。乳幼児期はもっともけいれんを起こしやすい時期です。
治療は...
治療が必要なけいれんはそのなかの一部です。乳幼児のけいれんは熱性けいれんが大部分で、特別治療を必要とすることは限られています。しかし、もし、あなたのお子さんがてんかんと診断されたら、医師は薬を処方してけいれんを起こさないように治療を進めるでしょう。
けいれんに対する注意は.....
お子さんがけいれんを起こしたら、周囲の人はまずおちついてこどものようすを見てください。
けいれんが長時間続き放しでない限り大丈夫です。こどもをゆり動かしたり、大きな声で呼び叫んだり、抱きしめたりしないでください。けいれんが長引いたり、けがをしたり、息が苦しくなったりすることがあります。衣服をゆるめて静かに顔を横にして、枕をしていれば枕をはずして少し頭を低くして、吐いたものが気管に入らないように気をつけます。
動揺しないようには無理かもしれませんが、できるだけ冷静に対処することが大事です。
けいれんの仕方がどのように始まって、顔色や眼の動きや唇の動きや、手足の動きなどを気をつけて観察してください。けいれんの状態を医師に話すことができれば、診断に非常に役立つ情報となります。
心配のないけいれん...
大部分が心配のないけいれんです。普段から特別なことがなくて、体温が38度位に上がったときに突然けいれんをおこし5分以内にけいれんがとまり、ひきつづきけいれんがみられない場合はもっとも頻度の多い熱性けいれんが考えられます。乳幼児でそのようなけいれんがあって、その後自然に眠っているような場合はあまり心配しなくてよいと思います。6歳頃を過ぎてこのような症状があれば、熱性けいれん以外にいろいろな病気があり慎重な診断を受けるべきです。
心配なけいれんは...
かかりつけ医、救急病院、救急車
てんかんや熱性けいれんなどのほかに、脳炎、脳症などの感染症や脳腫瘍、脳出血など中枢神経系の病気や全身性の代謝性疾患などでもけいれんがみられます。
けいれんが30分以上持続して続いたり、短いけいれんが何度も起こり、けいれんのない時でも意識がさめないような状態が長く続くような場合は、けいれん重積状態といい、できるだけ早くけいれんが止まるように十分な治療とけいれんの原因を調べる必要があります。このような場合は生命や後遺症の危険もあります。
また、最初、単純な熱性けいれんと思われていたものが、数時間で上に述べたようにけいれん重積状態に移行することもあります。できるだけはやく受診してください。
心配のないけいれん 熱性けいれん 泣き入りひきつけ
心配なけいれん
てんかん 無熱性けいれん