ホームへ戻る2007年4月から、団塊の世代の退職が始まりました。そこで問題になるのが夫婦間の距離の取り方。「主人在宅ストレス症候群」ということばもあるほどですが、違う土俵で生活してきたふたりが共に過ごす時間がふえるのだから、戸惑うことが多いのも当然。お互いの不満がたまらないような夫婦のほどよい距離をみるけることは、その後の人生を豊かにするために欠かせない作業です。
これまでの家族の生活を振り返り、お互いをねぎらったり、今まで言えなかったことや、それぞれが抱いている不満や夢などを相手に伝えることからはじめましょう。カウンセリングではその作業をサポート致します。
No.2 日本の親子の関係が揺らいでいます ー子どもとどう付き合ったらいいのでしょう?
不登校、引きこもり、家庭内暴力、今様々な問題が子どもを取り囲んでいます。経済的に豊かになり、ますます少子化に拍車がかかる今日の日本で、子どもをどう育てたら良いのか、いかに接すれば良いのか、と思い悩む親御さんのなんと多いことでしょう。つい口を出してしまったり、先回りして子どもの世話を焼いてしまったり、子離れもなかなか難しいものです。傍からみると、ただ怠けていたり、何も考えていないように見える不登校や引きこもりのお子さんは、実はこころの中は、親御さんの何倍も辛く不安な毎日を過ごしていたりします。子どもの問題はご夫婦で取り組むことが大切ですが、仕事で多忙を極める夫の協力が得られず孤軍奮闘している妻の姿も見受けられます。それぞれが一生懸命やっているのに歯車がかみ合わない家族、一生懸命になればなるほど、悪循環に陥るものです。そのような状況で、絡まってしまった糸を一本一本ほぐしてゆき、再度家族の機能を取り戻すお手伝いをカウンセリングは致します。ご一緒に取り組んでみませんか?
不登校の問題を抱えているご本人や親御さんにご紹介したい本があります。梨木果歩著「西の魔女が死んだ」というタイトルの本です。新潮文庫から出版されていますのでご興味がある方は読んでみてください。
No.3 家族はバラバラでいい
家族は仲良しとか、人間皆家族だとか、家族という言葉は近くて親しい関係の代名詞のように使われがちですが、果たして本当にそうなのでしょうか?
家族ほど同じでない人間の集まりはありません。共通点は血のつながりだけ。否、夫と妻は血のつながりすらありません。性別も年齢も違うし(一卵性双生児は例外ですが)、価値観や時代感覚も、お父さんお母さんと子どもたちとではまったく違っていることのほうがむしろ普通です。
団塊の世代以前のお父さんたちは、一度就職して会社に入れば退職するまでずっとそこで働くのが一般的だったけれど、子どもたちの時代は転職を繰り返してキャリアアップすることがふえてきているし、十代の若者たちからみれば、携帯電話やパソコンのなかった親たちの時代なんて想像もつかないでしょう。25歳を過ぎるとクリスマスケーキなどと言われて、嫁のもらい手がないと揶揄された時代を生きてきたお母さんが、娘がなかなか結婚しないといくらやきもきしたところで、30代前半の独身女性がけっこういるようになった今、その心配はよけいなお世話、うるさいと突っぱねられてしまう事になりがちです。それに、夜から朝にかけてのプライベートな時間と休日を除けば、家族が一緒にいる時間もそんなに多くはありません。学校の友達や、職場の同僚と過ごす時間のほうがよっぽど長いでしょう。一つ屋根の下に住んでいるというだけで、家族はまったく異質な人間の集まりといっていいかもしれません。
そうなってくると、家族の中でいざこざや混乱が起こるのはむしろ当たり前。仲好く平和に過ごせているのは、すごくラッキーなことと言ってもいいんじゃないでしょうか。
逆に、顔見るたびにけんかしちゃうとか、お互い文句しか言わないとかいうことがあっても、だめだと思わないでほしい。違うんだからぶつかって当たり前。ぶつかれるのは、お互いが正直な気持ちを伝えあえているからこそとも言えます。何となくお互いを避けてしまう、本音で話ができないとしても、それも当たり前。考えが違うとわかっている人に正直な話はできないもの。これが他人だったら、それなりに距離をとって、話の伝え方にも気を使っておつきあいをするはず。家族にもそれと同じことが必要です。だって、全然違うのですから。
お互いの違いを受け入れあいながら、家族が暮らしていられたら、それはとっても素敵なことだと思います。
No.4 あいさつをしましょう!
みなさんは朝起きて「おはよう」、ご飯を食べるときに「いただきます」「ごちそうさま」、出かけるときに「いってきます」「いってらっしゃい」と口にしていますか?そう言えたとき、そして返事がかえってきたとき、とても爽快な気持ちになりませんか?
これは家族に限ったことではありません。ご近所、お知り合いだけでなく、初めてどこかの会場でお会いした方とでも同じではありませんか?あいさつがうまく運ぶと会場が一気になごみます。ただ、なんの反応もなかったときのあのバツと居心地の悪さもきっとご経験済みですね。そうなのです。私たちはどうもあいさつ下手になってきているように感じています。
「ひとを見たら泥棒と思え」「知らない人に声をかけられても返事をしない、ついていかない」家庭でも学校でも世間は危険がいっぱい、誰も信用しないように、と子どもたちに言い聞かせて教育するのが当り前のようになってきてしまいました。本当に悲しいことです。
人を疑うこころは人を信用しないこころと同じですね。「疑い」は、不安というおばけが道連れ、いつも落ち着かない気持ちで周りばかりを気にしていなければなりません。そのうえ、自分にも自信がもてなくなって、また不安おばけがついてくるという悪循環に陥ります。そんな毎日はちっとも楽しくないですよね。
山歩きをすると、見ず知らずの人達と出逢ってすれ違いざまに「こんにちは」と自然にあいさつができますね。あれは自然の中で人がお互いを決して疑うことをしていない、こころが開かれた状態だからではないでしょうか?
うちではあいさつなんかしてないよですって?さあ、あなたも今日からちょっぴり山歩きの気分を思い出して、まず家族に、ご近所の方に声を出して、あいさつしてみましょう。返事がないのは相手の問題。あいさつできたあなた自身をほめましょう。返事があったらこころの中で「ありがとう」これであなたの気持ちがとっても豊かになりますよ!