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上:写真集 『KALAHARI チーターがいる砂漠 』P11より |
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動物写真 写真は(野生動物に限らず、)被写体の魅力に依存します。 野生動物写真家の僕の場合で言うと、その魅力は、99パーセント以上が被写体である動物、その動物を存在させる場所、にあります。その世界に身を置いた自分が、なにを感じ、どこにピントを合わせ、どう切り取るか。どの角度から、どのようなアプローチをするか、という選択が自分の作業で、それは残り1パーセントなのではないかと考えています。 |
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/ストロボを使いません
上:写真集 『北海道 リスとナキウサギの季節』 P42より |
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上:写真集 『KALAHARI チーターがいる砂漠』P80-81より |
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すべては究極の一枚のために |
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上:写真集 『北海道 リスとナキウサギの季節』P84より ストロボを使いません 僕はストロボを使いません。かつてその理由は「かわいそうだから」でした。子供のころから動物が好きだった僕は、動物にストロボの光を浴びせると眩しそうな顔をされて、嫌な顔をされる事に我慢が出来ませんでした。写真は被写体あってのもの。被写体に嫌われたらいい写真が撮れない、と思っていました。 いまでもそう思いますが、ストロボを使わない理由はすこし変わりました。写真を撮り続けているうちに、自然光の美しさを知ったからです。自然界の光源はひとつの太陽であって、それが昇ったり沈んだりすることで、明るくなったり暗くなる。 朝陽が差し始めたときの、陽の光が当たるところと当たらないところの露出差の世界。日が沈んでからでもわずかに残っている光を長時間露光で拾う光の美しさ、そのなかで当たり前に生活する動物たちこそが、僕のとりたいモノだ!と気づき、それが僕の自然光を求めるスタイルになりました。 自然光の演出で僕がこだわった風景。例えば南アフリカのカラハリ砂漠。景色だけを見ていると永遠に続くだけの単調な景色。砂漠を何千キロと走っていれば、そんな景色には飽き飽きしてきます。しかし動物たちが走って砂埃を立てそれに朝夕の光が当たる時、風景に命が吹き込まれます。動物によって生きてくる景色、そんな光景がたまらなく好きです。 そういう自然光にこだわった自分の世界を大切にこれからも撮影したいとおもいます。
上:写真集 『KALAHARI チーターがいる砂漠 』P8より |
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