資金繰りをよくするには?


年末に向けては、年末商戦の在庫積み増しや販促費の増加など何かと資金が必要になる時期です。

資金繰り」はお金のやりくりのこと
 資金繰りというと何かむずかしそうですが、ごく簡単にいうと、会社における「お金」のやりくりのことをいいます。ここでいう「お金」とは、単に現金だけを指すのではなく広い意味を持ち、「資金」といいます。具体的には、現金や普通預金、当座預金、郵便貯金、定期預金(借入金等の担保になっていないもの)等で、現金と自由に引出して支払いに充てることができる預貯金です。
資金難への対処は早めに行う。
 まず、資金繰り表をきちんと作成し、それに基づいて支払い予定金額合計と入金予定金額合計とを比べ、現金預金残高も含め資金ショートしないかどうかを確認します。さらに同様の確認は日付ごとにも行い、特にこの時期は年末までの資金の状況を確認しておく必要があります。それによって資金ショートの可能性とその金額および時期を早めに発見し、資金不足への対応策を早めに講ずるようにします。
 なお、資金ショートへの対処策として下表のようなことが考えられますが、資金の捻出までには時間がかかるものがあります。いずれにせよ早めの対処がポイントです。
<資金の捻出策>
項目 具体的内容
@売上最近の回収強化
  • 回収計画表を毎月作成し、営業担当と連携して取引条件通りきちんと回収するようにする。

など

A資産の売却
  • 投資のための融資証券等は売却する。

  • 不要不急の土地・建物その他資産は売却する。

など

B仕入の抑制と過剰在庫の縮小
  • 原材料や商品等の仕入れを見直し、不必要に多く仕入れない。
  • 過剰在庫は値引きしてでも売却する。

など

C費用の見直し
  • 製造・販売・管理にかかわる全ての費用について見直し、削減できるものは削減する。
  • 役員報酬の減額を検討する。

など

D金融機関からの借入れ
  • 融資の申し込みは早めに行う。(融資姿勢が厳しく、融資が思うように受けられない場合もあるので、その時の対応策として上記@〜Cも検討する)
  • できるだけ長期・低利で借り入れる。

など

Eその他
  • 得意先に事情を話し、通常の売掛金入金前の入金をお願いする。
資金繰りに悩まない財務体質に変える
ポイント1:赤字経営から脱却し、利益の出る構造にする。

ポイント2:赤字の製品・事業を見直し、撤退を検討する。

ポイント3:増資を検討する。



 
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