経営改善のチェックポイント


 厳しい経営環境が続く中、業績不振にあえぐ企業が多い一方で、必死に努力して業績を伸ばしている企業もあります。中小企業では、業績が良くなるのも経営者の責任だと言われていますが、今年1年を振り返ってみて、経営者としてどれだけのことがやれかを自己採点してみましょう。

チェック1●
 売上や利益を増やす努力をし、業績向上につながりましたか?
 売上はすべての源泉であり、売上を増やすことは経営の基本です。従って、売上を増やすことは経営の基本です。したがって、売上を増やすための努力がポイントになります。次のような事項をチェックしましょう。
1.経営者自ら営業に出たか ……
2.お客様に近づきお客様の声に直接ふれているか ……
3.お客様を逃さない、あるいは増やすための活動(DMなど)をしたか ……
4.お客様への訪問回数を増やしたか ……
5.社員教育を徹底し営業力を強化したか ……
6.事業の多角化を検討しているか ……
7.費用の見直しをしているか ……

 

●チェック2●
 当初立てた計画どおり実行し目標を達成しましたか?
次のような事項をチェックしましょう。
1.目標を明確に定め、達成するための計画を綿密に立てているか ……
2.経営計画は数字等を入れて具体性のあるものにし、書面にしているか ……
3.計画に沿って必死に努力しているか ……
4.月次で予算と実績の対比を行っているか ……
<経営者として>

 計画どおり進まず目標達成ができていない場合は、その要因を分析した上で、対策を講じ具体的行動にうつしましょう。

 

●チェック3●
 資金繰りに苦労していませんか?
 中小企業にとって、金融機関の融資姿勢は依然として厳しく、今後も不良債権処理に伴ってさらに厳しくなることが良そうされます。次の対応が重要です。チェックしましょう。
1.資金繰表を作成し、入ってくる資金と支払いを毎月きちんと把握し早めに対処しているか ……
2.融資の申込は早めに行っているか ……
3.売掛金等は確実に回収しているか ……
<経営者として>

 入ってくる資金と支払いのバランスがとれているかどうか日々チェックをしなければなりません。それには、資金繰り表をきちんと作成することが重要です。  また、金融機関の協力が得られるように決算書や毎月の試算表は必ず提出し、経営者自らが説明して自社の財務内容等を利用してもらうようにしましょう。

 

●チェック4●
 不況に負けない元気な企業になる為に経営の質の改善を行っていますか?
 元気な企業になるには、経営の基本に立ち返り、財務体質の強化と同時に経営の質の改善が必要です。自社について下記の項目をチェックしましょう。
1.経営者は経営方針等を明確にし、情熱をもって経営を行っているか ……
2.経営者や経営陣の資質は高く、適切に経営判断を行っているか ……
3.社員は生き生きとして自信を持って仕事に取り組み、職場に活気があるか ……
4.職場内で私語が目立ったり、電話対応がいい加減などといったことはないか ……
5.得意先や仕入先との関係は緊密で安定しており、商品・製品等の供給能力、顧客サポート体制などの営業基盤が確立できているか ……
6.市場規模は大きいか ……
7.市場・業種は成長期かあるいは衰退期か ……
8.今後3〜5年は生き残っていけるだけの競争力はあるか ……
9.業界でのシェアは高いか ……
10.株式が第三者に分散しているようなことはなく安定株主がいるか ……
11.景気の好不調の影響を受けやすい企業か ……



 
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