老人保健施設 さくらの丘
2007.10
老人保健施設の改修工事です。主に利用者にとっての普段の生活場であるデ
イルームを如何にやさしく落ち着ける空間とするかを、依頼主と共に考え数
十回の会議を重ねて完成した工事です。
予算の制約のあるなか対費用効果として既存の天井や壁の下地を残し、内装
の木質化に特化する方針をとっています。当改修部分が認知症ケアを専門と
する部分である事を考えると、依頼主のご理解と先進的なビジョンがあって
こそ実現した改修です。
大切にしている事
「依頼主の希望を汲み取る」これが仕事で設計を行っている以上最大の設計
根拠となる訳ですが、実際は経験や法律・予算などを考慮し適切であると思
われる方法を提案する事が数多くあります。
「依頼主の希望が良く通る」これは営業的には非常に重要なことですが、当
事務所では当初の満足度より、長い目で見て信頼を得られる設計案を提示す
ることを心がけています。
今回は利用者・経営者・担当者・行政・設計者のそれぞれの違う考え方をい
かに調和し実現するかが最大のテーマとなりました。各人で我慢して頂く箇
所があったと思いますが、老健施設でこのような改修が出来たことは皆様の
ご理解があった上と感謝してます。










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