山川浩二CM のヒミツ  
   

現在の山川氏「広告評論家」として知られている。
が、元来は名プランナー でもある。雑誌「広告批評」が選んだ「日本の広告を作った50人」の一人。

<パイロット万年筆>.....はっぱふみふみ(大橋巨泉)
<クイントリックス>.....くいんとりっくす!英語でやってごらんよ
明治生命>.........「アイム、ア、チャンピオン」 「アイム、ア、チャンピオン」
               「アイム、ア、チャンピオン」 「アイム、ア(ばた)」
ナショナル>........「ワタシモカンデンチデ、ウゴイテマス..」

いずれも「古い」広告であるが、共通するのは「みんなが話題にした」ことである。
氏の広告は「POP(ぽっぷ)」するのである。
広告メッセージは記憶されなければ意味がない。記憶されて購買場面まで続いて そこで始めて効果がでる。
その「記憶」させるにはいろいろな手口があるだろうが「話題になる」ことはカナリ 効果がある。
あちこちでみんなが口にすればタダで広告メッセージが反復されること になるのだから安上がりである。

POPさせるために氏が使うもう一つの手口がある。
普通広告は「こんな風にすると 豊かな暮らしになるんだよ」という「親が子供に教える」式になりがちである。
わが社の製品はこのような特徴があるのだ、使えばこんな事ができるのだ、さあ、 君もやってごらん、
という塩梅である。

しかし山川氏は「それじゃあアカン」と考える。「こんなんどぉ、オモロイねえ」とか
「あららコワイねえ、いやだねえ」「あっはっは、たのしいねえ」みたいなのが いいんじゃないか、
と言うわけである。

従来の広告は「親が子供に」というシリアスな関係である。いや未だにこの手は多い。
しかし氏の広告は「近所のおばちゃん」や「おじいちゃん・おばあちゃん」が
小さな子供達とあそんでいる関係、「冗談関係」を中軸にするのである。
だから、広告の受け手は面白かったり、楽しかったり、こわかったりするのである。

広告は消費者をクスグって「なんぼ」だというのが山川広告のヒミツだと 思うのである、
コチョコチョコチョ
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上赤塚通信