




























1.「養護施設の子どもたち」の会について
2.児童養護施設は、本当に子どもを守る場所なのか?
3.児童養護施設の卒業生たちの声
(1)養護施設を子どもたちの住みやすい場所に
(2)児童養護施設の主人公は誰!?
(3)僕らは職員の給料のための道具なの?
悩んだら施設では生きていけない!?
4.児童と福祉に関連するできごと(年表)
児童養護施設における虐待問題のリンク集
☆このサイトでは、児童養護施設で育った方や、施設の職員やボランティアの方をはじめ、多くの方からメールをいただいており、励みになっています。
このサイトをご覧になったご感想を、どんなことでもかまいませんので、お気軽にお寄せください。
「児童福祉 保育士 私」 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/9657/
児童養護施設で働くぱやさんのサイト。児童福祉法などの解説がある。「私」のページでは、ぱやさんの自己紹介がとても楽しい。
「児童養護施設の部屋」http://www.h4.dion.ne.jp/~marusen/index.html「まるちん」さんのサイト。児童養護施設や児童虐待に関する解説と、掲示板、リンク集がある。児童養護施設における虐待の問題も扱っている。























児童養護施設は、様々な理由で家族と一緒に暮らせない子どもたちが生活する児童福祉施設です。この会は、児童養護施設の現状とその問題点を、広く一般の人に知ってもらい、改善する方法を一緒に模索していくことを目的としています。児童養護施設では、職員が子どもの私物や手紙、日記等を勝手に見たり、コピーを取るなどのプライバシーの侵害、職員による体罰や殴る蹴るの暴行、力の強い子どもによる弱い子どもへのいじめなどがあり、子どもたちは逃げ場のない状況です。
また、施設に対して意見を言う子どもは、職員から「措置変更する」と脅されたり、実際に施設を出したりします。他の子どもの隠し事などについて、密告の強要等も行われています。
このような状況が、一部の良識ある職員や子どもによって、部分的には改善されつつも、ほとんどの状況は変わりません。
制度や法律等の不備な点もありますが、私たちは、こうした児童養護施設の実態が一般の人々に知られる機会がない点に注目しています。
また、このような現状を子どもが訴える場がないことや、訴える方法を解らないままにしておこうとする児童処遇のあり方にも問題を感じています。
いま施設で生活している子どもたちや、これから生活する子どもたちの為にも、「子どもの権利」を守っていかなければいけないと思い、この会を結成するに至りました。
























「養護施設って何?」と問われると、障害児施設を思い浮かべる人が多いでしょう。「昔の孤児院」と説明すると、どうにか理解してもらえますが、現在の児童養護施設とは大きく異なっています。また、児童養護施設とは、「家族との絆を断たれ、愛を求める恵まれない子どもたちと、彼らへの自己犠牲と博愛精神を持った優しい職員とが、共に生活する心あたたまる場所」なんてイメージの人も多いのではないでしょうか。やはり、これも現実とは大きく違っています。
一般の人々に知られることが少ない児童養護施設では、福祉の名のもとに、信じられないことがたくさん行われています。
施設職員が子どもに無断で手紙や日記を読む、食べ方が悪いと食事中に背中をヒザ蹴りする、罰として食事を与えなかったり、おこづかいを取り上げたり、外出を禁止したりしています。
そして、こうした施設に反発する子どもには、倉庫に連れ込み殴る・蹴るの暴力を振るったり、個室に閉じ込め「鑑別所・教護院に送るぞ」と脅したりする事件まで起きています。
ここでは、児童養護施設の様々な子どもへの人権侵害の状況やその改善が遅々として進まない理由などを考えてみたいと思います。
「児童養護施設とは本当は何なのか?」を一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。






























Y.T僕は、11年間養護施設で生活しました。
まず、職員は子どもの話しを聞いてくれません。職員室に入り浸って、お茶を飲んだりマンガや競馬新聞を読んで1日を過ごし、帰ってしまいます。職員によっては1度も会わずに帰ってしまうので、出勤していたのかどうか分かりません。子どもの生活を見ていないのです。だから、子どもの実態がわかりません。
例えば、腕力の強い子どもが弱い子どもにプロレス技をかけて泣かしていても、遊んでいるのだと思い、何も言いません。弱いものは泣き続けるしかありません。
また、普段、子どもと接することがないので、学校や遊びに行った子どもの外出中に、机やタンスを勝手な開けて日記や手紙を見ます。時にはコピーまでします。僕ら子どものプライバシーは無いのです。
また、子どもによってひいきしたりします。例えば、学園にとって都合の良い子どもは無断で外泊したり門限に帰って来なくても職員は何も言わないけれど、学園にとって都合の悪い子どもには、門限に遅れただけで個室に呼んで注意します。
また、職員が子どもに、他の職員の悪口や陰口を言います。信頼関係なんてズタズタです。誰も信用できなくなります。
こんなおかしいことだらけの中で、おかしいと言えなかったのが現実です。正しいことが何なのかさえ解らなくなります。しかも、そのおかしさに気づいた子どもには、「教護院」「措置変更」だと言って脅すのです。その中で生活している僕ら子どもは、不安な気持ちで生活するか、何も考えず、感じず、生活するしかないのです。
しかし、当時の僕らにはどうすれば改善できるのか解らなかったのです。今まで訴えることもできず、場所もなかったのです。それを体験してきた僕が今、施設にいる子どもの役にたてないか?協力できないか?と思いこの文章を書きました。
養護施設を子どもたちの住みやすい場所に変えていきたいと思います。みなさん一緒に頑張りましょう。























R.FF学園では、「全ての職員は絶対に偉い人だ」というように、子どもに対して接していました。職員の言うことを「ハイハイ」と聞かないと差別などします。逆に、何でも言うことを聞くと良い子だとされます。あと、学園にとって都合の悪い子どもに対しては挑発をします。
例えば、職員が「ほれ、殴ってみろよ!殴ったら鑑別所に送るぞ!」などと言います。そんな風に言われると、殴ってやろうかとムカつきます。でも、殴ったら「鑑別所」行きだから我慢するしかありません。
ある時、自分の担当の職員に、学校でムカつくことがあって、そのことを話そうとしたら、「ムカつくんだったら、こっちに来るな!あっちに行ってろ!」と言って、話を聞いてもくれませんでした。
また、ある時は学園の中でお金が無くなった時に、学園にいない子どもの机やカバン、タンスやベッド等を勝手に開けたりして、部屋がめちゃくちゃになっていました。でも、職員はその子どもにきちんと説明せず、「お金が無くなったから勝手に調べただけだ」と職員の都合だけを言います。そういう職員の態度が、子どもには頭にくるし、気に入らないのです。







(3)僕らは職員の給料のための道具なの? 悩んだら施設では生きていけない!?
Y.T僕は、11年間養護施設で生活していました。その間、疑問に思うことが沢山ありました。
例えば職員は、僕らが学校や遊びに行っている間に、机やタンス等を勝手に開けたり、日記や手紙を無断で読んだりします。僕らが「何で勝手にいじるのだ!」と問うと、「見られて悪いものでもあるのか」と言って、職員の行動については一切関係がないように話します。
また、子どもによってひいきもします。普段から夜中に帰ってきたり、無断外泊していても、職員に意見を言わない子どもや他の子どものことを"チクっている"調子のいい子どもには注意せず、見て見ぬ振りをします。しかし、僕がアルバイトで遅れたときは、園長室に呼ばれ、「バイトを辞めさせてやる」と園長自ら言われました。それまで学園の規則を守っていたのに、いつもいなかったり、遅刻している子や帰ってこない子は注意されず、普段から守っている僕がなぜ、こんなに注意されなければいけないのかな?と思いました。
また、夜遊びや無断外泊や隠れてバイト等をしている子どもがいると全体会議を開き、子ども全員を食堂に集めて説教をします。しかし、注意されるべき子どもは夜遊びをしていて参加せず、関係ない子どもが強制参加させられます。
まじめに生活している子どもがバカをみるようなことが多くありました。これは、本当に子どものことを考えてのことなのでしょうか?
また、ある職員は、"プロレスごっこ"と言って、子どもにプロレス技をかけ、骨折させたこともあります。そして、腕力のある子どもが腕力の弱い子に技をかけて泣かしていて、「遊んでいる」と言って続けます。職員も自分がやっているので注意できないのです。弱い子どもは大怪我でもしない限り、やられているしかありません。
学園の中では、安心して生活できないのです。
またある時、学園のやり方に不満をもって飛び出してしまったけれど、後から今後のことについて相談しようと思い、学園に連絡をしたら、「学園を批判するような奴は、帰ってこなくていい」と言われた、と言っていました。
僕らは帰る場所がなくて学園にいるのに、帰ってこなくていいなんて言われたら、どうしていいか解らなくなってしまいます。
結局、どうすることもできないのです。職員のいいなりになっているしかないのです。
それでも反発する子どもには、「教護院に送る」「措置変更するぞ」と言って脅します。また、職員は反発する子どもを個室や倉庫に連れ込み、指導だと言って殴ったり蹴ったりしていました。食事中などでも、背中が曲がっていると言って、殴ったり蹴ったりしていました。こんな時も、他の職員は見ているだけで注意したりせず、「またやっている」と言って、笑いながら見ているだけでした。
また、職員は出勤してきても事務所でお茶を飲んだり、お菓子を食べたり、競馬新聞を読んだりして一日を過ごします。それが仕事なのです。朝、「おはよう」と会ったら、次に会うのは、「じゃあね」と言って帰る時だったりします。
はっきり言って、子どもと接する気がなく、やる気がないのではないか?と思ってしまいます。こんなことをしている職員が、どうやって子どものことを考えるのでしょうか?僕らは、職員が給料をもらう為の道具にされているのではないか?と思います。
こんなおかしなことばかりしている学園を、何とか変えていきたいと思います。みなさん、一緒に考えていきましょう!!







