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河口風景

最後の清流海部川

徳島県の南東に位置する海部川は、ダムの存在しない1級河川として、知る人ぞ知る真の清流である。
河口〜上流まで澱んだ流域は存在せず、河口から車で10分も走らせれば、たちまち鮎が生息する中流域へと続く。
すなわち、私はこの川ではフナやモツゴといった下流域の魚は生息しないのではないかと、毎回疑問が沸く。

そもそも私が海部川を知るきっかけとなったのが、その河口に広がる世界でも有数のサーフスポットを訪れる事に
端を発する。およそ「開発」という言葉とは無縁のその河口は、大雨後に大量の土砂が海底に積もり、サンドバー
を形成し、太平洋からのうねりを、綺麗なチューブ波(ハワイなどのトンネルのような波)に豹変させるのである。

 
轟神社 轟の滝
左/轟の滝にある轟神社 右/轟の滝
 


海部川の支流・王余魚(かれい)谷の上流約二キロにある轟の滝は、「日本の滝100選」にも選ばれている。

由来は昔、日照りで悩んでいた村人がこの滝の前で踊りを奉納して雨乞いをしたといわれている。
箱メガネと子供 水中眼鏡の子供

海部川で泳ぐのにガイドブックは必要無し

河口から車で流域を走り、泳げそうな場所があればそこで泳ぐだけ・・・ すべてが「穴場」なのである。

「川で泳ぐ」事の楽しさを満喫するには最高の川である。そして、観光地と化していない川がそこにはある。

というか、“機械化された”或いは“マニュアル化された”レジャーを寄せ付けない神秘性がある川。

いつまでも今のままの海部川であり続けて欲しい。

漁港風景



海部川河口にある漁港を通る度になぜか懐かしさがこみ

上げてくる。夏の空、山の緑、海の青、漁船の白、錆びつ

いたトタンの茶色・・・

僕の好きな色の組み合わせ



いつ来ても夕方の河口付近は、ノスタルジックな気分

そして、防虫スプレーを忘れずに・・・

河口と老人と孫

海部川中流域

1991年、徳島大学教授の池田早苗先生が、四万十川の

上流40kmと海部川36.3kmの各地点で比較をした結

果、全然問題外ぐらいに海部川のほうが綺麗な事が判明

した。

この事から、「知られざる清流海部川」という言葉がうま

れた。

《ソース》徳島新聞→ジャンプ
   

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