ことのは工房線路脇の家第4章>(21)


(21)線路脇ならではの対策

線路脇、ということで、土地を買う際にもいろいろ悩んだわけだが、 
 騒音・振動のデメリット<土地を買って家が建てられるメリット
と考え、決断した訳である。しかし、可能な限りデメリットを軽減したい(予算の許す範囲で)‥ということで、いくつかの対策をした。
プランにあたっては、こちらで質問した際に、wakaさん、その他の皆さんから貴重なアドバイスをいただきました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

・地盤対策
柱状改良で、深さ2.4メートル。一間ピッチ。ただし、数値的データはないとのことだが、実績があるということで、線路の際のみ、杭を倍の数を入れてもらう。合計38本。(←数値的なデータはないが、科学的にはやっぱり実証されているらしい。)
尚、基礎はベタ基礎(もともと標準でそうなっているらしいが。基礎の下に敷いたグリ石の厚みが30cmあるのは、もしかして地盤対策かも‥)

・基礎ゴム
プランの始めの最初の頃、住宅雑誌の実例として「電車の騒音・振動対策に、基礎にゴムを‥」という記事が載っていた。これを設計担当者に見せると、「基礎パッキンのことでしょう」とのこと。しかし、基礎パッキンは樹脂製で、振動を吸収しないとのことで却下。また建築専門誌に載っていた某社の免震ゴムを提示するも、数値データが信頼できるものではない、とのことで、こちらも却下された。

結局、振動対策はないままになっていたのだが、着工直前に、設計担当者が「基礎ゴム」なるものを提案。これは、はさむ場所は基礎パッキンと同じだが、公庫仕様としても承認されているのだという。金額的にはかなりのアップであるし、必ずしも効果があるわけではない(メーカーの話。地盤が悪いと、それが必ず軽減されるわけではないのだという。)が、入れてみることにした。

*余談*
ちなみに、基礎ゴムの提案がされた時点(8月末)で、某住宅雑誌に載っていたお宅を設計した設計事務所に電話してみた(もっと早くにすれば良かった‥)。すると、丁寧に答えて下さり、「あれはゴム屋さんに特注したんです」とのこと。
「当時はまだそういうゴムが出ていなかったのでね」。うーむ。さすが建築設計事務所だなぁ。そんな対応もできるのね、と感心。通りすがりの者の電話に快く応対してくださった建築士さん、ありがとうございました。

・開口部対策
線路側(北側)の開口部は、できるだけ小さくする。引き違い窓(南側)は、二重サッシ(外窓ペアガラス)、その他の窓はすべり出し窓、一部上げ下げ窓にする。

・居室配置
北側に走る線路の東側に踏切がある。ので、2階寝室・1階和室(当初の子供+私+夫?寝室)は、西側に配置。また、勝手口(北側)は、トイレと洗面室の間の小さなホール(廊下と呼ぶ程でもない)に付けた。本当はキッチンにあるのが便利だが、キッチンとダイニング・リビングに仕切はなく、音が入りやすいので。小ホールとダイニングの間には、ドアがあるので、少しは軽減されるのではということである。

・断熱材など
すべて標準より多め。といっても、マイホでは標準以下レベルかも‥。
  外壁・・・・ロックウール90mm
  1階床・・・パーフェクトバリア90mm
  1階天井・・ロックウール90mm 
  2階屋根・・パーフェクトバリア(厚み不明) 
小屋裏換気は、有孔ボードは使用しない(これはあとから提案されたのだが、構造はよくわかっていない‥)
 
また、1階床下に遮音シートを希望したが、金額の割に効果が疑問視され(メーカーからの意見も勘案し)却下。代わりに、構造用合板は、標準18mmのところ、24mmと厚めにした。


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