phase03 記 憶



 目を覚ましたスティングは記憶の中にロアノークのこともアウルのこともトダカのことも残っていることを確認してホッとした。
 欠落感はない。消されたとしても大きな記憶ではないと知る。
 隣のゆりかごで大きく伸びをしているステラに声をかけた。
「ステラ、メシ食いに行くぞ」
「うん・・・」
「オークレー少尉、食事が終わってからでいいから艦長が顔出せって言ってたぞ」
「りょーかい」
 まだ眠たげに目を擦っているステラの手を引いてスティングは部屋を出た。

 食堂へ行く前に思いついてスティングは部屋に寄った。
 鞄から取り出したのはアズマにもらった香水の瓶だった。
 何があったのか、なぜ生きているのかわからないが、あの『大佐』は間違いなくスティングの知るオーブのトダカだった。
 なら、彼が生きているのならこれは彼に返すべき物だ。そう考えてポケットに入れた。
「・・・何してるの・・・?」
「もう終わった。さ、行くぞ」

 食事を終えてリーに呼ばれていたことを思い出した。
 それをステラに告げてからスティングはブリッジに向かった。
 だがブリッジにリーはいなかった。その代わりにトダカが指揮官席についていた。
「どうしたね?」
「あ・・・その、艦長が顔出せって言ってたから」
「彼なら先ほど休息に入ったよ。食堂か部屋だと思うが」
「わ、わかった」
 自分のことを覚えていない。それでも口調も雰囲気も覚えているままのトダカを前に、スティングは奇妙な緊張を感じていた。
「これ、やるよ」
 いきなり放ると受け取れずに香水の小瓶はトダカの胸に当たった。
「これは?」
「使えよ。そしたらステラも少しは気に入るだろうからさ」
「あ、ああ。ありがとう」
 礼の言葉を聞きながらスティングはブリッジを出た。これ以上話をしていたら自分の心を隠していることができなくなりそうだった。
 ちょっと呆気にとられてその姿を見送ったトダカは小瓶を手にとった。
「香水?ロアノーク大佐が使っていたのか?」
「いえ、そんなことはありませんが・・・」
 クルーも不思議そうな顔をしている。
 自分達の知る彼ならもっとふてぶてしい態度を取ると思っていたのに、あれではまるで不機嫌な子猫だ、と。嫌ってはいないようだが懐くのが怖いというような距離の取り方だと感じるようなやり取りだった。
「まさかステラの好みの女性用とか・・・」
「それはいくらなんでも私には使えないだろ」
「ちょっと、いいですか?」
 近くにいたひとりが立ち上がってビンを見せてもらった。
「メンズですね。老舗ブランドの・・・大佐くらいの年齢の方向けの品です。使った様子がありますから、地球にいた時に彼女が懐いた誰かが使っていたんじゃないですか?」
 使ってみますか?と尋ねられトダカはうなずいた。
「せっかくくれたのだからな」
 ビンを開けるとシトラスのようなトップノートが広がった。
 その香りにトダカは何かを思い出しそうになった。
 懐かしい、というほどのものでもない。だがそれに近い感覚が刺激された気がした。
 自分もこれを使っていた人物を知っていたのだろうか?そんな風に考えつつ一滴を左の耳の後と左の手首に軽く付けた。
「大佐、香水をお使いだったのですか?」
 驚いたように訊かれ、トダカが逆に驚いた。
「なぜそう思う?」
「随分慣れた様子ですぐに耳の後に持っていかれたので・・・それに手首の静脈の上、となるとかなり使い慣れたような気がしまして」
「そうなのか?あまり考えてつけたわけではないんだが・・・」
 誰かに教えてもらったことがあったのだろうか?それとも記憶を失う前には香水を使っていたのだろうか?
 蓋をしっかりと閉めながらトダカは考えてしまった。

 食堂にいなかったのだから部屋だろうとスティングはリーの個室をノックした。
「艦長、俺だ」
『俺じゃない。ちゃんと名乗れ』
「わかってるならいいだろ!ったく、スティング・オークレー少尉、出頭しました!」
『最初から言いなさい』
 互いに相変わらずだと思いつつドアを開き、敬礼もせずに中に入った。
 襟元を緩めいている、という見たことのないリーの姿にへぇ、と思う。同時に休息時間くらいもっとラフなカッコしてもいいだろうに、と。
「で、何?」
「何じゃない。ロアノーク大佐と違うからといってあの態度はないだろう」
 座れ、と手で示しつつリーが切り出した。
「仮にも軍に席を置くのだから、上官が替わることは当然だと思っておかな・・・」
 言葉が切れたのはスティングの様子がおかしいことに気づいたからだった。
「どうした?」
「あの大佐・・・何者なんだよ・・・」
「何者って・・・だから、トダカ大佐だ」
「名前じゃない!あいつが生きているはずがないんだ!あいつは・・・あの人は俺の目の前でアウルと一緒に死んだはずなんだ!」
 叫ぶようなスティングの言葉にリーの方がビクリとした。
「地球の・・・エーゲ海で・・・インパルスに殺されたはずなんだ・・・」
「ちょっと待て。アウルのこと、覚えているのか?それに、大佐のことを知っているのか!?」
「俺は覚えてる。インパルスに復讐するまで消さないでくれってネオに頼んだんだ。行方不明のゴタゴタで記憶弄られてないから全部覚えてるよ」
「大佐のことは!?」
「大佐のことって・・・あの人はオーブの軍人だよ。『切り札』トダカ1佐だ」
「座れ、最初から全部話せ」
 震えているスティングの肩をなだめるように押さえ、ソファに並んで座るとリーがそう命じた。
「最初って・・・一番最初はまだ艦長に会う前で・・・」
 オーブで出会って、再会したのは派遣艦隊の中で。
 ステラとアウルが懐き、共に戦ったこと。
 ステラが『損失』と判断され、アウルの記憶から削除されたこと。
 最後の戦闘でステラが戻り、アウルの記憶も戻った。
 オーブ艦隊の旗艦である空母の上でインパルスと戦闘になり、ひとりブリッジに残っていたトダカは守ろうとしたアウルと共に死んだはずだということ。
 震えながらも話し終えたスティングはリーの表情が強張ったままなのを知った。
「死んだはず・・・?」
「ブリッジは滅茶苦茶でアビスはコクピットを貫かれてふたりとも死体が残らなかったから、確認したってわけじゃないけど・・・」
 わずかに青ざめた顔でリーは立ち上がると震えを押さえられない手でデスクの上のボトルを取り上げた。
 ひとつをスティングに渡し、もうひとつを手にしたままデスクにもたれかかった。
「大佐は・・・彼の話では死にかけたところを君達の母艦に拾われて治療のテストケースにされたということだったぞ・・・」
 驚いたのは今度はスティングの方だった。
「ケガのせいか、薬のせいか、処理されたのか、個人的なことは一切覚えていないと。名前さえ本名なのかわからない、と」
「俺達のって・・・じゃ、ずっと一緒だったのか!?ネオはそんなこと少しも・・・!」
 同じJ・P・ジョーンズにいたという。だとすればおそらく自分達が調整される区画の一番奥に。そんな近くに彼はいたのか?
「なんで教えて・・・」
「教えたら、君が大佐に固執すると思ったからじゃないのか?」
 自分を落ち着かせるようにリーはコーヒーを一口啜った。
「あまり固執するなら記憶を消さないといけない。それなら、会えなくても覚えていた方がいいと思ったのではないのか?」
 ザフトと戦うのには有用な記憶だが、彼がまだ生きていると知ればザフトへの憎悪が減り、戦闘意欲の減少という生体CPUとしての性能が低下することも考えたのだろうとリーならわかる。
「今でも、好きか?」
 ストレートに訊かれ、スティングは少し躊躇ったが頷いた。
 そんなスティングの姿にリーは考えてしまった。
 自分は何をしたいのか。何をするべきなのか。
 この特殊部隊の幹部としてはトダカの記憶はこのままにしておき、スティングから彼の記憶を消してしまうことが部隊のためには一番だと思う。
 だがまだ残されている人としての良心がそれではいけないと訴えている。
「何か、彼に関するモノ、持っているのか?」
「あ・・・あの人が使ってた香水はさっき渡してきた。あとは・・・写真くらいしか」
 アウルと、ステラと。病室のトダカを囲んで撮った写真。アズマがいて、アマギがいて、司令官のユウナとロアノークまで一緒にいる写真。
「ダイダロスに着いたら休息の時間に大佐に見てもらおう」
 せめて名前だけでも本当に自分のものなのだとわかれば空虚な心は少しでも埋められるのではないのか。
 たった一回上官として作戦行動を共にしただけの相手をそこまで気にする自分に苦笑も浮かぶ。
 それだけの価値のある相手なのかどうかもまだ把握していないのに、と。
 しかし副作用の危険があるスティングの記憶処理と、自分の精神的な基礎を奪われて安定していないトダカの両方に気を回すよりは意味のあることだ。そう理論武装してリーは話を続けた。
「その後だな・・・」

 スティングを探してフラフラとブリッジにやってきたステラは内部に薄く漂っている香りに気付いた。
「何か用かね?」
 トダカが振り返ると香りが少し強くなった気がした。
「スティング・・・来てない?」
「リー艦長の部屋じゃないかな?」
 声と香り。それがふたつ共にないはずの記憶を刺激する。
 なんとなく、ステラはトダカの首に抱きついてみた。
 驚いたようだがトダカは振り払うこともなく左手でステラを抱き寄せた。
「どうかしたのか?」
「いい匂いがする・・・」
 力を込められ、わずかに顔を顰めたが振り払うことはしなかった。
「どんな匂い?」
「・・・パパみたいな・・・」
 聞いていたクルーが声を上げるのを辛うじて堪えたのは後ろ姿でもよくわかった。
「パパって・・・呼んでいい・・・?」
 なぜそんな風に感じたのかステラ自身はわかっていなかった。だが感覚がこの香りと声には『パパ』と呼ぶのが正しいのだといっている気がして口にしただけだった。
「ステラが呼びたいならそれでもいいが・・・できればあまり強く抱きつかないでくれると嬉しいな。まだ傷が残っているんでね」
 否定することなく、それでも抱きつく手を離そうとしながらの返事にステラは間近で新しい指揮官を見上げた。
「ケガ・・・してるの?痛いの?」
 スティングの言った以上の効果に誰もが呆気に取られていた。
 

 アルザッヘルに到着したヨモツを待っていたのは3機のムラサメだった。
「いつ上がってきたんだ?」
「ついさっきです」
 笑顔でアズマに敬礼してきたのは西沢だった。
「ヨモツの護衛を兼ねて新しい宇宙用の姿勢制御ソフトのテストしてこいってアメノミハシラで機体受け取ってそのまま運ばれたんですよ」
 イケヤとゴウも笑顔を見せていた。
「本当なら馬場隊長も来たがってたんですが、軍医に止められていじけてました」
 その話にアズマが静かに笑った。
「なら彼の分までコキ使うからな。楽しみにしていろよ」
「はい!」
 馬場とアマギは無事戻ったのか。なんの感動もなくそれを思う。
 3人の喜びは理解できたしそれに水を差すつもりもない。単に今の自分には喜怒哀楽が薄れ、欠如しているのだとわかっていた。
「新しい命令と連絡を預かってきております」
 差し出されてデータチップを受け取った。
「話は聞いているのか?」
「『大天使』が堕天した今、『永遠』など不要だ」
 それだけ聞けば次の任務の内容は理解できた。
「了解した。補充と準備が終わり次第出発だ。顔見せなら早めにしておけよ」
 イレギュラーな要素は取り除いておくに限る。これ以上連中に介入させてはならない。
 そう『サハク』は判断したということなのだ。
「しかし3人そろって宇宙用ライセンスまで持ってたのか?」
 ムラサメはMSであり、戦闘機である。その双方を乗りこなすのだから単純な技術以外のものが必要とされる。しかも重力圏内と無重力の宇宙では操縦の感覚が全く違う。アストレイのパイロットライセンスとは全く異なるライセンスが必要とされているムラサメで大気圏内と宇宙用の両方のライセンスを持っている者は全体の3分の1程度のはずだった。
「馬場隊長のシュミで取らされました。まさか本気で使うことになるとは思いませんでしたけど」
 肩をすくめるイケヤの言葉に副長が呆れた顔を見せていた。
「取れと言われて取れるライセンスじゃないだろう?」
「取れるまでアメノミハシラから戻るなって脅されたら取るしかないでしょう?」
「取れって言った馬場隊長の習得理由が理由だったもんで、おまえらも苦労してこいって」
「理由?」
「『宇宙でもこんなの使える奴は、馬鹿だ』って愚痴ったのを聞きつけたトダカ1佐に『するとおまえならできるな』と放り出されたんだったな」
 アズマがほんのわずか懐かしそうな口調になった。
 オーブが独立を取り戻した直後くらいだったろうか?トダカの命令に『鬼ー!』と馬場が叫んでいたのを覚えている。
 あの頃、トダカ1佐は・・・と記憶に沈みかける自分を押しとどめてアズマは話を変えた。
「ところでお姫様は少しは代表らしくなってた?」
「少しは、ですけどね」
 話を変えられてホッとしたというのがよくわかる顔でゴウが答えた。
「アマギ1尉が副官になってソガ1佐と補佐してます」
「アマギ1尉が?そりゃよっぽど真面目に代表してないと小言が飛んでるな」
 ソガと違い、アマギなら遠慮なくカガリを叱るだろうとわかる。第1護衛艦群でオーブ攻防戦を生き残って結婚式でのフリーダムの攻撃を受けているのだ。戦友の死が無駄になるような代表など絶対に許さないだろう。
「フリーダムとアークエンジェルはインパルスとミネルバが墜としたそうです」
「ああ。聞いたよ」
「アークエンジェルは我々が墜としたかったんですけどね・・・」
 西沢の言葉にアズマはわずかに目を細めた。
「そうだな・・・いや、やらなくて正解だったと思う」
「3佐?」
「俺達がやったら、戦争犯罪人になるくらいの嬲り殺ししてただろうからな。トダカ1佐の名を汚してしまうことになるだろ?」
 許さない。許せない。
 彼らを目の前にしていたら、報復のチャンスを手にしていたら自分はどんなことをしていたかわからない。その自覚はアズマにあった。
 残虐行為と呼ばれるものになることはまず間違いないだろう。背を向けて逃げようと白旗を揚げて降伏を表明しようと怒りと憎しみを押さえることはできなかったはずだ。
 自分が指揮する部隊がそんな行為をおこなえばトダカの名を汚すことになる。だからできない。
 相反する感情に挟まれて苦しむよりはよかったはずだとアズマは自分に言い聞かせていた。


「・・・ミネルバがアークエンジェルとフリーダムを墜とした時に脱出に成功したのを捕らえて尋問したところ、『歌姫』たるラクス・クラインは既に地球を脱出してエターナルに乗っているのが判明した。しかもフリーダムの後継機種を既に受領しているらしいとのことでヘブンズゲート攻略を終えたミネルバが派遣されることになった。我々はミネルバがエターナルを破壊するのを確認、できれば新型機を奪取する」
 トダカの説明にリーははぁ、と頷いた。
「それでエターナルの所在は?」
「デブリ帯の中だ。おおよその位置はわかっている。補給が済み次第向かう」
 諜報の連中はどうやってそこまで調べたのだろうと思いつつリーは任務を了解した。
「ミネルバの破壊は作戦には含まれないのですか?」
「余計な仕事はしたくないな」
 言ってのけるトダカにリーは内心笑ってしまった。
「私が好きな言葉は『漁夫の利』だ」
「実にいいセリフですな」
 上昇志向が見られることもなく『スポンサー』に媚びる様子もない。命じられたことはきっちりやり遂げるが余計な危険を犯すことは極力避けようとしていたロアノークに似たものを感じさせるトダカの態度はリーには馴染みやすいものだった。
 隙あらば事務仕事から逃げようとしていたロアノークと違い、トダカはそれらも黙ってこなしてくれるのでリーの仕事も以前と比べれば3割は楽になっている。これも元々パイロットだったロアノークと作戦指揮官のトダカとの背景の差なのだろうか?と考えてしまう。
 トダカの本性をまだ確かめたわけではないので迂闊な態度は取れないが、ふたりのエクステンデッドと共に嫌われていないのはたしかだろうと確信していた。
 この異端の部隊で艦長と指揮官が仲違いすることがどれほど危険なのかわかっているだけに、それはリーにとってもクルーにとっても喜ばしいことだった。

 退室したリーと入れ替わるようにスティングが入ってきたのでトダカは開きかけていた引き出しを閉じた。
「どうしたね?」
「なんにも覚えてないって、ホントなのか?」
 いきなりの問いに戸惑い、すぐには返事ができなかった。
「ホントに何も覚えてないのかよ!?俺やステラや・・・アウルのことも!アズマ1尉のことも忘れたのかよ!」
 叫ぶようなセリフにトダカは目を見開いた。
「誰から・・・」
「そんなのどうでもいいだろ!?ホントに覚えてないのかよ!」
 机越しに詰め寄られ、トダカは反射的に仰け反った。
「覚えてない。何も、誰のことも・・・君達のことを私は知っていたのか?アズマとは誰だ?」
 左手がスティングの右腕を掴んでいた。もし自分のことを知っているなら教えて欲しかった。
「教えてくれ、君は私を知っているのか?」
 自分が誰なのか、ここにいてもいい者なのか、それだけでも知りたい。
「あんたは・・・オーブの軍人だ。『オーブの切り札』と呼ばれたトダカ1佐だ」
「オーブ・・・?」
「地球のエーゲ海で俺達連合と一緒に戦って、死んだはずだった」
 スティングがポケットから取り出したのは病室で撮った写真だった。
 パイロットスーツ姿の3人とロアノーク、そしてオーブ軍服のアズマとアマギ、ユウナに囲まれているトダカが写っている一枚。
「・・・私・・・?」
「撮す直前の戦闘で負傷したんだ。思い出せないのかよ!」
 黒い軍服は今自分が着ているのに似ている。顔の上半分を仮面で覆っているのが前任のロアノークなのだろう。スティングとステラと同じで色違いのパイロットスーツを着ている水色の髪の少年がアウルなのだとはわかった。
 残りのオーブ軍人3人がわからない。
 将官服の青年、尉官の襟章を付けているふたり。知らない顔ではないと感じるのだが名前がわからない。
「私・・・なのか?本当に・・・?なら・・・なぜ」
「それは俺が聞きたい。だけど」
 一瞬だけスティングは躊躇い、続けた。
「生きていてくれて、うれしい」
 ビクリとして顔を上げたトダカの首にスティングは抱きついた。
「今度こそ、守るから。もう誰も・・・なくさないように俺も頑張るから・・・」






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