( Koji Kuwajima Original Art Gallery )
桑 島 康 司オリジナル・アート・ギャラリー
Photo Plaza <桑島康司写真館>












落ち葉舞う午後…









Photo by 2002.Autumn

 なつかしいキオクは突然押し寄せた
秋が持つその<色>に触発されたのかもしれない。


 いくら思っても、伝えられなかった真実、
すれ違う心、呵責、
人の心にある<業>に気づかされた。


 秋、木々は寒暖の差で、
その身を思い思いに染めるという
赤や黄色、そして透きとおるまでの白。
 人の心をも、寒暖の差が
その色を強く変えてくれるのだろうか。

 身を削ぐような傷みに、
その身を枯らしながらも、
強く自己変革出来るんだろうか。


 今を生きること
それが僕の君への証。

 落ち葉舞う道を独り歩く。
風に揺れた落ち葉が
君の髪に落ちたような気がして振り向いたけど

 …気づいてる。
知ってたけど、意外に自分の心、強い。

 落ち葉の別れ道。
僕は、陽の差す方向に向かって歩いてる。
















 Photo by 2001.Autumn

堕天使の行方

 自分がかって、「天使」であったことを
人は皆、忘れてるんだ。
天使だったから人になれたんだ。

 こともなげに言った僕に、
君は素直にうなずいたんだ・・・。

 人を思う気持ちは、いつも純粋。
その翼が折れるほど羽ばたいた、
天使の翼が、コワレタ?
 でも、嘆くことない
真実はいつも、そこにある。
それを、見つけられたとしたら…、
見つける、きっかけだけでも、
つかむことが出来たなら!

 それが、生きている意味なんだ。
こうして、イキテルコトと、
出逢った奇跡を信じてる。














 教 徒

 本当の自分のままに生きていた・・・
それだけだった
 それで、いいと思っていたんだ。

 でも、気づいてみたら、
計算したり、反応をうかがったり、
どこか汚れてしまった自分に気づいた

 人のために生きよう
 自分を捨てよう
そんな、思いだったのに、
いつしか自分が大切な中心になってしまっていた。

 年齢を重ねるほどに、
なくせない<自分>がいる。

 経験を重ねるほどに、
失ってはいけない<プライド>がある。
そんな思いに固まっていたのかもしれない

 あきらめてはいないよ
描いていた夢を忘れたわけじゃないから・・・

 もう一度、自分を削る時期が来たって思う
<かたち>のないものにだって、
今は、全力を注げるような気がしてる。


 Photo by 1997.Spring





















 Photo by 1999.Summer

負のこころ

 心たるんだとき、
墜ちていく感覚に身を任せそうになる…
     楽だしね。
 でもそこに、<負>の力が働いていることに
気づいてる?

 時には、強く激しく、
負けない厳しい心が必要だってことを
思い出して欲しい。

 こころは、いつだって、
強くなりたいって思ってる。
 












 聖 夜 Silent Night


 月の光に照らされて
見つめ合いたい

 小さくふるえる
その手をとって、
ほのかな僕のぬくもりで
君を温めてあげたい

 力強く、やさしく
そして今よりもう一歩、
前に進むために


 
 Photo by 2002.Winter












真実と現実の狭間で

 君の決意は、あの雪のように、
白く鮮やかに感じた。

 許せたはずの、わがままも、嘘も、
今は、心痛い。
 ときに神は、人に嘘をつかせる。
ときに人は、神にさえウソをつく。

 伝えたくても、言葉足りなくて届かないいらだち、
理解しがたい真実と現実の狭間で、
人は苦しみ、心灼かれ、心はむしばまれてく。

 天使が降りてきそうな空の下、
粉雪が舞い降りる。

 このまま雪原をさまよって、
ひざまつくように倒れてしまおうか、
それとも君を連れ去りに行こうかなんて
投げやりなふたつのことを思った自分を自嘲した…。

 僕をひとすじ照らす
真冬の白い太陽の光。

 僕が何を考えても、
そこにある雪原は、何も変わらない。




 Photo by 2002.Winter






 










変  身


 Photo by 1998.Summer



 満月の光を浴びて、
僕は身体を、狼に変える。

 君の知らない僕は、
深い哀しみを知っている。
まっすぐに生きていくこと
そんなことで、血を流した。

 満月の光を浴びたら、
僕の身体は、狼に変わる。
どんなに世界中が哀しみに、つつまれても、
僕は、変わらない。
僕の<かたち>は、僕が決める
生きる証。
















船に乗って


 Photo by 1997.Spring

 

 呼ぶ声が聞こえて、
ほら、ここにいるよ!って返事した
けど・・・、届かない

 どうして涙を流しているの?
僕の好きだった
君の瞳には、眼の前にいるはずの
僕の姿は映っていなくて・・・
僕は知った。

 船に乗って、
旅立つ僕を許してほしい。

 君の笑顔、そのまなざし
僕の魂は、いつだって!
遠くから見つめている










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