KFCに手紙を書き、あなたの疑問や要望など、あなたの声を届けてください!!

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 米KFC(Kentucky Fried Chicken)に対して、動物福祉の観点に基づいた人道的な鶏の扱いに対する要請が、動物保護団体から幾度にもわたって提出されているにも関わらず、改善が見られておりません。
 
  参照: PETAのホームページ
    
http://www.kfccruelty.com/

 
KFCは日本でも幅広く事業展開をしており、私たち日本人も、これらの問題と無関係ではいられません。
 この度、日本ケンタッキーフライドチキン(株)宛てに、2003年12月29日付けで下記の手紙を送付いたしました。


【手紙全文】

日本ケンタッキーフライドキチン株式会社 御中

拝啓
 この度は、突然の御手紙にて大変失礼いたします。
 私は動物福祉に関心をもつ者ですが、昨今、PETAPeople for the Ethical Treatment of Animals・米国動物愛護団体)の報道や、貴社(米国)に提出されたポールマッカートニー氏の手紙の内容等を拝見し、日本における貴社の現状がどのようになっているのか、一消費者として、大変懸念しております。

 PETAによれば、貴社での鶏の扱いについて、次のような厳しい批判が挙げられております。例えば、高熱裁断機でのくちばしの裁断、飼育状況の過酷さによるヒナの疾病の蔓延や死亡、成長促進剤を含む抗生物質による身体障害、運搬時に行われる鶏の足の踏みつけ、屠殺場での「気絶させる水槽(足枷をはめ水槽にくぐらせる)」「首切り」「羽むしり熱湯タンク」などです。

以上の記述は、事実無根であるとのお叱りも受けかねないかと存じますし、もし多少なりとも存在するとしても、あくまで米国のみでの実態であるとも考えられます。また、PETAがかなり誇張して記述しているという可能性も否定できません。ただ、いづれにいたしましても、一消費者として、このままの不安な気持ちでは貴社の商品を購入することはできません。そのため、今回、思い切って貴社にお問い合わせをさせていただこうと、筆をとった次第です。ご多忙かとは存じますが、何卒ご回答いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。なお、この問題は私個人が懸念しているにとどまらず、多くの消費者が気にかけていることであるため、ご回答の結果につきましては、私個人のホームページに掲載させていただく予定です。

【質問1 貴社が使用する国産「ハーブ鶏」は、設備、飼育方法、飼料、健康管理などに関して、貴社独自の厳しい認定基準を満たした全国250の登録飼育農場にて飼育されていると、貴社の広報にて拝見いたしました。「衛生的な環境はもとより温度、湿度、採光など多項目にわたって最適の条件を整え健康的な鶏を育てています」とのことですが、貴社独自の認定基準とは具体的にどのようなものなのでしょうか。お差し支えのない範囲で、具体的な条項について御開示いただければ幸いです。

【質問2 上述のPETAによる指摘の実態が、貴社(日本)の場合ではどのようになっているのか、教えていただければ幸いです。

@ 高熱裁断機でのくちばしの切断は行われているのでしょうか?

A 飼育場所の衛生状態やスペースはどうなっていますか?鶏のストレスに対しては、何らかの対応がなされているのでしょうか?

B 鶏の運搬状態はどうなっていますでしょうか?(足を踏みつけて運搬車に乗せるなど、まさか無いとは思いますが…。)

C 屠殺場に到着した鶏に足かせをして水槽にくぐらせるなどといった行為が、実際になされることがあるのでしょうか?

D 鶏の首を切って屠殺しているというのは、本当ですか?屠殺の際、鶏の意識はどうなっていますか?苦痛に対してはどのような配慮がなされているのでしょうか?

E 鶏の羽はどのように取り除いているのでしょうか?その時、鶏の意識はどうなっているでしょうか?

以上、大変不躾な質問を多数させていただき、失礼いたしました。貴社は、知的発達障害のかたたちに日常的なスポーツトレーニング・プログラムや競技会を提供する等、社会的に意義のある活動を行っておられることを存じております。そうした尊い精神が、動物福祉の観点にもますます反映されてゆきますよう祈念しております。 
  それでは、ご返事をお待ちしております。
                   敬具                                                                                             
KFCからの回答はこちらをクリックしてご覧ください。(H16年1月21日)       


【参考@】 PETAのホームページより 
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KFCによって年間7億羽の鶏が屠殺されている。その実態は以下の通りである。

1.高熱裁断機でのくちばしの切除。

2.糞尿に満ちた小屋で、数万匹のヒナを飼育。その中で6〜7週間を過ごすヒナの多くは呼吸疾患、窒息、心臓病を発症。

3.ヒナに成長促進剤を含む抗生物質を与えるため、しばしば身体障害を起こす。

4.過酷な環境で死んだ数万匹のヒナは処理工場で加工。鶏の給餌用、あるいはキャットフードの原料として売られる。

5.生き残った鶏は、足を踏みつけられてトラックへ。一台のトラックに9000羽。

6.いかなる悪天候でも屠殺場への輸送が行われるため、多数の鶏が死亡。

7.生きて屠殺場に到着した鶏の弱った足に、足枷(あしかせ)をはめ、水槽にくぐらせる。

8.鶏の首を切る。両方の動脈がうまく切れなかった場合、その後4分間は死ぬことができず、苦しみ、完全に意識が戻ることもある。

9.鶏にまだ意識があったとしても、熱湯に入れられ、羽根をむしられる。

注: 鶏は通常10年以上の寿命がありますが、KFCの鶏はすべて生後2ヶ月未満で屠殺されます。

(日本KFCの広報では、「日本では通常、鶏は生後50日余りで出荷されますが、KFCのハーブ鶏は約38〜42日令。やわらかい若鶏です。」と、明記されています。)


以下は、PETA
が打ち出した畜産福利基準のガイドラインです

1.ガス屠殺への切り替え
 現在KFCが行っている、意識があるままでの足枷→首切りよりも、ガス屠殺のほうが鶏にとって苦痛が少ない。

2.屠殺場に監視カメラを設置
 殺される動物の人道的な扱いを強化するため、鶏の積み下ろし、「気絶させる水槽」、「首切り」、「羽根むしり熱湯タンク」の各ポイントに、カメラを設置するべきである。

3.鶏の収集方法は、人道的な機械化の導入
 人の手で鶏を扱うことによって、鶏のストレスはさらに増加し、機械化に比べて約4倍の骨折、8倍の打撲が起きる。

4.健康的な品種の繁殖
 巨大に肥満した品種ではなく、適度に痩せた健康的な鶏を繁殖するべきである。

5.急激な強制成長促進と薬物使用の停止
 これらの薬剤により、代謝障害や脚の病気、死亡率が増加する。

6.飼育環境をもっと広くする
 現在の鶏の死亡率は非常に高く、その大きな一つの理由には飼育環境の狭さにある。

7.飼育小屋内に、鶏の隠れ場所と、とまり木の設置
 これにより鶏の自然下での行動が促され、ストレスと攻撃性が減少できる。

8.野生の欲求を満たす活動
 例えば、キャベツを丸ごと与え、突つかせて食べる機会を与える。キャベツは鶏の健康的な行動を促し、退屈を減らし、脚の筋肉を鍛え、肥満にならずに必要な栄養をとることを可能にする。

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【参考A】 ポールマッカートニーの手紙: PETA http://www.kfccruelty.com/open.html

〈要約〉
“An Open Letter From Sir Paul McCartney to KFC CEO David Novak”
 “ポールマッカートニーからKFCのCEOデヴィッド・ノヴァックへの公開書簡”  


 
私はこの手紙を、PETA(People for the Ethical Treatment of Animals・米国動物愛護団体)の同志と、世界中の心ある消費者たちを代表して書いている。この手紙の目的は、KFCによって殺される鶏への残酷行為を減らすために、KFCがPETAによる8つの基準を導入するよう要求するものある。
 例えば、ニワトリは薬品漬けで育てられるために、著しく体重が増加し四肢が不自由になる。また、早く成長させる目的で鶏を常に空腹状態に置き、彼らを飢餓状態に置いている。こうした飼育状態は見直されるべきである。また、鶏のくちばしを焼き落とすことを止め、屠殺の際には羽毛除去タンク内で、熱湯により鶏を死に至らしめるような方法は許可すべきではない。
 PETAの提言する全詳細は“KFC Cruelty.com. ”にて入手可能であり、これらはKFC所属の動物福祉アドバイザーによる科学的研究に基づいたもので、鶏たちへの残虐行為を排除することを可能にするはずである。
 もしKFCの業者が、鶏を扱うような方法で犬や猫を扱ったならば、動物虐待の罪で告発されるであろう。私はベジタリアンである。なぜなら小さな鶏たちでさえも、痛みや恐怖に苦しみ、多くの感情を持ち、犬や猫、そして一部の霊長類等の哺乳類と同じくらい知的な動物である、ということを理解しているからである。彼らは、少なくともささやかな思いやりを受けるに値する。
                        2003年7月24日 ポールマッカートニー

 これに対して、KFCの広報担当ボニー・ワーシャウアー氏は、KFCは既に鶏を人道的に扱っていると主張。
「ポール・マッカートニー氏は偉大なミュージシャンで、ご自身の意見を述べる権利があるが、今回の発言は事実誤認によるものだ。PETAはベジタリアンの世界を目指しているのだろうが、多くの人々はこれに同意していない。」と述べている。


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