わが社の「強み」に磨きをかけましょう


 

◆「強み」に集中することが生き残る道
 消費の成熟期を迎え、お客様が商品や製品、サービスを厳しく選別する時代になってきています。企業においては、「自社だけの商品」とか「自社ならではのサービス」といった強みが必要とされています。
 特に、規制緩和と情報化が進展し、コストダウン競争が展開される厳しい経済状況下では、自社の「強み」をきちんと把握し、そこに限られた経営資源を集中的に投下していくことこそ、中小企業の生き残る道ではないでしょうか。


◆自社の「強み」とは何か?
 自社の長期的な発展に本当に貢献するかどうかで、強みを判断しなければなりません。具体的には、次の3つのポイントが考えられます。
ポイント1  お客様の利益に貢献するものかどうか
ポイント2  他社に比べて著しく優れているかどうか
ポイント3  他の新分野にも応用できるかどうか
 
◆自社の「強み」をチェックする
 客観的に評価されている技術やシステムがあれば、それが強みといえますが、多くの企業では「自社の強みはこれです」と自信を持っていえるものが見当たらないのが現状ではないでしょうか。しかし小さな強みであれば、どの企業にも一つはあるはずです。自社を見直してみましょう。(下段のチェックリスト参照)

 

◆小さな「強み」を本当の強みにするには
 強みだと考えられる事項を上げることができたなら、具他的に掘り下げていかなければなりません。具体的な方法は以下の通りです。小さな強みをより大きくして、本当の強みを作り上げましょう。
  1. 具体的に掘り下げる … 小さな強みについて特長が明確になるまで具体的に掘り下げる。
  2. 市場を絞り込む … 競合する商品・製品あるいは競合他社がなくなるまで絞り込む。
  3. 本当の強みに磨き上げる … 小さな強みを分析し、さらに「本当の強み」にするよう開発する。
  4. お客様から見てどうかを検討する … 企業の思いとお客様の要望とのミスマッチがないように、お客様の目で見直す。

 

 
<小さな「強み」チェック事項(例)>

 次の項目で該当する事項に「○」を入れてみてください。
該当項目がない場合は、再度自社を見直してみましょう。なお、全くできていない事項には「×」を入れてみましょう。それが自社の弱みといえます。

 

@
価格の安さでは競合他社に負けない

………………□

A
競合他社よあり品質や技術の面で勝っている
………………□
B
競合他社より商品・製品のデザインがよく、あるいは提供しているサービスの評判がよい
………………□

C
扱っている商品等の種類がどこよりも豊富である
………………□
D
扱っている商品等は常に新鮮、または最新のものである
………………□
E
珍しいものを扱っている点では、よそには負けない
………………□
F
通常の商品等だけでなく、極めて専門的なもの・マニア的なものも扱っている
………………□
G
対応が早く、他社よりも短期間で納品できる
………………□
H
競合他社に比べてクレーム応対が早く適切である
………………□
I

扱っている商品等だけでなく、お客様からの要望があればどんなことにも対応している
………………□

J
商品等についての社員の知識の豊富さでは、競合他社には負けない
………………□
K
電話応対あるいは接客応対は明るく丁寧で、他社には負けない
………………□
L
商品等を発売した後のフォローの良さでは競合他社に勝っている
………………□
M
協力先や外注先を数多く持っている
………………□
N

新規開拓が活発で販売力がある、あるいは定期的に新製品が出せるなど商品開発力がある
………………□

O
優良な市場・顧客を持っている
………………□

《小売店などの場合》

 
P
顧客にとって便利な場所にある
………………□
Q
お店は常に衛生的できれいである
………………□
R
ディスプレーや商品陳列は他社のものより人目を引いている
………………□
S
味やメニューでは他社に負けない
………………□

 

 


 

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