チック・コリア(Chick Corea)の共演・参加アルバム |
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「ジャズCDの個人ページ」by K. Kudo
チック・コリアは作品自体が多いので、リーダー作と共演・参加作で分けました。おそらく自分のプロジェクトでずっと忙しかったからだと思いますが、ハービー・ハンコックほどには無節操にあちこちのアルバムに顔を出すというタイプではないようです。
なお、チック・コリアが録音に参加した日以外の録音日は( )書きにしてあります。(不正確かもしれません。)
共演・参加アルバム |
| Filles De Kilimanjaro/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded January 19-21 and
September 24, 1968. Herbie Hancock(P), Tony Williams(Ds), Ron Carter(B), Wayne
Shorter(Ts), Dave Holland(B), Chick Corea(P) - 1. Frelon Brun (Brown Hornet) 2. Tout De
Suite 3. Petits Machines (Little Staff) 4. Filles De Kilimanjaro (Girls Of Kilimanjaro) 5.
Mademoiselle Mabry (Miss Nabry) 1、5曲目でデイヴ・ホランドとチック・コリアがロン・カーターとハービー・ハンコックに入れ替わってクインテットで録音(9月24日のセッション)。この2人が加わると今までのジャズのしがらみから一歩開放されたようなサウンドになるから不思議です。1曲目も複雑なビートとはいえ 、当時のロックやポップスの影響を受けたような、8ビートに近いノリがあります。5曲目もゆったりとしつつも当時としては新しい音。1月録音の、2−4曲目に参加のハービー・ハンコックもエレキピアノを弾いたりと、完全に4ビートジャズからは決別しています。2曲目の14分に及ぶスリルあるやり取りも面白い。タイトル曲の4曲目もビートが当時としては強調され、こちらもロックの影響を何となく感じさせます。全5曲中3曲が10分を超える大作。 |
| Water Babies/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded June 7, 13, 22, 1967 and
November 11, 1968. Herbie Hancock(P), Tony Williams(Ds), Ron Carter(B), Wayne Shorter(Ts),
Dave Holland(B), Chick Corea(P) - 1. Water Babies 2. Capricorn 3. Sweat Pea 4. Two Faced
5. Dual Mr. Tillman Anthony 黄金のクインテット時代の終焉を告げるアルバム。1−3曲目はウェイン・ショーターの曲で、サウンドも彼の色合いが強いです。彼のアルバム「スーパー・ノヴァ」でもこれらの曲を取り上げています。 タイトル曲の1曲目を含め、3曲目までは、だんだん進化しているにしてもまだジャズの語法の中にとどまっている感じ。デイヴ・ホランドとチック・コリア(エレキ・ピアノ)も参加してセプテットになっているのは4、5曲目で’68年11月11日のセッション。エレピも導入したり、2人が参加している曲はサウンドも当時としては新しいものだったと思われます。これらの曲調はいわゆるジャズの感じではなくなってきて、徐々にエレクトリック・マイルス時代への萌芽が感じられます。 まだ少しユルい感じもありますが、当時の先端か。 |
Circle In The Round/Miles Davis(Tp)(Sony) - (8曲目の録音日とパーソネル)Recorded November 25, 1968. Wayne Shorter(Ts), Herbie Hancock(P), Chick Corea(P), Joe Zawinul(P), Dave Holland(B), Tony Williams(Ds) (10曲目の録音日とパーソネル)Recorded January 27, 1970. Wayne Shorter(Ss, Ts), Bennie Maupin(Bcl), Chick Corea(P), Joe Zawinul(P), Dave Holland(B), Harvey Brooks(B), Jack DeJohnette(Ds), Billy Cobham(Ds), Airto Moreira(Per), Khalil Balakrishna(Sitar) - 1. Two Bass Hit 2. Love For Sale 3. Blues No. 2 4. Circle In The Round 5. Teo's Bag 6. Side Car 1 7. Side Car 2 8. Splash 9. Sanctuary 10. Guinnevere ’55年から’70年にかけての未発表曲集。チック・コリアとデイヴ・ホランドは8、10曲目に、ジャック・ディジョネットは10曲目に参加。オクラ入りになっていたテープでも完成度が高く、貴重な作品。10数年一気に聴いていくのはちょっとつらい気もしますが、それぞれの時代によって特色があって楽しめます。 |
Directions/Miles Davis(Tp)(Sony) - (7-9曲目の録音日とパーソネル)Recorded November 27, 1968. Joe Zawinul(P), Jack DeJohnette(Ds), Wayne Shorter(Ts), Herbie Hancock(P), Chick Corea(P), Dave Holland(B) (10曲目の録音日とパーソネル)Recorded February 17, 1970. Bennie Maupin(Bcl), Dave Holland(B), John McLaughlin(G), Billy Cobham(Ds)(12曲目の録音日とパーソネル)Recorded February 27, 1970. Jack DeJohnette(Ds), Dave Holland(B), John McLaughlin(G), Steve Grossman(Ss) - 1. Song Of Our Country 2. 'Round Midnight 3. So Near, So Far 4. Limbo 5. Water On The Pond 6. Fun 7. Directions 1 8. Directions 2 9. Ascent 10. Duran 11. Konda 12. Willie Nelson 7−9曲目に参加。’60年から’70年にかけての未発表曲集。マイルス・デイヴィスは一ヶ所にとどまらないでずっと進化していました。トランペットはマイルス・デイヴィスそのものですが、サウンドはいつも違っていて、60年代半ばの黄金のクインテットだけではないことを改めて感じました。 |
| In A Silent Way/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded February 18, 1969. Wayne
Shorter(Ss), Herbie Hancock(P), Chick Corea(P), Joe Zawinul(P), John McLaughlin(G), Dave
Holland(B), Tony Williams(Ds) - 1. Shhh/Peaceful 2. In A Silent Way/It's About That Time リズムセクションはロックの影響をうけてか一定の音とリズムパターンを繰り返していて、その上にソロやバッキングがのっているというサウンドになっています。最初は地味な印象でしたが、もともと有名なアルバムでもあり、聴けば聴くほど味が出てくるような感じです。 |
| 1969 Miles - Festive De Juan Pins/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded June
25, 1969. Wayne Shorter(Ts, Ss), Chick Corea(P), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1.
Directions 2. Miles Runs The Voodoo Down 3. Milestones 4. Footprints 5. 'Round About
Midnight 6. It's About That Time 7. Sanctuary/The Theme ピアノはエレピだったり、かなりアヴァンギャルトな演奏の印象がしましたが、このメンバーで「マイルストーンズ」や「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」などが聴けるのが良かったりします。当時のスタジオ録音と印象がかなり違うだけに貴重なアルバムです。 |
| To Here Is To See/Eric Kloss(As, Ts)(Prestige) - Recorded July 22, 1969.
Chick Corea(P), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. To Hear To See 2. The Kingdom
Within 3. Stone Groove 4. Children Of The Morning 5. Cynara 盲目のサックスプレイヤー、エリック・クロスはちょっとマイナーで時代が時代(この時代のプレステッジ盤はあまり出ないですね)なだけに手に入りにくいのですが、バックのメンバーがすごい。変拍子の曲もあり、演奏もいいのでもっと注目されてもいいと思うのですが。 |
Bitches Brew/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded August 19-21, 1969. Wayne Shorter(Ss), Lenny White(Ds), Bennie Maupin(Bcl), Chick Corea(P), Jim Riley(Per), Jack DeJohnette(Ds), Harvey Brooks(B), Charles Alias(Ds), Dave Holland(B), John McLaughlin(G), Joe Zawinul(P), Larry Young(P) - 1. Pharaoh's Dance 2. Bitches Brew 3. Spanish Key 4. John McLaughlin 5. Miles Runs The Voodoo Down 6. Sanctuary こういう歴史的名盤にもジャック・ディジョネットやデイヴ・ホランドらが参加していたんですね。でも、ドラムは3人も参加していて、誰がどの音かわかりません。エレクトリックとポリリズムで混沌としていて当時は斬新だったのでしょうが、晩年の頃のマイルス・デイヴィスの方が好みではあります。 |
Super Nova/Wayne Shorter(Ss)(Blue Note) - Recorded August 29 and September 2, 1969. John McLaughlin(G), Sonny Sharrock(G), Walter Booker(G), Miroslav Vitous(B), Jack DeJohnette(Ds, P), Chick Corea(P), Airto Moreira(Per), Maria Booker(Vo) - 1. Super Nova 2. Swee-Pea 3. Dindi 4. Water Babies 5. Capricorn 6. More Than Human ウエイン・ショーターは、ここではソプラノ・サックスだけを演奏していて、ポリリズムやフリーの要素などを取り入れて独自な音楽を展開しています。そういう時代の流れだったといえばそれまでですが、チック・コリアもジャック・ディジョネットもこういう音楽は得意でした。なかなかハマります。 |
Double Image/Miles Davis(Tp)(Ninety-One) - Recorded October 27, 1969. Wayne Shorter(Ts, Ss), Chick Corea(P), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Double Image 1曲表示でノンストップの演奏ですが、フリーで始まってラウンド・ミッドナイト、マスクァレロという展開のようです。完全なフリージャズには行かなかったはずなのに10分ほど(サイドマンのみですが)フリージャズの演奏があるのは興味深いところです。あいかわらずライヴはスリリング。 |
Gemini/Miles Davis(Tp)(Ninety-One) - Recorded November 3, 1969. Wayne Shorter(Ts, Ss), Chick Corea(P), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Gemini やはり1曲表示でノンストップの演奏ですが、ビッチェズ・ブリュー、マイルス・ランズ・ザ・ブードゥー・ダウン、フットプリンツ、サンクチュアリというように流れていくようです。「ダブル・イメージ」と共に、当時のライヴの演奏を知る貴重なアルバムです。リズム隊の柔軟さが当時としては新しいのかも。 |
Big Fun/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded November 19, 1969, January 27, March 3, 1970, June 12, 1972 - (1曲目) Khalil Balakrishna, Bihari Sharma(Sitar, Rabla, etc.), Herbie Hancock(P), Chick Corea(P), Ron Carter(B), Harvey Brooks(B), Steve Grossman(Ss), Bennie Maupin(Bcl), William Cobham(Ds), Airto Moreira(Per), John McLaughlin(G), (2曲目) Michael Henderson(B), Carlos Garnett(Ss), Al Foster(Ds), Lonnie Smith(P), Mtume(Per), Bennie Maupin(Cl, Fl), William Hart(Ds), Sonny Fortune(Ss, Fl), Harold I. Williams Jr.(P, Sitar), Badal Roy(Tabla), (3曲目) Jack DeJohnette(Ds), Steve Grossman(Sax), John McLaughlin(G), Dave Holland(B) (4曲目) Dave Holland(B), Bennie Maupin(Bcl), Wayne Shorter(Sax), Chick Corea(P), Harvey Brooks(B), William Cobham(Ds), Jack DeJohnette(Ds), Joe Zawinul(P), Airto Moreira, Khalil Balakrishna(Per) - 1. Great Expectations 2. Ife 3. Go Ahead John 4. Lonely Fire 1曲目と4曲目(1969年の11月と70年1月のセッション)に参加。曲によってメンバーが違い、録音時期も違うのでちょっと追いかけるのが大変です。曲によってはインド楽器も加えてみたり、ロックビートの影響(一番強いですが)だけではなくなってきています。4曲とも20分以上の大作です。 |
Consciousness/Eric Kloss(As, Ts)(Prestige) - Recorded January 6, 1970. Pat Martino(G), Chick Corea(P), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. Sunshine Superman 2. Kay 3. Outward Wisdom 4. Songs To Again Children 5. Consciousness ギターにパット・マルティーノもいて、なおかつすごいバックメンバー。どうしましょう。エレピや変拍子も入り、当時としては新しいサウンドです。パット・マルティーノのソロは一度聴くと病みつきになってしまいます。チック・コリアのアプローチにも注目です。5曲目はフリー。 |
Live-Evil/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded February 6, June 3 and 7, December 18, 1970. (3曲目, Recorded February 6, 1970) Wayne Shorter(Ss), Chick Corea(P), Joe Zawinul(P), John McLaughlin(G), Khalil Balakrishna(Sital), Dave Holland(B), Billy Cobham(Ds), Jack DeJohnette(Ds), Airto Moreira(Per), (5-6曲目, Recorded June 3, 1970) Steve Grossman(Ss), Herbie Hancock(P), Keith Jarrett(P), Chick Corea(P), Ron Carter(B), Jack DeJohnette(Ds), Airto Moreira(Per), Hermeto Pascoal(Voice), (2曲目, Recorded June 7, 1970) Steve Grassman(Ss), Hermeto Pascoal(P), Herbie Hancock(P), Keith Jarrett(P), Chick Corea(P), John McLaughlin(G), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds), Airto Moreira(Per), (1、4、7-8曲目, Recorded December 18, 1970)Gary Bartz(As, Ss), Keith Jarrett(P), John McLaughlin(G), Michael Henderson(B), Jack DeJohnette(Ds), Airto Moreira(Per) - 1. Sivad 2. Little Church 3. Medley: Gemini/Double Image 4. What I Say 5. Nem Um Talvez 6. Selim 7. Funky Tonk 8. Inamorata And Naration By Conrad Roberts 全部’70年の録音ですが、録音時期が4通りあるので、曲によってメンバーが違い、チック・コリアは2−3、5−6曲目に、ハービー・ハンコックは2、5−6曲目に、キース・ジャレットは1−2、4−8曲目に、デイヴ・ホランドは2−3曲目に、ジャック・ディジョネットは全曲に参加。’70年という時代を考えると、よくここまで新しいアイデアが涌き出るものだと思います。ビートがきいていて、しかもパーカッションの音が心地よい4曲目など、後のクロスオーヴァー、フュージョンにつながっていくサウンドです。2、5−6曲目は、比較的静かな短い曲。逆に4、7−8曲目はどれも20分を超える大作で、エレクトリック・ベース専門のマイケル・ヘンダーソンを起用して、この時代にはよりファンクの方向へ向かおうとしていたことが分かります。 |
Black Beauty/Miles Davis(Tp) At Fillmore West(Sony) - Recorded April 10, 1970. Steve Grossman(Ss), Chick Corea(P), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds), Airto Moreira(Per) - 1. Black Beauty Part 1, 2 2. Black Beauty Part 3, 4 かなりアグレッシヴな展開を見せています。しかもノンストップ。87年にこのあたりのCDを購入した時は全然印象に無かったのですが、今改めて聴いてみるとフリーの要素もあるハード・フュージョンといった趣もあり、しばらく愛聴盤になりそうです。古くありません。 |
Miles Davis(Tp) At Fillmore(Sony) - Recorded June 17-20, 1970. Steve Grossman(Ss), Chick Corea(P), Keith Jarrett(Org), Dave Holland(B), Jack DeJohnette(Ds), Airto Moreira(Per) - 1. Wednesday Miles 2. Thursday Miles 3. Friday Miles 4. Saturday Miles キース・ジャレットがオルガンで参加したライヴ。ドラムスとパーカッションのリズムが変幻自在かつ、迫力のある演奏で、今聴くとけっこうはまります。マイルスはマイルスですが、どこを切っても金太郎的要素は無く、 演奏ごとにサウンドやリズムの変化があります。デイヴ・ホランドはエレクトリック・ベース。曲名が曜日をとっていることからみても、一発勝負的なアドリブのライヴで、それが実際は毎日90分ぐらい続くところを、テープ編集によってそれぞれ20分台にしてアルバム発売の時にまとめたそうです。編集のせいかどうか、あまり重複したようなサウンドではなく、飽きずに楽しめますが、まだちょっと混沌とした部分もあるファンクとでも言うべきか。変わりつつあるマイルスの当時のライヴの局面を切り取ったアルバムです。 |
| Round Trip/Sadao Watanabe(Sn, Fl)(Sony) - Recorded July 15, 1970. Chick
Corea(P), Miroslav Vitous(B), Jack DeJohnette(Ds), Ulpio Minucci(P) - 1. Round Trip
2. Nostargia 3. Pastral 4. Sao Paulo ほとんどが渡辺貞夫の作曲。録音年代とこの強力なメンバーから想像して、やっぱり当たっていました。あの渡辺貞夫が強力なフリーを展開しています。1曲目は20分の大作。音の洪水の中につんざくソプラニーノ。 当時のフリージャズの語法を使いながらもドラマチックな展開も垣間見せています。2曲目はフルートで叙情的な1分半ほどの小曲。今でこそ時代の流れを振り返りながら聴く事もできますが、他の曲も当時としては非常に新しい(時にわけの分からない)ものではなかったかと思います。3曲目も14分あって強力。咆哮するベースと叩きまくるドラム。4曲目は ピアノがウルピオ・ミニッツィにかわって一転してサンバの曲に。これもリズムの洪水です。渡辺貞夫の作品としてはけっこう過激だったと思われます。 |
| Afternoon Of A Georgia Faun/Marion Brown(As, etc)(ECM)(輸入盤) -
Recorded August 1970. Anthony Braxton(As, Ss, Cl, Bcl, Fl, etc), Bennie Maupin(Ts, Afl,
Bcl, etc), Chick Corea(P, etc), Andrew Cyrille(Per), Jeanne Lee(Vo, Per), Jack Gregg(B,
Per), Gayle Palmore(Vo, P, Per), William Green(Per), Billy Malone(Ds), Larry Curtis(Per) -
1. Afternoon Of A Georgia Faun 2. Djinji's Corner (00/09/10)全曲マリオン・ブラウンのオリジナル。当時のECMからすれば、大編成でしかもメンバーもスゴい。1曲目は厳かにパーカッションではじまって、日本的な間を感じさせるようなホーンが徐々に入ってくるフリージャズ。エコーが効いていて深遠なる咆哮。静かにピアノが入ってその後ホーンやヴォイスが合流していきます。あくまでもソロではなくて全体のサウンドバランスで聴かせていて、アグレッシヴさは陰をひそめています。全般的に内に秘める炎というような感じで内面にこもるフリージャズ。2曲目はこれに対して言わばオーソドックスなフリージャズ。ドシャメシャもありますが、爆発しっぱなしと いうわけではなくて、全体の統制はとれている感じです。ヴォイスが印象的。少しですが、時代を感じます。 |
| Captain Marvel/Stan Getz(Ts)(Columbia/Legacy)(輸入盤) - Recorded March 3,
1972. Stanley Clarke(B), Chick Corea(Key), Airto Moreira(Per), Tony Williams(Ds)
- 1. La Fiesta 2. Five Hundred Miles High 3. Captain Marvel 4. Times Lie 5. Lush Life 6. Day Waves
7. Crystal Silence 8. Captain Marvel 9. Five Hundred Miles High (05/07/13)7−9曲目がボーナストラック。1−4曲目がチック・コリア作、6−7曲目が彼と他の人との共作なので、チック・コリアのリーダー作としてもいいアルバム。メンバーもスゴいし演奏もスゴい。ピアノはエレキ・ピアノ。スタン・ゲッツも、もちろん良し。特に1−2曲目は有名な曲で、1曲目から丁々発止のアップテンポでのやり取り。8ビートを中心として、時にラテンビートへと変幻自在に盛り上がっていく2曲目、心地良くアップテンポ、かつスリリングに展開していくラテン系のタイトル曲の3曲目、ちょっとほのぼのすると思ったらすぐに盛り上がり、粘りのあるラテンになる4曲目、バラードでホッと一息の5曲目、静かからはじまるもののボッサやラテンで中盤で盛り上がる6曲目、かなり静かで、この編成では珍しい曲の7曲目。 |
On The Corner/Miles Davis(Tp)(Sony) - Recorded June 1, 6 and July 7, 1972. Bennie Maupin(Bcl), Dave Liebman(Ss), Carlos Garmett(As, Ts), Chick Corea(P), Herbie Hancock(P), Harold Williams(P), John McLaughlin(G), Colin Walcott(El-sitar), Michael Henderson(B), Jack DeJohnette(Ds), Billy Hart(Ds, Per), Don Alias(Per), Mtume(Per), Badal Roy(Tabla) - 1. On The Corner New York Girl/Thinkin' One Thing And Doin' Another Vote For Miles 2. Black Satin 3. One And One 4. Helen Butte Mr. Freedom X ロック・ビートにのって(ベースのマイケル・ヘンダーソンはソウル出身)しかもパーカッション、タブラ、シタール(コリン・ウォルコットのクレジットもあります)等の絡むリズムは久しぶりに聴いてかなり気持ちのいいものだと実感しました。全然古くないです。でも、すごい顔ぶれです。 |
| Parade/Ron Carter(B)(Milestone) - Recorded March 1979. Joe Henderson(Ts),
Chick Corea(P), Tony Williams(Ds), Jon Faddis(Tp, Flh), Joe Shpley(Tp, Flh), John
Frosk(Tp, Flh), Urbie Green(Tb), Tom Malone(Btb), Jerry Dodgion(Fl, Cl, As), Frank
Wess(Fl, Cl, Ts) - 1. Parade 2. A Theme In 3/4 3. Sometimes I Feel Like A Motherless
Child 4. Tinderbox 5. Gypsy 6. G.J.T. 比較的大人数の演奏。ただ、この時期の高音域でメロディを弾くようなロン・カーターのベースソロは、音程がふらついて聞こえてあまり好きではありません。5曲中4曲あるロン・カーターの曲や、ソロ以外のサウンド自体はけっこうメロディアスで好きなのですが。 |
Relaxin' At Camarillo/Joe Henderson(Ts)(Contemporary) - Recorderd August 20 and December 29, 1979. Chick Corea(P), Tony Dumas(B), Richard Williams(B), Peter Erskine(Ds), Tony Williams(Ds) - 1. Y Todavia La Quiero 2. My One And Only Love 3. Crimson Lake 4. Yes, My Dear 5. Relaxin' At Camarillo 曲によって、トニー・デュマスとピーター・アースキン、リチャード・デイヴィスとトニー・ウィリアムスとのコンビを使い分けていて、その違いも面白い。大物セッションなので、今聴いてもけっこう素晴らしい演奏です。曲も、ややフュージョンの影響を受けたりしています。3、4曲目はチック・コリアの曲。 |
Mirror, Mirror/Joe Henderson(Ts) With Chick Corea(P)(MPS) - Recorded January, 1980. Ron Carter(B), Billy Higgins(Ds) - 1. Mirror, Mirror 2. Candlelight 3. Keystone 4. Joe's Bolero 5. What's New 6. Blues For Liebestraum チック・コリアが2曲、ロン・カーターが2曲提供していて、なかなか。この時期ならではのサウンドのジャズが聴けます。ジョー・ヘンダーソン作曲の4曲目は、なるほど「ボレロ」しています。これだけの大物が集まるのも珍しいことなので、そういった意味でも押さえておきたいアルバム。 |
| Splendido Hotel/Al Di Meola(G)(Sony) - Released 1980. Philippe
Saisse(Key), Robbie Gonzalez(Ds), Tim Landers(B), Eddie Colon(Per), Chick Corea(P),
Anthony Jackson(B), Mingo Lewis(Per), Peter Cannarozzi(Oberheim), Steve Gadd(Ds), Jan
Hammer(Synth), Tim Landers(B-string Snaps), Les Paul(G), David Cambell(Vln), Carol
Shive(Viola), Dennis Karmzyn(Cello), The Columbus Boychor(Intro) - 1. Alien Chase On
Arabian Desert 2. Silent Story In her Eyes 3. Roller Jubilee 4. Two To Tango 5. Al Di's
Dream Theme 6. Dinner Music Of The Gods 7. Splendido Sundance 8. I Can Tell 9. Spanish
Eyes 10. Isfahan 11. Bianca's Midnight Lullaby LP時代は2枚組の大作。スパニッシュやラテンの要素のみならず、アラビックな感じの曲もあり、フルバンドの曲、ヴォーカル入りの曲からピアノとのデュオ、ギターのひとり多重録音によると思われる曲まで、様々な曲があります。アコースティック・ギターの使用も多い。チック・コリアが2、4、10曲目に参加。 |
| Live In Montreux/Chick Corea(P)/Joe Henderson(Ts)/Roy Haynes(Ds)/Gary
Peacock(B)(Stretch) - Recorded 1981. - 1. Introduction 2. Hairy Canary 3. Folk Song 4.
Psalm 5. Quintet #2 6. Up, Up and... 7. Trinkle, Tinkle 8. So In Love 9. Drum Interlude
10. Slippery When Wet/Intro Of Band モントルーでのライヴ。オーソドックと言いつつも、曲によってはフュージョンの影響(テーマやコード、キメなど)も見受けられ、メンバーも今となっては大物ばかり、いろいろな方面から受け入れられる、なかなか面白いアルバムだと思います。当時としては新しいジャズかも。 |
| Mystic Bridge/Bennie Wallace(Ts)(Enja) - Recorded May 4 and 5, 1982.
Chick Corea(P), Eddie Gomez(B), Dannie Richmond(Ds) - 1. The Bob Crosby Blues 2. Mystic
Bridge 3. My One And Only Love 4. Foxtrot 5. 'Llowed/Head 6. Outline 個性派サックスを中心に、面白いメンバーのクァルテット。チック・コリアの影響か、全体的に硬質なサウンド になっています。ベニー・ウォレス作は全6曲中2曲。1曲目のテーマは音階が飛びまくるブルースで、サックスもピアノもゴリゴリくるフレーズが印象的。2曲目はチック・コリア作で8分の6拍子の美しく研ぎ澄まされた佳曲。フレーズのキメもいい。3曲目のスタンダードはピアノとのデュオで真剣勝負しかも歌心入り。これでもかとひっかかりまくるテーマの4曲目も、ソロも含めてここまでやってくれると小気味良い。短いバラードが一転、メドレーで続く急速調のスリルある演奏が迫力の5曲目。6曲目はチック・コリアの曲で、けっこうアグレッシヴに感じます。エディ・ゴメスのベースソロもかなりなもの。 |
| The Meeting/Chick Corea(P) & Freidrich Gulda(P)(Philips)(輸入盤)
- Recorded June 27, 1982. - 1. Someday My Prince Will Come 2. Put Your Little Foot Out 3.
Poem No.3/Wiegenlied (99/04/01)何とクラシックのピアノの大家とのデュオ。しかもジャズがメインのライヴアルバム(1、2曲目)。世間ではグルダのジャズの演奏についてはいろいろ批判があるようですが、相手がチック・コリアなので両者の接点も比較的近く、なかなかいい仕上がり。比較的硬質な部分が多い演奏ですけれど、グルダもチック・コリアに近い感じのジャズ・スピリットはあると思います。1曲目はスリルのあるピアノの応酬ではじまって、途中一部、曲のイメージである優しさが出てきます。ただ、曲はあくまでも題材という感じ。2曲目も自由度が高くフリーに足を突っ込む部分と、カッチリしている部分、ジャジーな部分がほど良くブレンド。3曲目はクラシックを題材にしたインプロヴィゼーションのように聞こえますが、これもスリリング。 |
| Dream/Toshiyuki Honda(As, Ss)(Who Ring) - Recorded August 9 and 10, 1983.
Chick Corea(P), Miroslav Vitous(B), Roy Haynes(Ds) - 1. Dream Comes True 2. Sophisticated
Lady 3. Co-Motion 4. I Hear A Rhapsody 5. Alice In Wonderland 6. Ode To Siddharta この強力なトリオをバックに(というよりは対等に)、本多俊之のサックスは唄っています。ここではフリーっぽいインプロヴィゼーションでグループごと突進する演奏も3、6曲目などで堪能でき、これがこのチック・コリアのトリオの特色ですが、このアルバムでは聴きやすい曲も多いです。 |
| Gomez/Eddie Gomez(B)(Denon) - Recorded January and February 1984. Chick
Corea(P), Steve Gadd(Ds), Kazumi Watanabe(G), Yasuaki Shimizu(Ts) - 1. Dabble Vision 2.
Santurce 3. A Japanese Waltz 4. Zimmermann 5. Mez-Ga 6. Ginkakuji 7. Pops And Alma 8. Row,
Row, Row Your Tones 9. We Will Meet Again これも日本録音。デジタルトリオという感じがぴったりのアルバム。曲によって渡辺香津美らも参加。端正でジャストでしかも聴いていて聴きやすい。オリジナル割合は高く、ここでもメロディアスな曲と思索的な曲が出てきます。曲によってはフュージョンもあり、ちょっとゴッタ煮かもしれない。 |
| Phantom Navigator/Wayne Shorter(Ts, Ss, Vo)(Sony) - Released 1987. Gary
Willis(B), Mitchel Forman(Synth), Tom Brechtlein(Ds), John Patitucci(B), Stu
Goldberg(Synth), Chick Corea(P), Scott Roberts(Per), Bill Summers(Per), Alphonso
Johnson(B), Jime Beard(Key), Jeff Bova(Key), Gregor Goldberg(Vo) - 1. Condition Red 2.
Mahogany Bird 3. Remote Control 4. Yamanja 5. Forbidden, Plan-It! 6. Flagships 2曲目に参加。この曲は静かなきれいなメロディ(といってもショーター流のですが)。実はゲイリー・ウィリスも1、2曲目に参加していて、2曲目のフレットレスベースの音色が渋いです。また、このアルバムの1曲目がかなり迫力ある曲。ウエイン・ショーターは当時も最先端を行っていました。 |
| John Patitucci(B)(GRP) - Recorded December 1987. John Beasley(Synth),
Dave Witham(Synth), Dave Weckl(Ds), Rick Rico(Vo), Michael Brecker(Ts), Chick Corea(P),
Peter Erskine(Ds), Vinnie Colaiuta(Ds) - 1. Growing 2. Wind Sprint 3. Searching, Finding
4. Baja Bajo 5. Change Of Season 6. Our Family 7. Peace And Quiet Time 8. Crestline 9.
Zaragona 10. Then & Now 11. Killeen 12. The View ジョン・パティトゥッチは6弦エレキベースの人で、その広域を生かしてオーヴァーダヴィングで、通常のベース音と、ギターのように高音域でメロディを弾いています。おそらくこのようなやり方は前例がないのでは。またアコースティックもできる両刀使いです。マイケル・ブレッカーが2−3、7、10曲目にチック・コリアが3−4、6、8−9、11曲目に参加。 |
| On The Corner/John Patitucci(B)(GRP) - Recorded January, 1989. Judd
Miller(EVI), John Beasley(P), David Witham(Synth), Dave Weckl(Ds), Michael Brecker(Ts),
Vinnie Colaiuta(Ds), Chick Corea(P), Al Foster(Ds), Alex Acuna(Ds), Eric Marienthal(Ss),
Paul Jackson, Jr.(G), Kirk Whalum(Ts), etc. - 1. On The Corner 2. Avenue "D" 3.
Venetian Moonlight 4. A Better Mousetrap 5. Vaya Con Dios 6. Kingston Blues 7. Painting 8.
Strength To The Weak 9. Flatbush Ave 10. The Storyteller 11. Bertha's Bop 全曲彼のオリジナル。ジョン・パティトゥッチ2枚目はさらに洗練されてパワー・アップという感じです。10曲目などアコースティック・ベースを使って、シンセの効果を加えてうまくジャズとブレンドしたような曲。ただ、このアルバムでのメインは6弦ベースでメロディを弾きまくる形です。マイケル・ブレッカーが2、10曲目に、チック・コリアが3、11曲目に参加。 |
| Play/Bobby McFerrin(Vo) & Chick Corea(P)(Blue Note) - Recorded June,
1990. - 1. Spain 2. Even From Me 3. Autumn Leaves 4. Blues Connotation 5. 'Round Midnight
6. Blue Bossa ピアノとヴォーカルの超絶技巧デュオのライヴ。おなじみの有名な曲が多く、けっこう楽しめます。ピアノが旋律をとる時はヴォーカルはベースラインをとることも多く、楽器同士(しかもただものではない)のように聴けることもしばしば。笑える場面もあります。まさかここまでやるとは。 |
| Heart On The Bass/John Patitucci(B)(Stretch) - Released 1991. John
Beasley(P), Alex Acuna(Per), Chick Corea(P), Stuart Canin(Concertmaster), Clayton
Haslop(Vln), Jacqueline Brand(Vln), Sheldon Sanov(Vln), Arnold Belnick(Vln), Roland
Kato(Viola), Brian Dembow(Viola), David Speltz'Cellos), Dennis Karmazyn(Cello), Edward
Meares(B), Gary Foster(Cl), Ron Jannelli(Bassoon), Brad Warnaar(French Horn), David
Duke(French Horn), Sheridan Stokes(Fl), Earl Dumler(Oboe) - 1. *Concerto For Jazz Bass
& Orchestra 1. Concert Movement No.1 Westward Expansion 2. Concerto Movement
No.2 After The Storm 3. Concert Movement No.3 Mardi Gras 4. Heart Of The Bass
5. Four Hands 6. Mullagh 7. Bach Prelude In G Minor *Miniatures For Solo Bass,
Piano & String Quartet 8. Miniature No.1 Ivory Tower 9. Miniature No.2 Lonely People
10. Miniature No.3 Still Life 11. Miniature No.4 Marionette 12. Minitures No.6 Butterfly
13. Miniature No.5 Vision オーケストラや弦楽四重奏団との曲もあり、ジャズとクラシックの融合を目指した作品。ここでもエレキベースとアコースティックベースを使い分けています。バカテクです。後半の組曲「ミニチュアズ」は、チック・コリアの作曲で、彼も5曲目と、その組曲8−13曲目に参加しています。ただし、楽しむために聴くアルバムではない。 |
| Next Future/Eddie Gomez(B)(Stretch) - Released 1993. Rick Margitza(Ts),
James Williams(P), Chick Corea(P, Synth), Lenny White(Ds), Jaremy Steig(Fl) - 1. Next
Future 2. Dreaming Of You 3. North Moore St. 4. Lost Tango 5. Tenderly 6. Cheeks 7. Love
Letter 8. Basic Trane-ing 9. Walter アルバム全体としてはトータルでまとまって聴きやすくなってきました。このあたりチック・コリアとの共同プロデュースによるところが大きいのではないのかと思われます。新しいながらもいわゆる「ジャズ」の演奏というイメージです。それでも9曲目に思索的な部分をひきずっていますが。 |
| All Blues/GRP All-Star Big Band(GRP) - Recorded January
8-9, 1994. Arturo Sandoval(Tp), Randy Brecker(Tp), Chuck Findley(Tp), George Bohanon(Tb), Eric Marienthal(As, Ss),
Nelson Rangell(As, Ss), Ernie Watts(Ts, Ss), Bob Mintzer(Ts, Ss, Bcl), Tom Scott(Bs, Ss,
Ts), John Patitucci(B), Dave Weckl(Ds), Dave Grusin(P), Chick Corea(P), Ramsey Lewis(P),
Russell Ferrante(Org), B.B. King(G, Vo), Michael Brecker(Ts), Nelson Rangell(Fl) - 1.
Cookin' At The Continental 2. Stormy Monday Blues 3. All Blues 4. Birks Works 5. Goodbye
Pork Pie Hat 6. Senor Blues 7. Blue Miles 8. Mysterioso/Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are 9. Some
Other Blues 10. Aunt Hagar's Blues 何とこのビッグバンドによるブルースがメインのアルバム。2曲目にB.B.キングが参加。異色ですが渋い。7−8曲目にチック・コリアとマイケル・ブレッカーがこのアルバムになってようやく出演。以前のアルバムより控え目な演奏のような気もしますが、それでも1枚堪能して聴き通せてしまうのは、やはりミュージシャンやアレンジが素晴らしいからだと思うのですが。ちなみにアレンジはマイケル・アベネ(1、8、10曲目)、トム・スコット(2、9曲目)、デイヴ・グルーシン(3、6曲目)、ボブ・ミンツァー(4−5曲目)、チック・コリア(7曲目)。5曲目のようにブルースでない曲も入ってますが、ブルージーという点では、はみ出していないかも。ブルースの本来の味というよりは、都会的でシャープなアレンジのブルースと言うべきでしょうか。 |
Monterey Jazz Festival: Forty Legendary Years(Malpaso/Warner Bros) - Recorded September 16, 1995. (October 1958 - September 1996) (Disc 3の6曲目のパーソネル)Bob Berg(Ts), Chick Corea(P), John Patitucci(B), Gary Novak(Ds) - (Disc 1) 1. Star Spangled Banner 2. For All We Know 3. Fine And Mellow 4. Blueport 5. Blue Daniel 6. Straight No Chaser 7. Chalsea Bridge 8. Don't Let It Happen Here 9. Younger Than Spring 10. I Wish I Knew 11. Manteca (Disc 2) 1. Round Midnight 2. Up With The Lark 3. Tribute To Ralph Gleason 4. I Needs To Be Bee'd With 5. Goin' To Chicago 6. Along Came Betty 7. Fried Bananas 8. What Are You Doing The Rest Of Your Life? 9. Little Sunflower (Disc 3) 1. Thnk Of One 2. If You Could See Me Now 3. My Shining Hour 4. I've Got The World On A String 5. Keep Hold Of Yourself 6. I Loves You, Porgy 7. Home Fries 8. Canralope Island 1958年から1996年までのこのライヴの集大成で、全曲未発表。有名人がずらりと並んでいますが、おさえておきたかったのは、1曲だけのビル・エヴァンスの演奏です。でも、おまけで他のミュージシャンもゾロゾロ。それぞれ1曲ずつですが、けっこう楽しめます。 |
| Number Two Express/Christian McBride(B)(Verve) - Recorded November 12,
16-17, 1995. Kenny Garrett(As), Gary Burtz(As), Steve Nelson(Vib), Chick Corea(P), Keny
Barron(P), Jack DeJohnette(Ds), Mino Cineru(Per) - 1. Whirling Dervish 2. Youthful Bliss
3. Tones For Joan's Bones 4. Egad 5. Miyako 6. Divergence 7. Jayne 8. A Morning Story 9.
Grove 10. Little Sunflower 1、3、6曲目に参加。半数以上がクリスチャン・マクブライドのオリジナルで、これがけっこういいです。メロディーが印象に残ります。参加メンバーも超一流ミュージシャンばかりで、今のジャズを聴きたい方にはおすすめ盤です。ヴァーヴが力を入れるとすごいアルバムになってしまいます。 |
| Jazz To The World(Blue Note) - Released 1995. (14曲目のパーソネル)Chick
Corea(P) - 1. Winter Wonderland 2. Baby, It's Cold Outside 3. It Came Upon A Midnight
Clear 4. Have Yourself A Merry Little Christmas 5. O Tannenbaum 6. Let It Snow! Let It
Snow! Let It Snow! 7. The Christmas Waltz 8. The Little Drummer Boy 9. I'll Be Home For
Christmas 10. O Come O Come Emmanuel 11. Christmas Blues 12. Angels We Have Heard On High
13. The Christmas Song 14. What Child Is This? 15. Winter Wonderland 16. Il Est Ne, Le
Divin Enfant ’95年に発売されたオムニバスのクリスマス・アルバム。参加ミュージシャンは、ハーブ・アルバート、ダイアン・リーヴス、フォープレイ、ダイアナ・クラール、スタンリー・クラーク、ジョージ・デューク、マイケル・フランクス、ブレッカー・ブラザース、カサンドラ・ウィルソン、ハービー・ハンコック、ジョン・マクラフリン、ホリー・コール、ステップス・アヘッド、アニタ・ベイカー、チック・コリア、ドクター・ジョンなど、非常に豪華です。 チック・コリアは14曲目にソロ・ピアノで参加しています。曲名は違いますが原曲は「グリーン・スリーヴス」だそうです。クリスマス・アルバムらしく、なかなか厳かな演奏を聴かせてくれ ています。このCDは曲ごとに一流ミュージシャンが一流の演奏を聴かせてくれるので、お買い得アルバムです。 |
| Big Band/Joe Henderson(Ts)(Verve) - Recorded March 16, 1992 and June 24-26, 1996.
Jon Faddis(Tp), Freddie Hubbard(Tp), Nicholas Payton(Tp), Lew Soloff(Tp), Chick Corea(P),
Ronnie Mathews(P), Christian McBride(B), Joe Chambers(Ds), Al Foster(Ds), Lewis Nash(Ds), Don Sickler(Cond),
Bob Porcelli(As), Pete Yellin(As), Rich Perry(Ts), Craig Handy(Ts), Joe Temperley(Bs),
Marcus Belgrave(Tp), Virgil Jones(Tp), Idrees Sulieman(Tp), Jimmy Owens(Tp), Robin
Eubanks(Tb), Kiane Zawadi(Tb), Jimmy Knepper(Tb), Douglas Purviance(Btb), Bob
Belden(Cond), Dick Oatts(As), Steve Wilson(As), Tim Ries(Ts), Charlie Pillow(Ts), Gary
Smulyan(Bs), Byron Stripling(Tp), Tony Kadleck(Tp), Michael Phillip Mossman(Cond, Tp), Ray
Vega(Tp), Canrad Herwig(Tb), Keith O'Quinn(Tb), Larry Ferrell(Tb), Dave Taylor(Btb), Slide
Hampton(Cond), Earl Gardner(Tp), Helio Alves(P), Nilson Matta(B), Paulo Braga(Ds) -
1. Without A Song 2. Isotope 3. Inner Urge 4. Black Narcissus 5. A Shade Of Jade 6. Step
Lightly 7. Serenity 8. Chelcea Bridge 9. Recordame ジョー・ヘンダーソンは1、8曲目以外を作曲。再演曲多し。ロビン・ユーバンクスは1、5、8曲目に参加。チック・コリア(P)(2−4、6−7曲目に参加)等有名人も多く参加。メンバーもアレンジも音も豪華なアルバム。明るいスタンダードで小気味良いアレンジの1曲目、ややアップテンポで、モンク的なピアノの奏法も一部見せる2曲目、出だしのやや複雑で内省的なアレンジが冴える3曲目、やや抑え気味の演奏が渋さを増している4曲目、華やかなホーン・アレンジがアップテンポの曲に色付けする5曲目、ちょっとあっさりしつつ起伏のあるミディアムの6曲目、ややアップテンポで途中に複雑系のホーンが混ざる7曲目、しっとりと渋いサウンドで進むバラードの8曲目、カラフルなアレンジとややアップのボッサの対比の9曲目。 |
| The Mozart Sessions/Bobby McFerrin(Vo) & Chick Corea(P)(Sony
Classical) - Recorded February 5-7 and May 21, 1996. The Saint Paul Chamber Orchestra -
Wolfgang Amadeus Mozart 1-3. Concerto For Piano And Orchestra No. 23 In A
Major, K.488 4-6. Concerto For Piano And Orchestra No. 20 In D Minor, K.466 7. "Song
For Amadeus" 8. A Cappella: Take 63 邦題「プレイ・アマデウス」。クラシックとして出ていますし、聴けばボビー・マクファーリンのヴォイス以外は普通のクラシックなのですが、アドリブも入っているようです。クラシック側の方が聴けば、違いが分かるのだろうけれども。うーん、なるほどと思うけれども、あまり聴き返す気には...。 |
| Village/Wallace Roney(Tp)(Warner Bros.) - Recorded December 3-5, 1996.
Lenny White(Ds), Clarence Seay(B), Geri Allen(P), Antoine Roney(Ts), Chick Corea(P),
Michael Brecker(Ts), Pharoah Sanders(Ts), Rovert "Baabe" Irving 3rd(Synth),
Steve Berrios(Per) - 1. Affinity 2. Inner Urge 3. I Love You 4. The Pharoah 5. Aknaaba 6.
Village 7. Eternal One 8. Ebo 9. Oshirike ストレートアヘッドなジャズアルバムでリズムがややアフリカ寄りか。ある時期のマイルス・バンドのようなリズムの曲も。それにしても豪華なゲストミュージシャン。ピアノは1−4曲目がチック・コリアで5−9曲目がジェリ・アレン。マイケル・ブレッカーは2、3曲目に参加。半分弱が彼のオリジナル曲。 |
| Like Minds/Gary Burton(Vib)/Chick Corea(P)/Pat Metheny(G)/Roy Haynes(Ds)/Dave Holland(B)(Concord) - Recorded December 15-17, 1997. - 1. Questions And
Answer 2. Elucidation 3. Windows 4. Futures 5. Like Minds 6. Country Roads 7. Tears Of
Rain 8. Soon 9. For A Thousand Years 10. Straight Up And Down 何ともスゴいメンバーでの録音。曲はパット・メセニーが4曲(1−2、7、9曲目)、チック・コリアが3曲(3−4、10曲目)、ゲイリー・バートンが2曲(5−6曲目)で、スタンダードが1曲。再演の曲もあって、演奏はジャズか。ヴァイブラホンで曲調がややクールに。8分の6拍子の哀愁を帯びたメロディアスな1曲目、明るめのアップテンポが心地よい2曲目、淡い哀愁のメロディで8分の6拍子の3曲目、しっとり感が漂うバラードの4曲目、ファンク的なビートでちょっと綾織り系メロディのタイトル曲の5曲目、ちょっとゆったりあっさりという感じの6曲目、都会の静かな夜をあらわすような7曲目、明るくて一番ジャズという感じで演奏される8曲目、優しい8分の6拍子がメロディアスな9曲目、アップテンポでメカニカルさが印象的な10曲目。 |
| Gershwin's World/Herbie Hancock(P)(Verve) - Recorded April and June 1998.
Madou Dembelle(Per), Massamba Diop(Per), Cyro Baptista(Per), Bireyma Guiye(Per), Cheik
Mbaye(Per), Eddie Henderson(Tp), Kenny Garrett(As), Ira Coleman(B), Terri Lyne
Carrington(Ds), Joni Mitchell(Vo), Wayne Shorter(Ts), James Carter(Ss), Marion Graves(G,
Per), Robert Sadin(Per), Stevie Wonder(Vo, Harmonica), Alex Al(B), Chick Corea(P), Bakithi
Kumalo(B, G), Kathleen Battle(Vo), Charles Curtis(Cello), Ron Carter(B), Orpheus
Cahmber Orchestra - 1. Overture (Fascinating Rhythm) 2. It Ain't Necessarily
So 3. The Man I Love 4. Here Come De Honey Man 5. St. Louis Blues 6. Lullaby
7. Blueberry Rhyme 8. It Ain't Necessarily So (Interlude) 9. Cotton Tail 10.
Summertime 11. My Man's Gone Now 12. Prelude In C# Minor 13. Concerto For
Piano And Orchestra In G, 2nd Movement 14. Embraceable You 15. Someone To
Watch Over Me 15曲中11曲がガーシュインナンバーですが、アルバムはアフリカンリズムあり、オーケストラあり、ストレートアヘッドなものあり、ピアノ・デュオあり、ファンクあり、その他、様々な要素が曲ごとに詰め込まれています。ゲストも豪華。うーん何回聴いてもいい。反面、いろいろな要素がありすぎて、通して聴くと曲ごとに流れが変わってしまうという点もちょっと気に...。チック・コリアは7曲目に参加でピアノデュオの演奏。 |
| Universal Syncopations/Miroslav Vitous(B)(ECM) - Recorded
March 2000 - March 2003. Jan Garbarek(Ss, Ts), Chick Corea(P), John
McLaughlin(G), Jack DeJohnette(Ds), Wayne Bergeron(Tp), Valerie Ponomarev(Tp,
Flh), Isaac Smith(Tb) - 1. Bamboo Forest 2. Univoyage 3. Temp Blues 4. Faith
Run 5. Sun Flower 6. Miro Bop 7. Beethoven 8. Medium 9. Brazil Waves 全曲ミロスラフ・ヴィトウスの作曲か共作(7−9曲目)。とにかくスゴいメンバーです。2−4曲目にはブラスセクションが入りますが、他の曲もコアのメンバーがクインテット編成とは限らなくて、あまりテクニックにこだわるわけ(時折り見せますが)でもなく、それでいて印象を残してくれる演奏。10分を超える2曲目は全員が揃っていますが、ECMにしては元気な、余裕のあるECM流のジャズ(4ビートではない)を見せつけています。やはり温度感は低め。3曲目はサックスとのトリオ+ブラスで珍しくブルース。ペースが速くスリリングにせまる4曲目、自由な展開ながらもECM流ジャズスピリットあふれる5−6曲目。サックスとベースの掛け合いが印象的なトリオでの7、9曲目。ドラムスとのデュオでのインプロヴィゼーションの8曲目。(03年10月1日発売) |
| With All My Heart/Harvey Mason(Ds) Trios(Videoarts) -
Recorded April 10-18, June and July, 2003. Kenny Baron(P), Chick Corea(P),
Fred Hersch(P), Monty Alexander(P), Bob James(P), Cedar Walton(P), Brad
Mehldau(P), Mulgrew Miller(P), Dave Grusin(P), Herbie Hancock(P), Hank
Jones(P), John Beasley(P), Ron Carter(B), Dave Carpenter(B), Eddie Gomez(B),
Charnet Moffett(B), Charlie Haden(B), Larry Grenadier(B), Mike Valerio(B),
George Mraz(B) - 1. Bernie's Tune 2. If I Should Lose You 3. So Near, So Far
4. Swamp Fire 5. Smoke Gets In Your Eyes 6. Hindsight 7. Dindi 8. Without A
Song 9. One Morning In May 10. Speak Like A Child 11. Tess 12. P's & Q's ピアニストが非常に豪華な顔ぶれで、しかも1曲ごとにかわります。例えばチック・コリア(2曲目)、ボブ・ジェームス(5曲目)、ブラッド・メルドー(7曲目)、ハービー・ハンコック(10曲目)。ベーシストもピアニストの個性に合わせて、これまた豪華な面々。最多の4曲に参加しているロン・カーター(B)、エディ・ゴメス(B)(3曲目)、チャーリー・ヘイデン(5曲目)など。他のミュージシャンのどの曲も、聴きやすく、それぞれのミュージシャンらしく個性的。意外に一番トンガっていたのは、もう大御所になっているハービー・ハンコックの「スピーク・ライク・ア・チャイルド」だったりします。内容は言わずもがなで、フュージョンの印象が強いハーヴィー・メイソンがちゃんとジャズしているのかスゴいところ。まずは聴け、と言うべきか。(03年11月26日発売) |
| Changing Partners/Hervey Mason(Ds) Trios(Videoarts) -
Released 2006. Chick Corea(P), Joey Calderazzo(P), Dave Grusin(P), Makoto
Ozone(P), Eric Scott Reed(P), Gonzalo Rubalcaba(P), Jacky Terrasson(P),
Stanley Clarke(B), Dave Carpenter(B), James Genus(B), Orlando Leflemming(B),
Darek Oles(B), Buster Williams(B) - 1. All Of You 2. Change Partners 3. That
Night 4. Mean Old Man 5. You Don't Know What Love Is 6. There Will Never Be
Another You 7. Waltz For Dave 8. Sweet And Lovely 9. Prelude To A Kiss 10.
Bebop Betty ハーヴィー・メイソン作はラストのみで、他はスタンダードか、メンバーでのジャズメン・オリジナル。1作目よりは小ぶりですが、それでも豪華なメンバーをとっかえひっかえ演奏する2作目。問答無用のなかなかいい演奏。カッチリとして、なおかつ味わい深いジャズのピアノの1、6曲目、独特のメロディ感覚とその崩し方が特徴的な2、5曲目、メンバーのダレク・オレス作の切ない世界のバラードが印象深い3曲目、ストライド・ピアノの出だしで、本題にに入るとややおっとりしたピアノが印象的な4曲目。ビートの上をフレーズが滑っていくような自由度の高い8曲目、バラードもテンポの良い曲も都会的な9−10曲目。チック・コリアは7曲目に参加で、自作曲のワルツを静かな出だしから徐々に盛り上がって演奏しています。(06年2月22日発売) |
| Consequence Of Chaos/Al Di Meola(G, Key Per, etc)(Telarc) -
Recorded 2006. Chick Corea(P), Steve Gadd(Ds), Barry Miles(P, Key, Marimba),
John Patitucci(B), Ernie Adams(Ds, Per), Gumbi Ortiz(Congas, Per), Mario
Parmisano(P, Key), Victor Miranda(B), Kornel Horvath(Udo, Gato Ds, Shaker) -
1. Sam Marco (Moderna) 2. Turquoise 3. Odyssey 4. Tao 5. Azucar 6. Sanctuary
7. Hypnose 8. Red Moon 9. Cry For You 10. Just Three Words 11. Tempest 12.
Storm Off-Shore 13. Black Pearls 14. Africana Suite 15. San Marco (Veccio) 全曲アル・ディメオラ作曲。エレキもアコースティックもギターが自然にハマッている印象で、スーパー・ギター度は高し。ただ、1曲目は打ち込みに近いミキシング。2曲目以降、アコースティック色の強い曲とエレクトリックの曲が適度に配列されていて、3、6、10、12曲目の小品は一人多重録音。どの曲も良く唄っていますが、好みはトンガリながらも円熟してきたアコースティックか。7、13−14曲目のようにパーカッションが効いている曲も。特に14曲目はパーカッションとのデュオ。ラテン色の強い、コリアのソロが強烈な8曲目、コリアとのデュオで勝負しているしっとり加減がいい9曲目、彼流の複雑なラテン・ファンクとも言える11曲目。チック・コリアは8−9曲目に、ジョン・パティトゥッチは1−2、5、13、15曲目に参加。(06年9月20日発売) |
| Miles From India(Times Square Records) - Recorded November
2006 - July 2007. Gino Banks(Ds), Louiz Banks(P), Rakesh Chaurasia(Fl),
Selva Ganesh(Kanjira, Voice Per), Adam Holzman(Key), Dave Liebman(Indian Fl,
Fl, Ts), Shankar Mahadevan(Vo), Rudresh Mahanthappa(As), Sridhar
Parthasarthy(Mridangam, Voice Per), Taufiq Quresh(Djembe, Per), Benny
Rietveld(B), Wallace Roney(Tp), Mike Stern(G), Lenny White(Ds), Gary
Bartz(As, Ss), Ron Carter(B), Ravi Chary(Sitar), Jimmy Cobb(Ds), Vikku
Vinayakuram(Ghatam), Pete Cosey(G), Michael Henderson(B), Kala Ramnath(Vln),
A. Sivamani(Per), Rovert Irving 3rd(Key), Pandit Brij Narain(Sarod), Ndugu
Chancler(Ds), Ranjit Parot(Ds), Vince Wilburn, Jr(Ds), Chick Corea(P),
Dilshad Khan(Sarangi), Marcus Miller(Bcl), Badal Roy(Tabla), Sikkil
Gurucharan(Vo), John McLaughlin(G), U. Shrinivas(Mandorin) - 1. Spanish Key
2. All Blues 3. Ife(Fast) 4. In A Silent Way 5. It's About That Time 6. Jean
Pierre 7. So What 8. Miles Runs The Voodoo Town 9. Blue In Green 10. Great
Expectations 11. Ife(Slow) 12. Miles From India ボブ・ベルデンのプロデュースで、マイルス・デイヴスゆかりの曲を演奏しています。当時のメンバーだった人たちと、インド勢によって、インド風味もつけた割とハードなジャズやファンクに仕上がっている2枚組CD。12曲目のタイトル曲のみジョン・マクラフリンの作曲とプロデュース。曲によってメンバーが異なりますが、例えばチック・コリアは7曲目に、デイヴ・リーブマンは1、3、11曲目に、マイク・スターンは1、6、9曲目に参加。曲を取り上げている時代はことなりますが、インド色が濃かったり薄くて適度な折衷ファンクになっていたりと、さまざまです。本物より曲によってインドへの傾倒が大きめなのがウリ。でも、けっこう深くてノリも良く、面白い。2曲目「オール・ブルース」は8分の5拍子、7曲目「ソー・ホワット」は8分の9拍子。(08年4月9日発売) |
| The Enchantment/Chick Corea(P) and Bela Fleck(Banjo) -
Recorded December 2006. - 1. Senorita 2. Spectacle 3. Joban Dna Nopia 4.
Mountain 5. Children's Song #6 6. A Strange Romance 7. Menagerie
8. Waltse For Abby 9. Brazil 10. The Enchantment 11. Sunset Road
Bonus Track: 12. Skit チック・コリア作が5曲、ベラ・フレック作が6曲、ラテンの名曲が1曲(9曲目)。日本盤にはボーナストラックが1曲(12曲目)。カチッとしていて、フレーズもメロディアスで速く、バンジョーの通常の奏法の概念を超えた弾き方。1曲目は適度にスパニッシュな味付けの曲に合わせて、ペキペキとバンジョーを弾いていっていて、譜面化されている部分も多いのでは。どの曲もバンジョーにとって難曲か。音符が詰まっているので、楽器から来る空白感というのは薄いです。2人のコラボレーションも見事で、クリアな超絶フレーズを見せつけています。曲によって変化に富んでいますが、それでも2人の演奏に聴きほれてしまう、という感じが強いです。カッチリした組み合わせなので、ちょっと変わったクラシックを聴いている雰囲気もあり。(07年6月13日発売) |
| Migration/Antonio Sanchez(Ds)(CAM Jazz) - Recorded January
10-11 and 21, 2007. Chris Potter(Ts, Ss), David Sanchez(Ts), Scott Colley(B),
Guest: Pat Metheny(G on 3, 9), Chick Corea(P on 1, 8) - 1. One For Antonio
2. Did You Get It? 3. Arena (Sand) 4. Challenge Within 5. Ballade 6. Greedy
Silence 7. Inner Urge 8. The Hummingbird 9. Solar アントニオ・サンチェス作は4曲(2、4ー6曲目)。基本は2テナーのフロントで、その他に曲によりゲスト参加。自由に飛翔する演奏。チック・コリア作の変拍子で複雑なメカニカルな曲をピアノトリオで自由に演奏する1曲目、途中からアップテンポになりでウネウネとサックスから速いフレーズが飛び出す2曲目、パット・メセニー作のゆったりと湿った哀愁を含む空気から盛り上がっていく3曲目、8分の9拍子基調でドラムスの自己主張の強い4曲目、温度感が低く、静かに語りかけるバラードの5曲目、やはり変拍子系で緩急自在、キメと自由が交錯する6曲目、ジョー・ヘンダーソン作がまるでオリジナルに聴こえる7曲目、チック・コリア作のスパニッシュな雰囲気のトリオ作の8曲目、ギターとドラムスのデュオが炸裂している9曲目。(07年9月5日発売) |
| The New Cristal Silence/Chick Corea(P) & Gary Burton(Vib)(Concord)(輸入盤)
- Recorded May 10 & 12, July 13and 17, 2007. Sydney Symphony - (CD1)1.
Duende 2. Love Castle 3. Brasilia 4. Crystal Silence 5. La Fiesta (CD2)1.
Bud Powell 2. Waltz For Debby 3. Alegria 4. No Mystery 5. Senor Mouse 6.
Sweet And Lovely 7. I Love You Porgy 8. La Fiesta (08/03/16)CD1枚目がオーケストラとの共演のライヴで、2枚目がデュオでのライヴ。オーケストラアレンジはティム・ガーランド。再演曲も多く、「La Fiesta」は1−2枚目両方に入っていて、比べるのも楽しい。1枚目の方はクラシックっぽくって自由なフレーズが多い感じ。全13曲中、3曲(CD2の2、6−7曲目)を除きチック・コリアの作曲。過去に何回か2人の録音がありますが、久しぶりのデュオで、円熟の境地に入っていて、しかも相変わらず「クリスタル・サイレンス」のタイトルに似合うサウンドです。熱さは少ないですが、このコラボレーションは見事。この2人はまるでクラシックのようなオーケストラの重厚なアレンジとも合うし、2人だけの演奏もぴったり合うので、素晴らしい。2枚目の方がジャジーで温かみがある気がします。 |
| Duet/Chick Corea(P) & Hiromi Uehara(P)(Stretch) - September
24-26, 2007. - [Disc 1] 1. Very Early 2. How Insensitive 3. Deja Vu 4. Fool
On The Hill 5. Humpty Dumpty 6. Bolivar Blues [Disc 2] 7.
Windows 8. Old Castle, By The River, In The Middle Of Forest 9. Summertime
10. Place To Be 11. Do Mo (Children's Song #12) 12. Concierto De Aranjuez/Spain
[DVD] 1. Fool On The Hill 2. Concierto De Aranjuez/Spain 2CDと2曲入りDVD。CDの全12曲中、チック・コリア作が4曲(5、7、11−12曲目)、上原ひろみ作が3曲(3、8、10曲目)で、他はジャズメン・オリジナル(ビル・エヴァンスの1曲目、セロニアス・モンクの6曲目)やガーシュイン(9曲目)、ジョビン(2曲目)、ビートルズ(3曲目)など。2人ともカチッとしたピアノをこれでもかと弾いていくので、あまり大仰な感じはないし、一体感が非常にあります。それでいてかなりスゴいことをやっていると思います。楽曲をインプロヴィゼーションを駆使して(楽譜ではないだろうと思います)、これほどまでにまとまりのあるピアノ・デュオを全編通して聴けるのは非常に珍しいです。知っている曲はメロディも2人のピアノも両方楽しめるし、彼らのオリジナルにも新しい息吹が吹き込まれているような感じ。(08年1月30日発売) |
(他の主な参加CD)ザ・シング・トゥ・ドゥ/ブルー・ミッチェル(Tp)’64年(Blue Note)、ダウン・ウィズ・イット/ブルー・ミッチェル(Tp)’65年(Blue Note)、ソウル・バースト/カル・ジェイダー(Vib)’66年(Verve)、 プレイズ・バート・バカラック/スタン・ゲッツ(Ts)’66−68年(Verve)、スイート・レイン/スタン・ゲッツ(Ts)’67年(Verve)、ジャズ・フォー・ア・サンデイ・アフタヌーン Vol.1(Vol.2) ’67年(Solid State)、ワイルド・シングス/アルマンド・ペラサ(Per)’68年(Skye)、
ライブ・アット・ザ・フィルモア・イースト〜イッツ・アバウト・ザット・タイム/マイルス・デイビス(Tp)’70年(Colombia/Sony)、ザ・コンプリート・ブラクストン/アンソニー・ブラクストン(As、Ss、Cl、Bcl)’71年(Freedom)、アウトバック/ジョー・ファレル(Ts)’71年(CTI)、スペイセス/ラリー・コリエル(G)’70年代初頭(CTI)、フリー/アイアート・モレイラ(Per)’72年(CTI)、コラージュ/ジョー・ファレル(Ts、Ss、Fl、Oboe)’70年(CTI)、ポートレイト/スタン・ゲッツ(Ts)’72年(Ninety-One)、ジャーニー・トゥ・ラブ/スタンリー・クラーク(B)’75年(Epic)、スカイロケット/アル・ビズッティ(Tp、Flh)’78年(Head First)、エレクトリック・ギタリスト/ジョン・マクラフリン(G)’78年(Sony)、ジャスト・ファミリー/ディー・ディー・ブリッジウォーター(Vo)’78年(Elektra)、タッチ/バニー・ブルネル(B)’79年(NEC Avenue)、スケート・ボード・パーク/ジョー・ファレル(Ts)’79年(Break Time/Xanadu)、
ウイザード・アイランド/ジェフ・ローバー・フュージョン ’80年(RCA)、アイバンホー/バニー・ブルネル(B)’82年(NEC Avenue)、プレイズ・ザ・ミュージック・オブ・チック・コリア/アンディ・ラバーン(P)’86年(Delta)、GRPスーパーライブ! ’87年(GRP)、ボイセス・オブ・ザ・ハート/エリック・マリエンサル(As)’87−88年(GRP)、ラウンド・トリップ/エリック・マリエンサル(As、Ss)’89年(GRP)、サンザー・フロム・ダウン・アンダー/フランク・ギャンバレ(G)’89年(JVC)、ストラック・バイ・ライトニング/アイアート・モレイラ(Per)’89年(Venture)、
クロスローズ/エリック・マリエンサル(As)’90年(GRP)、シルヤブ/パコ・デ・ルシア(G)’90年(Philips)、マスター・プラン/デイヴ・ウェックル(Ds)’90年(GRP)、ガーシュイン・コネクション/デイブ・グルーシン(Key)’91年(GRP)、フライト・トゥ・フリーダム/アルトゥーロ・サンドバル(Tp)’91年(GRP)、デディケーション/バニー・ブルネル(B)’92年(NEC Avenue)、ミスティック・マイル/ロベン・フォード(G)&ザ・ブルー・ライン ’93年(Stretch)、エンター・ザ・スピリット/ボブ・バーグ(Ts)’93年(Strectch)、枯葉/セルジオ・サルバトーレ(P)’94年(GRP)、ビニー・カリウタ(Ds)’94年(Stretch)、プレゼント・テンス/レニー・ホワイト(Dr)’95年(Hip Bop)、GRPライブ・アット・ザ・ノースシー・ジャズ・フェスティバル ’95年(GRP)、ジャズ・デート/カティア・ラベック(P)’96年(Dreyfus)、ハイ・バイアス/ナイアシン ’98年(Video Arts Music)、アダマ/アビシャイ・コーエン(B)’98年(Stretch)、
メイド・バイ・ウォーキング/ティム・ガーランド(Ts、Ss、Bcl)’00年(Stretch)、ビヨンド・ワーズ/ボビー・マクファーリン(Vo)’01年(Blue Note)、ラテン・スピリッツ/ポンチョ・サンチェス(Per、Vo)’01年(Concord)、トレジャー/小曽根真(P)’02年(Verve)、 トリビュート・トゥ・ハンク・ジョーンズ/ジェフ・キーザー(P)’02年(Telarc)、 ピアノ、ピアノ/アンヌ・デュクロ(Vo)’04年(Dreyfus)、ガット・ユー・カバード/エリック・マリエンサル(Sax)’05年(Peak/Concord)、
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