女子アナ牝犬調教


あの男はわたしの性癖をどうして見破ったのだろうか?
そして、わたしは、なぜあんな男のいいなりになっているのだろうか?

 トップアイドル女子アナウンサー。松島彩26才、彼女には、誰にも打ち明けたことがない、人には決して知られてはならない秘密があった。
それは強い被虐を好む性癖・・マゾヒズムである。
物心つく頃から、自分がMであることを認めることを、彩は頑なに拒んできた。
裕福な家庭に育ち、念願の大キー局のアナウンサーに一発合格した自分が、そんなおぞましい変態的な性癖をもっているはずがない。彩は、常に自分にそう言い聞かせてきた。
性に目覚める頃から、彩にとって、セックスはおぞましい悪夢の領域だった。
そんな、彩だが、処女ではなかった。大学時代には人並みに男つきあいもあり、セックスも経験したし、入社後にも何人か体を許した社員やタレントもいた。
しかし、彩にはセックスは、苦痛でしかなかった。そのことは男性との関係を淡泊にし、これまで恋人といえる男との関係はことごとく短く終わった。

結城健二が彼女の前に現れるまでは・・・。
結城健二は、有名私立大学の准教授で彩の司会をする昼間の番組のコメンテーターとなった新進の心理分析家であり社会評論家である。
結城の名を一躍有名にしたのは、昨年、関西で起きた連続女性殺人事件の犯人像のプロファイルの時だった。次々と起きる猟奇的な女性殺人に、多くの評論家が変質者、中年の男、若い引きこもり男性、などと想像する中で、結城は、犯人を近くに住む女子中学生の犯行と断言し、その生い立ちや家族構成、性格まであたかの見てきたかのように事細かに詳述した。
 結城の自信たっぷりな解析に、その時は彩だけでなく、他の出演者もただ失笑していただけなのだが、その番組が放送されてから数日後、逮捕された犯人を見て、彩だけでなく関係者は皆一様に息をのんだ。
それは、結城がプロファイルした犯人像に寸分違わない女子中学生であり、生い立ちから家族構成まで、寸分違わず的中していたのだ。
当然、話題がネット上でも沸騰し、それまでぞんざいだったTV局の結城に対する扱いは一変した。
すぐさま
「奇跡の千里眼!超能力か?天才か?結城健二の驚異のプロファイング!」
題して急遽特番が組まれ、彩がその司会をした。

その番組の後、彩は、TV局の廊下で、素直に結城にバカにして笑ったことを謝罪して、
その推理の鋭さに感服したことを伝えた。
結城は、いつも通りの無表情で振り返り、彩の言葉に相槌を打つわけでもなくじっと聞いている。
松島彩が、笑顔で話しかければ大抵の男性は、相貌を崩し愛想良く答える。そんな男たちの対応になれている彩には、結城の無表情が自分を見下しているようで、腹が立つと同時に結城への関心をかき立てなんとか自分を認めさせたいという気持ちを起こさせる。
しかし、このときは、違っていた。
結城は、常にかけているサングラスを外し、わずかに彩に微笑みかけた。
「ありがとう。松島君にそういわれるのはなによりうれしい。君は心にもない追従はいわない人だ」
「え・・え・え・ありがとうございます・・ってわたしがお礼をいうのは変ですよね」
 彩は、思わず笑うと、結城は、まじめな顔で不意を突くように彩を誘ってきた。
「どうかな?この後非番になるなら、一杯つきあわないか?」
「え?」
無愛想な結城にいきなり誘われるとは思いもしなかった彩は、本能的になにか不安を感じてとまどった。
「いやな別にいい」
結城は、またサングラスをかけると背を向けて廊下を歩き出した。
 「あ・・ま・・待ってください。・わかりました・・お供しますわ」
彩は、不安を振り払うような明るい笑顔で答えた。
<ここで結城先生と親しくなっておくことも悪くないわ。一緒に番組の企画もできそうだし・・いろいろ利用できそうだし・・>


結城が彩を伴った行きつけというその銀座のバーは、混みいった雑居ビルの間を入った奥まった路地の地下にあった。
薄暗い階段を下りた地下にどっしりとした木の扉があり、看板もなく「会員制」とだけある。
初老のマスターとその妻なのか娘なのか中年の無表情な女性のふたりだけで静かな雰囲気で、彩は、意外な印象を受けながら落ち着いた店の雰囲気が気に入った。
「素敵なバーですね。ここは結城先生の行きつけのお店ですか?」
「うむ。私は昔からのここの会員なんだ」
客は、結城と彩のふたりだけだった。一番奥の一角に座り、注文を終えると、彩は店の中を見渡した。
それから、彩と結城は、当たり障りのない世間話から徐々に彩の過去の話になり、そして酒が回るに従って男性関係の話になった。
男たちからこの種の話題を振られることに慣れている彩は、内心うんざりしながらいつも通り自分の過去の男性関係について曖昧で適当なことを話していた。
しかし、結城は、他の下心丸見えの男たちとは違いあまり口を差し挟まず彩の話に耳を傾けていた。
聞き終わると、結城は、ゆっくりと彩の過去のプロファイリングをはじめた。
彩は、内心で舌を巻いた。それはいままで誰にも話したことのないはずの、これまでの彩の男性関係を恐ろしいほど正確に言い当てていたからだった。
「か・・かなりいい線・・いってますね・・自分がプロファイルされる立場になると・・改めて先生の天才を痛感します・・なんだか・怖い・・くらい」
彩は、内心の動揺をごまかすように軽薄な感じで笑いながら言った。
しかし、結城は笑い返さず冷たい無表情で彩を見つめた。
「いい線どころか完全に正確だったはずだ。それに・・君はいままでつきあったどの男性にも明かしたことがない秘密を抱えている」
「秘密?・・わたしが?・・あらわたしがどんな秘密を隠しているんでしょう?」
彩は、カクテルグラス上げかわいい唇をしめらせた。
「言っていいのか?」
「何をお話になるつもりかわかりませんけど、ご自由にどうぞ」
「君はマゾヒストだという秘密だ」
「あら、先生はわたしが鞭で打たれたり縛られたりすることが好きだとおっしゃるんですか?」
彩は、わざとおどけたように笑いながら答えた。
「違うな」
結城は、無表情に彩を見つめていった。
「君の場合求めているのは、苦痛ではない」
「へえ?じゃあなんです?」
彩は、カクテルグラスを指でいじりながら、小さく言った。
「屈辱と羞恥だ」
「うふ!」
彩は顔を上げると、結城をあざ笑うように口元を歪めて吹き出した。
「あ・・・ははは!まるで安いアダルトビデオですね。とんでもないプロファイリングですこと!わたしは、変態のマゾ女ですか?結城先生・・見損ないましたわ」
「君は、夢を見るはずだ」
彩の嘲りを無視して結城は、つぶやくように言った。
「生理の前・・数日前から頻繁に・・君は・・その夢で犬にされている・・全裸で四つん這いになり首輪とリードで男に服従している」
「・・・」
「君は、男の命令で恥ずかしい犬芸をさせられ無理矢理男たちに奉仕させられている・・大勢の見物人が丸見えにされた君の性器や肛門を見て嘲笑している」
「あの・・」
「最後に君は、四つん這いのまま男の言われるままにオナニーをし男たちを犬のような姿勢で受け入れる・・」
「すごい想像力ですこと!見損ないましたわ。先生。わたしがそんな淫らな女に見えますか?」
彩は、グラスを押しやり怒りのあまり大声を出した。
「それ以上いうとセクハラで訴えますわよ!・・失礼します!」
彩は、さっとバックを取って立ち上がると、奥のブースから飛び出てカウンターの横のレジの前に立った。
「ごちそうさま、お勘定をお願いします」
しかし、歩み寄ってきた白髪交じりの穏和な感じのマスターは、首を振った。
「お代は、もう結城先生からいただいております」
「そんな・・・」
振り返ると、結城は奥の元の席に座ったまま、こちらを見ようともしていない。
カッとした彩は、つかつかと結城のテーブルにもどり、財布の中から入っていた札をすべて取り出すとテーブルの上に投げ出した。
「先生におごっていただく理由はありませんわ!足らないようならまた局で請求してください!失礼します!」
彩は、そのまま背を向けて重いバーのドアを開けて外に出た。
「ありがとうございました。またどうぞ」
カウンターの中の女の嘲笑をふくんだような冷たい声が小さく追ってきた。
彩は、激しく音を立てて暗い階段を駆け上り、深夜の路地に出ると、走って大通りでタクシーを拾い飛び乗った。あたりはネオンで明るく大勢の酔った男女が行き交っている。
先ほどすべて結城に投げつけて財布はからっぽになっていたが、財布の中にはクレジットカードがある。
自宅へ向かうタクシーの中で、彩は、顔が真っ赤に火照っているのを感じた。
結城の言うことは・・・すべて本当のことだったのだ・・。
生理の前になると、淫猥な夢を頻繁に見ることも、そしてその内容も・・まさに結城のいう通り寸分違わないのだ。
彩は、ぞっとした。金を叩きつけた時、結城がつぶやいた言葉が思い出された。
「松島君。私なら君を満足させてあげられる。いままで経験したことのない快楽を与えてあげられる」
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