9月12日  デリー 〜 アーグラ



〜今日の行動経緯〜

payal →→ ニューデリー駅 →→ コンノートプレイス →→ GINZA →→  ニューデリー駅 →→ 映画館 →→ ニューデリー駅 →→ アーグラカント  →→ シャンティ・ロッジ 


、、、、、、、、、
ん〜、、、、何だかうるさい、さわがしい。時間を見るとまだ5時過ぎではないか、、、インドの朝は 何て早いんだろう。ここインドでは、恐らく日の出が一日の始まりを意味するであろう事はその時容易に 想像する事が出来た。

その後も頑張って眠るものの、結局7時には目が覚めてしまった。でもそこそこ快適な眠りを堪能出来た感じ。
部屋を出ると、天井にトカゲがいた。
日本の4倍くらい太ってて逞しい!さすがインドのトカゲ♪ トカゲ
そしてトイレで用を足す。ここはやっぱり”郷に入りては郷に従え” という言葉通り、インド人と同じように右手で水をかけながら左手をうまく使ってコシコシ洗う。これが 意外と抵抗無く出来てちょっと嬉しかった(^^)v 使った左手も、インドの水が強力なのかなんなのか、全く 匂いが残らない。おしりも紙で拭くよりよっぽど綺麗になった感じがする♪
そして部屋に戻り、 とりあえず昨日買ったクルター(上)・パジャマー(下)というインド服を着て一枚。
クルター・パジャマー
サイズもぴったりな感じで良い♪

そしてここデリーは今日金曜はどの観光スポットも休みなために今日中にもう後にしようと考えていたので、 荷物を整理しようとベッドの上にしゃがむと、、、





ビリッ、、、

尻のあたりからまっぷたつ、、、



そして凹みながら傷の深さを確認しようと勢いよく立ち上がると、、、


扇風機にゴスッ、、、

朝からテンション下がるわ、、、
ルームメイトに笑われつつ、ニューデリー駅まで一緒にチケットを取りに行く事に♪
宿を出ると、何やらルームメイトが昨日話した日本語ぺらぺらの店員に呼び止められている。
どうやらチャイ(インド風ミルクティー)を飲まないかと誘われているらしい。
しかし僕はまたしてもその申し出を好意として受け取る事が出来なかった、、、

そして目の前でのんびりしてる牛の写真でも取りながら一人待つ事に、、、
牛
インドでは牛はシヴァ神の乗り物であり神聖な動物とされているので食べる 事は出来ない。メスの牛はミルクが取れるので重宝されているが、オスの牛はただ食料を食い荒らすだけの やっかいもの。それ故こうやって街に野良牛として放り出されているそうだ。
しばらくすると二人が降りて来たので、ニューデリー駅に向かってメイン・バザールを突き進む♪
数々の店や露店が軒を連ね、さらに牛や人が練り歩いている中をリクシャー やらバイクやらチャリンコやらがクラクションを鳴らしながらするする通り抜けて行く。かなり賑やか だが、うるさい、、、。
ちなみにこのリクシャーのうち、チャリンコ型のサイクリクシャーというやつは、右のレバーを握ると前輪 にブレーキがかかるのだが、左のレバーを握ると後輪のブレーキがかかると思いきや、、、


ベルが鳴りっぱなしになる
インドならではの改造である(^^;
人の群れを掻き分け掻き分け、ようやくニューデリー駅に到着。
早速二階にあるツーリスト専用オフィスへの階段を登ると、、、
はい来ました。
真っ黒なインド人が階段の途中で仁王立ちしていて、横を通ると、、、

グイと腕を引っ張られ、



「どこ行くんだ!今日は閉まってるゾ!」



うざいうざいと手を振り解いて、ズンズン突き進む。
そして程なくオフィスに到着。まずは時刻表を購入して早速旅のプランを決める事に、、、
とりあえずチケットが取れたら今日中の列車でアーグラーへ向かって、次の日一日で観光を済ませて 夜行列車でヴァナラシに行ってしまおう!!!
しかも幸運な事に今夜は満月♪
満月の夜にタージマハルを見ると、青白く浮かびあがるその妖艶な姿が 現世のものとは思えないような美しさを醸し出すという、、、
と、いう事でホテルもタージマハルから程近く、屋上からのタージの眺めが素晴らしいという ”シャンティ・ロッジ”に決定!!
デリー 〜 アーグラーのチケットは今日の午後1時のものがすぐに取れた。ラッキ〜♪
アーグラー 〜 ヴァナラシの夜行列車はと言うと、、、
何とfull,,,
その次の日も、、、 full,,,
さすがアーグラー 〜 ヴァナラシは観光の超王道ルートだけあって混んでるなぁ、、、 さて、どうしようか、、、
と悩んでいると、
何やらアーグラーから4km程離れた”ラジャーキマンディ”という駅からなら明日の夜行列車があるという。
何てツイてるんだろう♪♪
速攻でそのチケットを取り、無事ヴァナラシまでの足を確保。
さて、問題のクラスはと言うと、、、
アーグラーまでは3時間程だし、時間も昼間という事で、せっかくだから一人旅の醍醐味を味わおうと、
インド庶民が使う最も安いセコンドクラスに決定♪
アーグラー 〜 ヴァナラシの方は、さすがに14時間 の旅になるので寝台の一番安いのを取る事に、、、。
総移動距離は合わせて800km!!もあるというのに、 料金はしめて700円!!!
安いっ!
さすが鉄道大国インド!
さて、チケットも取れたところで、リコンファームしつつぶらぶらしようという事に。
エア・インディアのオフィスがあるコンノートプレイスへと向かう。
次々と話かけてくる輩を押しのけ、エア・インディアのオフィスのそばまで来た。すると、何やら変なのが 話しかけて来た。(以下日本語訳)
「Hello!」
「どこ行くの?」
「学生?」
「そうだよ」
「僕もデリーで学生をやっているよ」
「お母さんに困ってる人を見たら助けてあげるように教えられたんだ」
「、、、(えっ、俺誰が見ても目的地に一直線に進んでるんだけど、、、)」
「どこ行くの?」
「エア・インディア」
「今日は閉まってるよ」
「それよりすぐそばにDTDC(インド政府観光局)があるからそこで街の地図を貰わないか?案内するよ」
シカトして地球の歩き方の地図を見ながら歩いていると、、、
「おいっ、聞いてんのかっ!」
「旅行書をしまえよっ!!」
「お母さんが、旅行書を広げてるといろいろな悪い奴が声かけて来るていってたんだよ!!」
「、、、(それがまさにお前なんじゃっ!)」
「早くしまえよっ!!」
「お前頭狂ってるよ!!!」
あまりの剣幕にちょっと怖くなったので大通りを渡ろうとすると、車が目の前を通る
「危ねえだろっ!!!」
「日本人が調子に乗るなよっ!!!」
「インド人のふりしてんじゃねぇよっ!
(このあたりよく聞き取れず)
その後もかなり罵声を浴びせられ続ける、、、
ここまで意味不明にウザかったのは後にも先にもこれっきりである。こういうのが一番疲れが溜まる、、、
そしてやっとこさエア・インディアのオフィスに到着。途中、門の目の前で、あきらかに人が中に入ってる ところで「今日は閉まってるよー」とかいうアホな人を蹴散らしながら、一歩中へ入ると、一気に周りが静か になるのを感じた。一歩どこかの敷地内に入るだけで、喧騒のインドからは完全に遮断されるのだ。ホッと 一息つくと、壁のガラスに自分の姿が映っていたので一枚。
格好 ちょっと分かりにくいが、すでにかなり全体的に汚い、、、
冷房の効いたオフィス内でリコンファームを済ませ、列車の時間までも残り少なくなってきたので、ランチを 食べに行く事に♪店は地球の歩き方にも載っている、ちょっと高級な”Volga” に決定!途中とっても親切なインド人が丁寧に店のそばまでついて来て教えてくれた。でも 決まって最後には、DTDCに行かないかと言ってくる、、、。
そして無事Volgaに到着するものの、、、まだ空いていない(TOT) しょうがないので、もう一個ちょっと高級でおいしそうな”GINZA” という店を目指す。歩いてると途中でマックを発見!!
メニューを見てみると、、、






チキン”マハラジャ”マック
(笑)、、、なるほど確かに豪華そうな感じだ。 (もちろん牛肉は不使用。あとインドでは金持ちの事をマハラジャという)それにしても、日本の半額ぐらいというこの値段は かなり高い。
そして程なく”GINZA”に到着。
中へ入ると、店内はかなりムーディーな感じ。
注文したのは、ラムカレーとバターナンとラッシー♪♪
ランチ♪
このラムカレーは、程よい辛さのスープ状のカレーにピーマンと 棒状のラムが入っていてかなり美味い♪♪しかもバターナンとの相性がばつぐん!!!さらにかなり ボリュームフル♪♪ラッシ−も日本で飲むのとあまり変わらない感じだが、非常に美味い!確かにこっちの値段に したらかなり高いけれども、これで500円。かなり満足してアッチャ!!(ヒンズー語でおいしいの意味)
帰りがけに、正規のDTDCでマップを貰って(デリーのマップしか貰えず(TOT))、ニューデリー駅に戻る。
この頃には、さんざん歩いたおかげで、昨日買ったクルタ・パジャマーも、すでに ケツから膝の裏あたりまでビリビリ、、、(TOT)上のクルタが長めに作られていたおかげでケツ丸出しは 回避出来たが、もも裏丸出しで街を闊歩していたのであった、、、(笑)
そして人混みのニューデリー駅の前に来ると、そのあまりにセクシーな(!?)僕の姿を見た一人のインド人のおっちゃんが、、、



「お〜〜♪」 と低い吐息を漏らしながら歩き去る僕のもも裏をずっと目で追っているのであった、、、
とっても複雑な気持ちになる、、、(笑)

そして駅前を歩いていると、何と今日ヴァナラシに行くというルームメイトのクボジに遭遇!
掲示板でプラットフォームを調べ、ヴァナラシでの再会を誓ってクボジと別れる。
そしてプラットフォームへ行くと、、、
さすがにセコンドクラスだけあって、外人は僕のみ、、、
程なく列車がホームに入ってくる。
しかしいっこうに発車する気配はない。
待てども待てどもその気配はやって来ない、、、
すでに発車予定時刻から30分程が過ぎようとしていた、、、




その時!!


急にプラットフォームに座りこんでいたインド人達が立ち上がりドアの前に 並び始めた!
負けじと人を掻き分け列に舞い込む。セコンドクラスの席はまさに戦争のような争奪戦になる事は間違いなかった、、、




と、





整列させに来たデリーポリスが僕にだけチケットの提示を求めて来た。

チケットを差し出すと、、、






何か分からんが、僕だけ列からはずされる、、、




なんだ何だ!!???


訳も分からないまま、誘導されるままについていく、、、

こうなるともう”デリーポリス”と書いてあるその胸元のバッジ さえ疑いたくなってくる。

しばらく歩いて、もう一度チケットを見せると、、、

「この列車はもう違うプラットフォームから出発してしまったよ」






「はあぁ???」
全く意味が分からず、明日の夜行でヴァナラシに行かなければいけないのです。いったい僕はどうすれば 良いのでしょうか、、、
とポリスにすがる、、、
そのポリスはちょっと人情溢れる感じで、一緒に困ったような表情をしてくれて、

「とにかくツーリストオフィスに行ってこのチケットをキャンセルして、別のチケットを取りなさい。 アーグラー行きの列車は日に何本もあるからたぶん取れるはずだよ」


このポリスの言葉にちょっと安心すると、次第に怒りが込み上げてきた。

「なんなんだよこの国のシステムはぁ!」
「ちゃんと表示されてたプラットフォームで待ってたじゃないかよ、、、」
「せっかく時間かけてチケット取ったのにまた取り直しかよぉ」
などとぶつぶつ独り言を言いながらツーリストオフィスに戻る。
途中懲りずに「今日は閉まってるゾ」と言ってくる輩は完全無視!
そしてもう一回オフィスに行ってキャンセルをして予約を取る。
ちなみに今日向かうアーグラーは、3つの世界遺産を抱えるインドでも有数の観光地 であるとともに、有数の治安の悪い街でもある。
次のチケットを探して貰うと、、、

一番早いので18:40ニューデリー駅発、21:30アーグラーカント駅着

まだ怒りがおさまっていなかった僕は、

「夜だろうが何だろうが関係ねぇよー、もうどうにでもなれっ」
と、半ばやけくそでセコンドクラスを予約。
そして、5時間以上も時間があいてしまったので、映画を見る事にした。 まあ理由としては、歩き疲れて、うざいインド人にも疲れて、ゆっくり出来るところで寝たいという のもあったのだが、、、
しかし忘れてはいけない、ここインドは言わずと知れた製作本数年間800本を誇る世界一 の映画大国なのである!!!
向かったのは、メイン・バザールにあるいかにもB級映画を放映してますって感じのオンボロ映画館。
何をやってるのかよく分からないが、とりあえずRs20(約50円)で入れるようだったので、入ってみる。
すると、コンクリート剥き出しのスクリーンに何やら雑音の入りまくった きったない映像が映し出されている。そして突然、、、



プツッと切れる



インド人大ブーイング、、、


復活したかと思うと、


また切れる、、、大ブーイング、、、

暗かったのでとりあえず適当なところに座ると、、、

すぐに両隣をゴツめのインド人にどっかりと挟み込まれる、、、
そしてばればれのアイコンタクトをしている、、、
すぐさまその席をさようなら〜
後ろの方の端っこに座ってようやくゆっくり見始める。
映画の内容はよく分からないが、とりあえず男女が会話してたかと思うと、 長〜〜〜い踊りのシーンに入る。ひたすらこのパターン、、、
半分ぐらい寝ながら見る。
二時間くらい経ったであろうか、何か中途半端なところで映像がプツッと切れて みんないっせいに立ち上がる。何だ何だ終わったのかな?と出ると、みんな外で喋ったりチャイを 飲んだり、トイレに行ったり誰も出ようとしない。10分程すると再び会場に流れ込む、、、なるほどこれが 休憩時間なわけね、、、
そして後半はただひたすら殴り合いとチェイスと殺し合い。次々と人が 死んでいく、、、
それにしてもインド人はほんっとに感情剥き出しで映画を見る。一人アホ役のキャラがいるのだが、そいつの シーンではひたすら笑う。 主人公が危ないと、激怒 どうやら相手はポリスのようだ。綺麗な女性のシーンでは、 盛り上げたり口笛を吹いたり。
そしてたっぷりタメのある重要なシーンで、、、




「I love you,,,」主人公のセリフを先に言う

見た事があるのか展開がよめるのか、、、おそらく後者だろうが、それでもみんなかなり楽しんでいるのが すごい!!

そしてクライマックスでは、主人公が宿敵を倒し、


捕まって終わり、、、

悪は倒したっぽいが、いかんせん寝ていたのでよく分からなかった、、、でもヒロインはかなり綺麗だった。 ちなみにどんないいムードのシーンでも、キスはすれすれでしないようだ。
そしてこの映画を見終えた頃にはもう4時間以上が経過していて、何と列車の時間ぴったり♪♪ 急いでニューデリー駅へ。
今度は入念に3人くらいにプラットフォームを聞き、すでに止まっていた列車のセコンドクラスに乗り込む。 もちろん大注目の的。
中は人でごったがえしており、荷物を置く上の網棚にも人が寝ているので、 しょうがなく通路にたたずむ、、、
しばらくして無事列車は発車。これでアーグラーに行けるとホッと胸を撫で下ろす、、、
それにしても、線路沿いに座り込んでいる家族や線路をひたすら歩いて いる人はいったい何をしているんだろうか、、、
列車は行く。思ったより速い速度で飛ばしている。そして通路に座り込んで日記でも書いていると、 誠実そうな一人の青年が話しかけてきた。
「いつインドに来たの?」
「どこから来たの?」
「どこに行くの?」
「インドにどのくらいいるの?」
「ガールフレンドはいるの?」
なぜかみんな決まって最初はこうである。
そしてしばらく話してみた。彼の名は”アミトラーナ”年は同い年の23才。 今年からマイクロソフトで働き始めたという。ってむちゃくちゃエリートだ、、、
外人と話すのが好きだと言っている。
ヒンズー語を教えて貰ったり、日本語を教えたり(覚えが異常に早い!!)、
ヒンズー語の歌を唄って貰ったり(これが異常に上手い♪♪)、歌を教えてあげたり( なぜか”Heal the world”,,,)
めっちゃくちゃ楽しい♪♪
さらにアミトラーナは、インディアンジョークを話してくれた。

3つ程話してくれたのだが、、、

さすがに僕の英語力ではほとんど理解出来ず、仕方なく愛想笑いをしてしまう、、、
この時程自分の英語力の無さを悔やんだ事はなかった、、、
そして今度はジャパニーズジョークを話してくれと言われる。
、、、ジャパニーズジョークかぁ、、、

そう言われてみると難しいなぁ、、、

よし!寿限無寿限無だ!!

、、、しばし考える。

自分の英語力では伝えきれないと判断し、断念、、、とても悔しい。

そして興味があるらしく周りでじろーって見ていた人達も、次第に「こーじ、こーじ!」 と僕に次々と声をかけ、いろいろ話し掛けてくれるようになっていた(^^

ただそのうち一人は、僕らにつめろつめろと言ってぎゅうぎゅうにしておいて、




自分は寝る、、、(笑)

ウィスキーをかなり飲んで相当酔っ払っているらしく、ひたすら下ネタをやっていた、、、
けっこうゴツいのだが、アミトラーナ曰く、”ゲイ”だそうだ。


そんなこととは露知らず、そのゲイが
「コージー!、I love you♪」

と言って来るのに対し

「me ,too me ,too」

と返してたら、アミトラーナに

「コージはゲイが好きかい??」

と真剣に聞かれた(笑)


左下がアミトラーナ、真ん中でポーズをしているのが、アミトラーナの同僚のヤッシュ。右下で寝ている のがゲイの酔っ払い。左上の彼はひたすらニコニコして僕らの話を聞いていた(笑)
アミトラーナ達
ゲイにからまれて迷惑そうなヤッシュ(笑) アミトラーナ達
下の写真を見ると映っているのだが、みんな腕に赤やシルバーのミサンガのようなものを巻いている。 これはなんなのかとアミトラーナに聞くと、
これは”カムラ”というもので、ヒンズー寺院でお祈りをすれば貰えるという。 赤いものは、神がbless(祝福)してくれる約束であり、もう一つのシルバーのものは、自分の姉妹を守る という証らしい。男は皆がしているという。というのもここインドではほとんどみんな大家族。兄弟姉妹が 7,8人というのもザラなのである。そりゃぁ人口増えるわ、、、(笑)
そして、アーグラーの次の都市ヴァナラシでも遭遇するのだが、ヒンズー教徒はいたる所で家族を元としていて、とても 大事にする習慣がある。とても素晴らしい事だ。こういう所は美しく大好きだ。でもやっぱり人種差別はダメ だけどね(^^;
車内ではお菓子やらたばこやらいろいろなものをみんなで分け合って食べたり吸ったりしている。当然赤の 他人同士なのにだ。僕も水をくれと言われてゲイにあげると、、、


飲み干される、、、(TOT)
でも笑顔♪そのフレンドリーさで許せる。

しかしここでもまた渡されたお菓子を口にすることは出来なかった、、、

アミトラーナに「どうして食べないんだ?食べ物には気をつけているのか?」

と聞かれるが、僕はただ

「お腹がいっぱいで、、、」

と答える事しか出来なかった、、、
そして列車はしばらくして”マトゥラー”という駅に着いた。
ここで一気に人がなだれこんでくる。

込み具合も一気に今までの3倍程になって山手線の通勤ラッシュなみ。もちろん通路に座る隙間もない。


しかしそれでも尚ゲイは、詰めろ詰めろと人を無理矢理押し込み、 何とか通路に座っている老人を 引っ張り上げて立たせ、(いたわるなどと言う言葉はこの国に存在 しないのか。)そして、


自分は寝る(笑)



アミトラーナ達のおかげで3時間の列車の旅はアッという間に過ぎ去り、目的地のアーグラーカント駅に 近づいてきた。
そして降りようとして席から立ち上がってきた青い美しいサリーをまとった若い綺麗な女性がたまたま僕の 前に立っていた。
そしてこの女性も例に違わず日本人である僕の事をじ〜〜〜〜〜っと見続けている。

そこで僕は思った。

よし、ここは日本人代表として、僕らだってインド人にとっても興味があるんだよというところを見せつけて やろう!!(この時この思いつきが想像を絶する激闘になろうとは思ってもみなかった、、、)





青い妖艶なサリーを纏ったインド美人
V.S
おとこ”たなかこうじ”(日本代表)
(時間無制限一本勝負)

カ〜ン♪



よし、完全に目と目が合っている、、、




これはけっこういけそうだぞ、、、




3秒くらい経ったかなぁ、、、




まだ見てるなぁ、、、




それにしても何てデカい瞳だ、、、




そして何て強い目力、、、




5秒くらい経ったかなぁ、、、




まだ見てる、、、、



まだか、、、



思ったより手強いなぁ、、、



敵は瞬きすらしない、、、



まだか、、、



ダメだ負けてしまいそうだ、、、



もう10秒は経ってるだろう、、、



予想をはるかに越えている、、、



これ以上は危険だ、、、



命にかかわるかも知れない、、、



いや、俺は日本代表なんだ



こんなもんで挫けてたまるか、、、



今まで辛かった事を思い出せ



あの時はあんなに頑張れたじゃないか、、、



お前なら出来るよ、おとこ”たなかこうじ”!!



まだ見てる、、、



まだか、、、



あぁ意識が薄れてゆく、、、



立て!立つんだ こうじ!!



おっちゃん、、俺もうダメかもしれない、、、



葉子、、、これ、とっといてくれ、、、



お前に貰って欲しいんだ、、、



ほんの一瞬だけど、真っ赤に燃え上がったよ、、、



もう思い残す事はない、、、



俺は全力を出し切ったよ、、、





、、、そして薄れゆく意識の中で






俺は確かに彼女が徐々に目をそらし始めたのに気が付いた、、、





お、おれ、勝ったよ、、、





アミトラーナ横で大爆笑






それは約15秒に渡る死闘であった。それから旅を続けていく中で、いろいろな人と同じ事をやってみた のだが、みんな4秒程で目をそらしていった、、、僕は最初にして最大の相手に出会ったのであった(笑)
そんな事をしているうちに、列車はアーグラーカント駅に到着。
期せずして、この列車で最高の思い出が一つ出来た。アドレスを交換して必ず メールを送ると誓い、プラットフォームまで降りて送ってくれたアミトラーナとヤッシュには、
「おかげで最高の思い出が出来た。とっても楽しかったよ。ありがとう。」
という感じ(のつもり)のお礼を言い、教えて貰ったヒンズー語の
「フィル、ミレンゲ」(We will meet againの意)
で別れを告げた。
アミトラーナ達との出会いが、僕が心からインド人を信じられるようになる きっかけであった事は言うまでもない。

駅を出ると、一気に10人ぐらいのリクシャーワーラー(リクシャーを運転する人)が群がって来た。そりゃ この時間だし、格好の獲物なのだろう。ちょっと怖い。
そしてアミトラーナに言われた通りに、ポリスのところへ向かう。尋ねると、プリペイドリクシャーに乗るのが 良いという事。ちょっと高いのだが、しょうがなく承知する事に。 Rs45と最初は言っていたが、話をしている うちにRs47に変わり、Rs50を渡すと、お釣りがないからとRs50になる、、、
ポリス、お前もか、、、


そして高い金を払っただけの事はあって、無事何事もなくシャンティ・ロッジに到着♪

シングルルームしかなかったので、シングルを一泊だけ取り、早速タージ・マハールを見るために屋上に 登る。

さぁ満月の夜のタージは一体どんな姿を見せてくれるのかなぁ♪♪





心躍らせて周りを眺める、、、





ほへぇ(?_?) タージはどこだ??



何か白っぽいちっちゃいのがあるけどあれは違うし、、、、



ん??ないなぁ、、、



んっ!???



やっぱりさっきの白いちっちゃいのだぁ!



タージってこんなにちっちゃいの??



しかも真っ暗で何も見えない、、、



がっくり、、、

天気かなんかの関係で今日はあまり眺めが良くないらしい、、、(T_T)



同じ目的で屋上にいた数人の日本人と話をして(この国の人が牛を食べるようになったらどれだけの人が 幸せになるのだろうなんてジョークも交えつつ(笑))、従業員がもう部屋に戻ってくれと言ってきたので寝る事に。

それにしても今日は最高の思い出が出来た良い日だった♪
でも結局飯一食しか食えなかったなぁ、、、
さぁシャワーでも浴びるかぁ、、、、、、



おっ、水が出た!ラッキー♪

とりあえず石鹸もシャンプーもないので頭に水だけかけて、ボロボロのクルター&パジャマーを水洗いして、
さぁ日記でも書、、、、、、、







停電、、、、(TOT)

無理矢理就寝、、、(笑)