第8日目.2月 6日(木)ハワイ〜日本(移動日)

旅の終わり、夢の途中



午前 5時00分 起床。この旅の最後の朝も5時起き。シャワーを浴び、重い身体を奮い立たせ、荷物の整理。

午前 5時30分 バゲージ・ダウン。旅立ちの時は、余裕のあったケースも、土産品で、すっかりギチギチ、海外旅行はやはりビッグ・サイズか!?

午前 6時30分 朝食。
 
日本食レストラン『花鳥 (KACHO)』こうやって見ると日本食ばかり、食べていたように見えるが、まさにそのとおりで、またまた日本食。朝食に、2膳も食べて、満足するが、チップを払わない日本人と見られたのか、それとも、チップを払わない日本人に慣れてるからなのか、「サービス料込みで請求していいですか?」と尋ねられ、OKする。カリフォルニア米のご飯、納豆、生卵、焼き海苔、漬物。(あぁーっ、情けなかたい!)

午前 7時20分 現地係員待合せ時間ギリギリにヒルトンのJTBに到着。帰りも車は同じ、ロールスロイスで送ってくれる。車の中では彼と、やはり日米相互不信感の話題となり、やがて日米貿易不均衡についてまで話題が及ぶ。

 「私の妹もロスで働いているんです、時給$30も、貰っているんですよ」(3,840円! 3,840円×8時間=30720円×25日間=月768,000円!)
 「ただ、八年目で、給料も高くなってるので、昨年が、六年目の職員がレイオフされたんで、今年は多分、レイオフされるだろうって言ってましたよ」米国人のディビットとの話の後だったので、米国人と米国で働く日本人のギャップが理解できた。

午前 7時50分 
ホノルル空港到着。恒例で、出発まで1時間の待時間くらいなら我慢も出来るが、2時間以上も早く、空港に投げられる。どーして朝の5時から、タタキ起こされて、2時間も空港で待たされるんじゃい!ハワイJTB!ここでデューティ・フリー・ショップで買った酒、香水以外の免税品を受け取る。

午前10時00分 ホノルル発日本航空073便
 ここで、この旅初めて窓側でない席を、予約されていた。さすが、ハワイJTB!この旅で一番の対応だ。どーせ、ほとんど寝ているだけだが。

 機内昼食兼夕食〜食前酒として、ワイン・ビール・ウィスキーなどから1点。ビーフ・ステーキ、サラダ、パン。
 ところで、我が日本の入国審査官は、優秀で、彼等は、表情を見ただけで、ヤバいブツを持っている人間は、一目で判るという。それが、本当なのか、入国審査官の対応を見るために、ロスで買ったペントハウスをN氏のバゲージに入れたと、彼に暗示を掛ける。

 彼がビビって表情に出せば、恐らくバゲージを調べられる筈だ。そして、彼はどーなるのか!?



第9日目.2月 7日(金)日付変更線(以後日本時間)

 持参したシステム電子手帳の海外時計機能を用い、腕時計の時刻を日本時刻に変更する。機内昼食は、サラダ、パン、オムレツ・・・と云った、軽いモノ。

午後1時45分 成田空港に到着した。バゲージの受領と、デューティ・フリー・ショップで買った免税品(香水)を受け取る。

 入国審査〜バゲージの中も見ないでパス!私達が、見るからに正直で、真面目な人間に見えるのは、私たちのの『人徳』ってヤツなので仕方がないが、それにしても、これはナイだろう・・・。せっかく、ロスで買ったペントハウスも捨ててきたってのに・・・。

 時間があるので、空港内のレストランで、夕食がわりに〜ビールと、ハワイでマズかったので、カツ・カレーを食べる。

午後5時30分 成田発日本航空565便で北海道に帰る。

午後7時00分 千歳着。遂に、北海道に戻ってくる。まわりの景色はすっかり忘れていた雪景色。これに結構、現実感があって、日本に戻ったことを確認する。

午後7時56分 千歳発〜L特急ライラック29号は、混雑しており、バゲージの入るところもないので、寒さに堪え、出入口に立っている事になる。ウウウッ。時差と季節差(?)の攻撃は、思ったより厳しい。

午後8時27分 札幌着。

午後9時00分 札幌発〜ライラック31号でトボトボと歌志内を目指す。


午後9時45分 砂川着。
 駅舎から出ると、シーンと白く静まった駅前の風景。大粒の雪が、夜空からいっぱい落ちてくる。まだまだ実感は乏しいが、『帰ってきたんだな』そう、思うことにする。


 でも、心はまだ、旅の途中。


午後9時50分 砂川駅よりタクシー利用して、帰宅。



あ と が き

 この旅で得たものは何だったんだろう。
何を得たのかって聞かれても、よく分からないが出発前とは何かが違うはずだ。
「きっと違う」 そう思う事にする。
 『夢』を現実化することが、夢だから、価値はあったはず。
「これからの人生観に、少なからず影響を与えるだろう。」と逃げをうつほど、もう若くはない。

 

 この旅を思い出して、「良かった」と思う。
これまでも旅をして、失敗したと感じたことは、なかった。

 何故なら、『旅』は、人生そのものの縮図なのだ。
私は、まだ人生に失敗していないし、夢を失っていない。

 でも、あのホームレス・ディビットに、もう一言いいたかった、
「夢を捨てないでくれ」と・・・。
 そう思って心は、振り返ったけれど、ここは日本・・・。
もう、あのサンフランシスコのフィシャーマンズ・ウォーフには戻れやしない・・・。


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加  筆  記  録

アメリカ旅行記〜ロスアンゼルス・ラスベガス・サンフランシスコ・ハワイ9日間の旅

     version 0.50 1992.03.10.(初稿)
NANKIN version 0.80 1992.04.10.(南京ネット 掲載版)

光と影/アメリカ旅行記〜ロスアンゼルス・ラスベガス・サンフランシスコ・ハワイ9日間の旅

LSX version 1.00 1992.04.25.(LSX Special 1 掲載版)
LSX version 2.00 1992.06.03.(LSX Special 2 掲載版)
    version 2.50 1992.09.19.
LSX version 2.99+ 1992.11.17.(LSX Special 4 掲載版)

光と影/米国旅行記〜ロスアンゼルス・ラスベガス・サンフランシスコ・ハワイ9日間の旅

    version 3.00 1992.12.09.(非公開保存版 ver1.0)
    version 3.00+α1993.01.30.(完全記録非公開保存版 ver2.0)
    version 3.52a 1995.07.30.(完全記録非公開保存版 ver2.5)
    version 3.55a 1995.07.30.(完全記録非公開保存版 ver3.0)
    version 3.6  1997.05.25.(完全記録非公開保存版 ver3.5)

光と影/ロスアンゼルス・ラスベガス・サンフランシスコ・ハワイ旅行記録から
    
version 3.6b 1997.05.30.(ホームページ掲載版)
    version 3.7 1997.09.13.(ホームページ掲載版/写真添付)
    version 3.8 2002.02.10.(ホームページ掲載版/リンク機能追加)


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