Colt Single Action Army 3rd Generation Models


◇History and Comments◇

  Even though you are not a movie fan or a Western fan, you must have seen this gun in some of the Western movies. The gun is officially called Colt Single Action Army(SAA) revolvers, but it is usually known as Peace Maker. In Japan SAA modelguns have had some nicknames by the length of the barrel, that is, from the shortest one to the longest; Sheriff's(=3"), Civilian(=4-3/4"), Artilleryor Frontier(=5-1/2"), Cavalry(=7-1/2") and Buntline Special(=10〜16"), even though "Civilian","Artillery"and "Cavalry" don't originally mean the lengh of the barrel but the puropse for which they were made. On this page, however, the nicknames are not used to show the length of the barrel in consideration for foreign modelgun fans who have been accustomed to using the nicknames to refer to the types of the real SAA guns.
  SAA revolvers have always been popular among modelgun fans in Japan. Then several makers have made SAA modelguns since the 1960s. They are MGC, CMC(later Tanaka and Hartford), Western Arms, Suzuki, Kokusai, Hudson, Rokken, Rampant Classic, Craft Apple, etc. Among them, Hatford, Hudson and Craft Apple still make SAA modelguns.

*3rd Generation Models of SAA
  The real guns of Colt Single Action Army are usually divided into three major groups in terms of the period in which they were made: 1st generation models (1873-1940), 2nd generation models (1956-1975), and 3rd generation models (1976-). And the 3nd generation models, though some people say there are no 3rd generation models and they are categorized as one of the 2nd generation models, are usually distinguished from the 2nd generation models with the size and shape of the back strap.
  Modelguns of the 3rd generation SAA have been made only by Hartford, usually known as HWS. The models are as follows:

Hartford・・・<3rd, ABS> 4-3/4", 5-1/2", 7-1/2", <3rd, HW> 4-3/4", 5-1/2", 7-1/2", Buntline Special 12", <3rd, ABS silver> 4-3/4", 5-1/2", 7-1/2", Buntline Special 12", <3rd, HW+ABS> Sheriff's 3", 4-3/4", 5-1/2", 7-1/2", Buntline Special 10" & 12", <3rd, Customs> Casehardened(,4", 4-3/4", 5-1/2", 7-1/2", Buntline Special 12"), Hollywood Plating(4-3/4", 5-1/2", 7-1/2"), Old Wyoming(7-1/2"), etc.

3rd Generation
4-3/4" Model (HWS, HW, kit model, cap firing, 635g)
 ハートフォード製のSAAモデルガンは、CMCの金型が元になっていることもあって、非常にできのよい製品である。初期はCMCの2nd Generationをそのまま販売していたが、後に小改良をして3rd Generationとした。
 HWSはシェリフス、4−3/4”、5−1/2”、7−1/2”、バントライン・スペシャルの5種類を作っているが、それぞれABS、ABSシルバー・メッキ、HWと幅広いバリエーションがある。また、完成版以外にキット版も売っており、安価で手に入れることができる。さらに、カートリッジはノーマルの他にダブル・キャップも用意され、豪快な発火音を楽しむことができる。
 本モデルは、HW版のキット・モデルである。説明書にしたがって組み立てれば簡単に完成させられるが、完璧に作動させるためには多少の調整が必要である。例えば、本品ではハーフ・コックでシリンダーをフリーにしたときに1発ずつ止まる場所が多少ずれてしまい、カートリッジの6発中3発はシリンダーが止まった位置では取り出せない。
3rd Generation
4-3/4" All Silver Model (HWS, chrome-plated ABS, cap firing, 520g)
 ハートフォードといえばメッキ・モデルを連想するくらい、同社はカスタム屋であった時代からメッキ・モデルを販売していたが、本モデルはその真骨頂が発揮されたものである。
 メッキの仕上がりはとても美しく、平面では鏡のように周囲の景色を映し出すほどである(右下の写真でシリンダー後部のフレームにカメラを構えている私が映っているのがわかるだろうか)。トリガー・ガード内側の仕上げが雑なのが惜しいが、全体的にはパーティング・ライン等の下地処理もしっかりとなされており、満足できる仕上がりとなっている。
 ただ、その分はしっかりと価格に跳ね返っており、一番安い4−3/4”モデルでも24,800円、12インチのバントライン・スペシャルともなると39,800円という超高額になってしまっているので、なかなか手が出せないでいた。ところが先日、なじみのお店で超特価6割引で売っていたので、それを購入したものである。 
3rd Generation
4-3/4" Caseharden Custom Model (HWS, limited production, ABS/casehardened HW, cap firing, 540g)
 ABSカスタムのさらにショップ・カスタムとして出された「ケースハードン・カスタム」の1つである。以前から所有しているオールHW製のものほど重くはないが、フレームがHW製であるためにABS製のオール・シルバー・モデルに比べるとずっと重量感がある。
 同じカスタム製品としては、5−1/2インチ、4インチに続いて手に入れた物である。フレームのケースハードンは前の2丁のものに比べてやや薄目に染められているが、模様はとてもきれいで遜色のないできである。また、中古で手に入れた時点でシリンダーにメッキがかけられており、キラキラと美しく輝く仕上げとなっているのは他のモデルとは異なっている点である。ただ、まったくシリンダーを回転させていないのがかえってあだとなったのか、長い間ボルトが触れていたノッチ部分のメッキが腐食して白くなってしまっているのが残念だ。
 なお、このモデルにも比較的表面仕上げのよい2ピースの木グリ(メダリオンなし)がつけてある。
3rd Generation
5-1/2" Caseharden Custom Model (HWS, limited production, ABS/casehardened HW, cap firing, 550g)
 ハートフォードでは、HW製モデルガンの製作と並行して、従来のABS製部品(バレル、シリンダー)とHW製部品(レシーバー)を合体させた「ABSカスタム」というモデルを発売している。本品はそのHW製レシーバーにケース・ハードン(実銃は「焼き入れ」だがモデルガンではブルーイングの一種)を施した「ケース・ハードン・カスタム」という限定販売モデルである。
 ケース・ハードンの施されたモデルを手に入れたのはこれが初めてであるが、ショップでこれを見たとき、レシーバーのあまりの美しさに惚れ込んでしまった。小さな写真ではその美しさを伝えきれないが、SAAファンではなくてもぜひ1丁は手に入れて損はないと思わせる仕上がりである。
 HWSでは手のかかるこのモデルを24挺しか製作しなかったそうであるが、これだけの手間をかけて当時の価格が23,800円だったというのはバーゲン・プライスと言っていいだろう。なお、本品には別売りの木製グリップをつけてある。
3rd Generation
Frontier Six Shooter .44-40, 7-1/2" All Silver Model (HWS, chrome-plated ABS, cap firing, 500g)

 HWS製のSAAは旧CMCの金型を使用していることから、旧CMC時代の特徴を受け継いでいる。その1つがバレル左側の刻印である。通常、SAAのモデルガンは最も生産数の多かった.45口径のものをモデル化しており、したがってバレル左側の刻印は COLT SINGLE ACTION ARMY .45 となっている。ところが、旧CMC製のSAAは7−1/2インチ・バレルのものだけが COLT FRONTIER SIX SHOOTER .44-40 となっていた。したがって、その金型を引き継いだHWS製モデルの刻印もそれが踏襲されている。ただし、刻印が.44−40のものになっていても、シリンダー径やカートリッジは他の物と同様の.45口径である。なお、日本では7−1/2インチ・モデルを「キャバルリー」と呼ぶ習慣があるが、実銃の世界ではそのような呼び方はしない。「キャバルリー」とは文字通り騎兵隊用に供与された軍用銃を指すことばであるが、たまたまそのほとんどが7−1/2インチ・モデルであったことから日本では便宜上そう呼ぶようになったのである。したがって、7−1/2インチ・モデルであっても民間用に作られたものであれば「シビリアン」である。軍用モデルと民間用モデルの区別はフレーム左側のパテント・デート左側にある刻印でできることが多い。すなわち、軍用モデルには「U.S.」と彫られていることが多く、民間用はランパント・コルト(後ろ足で立ち上がった馬)のマークが彫られている。HWS製のモデルガンはすべて民間用モデルである。
 上のモデルは、ハートフォード(HWS)製SAAの中のオール・シルバー・モデル・シリーズの1つである。表面は亜鉛合金製部品も含めてクローム・メッキが施され、周囲を映すほど輝いている点は同シリーズのモデルに共通する魅力である。なお、本モデルには表面仕上げがとてもきれいな2ピースの木製グリップを付けてある。
 下のモデルは、HWSがごく一時期だけ発売した「ケースハードン・カスタム」シリーズの1つであり、本ページで紹介している同シリーズのものの中では4番目に手に入れたものである。フレーム部のケースハードンがとても美しく仕上げられている。また、グリップはケイン製フェイク・スタッグ・グリップに付け替えられており、純正のプラスチック製グリップや木製グリップとは一風異なった外観とホールド感が演出されている。ただ、ABS製シリンダーの後方にはプラモデルの部品を切り取ったのと同じ跡が2カ所残っており、これは他のどのケースハードン・カスタムにも見られる残念な点である。 

3rd Generation
Frontier Six Shooter .44-40, 7-1/2" Caseharden Custom Model (HWS, limited production, ABS/casehardened HW, cap firing, 585g)
3rd Generation
12" Buntline Special All Silver Model (HWS, chrome-plated ABS, cap firing, 550g)
 HWSのSAAは旧CMCの金型を一部修正して生産しているが、CMC時代にはバントラインはなく、したがってここで紹介するHWS製バントラインのバレルは同社が新規に金型を興して生産したものということになる。
 このモデルは、HWSのオール・シルバー・モデル・シリーズの最長銃身モデルであり、バントライン・スペシャル12インチの素材バリエーションの1つでもある(他にオールHW、ABSカスタム、ケースハードン・カスタムがある)。
 全身がクローム・メッキで覆われ、まばゆいばかりの輝きが美しい。また、CMC譲りのメカの再現性や作動の確かさはHWS製の他のモデル同様である。ただ、メッキを施すために素材をオールABSとしているので、これだけの長銃身モデルでありながら非常に軽いのが唯一残念な点である。
 また、当然ながら標準モデルとしては最も高価なモデルである。ただ、定価で39,800円というのは少々高すぎるきらいがあり、長期在庫を抱えるショップではよく半額セールの対象にされている。ちなみに、本品は新品同様の中古を定価の35%の値段で手に入れたものである。なお、キット・モデルも数年おきに再販されており、そちらは完成品より1万円安く価格が設定されている。
3rd Generation
10" Buntline Special Limited Custom Model (HWS, limited production, HW/ABS, cap firing, 600g)
 実銃の2nd Generationは1975年に生産が終了したが、3rd Generationは建国200年を迎えた1976年に生産が再開されたモデルを指す。
 では、3rdは2ndとどこがちがうのかというと、外観上はほとんど変わらない。実銃の資料が手元にないのでこの点をハートフォードに尋ねたところ、グリップの大きさがちがいうだけで、あとは重箱の隅をつつくような微細なちがいにすぎないそうである。そこで、2ndモデル(CAWのアーリー・モデルとランパントのレイト・モデル)のグリップと比較したところ、確かに3rdモデルはバック・ストラップ外側のラインが2ミリほど大きいことがわかった。他には、CAWとHWSの4−3/4”モデル同士を比べると、HWSのものはフロント・サイトが5ミリ後方にあり、バレル左側の刻印は5ミリほど前から一回り大きな文字で始まっており(フォントは2ndのアーリーに近い)、バレル上の刻印はない。
 また、2ndに比べるとエジェクター・チューブが横に大きく突き出ており、その根元のフレーム右側もシリンダーの幅くらいまで大きく膨らんでいるというちがいもある。HWSにこの点を尋ねてみたところ、「自社のものは30年前に六研の六人部氏が実銃の図面なしに設計したCMC製の金型を使っているので、CAW製の方が正しいと言えます。しかし、その他はおおむね3rd Generation の特徴を捉えています。」とのことで、「エジェクター・チューブの件は3rdと2ndの相違点ではありません。」そうである。
 ここで紹介しているモデルは、いずれもフレームがHWで、バレルとシリンダーがABSという、どちらかというと発火を楽しむ人向けに発売された「ABSカスタム」というシリーズのものである。HWSのSAAは基本モデルは比較的安価で買いやすいが、「カスタム」と名が付くものになるととたんに高額になってしまう。ここで紹介する「ABSカスタム」(フレームHW、バレル&シリンダーABS)というタイプもそうで、銃身の長いバントラインともなると、なかなか手が出せない価格帯になる。ABS材はHW材より安いはずであるが、異なる材質のフレームとバレルを一体整形できないなどの手間の差が価格に影響するのであろう。これら2丁は長物級の定価が設定されているが、なじみのお店で長期在庫の新品を、それぞれたったの5,000円(78%&83%引き!)で売ってくれると言われ、衝動買いしてしまった。
3rd Generation
12" Buntline Special ABS Custom Model (HWS, HW/ABS, cap firing, 610g)
3rd Generation
12" Buntline Special Caseharden Custom Model (HWS, limited production, ABS/Casehardened HW, cap firing, 580g)
 ハートフォードから出されていた「ケースハードン・カスタム」のうちの最長銃身モデルである。すでに発売されていた「ABSカスタム」(フレームHW、シリンダー&バレルABS)バントライン・スペシャルの高級版という位置づけのモデルである。
 同シリーズの中では5番目、つまり最後に手に入れたものであり、これで同シリーズのすべてのモデルがそろったことになる。フレームのケースハードン(実際には”ケースハードン風ブルーイング”)は他のモデルと同様にとてもきれいに仕上げられており、定価(28,800円)で手に入れたとしても十分にその価値のあるモデルと言える。
 ここで紹介するモデルは他のケースハードン・モデルと同様に中古で手に入れたものであるが、手に入れた時点で真鍮製トリガー・ガード&バック・ストラップ(いい色合いに変色していて渋い!)と1ピースのフェイク・アイボリー・グリップ(少々ガタつきあり)が装着されており、全体としてクラシカルな雰囲気が上手に演出されている。しかも、状態のよいものを比較的安価で手に入れられたので、コスト・パフォーマンス的にもとても満足しているモデルである。
3rd Generation
4" Caseharden Custom Limited Model (HWS, limited production, ABS/casehardened HW, cap firing, 510g)
 4インチ・バレルのモデルは実銃にも若干数存在するものであるが、ファクトリー生産の量産品ではなく、カスタム生産であったようである。それはモデルガンにおいても同じであり、ハートフォードによれば、生産数は最大でも限定24挺(名古屋店カスタム)で、すべて手作りであったという。
 ABS製のバレルは4−3/4インチのものをつめたものと思われる(もしかしたら削り出しかも)。したがって、バレル上の刻印はまったく入れられていない。また、エジェクター・チューブもそれに合わせて切りつめられており、非常に手間のかかったモデルであることがわかる。もちろん、フレームのケースハードン風処理の美しさは言うまでもない。これだけ手間のかかったモデルであるので、当時の定価はケースハードン・カスタム中でも最高額(29,800円)で、これはバントラインよりも高かった。
 なお、中古で手に入れた時点でAJAXのフェイク・アイボリー・グリップが付けてあったが、バレルの短いモデルにはやはりラウンド・グリップがよく似合うので、CAWが以前作っていたHWS製SAA用の真鍮メッキTG&BSと木製グリップに付け替えてみた。こうするだけでかなり雰囲気の異なったモデルになる。
3rd Generation
4-3/4" Macaroni Version (HWS, 1st limited production, HW with the brass trigger guard & back strap, cap firing, 620g)

 SAAの基本モデルをひととおり発売したハートフォード(HWS)は、並行して数々のカスタムSAAを発売してきた。ここで紹介するモデルは、そうしたカスタム・モデルを製造してきたノウハウを生かし、基本モデル+α程度の付加価値モデルとして発売されたものである。名前の由来は定かではないが、マカロニ・ウエスタン映画に登場するステージ・ガンをイメージしたものであろう。
 本モデルは2007年に発売されたもので、同社のHW製スタンダード・モデルに真鍮製トリガー・ガードとバック・ストラップ及び1ピースのウォールナット木製グリップが特別装備されたものである。高級な真鍮製部品とウォールナット製部品は別々に買うとかなり高額なものになるが、今回のモデルはそれらが標準装備されているにもかかわらず、同社の努力によってかなり割安感のある価格設定のものとされた。ただし、上記の特別装備品以外には刻印を含めてスタンダード・モデルとのちがいはなく、一風変わった名称はあくまでも特別装備品が標準で付いていることを示すだけのものである。
 なお、本モデルはごく少量の限定生産品であったので、発売後しばらくして売り切れてしまった。そこで、2008年には2ピースのウォールナット製グリップが付いた「マカロニ・バージョン2」が出された。そして、そちらのモデルも比較的人気があったので、その直後に本モデルが再販され、さらに2009年にも再々販された。


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