3年後B/Sをイメージしよう!


社長の仕事は、イメージした理想のB/Sに向けて日々の経営努力を積み重ねること。

 

会社のフトコロ具合を示すB/S

 B/S(バランスシート=貸借対照表)は、会社のフトコロ具合「財産の状態」を示したもの。
右側はよそから借りたお金《負債》と、自分で調達した手元《資本》に区分して示している。左側は集めたお金の運用形態《資産》を示している。
また、負債は1年以内に返す借金《流動負債》と長期返済の借金《固定負債》、資産も1年以内に現金になる資産《流動資産》と長期に保有する資産《固定資産》に分けられる。

ダイエーとイトーヨーカ堂の比較

 ダイエーとイトーヨーカ堂の貸借対照表を比べてみよう。

 会社の規模を示す《総資産》は、ダイエーの方が大きい。しかし、返さなくてよい《自己資本》を見ると、イトーヨーカ堂がダイエーの3.2倍もある。これは3.2倍の余裕を持ってイトーヨーカ堂が事業をしているということ。その証拠に、1年以内に返さなくてはならない借金《流動負債》が、ダイエーはイトーヨーカ堂が6倍近くもある。
 つまり、ダイエーはイトーヨーカ堂に比べて借金返済にくるしみながら、経営してきたということ。

 

 

 《負債》、特に《流動負債》が小さく、《自己資本》が大きいことが、会社の望ましい姿と言えます。《総資本》の大きさも含め、3年後の会社のあるべきB/Sをきちんとイメージして、その実現に向けて経営努力を積み重ねましょう。


 

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