原子力災害対策特別措置法(以下「原災法」という。)に基づく国主催の原子力防災訓練が、毎年1回各地の原発の持ち回りで行われています。
原災法施行以前から都道府県主催で行われてきた各地の訓練では、綿密なスケジュールが立てられ、そのシナリオを下手な役者(訓練参加者)が演じるというものでした。緊張感のない訓練に対し、自治労や地元の反原発団体が住民参加の避難訓練の実施を要求し、監視行動などに取り組むことによって、少しずつ訓練内容を改善させてきた経過があります。しかし、訓練がマンネリ化することに伴って、監視行動自体もマンネリ化の壁に直面しつつあります。
国主催の原子力防災訓練も本番の総合訓練はシナリオを用いていますが、2002年度から参加者にシナリオを知らせないブラインド訓練が、事前訓練として行われています。参加者の判断力の向上を目的に行われるブラインド訓練では、参加者は訓練コントローラ部から与えられる情報をもとに、各種マニュアルに基づいて何をすべきか判断し行動することが求められています。
原子力防災訓練監視行動の次の展開を考えるため、2005年10月13日に柏崎オフサイトセンターで行われた事前訓練を視察しましたので、報告します。⇒続きを読む
鹿児島県は九州電力川内原発での防災訓練を毎年実施しています。この訓練に対し地元では毎回監視行動を行っており、私はお招きいただき2004年度、2006年度と2007年度の監視行動に参加しました。⇒続きを読む
大飯原発の放射能漏れ事故を想定した国と福井県合同の原子力防災訓練が2002年11月7日に行われました。原子力災害対策特別措置法に基づく国の訓練は、島根、泊(北海道)に次いで3回目です。自治労の監視団の一員として、訓練を見学しましたので、報告します。⇒続きを読む