堀井組のCM のヒミツ

 

「堀井組」と彼等が自ら名乗っているわけではない。 いつも一緒に仕事をしているので
「堀井グループ」とか「堀井組」とかいわれるのである。 いい仕事をしているのである。

<大阪の迷惑駐車>.....みんなとめとるやないのぉ!と逆ギレするおばはん 参考
<金鳥>..........「タンスにゴン」「タンスにゴンゴン、イザムンムン」
<金鳥リキッド>・・・・・・さんじゅにち、さんじゅにち、いっぽんポン。
<三田工業>........明日はかわるでしょうか。コピーはmita。

関西テレビ>.......東京までデンパ、飛ばしたれ!びびびびびびび。
<関西電気保安協会>....かんさい、でんき、ほーあんきょーかい!
<AC>..........神戸被災地、「水でてるよ」
<モリ工業>........きんきん、きらきら、キラキラポール..

そう。かなり話題となったCMが多いのである。
このグループの作品は マドラ出版「堀井グループ全仕事」
に紹介されているのでそちらも参考にしてほしい。

よく「関西CM」とか「大阪CM」と言われる事が多い。
しかし中心メンバーの堀井博次氏や田井中氏は京都の人で、大阪の人ではない。
おそらく制作現場でも「大阪CM」という意識はない。
     (このあたりの事情は 山川浩二編「大阪発これがCMだ」電通 を読んで欲しい)
オモロイ広告、という評価もあるが、どちらかといえば「アッ、という広告」
ダト思うのである。つまり「ズラシ」のコミュニケーション、「異化」の手口
をよく使う。

実は基本は「町中のおばちゃん」の視線だと思うのである。
彼等のCMはいつも普段着で生活の中から語りかけてくるコミュニケーションである。
しかも「そのへん」「ごちゃごちゃの町中」「いつもの暮らし」の中から
「わあ」「うげえ」「あははは」を探し出して見せてくれる。
「ちょっとあんた、あのなあ・・」から始まる、これがヒミツだと思うのである。

多分、彼等の作ろうとしているのは「本当のCM」で、だからテレビで数多く
流れる「インチキCM」から「ズレル」んじゃないか、そうも思うのである。

             
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