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高周波治療の臨床応用は、歯科口腔領域ではまったく初めての試みであるが、他科ではかなり以前(約100年前)から研究され、活用されてきた。
当医院で用いている「COSMO i cure」は、周波数(510KHz)から分類すると外科的ジアテルミーを主体とした電気メスである。 しかし、導子(アンテナ)から電磁波を飛ばすと超短波の生物学的特性を発生し、強い電界作用が得られるという特徴を有する。 これは、これまでの内科的ジアテルミーの周波数の盲点をついたものであり、外科と内科の両特徴を有するハイブリッドジアテルミーともいえる。 |
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ジアテルミーとは |
ジアテルミーの効果 ジアテルミーには、温熱効果と非温熱効果がある。 1)温熱効果 @微少血管の拡張 A神経伝達速度の上昇 B痛覚閾値の上昇 C筋力の変化 D酵素活性の促進 E軟組織の伸展性の増加 2)非温熱効果 短いパルスで、低い周波数、短時間でジアテルミー照射を行うと、温熱効果はそれほどみられない。 これは、照射によって、温度上昇が起きても、次のパルスの間に血液還流で温度が拡散されるためである。 しかし、温熱効果と同様の生物学的作用を有することは報告されている。 (1)微少血管血流量の増加 局所循環が高まれば、局所組織の酸素化、栄養素の取り込み活性、マクロファージの貪食作用も高めることができる。 (2)細胞膜機能と細胞活性の変化 電磁場は、細胞膜へのイオン結合に影響を与え、線維芽細胞と神経細胞における成長因子の活性化と マクロファージの活性化の引き金になるといわれている。 また、パルス型短波ジアテルミーはCaイオン結合を変化させることにより、細胞周期の調整に影響を与える。 電磁場に曝すことにより、細胞の成長と分裂が遅すぎる場合には促進させ、早すぎる場合には抑制することも知られている。 以上の理由から、下記のような臨床的適応症が挙げられる。 @疼痛と浮腫のコントロール A鎮静作用 B創傷治癒の促進 C神経損傷の治癒促進 D化骨促進作用 特筆すべきは、すでに1971年に犬の抜歯窩での化骨実験が行われており、近年には磁場や超音波が骨成長と修復に好結果をもたらすと報告しているこてである。 |
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