K's CAFEのめざせ!表彰台 LAP-2( 最終回)

9時間、そして得たもの・・

06/8/6

ついに歓喜の瞬間が訪れた。 

午後5:00

すっかり日も傾き、その日の終りを告げようとしていた時、朝の8時から全開で走り続けている車達がいる。

9時間耐久レース、いよいよチェッカーだ。

ピットウォールには携わった人達で溢れ変える。 暑い中応援だけに来てくれた人達も。

総合1位のBMWが最終コーナーを立ち上がる。 そしてチェッカーが振られた。 その時、コース上にランチア・デルタの姿があった。 走り切ったんだ・・・

ピットウォールで仲間と抱き合い、泣き崩れた。 いい大人なのにみっともない・・

やっぱ仲間っていい。 チームっていいよ。

松村がピットに帰ってきた。 もうこうなったら順位なんてどーでも良かった。 みんなで作ったマシンでプロが作ったマシンと渡り合えたのだから。

ピットクルーも完璧だった。 ピットストップではみんな真剣そのものだったもんね。 最高の仲間と最高のマシンで掴んだ総合3位とクラス優勝だ。 

今回、ピットクルーとしてチームを支えてくれた近藤氏は言う、「今回の成績は偶然や幸運が招いたものなんかじゃなくて、チームに関わった者全員が『9時間を走り抜く』という信念のもと、情熱を惜しみなく注いだ結果、訪れるべくして得られたものだと確信しています。 一人一人がそれぞれの仕事を完璧にこなし、他の者はそれに絶大なる信頼を置いている。 誰一人が欠けてもこの偉業は成し得なかったことでしょう」と。

いいこと言うね、さすが先生(笑)

壊れる壊れるとみんなから恐れられるイタリアの車の中でもホームラン級にヤバいと悪評高いデルタ、その車はその悪評を覆すべく走り続けたのだ。 製造から14年が経過したマシンは、衰えるどころかそのポテンシャルは現在の車にも負けないものがある。

ラリーというレースの為に作られたこの車、メーカーのエンジニアがレースに勝つ為だけに作ったこの車は日常に使う車としてはダメ車だろう。 しかし、ひとたびこのようなステージに出すと水を得た魚のようにポテンシャルを発揮する。 

最高だよ、この車。 

そしてその最高のマシンで勝ち取った夢にまで見た表彰台が現実に!!!

9時間で287周を駆け抜けて堂々の総合3位! クラス優勝だった。 

数々のドラマがあったけど、やっぱり最後はマシンと仲間を信じて走ったからだよね。

この写真、すごくいい写真だ。 現像してフォトフレーム行きだ。 

今回ピットクルーに名乗り出てくれた中村さん、近藤さん、都築さん、キガル(松田)さん、本当にありがとう! 君達がしっかりピットを守ってくれたからこそ走り切ることができたよ。 その他好意でサポートしてくれた磯中さん、浜ちゃん、牛っしゃん、ありがとう。 なにかあった時のために控えてくれてた上田さんもありがとう。 川田原さん、アイスカプチーノ美味しかった。 関東からわざわざ駆け付けてくれたちぇざーれ井上さん、びっくりしたけど嬉しかった、ありがとう。 八木ちゃん、藤本さん、ビデオ撮ってくれてありがとう。 

それと資金の無いオレ達にブレーキパッドを提供してくれたフェデラルモーグルの下島さん、ありがとう!最高のブレーキだった。 新大阪自動車の岩井社長、格安での修理、ありがとう! アルミラジエーターを安く提供してくれたコルソマルケの上田さん、ありがとう! 給油缶を貸してくれたり、オイル安く売ってくれたり、いろいろと適切なアドバイスをしてくれたテラムラさんもありがとう! カッティングシートでかっこいい車に仕上げてくれたカタウラ工芸のshujiさん、ありがとう! 栄養ドリンクの差し入れ、B'sのブチさんもありがとう! マッシモのイシズカさんもありがとう!

その他応援してくれた人達、ほんとにありがとう!! 楽しかった。 ほんと、仲間って最高! 人生っていいね(^^)/

以上をもってこの『めざせ!表彰台LAP-2』の連載は終了します。 長らく愛読してくれた方々どうもありがとうございました。 今回、表彰台の夢を達成しることができました。 次回は・・・ また新たなステージへ向けてコラムを連載すると思います。 その時までさようなら!

電脳職人さんのスライドショー

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